JP2991755B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2991755B2 JP2247727A JP24772790A JP2991755B2 JP 2991755 B2 JP2991755 B2 JP 2991755B2 JP 2247727 A JP2247727 A JP 2247727A JP 24772790 A JP24772790 A JP 24772790A JP 2991755 B2 JP2991755 B2 JP 2991755B2
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茂 須本
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、別販部品の配線のための構造を予め備えた
空気調和機に関するものである。
従来の技術 近年空調機は省スペースを目的としたり、室内インテ
リアとしてのデザインを重視するため、スリム化(細身
の形)が進んでいる。一方、その半面では、別販部品と
して空気の湿度を適度に保つための加湿器や、複数台の
空調機を同時に制御するためのコントロールボックス等
が後付けされることが多い。しかしながら、空調機内で
自由に配線を引きまわすスペースは少なく、空調機内で
は同温度のエリア間でのみ隔壁を貫通して配線する程度
であった。
以下第7図,第8図を参照しながら、上述した従来の
空調機の一例について説明する。
第7図,第8図においては、1は空調機本体(以下本
体とよぶ)である。2は本体1の前面に設けた吹出グリ
ルで、3はコントロールパネルで、4は吸込グリルであ
り、それぞれ前記本体1に取り付けられている。前記コ
ントロールパネル3と吸込グリル4を取りはずすと、中
にはコントロールボックス5,リモコン6,熱交換器7、冷
房時に熱交換器に結露した水滴を受ける露受皿8,配電ボ
ックス9等がそれぞれ本体1に取り付けられている。10
は冷媒配管で、室外機(図示せず)とつながっている。
11は電気配線で、電源線と内外結線(室外機とつながっ
ている)を含む。12は制御用配線で、配電ボックス9と
リモコン6とをつないでおり、本体1の外壁内面に設け
た断熱壁内に埋設されている。また、制御用配線12はコ
ントロールボックス5とリモコン6も結線している。13
は集中制御用のコントロールボックスであり、配線14に
より他の空調機(図示せず)とつながっている。そし
て、この配線14は本体1の側壁に穴1aを明けて通してい
る。集中制御用コントロールボックス13はコントロール
ボックス5と結線されている。なお、集中制御用コント
ロールボックス13は別販部品であり、工場出荷時には取
り付けられず、ユーザーの要望により後に現地にて取り
付けられるものである。
以上のように構成された空調機について動作を説明す
る。リモコン6を操作するとコントロールボックス5内
のマイコン制御により、ファン(図示せず)が回転し、
吸込グリル4から矢印A方向に空気が吸込まれ、熱交換
器7により熱交換され温風または冷風となって、吹出グ
リル2より矢印B方向へ吹出される。また複数台の空調
機を同時に制御する時には、集中制御盤(図示せず)を
制御することにより、各空調機に取り付けた集中制御用
コントロールボックス13を介してコントロールボックス
5に直接働きかけることができる。
発明が解決しようとする課題 上記の構成で、別販部品として工場出荷後に現地で取
り付ける集中制御用コントロールボックス13への配線14
の引き回し方法に関して、本体1が天井裏等に隠れる天
井埋込形空調機等では問題はないが、前記の例のように
本体1がユーザーの目にとまるような床置形空調機等で
は、本体側面の高い位置からの、本体1への穴あけと配
線14は非常に見栄えが悪い。かと言って配電ボックス9
から本体1内を通して上方にある集中制御用コントロー
ルボックス13へ配線することも、近年スリム化が進む細
身の本体1では配線するためのスペース的な余裕がなく
極めて困難であるという欠点を有していた。
本発明は従来の課題を解決するもので、現地で後付け
する別販部品への配線を、空調機本体の外壁をはわせる
ことなく本体内部で可能な空調機を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の空気調和機は、外
壁と前記外壁の内側に設けられた断熱材とからなる断熱
壁で構成された空調機本体と、前記断熱壁の前記断熱材
が露出するように前記空調機本体内を区画して形成され
た配電ボックスを配置する部屋と、前記断熱壁の前記断
熱材が露出するように且つ前記配電ボックスを配置する
部屋に隣接しないように前記空調機本体内を区画して形
成されたユーザーの要望により現地で後付けする別販部
品を配置するための部屋とを有する空気調和機におい
て、前記別販部品の配線を挿入可能なチューブを、一端
が前記配電ボックスを配置する部屋に露出するとともに
他端が前記別販部品を配置するための部屋に露出するよ
うに、且つ前記外壁を貫通しないように前記断熱壁内に
予め埋設したのである。
作用 この構成によって、予め埋設されたチューブを断熱壁
内のトンネルとして利用し、チューブ内にコードを通す
ことにより、後付けの部品でも容易にほ体の回路に配線
することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、第1図〜第6図を参
照しながら説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付し詳細な説明
を省略するとともに異なる部粉を中心に説明する。15は
チューブ、16は断熱壁、16aは断熱材、17は配線であ
る。空調機本体1は、外壁1bと外壁1bの内側に設けられ
た断熱材16aとからなる断熱壁16で構成される。配電ボ
ックス9を配置する部屋は断熱壁16の断熱材16aが露出
するように空調機本体1内を区画して形成されている。
コントロールボックス5とユーザーの要望により現地で
後付けする別販部品である集中制御用コントロールボッ
クス13を配置するための部屋は、断熱壁16の断熱材16a
が露出するように且つ配電ボックス9を配置する部屋に
隣接しないように空調機本体1内を区画して形成されて
いる。チューブ15は集中制御用コントロールボックス13
の配線17をチューブ15内に挿入可能なチューブで両端が
シールされており、チューブ15の下端が配電ボックス9
を配置する部屋に露出するとともに上端が集中制御用コ
ントロールボックス13を配置するための部屋に露出する
ように、且つ外壁1bを貫通しないように断熱壁16内に予
め埋設している。
以上のように構成された空調機について、以下その動
作を説明する。断熱壁16内に予め埋設されたチューブ15
の両端のシール部を切断し、その中に配線17を貫通させ
る。この際、チューブ15には内面が滑らかな材質を使用
しておくといっそう配線17は貫通が容易となる。次に配
線17にて後付けの集中制御用コントロールボックス13と
配電ボックス9間を結線することにより、空調機の外壁
に新たな配線をはわせることなく、別販部品への配線を
行うことができる。
発明の効果 以上のように本発明は、外壁と前記外壁の内側に設け
られた断熱材とからなる断熱壁で構成された空調機本体
と、前記断熱壁の前記断熱材が露出するように前記空調
機本体内を区間して形成された配電ボックスを配置する
部屋と、前記断熱壁の前記断熱材が露出するように且つ
前記配電ボックスを配置する部屋に隣接しないように前
記空調機本体内を区画して形成されたユーザーの要望に
より現地で後付けする別販部品を配置するための部屋と
を有する空気調和機において、前記別販部品の配線を挿
入可能なチューブを、一端が前記配電ボックスを配置す
る部屋に露出するとともに他端が前記別販部品を配置す
るための部屋に露出するように、且つ前記外壁を貫通し
ないように前記断熱壁内に予め埋設したので、配電ボッ
クスから現地で後付けする別販部品への配線を空調機本
体の外壁をはわせることなく見栄え良く空調機本体内部
で配線することができる。また、配電ボックスから現地
で後付けする別販部品へ配線するときは、チューブの一
端から配線をチューブ内に押し込むだけで、チューブの
他端から配線が出てくるため、配電ボックスから現地で
後付けする別販部品への配線を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空調機の前側の板等
をはずした外観を示す斜視図、第2図は同集中制御用コ
ントロールボックスをはずした時の斜視図、第3図は同
第2図部分の拡大斜視図、第4図は同第2図のD−D線
の断面図、第5図は同後付け配線の様子を示す拡大斜視
図、第6図は同空調機の斜視図、第7図は後付け配線完
成後の従来の空調機の外観を示す斜視図、第8図は同内
装を示す斜視図である。 1……空調機本体、15……チューブ、16……断熱壁、17
……配線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外壁と前記外壁の内側に設けられた断熱材
    とからなる断熱壁で構成された空調機本体と、 前記断熱壁の前記断熱材が露出するように前記空調機本
    体内を区画して形成された配電ボックスを配置する部屋
    と、 前記断熱壁の前記断熱材が露出するように且つ前記配電
    ボックスを配置する部屋に隣接しないように前記空調機
    本体内を区画して形成されたユーザーの要望により現地
    で後付けする別販部品を配置するための部屋とを有する
    空気調和機において、 前記別販部品の配線を挿入可能なチューブを、一端が前
    記配電ボックスを配置する部屋に露出するとともに他端
    が前記別販部品を配置するための部屋に露出するよう
    に、且つ前記外壁を貫通しないように前記断熱壁内に予
    め埋設した空気調和機。
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