JPH06265204A - ダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法 - Google Patents

ダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法

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Publication number
JPH06265204A
JPH06265204A JP5195993A JP5195993A JPH06265204A JP H06265204 A JPH06265204 A JP H06265204A JP 5195993 A JP5195993 A JP 5195993A JP 5195993 A JP5195993 A JP 5195993A JP H06265204 A JPH06265204 A JP H06265204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
blowing
duct
blowing chamber
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5195993A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
重夫 田中
Yoshihiro Muneta
佳宏 棟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP5195993A priority Critical patent/JPH06265204A/ja
Publication of JPH06265204A publication Critical patent/JPH06265204A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 快適性と施工性を高める吹出チャンバーの施
工法を得たい。 【構成】 吹出チャンバー20を偏平なL型に形成し、
この吹出チャンバー20を間仕切壁25の下部内に床2
8側から組み込んで吹出口23を壁25の下部に位置さ
せ、水平部22のダクト接続口24に送風ダクト30を
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダクトを利用して各部
屋内に冷温風又は換気を送風することにより冷暖房を行
うダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト式空調システム用室内チャ
ンバーの施工法としては、図8に示すように、床1に吹
出口3を形成し、接続口11に送風ダクト10を接続し
た吹出チャンバー2を床1の下に配置して床から吹き上
げるように構成した床上吹き方式、及び図9に示すよう
に天井4に吹出口3を形成し、吹出チャンバー2を天井
4の裏に配置する天井下吹き方式、及び図10に示すよ
うに居室5と廊下6を仕切る壁7の上部に吹出口3を形
成し、吹出チャンバー2を廊下6の天井8上に配置する
壁側面吹き方式、及び図11に示すように、居室5の天
井4に下がり天井9を形成し、この下がり天井9の側面
に吹出口3を形成し、吹出チャンバー2を下がり天井9
内に配置する下がり天井側面吹き方式が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては次のような欠点がある。
【0004】a.吹出チャンバー2は立方体、直方体で
あるため、図8乃至図11に示したような設置方式に限
定される。このため、施工上の制約が多いと共に天井に
吹出口を設ける方式の場合は施工性が悪い。
【0005】b.暖房時において、図8に示した床上吹
き方式以外の場合は、吹き出し風速を上げないと温風が
下まで届かず室内の垂直方向の温度分布が悪化して、快
適性に欠けることがある。
【0006】c.床上吹き方式の場合は、ゴミや埃が吹
出口及び吹出チャンバー内にたまり易い。
【0007】d.図11に示した下がり天井側面吹き出
し方式の場合は、設置費が高くなる。
【0008】本発明の目的は、ダクト式空調システム用
吹出チャンバーの施工法において、上記a〜dに記した
欠点を解消することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダクト式空
調システム用吹出チャンバーの施工法は次のとおりであ
る。
【0010】偏平に形成した垂直部の下方を水平方向に
折り曲げて水平部を形成すると共に、前記垂直部に吹出
口を形成し、水平部に送風ダクト接続口を形成して成る
吹出チャンバーの垂直部を部屋の間仕切壁内に床下側か
ら挿入して前記吹出口を室内に向けて開口し、次に水平
部を床下内に位置させてこれに送風ダクトを接続するダ
クト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法。
【0011】
【作用】間仕切壁内下部には、あらかじめ吹出チャンバ
ー組み込み用のスペースを確保しておくと共に吹出口用
の穴をあけておき、吹出チャンバーの垂直部を間仕切内
のスペースに下方から挿入し、穴に吹出口を合わせて固
定する。又、吹出チャンバーの水平部は床下内に配置
し、送風ダクトはこの床下内において水平部に接続す
る。
【0012】送風ダクトから送風されて来た冷温風また
は換気用空気は吹出チャンバー内の水平部から垂直部に
入り、吹出口から室内に吹き出して室内の空調及び換気
を行う。
【0013】
【実施例】図1乃至図7に基づいて本発明の実施例を説
明する。図1において、20は吹出チャンバーにして、
この吹出チャンバー20は垂直部21と水平部22の側
面L型形状を呈しており、且つ断面は偏平に形成されて
いる。23は垂直部21に形成された吹出グリル31付
の吹出口、24は水平部22に形成されたダクト接続口
である。なお、ダクト接続口24は角ダクト、丸ダク
ト、その他接続するダクトに対応できる形を有してい
る。
【0014】この吹出チャンバー20は吹出穴26及び
チャンバー組み込み用のスペース27を内部に形成した
間仕切壁25内に床28の下方からその垂直部21を挿
入して吹出口23を吹出穴26に合わせて固定し、床2
8の下(2階の場合は1階の天井29との間)において
送風ダクト30とダクト接続口24を接続する。
【0015】室内ユニット(図示せず)からの冷温風ま
たは換気用空気は分岐チャンバー(図示せず)で部屋ご
とに分岐され、送風ダクト30を経由して吹出チャンバ
ー20内に入り、吹出口23から室内に吹き出して空調
及び換気を行う。
【0016】図3は図1及び図2に示した吹出チャンバ
ー20において、ダクト接続口24を反対方向に向けて
形成した実施例、図4及び図5は吹出チャンバー20の
背面に直接円筒状のダクト接続口24を形成した実施
例、図6は水平部22に円筒状のダクト接続口24を形
成した実施例、図7は水平部22を平面台形に絞り、こ
の先に円筒状のダクト接続口24を形成した吹出チャン
バー20の実施例を示すもので、これらの吹出チャンバ
ー20は施工条件により選択して使用される。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように、吹出チャンバー
を間仕切壁の下部スペース内に組み込み、冷温風または
換気用空気を室内において間仕切壁の下部から吹き出す
ことができるように構成したので、暖房時風速を上げな
くても、垂直方向の温度分布を均一化することができ
る。この結果、冷風感をともなうこともなく、快適性の
高い空調が可能である。特に暖房時においては、足元か
ら温風が吹き出すために快適である。
【0018】次に、本発明において用いる吹出チャンバ
ーは偏平形状のため、約50mm程度の間仕切壁内に組み
込むことができると共に戸建住宅の2階への吹出を行う
場合でも、1階の天井裏(2階の床下)に設置された送
風ダクトにより、容易に施工できるので、施工性が非常
に良くなり、工事費も安くなる。
【0019】次に、吹出口は壁側のため、吹出口にゴミ
や埃が入らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により吹出チャンバーを施工した状態の
説明図。
【図2】本発明により吹出チャンバーを施工した状態の
説明図。
【図3】図2に対して送風ダクトの引き込み方向が反対
方向の場合の施工例の説明図。
【図4】円筒状ダクト接続口を形成した吹出チャンバー
の説明図。
【図5】円筒状ダクト接続口を形成した吹出チャンバー
の説明図。
【図6】水平部に円筒状ダクト接続口を形成した吹出チ
ャンバーの説明図。
【図7】水平部を絞ってこの先に円筒状ダクト接続口を
取り付けた吹出チャンバーの説明図。
【図8】従来の床上吹き方式の説明図。
【図9】従来の天井下吹き方式の説明図。
【図10】従来の壁側面吹き方式の説明図。
【図11】従来の下がり天井側面吹き方式の説明図。
【符号の説明】
20 吹出チャンバー 21 垂直部 22 水平部 23 吹出口 24 ダクト接続口 25 間仕切壁 26 吹出穴 27 チャンバー組み込み用スペース 28 床 29 天井 30 送風ダクト 31 吹出口グリル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平に形成した垂直部の下方を水平方向
    に折り曲げて水平部を形成すると共に、前記垂直部に吹
    出口を形成し、水平部に送風ダクト接続口を形成して成
    る吹出チャンバーの垂直部を部屋の間仕切壁内に床下側
    から挿入して前記吹出口を室内に向けて開口し、次に水
    平部を床下内に位置させてこれに送風ダクトを接続する
    ダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法。
JP5195993A 1993-03-12 1993-03-12 ダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法 Pending JPH06265204A (ja)

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JP5195993A JPH06265204A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法

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JPH06265204A true JPH06265204A (ja) 1994-09-20

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ID=12901408

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JP5195993A Pending JPH06265204A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ダクト式空調システム用室内吹出チャンバーの施工法

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JP (1) JPH06265204A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020747A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 積水化学工業株式会社 空調システム及び建物
JP2021028561A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 三井ホーム株式会社 空調ユニットの施工方法、空調ユニットおよび空調室

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020747A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 積水化学工業株式会社 空調システム及び建物
JP2021028561A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 三井ホーム株式会社 空調ユニットの施工方法、空調ユニットおよび空調室

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