JPH0114815Y2 - - Google Patents

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JPH0114815Y2
JPH0114815Y2 JP1982194291U JP19429182U JPH0114815Y2 JP H0114815 Y2 JPH0114815 Y2 JP H0114815Y2 JP 1982194291 U JP1982194291 U JP 1982194291U JP 19429182 U JP19429182 U JP 19429182U JP H0114815 Y2 JPH0114815 Y2 JP H0114815Y2
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JP
Japan
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hot air
box
air
intake
rooms
Prior art date
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JP1982194291U
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JPS5998208U (ja
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Publication of JPH0114815Y2 publication Critical patent/JPH0114815Y2/ja
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、温風暖房装置に関する。
最近の集合住宅では、窓が大きく形成されてい
る。そのため室内に温風を吹出すためのストーブ
などのような温風暖房装置を室内に設置すると、
窓が遮られることになり、温風暖房装置が邪魔に
なることになつた。また複数の部屋を暖房するに
は、そのようなストーブなどの温風暖房装置を各
部屋ごとに設ける必要があり不便である。
本考案の目的は、設置スペースを必要とせず邪
魔にならず、したがつて美観を損ねることもなく
しかも複数の部屋を同時に暖房することも可能で
ある温風暖房装置を提供することである。
本考案は、一対の壁板12,13間によつて形
成される空間14aを有する壁6によつて、部屋
3,4を仕切り、 前記空間14a内に、吸気箱22と、この吸気
箱22の下方に間隔を有する温風箱23とを、配
置し、 吸気箱22は、その吸気箱22および壁板1
2,13に形成される吸気孔24,25;26,
27を介して各部屋3,4に連通し、 温風箱23は、その温風箱23および壁板1
2,13に形成される温風吹出し孔31を介して
各部屋3,4に連通し、 各吸気孔24,25;26,27と各温風吹出
し孔31とには、開閉可能なルーバ29,30;
40がそれぞれ取付けられ、 家屋の外に設けられた温風発生手段16は、吸
気箱22からの室内空気を吸引して加熱し、これ
によつて得られた温風を温風箱23に排出するこ
とを特徴とする温風暖房装置である。
第1図は、本考案の一実施例の温風暖房装置1
を設けた状態を示す集合住宅の水平断面図であ
る。この集合住宅内の部屋3,4は壁5,6,7
によつて仕切られており、またこの部屋3,4は
壁8,9および窓10,11によつて規定され
る。部屋3,4を仕切る壁6は、それらの部屋
3,4に臨む一対の壁板12,13を含む。壁板
12,13間には、空間14が形成されている。
この集合住宅のベランダ15には、本考案に従う
温風暖房装置の温風発生手段16が設けられる。
温風発生手段16からの温風は、窓10,11付
近の壁17を経て前記空間14の壁17近傍の空
間部分14aから部屋3,4内に吹出される。
第2図は本考案の一実施例の縦断面図であり、
第3図はその水平断面図である。温風発生手段1
6は管路18から吸引した室内空気を熱交換器1
9によつて加熱し、これによつて得られた温風を
フアン20によつて管路21から排出する。熱交
換器19は、たとえばガス燃料または液体燃料を
燃焼して空気を加熱するように構成される。管路
18には、吸気箱22が接続される。管路21に
は温風箱23が接続される。これらの吸気箱22
および温風箱23は、壁板12,13によつて規
定される空間14内に設けられる。吸気箱22に
は、その両側壁に吸気孔24,25が形成され
る。吸気孔24,25は、壁板12,13に形成
された吸気孔26,27にそれぞれ対応する。吸
気孔24,26は同一形状を有し、また吸気孔2
5,27は同一形状を有する。壁板12,13に
形成された吸気孔26,27に関連して、吸気方
向を変化しかつ閉鎖することができるルーバ2
9,30が取付けられる。
温風箱23にもまた前述の吸気箱22と同様に
壁板12,13を挿通して部屋3,4に温風を吹
出すため温風吹出し孔が形成される。第2図で
は、参照符31によつて部屋3に臨む温風吹出し
孔が示されている。この壁板12,13を経て温
風箱23から温風が吹出される方向を変化するた
めのルーバが、壁板12,13に関連して設けら
れる。温風吹出し孔31に関連して設けられるル
ーバは、第2図において参照符42で示される。
壁板12,13は、それらの間の空間14に設け
られている補強部材32〜35によつて補強され
る。
この実施例では吸気箱22と温風箱23とが上
下に分離されており、したがつて温風箱23から
の温風が直ちに吸気箱22に入り込んでしまうこ
とが避けられ、部屋3,4を効率よく暖房するこ
とができる。2つの部屋3,4のうちいずれか一
方の部屋の暖房を行なう必要がないときには、そ
の暖房を行なう必要のない部屋たとえば3に臨む
ルーバ29,42を操作して、吸気孔24および
吹出し孔31を閉鎖する。このことはもう1つの
部屋4に関連しても同様である。温風発生手段1
6の温風発生制御の操作は、部屋3,4において
いずれからでも操作できるように適宜構成すれば
よい。
以上のように本考案によれば、温風発生手段を
室外に設け、壁の空間を利用して温風を室内に吹
出すようにしたので、室内のスペースを有効に利
用することができ、また前述の先行技術に関連し
て述べたように温風暖房装置が邪魔になることは
本考案では避けられる。また壁が部屋を仕切るよ
うに構成されているので、同時に2つの部屋を暖
房することができ、さらにそれ以上の数の部屋を
同時に暖房することもできる。また本考案によれ
ば、壁6の空間14a内には、吸気箱22を設
け、この吸気箱22の下方に間隔をあけて温風箱
23を設けて、温風発生手段16は、吸気箱22
からの室内空気を吸引して加熱し、これによつて
得られた温風箱23から排出するようにしたの
で、温風箱23からの温風が直ちに吸気箱22に
入り込んでしまうことが避けられる。そのため部
屋3,4を効率よく暖房することができる。
さらにまた本考案では、吸気箱22に関連して
設けられる吸気孔24,25;26,27と、温
風箱23に関連して設けられる温風吹出し孔31
とに、開閉可能なルーバ29,30;40を設け
るようにしたので、複数の部屋3,4のうちの暖
房を行う必要がない部屋では、ルーバを閉鎖して
おけばよく、これによつて省エネルギ化を図るこ
とができる。
さらにまた本考案では、上述のように空間14
aに吸気箱22と温風箱23とを配置するように
したので、壁6の残余の空間14a,14内に断
熱材を設ける際に、好都合であり、工事の作業性
が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の温風暖房装置1に
よつて部屋3,4を暖房する状態を示す断面図、
第2図は本考案の一実施例の温風暖房装置1の縦
断面図、第3図はその温風暖房装置1の第2図に
おける切断面線−から見た断面図である。 1……温風暖房装置、3,4……部屋、6……
壁、12,13……壁板、14……空間、16…
…温風発生手段、19……熱交換器、20……フ
アン、22……吸気箱、23……温風箱、24〜
27……吸気孔、31……吹出孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の壁板12,13間によつて形成される空
    間14aを有する壁6によつて、部屋3,4を仕
    切り、 前記空間14a内に、吸気箱22と、この吸気
    箱22の下方に間隔を有する温風箱23とを、配
    置し、 吸気箱22は、その吸気箱22および壁板1
    2,13に形成される吸気孔24,25;26,
    27を介して各部屋3,4に連通し、 温風箱23は、その温風箱23および壁板1
    2,13に形成される温風吹出し孔31を介して
    各部屋3,4に連通し、 各吸気孔24,25;26,27と各温風吹出
    し孔31とには、開閉可能なルーバ29,30;
    40がそれぞれ取付けられ、 家屋の外に設けられた温風発生手段16は、吸
    気箱22からの室内空気を吸引して加熱し、これ
    によつて得られた温風を温風箱23に排出するこ
    とを特徴とする温風暖房装置。
JP19429182U 1982-12-21 1982-12-21 温風暖房装置 Granted JPS5998208U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19429182U JPS5998208U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 温風暖房装置

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JP19429182U JPS5998208U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 温風暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5998208U JPS5998208U (ja) 1984-07-03
JPH0114815Y2 true JPH0114815Y2 (ja) 1989-04-28

Family

ID=30417653

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JP19429182U Granted JPS5998208U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 温風暖房装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246654B2 (ja) * 1973-01-18 1977-11-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5095834U (ja) * 1973-12-27 1975-08-11
JPS5246654U (ja) * 1975-09-30 1977-04-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246654B2 (ja) * 1973-01-18 1977-11-26

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Publication number Publication date
JPS5998208U (ja) 1984-07-03

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