JP2990919B2 - 電子会議支援方式 - Google Patents
電子会議支援方式Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算機上で電子的に
会議を行うシステムにおいて、計算機上で作成した発言
データを相互交換する場合に、作成された発言に幾つか
の属性を付加することにより、計算機上の電子会議に参
加している人々が、容易に会議の内容把握、又は会議の
流れの把握支援を行うための電子会議支援方式に関する
ものである。
会議を行うシステムにおいて、計算機上で作成した発言
データを相互交換する場合に、作成された発言に幾つか
の属性を付加することにより、計算機上の電子会議に参
加している人々が、容易に会議の内容把握、又は会議の
流れの把握支援を行うための電子会議支援方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機を用いて電子会議を行なう
システムとして、UNIX MAGAZINE 198
9年6月号の”UNIX Communication
Notes12メール/ニュース・システムのセット
アップ”において示された電子メール/ニュース・シス
テムがある。図17は、前記電子メール/ニュース・シ
ステムを用いて電子会議を行なう場合の電子会議装置の
全体図である。図において1は電子会議の発言に前記電
子メール/ニュース・システムで定められた属性情報を
付加し発言データを作成する発言作成部、2は作成した
発言データを格納する発言格納部、3は発言データを蓄
積する発言データベース、4は発言データの属性情報を
判別して検索し発言データを取り出す発言取り出し部、
5は会議参加者が発言データにアクセスし発言内容を表
示する表示装置である。
システムとして、UNIX MAGAZINE 198
9年6月号の”UNIX Communication
Notes12メール/ニュース・システムのセット
アップ”において示された電子メール/ニュース・シス
テムがある。図17は、前記電子メール/ニュース・シ
ステムを用いて電子会議を行なう場合の電子会議装置の
全体図である。図において1は電子会議の発言に前記電
子メール/ニュース・システムで定められた属性情報を
付加し発言データを作成する発言作成部、2は作成した
発言データを格納する発言格納部、3は発言データを蓄
積する発言データベース、4は発言データの属性情報を
判別して検索し発言データを取り出す発言取り出し部、
5は会議参加者が発言データにアクセスし発言内容を表
示する表示装置である。
【0003】次に、前記電子メール/ニュース・システ
ムに用いられる属性情報は、UNIX MAGAZIN
E 1989年7月号の”UNIX Communic
ation Notes13ニュースシステムのインス
トール”およびRFC1036の”Standard
for Interchange of USENET
Messages”に記載され、図18に示す種類で
構成されている。
ムに用いられる属性情報は、UNIX MAGAZIN
E 1989年7月号の”UNIX Communic
ation Notes13ニュースシステムのインス
トール”およびRFC1036の”Standard
for Interchange of USENET
Messages”に記載され、図18に示す種類で
構成されている。
【0004】前記電子メール/ニュース・システムを用
いて電子会議を行なう場合の動作について説明する。ま
ず発言データを作成するときに、図18の属性情報を発
言に付加し発言データとするが、会議としてて運用する
場合はFromを発言者と判別する情報として,Dat
eを発言日時と判別する情報として、Subjectを
主題と判別する情報として、Message−IDを発
言番号と判別する情報として、またReference
sを参照発言を判別する情報として発言に付加し、発言
作成部1で発言データを作成する、発言作成部1で作成
された発言データを発言格納部2は発言データベース3
に格納する。会議の発言内容を取り出す場合、参加者は
自分がアクセスしようとするニュースグループを図18
の属性情報のNewsgroupsを用い発言取り出し
部4により選択すると発言日時順に種々の主題の発言が
混在して表示装置5に表示される。次に、主題毎に判別
して発言を取り出す場合は図18の属性情報のSubj
ectを用い表示装置5を通じて行なうことができる
が、発言は発言日時・参照発言順の定められた順番に表
示装置5に表示され、全ての発言は同等に扱われる。図
19は、SUPERASC II 1990年11月号
の”プロフェッショナルワークベンチとしてのUNIX
入門第4回ニュースシステム”において示された電子会
議システムの従来の表示装置5の表示例である。発言に
アクセスしようとする参加者は、まず自分のアクセスし
ようとするニュースグループを選択し、さらに到着順に
並んでいる発言に順番にアクセスするしかなかった。全
ての発言はニュースグループ内で同等に扱われている。
いて電子会議を行なう場合の動作について説明する。ま
ず発言データを作成するときに、図18の属性情報を発
言に付加し発言データとするが、会議としてて運用する
場合はFromを発言者と判別する情報として,Dat
eを発言日時と判別する情報として、Subjectを
主題と判別する情報として、Message−IDを発
言番号と判別する情報として、またReference
sを参照発言を判別する情報として発言に付加し、発言
作成部1で発言データを作成する、発言作成部1で作成
された発言データを発言格納部2は発言データベース3
に格納する。会議の発言内容を取り出す場合、参加者は
自分がアクセスしようとするニュースグループを図18
の属性情報のNewsgroupsを用い発言取り出し
部4により選択すると発言日時順に種々の主題の発言が
混在して表示装置5に表示される。次に、主題毎に判別
して発言を取り出す場合は図18の属性情報のSubj
ectを用い表示装置5を通じて行なうことができる
が、発言は発言日時・参照発言順の定められた順番に表
示装置5に表示され、全ての発言は同等に扱われる。図
19は、SUPERASC II 1990年11月号
の”プロフェッショナルワークベンチとしてのUNIX
入門第4回ニュースシステム”において示された電子会
議システムの従来の表示装置5の表示例である。発言に
アクセスしようとする参加者は、まず自分のアクセスし
ようとするニュースグループを選択し、さらに到着順に
並んでいる発言に順番にアクセスするしかなかった。全
ての発言はニュースグループ内で同等に扱われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子会議装置は
図17のように構成され、図18の属性情報により処理
され、送られた発言は全て同じに扱われ、発言データベ
ース3に蓄積され、発言取り出し部4により発言データ
を取り出し表示装置5により表示しても、発言は定めら
れた順番で表示されるため、今どの内容で議論している
のか、また、いま全体のどのあたりを議論しているの
か、誰がどれくらい発言しているのか、など会議の議論
の流れを把握するようなサービスがなく、議論への参加
が難しかった。
図17のように構成され、図18の属性情報により処理
され、送られた発言は全て同じに扱われ、発言データベ
ース3に蓄積され、発言取り出し部4により発言データ
を取り出し表示装置5により表示しても、発言は定めら
れた順番で表示されるため、今どの内容で議論している
のか、また、いま全体のどのあたりを議論しているの
か、誰がどれくらい発言しているのか、など会議の議論
の流れを把握するようなサービスがなく、議論への参加
が難しかった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、計算機上で作成した発言データ
を相互交換する装置上で、作成された発言に幾つかの属
性を付加して登録しておき、発言データに種々の形でア
クセスできるようにし、会議の流れの把握を支援する各
種のサービスを実行できる電子会議支援方式を提供する
ことを目的とする。
ためになされたもので、計算機上で作成した発言データ
を相互交換する装置上で、作成された発言に幾つかの属
性を付加して登録しておき、発言データに種々の形でア
クセスできるようにし、会議の流れの把握を支援する各
種のサービスを実行できる電子会議支援方式を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明に係
る電子会議支援方式は、発言を入力し、発言データを記
憶している記憶装置から発言の属性情報を基に発言デー
タを取り出し、発言を表示装置に表示する電子会議シス
テムにおいて、会議中の発言に発言順序を示す発言符号
と、前記発言と関連する参照発言符号を属性情報として
付し、前記発言符号と参照発言符号により発言の連関を
発言データより抽出し、発言を識別する発言識別符号を
節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図に表示し、
図上の所望する発言識別符号を表示指定することによ
り、前記発言識別符号に対応する発言を表示装置に表示
するようにしたものである。
る電子会議支援方式は、発言を入力し、発言データを記
憶している記憶装置から発言の属性情報を基に発言デー
タを取り出し、発言を表示装置に表示する電子会議シス
テムにおいて、会議中の発言に発言順序を示す発言符号
と、前記発言と関連する参照発言符号を属性情報として
付し、前記発言符号と参照発言符号により発言の連関を
発言データより抽出し、発言を識別する発言識別符号を
節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図に表示し、
図上の所望する発言識別符号を表示指定することによ
り、前記発言識別符号に対応する発言を表示装置に表示
するようにしたものである。
【0008】請求項第2項の発明に係る電子会議支援方
式は、発言を入力し、発言データを記憶している記憶装
置から発言の属性情報を基に発言データを取り出し、発
言を表示装置に表示する電子会議システムにおいて、会
議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発言と関
連する参照発言符号と発言の種類を示す符号を属性情報
として付し、前記発言符号と参照発言符号により発言の
連関を発言データより抽出し、発言を識別する発言識別
符号を節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図に表
示し、前記図の節の表示を発言の種類を示す属性情報に
より発言の種類別に表示を変化させ、図上の所望する発
言識別符号を表示指定することにより、前記発言識別符
号に対応する発言を表示装置に表示するようにしたもの
である。
式は、発言を入力し、発言データを記憶している記憶装
置から発言の属性情報を基に発言データを取り出し、発
言を表示装置に表示する電子会議システムにおいて、会
議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発言と関
連する参照発言符号と発言の種類を示す符号を属性情報
として付し、前記発言符号と参照発言符号により発言の
連関を発言データより抽出し、発言を識別する発言識別
符号を節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図に表
示し、前記図の節の表示を発言の種類を示す属性情報に
より発言の種類別に表示を変化させ、図上の所望する発
言識別符号を表示指定することにより、前記発言識別符
号に対応する発言を表示装置に表示するようにしたもの
である。
【0009】請求項第3項の発明に係る電子会議支援方
式は、発言を入力し、発言データを記憶している記憶装
置から発言の属性情報を基に発言データを取り出し、発
言を表示装置に表示する電子会議システムにおいて、会
議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発言と関
連する参照発言符号と、発言の種類を示す符号を属性情
報として付し、前記発言符号と参照発言符号により発言
の連関を発言データより抽出し、発言を識別する発言識
別符号を節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図に
表示完了する以前の工程で、会議の展開におけるフエー
ズの種類の所望のフエーズを指定すると、発言の種類を
示す前記属性情報より発言が属するフエーズを判定し、
前記図において図上の指定されたフエーズに属する発言
に対応する節と、その節に結ばれた矢印も含む線のみを
残した図を表示し、その図上の所望する発言識別符号を
表示指定することにより、前記発言識別符号に対応する
発言を表示装置に表示するようにしたものである。
式は、発言を入力し、発言データを記憶している記憶装
置から発言の属性情報を基に発言データを取り出し、発
言を表示装置に表示する電子会議システムにおいて、会
議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発言と関
連する参照発言符号と、発言の種類を示す符号を属性情
報として付し、前記発言符号と参照発言符号により発言
の連関を発言データより抽出し、発言を識別する発言識
別符号を節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図に
表示完了する以前の工程で、会議の展開におけるフエー
ズの種類の所望のフエーズを指定すると、発言の種類を
示す前記属性情報より発言が属するフエーズを判定し、
前記図において図上の指定されたフエーズに属する発言
に対応する節と、その節に結ばれた矢印も含む線のみを
残した図を表示し、その図上の所望する発言識別符号を
表示指定することにより、前記発言識別符号に対応する
発言を表示装置に表示するようにしたものである。
【0010】請求項第4項の発明に係る電子会議支援方
式は、発言を入力し、発言データを記憶している記憶装
置から発言の属性情報を基に発言データを取り出し、発
言を表示装置に表示する電子会議システムにおいて、会
議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発言と関
連する参照発言符号と、発言者を示す発言者符号を属性
情報として付し、前記発言符号と参照発言符号により発
言の連関を発言データより抽出し、発言を識別する発言
識別符号を節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図
に表示完了する以前の工程で所望の発言者を指定する
と、発言者符号を用いて前記図において図上の指定され
た発言者の発言に対応する節と、その節に結ばれた矢印
も含む線のみを残した図を表示し、その図上の所望する
発言識別符号を表示指定することにより、前記発言識別
符号に対応する発言を表示装置に表示するようにしたも
のである。
式は、発言を入力し、発言データを記憶している記憶装
置から発言の属性情報を基に発言データを取り出し、発
言を表示装置に表示する電子会議システムにおいて、会
議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発言と関
連する参照発言符号と、発言者を示す発言者符号を属性
情報として付し、前記発言符号と参照発言符号により発
言の連関を発言データより抽出し、発言を識別する発言
識別符号を節とし、節と節の間を矢印も含む線で結ぶ図
に表示完了する以前の工程で所望の発言者を指定する
と、発言者符号を用いて前記図において図上の指定され
た発言者の発言に対応する節と、その節に結ばれた矢印
も含む線のみを残した図を表示し、その図上の所望する
発言識別符号を表示指定することにより、前記発言識別
符号に対応する発言を表示装置に表示するようにしたも
のである。
【0011】請求項第5項の発明に係る電子会議支援方
式は、会議参加者が、個人情報として管理する前記発言
順序を示す発言符号をマーク管理データとして個人ファ
イルに登録し、表示装置に前記図を表示する際にマーク
付け指示をすることにより、前記個人ファイルに登録さ
れた発言符号に対応する前記発言識別符号にマークを付
けた図を表示装置に表示するようにしたものである。
式は、会議参加者が、個人情報として管理する前記発言
順序を示す発言符号をマーク管理データとして個人ファ
イルに登録し、表示装置に前記図を表示する際にマーク
付け指示をすることにより、前記個人ファイルに登録さ
れた発言符号に対応する前記発言識別符号にマークを付
けた図を表示装置に表示するようにしたものである。
【0012】請求項第6項の発明に係る電子会議支援方
式は、発言に集計に用いる属性情報を付加し、会議の所
要の時点の状況を集計し表に表示するようにしたもので
ある。
式は、発言に集計に用いる属性情報を付加し、会議の所
要の時点の状況を集計し表に表示するようにしたもので
ある。
【0013】
【作用】請求項第1項の発明に係る電子会議支援方式
は、会議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発
言と関連する参照発言符号の属性情報より各発言の関連
を発言データより抽出し、各発言の連関を発言識別符号
を節とする図に表示し、所望の発言に対応する節の発言
符号を指示することにより発言内容を表示装置に表示す
る。
は、会議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記発
言と関連する参照発言符号の属性情報より各発言の関連
を発言データより抽出し、各発言の連関を発言識別符号
を節とする図に表示し、所望の発言に対応する節の発言
符号を指示することにより発言内容を表示装置に表示す
る。
【0014】請求項第2項の発明に係る電子会議支援方
式は、前記発言の連関を示す図の節を発言の種類別に表
示を変化した図を表示装置に表示し、所望の発言に対応
する節の発言符号を指示することにより発言内容を表示
装置に表示する。
式は、前記発言の連関を示す図の節を発言の種類別に表
示を変化した図を表示装置に表示し、所望の発言に対応
する節の発言符号を指示することにより発言内容を表示
装置に表示する。
【0015】請求項第3項の発明に係る電子会議支援方
式は、前記発言の連関を示す図において、会議の所望を
フエーズを指定すると、発言の種類を示す属性情報より
発言が属するフエーズを判定し、前記図上の指定された
フエーズに属する発言に対応する節と、その節の前後の
矢印も含む線のみを残した図を表示し、その図上の所望
する発言に対応する発言識別符号を指示すると、表示装
置に所望の発言が表示される。
式は、前記発言の連関を示す図において、会議の所望を
フエーズを指定すると、発言の種類を示す属性情報より
発言が属するフエーズを判定し、前記図上の指定された
フエーズに属する発言に対応する節と、その節の前後の
矢印も含む線のみを残した図を表示し、その図上の所望
する発言に対応する発言識別符号を指示すると、表示装
置に所望の発言が表示される。
【0016】請求項第4項の発明に係る電子会議支援方
式は、前記発言の連関を示す図において、所望の発言者
の発言を指示すると、指定された発言の発言者の属性情
報より発言を抽出し、前記図の指定された発言者の発言
に対応する節とその節の前後の矢印も含む線のみを残し
た図を表示する。その図上の所望の発言に対応する節の
発言識別符号を指示することにより、表示装置に所望の
発言を表示する。
式は、前記発言の連関を示す図において、所望の発言者
の発言を指示すると、指定された発言の発言者の属性情
報より発言を抽出し、前記図の指定された発言者の発言
に対応する節とその節の前後の矢印も含む線のみを残し
た図を表示する。その図上の所望の発言に対応する節の
発言識別符号を指示することにより、表示装置に所望の
発言を表示する。
【0017】請求項第5項の発明に係る電子会議支援方
式は、参加者が個人情報として発言順序を示す発言符号
を個人ファイルに登録し、前記図を表示する際にマーク
付指示をすることにより、登録された発言に対応する前
記図の節にマークを付けた図を表示装置に表示する。
式は、参加者が個人情報として発言順序を示す発言符号
を個人ファイルに登録し、前記図を表示する際にマーク
付指示をすることにより、登録された発言に対応する前
記図の節にマークを付けた図を表示装置に表示する。
【0018】請求項第6項の発明に係る電子会議支援方
式は、参加者の指定により集計に用いる属性情報を計算
し、表に集計結果を表示する。
式は、参加者の指定により集計に用いる属性情報を計算
し、表に集計結果を表示する。
【0019】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図につ
いて説明する。図1はこの発明の一実施例の電子会議支
援システムを示す構成図である。図において1は電子計
算機を用いて電子会議の発言データを作成する発言作成
部、2は作成した発言を格納する発言格納部、3は発言
データを蓄積する発言データベースである、4は蓄積さ
れた発言データを取り出す発言取り出し部、5は表示装
置であり、発言取り出し部4により取り出された発言内
容が表示され、表示装置5を通じて会議参加者が発言デ
ータにアクセスできる。6は発言を格納する際に発言を
分類する属性情報を付加する属性情報付加部、7は発言
の種類を示す属性情報により指定された発言の種類の発
言を判別し表示装置5に情報を伝達する発言種類判別
部、8は発言の種類を示す属性情報より発言が属する会
議のフエーズを判別し表示装置5に情報を伝達するフエ
ーズ判別部、9は指定された発言者の発言を判別し、そ
の情報を表示装置5に伝達する発言者判別部、10は会
議中の発言を個人情報として管理するために、発言にマ
ークを付けマーク管理データとして個人ファイル13に
登録しマークされた発言の情報を表示装置に伝達するマ
ーク管理部、12は会議中の発言の関連を表すため発言
を識別する発言識別符号をノード(節)とし、ノードと
ノードを矢印で結んだ発言の連関図を作成し、表示装置
5に表示する発言連関図作成部である。属性情報を付加
する方法は、発言の作成時に発言者が実際に入力する方
法と、発言を行なったあとで、発言者によって属性情報
を登録する方法がある。
いて説明する。図1はこの発明の一実施例の電子会議支
援システムを示す構成図である。図において1は電子計
算機を用いて電子会議の発言データを作成する発言作成
部、2は作成した発言を格納する発言格納部、3は発言
データを蓄積する発言データベースである、4は蓄積さ
れた発言データを取り出す発言取り出し部、5は表示装
置であり、発言取り出し部4により取り出された発言内
容が表示され、表示装置5を通じて会議参加者が発言デ
ータにアクセスできる。6は発言を格納する際に発言を
分類する属性情報を付加する属性情報付加部、7は発言
の種類を示す属性情報により指定された発言の種類の発
言を判別し表示装置5に情報を伝達する発言種類判別
部、8は発言の種類を示す属性情報より発言が属する会
議のフエーズを判別し表示装置5に情報を伝達するフエ
ーズ判別部、9は指定された発言者の発言を判別し、そ
の情報を表示装置5に伝達する発言者判別部、10は会
議中の発言を個人情報として管理するために、発言にマ
ークを付けマーク管理データとして個人ファイル13に
登録しマークされた発言の情報を表示装置に伝達するマ
ーク管理部、12は会議中の発言の関連を表すため発言
を識別する発言識別符号をノード(節)とし、ノードと
ノードを矢印で結んだ発言の連関図を作成し、表示装置
5に表示する発言連関図作成部である。属性情報を付加
する方法は、発言の作成時に発言者が実際に入力する方
法と、発言を行なったあとで、発言者によって属性情報
を登録する方法がある。
【0020】図2はこの発明で扱う属性情報の一例を示
した図である。図2において従来使われている属性情報
は「発言番号」、「参照」、「発言者」、「発言日
時」、「主題」のみである。本実施例ではこれに加えて
新しく、「発言の種類」、「重要度」、「立場」の新し
い属性情報を付加した。この他にも参加者が自由に属性
を定義・付加することができる。
した図である。図2において従来使われている属性情報
は「発言番号」、「参照」、「発言者」、「発言日
時」、「主題」のみである。本実施例ではこれに加えて
新しく、「発言の種類」、「重要度」、「立場」の新し
い属性情報を付加した。この他にも参加者が自由に属性
を定義・付加することができる。
【0021】図3は会議のある時点の発言の関連を発言
の識別符号をノードとして表した発言の連関図の一例を
示す図である。図3の各ノードの発言識別符号としての
英字は参加者名の属性情報を示し、数字は発言番号を示
すもので、矢印は発言の流れの方向を示すものである。
会議参加者はノードの発言識別符号を表示指定すること
により次に示す図4の発言内容を表示装置5により知る
ことができる。
の識別符号をノードとして表した発言の連関図の一例を
示す図である。図3の各ノードの発言識別符号としての
英字は参加者名の属性情報を示し、数字は発言番号を示
すもので、矢印は発言の流れの方向を示すものである。
会議参加者はノードの発言識別符号を表示指定すること
により次に示す図4の発言内容を表示装置5により知る
ことができる。
【0022】図4はデータベースに登録された発言デー
タの内容とその属性情報の一例を示す図である。図4
(a)は或る主題の会議の初発言の発言データを示すも
ので発言番号は「1」、参照は「ブランク」、発言者は
「A」、会議の主題は「×××」、発言の種類は「提
案」、重要度は重要な発言には議長、あるいは発言者に
よって重要の属性を付加しておくことで会議の流れを把
握することができる属性情報であるがここでは「ブラン
ク」である。立場は発言者の立場を示す属性情報であり
ここでは「ブランク」である。内容は発言の実内容が記
載されたものである。図4(b)は参照は発言番号1を
示している。すなわち、発言番号1に関連して発言者B
は発言し、その発言の種類は質問である。図4(c)は
図3のノードの発言識別符号B7の発言データを示す図
である。図において参照は発言番号4、5に関連して行
なわれたもので、発言の種類は結論、重要度は重要、立
場は反対である。図3の発言の連関図は図4の発言番号
と参照の番号によりその関連が調べられ作成される。
タの内容とその属性情報の一例を示す図である。図4
(a)は或る主題の会議の初発言の発言データを示すも
ので発言番号は「1」、参照は「ブランク」、発言者は
「A」、会議の主題は「×××」、発言の種類は「提
案」、重要度は重要な発言には議長、あるいは発言者に
よって重要の属性を付加しておくことで会議の流れを把
握することができる属性情報であるがここでは「ブラン
ク」である。立場は発言者の立場を示す属性情報であり
ここでは「ブランク」である。内容は発言の実内容が記
載されたものである。図4(b)は参照は発言番号1を
示している。すなわち、発言番号1に関連して発言者B
は発言し、その発言の種類は質問である。図4(c)は
図3のノードの発言識別符号B7の発言データを示す図
である。図において参照は発言番号4、5に関連して行
なわれたもので、発言の種類は結論、重要度は重要、立
場は反対である。図3の発言の連関図は図4の発言番号
と参照の番号によりその関連が調べられ作成される。
【0023】図5は図3に示された発言番号に対応する
発言データの一覧表である。図において発言番号2、3
の参照は1を示しており、発言番号1を参照したもので
あることを示しており、発言番号2、3は発言番号1を
親とした兄弟と考えることができる。また発言番号7の
参照は4、5を示しており発言番号4、5を親として生
じた発言であることを示し、さらに発言番号4、5の参
照は発言番号2を示しており、この参照の示す番号を辿
ることにより各発言の関連を把握することが可能であ
る。
発言データの一覧表である。図において発言番号2、3
の参照は1を示しており、発言番号1を参照したもので
あることを示しており、発言番号2、3は発言番号1を
親とした兄弟と考えることができる。また発言番号7の
参照は4、5を示しており発言番号4、5を親として生
じた発言であることを示し、さらに発言番号4、5の参
照は発言番号2を示しており、この参照の示す番号を辿
ることにより各発言の関連を把握することが可能であ
る。
【0024】図6は図3に示す発言の連関図を作成する
フローチャートの一例を示す図である。図7は図5の発
言データと図6のフローチャートから発言の連関図を作
成する工程を示す図である。次に図5、図6、図7によ
り発言の連関図の作成方法を説明する。まず発言者Aに
より発言がなされる。このとき入力されるデータは図4
(a)に示す主題と内容である。他の項目は自動的にデ
ータとして作成される。次に発言者Bが主題「×××」
にアクセスすると図4(a)が表示装置5に表示され、
発言番号1に対して応答する。この時入力されるデータ
は発言の種類、立場、と内容である。しかしここでは特
に立場を表明する必要がないため「ブランク」とし、発
言の種類は「質問」であり、参照は自動的に発言番号1
に対するものと判断し「1」となっている。
フローチャートの一例を示す図である。図7は図5の発
言データと図6のフローチャートから発言の連関図を作
成する工程を示す図である。次に図5、図6、図7によ
り発言の連関図の作成方法を説明する。まず発言者Aに
より発言がなされる。このとき入力されるデータは図4
(a)に示す主題と内容である。他の項目は自動的にデ
ータとして作成される。次に発言者Bが主題「×××」
にアクセスすると図4(a)が表示装置5に表示され、
発言番号1に対して応答する。この時入力されるデータ
は発言の種類、立場、と内容である。しかしここでは特
に立場を表明する必要がないため「ブランク」とし、発
言の種類は「質問」であり、参照は自動的に発言番号1
に対するものと判断し「1」となっている。
【0025】前記発言者Aが発言し、データベースに格
納された後、発言者Bが主題にアクセスすると発言デー
タを読み(工程S1)、発言データの参照がブランクか
どうかを判断する(工程S2)、発言番号1の参照はブ
ランクであるから初発言として座標(0,0)に発言者
A、発言番号1を示す発言識別符号A1をノードの表示
として図7<読1>に示すように表示装置5に表示さ
れ、工程S10で発言データを全て読終えたかを判断し
読むべき発言データが無いときはフローが終了する。次
に発言者Bが発言番号2を発言データとして格納し、発
言者Cが主題「×××」にアクセスすると、発言番号2
の発言データを読み(工程S1)、発言データの参照は
数字1が1個示されている(工程S4)ので発言データ
の親データの子供の個数(兄弟の数)を数える(工程S
5)、対象の発言データは発言番号21個であるから親
の座標(0,0)に対してX座標上の距離L 離し、Y座
標0を中心として座標(L ,0)に、図7<読2>に示
すようにノードB2が配置される(工程S7)。
納された後、発言者Bが主題にアクセスすると発言デー
タを読み(工程S1)、発言データの参照がブランクか
どうかを判断する(工程S2)、発言番号1の参照はブ
ランクであるから初発言として座標(0,0)に発言者
A、発言番号1を示す発言識別符号A1をノードの表示
として図7<読1>に示すように表示装置5に表示さ
れ、工程S10で発言データを全て読終えたかを判断し
読むべき発言データが無いときはフローが終了する。次
に発言者Bが発言番号2を発言データとして格納し、発
言者Cが主題「×××」にアクセスすると、発言番号2
の発言データを読み(工程S1)、発言データの参照は
数字1が1個示されている(工程S4)ので発言データ
の親データの子供の個数(兄弟の数)を数える(工程S
5)、対象の発言データは発言番号21個であるから親
の座標(0,0)に対してX座標上の距離L 離し、Y座
標0を中心として座標(L ,0)に、図7<読2>に示
すようにノードB2が配置される(工程S7)。
【0026】次に発言者C発言番号2に対し発言しよう
として主題「×××」にアクセスすると、発言番号3の
発言データを読む(工程S1)、参照は数字は1が1個
であるので親発言の発言番号1のノードの座標(0,
0)に対して発言番号3のノードC3を座標(L ,0)
に配置しようとする(工程S7)が、ノードB2と重る
ため(工程S8)発言番号の若い方向を上位としてノー
ドB2をL /2上方向に、ノードC3をL /2下方向に
移動し、図7<読3>のようにノードB2,C3を配置
する。次に発言者Cが発言番号6に対し発言番号8の発
言しようとして主題「×××」にアクセスすると発言番
号7の発言データを読み(工程S1)参照を調べると
(工程S4)、参照の数字は4と5の2個の数字からな
っているため新発言のノードA4,C5のX座標のX1
より距離L 右に離し、Y座標はA4とC5の中心のY ̄
座標である(X1 +L ,Y ̄)に図7<読7>に示すよ
うにノードB7を配置し表示装置5に表示する。また最
終のノードA9の配置は議長の指示により主題「××
×」にアクセスし同様のフローで作用を完了する。
として主題「×××」にアクセスすると、発言番号3の
発言データを読む(工程S1)、参照は数字は1が1個
であるので親発言の発言番号1のノードの座標(0,
0)に対して発言番号3のノードC3を座標(L ,0)
に配置しようとする(工程S7)が、ノードB2と重る
ため(工程S8)発言番号の若い方向を上位としてノー
ドB2をL /2上方向に、ノードC3をL /2下方向に
移動し、図7<読3>のようにノードB2,C3を配置
する。次に発言者Cが発言番号6に対し発言番号8の発
言しようとして主題「×××」にアクセスすると発言番
号7の発言データを読み(工程S1)参照を調べると
(工程S4)、参照の数字は4と5の2個の数字からな
っているため新発言のノードA4,C5のX座標のX1
より距離L 右に離し、Y座標はA4とC5の中心のY ̄
座標である(X1 +L ,Y ̄)に図7<読7>に示すよ
うにノードB7を配置し表示装置5に表示する。また最
終のノードA9の配置は議長の指示により主題「××
×」にアクセスし同様のフローで作用を完了する。
【0027】この実施例では初発言1個の場合について
示したが、初発言すなわち会議のテーマが複数ある場合
はテーマ毎に発言の連関図を作成し連関図をY座標軸で
圧縮し、1つの画面に合成することも可能である。この
ように発言番号を参照とで発言の親子関係の関連を付け
連関図として表示することにより会議の発言の流れが一
目で判り、発言者が知りたい発言のノードを指定するこ
とにより図4に示す発言データを効率的に取り出すこと
ができ、会議への参加が容易となる。
示したが、初発言すなわち会議のテーマが複数ある場合
はテーマ毎に発言の連関図を作成し連関図をY座標軸で
圧縮し、1つの画面に合成することも可能である。この
ように発言番号を参照とで発言の親子関係の関連を付け
連関図として表示することにより会議の発言の流れが一
目で判り、発言者が知りたい発言のノードを指定するこ
とにより図4に示す発言データを効率的に取り出すこと
ができ、会議への参加が容易となる。
【0028】実施例2.実施例1は発言の連関図により
会議の発言の流れを効率的にとらえる例を示したもので
あるが、本実施例は発言の連関図のノードを発言の種類
によりノードを色分けして表示を行ない連関図からより
効率的に情報を得て、知りたい発言ノードを指定するこ
とにより容易に発言データを取り出すことができるよう
にしたものである。図8は発言の種類の内容と発言の連
関図のノードの表示色の関係を示す図である。会議の参
加者が主題「×××」にアクセスすると図7に示す会議
の進行状態に応じた発言の連関図が表示装置5に表示さ
れる。このとき発言の連関図のノードに対応した発言が
図8に示すどの発言の種類に属するかを図1の発言の種
類判別部7により発言データの発言の種類の属性情報を
調べ、その属性情報に対応する色をノードの色として表
示装置5に表示する。例えば図3のノードはA1は白、
B2は赤、C3は緑、A4は茶、C5は緑、A6は茶、
B7は青、C8は青、A9は黄色で表示される。参加者
は発言の連関図を見ることにより発言者がどのような種
類の発言をしているかを知ることができ、知りたい発言
のノードを指定することにより発言データを取り出すこ
とができ、会議への参加が更に容易となる。
会議の発言の流れを効率的にとらえる例を示したもので
あるが、本実施例は発言の連関図のノードを発言の種類
によりノードを色分けして表示を行ない連関図からより
効率的に情報を得て、知りたい発言ノードを指定するこ
とにより容易に発言データを取り出すことができるよう
にしたものである。図8は発言の種類の内容と発言の連
関図のノードの表示色の関係を示す図である。会議の参
加者が主題「×××」にアクセスすると図7に示す会議
の進行状態に応じた発言の連関図が表示装置5に表示さ
れる。このとき発言の連関図のノードに対応した発言が
図8に示すどの発言の種類に属するかを図1の発言の種
類判別部7により発言データの発言の種類の属性情報を
調べ、その属性情報に対応する色をノードの色として表
示装置5に表示する。例えば図3のノードはA1は白、
B2は赤、C3は緑、A4は茶、C5は緑、A6は茶、
B7は青、C8は青、A9は黄色で表示される。参加者
は発言の連関図を見ることにより発言者がどのような種
類の発言をしているかを知ることができ、知りたい発言
のノードを指定することにより発言データを取り出すこ
とができ、会議への参加が更に容易となる。
【0029】実施例3.会議には幾つかのフエーズが考
えられ、参加者の発言は幾つかのフエーズに分離され
る。本実施例は会議のフエーズに対応した発言を発言の
連関図に表示しようとするものである。図9は会議中の
フエーズの展開を示す概念図である。図10は発言の種
類とフエーズの関係を結び付けるテーブルの一例を示す
図である。発言の連関図に示されたノードに対応する発
言がどのフエーズに対応するかを知りたいとき図1のフ
エーズ判別部8にアクセスすることにより図10のテー
ブルにしたがって発言データの抽出・分類を行なう。各
参加者は、発言データをフエーズ別に切替えるか、ある
いは全フエーズを重畳させて表示することができる。し
たがって各参加者は現在見ているフエーズを意識した上
で各発言を見ることができる。例えば図11はフエーズ
の種類とその表示色を示す図であるが、このテーブルに
したがって図10のテーブルにより抽出されたフエーズ
に対応する色を発言の連関図のノードに表示する。ま
た、図12は発言の議論フエーズを発言の連関図に残し
他のフエーズを消した一例を示す図である。これは参加
者が議論フエーズのみ知りたいときにフエーズ判別部8
にアクセスすると指定されたフエーズに対応する発言の
ノードとその前後の矢印のみを残し、他のノードを連関
図から消すことができる。点線は消したノードと線であ
る。
えられ、参加者の発言は幾つかのフエーズに分離され
る。本実施例は会議のフエーズに対応した発言を発言の
連関図に表示しようとするものである。図9は会議中の
フエーズの展開を示す概念図である。図10は発言の種
類とフエーズの関係を結び付けるテーブルの一例を示す
図である。発言の連関図に示されたノードに対応する発
言がどのフエーズに対応するかを知りたいとき図1のフ
エーズ判別部8にアクセスすることにより図10のテー
ブルにしたがって発言データの抽出・分類を行なう。各
参加者は、発言データをフエーズ別に切替えるか、ある
いは全フエーズを重畳させて表示することができる。し
たがって各参加者は現在見ているフエーズを意識した上
で各発言を見ることができる。例えば図11はフエーズ
の種類とその表示色を示す図であるが、このテーブルに
したがって図10のテーブルにより抽出されたフエーズ
に対応する色を発言の連関図のノードに表示する。ま
た、図12は発言の議論フエーズを発言の連関図に残し
他のフエーズを消した一例を示す図である。これは参加
者が議論フエーズのみ知りたいときにフエーズ判別部8
にアクセスすると指定されたフエーズに対応する発言の
ノードとその前後の矢印のみを残し、他のノードを連関
図から消すことができる。点線は消したノードと線であ
る。
【0030】実施例4.本実施例は発言の連関図の表示
の他の態様を示すものである。図13は特定の発言者の
発言に対応する発言の連関図のノードを残した一例を示
す図である。図3のノードの発言識別符号は発言者と発
言番号の属性情報で表示されたものであり、この連関図
からどの発言者が連関図のどこで発言をしているかを知
ることができるが、ノードが多くなると一見で知ること
が困難になる。会議の参加者が図1に示す発言者判別部
9に指定発言者をアクセスすると発言データベースの発
言者の属性情報から指定された発言者の発言を抽出し、
図13に示すように指定された発言者の発言に対応する
ノードとその前後の矢印のみを残し、他の点線で示すノ
ードと線を消すことができる。
の他の態様を示すものである。図13は特定の発言者の
発言に対応する発言の連関図のノードを残した一例を示
す図である。図3のノードの発言識別符号は発言者と発
言番号の属性情報で表示されたものであり、この連関図
からどの発言者が連関図のどこで発言をしているかを知
ることができるが、ノードが多くなると一見で知ること
が困難になる。会議の参加者が図1に示す発言者判別部
9に指定発言者をアクセスすると発言データベースの発
言者の属性情報から指定された発言者の発言を抽出し、
図13に示すように指定された発言者の発言に対応する
ノードとその前後の矢印のみを残し、他の点線で示すノ
ードと線を消すことができる。
【0031】実施例5.本実施例は発言の連関図の表示
の他の態様を示すものである。図14は各参加者が自分
で必要だと思った発言にマークを付加し個人データとし
て登録したファイルの一例を示す図である。図15は発
言の連関図のマークされた発言の一例を示す図である。
参加者は自分が今後会議の進展において、管理すること
が必要と思った発言を図1のマーク管理10にアクセス
し、図14に示すマークデータを個人ファイル13に登
録する。次にこの参加者が主題「×××」にアクセス
し、発言の連関図を表示装置5に表示するときに、表示
装置5を通じてマーク管理部10にアクセスすると発言
の連関図のマークされた発言に対応するノードが2重丸
となって図15に示すように表示される。この例ではA
1,C5,A6が2重丸となって表示されている。
の他の態様を示すものである。図14は各参加者が自分
で必要だと思った発言にマークを付加し個人データとし
て登録したファイルの一例を示す図である。図15は発
言の連関図のマークされた発言の一例を示す図である。
参加者は自分が今後会議の進展において、管理すること
が必要と思った発言を図1のマーク管理10にアクセス
し、図14に示すマークデータを個人ファイル13に登
録する。次にこの参加者が主題「×××」にアクセス
し、発言の連関図を表示装置5に表示するときに、表示
装置5を通じてマーク管理部10にアクセスすると発言
の連関図のマークされた発言に対応するノードが2重丸
となって図15に示すように表示される。この例ではA
1,C5,A6が2重丸となって表示されている。
【0032】実施例6.この発明に係る実施例は、各参
加者によって出された意見を集計することによって所要
時点の議論の状況を把握するようにしたものである。図
16は参加者の意見の集計結集の一例を示す図である。
各発言(意見)は発言データベース内の発言データに属
性情報として蓄積される。参加者が表示装置5を通して
状況集計部11にアクセスすると現時点での状況を発言
の属性情報である立場の内容を調べ現在の状況を計算す
る処理系を持っており、図16の一覧表を表示装置5に
表示する。この例では各発言者の立場と集計結果が表示
されている。
加者によって出された意見を集計することによって所要
時点の議論の状況を把握するようにしたものである。図
16は参加者の意見の集計結集の一例を示す図である。
各発言(意見)は発言データベース内の発言データに属
性情報として蓄積される。参加者が表示装置5を通して
状況集計部11にアクセスすると現時点での状況を発言
の属性情報である立場の内容を調べ現在の状況を計算す
る処理系を持っており、図16の一覧表を表示装置5に
表示する。この例では各発言者の立場と集計結果が表示
されている。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、発言順
序を示す発言符号と発言の関連を示す参照発言符号によ
り、発言の連関を示す図に表示することができ、参加者
はその図より会議の流れを把握でき、また所望の発言も
図の節の発言識別符号を指示することにより発言を効率
よく取り出し、発言の内容を知ることにより容易に会議
に参加することができる。
序を示す発言符号と発言の関連を示す参照発言符号によ
り、発言の連関を示す図に表示することができ、参加者
はその図より会議の流れを把握でき、また所望の発言も
図の節の発言識別符号を指示することにより発言を効率
よく取り出し、発言の内容を知ることにより容易に会議
に参加することができる。
【0034】また、前記図の発言識別符号の節の表示が
発言の種類によって変化されているので、発言の種類の
展開が把握され、会議の状況をより詳しく知ることがで
きる。
発言の種類によって変化されているので、発言の種類の
展開が把握され、会議の状況をより詳しく知ることがで
きる。
【0035】また、前記図の会議のフエーズに対応する
発言の節とその節の前後の線を残すことにより図によっ
て、会議の進行における発言がどのフエーズに属するか
を一目で把握できる。
発言の節とその節の前後の線を残すことにより図によっ
て、会議の進行における発言がどのフエーズに属するか
を一目で把握できる。
【0036】また、参加者の発言を指定した発言者の発
言に対応する前記図の節のみを残すことにより指定した
発言者の発言が一目で把握できる。
言に対応する前記図の節のみを残すことにより指定した
発言者の発言が一目で把握できる。
【0037】また、各参加者が自分で必要だと思った意
見にマークを付けることにより、各参加者が個人個人の
ビューで発言にアクセスできる。
見にマークを付けることにより、各参加者が個人個人の
ビューで発言にアクセスできる。
【0038】さらに、各参加者の意見を集計することに
より議論の現在の状況を把握することができる。
より議論の現在の状況を把握することができる。
【図1】この発明の一実施例の電子会議システムを示す
構成図である。
構成図である。
【図2】この発明で扱う属性情報の例について示した図
である。
である。
【図3】この発明の発言の連関を示す発言の連関図の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】この発明の発言データの一例を示す図である。
【図5】この発明の発言データベースに登録された発言
データの一覧表の一例を示す図である。
データの一覧表の一例を示す図である。
【図6】この発明の発言の連関図を作成するフローチャ
ートの一例を示す図である。
ートの一例を示す図である。
【図7】この発明の発言の連関図を作成する工程の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】この発明の発言の種類とその表示色を示す表の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図9】この発明で扱うフエーズの展開の概念図であ
る。
る。
【図10】この発明の一実施例の「発言の種類」とフエ
ーズの対応を表した図である。
ーズの対応を表した図である。
【図11】この発明の一実施例のフエーズの種類と表示
色の対応を示す図である。
色の対応を示す図である。
【図12】この発明の一実施例の発言の連関図の指定フ
エーズの節のみを残した図である。
エーズの節のみを残した図である。
【図13】この発明の一実施例の発言の連関図の指定発
言者の節のみを残した図である。
言者の節のみを残した図である。
【図14】この発明の一実施例のマーク管理データを示
す図である。
す図である。
【図15】この発明の一実施例のマーク付けされた発言
の連関図である。
の連関図である。
【図16】この発明の一実施例の集計結果を示す図であ
る。
る。
【図17】従来の電子会議システムを示す構成図であ
る。
る。
【図18】従来の電子会議システムに使用されている属
性情報を示す図である。
性情報を示す図である。
【図19】従来の電子会議システムの表示装置の表示例
を示す図である。
を示す図である。
1 発言作成部 2 発言格納部 3 発言データベース 4 発言取り出し部 5 表示装置 6 属性情報付加部 7 発言種類判別部 8 フエーズ判別部 9 発言者判別部 10 マーク管理部 11 状況集計部 12 発言連関図作成部 13 個人ファイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−242338(JP,A) 特開 平2−206825(JP,A) 特開 平4−35591(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/18 G06F 13/00 351
Claims (5)
- 【請求項1】 発言を入力し、発言データを記憶してい
る記憶装置から発言の属性情報を基に発言データを取り
出し、発言を表示装置に表示する電子会議システムにお
いて、会議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記
発言と関連する参照発言符号と発言の種類を示す符号を
属性情報として付し、前記発言符号と参照発言符号によ
り発言の連関を発言データより抽出し、発言を識別する
発言識別符号を節とし、節と節を結ぶ図に表示し、前記
図の節の表示を発言の種類を示す属性情報により発言の
種類別に表示を変化させ、図上の所望する発言識別符号
を表示指定することにより、前記発言識別符号に対応す
る発言を表示装置に表示することを特徴とする電子会議
支援方式。 - 【請求項2】 発言を入力し、発言データを記憶してい
る記憶装置から発言の属性情報を基に発言データを取り
出し、発言を表示装置に表示する電子会議システムにお
いて、会議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記
発言と関連する参照発言符号と、発言の種類を示す符号
を属性情報として付し、前記発言符号と参照発言符号に
より発言の連関を発言データより抽出し、発言を識別す
る発言識別符号を節とし、節と節を結ぶ図に表示完了す
る以前の工程で、会議の展開におけるフエーズの種類の
所望のフエーズを指定すると、発言の種類を示す前記属
性情報より発言が属するフエーズを判定し、前記図にお
いて図上の指定されたフエーズに属する発言に対応する
節と、その節に結ばれた矢印も含む線のみを残した図を
表示し、その図上の所望する発言識別符号を表示指定す
ることにより、前記発言識別符号に対応する発言を表示
装置に表示することを特徴とする電子会議支援方式。 - 【請求項3】 発言を入力し、発言データを記憶してい
る記憶装置から発言の属性情報を基に発言データを取り
出し、発言を表示装置に表示する電子会議システムにお
いて、会議中の発言に発言順序を示す発言符号と、前記
発言と関連する参照発言符号と、発言者を示す発言者符
号を属性情報として付し、前記発言符号と参照発言符号
により発言の連関を発言データより抽出し、発言を識別
する発言識別符号を節とし、節と節を結ぶ図に表示完了
する以前の工程で所望の発言者を指定すると、発言者符
号を用いて前記図において図上の指定された発言者の発
言に対応する節と、その節に結ばれた矢印も含む線のみ
を残した図を表示し、その図上の所望する発言識別符号
を表示指定することにより、前記発言識別符号に対応す
る発言を表示装置に表示することを特徴とする電子会議
支援方式。 - 【請求項4】 会議参加者が、個人情報として管理する
前記発言順序を示す発言符号をマーク管理データとして
個人ファイルに登録し、表示装置に前記図を表示する際
にマーク付け指示をすることにより、前記個人ファイル
に登録された発言符号に対応する前記発言識別符号にマ
ークを付けた図を表示装置に表示することを特徴とする
請求項第1項、ないし請求項第3項のいずれかに記載の
電子会議支援方式。 - 【請求項5】 発言に集計に用いる属性情報を付加し、
会議の所要の時点の状況を集計し表に表示することを特
徴とする請求項第1項、ないし請求項第3項のいずれか
に記載の電子会議支援方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4032129A JP2990919B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 電子会議支援方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4032129A JP2990919B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 電子会議支援方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236131A JPH05236131A (ja) | 1993-09-10 |
JP2990919B2 true JP2990919B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12350281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4032129A Expired - Fee Related JP2990919B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 電子会議支援方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2990919B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0884144A (ja) * | 1994-09-12 | 1996-03-26 | Nec Corp | 電子会議システム |
JP3791207B2 (ja) | 1998-10-01 | 2006-06-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 活動状況俯瞰システム、活動状況俯瞰方法及び活動状況俯瞰プログラムを記録した記録媒体 |
JP3783432B2 (ja) | 1998-10-12 | 2006-06-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子会議システム、情報処理装置、記録媒体、電子会議方法及び情報処理方法 |
JP2000122995A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 非同期議論支援装置および非同期議論支援方法 |
WO2000041080A1 (fr) | 1999-01-04 | 2000-07-13 | Fujitsu Limited | Procede et dispositif d'assistance vocale |
JP4669417B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2011-04-13 | トッパン・フォームズ株式会社 | 会議支援システム |
JP5267269B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-08-21 | 富士通株式会社 | 会議管理装置及び方法 |
WO2016151828A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | 株式会社日立製作所 | 議論支援装置及び議論支援方法 |
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