JP5267269B2 - 会議管理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本技術は、会議の運営を支援及び管理するための技術に関する。
企業等では様々な会議が行われているが、出席者の議論に基づき意思決定を行って、会議終了後その意思決定の結果を関係各部署へ伝達し、意思決定に沿った施策を実施するのが通常である。しかしながら、会議の運営に問題があるため、出席者の総意が会議の結論に反映されず、そのため関係各部署でも結論に沿った施策が適切に実施されないという問題がある。
一方で、従来から会議の運営を支援する技術は存在している。例えば、開催中の会議の出席者のうち次の発言者を決定させるために、会議の残り時間と会議の総発言数を算出し、会議の残り時間及び総発言数に基づき、発言者選定テーブルから、指名すべき出席者の条件を決定し、会議の出席者の属性情報から、決定した選定条件に合致する出席者を次の発言者として決定するものがある。しかしながら、他の出席者の発言を促すような発言については考慮されていない。
また、発言の多い参加者には発言機会を少なく、少ない参加者には発言回数を多くするような工夫についても既に存在しているが、他の出席者の発言を促すような発言の取り扱いについては考慮されていない。
さらに、会議を円滑に進めるために、優先度に基づいて会議参加者に発言権を順次付与する従来技術も存在する。優先度は、会議参加者の属性(社会的地位、職位、専門分野など)、発言累積時間、発言回数、前回発言時刻、固定値、発言要求レベルの1つまたは複数の組み合わせを変数とする関数によって計算されるものである。しかしながら、他の出席者の発言を促すような発言については、考慮されていない。
特開2006−345250号公報 特開平2−067858号公報 特開平8−274888号公報
上で述べたように、会議を行って一応の結論を得たにもかかわらず、会議の結論による士気の低下や会議の結論に対する無関心、結論で示されている方針の無視や反発が起こる背景には、会議における決定事項や指示の曖昧さや納得不足がある。
特に納得不足については、会議の出席者のうち、立場が強い者が独断で決定を行ってしまい、課題や対策に詳しい人や施策実行の担当者は立場が弱く意見を言い辛い、といった会議運営と関係がある。しかしながら、従来技術では、会議において立場の弱い者の発言を促して、立場の弱い者の意見をできるだけ結論に反映させようとする会議運営上の努力については考慮されていない。そのため、従来技術を導入しても上で述べたような問題を改善するようにならない。
従って、本技術の目的は、会議において立場の弱い者の意見を引き出すような会議運営が促進されるようにすることである。
本会議管理装置は、出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部と、各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、発言者の識別子に対応付けて管理テーブルに格納されている発言者の立場を表すデータを読み出し、発言者の識別子と発言者の立場を表すデータと時刻とを会議進行テーブルに格納すると共に、管理テーブルにおいて発言者の発言回数を1増加させる状態管理手段とを有する。そして、上で述べた状態管理手段は、会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断し、上記所定の条件を満たすと判断された場合には、管理テーブルにおける直前の他の発言者の発言回数を減ずるものである。
会議において立場の弱い者の意見を引き出すような会議運営が促進されるようになる。
図1は、システム概要を示す図である。 図2は、会議支援サーバの機能ブロック図である。 図3は、実施の形態におけるメインの処理フローを示す図である。 図4は、初期処理の処理フローを示す図である。 図5は、管理テーブルの一例を示す図である。 図6は、役職換算テーブルの一例を示す図である。 図7は、職務換算テーブルの一例を示す図である。 図8は、立場の判定値と発言回数の上限値との対応テーブルの一例を示す図である。 図9は、出席者端末の画面表示例を示す図である。 図10は、会議進行テーブルの一例を示す図である。 図11は、発言カウンタ調整処理の処理フローを示す図である。 図12Aは、メインの処理フローを示す図である。 図12Bは、反対者数履歴テーブルの一例を示す図である。 図13は、調整処理の処理フローを示す図である。 図14は、コンピュータの機能ブロック図である。
図1に本技術の実施の形態のシステム概要図を示す。例えば有線又は無線のLAN(Local Area Network)であるネットワーク1には、複数の出席者端末5(図では5a乃至5d)と、本実施の形態において主要な処理を実施する会議支援サーバ3とが接続されている。出席者端末5は、例えば会議室に設置されているものであるか、又は出席者が各自会議室に持参する例えばパーソナルコンピュータである。本実施の形態では、各出席者端末5にはマイク6(図1では6a乃至6d)が接続されているものとする。また、出席者端末5では、会議支援クライアント・プログラム51が実行されており、このプログラム51により、出席者端末5には、出席者に対して各種情報を出力すると共にユーザからの入力を受け付けるユーザインタフェース部511と、出席者端末5のマイク6から出席者の発言に係る音声データを取得する音声データ取得部513と、会議支援サーバ3とデータ通信を行う通信部515とが実現される。なお、音声データ取得部513は、音声認識処理部を有する場合もある。
図2に会議支援サーバ3の機能ブロック図を示す。会議支援サーバ3は、出席者端末5から送信されてくるデータを受信すると共に必要なデータを出席者端末5に送信する通信処理部31と、会議及び当該会議の出席者についてのデータを格納する管理データ格納部37と、通信処理部31から受信したデータに基づき管理データ格納部37に格納されているデータを更新し、必要な場合には通信処理部31に出席者端末5に対してデータを送信するように要求する状態管理部33と、状態管理部33からの要求に応じて出席者端末5から受信した、出席者の発言に係る音声データに対して周知の音声認識処理を実施する音声認識処理部35とを有する。
次に、図1及び図2に示したシステムの処理内容について図3乃至図13を用いて説明する。まず、会議を開始する前に、初期処理を実施する(図3:ステップS1)。この初期処理については、図4を用いて説明する。
まず、会議の管理者は、出席者端末5を操作して、出席者名及び出席者ID(例えば社員ID)のリストを入力する。出席者端末5のユーザインタフェース部511は、会議の管理者から出席者名及び出席者IDのリストの入力を受け付け、通信部515に会議支援サーバ3へ送信させる。会議支援サーバ3の通信処理部31は、出席者端末5から出席者名及び出席者IDのリストを受信し、状態管理部33に出力する。状態管理部33は、出席者名及び出席者IDのリストを取得すると、管理データ格納部37に管理テーブルを生成して登録する(ステップS21)。
管理テーブルの一例を図5に示す。図5の例では、出席者IDと、出席者名と、属性と、立場の判定値と、立場の強弱と、順位と、発言カウンタと、発言回数の上限値とが登録されるようになっている。ステップS21では、出席者ID及び出席者名の列にデータが登録される。なお、発言カウンタは、実際に会議が始まった後に、発言を検出する毎にカウントアップされる。
次に、状態管理部33は、通信処理部31に対して、例えばネットワーク1に接続するDBサーバなど(図示せず)から、出席者の所定属性の属性値を取得させる(ステップS23)。例えばDBサーバなどが、出席者の役職名、職務名及び会議における過去の意思決定回数などを管理するデータベースを保持している場合には、各出席者についてこのようなデータを取得する。また、出席者ID及び出席者名と同様に、会議の管理者が入力するようにしても良い。さらに管理データ格納部37においてこのようなデータについても管理するようにしても良い。状態管理部33は、出席者の役職名及び職務名を取得すると、役職名については図6に示すような役職換算テーブルから役職名に対応する役職値を読み出し、職務名については図7に示すような職務換算テーブルから職務名に対応する職務値を読み出し、管理テーブルに登録する。役職換算テーブル及び職務換算テーブルについては例えば管理データ格納部37に用意しておく。過去の意思決定回数については、そのまま管理テーブルに登録する。
そして、状態管理部33は、出席者の属性データから立場の判定値を算出し、当該立場の判定値でソートする(ステップS25)。本実施の形態では、立場の判定値については、以下の式で算出する。
A*役職値+B*職務値+C*過去の意思決定回数+D
なお、A乃至Dについては予め定められた係数である。例えば、A=1、B=1、C=1、D=5で計算した例を図5の管理テーブルでは示している。また、ソートについては、例えば立場の判定値の降順で実施する。このステップで管理テーブルの順位の列に強い順に順位付けがなされる。
その後、状態管理部33は、管理テーブルにおいて、順位の降順に、出席者の半数の順位までを弱者グループ(すなわち立場が弱い出席者のグループ)に設定し、残余の出席者を強者グループ(すなわち立場が強い出席者のグループ)に設定する(ステップS27)。出席者数が奇数の場合には、過半数は弱者グループになるように設定する。このステップにより管理テーブルの立場の強弱の列に「強」又は「弱」が登録される。
そして、状態管理部33は、管理テーブルにおいて、立場の判定値に応じた発言回数上限値を設定する(ステップS29)。例えば図8に示すような立場の判定値と発言回数の上限値との対応テーブルを用意しておき、各出席者について立場の判定値に従って発言回数の上限値を特定して、管理テーブルにおいて、対応するレコードに登録する。なお、テーブルではなく、算出式を用意して発言回数の上限値を算出するようにしても良い。
以上のような処理を実施することによって、以下で説明する処理の前処理が完了することになる。
なお、各出席者端末5では、操作者たる出席者が、ユーザインタフェース部511に対して出席者IDを入力しておく。
また、出席者端末5のユーザインタフェース部511は、例えば図9に示すような画面を表示して、発言に際して出席者に入力を求める。具体的には、表示欄901に示されている種別のうち該当するものを選択すると共に、機能のうち該当するものを選択する。本実施の形態では、発言の種別には、「質問」、「回答」及び「その他」が設定されており、これらのいずれかをクリックする。さらに、発言の機能には、「説明」、「賛同」、「意見」、「さえぎり」、「促し」、「その他」が設定されており、これらのいずれかをクリックする。
なお、表示欄901については、発言しつつ入力するのが難しい場合もあるので、ファシリテータ役の出席者が入力するようにしても良い。その場合には、ファシリテータ役の出席者用の出席者端末5のユーザインタフェース部511は、特別に例えば発言者の出席者IDと発言種別及び発言機能とを組み合わせて入力できるようにして、ユーザインタフェース部511が入力を受け付けると通信部515に出力し、通信部515から会議支援サーバ3に送信する。そして、会議支援サーバ3の状態管理部33は、出席者IDと発言種別及び発言機能と、発言者の出席者端末5から受信した出席者IDと音声データなどとを結び付けて、会議進行テーブルに登録する。
また、表示欄902に示すように、本実施の形態では、弱者グループの出席者については、会議の発言について賛否を入力するようになっている。具体的には、各発言中又は発言後に、「賛成」と「反対」のいずれかをクリックする。
クリックの結果は、ユーザインタフェース部511から通信部515を介して会議支援サーバ3に送信される。
さらに、表示欄903及び904には、発言カウンタと発言回数の上限値との関係や会議の発言についての賛否の状態から、該当する表示が行われる。例えば発言カウンタの値が発言回数の上限に達した場合には、会議支援サーバ3からの指示に応じて「発言を控えてください」が表示されるようになっている。一方、例えば弱者グループに属する出席者のうち反対者が弱者グループの過半を超えている場合には、弱者グループの出席者には、会議支援サーバ3からの指示に応じて「発言してください」といった表示が行われるようになっている。なお、会議支援サーバ3からは、具体的なメッセージの内容が送信される場合もあれば、メッセージIDが送られてきて出席者端末5のユーザインタフェース部511が対応するメッセージを表示するようにしても良い。さらに、表示欄903及び904に分けられている場合には、いずれをオンにするかのみ指定されても、表示可能である。
図3の処理の説明に戻って、会議が始まると、各出席者端末5の音声データ取得部513は、当該出席者端末5の操作者たる出席者の発言を検出すると、音声データを生成して、通信部515に出力する。音声データ取得部513は、本出席者端末5の操作者たる出席者の発言のみを検出するように、予めその出席者の音声などを登録しておいても良い。また、音声データ取得部513は、発言開始時刻(又は発言開始時刻及び発言終了時刻)を計測して、通信部515に出力して音声データと共に会議支援サーバ3へ送信させる。
さらに、ユーザインタフェース部511は、図9に示したような画面から、発言種別及び発言機能の該当するボタンのクリックを受け付け、選択された発言種別及び発言機能の識別子を通信部515に出力する。上でも述べたが、発言種別及び発言機能の識別子については、ファシリテータ役の出席者が存在する場合には当該ファシリテータ役の出席者の出席者端末5から、発言者の出席者IDと共に送信される。
そして、出席者端末5の通信部515は、例えば発言終了時に、出席者ID、発言開始時刻、音声データ並びに音声種別及び音声機能の識別子(ID)を、発言が行われたことを表すデータとして会議支援サーバ3に送信する。なお、音声データに対して出席者端末5で音声認識処理を実施して、音声テキストデータを会議支援サーバ3に送信するようにしても良い。これによりネットワーク1の通信負荷及び会議支援サーバ3の処理負荷を削減できる。
これに対して、会議支援サーバ3の通信処理部31は、出席者端末5から、出席者ID、発言開始時刻、音声データ並びに音声種別及び音声機能の識別子を受信し、状態管理部33に出力する。状態管理部33は、このようなデータを受け取ると、音声データについては音声認識処理部35に周知の音声認識処理を実施させると共に音声認識結果を受け取り、他のデータと共に管理データ格納部37における会議進行テーブルに登録する(ステップS3)。
会議進行テーブルの一例を図10に示す。図10の例では、発言開始時刻と、管理テーブルから出席者IDで特定される発言者名と、管理テーブルから出席者IDで特定される発言者の立場(「強」又は「弱」)と、発言種別と、発言機能と、音声認識結果である発言内容とが登録されるようになっている。なお、パターンA乃至Cについては、以下の説明で用いるための参考データである。図10の例において、発言者に「課長」といった役職名を表示しているが、これも以下の説明のためであって、実際には出席者ID又は出席者名が登録される。
また、状態管理部33は、管理テーブルにおいて、受信した出席者IDに対応する発言カウンタを1インクリメントする(ステップS5)。さらに、発言カウンタ調整処理を実施する(ステップS7)。この発言カウンタ調整処理については、図11を用いて説明する。
本発言カウンタ調整処理では、原則として、強者グループに属する発言者が、弱者グループに属する出席者に発言を促すような発言を行って、それに応じて弱者グループに属する出席者が発言者として発言した場合には、強者グループに属する発言者の発言カウンタを減ずるものである。このように、強者グループに属する出席者が、一方的に結論を押しつけるような形ではなく、弱者グループに属する出席者に発言、そして意見の表明を行うように促して、可能な限り会議の結論に弱者グループの意見などを反映させるようにして、強者からの押しつけではなく弱者グループに属する出席者に会議の結論に対する納得感を与えるような会議運営を促進するものである。
まず、状態管理部33は、今回の発言者は、弱者グループ所属の出席者であるか判断する(ステップS31)。今回の発言者が弱者グループに属する出席者でない場合には、処理の対象外であり、元の処理に戻る。一方、今回の発言者が、弱者グループに属する出席者である場合には、直前の他の発言者が強者グループに属する出席者であるか判断する(ステップS33)。なお、同じ発言者が、短い間(「ま」)をもって連続して発言する場合がある。このように、前後の発言が同じ発言者によるものであれば、間については連結して判断して、直前の他の発言者が誰であるかを確認する。例えば図10の例では、9:25以降にM氏が4回に分けて発言しているが、これらの発言の間には短い間が存在していることを意味する。従って、これらの間については連結して直前の他の発言者は、U課長となる。
直前の他の発言者が弱者グループに属する場合には、処理の対象外なので元の処理に戻る。一方、直前の他の発言者が強者グループに属する場合には、状態管理部33は、付随条件を満たすか判断する(ステップS35)。付随条件には、例えば3つのパターンが存在する。
パターンAの条件は、先に発言した強者グループに属する発言者の発言種別及び発言機能の組み合わせと、後に発言した弱者グループに属する発言者の発言種別及び発言機能の組み合わせのシーケンスが、予め定められたパターンであるという条件を含む。例えば、先に発言した強者グループに属する発言者の発言種別が「質問」であり、後に発言した弱者グループに属する発言者の発言種別が「回答」であり且つ発言機能が「意見」である場合に、この条件を満たすものとする。このようなパターンAを採用すると、図10の例では、9:21におけるU課長の発言と9:25以降のM氏の発言が、このパターンAに該当すると判定される。また、9:45におけるK氏の発言と9:46のM氏の発言も、このパターンAに該当すると判定される。但し、8:40のKN課長の発言と8:44のM氏の発言は、M氏の発言種別が条件に合致しておらず、同様に8:57のKN課長の発言と9:01のM氏の発言も発言種別が条件に合致していないと判断される。図10のパターンAの列では、このように条件に合致している場合には「有」が登録されている。なお、発言種別及び発言機能についての他の組み合わせのシーケンスを条件にしてもよい。
パターンBの条件は、発言時間に着目した条件である。例えば、先に発言した強者グループに属する発言者の発言時間が、所定の閾値未満であれば、その前の発言に対して相づちを打っただけとも判断できる。従って、弱者グループに属する出席者に発言を促したわけではないと判断して、条件を満たさないとする。さらに、後に発言した弱者グループに属する発言者の発言時間が、別の閾値未満であれば、これも、強者グループに属する出席者が、弱者グループの出席者に発言を促していたとしても、その試みが成功したとはいえない。但し、図10の9:25からのM氏の発言のように、間を空けて連続して発言している場合には、連結して判断しても良い。図10の例では、ステップS31及びS33の条件を満たす部分が4カ所存在しているが、そのいずれも発言時間の条件は満たしているものとして、図10では「有」と登録されている。なお、発言時間については、発言開始時間と次の発言開始時間との差を用いるようにしても良いし、音声認識処理をする際に実際の発言時間も特定できるので、図10には示していないが、その発言時間を用いるようにしても良い。さらに、発言者の出席者端末5から発言開始時刻及び発言終了時刻を受信する場合には、その差を用いても良い。
パターンCの条件は、先に発言した強者グループの発言者の発言内容に、弱者グループの出席者の名前の少なくとも一部が含まれているというものである。図10の例では、9:21のU課長の発言には「Mさん」(「さん」は図10でわかりやすくするために付加的に示しているだけである)という弱者グループに属する出席者の名前が含まれている。このような場合には、意図的にM氏に話を振っていると推定されるので、このようなパターンCに合致する場合には、付随条件を満たしたと判断する。なお、名前ではなく、役職名などで呼ぶ場合もあるので、予め強者グループの発言者の発言内容から抽出すべき単語を指定しておくようにしても良い。
以上のような付随条件を満たしていないと判断された場合には元の処理に戻る。一方、付随条件を満たしたと判断される場合には、状態管理部33は、管理テーブルにおいて、直前の他の発言者の発言カウンタを1減ずる(ステップS37)。このようにすれば、強者グループに属する出席者が、弱者グループに属する出席者に対して発言を促す発言をしても、発言カウンタが増加しないようになるので、自らの発言チャンスを失うという恐れなしに弱者グループに属する出席者に発言を促すことができる。すなわち、弱者グループに属する出席者の発言が増加し、不満やストレスなどが弱者グループに属する出席者になるべく残らないように、会議を進行させることができるようになる。
図3の処理の説明に戻って、状態管理部33は、管理テーブルにおいて、今回の発言者の発言カウンタの値が、発言回数上限以上であるか判断する(ステップS9)。今回の発言者の発言カウンタの値が、発言回数上限以上である場合には、今回の発言者の発言を抑制すべく、今回の発言者の出席者端末5に対して「傾聴」サインを表示させるための命令を、通信処理部31に送信させる(ステップS11)。今回の発言者の出席者端末5の通信部515は、会議支援サーバ3から「傾聴」サインを表示させるための命令を受信すると、ユーザインタフェース部511に出力し、ユーザインタフェース部511は、例えば図9の表示欄903の表示を行う。場合によってはマイク6をオフに設定するなどの処置を行う場合もある。その後、端子Aを介して図12Aの処理に移行する。
一方、今回の発言者の発言カウンタの値が、発言回数上限未満である場合には、端子Aを介して図12Aの処理に移行する。
図12Aの処理の説明に移行して、例えば、ある発言者が発言している間、又は発言の後、弱者グループに属する出席者は、出席者端末5の表示画面(図9)の表示欄902に示されている賛成又は反対のボタンをクリックする。出席者端末5のユーザインタフェース部511は、賛成又は反対の選択入力を受け付け、通信部515に賛成又は反対を表す意思表示データを会議支援サーバ3へ送信させる。以下ステップS49まで弱者グループについての処理となっているが、出席者全員についての処理としても良い。
会議支援サーバ3の通信処理部31は、弱者グループに属する出席者の出席者端末5から、賛成又は反対の意思表示データを受信し、状態管理部33に出力する。状態管理部33は、賛成又は反対の意思表示データを受け取り、反対を表明した出席者の数を計数し、管理データ格納部37の反対者数履歴テーブルに登録する(ステップS41)。反対者数履歴テーブルの一例を図12Bに示す。図12Bの例では、反対者数の計数履歴が登録されている。
そして、状態管理部33は、発言カウンタ調整の条件(すなわちステップS31乃至S35の条件)を満たしていたか判断する(ステップS43)。例えばステップS31乃至S35の条件を満たしてステップS37が実施された場合に、フラグをオンにセットしておき、本ステップではこのフラグがオンにセットされているか判断する。発言カウンタ調整の条件を満たしていると判断された場合には、調整処理を実施する(ステップS45)。この調整処理については、図13を用いて説明する。なお、ステップS45の後、処理はステップS47に移行する。
調整処理においてまず、状態管理部33は、直前の反対者数より今回の反対者数の方が減少しているか判断する(ステップS61)。直前の反対者数より今回の反対者数が減少している場合には、強者グループに属する発言者が弱者グループに属する出席者へ発言を促し、実際にこの促しにより弱者グループに属する出席者により発言が行われたことによって、会議の発言に対する賛同が増えた(ここでは消極的に反対者が減った)ことになるので、実際に効果があったことが認められる。従って、管理テーブルにおいて、直前の他の発言者の発言カウンタの値を1減ずる(ステップS63)。そして元の処理に戻る。
一方、直前の反対者数より今回の反対者数の方が減少しているとは言えない場合には、元の処理に戻る。
なお、ステップS63では発言カウンタの値を1減ずるようにしたが、会議の発言に対する賛同が増えた(反対者が減った)のでより効果を認めて、発言回数の上限値を増加させるようにしても良い。さらに、発言カウンタの値を「1」ではなく「2」といったように多くの数減少させるようにしても良い。
さらに、出席者全員から賛成又は反対を表す意思表示データを収集して、出席者全員から反対者の数を計数して、反対者数履歴テーブルに登録するようにしても良い。さらに、賛同者の数を計数して、賛成者履歴テーブルに登録し、賛成者が増加したか判断するようにしても良い。
図12Aの処理の説明に戻って、会議支援サーバ3の状態管理部33は、反対者数が所定の条件を満たしたか判断する(ステップS47)。具体的には、反対者数が弱者グループに属する出席者の過半数となっているか判断する。反対者数が弱者グループに属する出席者の数の半数に達していない場合には、ステップS51に移行する。反対者数が弱者グループに属する出席者の過半数となっている場合には、弱者グループに属する出席者による発言をより促進して、可能な限り会議の結論に弱者グループに属する出席者の意見が反映されるようにしなければならない。従って、状態管理部33は、弱者グループに属する出席者の出席者端末5に「発言」を促す表示を行うように、通信処理部31に指示を出力すると共に、強者グループに属する出席者の出席者端末5に「傾聴」を促す表示を行うように、通信処理部31に指示を出力する(ステップS49)。具体的には、弱者グループに属する出席者の出席者端末5には、図9の表示欄904に表示がなされる。一方、強者グループに属する出席者の出席者端末5には、図9の表示欄903に表示がなされる。その後、処理はステップS51に移行する。
そして、ステップS51では、状態管理部33は、処理終了、すなわち会議が終了であるか判断する。なお、例えば所定時間以上無音である場合や明示的にいずれかの出席者端末5から終了が指示された場合、又は1台も出席者端末5が稼働していない場合には、処理終了と判断し処理を終了する。一方、処理終了ではない場合には端子Bを介して図3のステップS3に戻る。
以上のような処理を実施することによって、強者グループに属する出席者が、不利益なく、弱者グループに属する出席者に意見を表明する機会を与えるような会議運営を促すことができるようになる。これによって、強者の主張を弱者グループに属する出席者に押しつけるようにして弱者グループに属する出席者に不満などを残すことを避け、可能な限り会議の結論に、弱者グループに属する出席者の意見を反映させることができるようになる。
以上本技術の実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、図1及び図2の機能ブロック図は一例であって、必ずしも実際のプログラムモジュール構成と一致しない場合もある。また、出席者端末5は、一般的なパーソナルコンピュータではなく、専用の端末装置を作成するようにしても良い。
立場については、強弱だけではなく3レベル以上設定するようにしても良い。
さらに、パターンA乃至Cという付随条件の例を示したが、任意に組み合わせて付随条件としても良い。
なお、上で述べた処理では説明を省略していたが、通信処理部31は、出席者IDと、出席者端末5のアドレスとの対応関係についても管理している。
さらに、上で述べた処理フローも機能を網羅するように時系列に各ステップを並べたものであり、例えば初期処理、発言カウンタの管理、賛成又は反対の意思表示データなどの処理を別スレッドで行うようにしても良い。特に賛成又は反対の意思表示データの集計については、集計タイミングを上の例では発言のデータを受信する毎に実施するようにしていたが、他のタイミングを採用しても良い。
さらに、賛成又は反対の意思表示データについて、図9の例では表示欄902のボタンを用いる例を示したが、例えば表示欄901のボタン(例えば「賛同」ボタン)を用いるようにしても良い。但し、発言時に用いるボタンとは区別する方が、出席者にとっても分かりやすいことが多いと考えられる。さらに、賛成と反対だけではなく、懸念有りといったようなやや否定的なレベルの意思表示を可能にしたり、例えば賛成から反対までのレベルを複数設定していずれかを指示することができるようにしてもよい。
また、図9のような表示画面は一例であって、様々な変形が可能である。
なお、上で述べた会議支援サーバ3及び出席者端末5は、コンピュータ装置であって、図14に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上本実施の形態をまとめると以下のようになる。
本会議管理装置は、出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部と、各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、発言者の識別子に対応付けて管理テーブルに格納されている発言者の立場を表すデータを読み出し、発言者の識別子と発言者の立場を表すデータと時刻とを会議進行テーブルに格納すると共に、管理テーブルにおいて発言者の発言回数を1増加させる状態管理手段とを有する。そして、上で述べた状態管理手段は、会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断し、上記所定の条件を満たすと判断された場合には、管理テーブルにおける直前の他の発言者の発言回数を減ずるものである。
このように会議において強い立場の発言者によって促されたため弱い立場の発言者が発言を行った場合には、会議において発言がしにくかったり発言チャンスを得られない弱い立場の発言者に発言の機会を与え、可能な限り会議の出席者間におけるコンセンサスを得ようとする努力とみなして、強い立場の発言者に余分の発言機会を与えるものである。
また、上で述べた所定の条件が、今回の発言者の今回の合計発言時間又は今回の発言者の今回の合計発言時間及び直前の他の発言者の発言時間が所定の時間より長いという条件を含むようにしてもよい。単に相づちや返事のみのような発言については会議におけるコンセンサス形成に大きな寄与がないためである。なお、強い立場の発言者の発言時間が短い場合にも、実際に弱い立場の出席者に発言を促しているとは言えない場合が多いので、除外するようにしても良い。
さらに、上で述べた管理テーブルには、出席者の識別子に対応付けて出席者名をさらに格納するようにしてもよい。さらに、本会議管理装置は、発言者のための出席者端末から受信した上記発言したことを表すデータに含まれる音声データに対して音声認識処理を実施し、音声認識処理結果を管理データ格納部に格納する音声認識処理手段をさらに有するようにしてもよい。このような場合には、上で述べた所定の条件が、直前の他の発言者についての音声認識処理結果中に今回の発言者の識別子に対応付けて管理テーブルに格納されている発言者名の少なくとも一部が含まれているという条件を含むようにしてもよい。
このように、弱い立場の発言者の名前を強い立場の発言者が指定している場合には、強い立場の発言者が意識して弱い立場の発言者に発言を求めて、会議の運営をより公平なものにしようとしていると考えられるためである。
さらに、上で述べた状態管理手段は、出席者端末(例えば発言者のための出席者端末又は他の出席者(ファシリテータ役出席者)の出席者端末)から、発言者の発言の目的を表すデータ(例えば実施の形態では、発言種別及び発言機能)をさらに受信した場合、会議進行テーブルに発言者の識別子に対応付けて発言の目的を表すデータを格納するようにしてもよい。このような場合には、上で述べた所定の条件が、直前の他の発言者についての発言の目的を表すデータが今回の発言者の発言を促すことを表すデータであり、今回の発言者についての発言の目的を表すデータが回答であることを示すデータであるという条件を含むようにしてもよい。
このように発言者に発言の目的を表すデータが得られれば、発言者の意図が把握しやすいので、会議運営の適正化に寄与しているか否かを容易に判断できる。
また、上で述べた状態管理手段が、管理テーブルにおいて立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の出席者端末から会議における発言について賛否を表すデータを受信した場合、反対を表すデータ又は賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の数を計数し、履歴データ格納部に格納するようにしてもよい。その場合、上で述べた所定の条件を満たすと判断された場合、履歴データ格納部に格納されている反対を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より減少している又は履歴データ格納部に格納されている賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より増加しているか判断するようにしてもよい。そして、反対を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より減少している又は履歴データ格納部に格納されている賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より増加していると判断した場合、管理テーブルにおける直前の他の発言者の発言回数を減ずる又は発言回数上限を増加させるようにしてもよい。
このように、会議の発言への賛同者を実質的に増加させるような、立場の弱い発言者の発言を促した、立場の強い発言者に対しては、より多くの発言を可能にするものである。これによって、よりコンセンサス形成に寄与するように会議運営を行わせることができるようになる。
さらに、上で述べた状態管理手段が、管理テーブルにおいて立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の出席者端末から会議における発言について賛否を表すデータを受信するようにしてもよい。そして、反対を表すデータを送信してきた出席者端末の数が多数である場合又は賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の数が少数である場合、管理テーブルにおいて立場を表すデータとして相対的に強い立場を表すデータが格納されている出席者の出席者端末に、発言を控えるように促すメッセージを表示させること、管理テーブルにおいて立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の出席者端末に、発言を促すメッセージを表示させることのうち少なくともいずれかを実施するようにしてもよい。
例えば、会議における発言に否定的な状態であれば、より弱い立場の出席者からの発言を多くして不満が出ないような会議運営が必要であり、同様に強い立場の出席者からの発言を抑えて高圧的に弱い立場の出席者に結論を押しつけるような形にならないようにするものである。
なお、上で述べたような処理をコンピュータ・ハードウエアに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、前記会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部と、
各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、前記発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、前記発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている前記発言者の立場を表すデータを読み出し、前記発言者の識別子と前記発言者の立場を表すデータと時刻とを前記会議進行テーブルに格納すると共に、前記管理テーブルにおいて前記発言者の発言回数を1増加させる状態管理手段と、
を有し、
前記状態管理手段は、
前記会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ前記今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが前記第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断し、
前記所定の条件を満たすと判断された場合には、前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずる
会議管理装置。
(付記2)
前記所定の条件が、前記今回の発言者の今回の合計発言時間又は前記今回の発言者の今回の合計発言時間及び前記直前の他の発言者の発言時間が所定の時間より長いという条件を含む
付記1記載の会議管理装置。
(付記3)
前記管理テーブルには、前記出席者の識別子に対応付けて出席者名をさらに格納しており、
前記発言者のための出席者端末から受信した前記発言したことを表すデータに含まれる音声データに対して音声認識処理を実施し、音声認識処理結果を前記管理データ格納部に格納する音声認識処理手段
をさらに有し、
前記所定の条件が、前記直前の他の発言者についての音声認識処理結果中に前記今回の発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている発言者名の少なくとも一部が含まれているという条件を含む
付記1又は2記載の会議管理装置。
(付記4)
前記状態管理手段は、
前記出席者端末から、前記発言者の発言の目的を表すデータをさらに受信した場合、前記会議進行テーブルに前記発言者の識別子に対応付けて前記発言の目的を表すデータを格納し、
前記所定の条件が、
前記直前の他の発言者についての前記発言の目的を表すデータが前記今回の発言者の発言を促すことを表すデータであり、前記今回の発言者についての前記発言の目的を表すデータが回答であることを示すデータであるという条件を含む
付記1乃至3のいずれか1つ記載の会議管理装置。
(付記5)
前記状態管理手段が、
前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末から前記会議における発言について賛否を表すデータを受信した場合、反対を表すデータ又は賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の数を計数し、履歴データ格納部に格納し、
前記所定の条件を満たすと判断された場合、前記履歴データ格納部に格納されている前記反対を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より減少している又は前記履歴データ格納部に格納されている前記賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より増加しているか判断し、
前記反対を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より減少している又は前記履歴データ格納部に格納されている前記賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より増加していると判断した場合、
前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずる又は前記発言回数上限を増加させる
付記1乃至4のいずれか1つ記載の会議管理装置。
(付記6)
前記状態管理手段が、
前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末から前記会議における発言について賛否を表すデータを受信し、
反対を表すデータを送信してきた出席者端末の数が多数である場合又は賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の数が少数である場合、
前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に強い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末に、発言を控えるように促すメッセージを表示させること、前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末に、発言を促すメッセージを表示させることのうち少なくともいずれかを実施する
付記1乃至5のいずれか1つ記載の会議管理装置。
(付記7)
出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、前記会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部にアクセス可能なコンピュータにより実行される会議管理方法であって、
各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、前記発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、前記発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている前記発言者の立場を表すデータを読み出し、前記発言者の識別子と前記発言者の立場を表すデータと時刻とを前記会議進行テーブルに格納すると共に、前記管理テーブルにおいて前記発言者の発言回数を1増加させるステップと、
前記会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ前記今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが前記第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
前記所定の条件を満たすと判断された場合には、前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずるステップと、
を含む会議管理方法。
(付記8)
出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、前記会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部にアクセス可能なコンピュータに、
各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、前記発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、前記発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている前記発言者の立場を表すデータを読み出し、前記発言者の識別子と前記発言者の立場を表すデータと時刻とを前記会議進行テーブルに格納すると共に、前記管理テーブルにおいて前記発言者の発言回数を1増加させるステップと、
前記会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ前記今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが前記第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
前記所定の条件を満たすと判断された場合には、前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずるステップと、
を実行させるための会議管理プログラム。
1 ネットワーク 3 会議支援サーバ 5 出席者端末
51 会議支援クライアント・プログラム 511 ユーザインタフェース部
513 音声データ取得部 515 通信部
31 通信処理部 33 状態管理部 35 音声認識処理部
37 管理データ格納部

Claims (8)

  1. 出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、前記会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部と、
    各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、前記発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、前記発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている前記発言者の立場を表すデータを読み出し、前記発言者の識別子と前記発言者の立場を表すデータと時刻とを前記会議進行テーブルに格納すると共に、前記管理テーブルにおいて前記発言者の発言回数を1増加させる状態管理手段と、
    を有し、
    前記状態管理手段は、
    前記会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ前記今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが前記第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断し、
    前記所定の条件を満たすと判断された場合には、前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずる
    会議管理装置。
  2. 前記所定の条件が、前記今回の発言者の今回の合計発言時間又は前記今回の発言者の今回の合計発言時間及び前記直前の他の発言者の発言時間が所定の時間より長いという条件を含む
    請求項1記載の会議管理装置。
  3. 前記管理テーブルには、前記出席者の識別子に対応付けて出席者名をさらに格納しており、
    前記発言者のための出席者端末から受信した前記発言したことを表すデータに含まれる音声データに対して音声認識処理を実施し、音声認識処理結果を前記管理データ格納部に格納する音声認識処理手段
    をさらに有し、
    前記所定の条件が、前記直前の他の発言者についての音声認識処理結果中に前記今回の発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている発言者名の少なくとも一部が含まれているという条件を含む
    請求項1又は2記載の会議管理装置。
  4. 前記状態管理手段は、
    前記出席者端末から、前記発言者の発言の目的を表すデータをさらに受信した場合、前記会議進行テーブルに前記発言者の識別子に対応付けて前記発言の目的を表すデータを格納し、
    前記所定の条件が、
    前記直前の他の発言者についての前記発言の目的を表すデータが前記今回の発言者の発言を促すことを表すデータであり、前記今回の発言者についての前記発言の目的を表すデータが回答であることを示すデータであるという条件を含む
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の会議管理装置。
  5. 前記状態管理手段が、
    前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末から前記会議における発言について賛否を表すデータを受信した場合、反対を表すデータ又は賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の数を計数し、履歴データ格納部に格納し、
    前記所定の条件を満たすと判断された場合、前記履歴データ格納部に格納されている前記反対を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より減少している又は前記履歴データ格納部に格納されている前記賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より増加しているか判断し、
    前記反対を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より減少している又は前記履歴データ格納部に格納されている前記賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の最近の数がそれ以前の数より増加していると判断した場合、
    前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずる又は前記発言回数上限を増加させる
    請求項1乃至4のいずれか1つ記載の会議管理装置。
  6. 前記状態管理手段が、
    前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末から前記会議における発言について賛否を表すデータを受信し、
    反対を表すデータを送信してきた出席者端末の数が多数である場合又は賛成を表すデータを送信してきた出席者端末の数が少数である場合、
    前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に強い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末に、発言を控えるように促すメッセージを表示させること、前記管理テーブルにおいて前記立場を表すデータとして相対的に弱い立場を表すデータが格納されている出席者の前記出席者端末に、発言を促すメッセージを表示させることのうち少なくともいずれかを実施する
    請求項1乃至5のいずれか1つ記載の会議管理装置。
  7. 出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、前記会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部にアクセス可能なコンピュータにより実行される会議管理方法であって、
    各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、前記発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、前記発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている前記発言者の立場を表すデータを読み出し、前記発言者の識別子と前記発言者の立場を表すデータと時刻とを前記会議進行テーブルに格納すると共に、前記管理テーブルにおいて前記発言者の発言回数を1増加させるステップと、
    前記会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ前記今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが前記第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
    前記所定の条件を満たすと判断された場合には、前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずるステップと、
    を含む会議管理方法。
  8. 出席者の識別子と当該出席者の、会議における立場の強弱レベルを示すデータと当該出席者の、前記会議における発言回数及び発言回数上限とを格納する管理テーブルと、発言者の識別子と当該発言者の立場を示すデータと時刻とを時系列に格納する会議進行テーブルとを格納する管理データ格納部にアクセス可能なコンピュータに、
    各出席者のための出席者端末のうち発言者のための出席者端末から、前記発言者の識別子と当該発言者が発言したことを表すデータを受信し、前記発言者の識別子に対応付けて前記管理テーブルに格納されている前記発言者の立場を表すデータを読み出し、前記発言者の識別子と前記発言者の立場を表すデータと時刻とを前記会議進行テーブルに格納すると共に、前記管理テーブルにおいて前記発言者の発言回数を1増加させるステップと、
    前記会議進行テーブルにおいて格納されている、今回の発言者の立場を表すデータが第1のレベルを表すデータであり、且つ前記今回の発言者の直前の他の発言者について格納されている、当該直前の他の発言者の立場を表すデータが前記第1のレベルより高いレベルを表すデータであることを含む所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
    前記所定の条件を満たすと判断された場合には、前記管理テーブルにおける前記直前の他の発言者の前記発言回数を減ずるステップと、
    を実行させるための会議管理プログラム。
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