JP2989748B2 - 自動車部品のメンテナンス警報装置 - Google Patents

自動車部品のメンテナンス警報装置

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JP2989748B2 JP6229614A JP22961494A JP2989748B2 JP 2989748 B2 JP2989748 B2 JP 2989748B2 JP 6229614 A JP6229614 A JP 6229614A JP 22961494 A JP22961494 A JP 22961494A JP 2989748 B2 JP2989748 B2 JP 2989748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車部品のメンテナ
ンス警報装置に関し、例えばタイミングベルト、オイ
ル、オイルエレメント等の自動車部品の交換を知らせる
警告灯の制御の検査に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の計器盤(以下コンビネーション
メータAssyという)には速度計、走行距離計等の計
器類が搭載されている。このコンビネーションメータA
ssyの走行距離計等はメモリ性能の向上から近年はデ
ジタル化される傾向にある。
【0003】また、例えばディーゼル仕様のみに使用さ
れるタイミングベルト(以下Tベルトという)は、一般
にある一定距離を走行するたび(ここでは例として10
万kmとする)に交換するものであり、デジタルの走行
距離計が10万キロを計測する毎に、Tベルト交換の警
告を発するものである。
【0004】例えばディーゼル仕様の車においては、図
6に示すようにコンビネーションメータAssy1に、
Tベルトの交換を知らせるウォーニングランプ3を備
え、イグニィションキー5の操作に伴って、車が走ると
走行センサ7から出力される走行パルスを計測して走行
距離を算出し、表示部8(トリップ表示機能、ODO表
示を含む)に走行距離を表示し、10万kmに達したと
きウォーニングランブ3を点灯させて、運転者に交換時
期の警告をしていた。
【0005】そして、このようなコンビネーションメー
タAssy1は、一般に計器メーカで出荷前に工場等で
検査が行われるものである。工場内におけるコンビネー
ションメータAssy1のウォーニングランプ3の検査
を説明する。
【0006】図7は従来のコンビネーションメータAs
syの概略構成図である。図において、1〜8は上記と
同様なものである。10及び12はオド/トリップ表示
切替スイッチ及びトリップ距離のリセットスイッチであ
る。
【0007】14はコンビネーションAssy1の電子
回路部である。電子回路部14は、CPU16、ROM
17、不揮発性メモリ(NVM)であるEPROM1
8、RAM20なるコンピュータを備えている。
【0008】ROM17は、走行距離計測手段17a
と、RAM20の走行距離(以下ODO値という)がR
AM20に記憶されたTベルトの交換のための基準交換
値に到達したときに警報表示させる警報手段17bと、
基準交換値を初期設定すると共に、更新時にはRAM2
0のODO値に基準交換値を加算した値を新たな基準交
換値として記憶変更して、その変更値をEPROM1
8に設定する設定手段17cと、ODO値が基準設定値
に到達しない前に、リセットキーが操作されると、現O
DO値に基準交換値を加算した値を基準交換としてRA
M20に記憶変更するリセット手段17eと、表示部8
(以下トリップメータという)の表示モードを切換える
モード切換手段f、セグメントチェックモードにされる
と所定桁のセグメント信号をトリップメータに順次出力
すると共に表示器を点灯させるセグメントチェック手段
17hとが格納されている。
【0009】また、CPU16にはドライバー22と設
定手段17cを起動させるためのプリセットスイッチ2
5、リセット手段17eを起動させるためのリセットス
イッチ24、モード切換手段17fを起動させるモード
切換スイッチ27、警報手段17bの警報を知らせるウ
ォーニングランプ3、車両が一定距離を走行する毎にパ
ルスを発生するパルス発生器32等が接続されている。
【0010】また、EPROM18には、Tベルトの
基準交換値(10万km)と、実走行距離が格納され
る。
【0011】上記のような従来の車両部品のメンテナン
ス警報装置は、イグニッションキー5の操作に伴って起
動し、EPROM18のTベルトの基準交換値と実走
行距離とをRAM20に転送した後に、リセットスイッ
チ24がオンかオフかがリセット手段17eにより判断
され、オフの場合は警報手段17bがODO値と基準設
定値とを比較し、この比較結果に基づいてウォーニング
ランプ3を点灯又は消灯させ、Tベルトの交換を警告す
る。
【0012】また、リセットスイッチ24がオンのとき
は、リセット手段17eが起動し、RAM20の基準交
換値とODO値とを加算して記憶する。
【0013】この、リセットスイッチ24がオンにされ
る状態とは、基準交換値に到達する前にTベルトが交換
されたときである。
【0014】また、モード切換スイッチ27が操作され
たときは、モード切換手段17fは、トリップメータ8
の表示をTベルトモード表示する。
【0015】さらに、設定手段17cは、プリセットス
イッチ25のオンオフを判断し、オンされている場合に
は、そのODO値とRAM20の基準交換値とを加算
し、その値を新たな基準交換値として再びRAM20に
書込む。
【0016】これにより、警報手段17bは、RAM2
0の基準交換値がODO値以上となるので、ウォーニン
グランプ3を消灯させる処理をする。
【0017】さらに、走行距離計測手段17aは、パス
ル発生器32からのパルスがあると、そのパルス数に応
じて走行距離を算出し、RAM20に記憶されているO
DO値に加算する。
【0018】そして、コンピュータは、RAM20のO
DO値をEPROM18に書き込む。
【0019】このような、車両部品のメンテナンス警報
装置は、出荷前にウォーニングランプの点灯の確認がな
され、この確認はセグメントチェックモードにしてイグ
ニッションキーをオンさせることで、トリップメータ8
に各桁の表示を一斉に0〜9まで順次点灯させること
で、トリップメータ8の各セグメントが正常に点灯する
かどうかを確認していた。また、同時にセグメントチェ
ックを行っている時はウォーニングランプ3を点灯させ
ることでランプの点灯確認を行っていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両部品のメン
テナンス警報装置のウォーニングランプの点灯の警報機
能は、車の走行距離を算出し、この走行距離であるOD
O値とTベルトを交換するための基準交換値と比較し、
この基準交換値になったとき、Tベルトの交換を知らせ
るために点灯させるものである。
【0021】しかしながら、従来の車両部品のメンテナ
ンス警報装置は、ウォーニングランプの点灯の検査をす
るときにも、セグメントチェックモードにしてイグニッ
ションキーをオンにするようにされている。そして、セ
グメントチェックモードにされてイグニッションキーが
オンにされると、トリップメータに所定桁のセグメント
表示をしながら表示器が点灯状態になるようにするもの
である。
【0022】このため、ウォーニングランプ、ドライバ
ー等のハードが正常であればウォーニングランプは点灯
するが、ウォーニングランプの点灯の警報機能であるO
DO値と基準交換値と比較し、この基準交換値になった
とき、ウォーニングランプを点灯させるというプログラ
ムチェックができないという問題点があった。
【0023】また、この機能のチェックを確実にするに
は、基準交換値に到達するまで疑似走行パルスをコンビ
ネーションAssyに入力させ、ウォーニングランプが
点灯するかどうかをチェックするとよいが、基準交換値
に到達するまで時間がかかるという問題点があった。
【0024】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、タイミングベルトの交換を知らせるウォ
ーニングランプの点灯消灯のプログラム機能を検査に容
易に確認できる車両部品のメンテナンス警報置を得るこ
とを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1は、イグニッシ
ョンの投入に伴って、記憶されている走行距離及び所定
の自動車部品の交換値を一定時間毎に読み込んで表示す
る表示制御部と、走行パルス数に基づく走行距離と記憶
されている走行距離とを加算して記憶させながら表示さ
せ通常処理部と、イグニッションオン中は、記憶されて
いる走行距離と交換値とを比較し、該比較結果を警告灯
で知らせる警告灯制御処理部とを有する自動車部品のメ
ンテナンス警報装置において、警告灯検査処理部が起動
に伴って、記憶されている走行距離及び交換値を読み、
この走行距離に一定値を一定時間毎に順次加算して記憶
を更新すると共に、該更新した走行距離が交換値に到達
する毎に、更新した走行距離に交換値を加算し、該加算
値を新たな交換値として記憶する。モード判定処理部
は、自動車部品の警告灯の検査指示が入力したときの
み、警告灯検査処理部及び通常処理部並びに表示制御部
を起動させ、また検査指示以外の他の指示が入力したと
きは表示制御部及び通常処理部を起動させる。
【0026】請求項2は、警告灯検査処理部が更新した
走行距離が最大走行距離に到達したとき、その最大走行
距離及び新たな交換値をイグニッション投入時の初期の
走行距離、初期の交換値に戻す。
【0027】
【0028】
【0029】
【作用】請求項1においては、モード判定部が自動車部
品の警告灯の検査指示の入力と判定すると、警告灯検査
処理部と表示制御部とを起動する。警告灯検査処理部は
起動に伴って、記憶されている走行距離及び交換値を初
期値としてそれぞれ表示させる。
【0030】そして、この初期の走行距離を順次更新
し、この更新した走行距離が交換値に到達する毎に、更
新した走行距離に交換値を加算し、新たな交換値として
記憶する。このとき、表示制御部が更新毎に走行距離と
交換値とを表示し、警告灯制御処理部が更新した走行距
離と交換値との比較結果を表示器を用いて表示させる。
【0031】請求項2においては、警告灯検査処理部に
よって、更新した走行距離が最大走行距離に到達したと
き、その最大走行距離及び新たな交換値を初期の走行距
離、初期の交換値に戻される。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【実施例】本実施例では、自動車部品を従来例と同様に
Tベルトとして説明する。
【0036】図1は車両部品のメンテナンス警報装置の
一実施例の概略構成図である。図において、3〜32は
上記と同様なものである。本例のコンビネーションAs
syのコンピュータはイグニッションがオンにされたと
きに起動し、そのプログラム構成は通常処理部40、警
告灯検査処理部4、警告灯制御処理部44、表示制御部
46とモード判定部48とからなっている。
【0037】通常処理部40は走行距離計測手段17a
と、設定手段17cと、リセット手段17eと、モード
切換手段fと、セグメントチェック手段17hとからな
り、起動に伴って、EPROM18のTベルトの基準
交換値と実走行距離とをRAM20に転送し、従来と同
様にトリップスイッチ、リセットスイッチ、セグメント
チェック指示等の操作状態に基づいて、表示モードを変
えたり、パルス発生器32からの走行パルスに基づいて
走行距離を求め、RAM20のODO値に加算して記憶
し、またRAM20の走行距離値が基準交換値に到達す
る前又は到達後にTベルトが交換されたことが操作部か
ら知らせられたときは、走行距離に交換値を加算した値
を新たな交換値として設定変更する。
【0038】42は警告灯検査処理部である。警告灯検
査処理部42は、交換値更新手段42a、ODO更新手
段42b、更新制御手段42c、タイマ42eよりな
り、RAM20のODO値と基準設定値とを比較し、こ
の比較結果に基づいてウォーニングランプ3を点灯又は
消灯させる。
【0039】交換値更新手段42aは起動に伴って、タ
イマ42eの計測時間になる毎に、20、30…90と
カウントし、RAM20の基準交換値にそのカウント値
を加算して書込み、更新制御手段42cの制御に基づい
て、カウントを停止する。本例では基準交換値は初期値
は10にされている。
【0040】ODO更新手段42bは起動に伴って、タ
イマ42eの計測時間になる毎に、1、2、3、……9
9とカウントし、RAM20のODO値にそのカウント
値を加算して書込み、更新制御手段42cの制御に基づ
いて、カウントを停止する。
【0041】更新制御手段42cは、起動に伴ってRA
M20のODO値と基準交換値とをセーブした後に、交
換値更新手段42a、ODO更新手段42bを起動さ
せ、基準交換値が90になったときに、交換値更新手段
42aの起動を停止させ、ODO値が99になったとき
に、ODO更新手段42bの起動を停止させると共に、
RAM20にセーブした初期値を復帰する。
【0042】警告灯制御処理部44は従来で警報手段と
同様なものであり、起動に伴って、所定タイミングでR
AM20のODO値と基準交換値を読込んで比較し、両
方の値が一致したときのみ警告灯を点灯させる。
【0043】表示制御部46は、起動に伴って記憶され
ている走行距離又は走行距離及びTベルトの交換値を、
初期値として表示させ、以後は更新される毎に、走行距
離又は該走行距離及び交換値を表示させる。また、この
表示単位は万kmである。
【0044】モード判定部48は、セグメントチェック
の命令が入力すると、Tベルトモードの入力があるかど
うかを判断し、両方が入力したときに、警告灯の検査モ
ードと判断して警告灯検査処理部42と警告灯制御処理
部44と表示制御部46を起動させ、それ以外のとき
は、通常処理部40と表示制御部46のみを起動させ
る。
【0045】次に動作を説明する。図2は本実施例のコ
ンピュータの全体の動作を説明するフローチャートであ
る。図3は警告灯表示制御検査を説明するフローチャー
トである。図5はウォーニングランプの点灯消灯を説明
する説明図である。
【0046】初めに、イグニッションキーがオンにされ
るとコンビネーションAssyのコンピュータが起動
し、各部のチェックをした後にEPROM18に記憶
されている実走行距離と基準交換値(10万km)をR
AM20に書込むイニシャル処理を実施すると共に、図
2に示すように表示部8にODO値を表示をする(S2
01)。この場合は、工場内での検査であるので、OD
O値は0kmである。
【0047】次に、モード判定部48がセグメントチェ
ックの入力かどうかを判断し(S203)、セグメント
チェックの入力のときは、Tベルトモードの入力かどう
かを判断する(S205)。次に、セグメントチェック
とTベルトモードとが入力したときは、モード判定部4
8は警告灯検査処理部42を起動させて、ODO値がT
ベルトの基準交換値に到達する毎に警告灯が正しく点灯
するかどうかを判断するための処理をさせる(S20
7)。
【0048】そして、イグニッションキーがOFFにさ
れたかどうかを判断し、オフされていないときは、制御
をステップS203に移して上記の処理を実施させる
(S209)。また、ステップS203でセグメントチ
ェックの入力があって、ステップS205でTベルトモ
ードではないとモード判定部48が判断したときは、通
常処理部のセグメントチェック手段を起動させて、Tベ
ルトモード以外のセグメントチェック処理を実施させて
制御をステップS209に移す(S211)。
【0049】さらに、ステップS203でセグメントチ
ェックでないとモード判定部48が判定したときは、モ
ード判定部48は、通常処理部40を起動させ、パルス
に基づいて走行距離を求め記憶し、また走行距離が交換
値に到達する前又は到達後にTベルトが交換されたこと
が操作部から知らせられたときは、走行距離に基準交換
値を加算した値を新たな基準交換値として変更する通常
の処理を実施させる(S213)。
【0050】次に、ウォーニングランプの点灯制御を説
明する。表示制御部46は、RAM20のODO値と基
準設定値とを、読込んで図5に示すように、セグメント
チェックモードの投入直後の初期値(ODO:0,Tベ
ルト設定値10)を表示する。
【0051】初めに、警告灯検査処理部42は起動に伴
って、RAM20のODO値と10万kmの基準交換値
とを他の領域にセーブし(S301)、交換値更新手段
42a、ODO更新手段42b、タイマ42cを起動さ
せる。
【0052】次に、交換値更新手段42a及びODO更
新手段42bはタイマ42aの計測値が更新時間かどう
かを判断する(S303)。この更新時間の判断は例え
ば、タイマ42cはあらかじめ決められている更新時間
になる毎に出力信号を交換値更新手段42a及びODO
更新手段42bに出力し、この出力信号が入力する毎に
交換値更新手段42a及びODO更新手段42bは更新
時間になったと判定している。また、この更新時間は、
例えば検査員が更新時に表示数字とウォーニングランプ
3の点灯消灯を分かり易くするために1s程度とする。
【0053】次に、更新時間になったときは、警告灯検
査処理部42のODO更新手段42cは、RAM20の
0DO値を、更新(現在のODO値+1=ODO値)し
てRAM20に記憶する(S305)。表示制御部46
はこのとき、RAM20の0DO値と基準交換値とを読
込んで図5に示すように、ODO値を1、Tベルト設定
値を10と表示する。
【0054】このとき、警告灯制御処理部44は、OD
O値と基準交換値とが一致したかどうかを判定し、一致
していないときは、ウォーニングランプ3を消灯させ
る。
【0055】次に、更新制御手段42cは更新したOD
O値が99万kmかどうかを判定する(S307)。
【0056】そして、図5に示すように、更新されたO
DO値が10万kmになったとき、交換値更新手段42
aを起動させ、交換値更新手段42aは現在の基準交換
値10とカウント値10を加算し、図5に示すように基
準交換値を20万kmにさせる(S311)。また、こ
のとき警告灯制御処理部44は、ODO値と基準交換値
とが一致したので、ウォーニングランプ3を点灯させ
る。
【0057】次に、更新制御手段42cは更新した交換
値が90かどうかを判定し(S313)、90になって
いないときは、上記交換値更新手段42a及びODO更
新手段42bを引き続いて起動状態にしてODO値と基
準交換値とを更新させ、図5に示すように、基準交換値
とODO値とが一致したときのみウォーニングランプを
点灯させる。
【0058】そして、ステップS313で更新制御手段
42cが基準交換値が90になったと判定したときは、
交換値更新手段42aの起動を停止させる(S31
5)。従って、以後の基準交換値は図5に示すように、
90のままである。
【0059】次に、検査モードの終了かどうかを判断し
(S317)、終了でないときは制御をステップS30
3に移す。
【0060】また、ステップS307で更新制御手段4
2cがODO値が99になったと判定したときは、更新
制御手段42cはODO更新手段42bを停止させ、起
動に伴ってセーブしたODO値(0)と基準交換値(1
0)とをRAM20に復帰(ストア)させる。従って、
表示は図5に示すようにODO値が0で基準交換値10
と表示される。
【0061】次に、警告灯制御処理部44の概略を説明
する。図4は警告灯制御処理部44の動作を説明するフ
ローチャートである。警告灯制御処理部44は起動に伴
って、ODO値と基準交換値とを読み(S401)、両
方の値が一致したかどうかを判断する(S403)。次
に、一致したときはウォーニングランプを点灯させ(S
405)、点灯フラグを内部に立てる(S407)。
【0062】次に、終了かどうかを判断し(S40
9)、終了でないときは制御をステップS401に移
す。
【0063】また、ステップS403でODO値と基準
交換値とが一致していないと判定したときは、点灯フラ
グが立てられているかどうかを判断し(S411)、点
灯フラグがあるときは、ウォーニングランプ3が点灯さ
れていると判定してウォーニングランプを消灯させて点
灯フラグをクリアにして制御をステップS409に移
す。
【0064】従って、コンビネーションAssyの検査
のときは、セグメントチェックモードにしてTベルトモ
ードにすると、ODO値はゆっくりと更新され、かつO
DO値が0、10、20、…99毎に、交換値が10、
20、…90と更新されるので、ウォーニングランプ3
は消灯から点灯、点灯から消灯と制御されるため、設定
値どうりに確実にプログラムがウォーニングランプ3の
点灯消灯を制御することが分かる。
【0065】なお、上記実施例ではTベルトの交換につ
いて説明したがTベルトの他にオイル、オイルエレメン
ト等の自動車部品でもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、モード
判定部が自動車部品の警告灯の検査指示の入力と判定す
ると、警告灯検査処理部と表示制御部とを起動する。警
告灯検査処理部は起動に伴って、記憶されている走行距
離及び交換値を初期値としてそれぞれ表示させる。そし
て、この初期の走行距離を順次更新し、この更新した走
行距離が交換値に到達する毎に、更新した走行距離に交
換値を加算し、新たな交換値として記憶する。このと
き、表示制御部が更新毎に走行距離と交換値とを表示
し、警告灯制御処理部が更新した走行距離と交換値との
比較結果を表示器を用いて表示させる。つまり、警告灯
の検査指示を受け付けて、距離を自動的に更新しながら
自動車部品の交換値と比較して、そのときの結果を表示
器によって知らせているので、作業員は検査指示を入力
するだけで、自動的に走行距離メータ(ODO)に対す
る交換値の警告灯のチェックをさせることができる。従
って、警告灯制御処理のプログラムが正しくウォーニン
グ表示するように作成されているかが判断できるという
効果が得られている。また、請求項2によれば、警告灯
検査処理部は、更新した走行距離が最大走行距離に到達
したとき、その最大走行距離及び新たな交換値を初期の
走行距離、初期の交換値に戻されるという効果が得られ
ている。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】車両部品のメンテナンス警報装置の一実施例の
概略構成図である。
【図2】本実施例のコンピュータの全体の動作を説明す
るフローチャートである。
【図3】は警告灯表示制御検査を説明するフローチャー
トである。
【図4】警告灯制御処理部44の動作を説明するフロー
チャートである。
【図5】ウォーニングランプの点灯消灯を説明する説明
図である。
【図6】コンビネーションAssyとTベルトの関係の
説明図である。
【図7】従来のコンビネーションAssyの概略構成図
である。
【符号の説明】
3 ウォーニングランプ 8 表示部 17a 走行距離計測手段 17c 設定手段 17e リセット手段 18 EPROM 20 RAM 40 通常処理部 42 警告灯検査処理部 44 警告灯制御処理部 46 表示制御部 48 モード判定部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニッションの投入に伴って、記憶さ
    れている走行距離及び所定の自動車部品の交換値を一定
    時間毎に読み込んで表示する表示制御部と、走行パルス
    数に基づく走行距離と前記記憶されている走行距離とを
    加算して記憶させながら表示させ通常処理部と、前記イ
    グニッションオン中は、前記記憶されている走行距離と
    前記交換値とを比較し、該比較結果を警告灯で知らせる
    警告灯制御処理部とを有する自動車部品のメンテナンス
    警報装置において、 起動に伴って、記憶されている走行距離及び交換値を読
    み、この走行距離に一定値を一定時間毎に順次加算して
    前記記憶を更新すると共に、該更新した走行距離が前記
    交換値に到達する毎に、前記更新した走行距離に前記交
    換値を加算し、該加算値を新たな交換値として記憶する
    警告灯検査処理部と、 前記自動車部品の警告灯の検査指示が入力したときの
    み、前記警告灯検査処理部及び前記通常処理部並びに前
    記表示制御部を起動させ、また前記検査指示以外の他の
    指示が入力したときは前記表示制御部及び前記通常処理
    部を起動させるモード判定処理部とを有することを特徴
    とする自動車部品のメンテナンス警報装置。
  2. 【請求項2】 前記警告灯検査処理部は、 前記更新した走行距離が最大走行距離に到達したとき、
    その最大走行距離及び前記新たな交換値を前記イグニッ
    ション投入時の初期の走行距離、初期の交換値に戻すこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車部品のメンテナン
    ス警報装置。
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