JP2989276B2 - Ic回路 - Google Patents

Ic回路

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JP2989276B2
JP2989276B2 JP2410972A JP41097290A JP2989276B2 JP 2989276 B2 JP2989276 B2 JP 2989276B2 JP 2410972 A JP2410972 A JP 2410972A JP 41097290 A JP41097290 A JP 41097290A JP 2989276 B2 JP2989276 B2 JP 2989276B2
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英俊 内藤
友行 大塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC回路に関し、特に
ECLインタフェースにより結合され、基準電圧発生部
から基準電圧が与えられるIC回路に関するものであ
る。
【0002】通常、使用するIC回路のインタフェース
には、TTL、C−MOS、ECL等が有る。
【0003】この内、ECLインタフェースによるIC
回路は、ベースを入力とする複数個のゲートトランジス
タ及びベースに一定の基準電圧を与えたトランジスタの
エミッタが共通の定電流源回路に接続されており、入力
信号電圧によって前者のゲートトランジスタと後者のト
ランジスタとの間で電流の切替を行うものとして知られ
ているが、上記のように基準電圧を必要とするものであ
る。
【0004】
【従来の技術】図4は、ECLインタフェースにより結
合されたIC回路11及び1を示しており、送り側の前
段IC回路11の出力端子out には終端抵抗R1を介し
てVTTの終端電圧が接続されており、IC回路11の出
力クロック信号が受け側の後段IC回路1の入力信号C
inとして入力端子に与えられるようになっている。こ
のIC回路1には基準電圧発生部2から通常−1.3 V程
度の基準電圧Vref が基準入力端子に与えられ、IC
回路1は入力クロック信号に基づいた動作が行われるこ
ととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5は、図4の構成に
おいてIC回路11から出力されるクロック信号と、こ
のクロック信号がIC回路1に与えられたときのIC回
路1から出力されるクロック信号との動作波形が示され
ており、図5(a) は常温時の場合を示しており、このと
きには、IC回路11の出力レベルの温度・電源電圧変
動特性と、IC回路1の基準電圧発生部2の発生電圧の
温度・電源電圧変動特性が一致しているため、IC回路
11の出力クロック信号の基準電圧とIC回路1の基準
電圧Vrefとが等しくなり、両IC回路11と1の各出
力クロック信号のデューティ比は等しい。
【0006】一方、上記の温度・電源電圧変動特性が一
致していないときには、IC回路11の出力クロック信
号の基準電圧とIC回路1の基準電圧Vref とが異なっ
てしまうため、同図(b) に示すように、IC回路11と
1の各出力クロック信号のデューティ比は変動してしま
うという問題点があった。
【0007】従って、本発明は、ECLインタフェース
により結合され、基準電圧発生部から基準電圧が与えら
れるIC回路において、該基準電圧発生部の温度・電源
電圧変動特性が前段のIC回路の温度・電源電圧変動特
性と一致していないときでも、入力信号とデューティ比
が等しい出力信号を発生することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係るI
C回路の構成を原理的に示したもので、本発明では、前
段の出力信号の直流成分を除去して該IC回路1の入力
信号Cinとする手段3と、該入力信号Cinに該基準電圧
ref をバイアスする手段4と、該入力信号Cinの交流
成分が該バイアス手段4を介して該基準電圧Vref に重
畳されないように該交流成分を除去する手段5と、を備
えている。
【0009】
【作用】図1に示した本発明に係るIC回路の動作を図
2により説明すると、前段IC回路(図示せず)の出力
信号は直流成分除去手段3で直流成分が除去されて後段
のIC回路1に入力信号Cinとして与えられるが、この
とき、基準電圧発生部2からの基準電圧Vref が基準電
圧端子に与えられると共にバイアス手段4を介して入力
信号Cinに対してバイアス電圧として与えられることと
なる。
【0010】従って、前段のIC回路の出力信号の直流
成分が除去されてしまうため、除去された後の信号に基
準電圧Vref を平均値バイアスとして与えれば、このバ
イアス電圧は前段のIC回路とは無関係になるため、図
2(a) 及び(b) に示すように、波形の平均値が中央に位
置することになる。従って、クロック信号の場合にはデ
ューティ比が変動しない信号波形が得られる。
【0011】但し、入力信号Cinがバイアス手段4を介
して基準電圧Vref に重畳されてしまうのを避けるた
め、交流成分除去手段5がバイアス手段4から出力され
る入力信号Cinを除去している。
【0012】
【実施例】図3は、本発明に係るIC回路の一実施例を
示したものであり、この実施例では、図1に示した直流
成分除去手段3は結合コンデンサで構成し、バイアス手
段4は抵抗で構成し、そして、交流成分除去手段5はコ
ンデンサで構成している。尚、その他の構成部分につい
ては、図4の従来例と同一部分に同一符号が付されてい
る。
【0013】次にこの実施例の動作を説明すると、前段
IC回路11の出力クロック信号(図2参照)はコンデ
ンサ3で直流成分が除去されて後段のIC回路1の入力
端子に入力信号Cinとして与えられるが、このとき、
基準電圧発生部2からの基準電圧Vref が抵抗4を介し
て入力信号Cinに対してバイアス電圧として与えられる
こととなる。
【0014】従って、IC回路11の出力クロック信号
の直流成分が除去されてしまうため、交流成分のみが図
2に示すように現れることとなる。
【0015】そこで、除去された後の信号に同図(a) 及
び(b) にそれぞれ点線及び一点鎖線で示す基準電圧V
ref をバイアスとして与えれば、このバイアス電圧はI
C回路11とは無関係なIC回路1のクロック信号のた
めの平均値電圧になるため、温度・電源変動があっても
同図(a)及び(b) に示すように、デューティ比が変動し
ない信号波形が得られる。
【0016】但し、入力信号Cinが抵抗4を介して基準
電圧Vref に重畳されてしまうのを避けるため、コンデ
ンサ5が抵抗4から出力される入力信号Cinをバイパス
して除去している。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るIC回
路によれば、前段の出力信号の直流成分を除去して入力
信号とし、この入力信号に基準電圧をバイアスすると共
にその入力信号の交流成分が基準電圧に重畳されないよ
うにその交流成分を除去するように構成したので、前段
のIC回路の出力レベルの温度・電源変動特性と異なっ
た温度・電源変動特性を有している場合でも、入力信号
の平均値が変動せずに済むのでクロック信号の場合には
常に同じデューティ比が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るIC回路の原理的な構成図であ
る。
【図2】本発明に係るIC回路のクロック信号の動作波
形図である。
【図3】本発明に係るIC回路の実施例を示した回路図
である。
【図4】従来のIC回路を示した回路図である。
【図5】従来例のクロック信号の動作波形図である。
【符号の説明】
1 IC回路 2 基準電圧発生部 3 直流成分除去手段(結合コンデンサ) 4 バイアス手段(抵抗) 5 交流成分除去手段(コンデンサ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ECLインタフェースにより結合され、
    基準電圧発生部(2)から基準電圧(Vref ) が与えられる
    IC回路(1) において、前段の出力信号の直流成分を除
    去して該IC回路(1) の入力信号(Cin) とする手段(3)
    と、該入力信号(Cin) に該基準電圧(Vref ) をバイアス
    する手段(4) と、該入力信号(Cin) の交流成分が該バイ
    アス手段(4) を介して該基準電圧(Vref) に重畳されな
    いように該交流成分を除去する手段(5) と、を備えたこ
    とを特徴とするIC回路。
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