JP2988006B2 - アイロン装置 - Google Patents

アイロン装置

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JP2988006B2 JP3131349A JP13134991A JP2988006B2 JP 2988006 B2 JP2988006 B2 JP 2988006B2 JP 3131349 A JP3131349 A JP 3131349A JP 13134991 A JP13134991 A JP 13134991A JP 2988006 B2 JP2988006 B2 JP 2988006B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類等のしわ伸ばしを行
うアイロン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロン装置は、例えば
特開昭58−29498号公報に示されているような構
成を採っており、具体的には図7のような構造になって
いた。すなわち、スタンド101に水タンク102と載
置部103を設け、上記載置部103にアイロン本体1
04を載置することによって、同アイロン本体104内
に水が供給されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものでは、水タンク102内の水をスムーズにアイ
ロン本体104へ供給するためには、この水タンク10
2に空気置換用の通気口を設ける必要があり、同水タン
ク102をスタンド101に装着した場合、アイロン本
体104が載置部103に確実に設置されていない状態
であっても、前記通気口で水タンク102内の空気が置
換されるため、水が供給されて外部へ漏出するという問
題があった。
【0004】また、水タンク102に水が入っていると
きにスタンド101から外した場合や、運搬する際に誤
って弁装置が開かれると水漏れするという問題もあっ
た。
【0005】そこで、本発明はアイロンの状態に対応し
て貯水タンクの通気口が的確に制御できるアイロン装置
を得ることを第1の目的としている。第2の目的は、取
り扱いの誤操作による不用意な水漏れが防止できるアイ
ロン装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記第1の目的
を達成するために本発明は、貯水タンクに開閉装置によ
って開閉される通気口を設けるとともに、この開閉装置
を前記アイロン本体の格納動作に応動して作動させるよ
うにしたものである。
【0007】また、第2の目的を達成するために本発明
は、貯水タンクに開閉装置によって開閉される通気口
と、この開閉装置の操作部を設けるとともに、この操作
部を前記貯水タンクの外面より内方に窪ませた凹部内に
前記開閉装置の一端を臨ませて形成したものである。
【0008】
【作用】本発明のアイロン装置は、上記構成により、格
納されているアイロン本体が使用可能な状態に設置され
る動作に連動して通気口が自動的に開成されるようにな
り、アイロン本体への給水が的確に行えるようになるの
である。
【0009】また、通気口を開閉する開閉装置の操作部
を、貯水タンクの外面より内方に窪ませた凹部内にその
一端を臨ませることにより、貯水タンクの運搬時に誤っ
て開閉装置を動作させる恐れがなくなり、誤操作による
不用意な水漏れが防止できるようになるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図6において、1はアイロン装置
本体で、アイロン格納部2、コード巻き取り装置3、着
脱自在な貯水タンク4、給水装置5、格納蓋6を配設し
ている。
【0011】7は前記アイロン装置本体1の上部に配設
された作業台で、通気性のあるラス網上に不織布よりな
るマットと綿布よりなる表カバーを設けている。
【0012】アイロン格納部2には、アイロン本体8を
載置する載置台9が配設してあり、この載置台9の後端
を回転軸10により回動自在に軸支するとともに、ロー
ラー11を載置台9とこの載置台9の下面に設けたスラ
イド受け部材12との間に回転自在に挟持してある。
【0013】この載置台9は、モーターと減速ギアより
なる電動ギア装置13に固定したカム板14に連結した
棒状のクランクカム15の回動動作により、このクラン
クカム15がスライド受け部材12を摺動しながら、載
置台9を回動させ、格納しているアイロン本体8を使用
位置へと上昇させ、また、使用状態にあるアイロン本体
8をアイロン格納部2へと下降させる。
【0014】上記アイロン格納部2に格納されたアイロ
ン本体8を覆う格納蓋6は、前記載置台9を可動させる
電動ギア装置13とともにアイロン本体8の格納装置を
構成している。
【0015】格納蓋6はアイロン格納部2を構成する遮
熱筐体16の軸17に回動自在に軸支してあり、載置台
9の上昇および下降に連動してこの格納蓋6が開閉する
ように構成してある。
【0016】アイロン本体8は、蓋体18で覆われた気
化室19を形成したベース20、このベース20を加熱
するヒータ21、前記ベース20の温度を検知するサー
ミスタ等の温度検知手段22、前記気化室19に導水路
23を介して連結したタンク24、このタンク24内の
水量を検知する水量検知手段25、前記タンク24に水
を供給するための導入口26、この導入口26を開閉す
る弁装置27、前記温度検知手段22および水量検知手
段25の出力信号を処理して、信号端子28に出力する
複数の電子部品により構成された温度信号処理手段2
9、前記ヒータ21に接続された給電ピンを有してい
る。
【0017】30は載置台9に設けられた接続装置で、
アイロン本体8の信号端子28および給電ピンと各々接
続される複数の給電端子31、前記アイロン本体8の弁
装置27と接続される給水弁装置32、アイロン本体8
の載置を認識する載置検知手段33を有している。
【0018】前記貯水タンク4にはアイロン装置本体1
に装着したときに開成する常閉の弁装置34が設けられ
ており、この貯水タンク4に貯えられた水は、ポンプ等
で構成された給水装置5により、給水パイプ35を通し
前記給水弁装置32および弁装置27を介して前記タン
ク24に供給され、アイロン本体8を載置台9に載置す
ることにより、前記載置検知手段33の出力により給水
装置5が動作する。
【0019】36は前記貯水タンク4の上部に設けた通
気口で、ばね装置37によって常時閉じる方向に付勢さ
れた開閉装置38によって開閉されるとともに、その一
端に設けた操作部39は貯水タンク4に設けた凹部40
内に位置させてあり、この貯水タンク4をアイロン装置
本体1から外して運搬する際に手が触れないようにして
ある。
【0020】41は開閉装置38の操作部39に対向し
てアイロン装置本体1内に配置した操作体で、アイロン
装置本体1に設けたガイド42により上下方向に摺動自
在に設けられており、上昇時は凹部40内に突入して操
作部39を押し上げ、通気口36を開成するとともに、
下降時はアイロン装置本体1側にあって、貯水タンク4
がアイロン装置本体1から外せるようになっている。
【0021】43はアイロン装置本体1に回動自在に支
持された連結体で、その一端は前記操作体41に連結す
るとともに、他端はカム板14に形成した押圧部44に
連携させており、この連結体43によってカム板14の
動作に連動して開閉装置38が通気口36を開閉するよ
うになっている。また、この連結体43には樹脂ばね4
5を一体に形成しており、前記操作体41を下降させる
方向に常時付勢している。
【0022】46は前記温度信号処理手段29の出力信
号を受けて、前記ヒータ21への通電および前記給水装
置5の駆動を制御する複数の電子部品により構成された
制御手段、47は前記ベース20を任意の温度に設定す
るための温度設定手段、48は設定された温度の状態を
LED等で表示する設定温度表示手段である。
【0023】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。まず、アイロンがけを行うときは、アイロン
装置本体1を収納場所より出してきて所定の位置に設置
した後、アイロン装置本体1に装着されている貯水タン
ク4を外して水を入れた後、再びアイロン装置本体1に
装着する。
【0024】このとき、水が満たされた貯水タンク4を
運搬する際も、通気口36を開閉する開閉装置38の操
作部39が貯水タンク4の外面より内方に窪ませた凹部
40内にその一端を臨ませているため、誤って開閉装置
38を動作させる恐れもなく、不用意な水漏れが防止で
きるようになっている。
【0025】次に、コード巻き取り装置3よりコードを
引き出して電源を投入した後、温度設定手段47を操作
すると、まず、電動ギア装置13が作動し、格納蓋6が
開き始めてアイロン本体8が上昇を始め、各々が完全に
開放および上昇するとアイロン本体8は前上がりに傾斜
した所定の位置で停止する。
【0026】このとき、電動ギア装置13の作動によっ
てカム板14は矢印イ方向に回動する。したがって、連
結体43は樹脂ばね45の付勢力に抗して矢印ロ方向に
回動して操作体41を上方へ押し上げ、開閉装置38を
上方へ変位させて通気口36を開成する。
【0027】そして、アイロン本体8を任意の温度に設
定すると、前記温度検知手段22の出力に応じて温度信
号処理手段29が信号端子28を介して制御手段46に
信号を出力する。この信号に応じてヒータ21への通電
が給電ピン、給電端子31を介して行われ、ベース20
は設定された温度まで上昇し、所定の温度に制御され
る。
【0028】さらに、アイロン本体8が設定された温度
に上昇した時点で、前記載置検知手段33がアイロン本
体8の載置の出力信号を優先し、前記水量検知手段25
がタンク24の水位を検知した信号を出力すると、その
出力信号を受けて信号処理手段29が信号端子28を介
して信号を出力し、その信号に応じて制御手段46によ
り前記給水装置5が駆動、停止する。
【0029】このとき、貯水タンク4内の水は通気口3
6による置換作用によって円滑に給水され、タンク24
がアイロン本体8の使い始めには常に満水状態を維持す
る構成となっている。
【0030】ここで、アイロン本体8を載置台9から取
り外して、電源から切り離された状態でアイロンがけを
行うと、タンク24内の水は導水路23を通じて気化室
19に送られ、この気化室19内で気化したスチームが
ベース20の底面より噴出する。
【0031】また、前記給水装置5が動作中にアイロン
本体8が取り外されると、前記載置検知手段33の出力
により給水装置5は瞬時に停止し、給水弁装置32から
の水漏れを防止している。
【0032】次に、アイロン本体8を載置台9に載置す
ると、信号端子28、給電ピンが給電端子31と接続さ
れ、さらに、弁装置27、給水弁装置32も同様に接続
されるため、前述のようにヒータ21への通電とタンク
24への給水が行われるのである。
【0033】そして、アイロンがけ作業が終了し、温度
設定手段47を操作して「切」にすると、まず、給水装
置5が逆転して、アイロン本体8のタンク24内の水を
貯水タンク4へ排水する。任意時間逆転した時点でアイ
ロン本体8が下降を開始し、格納蓋6も閉じ始めてアイ
ロン本体8をアイロン格納部4へ格納する。
【0034】なお、上記実施例では、アイロン本体の格
納を電動ギア装置を用いて行ったものであるが、手動で
格納するものであってもよく、この場合もアイロン本体
の格納動作に応動して通気口が開閉されればよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、貯水タンクに開
閉装置によって開閉される通気口を設けるとともに、こ
の開閉装置を前記アイロン本体の格納動作に応動して作
動させるようにしたことにより、不使用時における貯水
タンクの空気置換が確実に防止できるとともに、アイロ
ン本体への給水を円滑かつ的確に行うことができる。
【0036】また、通気口を開閉する開閉装置の操作部
を、貯水タンクの外面より内方に窪ませた凹部内にその
一端を臨ませることにより、貯水タンクの運搬時に誤っ
て開閉装置を動作させて通気口を開成する恐れもなくな
り、運搬時の不用意な水漏れを防止することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したアイロン装置の斜視
【図2】同アイロン装置の上面図
【図3】同アイロン装置のアイロン本体の要部断面図
【図4】(a)は同アイロン装置のアイロン格納部から
アイロン本体を使用状態にした要部断面図 (b)は同アイロン装置のアイロン本体を格納した状態
の要部断面図
【図5】同アイロン装置の貯水タンクの断面図
【図6】同アイロン装置の動作説明図
【図7】従来のアイロン装置の要部断面図
【符号の説明】
1 アイロン装置本体 4 貯水タンク 5 給水装置 6 格納蓋 8 アイロン本体 9 載置部 22 電動ギア装置 36 通気口 38 開閉装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 政雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−224800(JP,A) 特開 平3−106399(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 79/02 D06F 75/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイロン本体と、このアイロン本体を載置
    する載置台を有するアイロン装置本体と、このアイロン
    装置本体に着脱自在に設けられ、前記アイロン本体に供
    給する水を貯える貯水タンクと、この貯水タンク内の水
    を前記アイロン本体に供給する給水装置および前記アイ
    ロン本体を格納する格納装置を具備し、上記貯水タンク
    に開閉装置によって開閉される通気口を設けるととも
    に、前記開閉装置をアイロン本体の格納動作に応動して
    作動させるアイロン装置。
  2. 【請求項2】アイロン本体と、このアイロン本体を載置
    する載置台を有するアイロン装置本体と、このアイロン
    装置本体に着脱自在に設けられ、前記アイロン本体に供
    給する水を貯える貯水タンクと、この貯水タンク内の水
    を前記アイロン本体に供給する給水装置を具備し、上記
    貯水タンクに開閉装置によって開閉される通気口と、こ
    の開閉装置の操作部を設けるとともに、この操作部を前
    記貯水タンクの外面より内方に窪ませた凹部内に前記開
    閉装置の一端を臨ませて形成したアイロン装置。
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