JPS58408Y2 - ジドウスイハンソウチ - Google Patents

ジドウスイハンソウチ

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Publication number
JPS58408Y2
JPS58408Y2 JP1974119025U JP11902574U JPS58408Y2 JP S58408 Y2 JPS58408 Y2 JP S58408Y2 JP 1974119025 U JP1974119025 U JP 1974119025U JP 11902574 U JP11902574 U JP 11902574U JP S58408 Y2 JPS58408 Y2 JP S58408Y2
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JP
Japan
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rice
water
inner pot
water supply
washing
Prior art date
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Application number
JP1974119025U
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JPS5145988U (ja
Inventor
幸男 松本
久光 森
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP1974119025U priority Critical patent/JPS58408Y2/ja
Publication of JPS5145988U publication Critical patent/JPS5145988U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は米の洗米機能および炊飯機能を備えた自動炊
飯装置の改良に関する。
この種自動炊飯装置では、装置本体内に炊飯器が設けら
れ、その蓋は自動的に開閉され、この開放時に炊飯器内
に米等を供給して洗米した後、または予め洗米した米を
炊飯器内に供給した後、炊飯を行うようになっている。
したがって、装置本体内には洗米を行わせるための給水
機構および排水機構が設けである。
しかし従来では給水機構、排水機構の故障については全
く配慮されていなかった。
ちなみに給水弁が故障して水が止まらなくなったり、ま
たは排水ポンプが故障した場合等には、装置本体内が水
浸しになり所定の炊飯が不可能になるとともに、水が装
置本体外へ溢れ出し周囲を漏らすという不具合を生じる
この考案は前記の事情にもとづいて案出したもので、そ
の目的とするところは、炊飯器よりも下方に排水を溜め
る水溜め部を設けるとともに、この水溜め部に対策機器
を運動させる排水検知器を設けることにより、給水装置
および排水装置が故障した場合、その故障に対して速や
かに対処できるようにした自動炊飯装置を得ることにあ
る。
その構成は炊飯ヒータおよび内釜・外釜を有し、この内
釜よりオーバーフローする水を排水するために外釜との
間に形成された空隙と連通して設けられたドレーン管を
有する炊飯器と、内釜内に所定量の米を自動的に供給す
る計量供給機構と、内釜内に供給された米を自動的に洗
米する洗米機構と、米の洗米時および所定量の炊飯水の
供給時に内釜内に水を供給する給水タンクを有する給水
機構と、前記炊飯器の下方に位置して前記ドレーン管に
連通して設けられ、洗米時に内釜よりオーバーフローシ
、た水を前記空隙およびドレーン管を介し収容すると共
に、給水機構の給水タンクと連通させ給水タンクからの
異常時の溢水を収容する水溜め部と、この水溜め部に洗
米時に収容される水を洗米時に排水する排水機構と、前
記水溜め部に設けられ所定量の水が溜った際これを検知
し、前記排水機構を作動させると共に異常を報知する排
水検知器とを具備したものである。
以下この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
1は箱形をなし、その下面にキャスタ2・・・・・・を
取付けた装置本体で、この前面上部には第1図に示すよ
うに操作盤3が設けである。
この操作盤3には、図示しない電源に接続するメインス
イッチ4、炊飯を開始させる炊飯タイマー5、米の量を
設定する選択釦6・・・・・・、米を所望の硬さに炊飯
させる調節釦7・・・・・・、装置の運転状態、つまり
、洗米、炊飯、保温の各工程を表示するランプ等の表示
装置8、および給排水系統の異常を報知する警報器、例
えば警報ランプ9が設けられている。
そして装置本体1の前面には操作盤3の下方において炊
飯ドア10が設けられているとともに、さらにこの下方
において米櫃ドア11がそれぞれ開閉自在に枢着されて
いる。
また装置本体1内には第2図、第3図に示される−よう
に装置本体1内を下室12と上室13とに仕切る棚板1
4が架設されている。
下室12内には米櫃ドア11から適宜米を補給される米
櫃15が設けてあり、これは漏斗形をなしているととも
に、その水平な底面16を装置本体1の中心線よりも一
側方に偏位させて設けられている。
また上室13内には炊飯器17が炊飯ドア10から挿脱
自在に収容されている。
なお、炊飯器17はその挿入によって棚板14の定位置
に載置された際、炊飯器17に通電させる端子装置(図
示しない)と電気的に接続されるようになっている。
この炊飯器17は第4図に示されるように形成されてい
る。
すなわち、18は上面を開口した容器状をなすとともに
、その外底面に脚19・・・・・・を突設した外筐で、
この外筐18内には外釜20が収容支持されているとと
もに、この外釜20内においてさらに内釜21が収容さ
れている。
この内釜21は、その開口端が外釜20の開口端よりも
離間して、しかも低くなるようにして、外釜20の底部
の支持縁22に支持されている炊飯ヒータ23を埋設し
た熱板24上に配設されている。
そして、外釜20と内釜21との間に形成される空隙2
5にはドレーン管26が連通して設けてあり、この下端
は外筐18の底面に開口している。
また外筐18の側面の一部にはクランプパネル27が突
設されており、このパネル27には第6図に示されるよ
うに上端部に孔28が穿っであるとともに、この下方近
傍の内面にヒンジ板29が螺着されている。
このヒンジ板29にはヒンジ軸30が支持しである。
さらにクランプパネル27内には蓋側クランプ31が、
その下部に突設した突片32をヒンジ軸30に回動自在
に嵌合して設けられている。
このクランプ31はその中間部が孔28と対向し、かつ
上端に爪部33を折曲してなるとともに、ヒンジ軸30
を巻装した捻りばね34のばね力で常に時計方向に付勢
されている。
また第4図に示すように外筐18のクランプパネル27
と反対側の側面部にはヒンジ突起35が突設され、これ
にはヒンジ軸36を介して蓋37が回動自在に設けであ
る。
この蓋37は外釜20および内釜21の開口部を開閉す
るものであり、また内部には保温ヒータ38が設けられ
ている。
なお、第3図に示す39は保温ヒータ38に給電するた
めのコードである。
そして第4図に示すように釜i37の上面には把持間隙
40を有した把手41が突設され、この先端部には蓋側
クランプ42が設けられている。
このクランプ42の一端部は押圧操作されるように把手
41の上面から突出する押圧部43となっており、かつ
他端部は押圧部43の操作によって蓋側クランプ31と
係脱する爪部44となっている。
このように形成した炊飯器17は装置本体1から外した
場合、通常の電気炊飯器として使用できることはもちろ
んであるが、装置本体1内においては蓋37を自動的に
開閉されて炊飯動作を行うものである。
そして装置本体1内における蓋37の自動開閉は、押圧
部43を押圧することなく各クランプ31゜42の係合
を外すロック解除機構45と、蓋37を回動させる蓋開
閉機構46とで行うようになっている。
次にロック解除機構45について説明する。第3図にお
いて47はロック解除用モータで゛、この回転力は歯車
群48を介して回転体49を減速させるようになってい
る。
回転体49は第5図に示すように受体50に支持されて
いるとともに、その軸端には偏心カム51を駆動する伝
動歯車群52に接続されている。
そして歯車群52を支持したフレーム53には、解除ロ
ッド54がその先端をクランプパネルの孔28に近接対
向させて往復動自在に設けられている。
このロッド54はその中間には゛ね受55を取着してお
り、これとフレーム53の前面との間にはスプリング5
6が解除ロッド54を巻装して設けである。
このスプリング56のは゛ね力によって解除ロッド54
は常に後方に付勢され、その後端が偏心カム51のカム
面に常時係接するようになっている。
したがって解除ロッド54は偏心カム51およびスプリ
ング56を介して前進および後退され、偏心カム51に
よって与えられる移動量は、解除ロッド54の先端が孔
28を挿脱し、かつ挿入時には蓋側クランプ31を押圧
回動させて爪部33.44間の保合を外すに足りるよう
に設定されている。
また蓋開閉機構46は第5図に示されるように形成され
ている。
すなわち、57は多数の歯車を組合わせてなる減速装置
で、その入力歯車58には正逆回転が可能な蓋開閉用モ
ータ59によって回転される駆動歯車60が噛合ってい
る。
そして減速装置57の出力歯車61を取着した歯車軸6
2は、クラッチ63を介して作動軸64を回動させるよ
うになっており、作動軸64の軸端にはコ字形の端板6
5が固着されている。
この端板65には枢軸66を介して開閉アーム67の一
端が枢着されている。
このアーム67はほは主成に折曲されており、その先端
には把手41の把持間隙40内に挿脱する突子68が突
設されている。
そして開閉アーム67はスプリング69のばね力によっ
て突子68が把持間隙40内に常時挿入するように付勢
されている。
このスプリング69は枢軸66を巻装してその一端を端
板65に掛止するとともに、他端を開閉アーム67に掛
止して設けられている。
なお、前記クラッチ63は蓋開閉用モータ59の正転お
よび逆転時に動力を伝えるとともに、正転時において炊
飯器の各クランプ31.42が係合し蓋37が確実に閉
じた後に生じる反力により、例えば滑りを生じて動力を
伝達しないようになっている。
そして開閉アーム67の中間には戻しワイヤ70の一端
が連結され、このワイヤ70の他端は減速機付でかつ正
逆回転が可能なアーム作動用モータ71に接続されてい
る。
この戻しワイヤ70はアーム作動用モータ71の巻取り
および繰出しによって開閉アーム67を回動させるもの
であり、さらに戻しワイヤ70は可撓変形が可能である
とともに、その繰出し時において開閉アーム67を十分
に押圧できるような剛性を有した線材で形成されている
一方下室12ど上室13との間には、棚板14を貫通し
て米を内釜21に供給する計量供給機構72が設けられ
ており、これは第2図、第3図および第7図に示される
ように形成されている。
すなわち、73は円筒体からなるスクリューガイドで、
これは棚板14を垂直に貫通し、かつその下端開口を米
櫃15の底板16に近接対向させて設けられている。
このガイド73内には米櫃15内の米を順次上方へ移送
する米送りスクリュー74が収容され、このスクリュー
74の回転軸75の上端部は、装置本体1に固定したフ
レーム76に支持されている。
フレーム76内には歯車を組合わせてなる減速機構77
が収容され、その出力歯車78は回転軸75に固定しで
ある。
そしてフレーム76の上面には駆動モータ79が取付け
てあり、これは伝動歯車群80を介して減速機構77の
入力歯車81を回転させるようになっている。
また、スクリューガイド73の上端部にはシュート82
が突設されている。
このシュート82はその下端が炊飯器17に近接するよ
うに傾斜して設けられており、その傾斜に沿って米を滑
落させることにより、米の慣性力で内釜21に米を供給
させるものである。
さらにシューI・82は例えば角筒よりなり、その入口
部の下面には米の重さよりONする検知スイッチ83が
設けである。
このスイッチ83はONされることにより計量開始の信
号を出すもので゛あり、これによってタイマー84が動
作して選択釦6に設定した量の米を計量するようになっ
ている。
なお、タイマー84はフレーム76に設けである。
また上室13内には第2図、第3図に示すような洗米機
構85が設けられている。
すなわち、棚板14上には補助棚板86が固定しており
、これら画板14.86間には正逆回転が可能な旋回用
モータ87が設けられている。
このモータ87は複数の歯車からなる減速歯車群88に
接続しである。
さらに上室13内の上部には補助棚板86の上方に対向
して架板89が横架され、これと補助棚板86との間に
は旋回軸90が回転自在に架設されている。
この旋回軸90の下端部には補助棚板86を挿通し、そ
の先端部に減速歯車群88の出力歯車91を固定してい
る。
なお、減速歯車群88の歯車比は、旋回用モ・−夕87
の動作時に旋回軸90をほは90°の範囲に回転させる
ような歯車比に形成されている。
そして旋回軸90には一対の支持板92.93が一ヒ下
方向に対向して固定しており、これら両支持板92.9
3の間には、複数本の架枠94・・・・・・が架設され
ているどともに、スクリューシャフト95が架設されて
いる。
スクリューシャフト95は支持板92 、93に対して
回転自在であるとともに、その上端は上側の支持板92
を貫通して設けられている。
そして上側の支持板92の上面にはコ字形のモータ取付
板96が取付けられ、これには昇降用モータ97が支持
されている。
このモータ97の回転軸は歯車群98を介してスクリュ
ーシャフト95を回転させるようになっている。
またスクリューシャフト95には昇降アーム99がその
中間部に設けた螺合部100を螺合して支持されており
、このアーム9つの一端はある架枠94に対して摺動自
在に嵌合接続されている。
すなわち昇降アーム99はスクリューシャツl〜95と
架枠94を案内として平行に昇降動されるように設けら
れている。
さらに昇降アーム99の他端は炊飯器17の中央部−上
方に対向し得るように突出され、その先端部には羽根軸
101が回転自在に貫通支持されているとともに、洗米
用モータ102を載設しである。
この羽根軸101の下端にはこれに直交するようにして
洗米羽根103が取着され、かつ上端は洗米用モータ1
02の回転軸に歯車群104を介して接続されている。
このような洗米部は昇降アーム99の昇降動作により内
釜21内に挿脱するとともに、昇降アーム99の旋回動
作により前記挿脱する位置および蓋37の開閉を妨げな
い位置に移動するようになっている。
また洗米部側に位置する他の架枠94には硬さスイッチ
装置105が摺動自在に設けである。
この装置105は前記選択釦6・・・・・・の操作に連
動して架枠94を摺動し、押圧した選択釦、つまり米の
量に対応した位置に停止されるものである。
そして、この装置105は普通に炊飯するためのスイッ
チ106と、このスイッチ106の上方に設けられた軟
かめに炊飯するためのスイッチ107と、スイッチ10
6の下方に設けられ硬めに炊飯するためのスイッチ10
8を有している。
このスイッチ装置105の各スイッチ106,107゜
108は昇降アーム99の昇降によってこれと接して0
N−OFFされるものであるが、昇降アーム99の上昇
に伴い調節釦7によって指定されたスイッチのみが有効
となり、この際に昇降用モータ97を停止させるように
なっている。
すなわち、スイッチ装置114は昇降アーム99の停止
位置を制御し、て、後述の排水ホースの吸込1」の位置
を決定し所望の水量を内釜21内に確保させるものであ
る。
さらに上室13内には給水機構109が設けである。
すなわち上室13の天井部には給水タンク110が配置
され、これには流入用給水弁111を設けた給水管11
2から適宜水が補給されるようになっている。
もちろん給水管112は水道等の給水源(図示しない)
に接続しである。
この給水タンク110の底面には流出用給水弁113を
中途に設けた給水ホース114が接続され、このホース
114の先端は内釜21の開口部に対向し得るように昇
降アーム99の先端部に貫通支持しである。
そして給水タンク110にはその内部の水位を一定に保
持するように流入用給水弁111を制御するフロートス
イッチ115が設けられている。
さらに給水タンク110の一側には堰板116を介して
補助室117が設けてあり、この底面にはホース118
が接続されている。
このホース118の下端は水溜め部、例えば棚板14の
下面に取付けた排水タンク119に接続されている。
そして排水タンク119は装置本体1内の定位置に収容
した炊飯器17と対向して設けてあり、その開口端と対
向する棚板14の部分には開口120が形成しである。
この開口120の上方には炊飯器17のドレーン管26
が対向している。
なお、棚板14はその間口120側に向って順次低くな
るようなわずかな傾斜(図示しない)を有している。
また上室13の内部には排水機構121が設けである。
この機構121はポンプモータ122と、このモータ1
22により歯車群123を介して回転されるとともに、
一対のカム体124,125を固定した回転軸126と
、各カム体124.125に各別に対向して設けた第1
、第2の排水ポンプ127,128とから形成されてい
る。
各排水ポンプ127j28はその弾性変形する蛇腹形の
部分をカム体124,125で各別に押圧および離間さ
れることにより、伸縮してそれぞれポンプ作用を行うよ
うになっている。
そして第1排水ポンプ127の吸込ホース129は排水
ホースとして使用され、その下端部は前記昇降アーム9
つの先端部に貫通支持されている。
この吸込みホース129の下端は内釜21の底部側から
米のとき汁を吸引できるように設けであるとともに、そ
の吸引口には米の吸込みを防止するような工夫、例えば
網(図示しない)が取付けられている。
このような第1排水系は洗米時において内釜21内のと
ぎ汁の排水を行うとともに、洗米終了後において内釜2
1内に所定の水量を残すように排水をするものである。
第2排水ポンプ128の吸込みホース130の下端は排
水タンク119の底面に接続されている。
すなわち第2排水系は排水タンク119内の水を排水す
るものである。
もちろん各排水ポンプ127,128の吐出ポース13
1.132は装置本体1朴へ導出されている。
また排水タンク119にはその内部に所定量の水が溜っ
た際に、これを検知する例えばフロートスイッチからな
る排水検知器133が設けである。
この検知器133は適当な対策機器を連動するようにな
っている。
ここに対策機器とは例えば警報ランプ9および第2排水
系であす、シたがって排水検知器133が所定の水位置
を検知すると、警報ランプ9が点灯されるとともに、ポ
ンプモータ122が駆動されるものである。
すなわち排水検知部(排水タンク119および排水検知
器133)により、流出用給水弁113が故障して内釜
21への給水が継続する等、給水系に異常が生じた場合
、この異常を自動的に解消できるように形成しである。
次に前記のように構成した全自動炊飯装置の作用につい
て説明する。
まず炊飯器17を炊飯ドア10から装置本体1内の定位
置に収納した後、メインスイッチ4、炊飯タイマー5を
操作するとともに、選択釦6、調節釦7を操作して、所
望とする米量と炊き上りの程度を設定する。
このとき硬さスイッチ装置105が図示しない駆動装置
によって架枠94を摺動して米量に応した位置で停止す
るとともに、スイッチ106゜107.108のうちい
すILか1つが動作される。
前記の設定が終了すると、まずブロック解除機構45が
動作する。
すなわちロック解除用モータ47が駆動するため、歯車
群48→回転体49→伝動歯車群52を介して偏心カム
51が回転する。
そして偏心カム51は解除ロッド54をスプリング56
に抗して前方へ押出すから、解除ロッド54は炊飯器1
7の孔28を挿通して蓋側クランプ31を押1王し、こ
れを捻りばム34に抗してヒンジ軸30を中心として反
時計方向に回動させる。
こうして各クランプ31゜42の係合が解除される。
次に蓋開閉機構46が動作する。
すなわち、まず蓋開閉用モータ59が正転するから、減
速装置57を介して適当に減速回転される作動軸64に
より、はぼ垂直に起きていた開閉アーム67が第4図中
時計方向に回動する。
この場合開閉アーム67は戻しワイヤ70で引かれてい
るため、前記回動によって第5図中2点鎖線に示される
位置に変位されで、その突子68が把持間隙49に対向
する。
その後アーム作動用モータ71が正転し、戻しワイヤ7
0を繰出すため、その繰出し力とスプリング69の力に
より開閉アーム67か゛第5図中時計方向に回動されて
、その突子68が把持間隙40内に挿入する。
次に蓋開閉用モータ59が逆転されるため、蓋37はヒ
ンジ軸36を介して第4図中反時計方向に回動され、蓋
37が開かれてこれは第4図中2点鎖線の位置で停止す
る。
しかる後に旋回用モータ87が正転して旋回軸90を9
0°回転させて、昇降アーム99の先端部を内釜21の
真上に対向させる。
その後昇降用モータ97が正転してスクリューシャフト
95が回転されるため、昇降アーム99が降下して洗米
羽根103を内釜21内に挿入する。
なお昇降アーム99の下降は図示しないリミットスイッ
チ等により定位置で停止するように制御されている。
そして計量供給機構72が動作する。すなわち駆動モー
タ79が正転して伝動歯車群80→減速機構77を介し
て米送りスクリュー74が回転される。
したがってスクリューガイド73の下端開口部において
米櫃15内の米の取込みが行われ、この米は米送りスク
リュー74を介して順次上方へ送給される。
このため、スクリューガイド73の上端部において米は
シュート82に受は渡され、このシューI・82を滑落
してその勢いをもって内釜21内に投入される。
このようにして内釜21に供給される米は検知スイッチ
83を介して動作するタイマー84によって計量される
から、内釜21内には選択釦7で設定した量の米が供給
される。
なお、この動作時には表示装置8が連動してこの計量王
程を指示する。
こうして計量が終わると洗米が開始される。
すなわち、フロートスイッチ115により常に所定水位
まで給水タンク110には水を貯え、流出用給水弁11
3を開き、給水ホース114を介して内釜21人に一定
量の水を供給する。
この後洗米用モータ102が駆動さ′I’L、洗米羽根
103を回転して洗米を行う。
この最初の洗米動作によって米からは汚れ分が多量に分
離浮遊する。
次いで再び流入用給水弁113が開かれ内釜21内にさ
らに給水がなされる。
このため内釜21内の水はオーバーフローして空隙25
内に流入する。
したがって浮遊している汚れ分はオーバーフローする水
とともに内釜21から取除かれる。
なお、空隙25に流入した水はドレーン管26を流通し
て排水タンク119に排水される。
そしてオーバーフローの終了後、つまり汚れ分を除去し
た後、ポンプモータ122が駆動されるため、内釜21
内の水は吸込みホース129がら吸込まれ、第1排水ポ
ンプ127を通って吐出ホース131を経て排水される
もちろん同時に第2排水ポンプ128も動作するから、
排水タンク119内のドレーン水も吸込みホース130
から第2排水ポンプ128を通り吐出ホース132を経
て排水される。
こうして洗米工程の第1段階が終了するが、洗米羽根1
03は依然として回転を継続しており、続いて内釜21
への給水、およびこれから一定時間後に第1排水ポンプ
127による排水が行われ、このような給水−洗米−排
水が数回繰返されるとともに、この工程の間、表示装置
8は洗米工程を指示する。
この洗米工程が終ると内釜21内には一定量の水が供給
される。
その後昇降用モータ97が逆転して昇降アーム99が上
昇され、これは硬さスイッチ装置105により指定され
た位置で一度停止して、吸込みホース129の吸込口を
内釜21内の所望位置に配置する。
この停止時には不要な水の排水が行われ、こうして内釜
21内の水量が決定される。
次で再び昇降用モータ97が逆転され昇降アーム99を
上昇させる。
なお、この上昇は図示しないリミットスイッチ等により
定位置で停止するようになっている。
その後旋回用モータ87が逆転されて、昇降アーム99
を90°回転させて内釜21の上方から退避させる。
しかる後に、再度蓋開閉機構46の蓋開閉用モータ59
が正転し、開閉アーム67を介して蓋37を時計方向に
回動させる。
そうすると蓋37は内釜21等の開口を塞ぐとともに、
開閉アーム67の押圧力により蓋側クランプ42が蓋側
クランプ31に係合する。
なお、この時点に到るまでには、ロック解除機構45の
解除ロッド54は後方に復動しており、前記各クランプ
31.42の保合の邪魔となることはない。
こうして蓋37が閉じられると開閉アーム67には大き
な反力が作用するため、クラッチ63において動力の伝
動が断たれ、その後蓋開閉用モータ59が停止される。
その後アーム作動用モータ71が逆転し、戻しワイヤ7
0を巻込むため開閉アーム67の突子68が把手41の
把持間隙40から外れる。
次いで蓋開閉用モータ59が再度逆転して開閉アーム6
7をほぼ垂直に起こして停止する。
しかして、炊飯タイマー5に設定した時間がくると、炊
飯器17の炊飯ヒータ23に通電されて炊飯工程に入る
とともに、表示装置8が炊飯工程を指示する。
この炊飯工程が終了すると、次に保温ヒータ38に通電
されて保温が行われるとともに、表示装置8が保温工程
を指示する。
なお、以上述べた作動はタイマ等によりタイミングをと
る適当な制御回路(図示しない)で行われるものである
このようにして自動炊飯が完了した炊飯器17は、炊飯
ドア10を開けて装置本体1外へ取出されるものであり
、取出された炊飯器17はその蓋側クランプ42の押圧
部43を押圧することにより、このクランプ42を蓋側
クランプ31がら外して蓋37を手動で開けることがで
きることはもちろんである。
ところで、以上のように動作する実施例において、例え
ば給水動作中に流出用給水弁113が故障すると、給水
が止まらず、したがって内釜21の開口縁から溢れる排
水は、空隙25およびドレーン管26を通って排水タン
ク119内に流入する。
さらに洗米工程以外の動作中に流出用給水弁113が故
障すると、給水ホース114から流出する排水は棚板1
4に落ちるが、これは棚板14の傾斜により開口120
を介して排水タンク119に流れ込む。
また流入用給水弁111が故障すると、給水タンク11
0の堰板116を溢水した排水は、補助室117に流入
しここからパイプ118を通って排水タンク119内に
流入する。
このように給水機構109に故障を生じると、排水は排
水タンク119内に溜められる。
こうして排水タンク119内に排水が溜められ、これが
正常時の量より多い所定量に達つすると、これを排水検
知器133が検知するため、警報ランプ9が点灯され使
用者に異常を知らしめるとともに、排水機構121が動
作される。
このため第2排水系の動作により排水タンク119内の
排水は装置本体1外へ排水される。
したがって装置本体1内が給水機構109の故障により
水浸しとなり、その水が床にまで溢れるようなことを防
止することができる。
また排水機構121が故障した場合には、排水は排水タ
ンク119に溜められたま・であるが、その量が所定量
に達つすると排水検知器133により警報ランプ9が異
常を知らしめるため、使用者は速やかに排水機構121
の異常に対して適切な処置を採ることができるものであ
る。
なお、この考案は前記一実施例に限るものではなく、そ
の精神を逸脱することなく種々変形できる。
例えば炊飯器は間接炊きの構造でもよい。もちろん、米
櫃、計量供給機構、蓋開閉機構、ロック解除機構、洗米
機構および給排水機構も他のいかなる構成でもよい。
この考案は以上に説明したように、米の洗米および炊飯
を自動的に行うことができると共に、給水機構の故障時
に、通常洗米時の排水に使用する排水機構を利用して排
水を所定の個所より排水できるようにして装置本体内の
水浸しを防止することができる。
さらに排水機構が故障した場合には、排水検知器により
異常を報知し適切な処置をとるようにできる。
又水溜め部は装置本体内に収容した炊飯器よりも下方に
設けることにより、炊飯器の内釜内で洗米を行う方式に
おけるオーバーフロー水を自然落下により水溜め部に排
水することができるという構造的にきわめて簡単な構成
をとることができると共に、炊飯器よりも下方に水溜め
部が位置することから、万一の異常時にも炊飯器は水浸
しになることがないという利点をも有するものである。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の一実施例に係る全自動炊飯装置を示す
もので、第1図は斜視図、第2図は洗米工程時における
第1図の■■−■■線に沿う縦断面図、第3図は第1図
のIII−III線に沿う縦断面図、第4図は一部を切
欠した炊飯器とその関連機器の側面図、第5図は炊飯器
とその関連機器の平面図、第6図はクランプ機構の断面
図、第7図は計量供給機構の側面図である。 1・・・・・・装置本体、9・・・・・・警報器(警報
ランプ)、14・・・・・・棚板、15・・・・・・米
★、17・・・・・・炊飯器、45・・・・・・ロック
解除機構、46・・・・・・蓋開閉機構、72・・・・
・・計量供給機構、85・・・・・・洗米機構、109
・・・・・・給水機構、119・・・・・・水溜め部(
排水タンク)、120・・・・・・開口、121・・・
・・・排水機構、133・・・・・・排水検知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 米を自動的に洗米および炊飯するものにおいて、炊飯ヒ
    ータおよび内釜・外釜を有し、この内釜よりオーバーフ
    ローする水を排水するために外釜との間に形成された空
    隙と連通して設けられたドレーン管を有する炊飯器と、
    内釜内に所定量の米を自動的に供給する計量供給機構と
    、内釜内に供給された米を自動的に洗米する洗米機構と
    、米の洗米時および所定量の炊飯水の供給時に内釜内に
    水を供給する給水タンスを有する給水機構と、前記炊飯
    器の下方に位置して前記ドレーン管に連通して設けられ
    、洗米時に内釜よりオーバーフローした水を前記空隙お
    よびドレーン管を介して収容すると共に、給水機構の給
    水タンクと連通させ給水タンクからの異常時の溢水を収
    容する水溜め部と、この水溜め部に洗米時に収容される
    水を洗米時に排水する排水機構と、前記水溜め部に設け
    られ所定量の水が溜った際これを検知し、前記排水機構
    を作動させると共に異常を報知する排水検知器とを具備
    したことを特徴とする自動炊飯装置。
JP1974119025U 1974-10-02 1974-10-02 ジドウスイハンソウチ Expired JPS58408Y2 (ja)

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JPS5145988U JPS5145988U (ja) 1976-04-05
JPS58408Y2 true JPS58408Y2 (ja) 1983-01-06

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ID=28357738

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JPS515032Y2 (ja) * 1971-03-17 1976-02-12

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JPS5145988U (ja) 1976-04-05

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