JP2987845B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2987845B2
JP2987845B2 JP1139146A JP13914689A JP2987845B2 JP 2987845 B2 JP2987845 B2 JP 2987845B2 JP 1139146 A JP1139146 A JP 1139146A JP 13914689 A JP13914689 A JP 13914689A JP 2987845 B2 JP2987845 B2 JP 2987845B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばオフィスが無人状態となったような
場合にあっては、受信した情報をメモリに記憶し、その
メモリに記憶された情報は、有人時に必要に応じて記録
紙上に出力するようにしたファクシミリ装置に関する。
従来の技術 近年における画像通信技術の著しい発達に伴い、最近
では一般家庭にまでファクシミリ装置が使用されつつあ
る。
ところで、現在一般的に使用されているファクシミリ
装置には、周知の通り種々の機能が付加されている。例
えば、送受信情報を記憶するメモリを設けることで、記
録紙がなくなってしまったような場合や、ジャムが発生
したような場合でも、接続されている回線を切らずに連
続して情報を受信可能としたり、また、一旦このメモリ
に送信情報を記憶させることでその情報を希望の時刻に
送信可能とし、さらには、回線接続前に送信情報の記憶
をさせることでその実質的な送信時間を短縮できるよう
にしている。また、通常,ファクシミリ装置は常時通信
可能状態としておく必要があることから、24時間電源を
入れたままとしてある。
発明が解決しようとする課題 ところがこのような従来のファクシミリ装置では、前
記したメモリは、通信を円滑に行なうための手段として
して使用されるものであることから、その利用率はあま
り高くはなく、また、24時間電源が入れられた状態とな
っているので電力が無駄に消費されるという問題があ
る。特に、普通紙に情報を記録する電子写真方式のファ
クシミリ装置にあっては、その記録を行なう定着器は常
時ウォーミングアップ状態とされているために無駄に消
費される電力は無視できないものである。
また、従来のファクシミリ装置においては、例えば、
オフィスの無人状態となる夜間に情報を受信した場合に
は、記録紙がなくなっていないか、あるいはジャムが発
生しない限り、受信した情報を記録紙上に記録するよう
になっているので、その記録紙は長時間放置されること
となり、カールの発生などにより翌日その記録紙の分類
や並べかえなどに非常に手数がかかるという問題もあ
る。
さらに、万一のトラブルで全ページの原稿が送信され
なかった場合には、翌日では通信上のトラブルが記録紙
の紛失かを判断することが困難であるという問題もあ
る。
本発明は上記したような従来の問題点に鑑みて成され
たものであり、オフィスが無人状態となる例えば夜間な
どには、情報を受信してその情報を記憶するために必要
な部分には電力を供給するものの、記録手段に対しては
電力を断ち、また、受信する情報は全てメモリに記憶さ
せておき、その記憶されている情報を必要に応じて記録
できるようにしたファクシミリ装置の提供を目的とす
る。
課題を解決するための手段 以上述べた課題を解決するため、本願発明は、以下の
ように構成されるものである。
すなわち、請求項1記載の発明は、外部情報機器と情
報の送受信を行うファクシミリ装置において、伝送され
た情報を受信する受信手段と、伝送された情報を記録紙
上に記録する記録手段と、伝送された情報を記憶する記
憶手段と、前記受信手段及び前記記録手段に電力を供給
する電源と、前記電源がオフに設定されたとき、受信手
段には電力の供給を継続すると共に受信中であるか否か
を判別し、受信中であれば、伝送されたデータを記録手
段にて記録させると共に受信終了に基づく記録終了後に
記録手段への電力供給をオフにし、その後オンに設定さ
れたとき、前記記録手段への電力供給をオンにする電源
制御手段と、前記電源制御手段によって前記記録手段へ
の電力供給がオフされている場合に、伝送された複数の
情報を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記
記録手段への電力供給がオンされた場合に、電力供給オ
フ時に前記記憶手段に記憶された複数の情報の中から前
記記録手段によって記録する情報を選択する選択手段と
を有することを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明は、外部情報機器と情報の
送受信を行うファクシミリ装置において、伝送された情
報を受信する受信手段と、伝送された情報を記録紙上に
記録する記録手段と、伝送された情報を記憶する記憶手
段と、前記受信手段及び前記記録手段に電力を供給する
電源と、前記電源がオフに設定されたとき、受信手段に
は電力の供給を継続すると共に受信中であるか否かを判
別し、受信中であれば、伝送されたデータを記録手段に
て記録させると共に受信終了に基づく記録終了後に記録
手段への電力供給をオフにし、その後オンに設定された
とき、前記記録手段への電力供給をオンにする電源制御
手段と、前記電源制御手段によって前記記録手段への電
力供給がオフされている場合に、伝送された複数の情報
を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記記録
手段への電力供給がオンされた場合に、電力供給オフ時
に前記記憶手段に記憶された複数の情報に対して前記記
録手段によって記録する順番を指定する優先指定手段と
を有することを特徴とするものである。
また、請求項3記載の発明は、外部情報機器と情報の
送受信を行うファクシミリ装置において、伝送された情
報を受信する受信手段と、伝送された情報を記録紙上に
記録する記録手段と、伝送された情報を記録する記憶手
段と、前記受信手段及び前記記録手段に電力を供給する
電源と、前記電源がオフに設定されたとき、受信手段に
は電力の供給を継続すると共に受信中であるか否かを判
別し、受信中であれば、伝送されたデータを記録手段に
て記録させると共に受信終了に基づく記録終了後に記録
手段への電力供給をオフにし、その後オンに設定された
とき、前記記録手段への電力供給をオンにする電源制御
手段と、前記電源制御手段によって前記記録手段への電
力供給がオフされている場合に、伝送された複数の情報
を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記記録
手段への電力供給がオンされた場合に、電力供給オフ時
に受信した内容のリストを強制出力する出力制御手段と
を有することを特徴とするものである。
また、請求項4記載の発明は、請求項3のファクシミ
リ装置において、前記出力制御手段によるリストの出力
後、前記記憶手段に記憶された情報の中から前記記憶手
段によって記録紙上に記録する情報を選択する選択手段
を有することを特徴とするものである。
作用 以上のように構成された本発明のファクシミリ装置は
次のように動作することになる。
電源がオフに設定されると、電源制御手段は、受信手
段には電力の供給を継続すると共に記録手段への電力供
給は停止する。このように電源がオフに設定されている
ときには、記録手段の機能が停止することになるが、そ
の他の手段、すなわち、少なくとも記憶手段、電源制御
手段及び記録制御手段は作動状態となっており、伝送さ
れる情報の受信と記憶は可能となっている。したがっ
て、この電源がオフに設定されると、無駄な電力消費を
抑制することができる。
そして、前記電源がオフに設定されたときには、電源
がオフに設定されている間に受信し前記記憶手段に記憶
された情報の中から、記録したい情報を選択手段によっ
て選択して、記録紙上に記録することができる。あるい
は、前記電源がオンされたときには、電源がオフに設定
されている間に受信し前記記憶手段に記憶された情報を
どのような順番で記録するかを指定して、先に記録した
い情報を記録紙上に優先的に記録することができる。
さらに、前記記録手段への電力供給がオンされた場合
に、出力制御手段は、電力供給オフ時に受信手段が受信
した内容のリストを強制的に出力する。このリストの出
力後、前記記憶手段に記憶された情報の中から記録した
い情報を選択手段によって選択して、記録紙上に記録す
る。このため、電源がオフに設定されている間に受信し
たデータを出力し忘れたままとなることを防止できる。
そして、受信した内容のリストを出力して、電源がオフ
に設定されている間に受信したデータの内から必要なデ
ータのみを選択して出力することによって不要なデータ
の出力を防ぐことができる。
実施例 以下に、本発明に係るファクシミリ装置の実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、ファクシミリ装置の内、主に情報の授受を
行なう部分のブロック図である。
ファクシミリ装置の総括的な動作制御を行なう制御部
10には、送信すべき情報を相手方のファクシミリ装置に
送信する送信部12及び相手方のファクシミリから送られ
てくる情報を受信する受信部14が接続され、送信部12
は、文書に記載されている情報を電気的に読み取る部分
が含まれる。また、制御部10にはタイマー16が接続さ
れ、制御部10から出力される信号に基づいて作動し、電
源部18に対してオン,オフの制御信号を与えるものであ
る。また、この制御信号は制御部10からも出力される。
具体的には図示しないが、電源部18は、同図に示す全
ての部分に接続されており、ファクシミリ装置に設けら
れているメインスイッチと、前記したタイマー16及び制
御部10から出力されるオン,オフの制御信号によって電
力の供給経路が制御される。つまり、メインスイッチが
オンされていれば、電源部18は動作状態となって、第1
図に示されている全ての部分に電力を供給し、この状態
でタイマー16あるいは制御部10からオフ信号が出力され
ると、電源部18は、第1図に示す太線の経路への電力の
供給を遮断する。一方、この状態でタイマー16あるいは
制御部10からオン信号が出力されると、電源部18は再び
前記した全ての部分に電力を供給する。
したがって、タイマー16あるいは制御部10からオフ信
号が出力されると、送信部12と後述する印字部22には電
力が供給されなくなり、これらの部分の機能は停止す
る。一方、この場合でも、送信部12と印字部22を除く他
の部分には電力が供給されているので、これらの部分は
通常通り動作している。
制御部10に接続されている記憶部20は、送信部12で読
み取った情報や受信部14で受信した情報を記憶しておく
ものである。また、印字部22は、受信部14によって受信
した情報又は記憶部20に記憶されている情報を記録紙上
に出力するものである。操作部24は制御部10に対して種
々の操作,例えば情報の送信指令や記憶部20に記憶され
ている情報の記録紙上への出力などを指令する種々のス
イッチ及び表示部から構成されるものである。
第2図は、操作部24の具体的な構成を示したものであ
る。
この操作部24には、種々の特殊な機能をワンタッチで
指令することができる多機能キー30と、電話番号やタイ
マーの時間設定などに使用するテンキー31と、印字部22
によるプリント開始指令や相手方のファクシミリ装置へ
の情報の送信開始指令を出力するスタートキー32と、フ
ァクシミリ装置の送信あるいはプリント動作を停止させ
るストップキー33と、記憶部20に記憶されている情報を
印字部22によってプリントさせるためのプリントキー34
と、受信された情報の全てを記憶部20に記憶させておく
ためのメモリ受信キー35と、メモリ受信の状態であるこ
とを示すためのLED36と、操作上の種々のメッセージを
表示するLCD37とが図示するように配設されている。
メモリ受信キー35がオンされると、その信号は制御部
10に入力され、制御部10はこの信号の入力により電源部
18にオフ信号を出力し、送信部12と印字部22への電力の
供給をストップする。そして制御部10は同時に、受信部
によって受信された情報の全てを記憶部20に記憶させる
状態となる。なお、タイマー16を用いてメモリ受信を行
なうときには、このメモリ受信キー36をオンしなくとも
前記したオフ信号がタイマー16から自動的に出力される
ので、このメモリ受信キー36の操作は不要である。
以上のように構成された本発明のファクシミリ装置
は、第3図のフローチャートに示すように動作すること
になる。なお、この動作説明にあたっては、電子写真方
式のファクシミリ装置を想定して説明する。
メモリ受信スイッチ35の操作あるいはタイマー16によ
ってパワーオフの設定信号が出力されたら、電源部18は
送信部12と印字部22への電力供給をストップする準備を
する(S1,S2)。そして、制御部10はこの電力供給をス
トップするに際し、情報の送受信中であるかの判断を
し、送受信中であればそのまま送受信が完了するまで送
受信を実行する。すなわち送信が行なわれている場合に
は送信部12で読み取った情報を送信し、受信が行なわれ
ている場合には受信部で受信した情報を印字部22で記録
紙に出力する。そして、この送受信が完了したら送信部
12と印字部22への電力供給をストップする。
一方、送受信中でなければ送信部12と印字部22への電
力供給を即座にストップする。これにより、送信部12と
印字部22で待機中に無駄に消費される電力が削減される
(S3〜S6)。
このようにして送信部12と印字部22への電力供給がス
トップされると、メモリー受信に設定され、これにより
受信部14による情報の受信のみを可能とし、その受信さ
れた情報は全て記憶部20に記憶される。なお、このメモ
リー受信は後述するオン信号が電源部18に出力されるま
で行なわれる(S7)。
次に、タイマー16が動作してオン信号が出力される
か、プリントキー34が操作されると、電源部18にオン信
号が出力され、ファクシミリ装置の全ての部分に電力が
供給される(S8,S9)。このようにして電力の供給が開
始されると、印字部に22に有する定着器のウォームアッ
プが開始される。これは、電子写真方式のファクシミリ
装置の場合には、ウォームアップを行なう必要がある為
で、例えばサーマルプリンタを備えたファクシミリ装置
のような類のものにあっては、このウォームアップは不
必要である(S10)。
そして、このウォームアップが完了すると、制御部10
は後述する受信リストを出力するに際し、情報の受信中
であるかを判断し、受信中であればそのまま受信が完了
するまで受信を実行する。すなわち、受信部で受信した
情報を記憶部20に記憶する。
そして、この受信が完了したら受信リストのプリント
アウトを行なう。一方、受信中でなければ受信リストの
プリントアウトを即座に行なう。このとき、操作部24の
LCD37には、第5図に示すような表示がされる。具体的
には、「原稿をセットして下さい」とメッセージを送
り、通常の送信が可能なことを示唆し、「メモリ受信し
ています−プリントしますか」とメッセージを送り、受
信リストの排出後、記憶されている内容をプリントアウ
トするか否かをオペレーターに尋ねる。この受信リスト
は、第4図に示されているようなものであり、メモリー
受信中に受信された全ての情報を一括して表示したもの
である。具体的には、受信ナンバー,発信元,受信枚
数,受信時間などである。なお、受信リストの最上部に
印字されている時刻は、電源部18から送信部12と印字部
22への電力供給がストップされた時刻と、その電力供給
が開始された時刻である。また、受信ナンバーは、この
メモリー受信が行なわれた時のみの通し番号であり、次
回のメモリー受信部の受信ナンバーは再び1から付けら
れる。そして、受信時間は受信開始の時刻である。ま
た、25番目に受信した情報の受信時間が7:02となってお
り、電力供給が開始された時刻を過ぎているが、これ
は、ウォームアップが終了する前に情報が伝送されてき
たためにメモリー受信が行なわれたためである(S11〜S
15)。
次に、操作部24の操作により記憶されている内容の出
力が指示されると、その指示された内容の情報を印字部
22によって記録紙上に出力する。
例えば、この指示は、第6図に示すように行なわれ
る。すなわち、第4図に示したような受信内容が記憶部
20に記憶されている場合に、そのうちの3番目と24番目
に記憶されている内容を優先的に出力させるときには、
プリントキー34を押し、その後テンキー31によって0003
を入力し、さらに、もう一度プリントキー34を押し、そ
の後テンキー31によって0024を入力し、プリントキー34
とスタートキー32を押す。この操作によってLCD37に
は、P0003P0024PSと表示され、制御部10は、記憶部20に
記憶されている情報のうちから3番目と24番目に記憶さ
れている情報を優先的に印字部22に出力して残りの情報
はその後に全て出力する。そして印字部22はその情報を
記録紙上に出力する。
また、上記のように内容の優先選択を行なわずに記憶
部20に記憶されている全ての情報を出力する場合には、
プリントキー34を押した後、スタートキー32を押せばLC
D37にはPSと表示され、印字部22から記憶部20に記憶さ
れている全ての情報が記録紙上に記録される。
さらに、3番目と24番目に記憶されている内容のみを
選択して出力させるときには、プリントキー34を押し、
その後テンキー31によって0003を入力し、さらに、もう
一度プリントキー34を押し、その後テンキー31によって
0024を入力し、スタートキー32を押す。この操作によっ
てLCD37には、P0003P0024Sと表示され、制御部10は、記
憶部20に記憶されている情報のうちから3番目と24番目
に記憶されている情報のみを選択して印字部22に出力
し、印字部22はその情報を記録紙上に出力する。
そして、この記録が終了すると、通常の送受信動作が
行なわれる。一方、操作部24の操作により記憶されてい
る内容の出力が指示されなかったときも同様に、通常の
送受信動作が行なわれる(S16〜S18)。
このように、ファクシミリ装置が設置してある部屋に
誰もいなくなってしまうような場合に、メモリー受信に
設定しておくと、伝送されてくる情報の受信のみに必要
な部分にのみ電力が供給されるようになり、無駄な電力
消費を省くことができることになる。また、メモリ受信
時に受信した情報は、有人時に必要に応じてプリントア
ウトすることができるので、記録紙のカールの発生など
によりその分類や並べかえなどに要する時間を少なくす
ることができる。また、その情報のプリントアウトも送
信元を選択して行なうこともできるので、情報の整理は
非常に容易なものとなり、使い勝手が向上する。
なお、上記の実施例においては、電子写真方式のファ
クシミリ装置について例示したが、本発明はその他のあ
らゆるタイプのファクシミリ装置に対しても適用可能で
ある。
また、現在のファクシミリ装置でも記憶容量の点では
十分であると思われるが、さらに使いやすい装置とする
ためには、その出力の速度を向上させる必要が生じる。
つまり、メモリー受信によって記憶された情報のプリン
トアウトの最中に通常の受信が行なわれると、必然的に
その受信した情報は記憶部20に記憶しなければならなく
なるが、この場合、メモリー受信によって記憶された情
報をフロッピーディスク等の外部メモリに一旦記憶さ
せ、このフロッピーディスクの情報をパソコン等によっ
て出力できるようにすれば、このような必要がなくな
り、ファクシミリ装置の使い勝手は損なわれない。ま
た、複数のフロッピーディスクを用いてメモリ受信を行
なえるようにすれば、その記録内容を複数台のプリント
アウト装置によって効率的にその受信内容を出力するこ
とができることになる。
発明の効果 以上の説明により明らかなように、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置においては、このファクシミリ装置が設
置されている部屋が無人状態となる例えば夜間などに
は、情報を受信してその情報を記憶するために必要な部
分には電力を供給するものの、記録手段に対しては電力
を断ち、無人状態の待機中に消費する電力を削減するこ
とができる。
また、受信する情報は全てメモリに記憶させ、前記記
録手段への電力供給がオンされた場合に、そのメモリに
記憶させている情報の中から記録したい情報を選択して
記録できるようにしたので、その間に受信した情報の中
から、有人時に選択してプリントアウトすることがで
き、記録紙のカールの発生などによりその分類や並びか
えなどに要する時間を少なくすることができる。また、
その情報のプリントアウトも送信元を選択して行なうこ
とができるので、情報の整理は非常に容易なものとな
り、使い勝手が向上する。
また、請求項2記載のファクシミリ装置においては、
無人状態となる例えば夜間などに、受信した情報が全て
メモリに記録させ、記録手段への電力供給がオンされた
場合に、そのメモリに記憶されている情報に対して記録
したい順番を指定して記録できるようにしたので、有人
時に、先に記録したい情報を優先的にプリントアウトす
ることができ、情報の整理は非常に容易なものとなる。
さらに請求項3および請求項4記載の発明によれば、
電源オフ設定中に受信したデータのリストを電源オン時
に強制出力するため、受信したデータを出力し忘れたま
まとなることがない。また、リストの出力を行ない、そ
の後に、記録したいデータを選択してプリントアウトす
るようにしたので、不要なデータを出力することを防
ぎ、紙資源を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るファクシミリ装置の内、主に情
報の授受を行なう部分のブロック図、 第2図は、第1図に示したファクシミリ装置の内の操作
部の具体的な構成を示した図、 第3図は、第1図に示したファクシミリ装置の動作フロ
ーチャート、 第4図は、本発明に係るファクシミリ装置から出力され
る受信リストの一例を示す図、 第5図及び第6図は、第2図に示した操作部の操作説明
に供する図である。 10……制御部(電源制御手段,記憶制御手段,出力制御
手段)、 12……送信部、 14……受信部(受信手段、記憶制御手段)、 16……タイマー(電源制御手段)、 18……電源部(電源)、 20……記憶部(記憶手段)、 22……印字部(記録手段,出力制御手段)、 24……操作部(電源制御手段,選択手段,優先指定手
段,)、 35……メモリー受信キー(電源制御手段)。
フロントページの続き (72)発明者 東 正人 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 加藤 剛 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭64−80170(JP,A) 特開 昭60−126957(JP,A) 特開 昭61−29271(JP,A) 特開 昭64−80170(JP,A) 特開 昭63−30067(JP,A) 特開 昭63−14539(JP,A) 実開 昭63−59463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部情報機器と情報の送受信を行うファク
    シミリ装置において、 伝送された情報を受信する受信手段と、 伝送された情報を記録紙上に記録する記録手段と、 伝送された情報を記憶する記憶手段と、 前記受信手段及び前記記録手段に電力を供給する電源
    と、 前記電源がオフに設定されたとき、受信手段には電力の
    供給を継続すると共に受信中であるか否かを判別し、受
    信中であれば、伝送されたデータを記録手段にて記録さ
    せると共に受信終了に基づく記録終了後に記録手段への
    電力供給をオフにし、その後オンに設定されたとき、前
    記記録手段への電力供給をオンにする電源制御手段と、 前記電源制御手段によって前記記録手段への電力供給が
    オフされている場合に、伝送された複数の情報を前記記
    憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記記録手段への電力供給がオンされた場合に、電力供
    給オフ時に前記記憶手段に記憶された複数の情報の中か
    ら前記記録手段によって記録する情報を選択する選択手
    段とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】外部情報機器と情報の送受信を行うファク
    シミリ装置において、 伝送された情報を受信する受信手段と、 伝送された情報を記録紙上に記録する記録手段と、 伝送された情報を記憶する記憶手段と、 前記受信手段及び前記記録手段に電力を供給する電源
    と、 前記電源がオフに設定されたとき、受信手段には電力の
    供給を継続すると共に受信中であるか否かを判別し、受
    信中であれば、伝送されたデータを記録手段にて記録さ
    せると共に受信終了に基づく記録終了後に記録手段への
    電力供給をオフにし、その後オンに設定されたとき、前
    記記録手段への電力供給をオンにする電源制御手段と、 前記電源制御手段によって前記記録手段への電力供給が
    オフされている場合に、伝送された複数の情報を前記記
    憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記記録手段への電力供給がオンされた場合に、電力供
    給オフ時に前記記憶手段に記憶された複数の情報に対し
    て前記記録手段によって記録する順番を指定する優先指
    定手段とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】外部情報機器と情報の送受信を行うファク
    シミリ装置において、 伝送された情報を受信する受信手段と、 伝送された情報を記録紙上に記録する記録手段と、 伝送された情報を記録する記憶手段と、 前記受信手段及び前記記録手段に電力を供給する電源
    と、 前記電源がオフに設定されたとき、受信手段には電力の
    供給を継続すると共に受信中であるか否かを判別し、受
    信中であれば、伝送されたデータを記録手段にて記録さ
    せると共に受信終了に基づく記録終了後に記録手段への
    電力供給をオフにし、その後オンに設定されたとき、前
    記記録手段への電力供給をオンにする電源制御手段と、 前記電源制御手段によって前記記録手段への電力供給が
    オフされている場合に、伝送された複数の情報を前記記
    憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記記録手段への電力供給がオンされた場合に、電力供
    給オフ時に受信した内容のリストを強制出力する出力制
    御手段とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項3のファクシミリ装置において、 前記出力制御手段によるリストの出力後、前記記憶手段
    に記憶された情報の中から前記記憶手段によって記録紙
    上に記録する情報を選択する選択手段を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP1139146A 1989-06-02 1989-06-02 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2987845B2 (ja)

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JP1139146A JP2987845B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 ファクシミリ装置

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JP1139146A JP2987845B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 ファクシミリ装置

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