JP2987146B1 - スチームオーブン等の扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

スチームオーブン等の扉用ロックハンドル装置

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JP2987146B1
JP2987146B1 JP35418698A JP35418698A JP2987146B1 JP 2987146 B1 JP2987146 B1 JP 2987146B1 JP 35418698 A JP35418698 A JP 35418698A JP 35418698 A JP35418698 A JP 35418698A JP 2987146 B1 JP2987146 B1 JP 2987146B1
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door
locking projection
fixed
lock
projection
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聡 室岡
博和 野崎
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 扉を少しだけ開いて蒸気を逃がした後、全開
するスチ−ムオ−ブン等の扉用ロックハンドル装置を提
供する。 【解決手段】 操作ハンドル4が倒伏位置にあるとき、
受金具6の第一係止突起7に係合して扉2を固定枠体1
に対して錠止するフック部18aをロックレバー18の
先端部に設け、操作ハンドル4が引き起こされたとき、
受金具6の制止突起19の背後空間に入り込むフック部
5aをキープレバー5の先端部に設け、受金具6の第二
係止突起22を第一係止突起7よりも扉2側に突出させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、業務用スチ−ム
オ−ブン等の扉の開閉に使用されるロックハンドル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の扉用ロックハンドル装置で
は、操作ハンドルを引くことによって固定枠体に対する
扉の拘束が完全に解除され、扉を直ちに全開できる機構
になっている。そのため、調理加熱の終了後に扉を全開
した場合、オ−ブン内の蒸気が一気に噴出して調理者の
顔面に直接的に吹き当たり、熱傷などの事故を招く危険
性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目
的は、扉の開放操作を二段階に分けて行ない、扉を少し
だけ開いて蒸気を扉の周辺部から逃がした後、扉を全開
するようにしたスチ−ムオ−ブン等の扉用ロックハンド
ル装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の扉用ロックハンド
ル装置は、 固定枠体1に固着される受金具6と;扉2
に固着される固定ケ−ス3と;扉前面に対して直角な面
内において引き起こし回転されるように第一枢軸9によ
って中間部を固定ケ−ス3に枢着され、第一バネ13に
よって倒伏位置へ復帰付勢された操作ハンドル4と;固
定ケ−ス3に固設され、軸受板部8aを扉前面に向かっ
て突設したベース板8と;扉前面に対して直角な面内に
おいて揺動回転するように第二枢軸10によって基端部
を軸受板部8aに枢着され、第二バネ14によって復帰
付勢されたキープレバー5と;扉前面に対して直角な面
内において揺動回転するようにキープレバー5の反対側
の位置において第二枢軸10によって基端部を軸受板部
8aに枢着され、第二バネ14によって復帰付勢された
ロックレバー18と;操作ハンドル4の先端部に固設さ
れ、キープレバー5とロックレバー18を押圧する駆動
突起12とからなる。
【0005】そして、操作ハンドル4が倒伏位置にある
とき、受金具6の第一係止突起7に係合して扉2を固定
枠体1に対して錠止するフック部18aをロックレバー
18の先端部に設け、操作ハンドル4が引き起こされた
当初の段階において、第一係止突起7と反対側に形成し
た受金具6の制止突起19の背後空間に入り込むフック
部5aをキープレバー5の先端部に設け、駆動突起12
と係合してフック部5aが制止突起19の背後空間に入
り込んだ姿勢に保持させる拘束用凹部5bをキープレバ
ー5の中間部前面に設け、扉2が一定角度まで開放され
たときにロックレバー18のフック部18aが係合する
第二係止突起22を受金具6に形成し、第二係止突起2
2を第一係止突起7よりも扉2側に突出させる。
【0006】この扉用ロックハンドル装置では、扉2が
全閉されているときには図2に示したように、操作ハン
ドル4は扉2の前面とほぼ平行となるように倒伏した位
置にあり、図5に示したように第一バネ13の時計回り
方向の回転付勢によって倒伏位置に保持されている。ロ
ックレバー18はフック部18aが受金具6の第一係止
突起7に係合している一方、キープレバー5はフック部
5aが受金具6の制止突起19に係合していない位置に
しており、第二バネ14の時計回り方向の回転付勢によ
って当該非係合位置に保持されている。
【0007】扉2を解錠開放するに当たり、第一バネ1
3の回転付勢に抗して操作ハンドル4を第一枢軸9を中
心に引き起こし回転させると、駆動突起12が先ず最初
にキープレバー5の基端部を押圧するため、キープレバ
ー5が第二バネ14の回転付勢に抗して第二枢軸10を
中心に反時計回り方向に回転させられ、キープレバー5
のフック部5aが受金具6の制止突起19の背後空間に
来る。一定の時間遅れをもってキープレバー5に引き続
いてロックレバー18の基端部が駆動突起12に押され
るため、ロックレバー18が第二バネ14の回転付勢に
抗して第二枢軸10を中心に反時計回り方向に回転させ
られ、ロックレバー18のフック部18aが受金具6の
第一係止突起7から離脱する。このとき、キープレバー
5の中間部前面の拘束用凹部5bに駆動突起12が係合
するため、キープレバー5は前記姿勢に保持される。
【0008】操作ハンドル4を引いて扉2を少し開放さ
せると、ロックレバー18のフック部18aが受金具6
の第二係止突起22に係合する。このロックレバー18
と第二係止突起22との係合によって扉2はそれ以上の
開放を阻止され、この阻止されている間にスチームオー
ブン内の蒸気が側面方向に漏れ出ることになる。ロック
レバー18のフック部18aが第二係止突起22に係合
する過程において、キープレバー5のフック部5aは常
に受金具6の制止突起19の背後におり、 ロックレバ
ー18のフック部18aが第二係止突起222係合した
ときには、制止突起19に当接する。
【0009】蒸気の側面方向への排除のために扉2を少
し開いた後,操作ハンドル4から手を離すと、第二バネ
14の付勢によってキープレバー5が時計回り方向に回
転してフック部5aと制止突起19の係合が解除され
る。蒸気排除が操作ハンドル4を引いて扉2の開放を続
行すると、ロックレバー18のフック部18aが第二係
止突起22から離脱する。このとき、キープレバー5の
フック部5aは制止突起19に再係合しない位置にあ
る。扉2を閉鎖したときには、ロックレバー18のフッ
ク部18aはラッチ動作によって受金具6の第二係止突
起22を経て第一係止突起7に自動的に係合する。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、受金具6
はU字状に曲げ加工されたベース板11に取付けられて
いる。受金具6の前後方向の突出位置はねじ運動によっ
て調節される。駆動突起12は屈曲加工されたプレート
で構成され、両端部をビス15によって操作ハンドル4
の先端部背面に固着されている。ベース板8はビス16
によって固定ケース3の前面開口部の縁部背面に固着さ
れている。一対に形成された軸受板部8a,8aの間に
は、ロックレバー18とキープレバー5の基端部が入り
込む開口部8bが設けられている。操作ハンドル4を引
き起こし回転させたとき、駆動突起12の一部が開口部
8bに入り込む。開口部8bの縁部8cにはロックレバ
ー18の中間部の停止突起18bが当接し、ロックレバ
ー18をフック部18aが第一係止突起7に係合した位
置に保持する。
【0011】第一バネ13は捻りコイルバネで構成さ
れ、コイル部13aは第一枢軸9に嵌められており、一
方の直線端部13bは操作ハンドル4の先端空洞部の背
面に当接し、他方の直線端部13cはベース板8の前面
に当接している。第二バネ14も捻りコイルバネで構成
され、コイル部14aは第二枢軸10に嵌められてお
り、一方の直線端部14bはキープレバー5とロックレ
バー18に当接するものであり、他方の直線端部14c
はベース板8の背面に当接している。固定ケース3には
必要に応じて錠前ユニット17が装着され、ロータに接
続したラッチ板20を操作ハンドル4の先端部の背面部
4aに係合させることによって、操作ハンドル4を固定
ケース3に対して錠止することができる。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉用ロックハン
ドル装置は、操作ハンドル4を引き起こし回転させたと
き、ロックレバー18のフック部18aが受金具6の第
一係止突起7から離脱する一方、キープレバー5のフッ
ク部5aが受金具6の制止突起19の背後空間に入り込
むものであり、扉2は受金具6の第一係止突起7と第二
係止突起22の間に設定した遊び間隔分だけ開かれる。
そのため、オーブン内の蒸気を少し開いた扉2の周辺部
よりあらかじめ逃がすことができ、蒸気が一気に噴出す
ることによる熱傷などの事故を招く危険性がない。ま
た、何らかの原因でロックレバー18のフック部18a
が受金具6の第二係止突起22との係合に失敗したとし
ても、受金具6の制止突起19の背後空間に入り込んで
いたキープレバー5のフック部5aが制止突起19に係
合することになるため、当初段階における扉2の一定以
上の開放は的確に制止され,安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るスチームオーブン等
の扉用ロックハンドル装置の正面図であり,扉は全閉状
態にある。
【図2】 該扉用ロックハンドル装置の左側面図であ
り、扉は全閉状態にある。
【図3】 該扉用ロックハンドル装置の平面図であり、
扉は全閉状態にある。
【図4】 該扉用ロックハンドル装置の背面図である。
【図5】 図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 固定枠体 2 扉 3 固定ケ−ス 4 操作ハンドル 5 キープレバー 6 受金具 7 第一係止突起 8 ベ−ス板 9 第一枢軸 10 第二枢軸 12 駆動突起 13 第一バネ 14 第二バネ 19 制止突起 22 第二係止突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 1/00 330 E05B 1/00 311 F24C 7/02 360 F24C 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体1に固着される受金具6と;扉
    2に固着される固定ケ−ス3と;扉前面に対して直角な
    面内において引き起こし回転されるように第一枢軸9に
    よって中間部を固定ケ−ス3に枢着され、第一バネ13
    によって倒伏位置へ復帰付勢された操作ハンドル4と;
    固定ケ−ス3に固設され、軸受板部8aを扉前面に向か
    って突設したベース板8と;扉前面に対して直角な面内
    において揺動回転するように第二枢軸10によって基端
    部を軸受板部8aに枢着され、第二バネ14によって復
    帰付勢されたキープレバー5と;扉前面に対して直角な
    面内において揺動回転するようにキープレバー5の反対
    側の位置において第二枢軸10によって基端部を軸受板
    部8aに枢着され、第二バネ14によって復帰付勢され
    たロックレバー18と;操作ハンドル4の先端部に固設
    され、キープレバー5とロックレバー18を押圧する駆
    動突起12とからなり、操作ハンドル4が倒伏位置にあ
    るとき、受金具6の第一係止突起7に係合して扉2を固
    定枠体1に対して錠止するフック部18aをロックレバ
    ー18の先端部に設け、操作ハンドル4が引き起こされ
    た当初の段階において、第一係止突起7と反対側に形成
    した受金具6の制止突起19の背後空間に入り込むフッ
    ク部5aをキープレバー5の先端部に設け、駆動突起1
    2と係合してフック部5aが制止突起19の背後空間に
    入り込んだ姿勢に保持させる拘束用凹部5bをキープレ
    バー5の中間部前面に設け、扉2が一定角度まで開放さ
    れたときにロックレバー18のフック部18aが係合す
    る第二係止突起22を受金具6に形成し、第二係止突起
    22を第一係止突起7よりも扉2側に突出させてなるス
    チームオーブン等の扉用ロックハンドル装置。
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