JP2869060B1 - スチームオーブン等の扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

スチームオーブン等の扉用ロックハンドル装置

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JP2869060B1
JP2869060B1 JP8912198A JP8912198A JP2869060B1 JP 2869060 B1 JP2869060 B1 JP 2869060B1 JP 8912198 A JP8912198 A JP 8912198A JP 8912198 A JP8912198 A JP 8912198A JP 2869060 B1 JP2869060 B1 JP 2869060B1
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聡 室岡
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 扉を少しだけ開いて蒸気を逃がした後、全開
するスチ−ムオ−ブン等の扉用ロックハンドル装置を提
供する。 【解決手段】 操作ハンドル4が倒伏位置にあるとき、
受金具6のロック棒7に係合して扉2を固定枠体1に対
して錠止する第一フック部5bをロックレバー5の先端
部に設け、操作ハンドル4が引き起こされたとき、ロッ
ク棒7の背後に入り込む第二フック部5cをロックレバ
ー5の先端部に設け、第二フック部5cを第一フック部
5bよりも扉2側に突出させて両者間に遊び空間5aを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、業務用スチ−ム
オ−ブン等の扉の開閉に使用されるロックハンドル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の扉用ロックハンドル装置では、
操作ハンドルを引くことによって固定枠体に対する扉の
拘束が完全に解除され、扉を直ちに全開できる機構にな
っている。そのため、調理加熱の終了後に扉を全開した
場合、オ−ブン内の蒸気が一気に噴出して調理者の顔面
に直接的に吹き当たり、熱傷などの事故を招く危険性が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目的
は、扉の開放操作を二段階に分けて行ない、扉を少しだ
け開いて蒸気を扉の周辺部から逃がした後、扉を全開す
るようにしたスチ−ムオ−ブン等の扉用ロックハンドル
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の扉用ロックハンド
ル装置は、固定枠体1に固着される受金具6と;扉2に
固着される固定ケ−ス3と;扉前面に対して直角な面内
において引き起こし回転されるように第一枢軸9によっ
て中間部を固定ケ−ス3に枢着され、第一バネ13によ
って倒伏位置へ復帰付勢された操作ハンドル4と;固定
ケ−ス3に固設され、軸受板部8aを扉前面に向かって
突設したベース板8と;扉前面に対して直角な面内にお
いて揺動回転するように第二枢軸10によって基端部を
軸受板部8aに枢着され、第二バネ14によって復帰付
勢されたロックレバー5と;操作ハンドル4の先端部に
固設され、ロックレバー5を押圧する駆動突起12とか
らなる。ロックレバー5の先端部には第一フック部5b
と第二フック部5cを設ける。第一フック部5bは、操
作ハンドル4が倒伏位置にあるとき、受金具6のロック
棒7に係合して扉2を固定枠体1に対して錠止するもの
である。第二フック部5cは、操作ハンドル4が引き起
こされたとき、ロック棒7の背後に入り込むものであ
る。第二フック部5cは第一フック部5bよりも扉2側
に突出しており、両者間には遊び空間5aが設けられ
る。
【0005】この扉用ロックハンドル装置では、扉2が
全閉されているときには図2に示したように、操作ハン
ドル4は扉2の前面とほぼ平行となるように倒伏した位
置にあり、第一バネ13の時計回り方向の回転付勢によ
って倒伏位置に保持されている。ロックレバー5は第一
フック部5bが受金具6のロック棒7に係合している一
方、第二フック部5cがロック棒7の斜め後方に位置し
ており、第二バネ14の時計回り方向の回転付勢によっ
て当該錠止位置に保持されている。
【0006】扉2を解錠開放するに当たり、第一バネ1
3の回転付勢に抗して操作ハンドル4を第一枢軸9を中
心に引き起こし回転させると、駆動突起12がロックレ
バー5の基端部を押圧するため、ロックレバー5が第二
バネ14の回転付勢に抗して第二枢軸10を中心に反時
計回り方向に回転させられ、ロックレバー5の第二フッ
ク部5cが受金具6のロック棒7の背後に来る。第二フ
ック部5cと第一フック部5bの間には遊び空間5aが
あるため、操作ハンドルを引き起こし位置に保持したま
ま手前に引くと、図3に示したように扉2は第二フック
部5cがロック棒7に当たるまで少し開放される。その
ため、オーブン内の蒸気は扉2の周辺部から室内に逃げ
ることになる。
【0007】このようにして蒸気を安全に逃がしてか
ら、操作ハンドル4の引き起こしを止めると、第一バネ
13の付勢によって操作ハンドル4が第一枢軸9を中心
に時計回りに回転するため、駆動突起12によるロック
レバー5の押圧が解除され、ロックレバー5は第二枢軸
10を中心に時計回り方向に回転する。このとき、ロッ
クレバー5の第一フック部5bはロック棒7の前面側空
間を移動するため、ロック棒7と第一フック部5bの再
係合は起こり得ない。また、第二フック部5cはロック
棒7の側面側空間に退避するため、第二フック部5cと
ロック棒7の再係合も起こり得ない。そのため、操作ハ
ンドル4を手前に引くことによって扉2は全面開放され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、受金具6は
U字状に曲げ加工され、ロック棒7は一対の起立板部6
a,6aに挿通して固着されている。駆動突起12は屈
曲加工されたプレートで構成され、両端部をビス15に
よって操作ハンドル4の先端部背面に固着されている。
ベース板8はビス16によって固定ケース3の前面開口
部の縁部背面に固着されている。一対に形成された軸受
板部8a,8aの間には、ロックレバー5の基端部が入
り込む開口部8cが設けられている。操作ハンドル4を
引き起こし回転させたとき、駆動突起12の一部が該開
口部8cに入り込む。開口部8cの縁部8bにはロック
レバー5の基端部の停止突起5eが当接し、ロックレバ
ー5を第一フック部がロック棒7に係合した位置に保持
する。停止突起5eに隣接して、駆動突起12が当接す
る受動突起5dを設けてある。
【0009】第一バネ13は捻りコイルバネで構成さ
れ、コイル部13aは第一枢軸9に嵌めたスぺーサー筒
11に嵌められており、一方の直線端部13bは操作ハ
ンドル4の先端空洞部の背面に当接し、他方の直線端部
13cはベース板8の前面に当接している。第二バネ1
4も捻りコイルバネで構成され、コイル部14aは第二
枢軸10に嵌められており、一方の直線端部14bはロ
ックレバー5に当接し、他方の直線端部14cはベース
板8の背面に当接している。固定ケース3には必要に応
じて錠前ユニット17が装着され、操作ハンドル4を固
定ケース3に対して錠止することができる。
【0010】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉用ロックハン
ドル装置では、操作ハンドル4を引き起こし回転させた
とき、ロックレバー5の第一フック部5bが受金具6の
ロック棒7から離脱する一方、ロックレバー5の第二フ
ック部5cがロック棒7の背後に入り込むようになって
おり、扉2は第一フック部5bと第二フック部5cの間
に設定した遊び間隔5aの分だけ開かれる。そのため、
オーブン内の蒸気を少し開いた扉2の周辺部よりあらか
じめ逃がすことができ、蒸気が一気に噴出することによ
る熱傷などの事故を招く危険性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るスチームオーブン等
の扉用ロックハンドル装置の正面図である。
【図2】 該扉用ロックハンドル装置の一部を切欠いた
左側面図であり、扉は全閉状態にある。
【図3】 該扉用ロックハンドル装置の一部を切欠いた
左側面図であり、扉は蒸気逃しのために少しだけ開いた
状態にある。
【符号の説明】
1 固定枠体 2 扉 3 固定ケ−ス 4 操作ハンドル 4a 操作ハンドルの握り部 5 ロックレバー 5a 遊び間隔 5b 第一フック部 5c 第二フック部 5d 受動突起 5e 停止突起 6 受金具 7 ロック棒 8 ベ−ス板 8a 軸受板部 9 第一枢軸 10 第二枢軸 11 スペーサー筒 12 駆動突起 13 第一バネ 14 第二バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/00 E05B 61/00 E05B 65/06 F24C 1/00 310 F24C 1/00 330

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体1に固着される受金具6と;扉
    2に固着される固定ケ−ス3と;扉前面に対して直角な
    面内において引き起こし回転されるように第一枢軸9に
    よって中間部を固定ケ−ス3に枢着され、第一バネ13
    によって倒伏位置へ復帰付勢された操作ハンドル4と;
    固定ケ−ス3に固設され、軸受板部8aを扉前面に向か
    って突設したベース板8と;扉前面に対して直角な面内
    において揺動回転するように第二枢軸10によって基端
    部を軸受板部8aに枢着され、第二バネ14によって復
    帰付勢されたロックレバー5と;操作ハンドル4の先端
    部に固設され、ロックレバー5を押圧する駆動突起12
    とからなり、操作ハンドル4が倒伏位置にあるとき、受
    金具6のロック棒7に係合して扉2を固定枠体1に対し
    て錠止する第一フック部5bをロックレバー5の先端部
    に設け、操作ハンドル4が引き起こされたとき、ロック
    棒7の背後に入り込む第二フック部5cをロックレバー
    5の先端部に設け、第二フック部5cを第一フック部5
    bよりも扉2側に突出させて両者間に遊び空間5aを設
    けたスチームオーブン等の扉用ロックハンドル装置。
JP8912198A 1998-04-02 1998-04-02 スチームオーブン等の扉用ロックハンドル装置 Expired - Lifetime JP2869060B1 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1760494B (zh) * 2004-10-14 2010-05-12 泷源制造株式会社 二阶段开放型密闭提升把手装置

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