JP3797668B2 - 二段階開放型扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の開閉操作と筐体に対する施錠操作に使用される扉用ロックハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スチームオーブンなどの調理機器に使用される扉用ロックハンドル装置では、扉を一気に全開させた場合、筐体内の蒸気や熱気が操作者の顔面に集中噴出して火傷を招く惧れがあるため、最初は扉を狭い開度に開放し、この初期開放の段階で蒸気や熱気を扉の周辺から逸出させ、操作者の顔面に直接かつ大量に吹付けさせないように配慮した設計が要請されている。
【0003】
このような要請に沿うものとして、操作ハンドルが倒伏位置にあるとき、受金具のロック棒に係合して扉を筐体に対して施錠する第一フック部をロックレバーの先端部に設け、操作ハンドルが引き起こされたとき、ロック棒の背後に入り込む第二フック部をロックレバーの先端部に設け、第二フック部を第一フック部よりも扉側に突出させて両者間に遊び空間を設けた扉用ロックハンドル装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
また、固定ケースに扉の厚み方向に並列させて外側ラッチボルトと内側ラッチボルトを収容し、バネ部材で前進付勢された内外のラッチボルトの先端部が順次に係合する単一のストライカーを筐体に設け、固定ケースにラッチボルトの長さ方向に移動する移動体を収容し、ラッチボルトに係脱する第一フックと第二フックを有するラッチ牽引カムを該移動体の先端部に枢着し、別のバネ部材でラッチ牽引カムを双方のラッチボルトに係合可能な中間位置に保持し、外側のラッチボルトが前進位置にあって内側のラッチボルトが後退位置にあるとき、ラッチ牽引カムが外側のラッチボルトだけと係合する一方、双方のラッチボルトが前進位置にあるときには、ラッチ牽引カムが同時に双方のラッチボルトと係合するようにした二段階開放型扉用ラッチ装置も提案されている(特許文献2参照)。
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されている従来装置における扉開閉の作動方式は、開放時には扉正面と平行な枢軸を中心に操作者が手前に引き起こし回転させる一方、扉の閉鎖時には操作ハンドルに触れずに操作者が手で扉を筐体に向かって押し遣る方式であるため、操作者が扉を乱暴に強く押し遣ったときには、ロックレバーや受金具に強い衝撃が加わり、長期の使用中にロックレバーや受金具が歪曲変形したり損傷することがある。また、大きな衝撃振動のもとに扉を閉鎖するときには、蒸し上げたり焼き上げたりする前の調理物等に形崩れや波打ち変形を発生し易く、不良品を発生させる原因にもなっている。
【0006】
特許文献2に開示された扉用ラッチ装置では、ラッチボルトを内外一対に装備してあるため、機構的に複雑であり、製作加工のコストの節減が困難である。
【0007】
【特許文献1】
特許第2869060号公報
【特許文献2】
特許第3193907号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の課題は、狭い開度に初期開放された段階を経てから扉が広い開度に終局開放されるため、操作者が蒸気や熱気の集中噴出から確実に防護されるとともに、扉が無用な衝撃なしに静かに安全に閉鎖される二段階開放型扉用ロックハンドル装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の二段階開放型扉用ロックハンドル装置は、扉1の正面側に装備されるハンドルユニット2と、扉1の背面側に装備されるラッチユニット3とからなり、
前記ハンドルユニット2は、扉1に固着される固定受座4と、固定受座4に回転可能に嵌挿される操作ハンドル5と、操作ハンドル5のハンドル軸6に固着され、筐体7側の受金体8の裏側に係合する掛金体9とからなり、操作ハンドル5は一定角度離れた第一位置と第二位置の間で正逆回転し、
前記ラッチユニット3は、扉1に固着される固定ケース10と、固定ケース10に進退可能に収容され、筐体7側のストライカー11に先端部が係脱するラッチボルト12と、ラッチボルト12を前進方向に移動付勢するバネ部材13と、ラッチボルト12の側面に沿って進退するように固定ケース10に収納され、連繋部材14を介して前記ハンドル軸6に接続されたスライダー15と、スライダー15にピン17によって枢着され、先端フック19がラッチボルト12の側面部の係止受部21に係合するラッチ牽引カム体18と、ラッチ牽引カム体18をラッチボルト12の側面に向かって回動付勢するバネ部材22とからなり、ラッチボルト12の先端部には、ストライカー11の突端カム面部24に摺接する先端面部23が形成され、ラッチ牽引カム体18の先端部には、ラッチボルト12の駆動カム面部26が摺接する受動カム面部25が形成されており、
扉1を狭い開度に初期開放した段階において、バネ部材13の付勢によってラッチボルト12とスライダー15が一体的に前進し、ラッチボルト12の先端部がストライカー11に係合することによって、扉1が初期開放位置に保持されるように設定されている。
【0010】
【発明の作用】
本発明の二段階開放型扉用ロックハンドル装置では、図1と図2に示したように扉1が閉鎖されて筐体7に対して施錠されているときには、操作ハンドル5は握り部5aが垂直に配置された第一位置にあり、掛金体9は受金体8の裏面側に係合している。
ラッチボルト12の先端はストライカー11の起立壁面に単に当接しているだけであり、ラッチボルト12とストライカー11の係合による扉1の施錠は成立していない。ラッチ牽引カム体19の先端フック19は、ラッチボルト12の側面に当接しているだけであり、ラッチ牽引カム体18とラッチボルト12の係合は成立していない。
【0011】
扉1の施錠を解除して扉1を開放回転させるために、操作ハンドル5を前記第一位置から第二位置に所定角度、例えば90度回転させると、操作ハンドル5は握り部5aが水平に配置された第二位置に来る。この第二位置では、連繋部材14は弛緩されている。
第二位置にある操作ハンドル5を手前に引いて、図3に示したように狭い開度の初期開放の位置まで扉1が到達すると、ラッチボルト12がバネ部材13の付勢によって前進し、ラッチボルト12の先端部がストライカー11の凹部75に係合する。すなわち扉1は、今度はラッチボルト12とストライカー11を介して筐体7に対して施錠されたことになる。
前記ラッチボルト12の前進過程において、バネ部材20の付勢によってラッチ牽引カム体18の先端フック19がラッチボルト12の係止受部21に係合している。
【0012】
この初期開放位置において蒸気や熱気は扉1の周辺開放部から分散して逸出する。蒸気などの排出が終了した後、図4に示したように操作ハンドル5を第二位置から第一位置に戻し回転させると、連繋部材14が緊張して牽引され、ラッチボルト12がラッチ牽引カム体18の介在によってスライダー15と一体的に後退させられる。これによって、筐体7に対する扉1の施錠が解除される。
第一位置にある操作ハンドル5の握り部5aを手前に引くことによって、扉1は所要の広い開度に終局開放される。
【0013】
広い開度に終局開放して筐体7への調理品の出し入れなどの所要の作業を終了した後、扉1の閉鎖回転に先行して、操作ハンドル5を第5図に示すように第一位置から第二位置に回転させ、掛金体9が受金体8に衝突しないように配置する。
この第二位置では連繋部材14が弛緩されるため、ラッチボルト12とスライダー15はラッチ牽引カム体18の介在によってバネ部材13の付勢により一体的に前進し、ラッチボルト12の先端カム面部23が固定ケース10の外側に突出する。
【0014】
扉1を閉鎖回転させると、前記初期開放の開度に到達する直前の段階において、ラッチボルト12の先端カム面部23がストライカー11の突端カム面部24に当接する。この状態で扉1の閉鎖回転が続行されると、先端カム面部23が突端カム面部24に押圧されることによって、ラッチボルト12はバネ部材13の付勢に抗して後退させられる。突端カム面部24を通過した後、ラッチボルト12はバネ部材13の付勢によって再び前進し、図3に示したようにラッチボルト12の先端部がストライカー11に係合し、扉1は初期開放位置に仮保持される。
【0015】
この回転位置から扉1を筐体7に向けて更に押し遣ると、ラッチボルト12の先端カム面部23がストライカー11の凹部75の縁部75aに摺接し、ラッチボルト12が後退させられる。ラッチボルト12がスライダー15に対して相対移動するとき、ラッチボルト12の駆動カム面部26がラッチ牽引カム体18の受動カム面部25に摺接するため、ラッチ牽引カム体18は枢軸ピン17を中心にバネ部材22に抗して回動させられ、先端フック19がラッチボルト12の係止受部21から離脱する。
扉1を全閉した後、操作ハンドル5を第二位置から第一位置に戻し回転すると、掛金体9が受金体8の裏面側に回り込んで係合し、扉1を筐体7に対して開放不能に施錠する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図示の実施例では、扉1の前後方向に形成した貫通孔27には、図2に示したようにハンドルユニット2の固定受座4の軸受筒部27が嵌挿され、後端螺子部28に螺合した締付ナット29と扉正面に当接する前端鍔部30によって、固定受座4は扉1に固着されている。前端鍔部30の前面には、図13に示したように90度間隔に4個のデテント溝31を放射状に形成してある。
【0017】
図12に示したようにハンドル軸6の中間主体部32は前記軸受筒部27に回転可能に嵌挿されており、ハンドル軸6の前端角軸部33は操作ハンドル5の根元部34の内部仕切り壁35に形成された透孔36に嵌挿されており、螺子部37に螺合された締付ナット38と、軸受筒部27の後端面に当接する段差面39とによって、ハンドル軸6は操作ハンドル5に抜脱不能に取り付けられている。この取付作業時に使用した前面開口部40はキャップ41によって閉塞されている。
【0018】
前端角軸部33の根元部分にはデテント盤42が角孔43にて相対回転不能に嵌合されており、操作ハンドル5の後面開口部44にはデテントケース45が相対回転不能に嵌め込まれている。デテントケース45に前後方向に移動可能に嵌め込まれたデテント盤42は、前面に捻じ込まれたガイド用ビス46によってデテントケース45に対して相対回転不能に保持されている。デテント盤42の後面には、図14に示したように90度間隔に4個のデテント突起47を放射状に形成してある。前端角軸部33に嵌められた圧縮コイルバネ48は、デテントケースの前面壁49とデテント盤42との間で圧縮され、デテント盤42を固定受座4の前端鍔部30に向けて移動付勢している。
【0019】
軸受筒部27から突出したハンドル軸6の後端部分には、図12に示したように両側面が平行面で削除された所謂小判型断面部50が設けてあり、該小判型断面部50には小孔51が前記平行面と直交するように形成されており、図8に示したように該小孔51に嵌挿されたコロ型掛金体9の回転支軸52は、加締め加工などによって前記小判型断面部50に取付られている。この回転支軸52を取付けた側の面、すなわち掛金体9とは反対側の位置には、図6に示したようにL字型の連繋部材用ブラケット板53が溶接されており、図6に示したようにワイヤーよりなる連繋部材14の末端部は、ブラケット板53の水平板部54の透孔55に通して抜け止め処理されている。
【0020】
ハンドルユニット3の受金体8は、図7と図8に示したようにL字型板によって構成され、その一方の翼板56には掛金体9が圧接する湾曲隆起板部57が切り抜き形成されており、扉1の施錠時にコロ型掛金体9が裏側に入り込む湾曲隆起板部57の頂点部には、締付け施錠の成立時に掛金体9が嵌まり込む係止凹部58を形成してある。L字型板の他方の翼板59には調整用長孔60が2個形成されており、該翼板59の両端面には調整用連続溝61が形成されている。受金体用ブラケット板62の一対の壁板63には、調整用連続溝64が形成されている。調整用連続溝61,64同士を係合させることによって、筐体7の正面からの受金体の突き出し量を調整した後、調整用長孔60からブラケット板62の螺子孔65に捻じ込まれる締付ビス66によって、受金体8がブラケット板62に固着される。
【0021】
ラッチユニット3のストライカー11は、ストライカー用ブラケット67側の調整用連続溝68と、ストライカー11側の調整用連続溝69同士を係合させることによって、筐体7の正面からの突き出し量を調整され、調整用長孔70から捻じ込まれる締付ビス71によってブラケット67に固着される。ラッチボルト12の先端部が係脱する部分は、ストライカー11の突端部の側面の凹部75は断面台形状に形成されている。
【0022】
ラッチユニット3の固定ケース10は左右袖板部73を締付ビス74によって扉1の背面に固着されている。ラッチボルト12とスライダー15は側面同士を接触させて固定ケース10に収容されており、ラッチボルト12の先端部分は、固定ケース10の下面開口72から突出している。ラッチボルト付勢用羽部材13は、固定ケース10の上面壁76とラッチボルト12の上端面の間に圧縮された圧縮コイルバネで構成されている。スライダー15の他側面にはガイドピース77が当接している。固定ケース10の上面開口78から突出したスライダー15の上端部には、前記ワイヤーよりなる連繋部材14の他方の末端部が接続されている。
【0023】
スライダー15の中間部に形成された左右方向に貫通したスリット16には、板状のラッチ牽引カム体18が揺動可能に嵌合されており、ラッチ牽引カム体18中間部付近にて横断ピン17によってスライダー15に枢着されている。ラッチ牽引カム体18を回動付勢するバネ部材22は、ラッチ牽引カム体18の基端部と前記スリット16の張出し壁79の間に圧縮された圧縮コイルバネで構成されている。ラッチボルト12の中間部には左右方向に貫通するスロット20を形成してあり、ラッチ牽引カム体18の先端フック19が係脱する係止受部21は、前記スロット20の後側縁部に形成されている。先端フック19の下面側は受動カム面部25となっている。
【0024】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の二段階開放型扉用ロックハンドル装置では、操作ハンドル5を第一位置から第二置に回して、掛金体9を受金体8から離脱させ、扉1を操作ハンドル5によって手前に引いて開放するとき、狭い開度まで開放が進行した段階すなわち初期開放の段階において、ラッチボルト12とスライダー15が一体的に前進してラッチボルト12の先端部がストライカー11に係合し、この係合状態がバネ部材13によって維持されるため、筐体7内部の蒸気や熱気は扉1の周辺開放部から分散して逸出することになり、操作者は顔面への集中噴出による火傷事故から的確に防護される。
【0025】
また、本発明の二段階開放型扉用ロックハンドル装置では、閉鎖回転させた扉1が初期開放位置に戻った段階において、ラッチボルト12がストライカー11に自動的に係合することによって扉1の動きが一旦停止し、ここで操作ハンドル5が第二位置になっていることを確認してから、扉1を閉鎖回転を再開すると、ラッチボルト12がカム作用によってストライカー11から離脱し、そして最後に、扉1の全閉後、操作ハンドル5を第二位置から第1位置に回して掛金体9を受金体8に係合させるという段階的な操作手順を踏むため、不用意に扉1を閉鎖回転させても掛金体9が受金体8に衝突して、これらの歪曲変形や損傷を来すことがなく、また、扉1は比較的静かに閉鎖されるものであるから、筐体7に無用な衝撃振動を加えて調理品に不良な変形や改変を与えることがない。
【0026】
さらにまた、ハンドルユニット2のハンドル軸6に接続した連繋部材14の末端部にスライダー15を接続し、このスライダー15にラッチ牽引カム体18を枢着してラッチボルト12を単一化したので、ラッチユニット3の内部構造が簡略化され、全体としての製作加工のコスト節減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る二段階開放型扉用ロックハンドル装置の施錠状態を示す正面図であり、操作ハンドルは第一位置にある。
【図2】 図1の二段階開放型扉用ロックハンドル装置の右側面図である。
【図3】 図1の状態から操作ハンドルを第二位置に回転させ、扉を初期開放位置まで移動させたときの右側面図である。
【図4】 図3の状態から操作ハンドルを第一位置に戻し回転させ、扉を終局開放させるときの右側面図である。
【図5】 終局開放した扉を閉鎖回転させるのに先行して操作ハンドルを第二位置に回したときの右側面図である。
【図6】 図1の二段階開放型扉用ロックハンドル装置に使用したハンドルユニットの背面図である。
【図7】 図2のA−A線断面図である。
【図8】 図2のB−B線断面図である。
【図9】 図7のC−C線断面図である。
【図10】 図1の二段階開放型扉用ロックハンドル装置に使用したラッチユニットのストライカーの右側面図である。
【図11】 図10のストライカーの平面図である。
【図12】 図6のハンドルユニットの縦断面図である。
【図13】 図6のハンドルユニットの固定受座の正面図である。
【図14】 図6のハンドルユニットのデテント盤の背面図である。
【符号の説明】
1 扉
2 ハンドルユニット
3 ラッチユニット
4 ハンドルユニットの固定受座
5 操作ハンドル
6 ハンドル軸
7 筐体
8 受金体
9 掛金体
10 ラッチユニットの固定ケース
11 ストライカー
12 ラッチボルト
13 ラッチボルト付勢用バネ部材
14 連繋部材
15 スライダー
16 スライダーのスリット
17 横断ピン
18 ラッチ牽引カム体
19 ラッチ牽引カム体の先端フック
20 ラッチボルトのスロット
21 ラッチボルトの係止受部
22 ラッチ牽引カム体付勢用バネ部材
23 ラッチボルトの先端カム面部
24 ストライカーの突端カム面部
25 ラッチ牽引カム体の受動カム面部
26 ラッチボルトの駆動カム面部

Claims (1)

  1. 扉1の正面側に装備されるハンドルユニット2と、扉1の背面側に装備されるラッチユニット3とからなり、
    前記ハンドルユニット2は、扉1に固着される固定受座4と、固定受座4に回転可能に嵌挿される操作ハンドル5と、操作ハンドル5のハンドル軸6に固着され、筐体7側の受金体8の裏側に係合する掛金体9とからなり、操作ハンドル5は一定角度離れた第一位置と第二位置の間で正逆回転し、
    前記ラッチユニット3は、扉1に固着される固定ケース10と、固定ケース10に進退可能に収容され、筐体7側のストライカー11に先端部が係脱するラッチボルト12と、ラッチボルト12を前進方向に移動付勢するバネ部材13と、ラッチボルト12の側面に沿って進退するように固定ケース10に収納され、連繋部材14を介して前記ハンドル軸6に接続されたスライダー15と、スライダー15にピン17によって枢着され、先端フック19がラッチボルト12の側面部の係止受部21に係合するラッチ牽引カム体18と、ラッチ牽引カム体18をラッチボルト12の側面に向かって回動付勢するバネ部材22とからなり、ラッチボルト12の先端部には、ストライカー11の突端カム面部24に摺接する先端面部23が形成され、ラッチ牽引カム体18の先端部には、ラッチボルト12の駆動カム面部26が摺接する受動カム面部25が形成されており、
    扉1を狭い開度に初期開放した段階において、バネ部材13の付勢によってラッチボルト12とスライダー15が一体的に前進し、ラッチボルト12の先端部がストライカー11に係合することによって、扉1が初期開放位置に保持されるようにした二段階開放型扉用ロックハンドル装置。
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