JP2986615B2 - 車両用サッシュの取付け方法 - Google Patents

車両用サッシュの取付け方法

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JP2986615B2 JP4184382A JP18438292A JP2986615B2 JP 2986615 B2 JP2986615 B2 JP 2986615B2 JP 4184382 A JP4184382 A JP 4184382A JP 18438292 A JP18438292 A JP 18438292A JP 2986615 B2 JP2986615 B2 JP 2986615B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばマイクロバスの
ように側部に複数の開口部が設けられ、各開口部にサッ
シュを介してそれぞれ例えばスライドタイプあるいは嵌
め殺しタイプのウィンドが設けられた車両において、各
サッシュをボディ開口部に取付けるに際して隣合うサッ
シュ間の隙間を一定幅に規制した状態で取付けるための
車両用サッシュの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図13に示すような側部に
三つのサイドウィンドが連なって設けられた形式の車両
において、サッシュ1〜3を取付ける場合には、先ず隣
合うサッシュ1,2のうちサッシュ1を例えば接着剤
(アドヘシブ)により適位置に取り付けた後、サッシュ
2をセットし、然る後、図12に示すように両サッシュ
1,2間に帯板状の隙間ゲージG,Gを挟み込んで両サ
ッシュ1,2間の隙間を規制し、この規制状態を保持し
ながらサッシュ2を取り付けていた。サッシュ2が固定
されると、次にこのサッシュ2に隣合うサッシュ3を、
同じく隙間ゲージG,Gを用いて両サッシュ2,3間の
隙間を一定幅に規制した状態で取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は隙
間ゲージGを用いて隣合うサッシュ1,2間(またはサ
ッシュ2,3間、以下同じ)の隙間を一定幅に規制して
いたため、サッシュ2(またはサッシュ3、以下同じ)
を取付ける際には、作業者が隙間ゲージG,Gを保持し
つつ一方でサッシュ2を取付けるか、あるいは一人の作
業者がこの隙間ゲージG,Gを保持した状態で別の作業
者がこのサッシュ2を取付ける必要があり、いずれにし
てもその作業性はよくないものであった。
【0004】また、この隙間ゲージGは通常金属製であ
るため、取付け作業中にサッシュ1,2あるいはボディ
(特に開口部を区画するピラーP)をキズつけるおそれ
があった。
【0005】本発明はこれら従来の問題に鑑みなされた
もので、隣合うサッシュ間の隙間を一定幅に規制した状
態でこのサッシュを効率よく取付けることができ、しか
もサッシュあるいはボディをキズつける心配のない車両
用サッシュの取付け方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、隣
合う両サッシュは、該両サッシュの対向する端縁間に挟
み込まれて該両サッシュ間の隙間を一定幅に規制するゲ
ージ部と、該ゲージ部をボディ側に固定するための固定
部を備え、前記ゲージ部は前記両サッシュ取付け完了後
に前記固定部から切離し可能に構成されてなる隙間治具
を用いて、前記隙間を一定幅に規制した状態で取付ける
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記方法によれば、隙間を一定幅に規制した状
態で取り付けられるべきサッシュを取付ける際には、隙
間治具はボディ側に保持されている。このことから、こ
のサッシュを取付ける際には、作業者がゲージ部を保持
する必要はないので、サッシュの取付け作業に専念する
ことができ、よって同サッシュの取付け作業を効率よく
行うことができる。
【0008】なお、隣合う両サッシュの取り付けが完了
した後には、ゲージ部は固定部から切り離されて、両サ
ッシュ間の隙間から除去される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1ないし図5
に基づいて説明する。本例のサッシュ取付け方法が適用
される車両は、大型バスやマイクロバス等のようにボデ
ィ側部に複数(本例では三箇所)のサイドウィンドが車
両の前後方向に沿って配置された形式のもので、各サイ
ドウィンドにおけるウィンドガラスはそれぞれサッシュ
1〜3を介してボディ開口部に装着されている。
【0010】なお、図中4は、サッシュ1〜3の内周に
沿ってそれぞれ取付けられたガラスランであり、また、
5は、サッシュ1〜3の取付け後に、ピラーPの接合縁
とサッシュ1〜3の端部とを挟み込んで装着されるオー
プニングトリムである。
【0011】さて、各開口部に上記サッシュ1〜3を取
付けるにあたって、隣合うサッシュ1,2あるいはサッ
シュ2,3は一定の幅の隙間を設けた状態で取付けら
れ、この隙間はそれぞれ開口部を区画するピラーP,P
のほぼ中央を上下方向に沿った状態に開けられる(以
上、図13参照)。
【0012】このように、一定の幅の隙間を設けた状態
で隣合うサッシュ1,2を取付けるには、次のような隙
間治具10を用いて行う。この隙間治具10は、合成樹
脂の一体成形により形成されたもので、図1に示すよう
にサッシュ1,2間に挟み込まれて両サッシュ1,2間
の隙間を一定幅に規制するためのゲージ部11と、この
ゲージ部11をボディ側に所定の姿勢で保持するための
固定部12とを備えている。
【0013】ゲージ部11は、サッシュ1とサッシュ2
との間に設けられるべき隙間に相当する径の円柱体をな
し、その長さは図示するようにサッシュ1,2が取付け
られた際に両サッシュ1,2の隙間から、少なくとも人
が把持するに足る寸法だけ突出する長さに形成されてい
る。
【0014】このゲージ部11の下端は、図2または図
3に示すようにその外周の薄肉部11a,11aを残し
て中空状に形成されており、この薄肉部11a,11a
を介してゲージ部11は固定部12に繋がっている。こ
れにより、このゲージ部11は固定部12と一体に支持
される一方、一定以上の外力を加える(例えばその軸方
向に捩じりながら引っ張る)ことにより容易にこの固定
部12から切り離すことができるようになっている。
【0015】固定部12は、略平板状をなすベース部1
2aを主体とするもので、このベース部12aのほぼ中
央に上記ゲージ部11が直交状に突出して形成されてお
り、このベース部12aがピラーPのアウタパネルに密
着保持されることで、ゲージ部11がピラーPに対して
直交する状態に保持される。
【0016】このベース部12aの両側部からは、一定
幅の帯板状なす保持爪12b,12bが図示するように
それぞれ中央のゲージ部11に向かって上方湾曲状に張
り出して形成されており、両保持爪12b,12bはゲ
ージ部11の軸方向に沿った方向に一定の弾性を有して
いる。両把持爪12b,12bの先端上角部には、それ
ぞれ段付き部12c,12cが形成されている。
【0017】また、ベース部12aの両側部からはクッ
ション爪13,13が下方へ若干湾曲状に張出し形成さ
れており、このクッション爪13,13の弾性力と上記
保持爪12b,12bの弾性力によって隙間治具10が
所定の位置に確実に保持されるようになっている。
【0018】このように本例の隙間治具10は形成され
ており、この隙間治具10を用いてサッシュ1〜3は次
のようにして取り付けられる。先ず、図4に示すように
三箇所の開口部のうち前寄りの開口部にサッシュ1を取
付ける。このサッシュ1の取り付け状態において、その
端縁1aはピラーPの図示上方へ一定の隙間をおいて張
り出した状態とされている。
【0019】次に、この端縁1aとピラーPとの間の隙
間に隙間治具10,10を、ピラーPの上下二箇所にセ
ットする。すなわち、サッシュ1の端縁1aとピラーP
との間に隙間治具10の一方の保持爪12bおよびベー
ス部12aの図示右半分を挿入し、この一方の保持爪1
2bの段付き部12cに、上記端縁1aに沿って形成さ
れた折り返し部1bを嵌め込んでおく。これにより、ベ
ース部12aは保持爪12bの弾性力によってピラーP
のアウタパネルにほぼ密着した状態に保持され、ひいて
はゲージ部11がサッシュ1の端縁1aに直交して当接
した状態に保持される。
【0020】以上のようにして隙間治具10,10をセ
ットして、それぞれのゲージ部11をサッシュ1の端縁
1aに当てた状態に保持した上でサッシュ2を取付け
る。すなわち、図1に示すようにサッシュ2をサッシュ
1とほぼ面一に配置して、その端縁2aが隙間治具10
の図示左半分に覆い被さった状態とし、さらに、この端
縁2aが隙間治具10のゲージ部11に軽く当たった状
態とする。これにより、サッシュ1とサッシュ2との間
の隙間は、ゲージ部11の径に規制される。また、この
状態においてサッシュ2の端縁2aの先端に沿って形成
された折り返し部2bは、他方の保持爪12bに形成さ
れた段付き部12cに嵌まり込んで、この保持爪12b
は押圧され、この時の保持爪12bの弾性力により隙間
治具10はこの位置に一層強固に保持された状態とな
る。
【0021】このようにして、サッシュ1との間の隙間
を、ゲージ部11の径に規制した状態でサッシュ2を位
置決めし、この位置決め状態を保持した上でこのサッシ
ュ2を接着剤等により固定すればよい。この際、隙間治
具10,10は所定の位置に保持されているので、作業
者が保持する必要はない。
【0022】こうしてサッシュ1,2の取付けが完了し
た時点において、両サッシュ1,2の隙間からは両隙間
治具10,10のゲージ部11,11が突出した状態と
なっているので、作業者はこの突出した部分のゲージ部
11,11を把持して捩りながら引っ張ったりあるいは
両サッシュ1,2間の隙間に沿って押し倒す等してこの
ゲージ部11を固定部12から切り離す。この際、ゲー
ジ部11は薄肉部11a,11aを経て固定部12に繋
がっているので、上記のようにしてこの薄肉部11a,
11aに一定の外力を加えることにより容易に切り離す
ことができる。ゲージ部11が固定部12から切り離さ
れて両サッシュ1,2間の隙間から除去されることでサ
ッシュ1,2の取付けが完了する。
【0023】次に、サッシュ3の取付けに際しては、サ
ッシュ2の反対側(サッシュ1が取付けられた側とは反
対側)の端縁とピラーPとの間に隙間治具10,10を
上記説明したと同様にしてセットし、然る後、サッシュ
3を取付ける。これにより、サッシュ3はサッシュ2と
の間に一定幅の隙間を設けた状態で取り付けられる。
【0024】本例は以上のようなサッシュの取付け方法
としたものであり、隣合うサッシュ1,2のうち後から
取付ける側のサッシュ2を取付けるに際して、隙間治具
10,10(ゲージ部11,11)は所定の位置に保持
された状態とされている。
【0025】このことから、作業者はゲージ部11,1
1を保持しながらサッシュ2を位置決めあるいは固定す
る必要はなくなるので、サッシュ2の取付け作業に専念
することができるようになり、同取付け作業を効率よく
行うことができる。また、隙間治具10は合成樹脂製で
あるので、ピラーPあるいはサッシュ1,2をキズつけ
る心配もない。
【0026】なお、以上説明した第1実施例における薄
肉部11aは、例えば図5に示すように薄肉片11b,
11bを二股状に形成したものであってもよく、また、
クッション爪13,13に換えてベース部12aの裏面
にシート状のクッション部材14を貼り付けた構成とし
てもよい。
【0027】次に、図6ないし図9に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。本例のサッシュ取付け方法に用
いられる隙間治具20は、図6に示すようにゲージ部と
してのゲージピン21と、このゲージピン21を所定の
状態に保持するための固定部としてのブッシュ22とか
ら構成されている。
【0028】ゲージピン21は、図7に示すように合成
樹脂の一体成形により形成されたもので、第1実施例に
おけるゲージ部11と同様に、隣合うサッシュ1,2間
(またはサッシュ2,3間)に挟み込まれて両サッシュ
1,2間の隙間を一定の幅に規制する本体部21aと、
この本体部21aの後端(図示下端)に形成された略球
形をなす保持部21bとを備えている。
【0029】本体部21aは、サッシュ1,2間または
サッシュ2,3間に設けられるべき隙間に相当する径の
円柱状をなするもので、その周面には環状の溝部が多数
形成されて、作業者が把持した際の滑り止めがなされて
いる。
【0030】また、図8に示すようにこの本体部21a
の下部は、前記第1実施例におけるゲージ部11と同様
に、その外周の薄肉部21c,21cを残して中空状に
形成されており、この薄肉部21c,21cを経てこの
本体部21aが保持部21bに接続されている。
【0031】保持部21bは、その一部が以下述べるブ
ッシュ22の内周側に嵌め込まれて上記ゲージピン21
を、このブッシュ22とほぼ同軸に保持するための部位
であり、ブッシュ22の内径よりも大きく、外径よりも
小さな径の略球形に形成されている。
【0032】ブッシュ22は、図9に示すように上記ゲ
ージピン21の本体部21aを挿通可能かつ保持部21
bを挿通不能な内径と、ピラーPのアウタパネルに形成
された保持孔Paに挿入可能な外径を有する略円筒状を
なすもので、その図示上端部には鍔縁22aが外周側に
張出して形成されている。また、このブッシュ22の外
周面の二等分位置には、上記保持孔Paに挿入された際
の抜け止めをするための係止爪22b,22bが側方へ
張り出して形成されている。
【0033】次に、このように構成された隙間治具20
を用いて行うサッシュ1,2の取付け作業について説明
する。先ず、両サッシュ1,2の取付けに先立って、ピ
ラーPのアウタパネルに隙間治具20を取り付けてお
く。すなわち、このアウタパネルの上下二箇所に保持孔
Pa,Paを形成して、この保持孔Pa,Paに、後側
(鍔縁22aとは反対側)からゲージピン21を挿入し
た状態のブッシュ22をそれぞれ嵌め込んで固定してお
く。これにより、ゲージピン21,21がピラーPから
ボディ側方へほぼ直角に突出した状態に保持される。
【0034】こうして、隙間治具20をセットした後、
両サッシュ1,2をその端縁1a,2aの端部がゲージ
ピン21に軽く当たる状態に位置決めし、この位置決め
状態を保持して接着剤等により固定する。両サッシュ
1,2が固定されたならば、ゲージピン21を薄肉部2
1cで切り離して両サッシュ1,2間の隙間から除去す
る。
【0035】以上のように構成された第2実施例におい
ても、サッシュ1または2を取付けるに際し、両サッシ
ュ1,2の隙間を一定幅に規制するためのゲージ部とし
てのゲージピン21aは所定の状態に保持されており、
よって作業者はサッシュ1,または2の取付けに専念す
ることができ、この取付け作業を効率よく行うことがで
きる。
【0036】また、本例の隙間治具20は、ピラーPの
所定位置に予め形成された保持孔Paに嵌め込まれて保
持されるので、サッシュ1,2間の隙間が一定の幅に規
制されるとともに、両サッシュ1,2をボディに対して
絶対的に位置合わせすることができる。
【0037】次に、図10および図11に基づいて本発
明の第3実施例を説明する。本例は、前記説明した第1
実施例における隙間治具10の変更例であって、その他
は第1実施例と同様である。
【0038】本例の隙間治具30は、合成樹脂の一体成
形により形成されたもので、図11に示すようにゲージ
部31とこのゲージ部31を所定の状態に保持するため
の固定部32とを備えている。
【0039】ゲージ部31は、第2実施例におけるゲー
ジピン21の本体部21aと同様に形成されており、ま
た、その下端において第1または第2実施例と同様の薄
肉部31aを経て固定部32に繋がっている。
【0040】固定部32は、平板状のベース部32aと
このベース部32aの両側部から張出して設けられた保
持爪32b,32cとを備えている。図示右側の保持爪
32bは、第1実施例における保持爪12bと同様に形
成されており、図示上下方向に一定の弾性を有してい
る。一方、図示右側の保持爪32cは、ベース部32a
の側部から上方へ突出してゲージ部31とほぼ平行に形
成されており、その先端内側には係止突起が形成されて
いる。なお、図示は省略したがベース部32の両側部に
は第1実施例と同様にクッション爪を張出し形成してお
くか、若しくはベース部32の裏面に第1実施例と同様
にシート状のクッション部材を貼り付けておく。
【0041】以上のように本例の隙間治具30は形成さ
れたものであり、この隙間治具30を用いてサッシュ
1,2が第1実施例と同様にして取り付けられる。すな
わち、図10に示すようにサッシュ1を取り付けた後、
この隙間治具30,30をサッシュ1の端縁1aとピラ
ーPとの間に挿入してゲージ部31,31をサッシュ1
の端縁1aの端部に軽く当てた状態とし、この状態を保
持爪32bの弾性力およびクッション爪若しくはクッシ
ョン部材の弾性力によって保持する。
【0042】このようにして隙間治具30を所定の状態
に保持した上で、サッシュ2を取付ける。この時、保持
爪32cは、その先端内側に形成された係止突起によ
り、サッシュ2の端縁2aに沿って形成された折り返し
部2bに引掛けられて、隙間治具30がより強固に位置
保持される。
【0043】このように本例の隙間治具30によって
も、作業者はサッシュ2の取付けにあたってこの隙間治
具30を保持する必要はないので、サッシュ2の取付け
作業に専念でき、同作業を効率よく行うことができる。
【0044】また、本例における隙間治具30も合成樹
脂で形成されているので、サッシュ1,2あるいはボデ
ィをキズつける心配はない。
【0045】
【発明の効果】本発明は、隣合う二つのサッシュ間の隙
間を一定幅に規制するためのゲージ部をボディ側に位置
保持可能に構成された隙間治具を用いてこの両サッシュ
を取付ける方法としたことから、両サッシュあるいは後
から取り付けられる一方のサッシュを取付けるに際し、
作業者はゲージ部を保持する必要がない。このことか
ら、作業者はサッシュの取付け作業に専念することがで
き、よってこの取付け作業を効率よく行うことができ
る。
【0046】また、隙間治具は合成樹脂の一体成形によ
り形成されたものであるので、サッシュあるいはボディ
等をキズつける心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に関し、隙間治具がセット
された状態のピラー部の横断面図である。
【図2】第1実施例における隙間治具の全体斜視図であ
る。
【図3】図2のC−C線断面図であって、薄肉部の横断
面図である。
【図4】隙間治具をセットする際におけるピラー部の横
断面図である。
【図5】別態様の隙間治具の全体斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に関し、隙間治具がセット
された状態のピラー部の横断面図である。
【図7】ゲージピンの全体の側面図である。
【図8】図5のB−B線断面図であって、薄肉部の横断
面図である。
【図9】ブッシュの全体側面図である。
【図10】本発明の第3実施例に関し、隙間治具がセッ
トされた状態のピラー部の横断面図である。
【図11】第3実施例における隙間治具の全体の側面図
である。
【図12】隙間ゲージを用いた場合の従来のサッシュの
取付け方法に関し、ピラー部の横断面図である。
【図13】複数のサイドウィンドが連設状に設けられた
形式の車両の側面図である。
【符号の説明】
1,2…サッシュ、1a,2a…端縁、1b,2b…折
り返し部 10…隙間治具 11…ゲージ部、11a,11b…薄肉部 12…固定部、12a…ベース部、12b…保持爪、1
2c…段付き部 13…クッション爪、14…クッション部材 20…隙間治具、21…ゲージピン、22…ブッシュ 30…隙間治具、31…ゲージ部、32…固定部 P…ピラー Pa…保持孔 G…隙間ゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/08 - 1/10 B60J 1/16 B62D 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ側部に連設された開口部にそれぞ
    れサッシュを介してウィンドガラスを嵌め込んでなる連
    設タイプのサイドウィンドが設定された車両における前
    記サッシュの取付け方法であって、 隣合う両サッシュは、該両サッシュの対向する端縁間に
    挟み込まれて該両サッシュ間の隙間を一定幅に規制する
    ゲージ部と、該ゲージ部をボディ側に固定するための固
    定部を備え、前記ゲージ部は前記両サッシュ取付け完了
    後に前記固定部から切離し可能に構成されてなる隙間治
    具を用いて、前記隙間を一定幅に規制した状態で取付け
    ることを特徴とする車両用サッシュの取付け方法。
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