JP2986517B2 - 映像信号記録媒体演奏装置 - Google Patents

映像信号記録媒体演奏装置

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JP2986517B2 JP2187675A JP18767590A JP2986517B2 JP 2986517 B2 JP2986517 B2 JP 2986517B2 JP 2187675 A JP2187675 A JP 2187675A JP 18767590 A JP18767590 A JP 18767590A JP 2986517 B2 JP2986517 B2 JP 2986517B2
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    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、映像信号を担うビデオディスク等の記録媒
体を演奏する映像信号記録媒体演奏装置に関する。
背景技術 映像信号記録媒体演奏装置として、画像メモリを2つ
の機能に兼用するビデオディスクプレーヤ装置が近年開
発された。第6図を参照してこの装置を説明する。第6
図において、スピンドルモータ1を含むディスク回転駆
動手段によりビデオディスク2を回転せしめつつ、ディ
スク2の半径方向において位置決めされるピックアップ
3によってビデオディスク2に記録された映像信号(こ
こではNTSCとする)を担う搬送波信号を得る。復調器4
は搬送波信号を復調して原映像信号を得る。A/Dコンバ
ータ5はこれをディジタル化して時間軸補正回路6に供
給する。メモリコントローラ7は、システムコントロー
ラ8と協働してかつ信号発生器9からの基準垂直同期信
号及び基準水平同期信号(以下、各々REFV及びREFHと略
称する)に同期して、ディジタル信号の書き込み・読み
出しをなすことにより、時間軸補正を行なう。メモリコ
ントローラ7を経たディジタル映像信号は、ノイズ低減
回路10のスイッチ11の一方の固定端子Aに供給される。
システムコントローラ8は、キーボード等の操作部23
からのモード指定命令によって、通常再生モード(以
下、この項及び実施例の項において、ノイズ低減モード
と称する)またはサーチ、スキャン等の特殊再生モード
の動作制御を行なう。
今、上記のモードがノイズ低減モードであるときは、
スイッチ11の可動接点はシステムコントローラ8の指令
により、図示の如く固定端子A側に接続されている。そ
こで、上記ディジタル映像信号は、スイッチ11を経て減
算器12及び13の入力に供給される。減算器12の出力はY/
C分離器14に供給され、ここでディジタル映像信号は、
輝度成分とクロマ(色度)成分に分離される。輝度成分
は、D/Aコバータ15に供給され、アナログ輝度信号とし
て出力され表示駆動部(図示せず。以下、同様)に供給
される。クロマ成分は、クロマ反転器17に供給されると
同時に、D/Aコンバータ16に供給されて、アナログクロ
マ信号として出力され表示駆動部に供給される。クロマ
反転器17においては、メモリコントロール7からのフィ
ールド情報によってクロマ成分が2フィールド単位即ち
1フレームおきに位相反転される。クロマ反転器17から
出力されたクロマ成分は、加算器18の一方の入力に供給
される。加算器18の他方の入力には、Y/C分離器14から
の輝度成分が供給され、再びクロマ成分と合成されて出
力され、スイッチ19に供給される。
スイッチ10の可動接点は、ノイズ低減モードではシス
テムコントローラ8により、固定端子B側に接続せしめ
られている。従って、加算器18からの出力はスイッチ19
を経た後、メモリコントローラ7及びNRコントローラ20
の協働により、PBVを除いて、フィールドメモリ(以
下、単にメモリと略称する)21に書き込まれる。これは
メモリ21のメモリ領域の節約のためである。
逆にメモリ21からの読み出し時には、PBVに代えてREF
Vが挿入される。ところで、ノイズ低減モードのとき
は、時間軸補正回路6からPBVがリセット信号として信
号発生器9に与えられているので、REFVとPBVの位相は
一致している。
読み出された1フィールド前の映像信号は、減算器13
に供給され、メモリコントローラ7から供給される映像
信号と減算される。NTSCの映像信号はフレーム毎にクロ
マ成分の位相が反転するが、上記の如く、クロマ成分は
1フレームおきに位相が反転されている。従って減算さ
れる1フィールド前の映像信号と現フィールドの映像信
号とのクロマ成分の位相は一致している。
減算の差分は、非線形回路22に供給される。ノイズ低
減モードにおいては、NRメモリコントローラ20から非線
形回路22に動作指令が発せられ差分のレベルに応じてノ
イズ低減がなされる。また、差分が所定のレベル以上に
なると、この差分をノイズ成分ではなく映像中の動き情
報であるとしてノイズ低減作用は停止される。これは表
示された映像におけるノイズが、映像中の動きの少ない
程即ちフィールド単位の映像信号差のレベルが小さい
程、視覚的に目立つことを利用したものである。従って
映像中の動き情報を犠牲にすることなくノイズ低減動作
をなすものである。このようなノイズ低減動作について
は、特公昭62−3639号公報により既に公知であるので詳
細な説明は省略する。
非線形回路22の出力は、減算器12に供給されノイズを
低減された映像信号が減算器12から出力されてY/C分離
器14に供給されることになる。
次に、上記モードが早送り動作、サーチ動作等のジャ
ンプ動作を伴う特殊再生モードであるときは、スイッチ
11の可動接点は固定端子B側に接続され、スイッチ19の
可動接点は固定端子A側に接続されている。よってメモ
リコントローラ7を経たディジタル映像信号は、スイッ
チ19を経て順次メモリ21に書き込まれる。この場合、メ
モリコントローラ7はメモリ21に映像データを書き込む
際に、データの先頭がメモリ21の所定の格納エリアの先
頭アドレスとなるようにする。こうすることにより、CL
Vディスク演奏中にジャンプ動作があった場合、V同期
信号及びH同期信号が半径方向において揃っていなくと
も、上記先頭アドレスから順次データを読み出してREF
X、REFHを挿入して、再生画像の乱れを防止する。
メモリコントローラ7は、メモリ21から読み出した映
像信号のサブキャリアの連続性をチェックして、必要な
らば適当な補正を施した上でスイッチ11のB端子に供給
する。特殊再生モードでは、NRコントローラ20より非線
形回路22に動作停止指令が発せられ、ノイズ低減動作は
行なわれない。従ってスイッチ11を経たディジタル映像
信号は、映像器12において何ら影響されることなくY/C
分離回路14に供給される。
上記の例においては、ノイズ低減モードから特殊再生
モードに移行したときは、メモリ21は同期変換動作を行
ない、読み出された映像信号のV同期信号はREFVであ
る。従って画像表示を行っても画像の乱れは発生しな
い。ところが、特殊再生モードからノイズ低減モードに
移行したときには、減算器13においてはRBVに同期した
現在の映像信号とメモリ21の出力であるREFVに同期した
1フィールド前の映像信号とが比較され差分が求められ
る。このため、CLVディスク演奏時のようにPBVとREFVと
の位相ずれが顕著である場合、表示された再生画像に乱
れが生ずることになる。
発明の概要 [発明の目的] よって、本発明の目的は、フィールドメモリを備えて
通常再生モード及び特殊再生モードをなす映像信号切換
媒体演奏装置であって、モード切換時における再生画像
に乱れを生じない装置を提供することである。
[発明の構成] 本発明による映像信号記録媒体演奏装置は、映像信号
を担う記録媒体を駆動して前記映像信号を読み取りこれ
を復調した後ディジタル化して順次画素データを得る読
取手段と、前記映像信号の少なくとも1フィールド分の
画素データを記憶し得る記憶手段と、リセット信号に応
じて基準の水平及び垂直同期信号を発生する信号発生手
段と、通常再生モード下においては前記画素データの今
回値を順次前記記憶手段に書き込みつつ1フィールド期
間前の前回画素データによって前記今回値を補正する一
方、特殊再生モード下においては前記記憶手段から少な
くとも1フィールド分の画素データを前記基準の水平及
び垂直同期信号に基づいて読み出す第1制御手段と、モ
ード指定命令に応じて前記第1制御手段のモード切り換
えを制御する第2制御手段と、前記第1制御手段から得
られるディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し
つつ出力する出力手段とを有する映像信号記録媒体演奏
装置であって、 前記第2制御手段はモード指定命令直後の前記映像信
号から得られる再生垂直同期信号と前記基準の垂直同期
信号との位相差を検知する第1検知手段と、前記位相差
が所定範囲内にあるときは位相一致信号を発する第2検
知手段と、前記位相一致信号の不存在時には前記基準の
垂直同期信号の発生周期を徐々に短縮し、短縮した後徐
々に伸長せしめるように前記リセット信号を前記信号発
生手段に与えて垂直同期引込制御を行う引込手段と、前
記垂直同期引込制御中に前記位相一致信号を受信したと
きに前記第1制御手段に前記モード切り換えを指令する
切換指令手段とからなる構成となっている。
[発明の作用] 本発明による映像信号記録媒体装置においては、通常
再生モードと特殊再生モードとの切り換え時に、再生垂
直同期信号と基準垂直同期信号との位相差を検出し、位
相差が所定範囲外にあるときは、基準垂直同期信号に基
づいてフィールドメモリから映像信号データを読み出す
際に、基準垂直同期信号の発生周期を徐々に短縮し、短
縮した後に再び伸長して、位相差が所定範囲内になった
とき再生モードの切り換えを行なう。
実 施 例 以下、本発明の実施例を第1図(a)ないし第5図
(c)を参照して詳細に説明する。
第1図(a)において、スピンドルモータ1から非線
形回路22までの回路構成は、操作部17及び信号発生器9
を除き第6図の従来例と同一である。本実施例において
は、新たに垂直同期引込制御回路(以下、引込制御回路
と略称する)30を備えた点において上記従来例と異なっ
ている。
操作部23からのモード指定命令は、引込制御回路30に
供給される。ただ図には示していないが、モード指定命
令以外の動作命令は、操作部23からシステムコントロー
ラ8に供給されている。また、時間軸制御回路6からの
PBVは、引込制御回路30に供給されている。信号発生器
9へのリセット信号は引込制御回路30より与えられ、こ
のリセット信号をトリガとするPEFV及びREFHが、メモリ
コントローラ7及び引込制御回路30に供給される。ま
た、信号発生器9に対してリセット信号が、システムコ
ントローラ8に対して切換信号が引込制御回路30から供
給される。従って、操作部23からのモード指定命令は、
引込制御回路30を介してシステムコントローラ8に供給
され、ノイズ低減動作のオン・オフ及びスイッチ11,19
の切換制御動作がなされることになる。
第1図〈b〉は、引込制御回路30の内部の構成を示し
た図である。図において、供給されたPBV及びPEFVは、
位相一致回路31に供給されて両者の位相差が一致したと
きは、スリップ無し信号が発せられる。位相差検出回路
32には、PBVに同期したスリップスタート信号、PEFV及
びREFHが供給され、PBVとREFHとの位相差が検出され
る。この位相差は、REFHを最少単位として検出される。
位相差検出回路32の動作を、第1図〈c〉を参照してさ
らに詳細に説明する。
第1図〈c〉において、REFHがANDゲート32aの一方の
入力に供給されていて、スリップスタート信号がR−S
フリップフロップ32bにセット信号として供給される。
その出力がANDゲート32aの他方の入力に供給されて、AN
Dゲート32aがイネーブル状態となりREFHがカウンタ32c
に供給されてカウンタを開始する。またそのカウント出
力は第1ホールド回路33に供給されている。次いで、RE
FVが供給されるとインバータ32dで反転されて、R−S
フリップ・フロップ32bにリセット信号として供給され
ると同時にANDゲート32eの一方の入力に供給される。RE
FVの反転入力により、R−Sフリップ・フロップ32bの
出力は伝播時間だけ遅れてローレベルになりANDゲート3
2eの他方の入力に供給される。そのためその遅延時間に
相当する時間巾のリセットパルスが、カウンタ32cに供
給されてカウント動作を停止させる。
今、この位相差がN(Hライン)とすると、値Nは上
記ANDゲート32eからのリセットパルスにより、第1ホー
ルド回路33に保持される。
プリセットカウンタ34は、供給されたREFHをカウント
し、このカウント値がプリセット値と一致するキャリア
ウト信号を発する。このキャリアウト信号は、信号発生
器9へのリセット信号となる。
固定値設定回路35には、263の固定値がセットされて
いる。この固定値は、NTSCの1フィールドの走査線数26
2(正確には262.5であるが、便宜上262とする)にオフ
セット値1を加えた数値である。この固定値は、減算器
36の一方の入力に供給され、他方の入力にはアップダウ
ンカウンタ37の出力が供給されている。減算器36は、固
定値(263)からアップダウンカウンタのカウント値を
減じて出力するので、この出力はアップダウンカウンタ
のカウント値によって変化するプリセット値として、プ
リセットカウンタ34に供給される。
従って上記の如く、プリセットカウンタ34からのキャ
リアウト信号が信号発生器9にリセット信号として供給
されると、信号発生器9から出力されるREFHの本数は、
アップダウンカウンタ37のカウント値の増減に追従して
変化する。またこのカウント値は加算器38の一方の入力
に供給され、加算器38の他方の入力には第2ホールド回
路40の出力が供給される。第2ホールド回路40の入力に
は、加算器38の出力が供給されていて、REFVのタイミン
グで入力され、積算され保持されている。この1フィー
ルド毎に変化する加算器38の出力は、比較回路39にも供
給されている。
スリップスタート回路41に供給されるPBVは、同時に
立上りラッチ回路42及び立下りラッチ回路43にも供給さ
れる。さらに、システムコントローラ8よりノイズ低減
モードではハイレベルの、特殊再生モードではローレベ
ルの信号が立上りラッチ回路42及び立下りラッチ回路43
に供給され、PBVに同期した信号となって出力される。
この立下りラッチ回路42の出力は、特殊再生モードから
のノイズ低減モードへの切換え信号としてスリップスタ
ート回路に供給される。スリップスタート回路41は、上
記モード切換信号を受けると、位相差検出回路32、プリ
セットカウンタ34及びアップダウンカウンタ37にスリッ
プスタート信号を与えると共に、第2ホールド回路40に
対してホールドリセット信号を与える。
第1ホールド回路の出力値Nは半値化回路45を経て半
減値N/2が比較回路39に供給される。比較回路39は、ア
ップダウンカウンタ37のカウント値の積算値と半減値と
を比較し、積算値が半減値以下のときはアップカウント
信号をアップダウンカウンタ37に与えて、カウント出力
を1個づつ増加させてゆく。積算値が半減値以上になっ
たときは、アップカウント信号を停止する。従ってアッ
プダウンカウンタ37は前のフィールドと同数のカウント
値を出力する。さらに次のフィールドからは、ダウンカ
ウント信号を与えてカウント値を1個づつ減少させてゆ
く。この様子を第2図〈a〉,〈b〉,〈c〉の表を参
照して、さらに詳細に説明する。
第2〈a〉は、位相差をN(Hライン)としたときの
REFHの変化及びその変化による位相差Nの変化を表わし
たものである。信号発生器9は初期値は自走モードであ
り、PBHと同数の262本のREFHを出力する。次に位相差N
が検出されると、比較回路39よりアップカウント信号が
アップダウンカウンタ37に与えられ、カウント値は1と
なる。固定値(この場合263)からのこのカウント値を
差し引いた値がプリセットカウンタ34に供給される。従
ってこの場合263−1=262となり、プリセットカウンタ
34は、REFHのカウント値が262になるとリセットパルス
を信号発生器9に与える。従って初期値と同数のREFHと
なるが、これはオフセット値1が付加されていることに
よる。このオフセットは位相差が1以下のとき次のフィ
ールドでREFVがPBVを通り過ぎて逆位相になるのを防ぐ
ために必要なものである。
第2図〈a〉において、プリセット値は1(Hライ
ン)づつ増加する一方だが、積算値が半減値N/2以上の
とき増加は停止する。
これを第2図〈b〉を参照して、N=10の場合の例で
説明する。積算値が6になって半減値5より大きくなっ
たとき、アップダウンカウンタ37のカウント値は3で増
加を停止して、次のフィールドは3のままで変化せずさ
らに次のフィールドで減少して2となる。従ってプリセ
ット値即ちREFHの本数は、固定値263とアップダウンカ
ウンタ出力値との差となり、262→261→260→261と変化
する。REFHの本数が261となるとアップダウンカウンタ3
7のカウント値を2のままで減少を停止する(262になる
と位相差が縮まらない)。こうして位相差が一致する
と、位相一致検出回路31からスリップ無し信号が出力さ
れて、プリセットカウンタ34及びスリップスタート回路
41をリセットし、引込動作を終了する。引込動作の終了
により、プリセットカウンタ37から信号発生器9へのリ
セット信号は停止して、信号発生器9は自動的に自走モ
ードになる。このように引込制御回路30は、特殊再生モ
ードからノイズ低減モードに移行する際に、引込動作を
開始して1フィールド毎に1(Hライン)づつ減少さ
せ、位相差が半分近くになったら逆に1(Hライン)づ
つ増加させて、位相がほぼ一致したときに引込動作を終
了する。第3図は、第2図〈b〉の引込動作を表わすタ
イミングチャート図である。
第3図において、操作部23からのモード指定命令が、
ローレベル(特殊再生モード)からハイレベル(ノイズ
低減モード)に切り代わると、スリップスタート回路41
からスリップスタート信号が発せられ、上記の引込制御
動作が開始される。
第2図〈c〉は、N=6の場合の例である。この例で
は積算値=半減値=3で両者が等しくなったときアップ
カウントを停止する。ところで積算値が、半減値以上に
なると、積算を行う必要はないので積算は停止される。
NRブロックコントロール回路44は、立下りラッチ回路
43からの特殊再生モード信号と、位相一致検出回路31か
らのスリップ無し信号と、時間軸補正回路6からのPBV
とを供給され、システムコントローラ8への切換指令信
号を出力する。また、リセット信号を出力し、上記した
プリセットカウンタ34からのリセット信号とワイヤード
オアをなして、信号発生器9に供給する。
第4図〈a〉は、NRブロックコントロール回路44の内
部回路を示したものでる。図において、フリップ・フロ
ップ回路44aは立下りラッチ回路43からの特殊再生モー
ド信号を供給されるとハイレベルを出力し、スリップ無
し信号を供給されるとローレベルを出力する。これら2
つの入力信号は上記した如くPBVに同期しているので、
フリップ・フロップ44aはPBVに同期した特殊再生処理中
信号(以下、トリック信号と称する)を出力し、遅延回
路44b及びゲート回路44d,44e,44fに供給する。インバー
タ44cにより反転されたPBVを与えられた遅延回路44b
は、2フィールド遅延したトリック信号及び反転トリッ
ク信号を出力し、ゲート回路44d,44e,44fに供給する。
従って、ゲート回路44dはノイズ低減モードから特殊
再生モードに切り換わると2フィールド期間のスケルチ
信号を出力する。同様にゲート回路44fは、スイッチ11
に対する特殊再生モードへの切換信号を2フィールド遅
らせて出力する。またゲート回路44eは、逆に特殊再生
モードからノイズ低減モードに切り換わるときに、2フ
ィールド遅らせてノイズ低減モードオン信号を出力す
る。なお、スイッチ19に対する切換信号はトリック信号
そのものが出力される。
このように4種類の切換指令信号がNRブロックコント
ロール回路44から出力されて、システムコントローラ8
に供給される。システムコントローラ8は、メモリコン
トローラ7と協働して、上記切換指令信号に応じたモー
ド切換制御を行う。
一方、ゲート回路44gは、インバータ44cの出力とゲー
ト回路44eの出力と供給されて、ノイズ低減動作中は反
転PBVをリセット信号として出力し、信号発生器9に供
給する。
第4図〈b〉は、NRブロックコントローラ回路44の動
作による本実施例の制御の推移を示した図である。
第5図〈a〉は、本実施例のアップダウンカウンタ37
のカウント値のフィールド毎の増減の推移を表わしてい
る。増減の方法は、第5図〈a〉に限らず、第5図
〈b〉及び〈c〉のような方法も可能である。また、フ
ィールド毎に1(Hライン)の増減に限らず、画像表示
の不自然さがなければフィールド毎に複数(Hライン)
の増減を行っても構わない。
なお、本実施例では、メモリ21をノイズ低減モードの
手段として用いたが、ドロップアウト補償あるいは静止
画出力等の手段として用いることも可能である。
また、上記実施例では基準垂直同期信号の発生周期を
短縮した後伸長したが、伸長した後短縮しても構わな
い。
発明の効果 以上説明したように、本発明による映像信号記録媒体
演奏装置においては、通常再生モードと特殊再生モード
の切り換え時に、再生垂直同期信号と基準垂直同期信号
との位相差を検出し、位相差が所定範囲外にあるときに
は、基準垂直同期信号に基づいてフィールドメモリから
映像信号を読み出す際に、基準垂直同期信号の発生周期
を徐々に短縮または伸長し、短縮または伸長した後に再
び伸長または短縮して、位相差が所定範囲内になったと
き再生モードの切り換えを行うこととしている故、再生
モード切り換え時における再生画像の乱れを除去するこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〈a〉は本発明の実施例のブロック図、第1図
〈b〉は第1図〈a〉の一部のブロック図、第1図
〈c〉は第1図〈b〉の一部の回路図、第2図〈a〉,
〈b〉,〈c〉は本発明の実施例の動作説明の表、第3
図は本発明の実施例のタイミングチャート、第4図
〈a〉は第1図〈b〉の一部の回路図、第4図〈b〉は
本発明の実施例の動作タイミング図、第5図〈a〉は本
発明の実施例の動作を示すグラフ、第5図〈b〉,
〈c〉は、本発明の他の実施例による第5図〈a〉に相
当するグラフ、第6図は従来例を示すブロック図であ
る。 主要部分の符号の説明 2……映像信号記録ディスク 7……メモリコントローラ 8……システムコントローラ 9……信号発生器 10……ノイズ低減回路 11,19……スイッチ 21……フィールドメモリ 30……垂直同期引込制御回路 31……位相一致検出回路 32……位相差検出回路 41……スリップスタート回路 44……NRブロックコントロール回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を担う記録媒体を駆動して前記映
    像信号を読み取りこれを復調した後ディジタル化して順
    次画素データを得る読取手段と、前記映像信号の少なく
    とも1フィールド分の画素データを記憶し得る記憶手段
    と、リセット信号に応じて基準の水平及び垂直同期信号
    を発生する信号発生手段と、通常再生モード下において
    は前記画素データの今回値を順次前記記憶手段に書き込
    みつつ1フィールド期間前の前回画素データによって前
    記今回値を補正する一方、特殊再生モード下においては
    前記記憶手段から少なくとも1フィールド分の画素デー
    タを前記基準の水平及び垂直同期信号に基づいて読み出
    す第1制御手段と、モード指定命令に応じて前記第1制
    御手段のモード切り換えを制御する第2制御手段と、前
    記第1制御手段から得られるディジタル映像信号をアナ
    ログ映像信号に変換しつつ出力する出力手段とを有する
    映像信号記録媒体演奏装置であって、 前記第2制御手段はモード指定命令直後の前記映像信号
    から得られる再生垂直同期信号と前記基準の垂直同期信
    号との位相差を検知する第1検知手段と、前記位相差が
    所定範囲内にあるときは位相一致信号を発する第2検知
    手段と、前記位相一致信号の不存在時には前記基準の垂
    直同期信号の発生周期を徐々に短縮または伸長し、短縮
    または伸長した後徐々に伸長または短縮せしめるように
    前記リセット信号を前記信号発生手段に与えて垂直同期
    引込制御を行う引込手段と、前記垂直同期引込制御中に
    前記位相一致信号を受信したときに前記第1制御手段に
    前記モード切り換えを指令する切換指令手段とからなる
    ことを特徴とする映像信号記録媒体演奏装置。
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