JP2986358B2 - 電磁リレーのアマチュアの製造方法 - Google Patents
電磁リレーのアマチュアの製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーのアマチュ
アの製造方法に関し、特にアマチュアを構成する鉄片に
部分的に合成樹脂がモールドされ、該合成樹脂部分にア
マチュアの転動支点体が設けられるアマチュアの製造方
法に関する。
アの製造方法に関し、特にアマチュアを構成する鉄片に
部分的に合成樹脂がモールドされ、該合成樹脂部分にア
マチュアの転動支点体が設けられるアマチュアの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の実施例を示す図1及び図2を借
りて、電磁リレーの構造例を説明する。なお、従来の電
磁リレーでは、鉄片31の長手方向中心線上に設けられ
た2つの突起31aが存在しない。
りて、電磁リレーの構造例を説明する。なお、従来の電
磁リレーでは、鉄片31の長手方向中心線上に設けられ
た2つの突起31aが存在しない。
【0003】図2に示すように、電磁リレーは、電磁コ
イル1が巻回された鉄心2のヨーク21にアマチュア3
を転動可能に対向軸支して構成され、電磁コイル1への
励磁電流の印加/断によってアマチュア3を鉄心2のい
ずれか一方のヨーク21に吸引して転動させ、アマチュ
ア3と連動する可動接点ばね32(図1参照)と固定接
点(図示せず)の接点間を接/離することによって電気
回路の開閉を行なう。なお、図2に示す電磁リレーは有
極型であり、電磁コイル1を巻回する枠体4に永久磁石
5が固定され、該永久磁石5はアマチュア3の中央部分
(転動支点体33が設けられている部分)において、若
干の空隙を隔てて当該アマチュア3の鉄片31と対向し
ている。
イル1が巻回された鉄心2のヨーク21にアマチュア3
を転動可能に対向軸支して構成され、電磁コイル1への
励磁電流の印加/断によってアマチュア3を鉄心2のい
ずれか一方のヨーク21に吸引して転動させ、アマチュ
ア3と連動する可動接点ばね32(図1参照)と固定接
点(図示せず)の接点間を接/離することによって電気
回路の開閉を行なう。なお、図2に示す電磁リレーは有
極型であり、電磁コイル1を巻回する枠体4に永久磁石
5が固定され、該永久磁石5はアマチュア3の中央部分
(転動支点体33が設けられている部分)において、若
干の空隙を隔てて当該アマチュア3の鉄片31と対向し
ている。
【0004】以上のような電磁リレーのアマチュア3
は、図1に示すように、軟鉄で作られた長方形の鉄片3
1の長手方向両側に可動接点ばね32が配置されてい
て、該鉄片31と可動接点ばね32とは、それらの長手
方向中央部分にモールド成形された合成樹脂による結合
体34により、相互位置関係が一定となるように組み立
てられている。
は、図1に示すように、軟鉄で作られた長方形の鉄片3
1の長手方向両側に可動接点ばね32が配置されてい
て、該鉄片31と可動接点ばね32とは、それらの長手
方向中央部分にモールド成形された合成樹脂による結合
体34により、相互位置関係が一定となるように組み立
てられている。
【0005】また、結合体34の両側には転動支点体3
3が設けられていて、この転動支点体33の基部33a
が基台(図示せず)に固定され、アマチュア3は当該転
動支点体33の先端部33bを中心に転動する(転動の
際には先端部33bに捩れが生ずる。)。なお、転動支
点体33bは可動接点ばね32と一体に形成されてい
て、当該可動接点ばね32の電気的導出部を兼ねてい
る。
3が設けられていて、この転動支点体33の基部33a
が基台(図示せず)に固定され、アマチュア3は当該転
動支点体33の先端部33bを中心に転動する(転動の
際には先端部33bに捩れが生ずる。)。なお、転動支
点体33bは可動接点ばね32と一体に形成されてい
て、当該可動接点ばね32の電気的導出部を兼ねてい
る。
【0006】以上のようなアマチュア3の製造工程にお
いて、鉄片31の長手方向中央に結合体34をモールド
成形する際の金型と当該鉄片31との関係を図4に示
す。すなわち、金型6は相互に分離可能な上型61と下
型62で構成され、該上型61と下型62を所定の状態
に連結すると、内部に鉄片31の収納空間63が形成さ
れ、その一部分が結合体34のモールド成形空間64と
なる。
いて、鉄片31の長手方向中央に結合体34をモールド
成形する際の金型と当該鉄片31との関係を図4に示
す。すなわち、金型6は相互に分離可能な上型61と下
型62で構成され、該上型61と下型62を所定の状態
に連結すると、内部に鉄片31の収納空間63が形成さ
れ、その一部分が結合体34のモールド成形空間64と
なる。
【0007】モールド成形工程では、上型61と下型6
2の間に形成される鉄片収納空間63の所定位置に鉄片
31を載置し、その両側の所定位置(図示せず)に可動
接点ばね32及びこれと一体の転動支点体33(図1参
照)を配置したのち、該上型61と下型62相互を強固
に連結し、この状態でモールド成形空間64に溶融状の
合成樹脂を注入し、その硬化をまって金型6の上型61
と下型62を分離してアマチュア3を取り出す。以上に
より、図1に示す形状のアマチュア3が作られる。
2の間に形成される鉄片収納空間63の所定位置に鉄片
31を載置し、その両側の所定位置(図示せず)に可動
接点ばね32及びこれと一体の転動支点体33(図1参
照)を配置したのち、該上型61と下型62相互を強固
に連結し、この状態でモールド成形空間64に溶融状の
合成樹脂を注入し、その硬化をまって金型6の上型61
と下型62を分離してアマチュア3を取り出す。以上に
より、図1に示す形状のアマチュア3が作られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】アマチュア3の鉄片3
1にはその厚み誤差(ばらつき)があり、例えば標準寸
法が0.5mmの厚さのものでは0.02mm程度の誤
差があって、これは製造上避けられないものである。
1にはその厚み誤差(ばらつき)があり、例えば標準寸
法が0.5mmの厚さのものでは0.02mm程度の誤
差があって、これは製造上避けられないものである。
【0009】このように厚み誤差がある鉄片31に結合
体34をモールド成形するためには、金型6の鉄片収納
空間63の高さ、特にモールド成形空間64を形成する
ために上型61に設けられた突堤部61aまでの高さ
(下型62の底面62aからの高さ)は最大誤差を見込
んだ鉄片31の厚さに等しい寸法に設定しなければなら
ない。
体34をモールド成形するためには、金型6の鉄片収納
空間63の高さ、特にモールド成形空間64を形成する
ために上型61に設けられた突堤部61aまでの高さ
(下型62の底面62aからの高さ)は最大誤差を見込
んだ鉄片31の厚さに等しい寸法に設定しなければなら
ない。
【0010】その結果、上記突堤部61aまでの高さに
相当する寸法よりも薄い鉄片31(但し、厚さが許容誤
差範囲内の良品)を鉄片収納空間63に収納したとき、
当該鉄片31と上記突堤部61aとの間に隙間ができる
状態となって収納姿勢がルーズになり、この状態でモー
ルド成形空間64に溶融合成樹脂を注入すると、注入時
には加圧されることから例えば図4に示すように当該鉄
片31が不規則に傾き、結合体34が規格通り当該鉄片
31にモールド成形されなくなる。
相当する寸法よりも薄い鉄片31(但し、厚さが許容誤
差範囲内の良品)を鉄片収納空間63に収納したとき、
当該鉄片31と上記突堤部61aとの間に隙間ができる
状態となって収納姿勢がルーズになり、この状態でモー
ルド成形空間64に溶融合成樹脂を注入すると、注入時
には加圧されることから例えば図4に示すように当該鉄
片31が不規則に傾き、結合体34が規格通り当該鉄片
31にモールド成形されなくなる。
【0011】また、金型6の鉄片収納空間63内での当
該鉄片31の保持が不安定であることにより、当該鉄片
31からみた転動支点体33の相対的位置も一定せず、
その結果、電磁リレーとして励磁部(電磁コイル及び鉄
心)に組み込んだときのヨーク21と鉄片31との間に
形成される吸引ギャップGの寸法が一定せず(図2参
照)、磁気特性上、大きな誤差が生ずることとなる。
該鉄片31の保持が不安定であることにより、当該鉄片
31からみた転動支点体33の相対的位置も一定せず、
その結果、電磁リレーとして励磁部(電磁コイル及び鉄
心)に組み込んだときのヨーク21と鉄片31との間に
形成される吸引ギャップGの寸法が一定せず(図2参
照)、磁気特性上、大きな誤差が生ずることとなる。
【0012】この誤差を少なくするためには、鉄片31
の厚さ誤差を非常に小さな範囲内で厳しく管理しなけれ
ばならず、また金型6にも非常に高い寸法精度が要求さ
れることとなる。
の厚さ誤差を非常に小さな範囲内で厳しく管理しなけれ
ばならず、また金型6にも非常に高い寸法精度が要求さ
れることとなる。
【0013】本発明は、以上に述べた問題点を解決でき
るアマチュアの製造方法を得ることを課題とする。
るアマチュアの製造方法を得ることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明は、アマチュア3を構成する鉄片31の被電
磁吸引面31bと反対の面31cの長手方向に、被電磁
吸引面31bからの高さが金型6の鉄片収納空間63の
高さよりも若干高くなるような少くとも2つの突起31
aを設け、合成樹脂モールド工程において、鉄片31を
上記鉄片収納空間63に収容して金型6の上型61と下
型62とを所定の状態にセットしたとき、上記突起31
aのみが変形する範囲内で当該鉄片31の被電磁吸引面
31bを金型6の収納空間63内の一面(底面62a)
に押圧密着させ、この状態で合成樹脂(結合体34)の
モールド成形を行なうようにしたものである。
め、本発明は、アマチュア3を構成する鉄片31の被電
磁吸引面31bと反対の面31cの長手方向に、被電磁
吸引面31bからの高さが金型6の鉄片収納空間63の
高さよりも若干高くなるような少くとも2つの突起31
aを設け、合成樹脂モールド工程において、鉄片31を
上記鉄片収納空間63に収容して金型6の上型61と下
型62とを所定の状態にセットしたとき、上記突起31
aのみが変形する範囲内で当該鉄片31の被電磁吸引面
31bを金型6の収納空間63内の一面(底面62a)
に押圧密着させ、この状態で合成樹脂(結合体34)の
モールド成形を行なうようにしたものである。
【0015】
【作用】結合体34をモールド成形する際には、鉄片3
1は金型6の上型61と下型62の間に、その電磁吸引
面31bが金型6の鉄片収納空間63の内面に密着した
状態で所定位置に強固に挟持されるので、金型6のモー
ルド成形空間64に溶融合成樹脂を注入する際、鉄片3
1が浮き上ったり傾いたりせず、結合体34は所定の誤
差範囲内で正しく鉄片31にモールド成形される。
1は金型6の上型61と下型62の間に、その電磁吸引
面31bが金型6の鉄片収納空間63の内面に密着した
状態で所定位置に強固に挟持されるので、金型6のモー
ルド成形空間64に溶融合成樹脂を注入する際、鉄片3
1が浮き上ったり傾いたりせず、結合体34は所定の誤
差範囲内で正しく鉄片31にモールド成形される。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る方法により製造
したアマチュアの斜視図、図2は当該アマチュアを組み
込んだ電磁リレーの断面図、図3(A)〜(D)は本発
明の実施例に係るアマチュアの製造方法を説明する工程
別の断面図(但し、完成したアマチュアの形状を示す図
3(D)は正面図)である。
したアマチュアの斜視図、図2は当該アマチュアを組み
込んだ電磁リレーの断面図、図3(A)〜(D)は本発
明の実施例に係るアマチュアの製造方法を説明する工程
別の断面図(但し、完成したアマチュアの形状を示す図
3(D)は正面図)である。
【0017】アマチュア3の形状において、前記従来の
アマチュアと異なる個所は、図1及び図2において、鉄
片31の長手方向で、結合体34を挟んで少くとも2つ
のエンボス状の突起31aが設けられていることであ
る。なお、この突起31aは後述する製造工程の説明で
了解されるように、アマチュア3として完成したときに
は通常は若干の潰れが生じている。
アマチュアと異なる個所は、図1及び図2において、鉄
片31の長手方向で、結合体34を挟んで少くとも2つ
のエンボス状の突起31aが設けられていることであ
る。なお、この突起31aは後述する製造工程の説明で
了解されるように、アマチュア3として完成したときに
は通常は若干の潰れが生じている。
【0018】金型6の上型61と下型62との間に形成
される鉄片収納空間63と、鉄片31の寸法関係を図3
により説明すると、鉄片31に形成された突起31aの
被電磁吸引面31bからの高さhは、当該鉄片31が規
定誤差範囲内で最も薄い厚さのものであっても、金型6
の鉄片収納空間63の高さHより若干高くなるように設
定されている。
される鉄片収納空間63と、鉄片31の寸法関係を図3
により説明すると、鉄片31に形成された突起31aの
被電磁吸引面31bからの高さhは、当該鉄片31が規
定誤差範囲内で最も薄い厚さのものであっても、金型6
の鉄片収納空間63の高さHより若干高くなるように設
定されている。
【0019】上記突起31aの高さhと鉄片収納空間6
3の高さHとの差の値「h−H」について更に詳述する
と、後で述べるように、当該差の値「h−H」は、鉄片
31を金型6に収納して上型61と下型62を結合した
ときに鉄片31に生ずる変形が、当該突起31aに潰れ
が生じるのみで鉄片31の他の部分に変形が及ばないよ
うな値に設定される。具体的には、例えば鉄片31の厚
さが0.5mm±0.02mmのものであれば当該差の
値「h−H」が0.03mm程度に設定され、これによ
り上記突起31aの高さhは鉄片収納空間Hの高さより
0.01mm〜0.05mmの範囲で高くなり、この程
度の高さの差であれば、鉄片31を金型6に収納したと
きの当該鉄片31の変形は、突起31aの変形(潰れ)
のみに留めることができる(金型6は通常、鉄片31よ
りも非常に高い精度で作られるので、理解し易いよう
に、金型6自体の寸法誤差は考慮しないで記述し
た。)。
3の高さHとの差の値「h−H」について更に詳述する
と、後で述べるように、当該差の値「h−H」は、鉄片
31を金型6に収納して上型61と下型62を結合した
ときに鉄片31に生ずる変形が、当該突起31aに潰れ
が生じるのみで鉄片31の他の部分に変形が及ばないよ
うな値に設定される。具体的には、例えば鉄片31の厚
さが0.5mm±0.02mmのものであれば当該差の
値「h−H」が0.03mm程度に設定され、これによ
り上記突起31aの高さhは鉄片収納空間Hの高さより
0.01mm〜0.05mmの範囲で高くなり、この程
度の高さの差であれば、鉄片31を金型6に収納したと
きの当該鉄片31の変形は、突起31aの変形(潰れ)
のみに留めることができる(金型6は通常、鉄片31よ
りも非常に高い精度で作られるので、理解し易いよう
に、金型6自体の寸法誤差は考慮しないで記述し
た。)。
【0020】次に図3を参照して結合体34を鉄片31
にモールド成形する工程について説明する。
にモールド成形する工程について説明する。
【0021】図3(A)に示すように、金型6は前記従
来例と同様に上型61と下型62とで構成され、それぞ
れに前記鉄片収納空間63を形成するための凹部61
b,62bが形成され、更に上型61には突堤部61a
に囲まれて前記モールド成形空間64を形成するための
凹部61cが、及び下型62には底面62aを更に掘り
下げて前記モールド成形空間64を形成するための凹部
62cがそれぞれ形成されている。鉄片31の形状は前
記した通りである。
来例と同様に上型61と下型62とで構成され、それぞ
れに前記鉄片収納空間63を形成するための凹部61
b,62bが形成され、更に上型61には突堤部61a
に囲まれて前記モールド成形空間64を形成するための
凹部61cが、及び下型62には底面62aを更に掘り
下げて前記モールド成形空間64を形成するための凹部
62cがそれぞれ形成されている。鉄片31の形状は前
記した通りである。
【0022】以上の様な金型6の上型61(凹部61
b)と下型62(凹部62b)との間に形成された鉄片
収納空間63に鉄片31を収納すると、上型61と下型
62とを所定の状態に結合する前では、図3(B)に示
すように当該鉄片31は例えば片側が浮き上る等、一般
に被収納姿勢が不安定である。
b)と下型62(凹部62b)との間に形成された鉄片
収納空間63に鉄片31を収納すると、上型61と下型
62とを所定の状態に結合する前では、図3(B)に示
すように当該鉄片31は例えば片側が浮き上る等、一般
に被収納姿勢が不安定である。
【0023】金型6の上型61と下型62とを強固に締
め付けて所定の状態に結合(型閉め)すると、図3
(C)に示すように、前記鉄片収納空間63の高さHと
突起31aの高さhの関係により、鉄片31は下型62
の底面62aに押し付けられてその被電磁吸引面31b
が当該底面62aに密着した状態で鉄片収納空間63内
に保持される。このとき、突起31aには前記したよう
に若干の潰れが生ずるが、鉄片31の変形は当該突起3
1aの潰れの範囲に留まる。なお、当該突起31aはエ
ンボス状に形成されていて、その裏側(被電磁吸引面3
1b側)には窪み31dが生じており、突起31aの潰
れによる変形は当該窪み31dに及ぶことによって、鉄
片31の変形が当該突起31aの部分以外には及ばな
い。
め付けて所定の状態に結合(型閉め)すると、図3
(C)に示すように、前記鉄片収納空間63の高さHと
突起31aの高さhの関係により、鉄片31は下型62
の底面62aに押し付けられてその被電磁吸引面31b
が当該底面62aに密着した状態で鉄片収納空間63内
に保持される。このとき、突起31aには前記したよう
に若干の潰れが生ずるが、鉄片31の変形は当該突起3
1aの潰れの範囲に留まる。なお、当該突起31aはエ
ンボス状に形成されていて、その裏側(被電磁吸引面3
1b側)には窪み31dが生じており、突起31aの潰
れによる変形は当該窪み31dに及ぶことによって、鉄
片31の変形が当該突起31aの部分以外には及ばな
い。
【0024】以上のようにして、鉄片31を上型61と
下型62との間に挟持的に保持した状態で、モールド成
形空間64に溶融合成樹脂を注入する。このとき一般的
には加圧されて溶融合成樹脂が注入されるが鉄片31は
金型6の鉄片収納空間63に押圧的に挟持されているの
で、上記加圧によって鉄片31が浮き上ったり収納位置
が変動したりすることはない。
下型62との間に挟持的に保持した状態で、モールド成
形空間64に溶融合成樹脂を注入する。このとき一般的
には加圧されて溶融合成樹脂が注入されるが鉄片31は
金型6の鉄片収納空間63に押圧的に挟持されているの
で、上記加圧によって鉄片31が浮き上ったり収納位置
が変動したりすることはない。
【0025】なお、図には示さないが、図3(c)に示
す状態のときには、可動接点ばね32と転動支点体33
(図1参照)が鉄片31の側面にモールド成形空間64
を共通にして金型6内に置かれている。
す状態のときには、可動接点ばね32と転動支点体33
(図1参照)が鉄片31の側面にモールド成形空間64
を共通にして金型6内に置かれている。
【0026】また、鉄片31の板厚の誤差により、当該
鉄片の上面31cと上型61の突堤部61aとの間に若
干の隙間(前記数値例でいえば、最大で0.04mmの
隙間)が生じ、この隙間部分から合成樹脂が食み出て結
合体34のばりとなるが、このばりはそれ程大きくな
く、また、アマチュア3の上面31c側に出来るので、
アマチュア3の技能上、何等支障はない(図2参照)。
鉄片の上面31cと上型61の突堤部61aとの間に若
干の隙間(前記数値例でいえば、最大で0.04mmの
隙間)が生じ、この隙間部分から合成樹脂が食み出て結
合体34のばりとなるが、このばりはそれ程大きくな
く、また、アマチュア3の上面31c側に出来るので、
アマチュア3の技能上、何等支障はない(図2参照)。
【0027】モールド成形空間64に注入した合成樹脂
の硬化をまって金型6の上型61と下型62を分離し、
図3(D)に示すように、鉄片31と可動接点ばね32
及び転動支点体33を結合体34で結合した形状のアマ
チュア3を金型6の鉄片収納空間63から取り出す。以
上でアマチュア3の製造工程が完了する。
の硬化をまって金型6の上型61と下型62を分離し、
図3(D)に示すように、鉄片31と可動接点ばね32
及び転動支点体33を結合体34で結合した形状のアマ
チュア3を金型6の鉄片収納空間63から取り出す。以
上でアマチュア3の製造工程が完了する。
【0028】以上のようにして作られたアマチュア3の
寸法精度について図2により説明すると、前記したよう
に、鉄片31の被電磁吸引面31bは下型62の底面6
2aに密着した状態で結合体34がモールド成形される
から、転動支点体33と鉄片31の当該被電磁吸引面3
1bとの間の寸法Aは鉄片31の厚さ誤差の大小に係ら
ず、常に転動支点体33を金型6にセットする際の設定
位置の誤差範囲に留まる。
寸法精度について図2により説明すると、前記したよう
に、鉄片31の被電磁吸引面31bは下型62の底面6
2aに密着した状態で結合体34がモールド成形される
から、転動支点体33と鉄片31の当該被電磁吸引面3
1bとの間の寸法Aは鉄片31の厚さ誤差の大小に係ら
ず、常に転動支点体33を金型6にセットする際の設定
位置の誤差範囲に留まる。
【0029】ところで、鉄片31と転動支点体33とが
金型6にセットされるときの状態は、鉄片31が個々に
独立した部材で金型6に供給されるのに対して、転動支
点体33は、これと一体の可動接点ばね32とともに多
数が連結されたフープ状の帯体で金型6に供給される
(結合体34のモールド成形後に個々が切り離されて独
立したアマチュア3となる。)ので、上記帯体を金型6
の外部で支持することが可能であり、この支持のための
治具の精度を上げることにより転動支点体33の結合体
34への設定位置精度は極めて高いものとなり、前記寸
法Aは鉄片31の比較的大きな厚み誤差に係らず、極め
て小さな誤差範囲内で設定できることとなる。
金型6にセットされるときの状態は、鉄片31が個々に
独立した部材で金型6に供給されるのに対して、転動支
点体33は、これと一体の可動接点ばね32とともに多
数が連結されたフープ状の帯体で金型6に供給される
(結合体34のモールド成形後に個々が切り離されて独
立したアマチュア3となる。)ので、上記帯体を金型6
の外部で支持することが可能であり、この支持のための
治具の精度を上げることにより転動支点体33の結合体
34への設定位置精度は極めて高いものとなり、前記寸
法Aは鉄片31の比較的大きな厚み誤差に係らず、極め
て小さな誤差範囲内で設定できることとなる。
【0030】従って、アマチュア3を励磁部に組み込ん
だときの吸引ギャップGの寸法Bも極めて小さな誤差範
囲内で設定されることとなり、電磁リレーの特性のばら
つきを少なくすることができる。
だときの吸引ギャップGの寸法Bも極めて小さな誤差範
囲内で設定されることとなり、電磁リレーの特性のばら
つきを少なくすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、アマ
チュアの主要構成部材である鉄片にエンボス状の突起を
設けておき、当該鉄片に可動接点ばねと転動支点体33
を連結する結合体をモールド成形する際、当該突起の存
在によって金型の鉄片収納空間内に鉄片を押圧挟持する
ようにしたものであり、鉄片が金型内部に安定して保持
され、しかも溶融合成樹脂の注入時に鉄片が浮き上った
り位置がずれたりすることがないので、上記結合体が鉄
片の所定位置に精度よくモールド成形でき、また、特に
転動支点体と鉄片との間の位置精度を上げることができ
るので、電磁リレーの特性のばらつきを少なくすること
ができる等の効果がある。
チュアの主要構成部材である鉄片にエンボス状の突起を
設けておき、当該鉄片に可動接点ばねと転動支点体33
を連結する結合体をモールド成形する際、当該突起の存
在によって金型の鉄片収納空間内に鉄片を押圧挟持する
ようにしたものであり、鉄片が金型内部に安定して保持
され、しかも溶融合成樹脂の注入時に鉄片が浮き上った
り位置がずれたりすることがないので、上記結合体が鉄
片の所定位置に精度よくモールド成形でき、また、特に
転動支点体と鉄片との間の位置精度を上げることができ
るので、電磁リレーの特性のばらつきを少なくすること
ができる等の効果がある。
【図1】本発明実施例の方法で作るアマチュア3の形状
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図2】本発明実施例に係る電磁リレーの断面図。
【図3】(A)〜(D)は本発明実施例の方法を工程別
に説明する断面図(A〜C)又は正面図(D)。
に説明する断面図(A〜C)又は正面図(D)。
【図4】従来の方法を説明する断面図。
1…電磁コイル 2…鉄心 3…アマチュア 31…鉄片 31a…突起 31b…被電磁
吸引面 32…可動接点ばね 33…転動支点
体 33a…基部 33b…先端部 34…結合体 6…金型 61…上型 62…下型 63…鉄片収納空間 64…モールド
成形空間
吸引面 32…可動接点ばね 33…転動支点
体 33a…基部 33b…先端部 34…結合体 6…金型 61…上型 62…下型 63…鉄片収納空間 64…モールド
成形空間
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄片の一部に合成樹脂がモールドされ、
該合成樹脂部分に転動支点体が設けられている形状のア
マチュアの製造方法であって、上記鉄片の被電磁吸引面
と反対の面の長手方向に少くとも2つの突起が設けられ
ていて、該突起の上記被電磁吸引面からの高さは、合成
樹脂モールド金型の上型と下型の間に形成される当該鉄
片の収納空間の高さより若干高くなるように設定されて
おり、 合成樹脂モールド工程において、当該鉄片を上記収納空
間に収容して上記金型の上型と下型とを型閉めしたと
き、上記突起のみが変形する範囲内で当該鉄片の被電磁
吸引面を上記金型の収納空間内の一面に押圧密着させ、
この状態で合成樹脂のモールド成形を行なうようにした
電磁リレーのアマチュアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020081A JP2986358B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 電磁リレーのアマチュアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020081A JP2986358B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 電磁リレーのアマチュアの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08212896A JPH08212896A (ja) | 1996-08-20 |
| JP2986358B2 true JP2986358B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=12017157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7020081A Expired - Fee Related JP2986358B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 電磁リレーのアマチュアの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2986358B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP7020081A patent/JP2986358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08212896A (ja) | 1996-08-20 |
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Legal Events
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