JP2986203B2 - カード取扱装置 - Google Patents
カード取扱装置Info
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- JP2986203B2 JP2986203B2 JP2325993A JP32599390A JP2986203B2 JP 2986203 B2 JP2986203 B2 JP 2986203B2 JP 2325993 A JP2325993 A JP 2325993A JP 32599390 A JP32599390 A JP 32599390A JP 2986203 B2 JP2986203 B2 JP 2986203B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- force
- deformation amount
- transport
- handling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F19/00—Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Finance (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
り、特にカード返却時のカードジャムを低減するに好適
なカード取扱装置に関する。
行なう現金自動取引装置において、処理媒体であるカー
ドは、個人の保管状況により変形した場合には、カード
搬送途中で搬送ガイドにつまったり、搬送ガイド間のつ
なぎ部でジャムとなることが多くあった。通常、このよ
うなカードジャムは、係員によって手動で除去され顧客
に返却され処理される。この種の技術に関しては、例え
ば、実公昭56−15623号公報に開示されたものがある。
い、カードがジャムとなっても係員がいないためその場
でカードを返却できないという不具合が多く発生してい
る。しかし、紙幣ジャムが発生し取引ができなくなった
場合でもカードさえ戻れば、他の装置で紙幣を引き出す
こともできるが、カードがジャムを起こした場合には、
カードが顧客に返却されなければ、紙幣の引き出しがで
きなくなるばかりでなく、後日カードを受け取りに来な
ければならず、顧客にとっては極めて不都合な事態にな
る。
受け付けることにより、搬送ガイドに挾まれたり、搬送
ガイド間のつなぎ部に係止されたりして、駆動ローラが
スリップし搬送不可となる問題点に対して考慮されてい
ないためカードジャムとなるものである。
略記する)における上記のような不具合の発生を未然に
防止し、大きく変形したカードは顧客に返却するという
課題を解決することを目的とするものである。
て、前記カードを搬送する搬送駆動手段を有し、前記搬
送駆動手段は、前記カードの放出時の搬送力を前記カー
ドの取り込み時の搬送力よりも大きく設定されたことを
特徴とし、前記カードの変形量が所定水準を超えないも
のはその変形量を矯正しつつ搬送する取り込み手段を備
えるカード取扱装置であるか、若しくは、前記カードの
放出時の搬送力を取り込み時の搬送力よりも大にする搬
送手段を備え、前記カードの取り込み時の搬送力は、前
記変形量が所定変形量以下のカードが取り込み可能に設
定され、前記カードの放出時の搬送力は、前記変形量が
所定変形量を超えたカードが放出可能に設定され、カー
ド放出時にその旨を報知する手段を有することを特徴と
するカード取扱装置によって達成される。
カードを取り込まないから、反りや曲がりなどの変形量
の大きいカードは装置内に搬送されないが、装置内に取
り込まれたカードを放出するときは、前記所定値より大
きな搬送力を発生する構成により、カードは挿入口まで
返送されカードのジャムは防止される。
す模式図である。カード3はカード挿入口4を介して挿
入され、カード磁気検知センサ5及びカード有無検知セ
ンサ6によりカード3の通過が検知される。次にカード
搬送モータ7に通電されカード搬送ローラ8が回転し、
カード3はカード搬送機構内に取り込まれ、カードスト
ライプの読み書きヘッド10によりカード3の情報の読み
取りまたは書き込みが行なわれる。以後は装置の取引手
順に従って入出金、残高照会処理などの取引処理が実行
される。
ては、幅方向に反った変形カード3a、3b、長手方向に反
った変形カード3c、3d、角隅部の折れ3eなどがあるが、
変形量δは3a、3b、3eでδは3〜5mm程度、3c、3dでは
δ≦10mm程度が一般的な目安で、これより変形量δが大
きいカードが挿入されると、第1図に示す搬送ガイド11
やガイド間のつなぎ部でカード3の詰り現象が発生す
る。ガイドの中間で詰るとカード3は前進することも後
退することも不可能となり、カード3は返却できないま
ま装置が停止してしまい、特に休日運用時に問題となる
ことは前述の通りである。
をセンサ5、6が検知すると駆動ローラ8が回転し、正
常のカード3は駆動ローラ8と従動ローラ8′により装
置内に取り込まれる。変形したカード3は所定の変形量
までは矯正可能なカード取り込み用ゲート9によって矯
正し、カード搬送負荷が所定値を超えたものは、駆動ロ
ーラ8及び従動ローラ8′間ではカード3を搬送する力
を生じさせない。すなわち、駆動ローラ8とカード3と
の間の摩擦計数をμ、駆動ローラ8の法線方向の押圧力
をFとするとき、カード3の変形によってカード取り込
み用ゲート9とカード3との間に発生する摩擦抵抗が、
カード3の搬送に要する駆動力Fμよりも大きくなった
とき、駆動ローラ8はスリップして前記変形カード3は
装置内に取り込まれない。前述の、変形を矯正しつつ搬
送する取り込み手段とは、例えば第1図のカード3の取
り込み用ゲート9のような装置を指すが、カード3の通
過間隙を調整する手段やガイドローラを併設してもよ
い。
に示すスプリングクラッチ18により、カード3の放出時
には駆動軸17が逆転し、駆動ローラ8とカード3の間に
搬送に必要な駆動力が働いてカード3を挿入口4まで返
送し、カード返却時のジャムを防止する。このとき変形
したカード3が放出されると、放出のタイミングに合わ
せて顧客向けガイダンスによりカード返却理由などの報
知を行なう。
ずに放出されると同時に、カード3の変形量が大きいこ
と、及び、変形を修正したのち再びカード3を挿入する
ことにより取引が可能であることを顧客に報知する。こ
れにより変形量が大きいカード3は装置内に取り込まれ
ることがなく、第1図に示すように、顧客が多少の抵抗
を排してカード3を挿入した場合にも、カード3の返却
時にはジャムが発生するおそれがなくなり、カード3の
返却トラブルが解消され装置の稼働率を向上させること
ができる。
各種クラッチの構造を示す実施例図であって、前記摩擦
抵抗が所定値を超えるとカード3を装置内に取り込む駆
動力が得られず、一方、カード3の放出時には駆動軸17
の回転が逆になることにより、返送に必要な駆動力を発
生するように構成されている。以下、これらのクラッチ
の動作について説明する。
に沿ってねじりバネ18が設けられ、カード3の取り込み
時の駆動軸17の回転方向に対しては、ねじりバネ18の内
径が拡大し、また、カード3の放出時には駆動軸17の回
転方向が逆になるから、ねじりバネ18の内径は縮小す
る。これにより、正常のカード3または変形量の小さい
カード3の搬送に必要な駆動力を駆動ローラ8に与える
ことはできるが、変形量の大きいカード3は搬送できな
い。一方、カード放出時には駆動軸17が逆回転すること
により大きな駆動力が得られカード3を挿入口4まで返
送することができる。
リングクラッチの代わりに、噛み合いクラッチを使用し
たものである。噛み合いクラッチの機能について説明す
ると、圧縮バネ20と1対の噛み合い歯19からなり、変形
が所定量以内のカード3及び正常なカード3の取り込み
時には、噛み合い歯19に設けた傾斜面と傾斜面間の摩擦
力によって駆動ローラ8に回転力が伝達され該カード3
を取り込むことができ、変形量が大きなカード3は、駆
動ローラ8に所定量以上負荷が加わるから、噛み合い歯
19の傾斜面と傾斜面間が滑り駆動ローラ8が回転せず、
カード3を取り込む力を発生しない。
から、噛み合い歯19は直角の面と直角の面が係合し回転
駆動力を駆動ローラ8に伝達し、取り込み時より大きい
搬送力が得られカード3を挿入口4まで返送することが
できる。
した実施例を示す図である。変形量が所定量を超えるカ
ード3については、ワンウェイクラッチ21の特性によっ
て駆動ローラ8は回転しない。また、カード放出時には
駆動ローラ8が逆回転することにより、ワンウェイクラ
ッチ21の機能特性からカード取り込み時の概ね2倍の駆
動力が働きカード3を返送する。
イド22による取扱装置であって、第3図、第4図、第5
図と同様の機能を満足するものであり、ソレノイド22と
バネ23を係着したリンク24によって従動ローラ8′を支
持し、カード3の取り込み時はバネ23の作用のみでカー
ド3を取り込み、放出時にはソレノイド22が作用するこ
とにより、カード3に対する押圧力を付加し大きな駆動
力によってカード3を返送する。24aはリンク24の支点
である。
力を増加したものである。すなわち、カード3の放出時
に駆動ローラ8が逆回転すると、カード3との接触面が
鋸歯状になっているため、摩擦力を増し返却時のジャム
防止に必要な搬送力が得られる。
形を矯正しつつ搬送する取り込み手段を備えたカード取
扱装置により、何れも所定量以上に変形したカード3は
取り込みを行なわず、変形の少ないカード3は取り込ん
で取引を実行し、取引終了後は挿入口4まで返送を行な
い、返送時のジャムを防止することができる。
に取り込まれることがなくなるので、搬送ガイドにおけ
るカードの詰りや搬送ガイド間のつなぎ部でのジャムが
なくなり、無人運用の装置を利用する顧客に、カードが
返却されないという不都合がなくなり装置の信頼性向上
に顕著な効果を奏する。
第2図は種々の変形カードの斜視図及び部分図、第3図
〜第7図は本発明の実施例を示し第3図、第4図及び第
5図はカード取扱装置の搬送機構正面図、第6図及び第
7図は同じく搬送機構の側面図を示す。 1……本体パネル、2……カードリーダ 3……カード、4……カード挿入口 5……カード磁気検知センサ 6……カード有無検知センサ 7……搬送モータ 8……駆動ローラ、8′……従動ローラ 9……カード取り込み用ゲート 10……読み書きヘッド、11……搬送ガイド 17……駆動軸、18……ねじりバネ 19……噛み合いクラッチ 21……ワンウェイクラッチ 22……ソレノイド、23……バネ 24……リンク、24a……支点
Claims (4)
- 【請求項1】カードを取り扱うカード取扱装置におい
て、 前記カードを搬送する搬送駆動手段を有し、 前記搬送駆動手段は、前記カードの放出時の搬送力を前
記カードの取り込み時の搬送力よりも大きく設定された
ことを特徴とするカード取扱装置。 - 【請求項2】前記カードの変形量が所定水準を超えない
ものはその変形量を矯正しつつ搬送する取り込み手段を
備えることを特徴とする請求項1記載のカード取扱装
置。 - 【請求項3】カードを取り扱うカード取扱装置におい
て、 前記カードの放出時の搬送力を取り込み時の搬送力より
も大にする搬送手段を備え、 前記カードの取り込み時の搬送力は、前記変形量が所定
変形量以下のカードが取り込み可能に設定され、 前記カードの放出時の搬送力は、前記変形量が所定変形
量を超えたカードが放出可能に設定されていることを特
徴とするカード取扱装置。 - 【請求項4】カードを取り扱うカード取扱装置におい
て、 前記カードの放出時の搬送力を取り込み時の搬送力より
も大きく設定した搬送駆動手段を備え、 所定の変形量を超えたカードが前記搬送駆動手段により
放出されるとき、カードの変形量が大きい旨を顧客に報
知する手段を有することを特徴とするカード取扱装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325993A JP2986203B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カード取扱装置 |
KR1019910012646A KR940009296B1 (ko) | 1990-11-29 | 1991-07-24 | 카드취급장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325993A JP2986203B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カード取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04205089A JPH04205089A (ja) | 1992-07-27 |
JP2986203B2 true JP2986203B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=18182905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2325993A Expired - Lifetime JP2986203B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カード取扱装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2986203B2 (ja) |
KR (1) | KR940009296B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1433728A1 (en) * | 2002-12-23 | 2004-06-30 | Mars Incorporated | Banknote conveyor |
JP2014041402A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Nidec Sankyo Corp | 媒体処理装置 |
JP5690804B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2015-03-25 | キング通信工業株式会社 | カード保管ユニットおよびカード保管装置 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2325993A patent/JP2986203B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-07-24 KR KR1019910012646A patent/KR940009296B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940009296B1 (ko) | 1994-10-06 |
JPH04205089A (ja) | 1992-07-27 |
KR920010511A (ko) | 1992-06-26 |
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