JPH01129387A - 券類発行装置 - Google Patents

券類発行装置

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Publication number
JPH01129387A
JPH01129387A JP62288137A JP28813787A JPH01129387A JP H01129387 A JPH01129387 A JP H01129387A JP 62288137 A JP62288137 A JP 62288137A JP 28813787 A JP28813787 A JP 28813787A JP H01129387 A JPH01129387 A JP H01129387A
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JP
Japan
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ticket
conveyance path
roller
magnetic
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP62288137A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nagashima
永島 正善
Shinichi Kawahara
信一 河原
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US07/263,171 priority patent/US4988853A/en
Publication of JPH01129387A publication Critical patent/JPH01129387A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B11/00Apparatus for validating or cancelling issued tickets
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば加入電話回線を介してホスト装置と
データ授受を行い、会話形式で搭乗券等を発行する券類
発行装置に関する。
(従来の技術) この種の券類発行装置は、券類を発行する場合、発行す
べき券類を例えば搬送路内に停止させ、この状態におい
て、磁気ヘッドおよびバーコード読取部からなるヘッド
ユニットを移動して、券類に対して所要の情報の記録再
生を行うようになっている。
ところで、上記ヘッドユニットを移動して券類に対して
情報の記録再生を行う場合、券類に磁気ヘッドが摺接さ
れて移動される。このとき、券類と搬送路との摩擦係数
が、磁気ヘッドと券類との摩擦係数に比べて小さい場合
、磁気ヘッドの移動に伴って券類にスキューが生じるこ
とがある。
また、ヘッドユニットは、例えば装置本体に電源を投入
し、初期設定を行う場合空送りされ、初期位置の検出が
行われる。この際、ヘッドユニットに設けられた磁気ヘ
ッドは、搬送路に摺接されるため、磁気ヘッドの保護、
およびヘッドユニットの駆動力を必要以上に大きくしな
で済むように、搬送路と磁気ヘッドの摩擦係数を小さく
する必要がある。
しかしながら、従来は、上記条件を満足するべく搬送路
を構成することが困難なものであった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、磁気ヘッドと、搬送路および券類の摩擦係
数に係わる問題を解決するものであり、その目的とする
ところは、券類のスキューを防止することが可能である
とともに、磁気ヘッドの保護、および磁気ヘッドの駆動
力の増大を抑えることが可能な券類発行装置を提供しよ
うとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、券類に対して所要の情報を記録または再生
して発行する券類発行装置において、券類を保持する保
持手段と、この保持手段に沿って移動され保持された券
類に摺接して情報の記録または再生を行う記録手段と、
前記保持手段の前記記録手段と対向する面に設けられ、
前記券類との摩擦係数が、前記記録手段と券類との摩擦
係数よりも大きな部材とから構成されている。
(作用) この発明は、券類が保持される保持手段の記録手段と対
向する面に、券類との摩擦係数が、記録手段と券類との
摩擦係数よりも大きな部材を設けることにより、券類の
スキューを防止することが可能であるとともに、磁気ヘ
ッドの保護、および磁気ヘッドの駆動力の増大を抑えて
いる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第3図、第4図は券類発行装置を示すものである。装置
本体10には、キーボード11、テンキーバッド12が
設けられており、キーボード]1からは搭乗券等の発行
、予約、変更、照会、間合わせ等の情報が入力され、テ
ンキーバッド12からは例えば顧客がクレジットカード
を使用して搭乗券等の発行を希望する場合、顧客自らに
よってクレジットカードの暗証番号が入力されるように
なっている。
また、装置本体10の上部には、未発行の搭乗券が収容
されるホッパ13が設けられており、このホッパ13に
は鍵14によって開閉されるカバー15が設けられてい
る。このホッパ13の近傍には、発行された搭乗券が収
容されるスタッカ16が設けられるとともに、後述する
ジャーナル印刷部によって印刷されたジャーナル用紙P
が排出される排出部17が設けられている。
さらに、装置本体10の正面部には、操作パネル18が
設けられている。この操作パネル18には前記ジャーナ
ル用紙の送りスイッチ19が設けられるとともに、電源
オン、オフ表示、入力可能表示、通話中表示、アラーム
表示をそれぞれ行うランプ群20が設けられている。
また、操作パネル18の近傍に位置する装置本体正面に
は、例えばプラズマデイスプレィからなる表示部21が
設けられており、この表示部21には前記キーボード1
1から入力された情報や、電話回線22を介して図示せ
ぬホスト装置から送られて来る情報が表示されるように
なっている。
この表示部21は装置本体10に開閉自在とされた回動
部23に設けられている。この回動部23の上部には周
知の磁気カードリーダ24が設けられており、この磁気
カードリーダ24によって、例えばクレジットカードの
磁気情報が読取られるようになっている。
また、回動部23の正面には電源スィッチ25が設けら
れるとともに、券挿入口26が設けられている。この券
挿入口26には、例えば団体航空券や手書き航空券、航
空券発行の控えが記録されたクレジットの明細書、優待
証等が挿入される。
このうち例えば優待証は他の券類よりサイズが小さくな
っており、券挿入口26は、これら大小の券を何れも位
置決め可能な構成とされている。
第5図は券挿入口26を示すものである。券挿入口26
は、その横方向の長さlaが大巻の溝方向の長さに一致
されており、券挿入口26の図示左端部から小券の横方
向の長さlbと一致する位置で、券挿入口26の底部に
は、券の挿入方向に沿って、券挿入口26の縦方向の長
さlcより低い案内部27が設けられている。
このような構成において、団体航空券等の大巻は案内部
27の上部に挿入され、券挿入口26の横方向両端によ
って案内される。また、優待証等の小券は券挿入口26
の左端と案内部27の相互間に挿入され、これらによっ
て案内されるようになっている。
さらに、前記装置本体1]には、第4図に示す如く、フ
ロッピーディスク装置28が設けられており、このフロ
ッピーディスク装置28は、回動部23を開放した状態
において、フロッピーディスクが挿脱可能となっている
第6図は装置本体】−0の構成を示すものである。
装置本体10の内底部には、制御回路が配設された回路
基板30が設けられるとともに、電源回路31が設けら
れている。
前記ホッパ13には、搭乗券TPが収容されている。こ
の搭乗券TPは搬送時間の短縮化を図るため、その短手
方向に沿って搬送可能とされている。この搭乗券TPは
押え部材32によって押えられており、取出しローラ3
3によって1枚づつ搬送路34に取出されるようになっ
ている。搬送路34には所定間隔離間して搬送ローラ3
5.36が設けられ、券挿入口26の近傍には、挿入ロ
ーラ37が設けられている。これら搬送−ラ35.36
、挿入ローラ37にはそれぞれ従動ローラ38.39.
40が圧接されている。これら取出しローラ33、搬送
ローラ35.36、挿入ローラ37には、それぞれプー
リ41.42.43.44が設けられており、これらプ
ーリ41〜44にはベルト45が掛渡されている。この
ベルト45にはモータMTIに設けられたプーリ46が
噛合されており、取出しローラ33、搬送ローラ35.
36、挿入ローラ37はこのモータMTIによって駆動
されるようになっている。
また、取出しローラ33とそのプーリ41の相互間、お
よび搬送ローラ35とそのプーリ42の相互間には図示
せぬスプリングクラッチが設けられており、取出しロー
ラ33、搬送ローラ35はそれぞれソレノイドSLI、
SL2のストッパー部材1a、2aが係合された場合、
プーリ41.42とそれぞれスリップするようになされ
ている。
さらに、搬送ローラ36と挿入ローラ37の相互間には
、前記ホッパ13あるいは券挿入口26から供給された
搭乗券を挿入ローラ37とにより位置決めするストッパ
一部材47が設けられており、このストッパ一部材47
はソレノイドSL3によって駆動されるようになってい
る。このストッパ一部材47およびソレノイドSL3は
、バーコードの読取り装置、および磁気情報の読取り書
込装置が設けられた磁気記録エンコードユニット48に
設けられている。この磁気記録エンコードユニット48
の詳細は後述する。
また、前記ホッパ13には搭乗券TPの有無を検知する
センサ5RIOが設けられ、搬送ローラ35.36の相
互間には搭乗券TPO給紙を検知する給紙センサSRI
が設けられている。さらに、搬送ローラ36、挿入ロー
ラ37の相互間には、搭乗券の存否を検知する位置決め
センサSR2が設けられている。この位置決めセンサS
R2は、発光ダイオードLDIが磁気記録エンコードユ
ニット48に設けられ、フォトダイオードPDIが装置
本体10側に設けられている。また、券挿入口26と挿
入ローラ37の相互間には券の挿入を検知する挿入セン
サSR3が設けられている。
一方、搬送ローラ36の近傍には分岐路4つが設けられ
ている。この分岐路4つと搬送路34の相互間には振分
はゲート50が設けられている。
この振分はゲート50は自重によって常時搬送路34側
に回動されており、前記ホッパ13から取出された搭乗
券TPは、この振分はゲート50を押し上げて搬送され
る。また、前記磁気記録エンコードユニット48によっ
て処理された搭乗券は、前記モータMT1が逆回転され
ることにより、搬送ローラ36と従動ローラ39によっ
て搬送路34を逆送され、振分はゲート50を介して分
岐路49に導かれる。この分岐路49の終端には印字部
51が設けられている。
この印字部51は、プラテンローラ52、このプラテン
ローラ52にインクリボン53を介して当接される感熱
ヘッド54によって構成され、前記インクリボン53は
リボンカセット55に収容されている。前記プラテンロ
ーラ52には図示せぬワンウェイクラッチを介してプー
リ56が設けられており、このプーリ56にはベルト5
7が掛けられている。このベルト57にはプーリ58.
59が噛合されており、プーリ59は前記モータMTI
と同様の位置に設けられたモータMT3によって駆動さ
れるようになっている。したがって、プラテンローラ5
2はモータMT3が正方向に回転された場合回転され、
逆方向に回転された場合停止されるようになっている。
さらに、前記プーリ56には、プーリ60を介してイン
クリボン53を駆動するプーリ61が噛合されており、
インクリボン53もモータMT3によって駆動されるよ
うになっている。この印字部51で所要の情報が印字さ
れた搭乗券は前記スタッカ16に収容される。
尚、前記分岐路49には搭乗券を検知して印字開始信号
を出力する印字開始センサSR6が設けられ、インクリ
ボン53の走行部にはリボン検知センサSR7が設けら
れている。
一方、前記ブー958の近傍にはジャーナル印字部62
が設けられている。即ち、前記プーリ58にはプーリ6
3が噛合されている。このプーリ63には図示せぬワン
ウェイクラッチを介してプラテンローラ64が設けられ
ており、このプラテンローラ64は、前記モータMT3
が正方向に回転されている場合は停止され、逆方向に回
転された場合回転されるようになっている。このプラテ
ンローラ64にはジャーナル用紙(感熱紙)Pを介して
感熱ヘッド65が当接され、この感熱ヘッド65により
ジャーナル用紙Pに所要の情報か記録されるようになっ
ている。この印字が行われたジャーナル用紙Pは前記排
出部17から装置本体101Aに排出される。尚、ジャ
ーナル印字部62にはジャーナル用紙Pの有無を検知す
る用紙検知センサSRI 1が設けられている。
ところで、前記プラテンローラ52は装置本体】0側に
設けられ、感熱ヘッド54、インクリボン53、プーリ
60,61、リボン検知センサSR7を構成する発光ダ
イオードLD2は、装置本体10に設けられた回動部2
3に設けられている。したがって、第7図に示す如く、
回動部23を開放することにより、インクリボン53を
容易に交換することができるものである。
次に、各部の構成について説明する。
第8図乃至第10図は、前記挿入ローラ37および従動
ローラ40の構成を示すものである。挿入ローラ37は
軸37aに所定間隔離間して設けられ、軸37aはフレ
ームFL1、FL2に回転可能に設けられている。また
、従動ローラ40は軸40aに所定間隔離間して設けら
れ、軸40aは前記フレームFL1、FL2に回転可能
に設けられている。フレームFL1、FL2の外面部に
は、コイルばねSPI、SF3が取着されており、これ
らコイルばねSPI、SF3は前S己軸40aの周囲に
圧接されている。したがって、従動ローラ40には、こ
れらコイルばねSPI、SF3によって所要のテンショ
ンが加えらている。
前記挿入ローラ37は、搭乗券TPを搬送するのに十分
な搬送力を有し、且つ後述するように、磁気記録エンコ
ードユニット48において、搭乗券TPに対して情報の
記録再生を行う場合は逆回転され、従動ローラ40とと
もに、搭乗券TPをストッパ一部材47に当接し、この
状態で券がつまることのない搬送力により、券に対して
スリップする必要がある。この作用を得るため、この実
施例では、挿入ローラ37をシリコンゴムによって構成
している。
第11図は、挿入ローラ37の材質と、従動ローラ40
に所要のテンションを加えるコイルばねSPI、SF3
の種類(A、、B、C;テンション−A<B<C)に応
じた搬送力の関係を示すものである。
同図より明らかなように、同一種類のコイルばねでもそ
のテンションを大きくすれば、搬送力は大きくなるが、
このうち、シリコンゴムが最も券の材質やコイルばねの
テンションの誤差に対して影響が少ない。また、シリコ
ンゴムは弾性を有しているため、アルミニウム等の金属
に比べて券との摩擦力を適当に設2することができるも
のである。したがって、前記挿入し ラ37の材質とし
て、シリコンゴムは最良のものである。
次に、前述した磁気記録エンコードユニット48につい
て説明する。
第12図乃至第14図は、磁気記録エンコードユニット
48を示すものである。磁気記録エンコードユニット4
8は、磁気ヘッド等が設けられるヘッド駆動ユニット7
1と、このヘッド駆動ユニット71の上方に設けられ、
前記搬送路34の一部を構成する券保持ユニット72と
から構成されている。
先ず、券保持ユニット72について説明する。
第12図において、券保持ユニット72には、フレーム
72aが設けられている。このフレーム72aは磁気記
録エンコードユニット48のサイドフレーム48a、4
8bに設けられている。このフレーム72aの裏面部に
は、第13図に示す如く、前記搬送路34の一部を構成
する固定搬送路72bが設けられている。前記フレーム
72aの表面部には、前記ストッパ一部材47が設けら
れている。このストツバ)41> ll]47の長手方
向両端部、且つ、基端部には支承部47a147bが設
けられている。この支承部47a、4’7bの先端部は
、前記フレーム72a1固定搬送路72bに連通して設
けられた透孔72c、72dを介して、ヘッド駆動ユニ
ット71側に突出されている。
また、前記透孔72c、72dには、基端部がフレーム
72aに設けられた保持部材72e。
72fの先端部が貫通されており、前記支承部47a、
47bは、保持部材72e、72fの先端部に設けられ
た軸72g、72hによって回動自在に保持されている
。したがって、ストッパー部材47は、これら軸72g
、72hを支点として回動されるようになっている。ま
た、このストッパ一部材47の先端部は、フレーム72
a1固定搬送路72b、後述する回動搬送路96に連通
して設けられた複数の透孔91に貫通可能とされ、搬送
路34を遮断可能とされている。
さらに、券保持ユニット72の上面部には、前5己ソレ
ノイドS L37i’ 設’すられている。このソレノ
イドSL3は、第15図に7J′、す如く、フレーム7
2aの上面部に設けられた保持体93に取着されており
、このソレノイドSL3の可動子94aの先端部は、前
記ストッパ一部材47の噌央部に立設された係合部47
cの透孔47dに係合されている。
このような構成において、ソレノイドSL3がオフ状態
の場合は、可動子94aの先端部が第15図に示す如く
、鉄心94bから離間されている。したがって、ストッ
パ一部材47がフレーム72aに当接され、ストッパ一
部材47の先端部は、券の搬送路34内に挿入されてい
る。
一方、ソレノイドSL3がオン状態とされた場合、可動
子94aが鉄心94bに吸引される。したがって、スト
ッパ一部材47は図示矢印C方向に同動され、その先端
部が搬送路34から引出される。
第16図は、ストッパ一部材47を取出して示すもので
ある。
磁気記録エンコード′ユニット48において、券に対し
て情報の記録再生処堆ゆ;テ・)際、券が挿入ローラ3
7と従動ローラ40によってストッパー部材47の先端
部に当接されると、挿入ローラ37の搬送力は、券によ
ってストッパ一部材47の先端部に伝えられる。ここで
、券によってストッパ一部材42の先端に、例えばFl
なる力が加えられた場合、ストッ一部材47には、Ml
なるモーメントが加わる。しかし、ストッパ一部材47
の回動中心RCを、第16図に示す如く、搬送路34に
対してストッパ一部材47の先端部と同一側に設けた場
合、このモーメントM1の方向は、ストッパ一部材47
を閉じる方向に作用する。
したがって、券が捲れ上がることがなく、券の位置決め
精度を向上することができるものである。
一方、第17図は、従来のストッパ一部材の構成を示す
ものである。このようにストッパ一部材47pの回動中
心RCを、ストッパ一部材47pの先端部と反対側に設
けた場合、券によって例えばF2なる力がストッパ一部
材47pに加わると、ストッパ一部材47しにはM2な
るモーメントが発生する。このモーメントtvi 2の
方向は、ストッパ一部材47pを開く方向に作用するた
め、券が捲れたりして券の位置決め精度が悪くなるもの
である。
次に、前記ヘッド駆動ユニット71について説明する。
第18図、第19図は前記ヘッド駆動ユニット71を示
すものである。ヘッド駆動ユニット71には長平方向に
沿って、案内軸74.75が設けられ、この案内軸74
.75には移動自在にヘッドユニット76が設けられて
いる。このヘッドユニット76には磁気へラド77が設
けられるとともに、バーコード読取部78が設けられて
いる。
前記磁気へラド77は、コンビネーション−ヘッドであ
り、読取、書込、ベリファイ(リード・アフタ・ライト
)の機能を有し、それぞれの機能がそれぞれ別工程で、
且つヘッドユニット76の何れの移動方向でも行うこと
が可能となっている。
また、2750 (Oe) 、650 (Oe)の高低
2種の抗磁力についても同一の磁気ヘッド77によって
対応できるようになっている。さらに、前記バーコード
読取部78は、図示せぬ発光ダイオードとフォトトラン
ジスタによって構成されている。これら磁気へラド77
、バーコード読取部78は、第33図(a)に示す如く
、搭乗券等に設けられる磁気ストライプ、バーコードの
位置に対応して、その配設位置が規定されている。
また、前記案内軸74.75の相互間にはへ・ラドユニ
ット76に螺合されたスクリュー79が設けられている
。このスクリュー79の一端部にはプーリ80が設けら
れており、このプーリ80はベルト81を介して、モー
タMT2に設けられたプーリ82に連結されている。し
たがって、へ・ラドユニット76はモータMT2の駆動
方向に応じて第18図、第19図に示す矢印ASB方向
に移動されるようになっている。このヘッドユニット7
6の移動位置は、ヘッドユニット76に設けられた遮断
部材83がヘッド駆動ユニット71の長手方向両端に設
けられたフォトカブラからなるH/P (ホームポジシ
ョン)センサSR4、E/P(エンドポジション)セン
”;’ S R5を遮ることにより検出される。
さらに、前記スクリュー79の他端部で、サイドフレー
ム48bの外面部には、第13図、第18図に示す如く
、エンコーダ部84が設けられている。このエンコーダ
部84は例えば円周方向に沿って複数のスリットが設け
られた円盤(図示せず)、および前記スリットを検出す
るフォトカブラ84aから構成されており、このエンコ
ーダ部84の出力信号に応じて磁気へラド77による記
録密度が制御されるようになっでいる。
また、前記磁気へラド77およびバーコード読取部78
には、案内部材85が設けられており、この案内部材8
5によって、二点破線で示すように位置された搭乗券T
P等に対して、ヘッドユニット76がスムーズに移動で
きるようになされている。さらに、ヘッドユニット76
の移動中は、この案内部材85が後述する回動搬送路9
6に代って搭乗券を案内保持するようになっている。二
の案内部材85の詳細については後述する。
さらに、ヘッド駆動ユニッ17】には、第15図、第2
0図に示す如く、前述した固定搬送路72bとともに搬
送路34の一部を構成する、板ばねからなる固定搬送路
95、および回動搬送路96が設けられている。これら
固定搬送路95および回動搬送路96は、券の搬送位置
に対応して設けられている。この回動搬送路96は、券
を搬送する場合は、第15図に示す如く、固定搬送路7
2bに平行した位置に設定されている。また、この状態
において、固定搬送路72bと回動搬送路96の相互間
に券が停止され、この券に対してヘッドユニット76に
設けられた磁気ヘッド77、あるいはバーコード読取部
゛・78によって情報の記録再生を行う場合は、第コー
5図に点線で示す如く、回動搬送路96がヘッドユニッ
ト76の移動に支障のない位置に回動されるようになっ
ている。
即ち、この回動搬送路96の基端部は、回動自在とされ
た軸97に保持されている。この軸97の両端部には、
第20図に示す如く径大部98.99が設けられ、これ
ら径大部98.99には軸方向に沿って、案内手段とし
ての溝部98a599aが設けられている。これら溝部
98a、99aは、軸方向両端部が図示の如く、それぞ
れ径大部98.99の裏側に位置するように設けられて
おり、この表側の部分がら裏側の部分に移行する部分を
以下、回動領域RTEI、RTE2と称す。また、溝部
98a、99aの表側の部分を以下、記録領域RCEと
称す。これら溝部98a199aには、前記ヘッドユニ
ット76に設けられた係合ビン100が係合可能とされ
ており、ヘッドユニット76の移動に従って、係合ビン
100と溝部98a、99aの作用により、軸97およ
び回動搬送路96が回動されるようになっている。
即ち、通常前記ヘッドユニット76は、第20図、第2
1図に示すホームポジションに停止されており、係合ビ
ン100は径大部98の裏側に位置する溝部98aに係
合されている。このため、回動搬送路96は第15図、
および第20図、第21図に示す如く、固定搬送路72
bにほぼ平行とされている。
一方、券に対する情報のIIL !′?”fS生を行う
場合は、ヘッドユニット76が上記ホームポジションか
ら図示矢印A方向に移動される。これに伴って係合ビン
100は、溝部98a内を移動し、係合ビン100が溝
部98aの回動領域RTEIを通過するとき、軸部97
および回動搬送路96が、第21図に示す矢印り方向に
回動される。したがって、回動搬送路96は第22図に
示す如く固定搬送路72bから離間され、ヘッドユニッ
ト76の移動が可能とされる。
上記状態において、ヘッドユニット76が軸97に沿っ
て記録領域RCE内を移動すると、係合ビン100は径
大部98の溝部98aから抜出し、さらに、ヘッドユニ
ット76が移動されると、係合ビン100は径大部99
の溝部99aに係合される。そして、係合ビン10が溝
部99aの回動領域RTE2を通過するとき、軸97お
よび回動搬送路96が第22図に示す矢印E方向に回動
され、第21図に示す状態に復帰される。また、エンド
ポジション(径大部99側)に移動されたヘッドユニッ
ト76をホームポジション側に移動する場合は、上記と
逆の動作が行われる。
ところで、上記回動搬送路96は、固定搬送路72bと
平行な位置にある場合、固定搬送路72bとの間隔を一
定に保持する必要が有り、また、この位置から回動され
た場合は、係合ビン100を溝部98a、99aに確実
に係合するとともに、ヘッドユニット76の走行を妨害
しないように回動位置を正確に保持する必要がある。こ
のため、回動搬送路96が取着された軸97には、回動
搬送路96の動作を規制する手段が設けられている。
即ち、第23図、第24図に示す如く、軸97のサイド
フレーム48bから突出する先端部には、係止部材10
1の中央部が固定されている。この係止部材101は、
例えば一端部が他端部よりサイドフレーム48bに接近
されたクランク状とされている。この係止部材101の
一端部の回動範囲内に位置するサイドフレム48bには
、回動搬送路96の開閉位置に対応して、係止部材10
]の一端部が当接される第1、第2の当接部材48c、
48dが設けられている。また、係止部材101の他端
部にはコイルばね102の一端部が取着されている。こ
のコイルばね102の他端部は、サイドフレーム48b
に取着されている。
上記構成において、回動搬送路96が第23図に示す如
く、固定搬送路72bと平行する位置にある場合、係止
部材101の他端部は第1の当接部材48cに当接され
、この状態がコイルばね102の付勢力によって保持さ
れる。
また、回動搬送路96が第25図に示す如く回動された
場合、係止部材101が第2の当接部材48dに当接さ
れ、この回動位置がコイルばね102の付勢力によって
保持される。
次に、前述したヘッドユニット76に設けられている案
内部材85についてさらに説明する。
第26図は、案内部材85を示すものである。
案内部材85の移動方向両端部には傾斜部85a、85
bが設けられており、これら傾斜部858185bによ
ってヘッドユニット76が移動する場合、磁気記録エン
コードユニット48の内部に保持されている券を掬い上
げて、ヘッドユニット76をスムーズに移動可能として
いる。
また、バーコード読取部78によって券面に設けられた
バーコードを読取る場合、第27図に示す如く、バーコ
ード読取部78と券面との距離11を一定に保持する必
要を有している。
即ち、バーコード読取部の出力信号は、第28図に示す
如く、被読取物とある一定の距離において最大となり、
これより0.5mm程度離れても近付いても、急激に出
力信号が低くなり、読取精度が補償されないものである
そこで、第26図、第27図に示す如く、前記案内部材
85のバーコード読取部78の周囲に、磁気へラド77
の表面より低く、バーコード読取部78より高い保持部
85cを設け、バーコード読取部78と券面との距離1
1を一定に保持し、最大出力でバーコードを読取り得る
ようにしている。この保持部85cと固定搬送路72b
との距離12は、巻厚+0.1〜0.3mmに設定され
ている。
一方、前記固定搬送路72bには、第1図に示す如く、
長手方向に沿ってヘッドユニット76の磁気ヘッド77
が摺接される摺接部材103が設けられている。この摺
接部材103は、磁気ヘッド77の保護、磁気ヘッド7
7をスムーズに移動可能とする、磁気ヘッド77と券の
接触圧を一定に保持する、さらに磁気ヘッド77が券に
接して移動する場合、磁気へラド77と券の摩擦力で券
にスキューが発生することを防止するという目的で設け
られている。
したがって、摺接部It 103の材質としては、券に
対する摩擦係数は太き(、磁気へラド77に対する摩擦
係数は小さく、さらに、圧縮永久歪みが小さく、耐摩耗
性が優れていることが要求される。
一般に、このような用途に使用される材質としては、ウ
レタンゴムやCR(クロロブレーン・ラバー)スポンジ
、PE (ポリエチレン)フオーム等が知られている。
しかし、ウレタンゴムやCRスポンジは磁気ヘッドとの
;?擦係数が大きく、例えば装置本体10の初期設定時
に磁気ヘッド77を空送りする場合、大きなトルクが必
要となる。
また、プラスチック等は逆に磁気ヘッドおよび券との摩
擦係数が小さ過ぎ適当でない。
上記条件に合致する材料としては、高密度マイクロセル
ウレタンフオーム(FORON:井上エムチービー株式
会社製)が最適であると認められた。
第2図は、高密度マイクロセルウレタンフオームの特性
を他の材料と比較して示すものである。
この高密度マイクロセルウレタンフオームにおいて、上
記条件に対する最適実施例は、密度−〇、32g/cm
3、引張強度−14,7kg/am2、伸び一155%
、引裂強度−3,4kg / c m、圧縮残留歪−3
,1%、摩擦係数(紙)−〇、5、摩擦係数(SUS 
ニステンレス)−〇、6のものである。
第29図は制御系の構成を示すものである。
主制御部110は、装置全体の制御を行うものであり、
この主制御部110にはパスライン111を介して、イ
ンシャル・プログラムψローダ(IPL)が記憶された
ROMからなるIPLメモリ112、RAMからなるメ
インメモリ113、文字フォントが記憶されたROMお
よびRA Mによって構成された文字フォントメモリ1
14.115が接続されている。
また、前記パスライン111にはキーボード制御部11
6を介してキーボード1]、およびテンキーパッド12
が接続され、磁気カードリーダインターフェイス117
(インターフェイスをI/Fと称す)を介して磁気カー
ドリーダ24が接続されている。
さらに、パスライン111にはフロッピーディスク装置
28が接続されるとともに、表示制御部]18を介して
表示部21が接続され、この表示制御部118にはパス
ライン111に接続され、テキストを記憶するRAMか
らなるメモリ119が接続されている。前記フロッピー
ディスク装置28に装着されるフロッピーディスクFD
には、システムプログラム、ファームウェアおよび文字
フォント等のデータが記憶されており、この記憶された
プログラムやデータは、装置本体に電源が投入された場
合、前記メモリ112に記憶されたIPLによってメイ
ンメモリ113や文字フォントメモリ115にロードさ
れるようになっている。
また、ジャーナル印字部62は印字部(I/F)120
を介してパスライン111に接続され、電話回線22や
電話機12]はNCU (ネットワーク・コントロール
・ユニット)/モデム122、通信制御部123を介し
てパスライン111に接続されている。通信制御部12
3は、装置本体に電源が投入されると自動的にダイアリ
ングを行い、ホスト装置との接続を図るようになされて
いる。
また、電話機12]は装置本体の電源がオフの場合にお
いても、通話が可能とされている。
さらに、パスライン]1]には操作パネル18が接続さ
れるとともに、印字部51、バーコード読取部78、磁
気ヘッド77、搬送機構部124がそれぞれ印字部(I
/F)1.25、バーコードリーダ(I/F)126、
磁気処理(I/F)127、搬送制御部128を介して
パスライン111に接続されている。
また、前記搬送機構部124には、前述した各種センサ
SR1〜SRI 1、ソレノイドSLI〜SL3、モー
タMT]、MT2、MT3が接続されている。
上記もM成において、第30図乃至第32図を用いて動
作について説明する。
先ず、ホッパ13に収容された搭乗券TPを用いた発券
動作について、第30図、第31図を参照して説明する
。この発券動作における搭乗券TPの概略動作は、第3
0図に実線の矢印で示す通りである。
即ち、キーボード11の操作によって発券モードを指定
した状態において、ホスト装置と対話形式で情報の授受
を行い、所要の搭乗券が発行可能となると、モータMT
Iが正方向に駆動されて取出しローラ33、搬送ローラ
35.36、挿入ローラ37が回転され、ホッパ13内
から搭乗券TPが1枚取出される。搭乗券TPが取出さ
れると、給紙ソレノイドSLIがオフ状態とされ、取出
しローラ33には、そのストッパ一部材1aが係合され
、モータMTIの回転に係わらず取出しローラ33は停
止される。この取出された搭乗券TPは搬送路34を搬
送され、この先端部が給紙センサSRIによって検知さ
れると、ソレノイドSL3がオンとされてストッパ一部
材47の先端部が搬送路34内から引出される。このた
め、搭乗券TPは券挿入口26に向かって搬送される。
そして、前記給紙センサSRIによって搭乗券TPの後
端部が検知されると、ソレノイドSL2がオフ状態とさ
れて搬送ローラ35が停止され、さらに、位置決めセン
サSR2によって搭乗券TPの後端部が検知されると(
第31図に示す3部)、モータMTIが逆方向に駆動さ
れるとともに、ソレノイドSL3がオフ状態とされ、ス
トッパ一部材47が搬送路34内に挿入される。したが
って、搭乗券TPは、挿入ローラ37によって逆方向に
搬送され、閉じた状態のストッパ一部材47に当接され
、この後、モータMTIが停止される。このとき、搭乗
券TPがストッパ一部材47に当接した直後は、挿入ロ
ーラ37は回転されているが、従動ローラ40のテンシ
ョンが弱いため、搭乗券TPと挿入ローラ37はスリッ
プして搭乗券TPは搬送されず、ストッパ一部材47と
の当接位置、即ち、磁気記録エンコードユニット48内
で停止されている。この停止中、搭乗券TPは挿入ロー
ラ37と従動ローラ40によって挟持されている。
上記のようにモータMTIが停止され、搭乗券TPが停
止されると、モータMT2が駆動され、H/P (ホー
ムポジション)センサSR4、E/P(エンドポジショ
ン)センサSR5の出力信号に応じて、ヘッドユニット
76が往復動作される。
このヘッドユニット76の往復動作時に、磁気へラド7
7によって例えば行く先、便数、座席等、所要の情報の
書込み、および書込んだ情報の読取り動作が行われる。
尚、この場合、バーコードの読取動作は行わない。
そして、H/PセンサSR4によってヘッドユニット7
6がホームポジションに復帰したものと判別されると、
モータMTIが僅かに正方向に駆動され(第31図に示
すb部)、搭乗券TPO後端部がストッパ一部材47か
ら離間される。この後ソレノイドSL3がオンとされて
、ストッパー部材47が搬送路34から引抜かれ、この
状態でモータMTIが逆方向に駆動される。したがって
、搭乗券TPは搬送路34を券挿入口26から離間する
方向に搬送され、振分はゲート50を介して分岐路49
に導かれる。搭乗券TPの後端部(搬送方向先端)が印
字開始センサSR6によって検知された後所定時間経過
すると、前記ソレノイドSL3がオフ状態とされてスト
ッパ一部材47が搬送路34内に挿入される。これとと
もに、モータM T 3が正方向に駆動されてプラテン
ローラ52が回転され、感熱ヘッド54に印字信号が供
給されることにより、搭乗券TPO表面に、第33図(
b)に示す如く、前記磁気ストライプMSに記録した情
報と同様の情報が印字される。
この印字が終了されると、搭乗券TPはスタッカ16に
収容される。
一方、上記印字動作が終了すると、モータMT3が逆回
転され、ジャーナル印字部62のプラテンローラ64が
駆動されるとともに、感熱ヘッド65に印字信号が供給
されることにより、ジャーナル用紙Pに例えば搭乗券T
Pに印字された情報と同様の情報が印字される。
尚、上記磁気ヘッド77を用いた処理において、エラー
が発生した場合、モータMTIが正方向に駆動され、搭
乗券TPは券挿入口26から排出される。
以上の動作によって、ホッパ13に収容された搭乗券T
Pを用いて所要の搭乗券を発行することができる。
次に、券挿入口26より券を挿入した場合の動作につい
て、第32図を用いて説明する。この場合における券の
概略動作は、第30図に点線で示すようになる。尚、券
挿入口26から挿入される券には、その券種を示すバー
コードがそれぞれ付され、団体航空券の場合はさらに磁
気ストライプが設けられている。
即ち、券挿入口26に大巻あるいは小春が挿入され、こ
れが挿入センサSR3によって検知されると、モータM
TIが逆方向に駆動され、挿入された券は挿入ローラ3
7および従動ローラ40によって装置本体10の内部に
搬送される。このとき、ソレノイドSL3は、オフ状態
とされているため、ストッパ一部材47が搬送路34の
内部に突出されており、搬送されて来た券はこのストッ
パ一部材47に当接される。また、券が搬送路34内に
搬送され、位置決めセンサSR2によってこれが検知さ
れると、モータMTIが停止される。この状態において
、モータMT2がH/PセンサSR4、E/PセンサS
R5の出力に応じて正方向逆方向に移動されることによ
り、ヘッドユニット76が往復移動され、バーコード読
取部78によってバーコードが読取られて挿入された券
種か判別される。この後、判別された券種に応じた動作
が行われ、この動作が終了すると、モータMT1が正方
向に作かに駆動され(第32図に示す0部)、券の搬送
方向先端部がスト・ンパ一部材47から離間される。こ
の後ソレノイドSL3がオン状態とされてストッパ一部
材47が搬送路34から引出され、モータMTiが逆方
向に駆動されて券が分岐路4つに搬送される。
ここで、例えば団体航空券が挿入された場合は、先ず、
ヘッドユニット76が1往復する間にバーコードの読取
りとともに、磁気ストライプの情報が読取られ、次の1
往復において、所要の情報の書込、および書込んだ情報
の読取り動作が行われる。第32図に示す磁気へラド7
7の動作は、この団体航空券の場合を示している。この
後、団体航空券は印字部51に搬送され、上述したよう
な動作により所要の情報が印字されてストッカ1,6に
収容され、さらに、ジャーナル印字部62において、ジ
ャーナルが印字される。
また、手書き航空券、優待証が挿入された場合は、バー
コードの読取りが行われると、磁気処理を行うことなく
スタッカ16に搬送される。
さらに、クレジットの明細書が挿入された場合は、先ず
、バーコードの読取りが行われ、この後磁気処理を行う
ことなく印字部51に搬送されて、所要の情報が印字さ
れ、ストッカ16に収容される。そして、ジャーナル印
字部62が駆動されてジャーナルが印字される。
上記実施例によれば、回動搬送路96を回動自在に保持
する軸97の径大部98.99に、軸方向に表面から裏
面に亙る溝部98 a s 99 aを設け、この溝部
98 a s 99 aにヘッドユニット76に設けら
れた係合ビン】−00を係合し、ヘッドユニット76の
移動に伴って回動搬送路96を回動するようにしている
。したがって、回動搬送路96はヘッドユニット76の
移動に伴って回動されるため、従来のように先ず回動搬
送路を回動し、この後、ヘッドユニットを駆動する場合
に比べて動作時間を短縮することができるものである。
また、回動搬送路96の動作機構は、輔97に設けられ
た溝部98a、99aと、これに係合する係合ビン〕−
00だけという簡単な構成であり、回動搬送路96を回
動するために別途ソレノイド等の駆動手段を必要とせず
、しかも、回動搬送路96は回動された場合、固定搬送
路72bとヘッドユニット76の相互間に移動するため
、装置構成を小型化することが可能である。
さらに、回動搬送路96の回動は、記録領域RCEの両
側で行うため、磁気へラド77による磁気処理でのアジ
マスの乱れを防止することが可能である。
また、回動搬送路96が設けられた軸97に係止部材1
01を設け、この係止部材]01の回動範囲内で、回動
搬送路96の開閉位置に対応するサイドフレーム48b
に第1、第2の当接部材48c、48dを設け、これら
第1、第2の当接部材48c、48dに係止部材101
が当接した状態を、係止部材10]の他端部とサイドフ
レーム48bの相互間に設けたコイルばね102の付勢
力によって保持している。したがって、回動搬送路96
と固定搬送路72bの相互間隔を確実に保持することが
でき、且つ、回動搬送路96が開放された状態において
、係合ビン100を確実に溝部98a、99aに係合す
ることができるとともに、ヘッドユニット76の走行妨
害を防止することができるものである。
さらに、ストッパ一部材47の回動支点を、搬送路34
に対してストッパ一部材47の先端部と同じ側に設けて
いる。したがって、券をストッパ一部材47の先端部に
当接した場合においても、券から加わる力によってスト
ッパ一部材47が閉じる方向にモーメントが発生するた
め、券が捲れ上がることがなく、券の位置決め精度を向
上することができるものである。
また、ヘッドユニット76に案内部材85を設け、この
案内部材85の移動方向両端部に設げられた傾斜部85
a、85bによって券を掬い上げている。したがって、
ヘッドユニット76が移動する場合において、巻端の折
れや破損を防止することが可能である。
さらに、案内部材85のバーコード読取部78の周囲に
対応する部分には、保持部85cを設け、この保持部8
5cによっζ券面とバーコード読取部78の相互間隔を
一定に保持可能としている。
したがって、バーコード読取部78から最大出力で読取
信号を得ることができるため、バーコードの読取精度を
向上することが可能なものである。
また、固定搬送路72bの磁気へラド77が摺接される
部分に、摺接部材103を設け、この摺接部材103を
券に対する摩擦係数が大きく、磁気へラド77に対する
摩擦係数は小さく、さらに、圧縮永久歪みが小さく、耐
摩耗性に優れた高密度マイクロセルウレタンフオームに
よって構成している。したがって、ヘッドユニット76
を移動する場合、磁気へラド77をスムーズに移動する
ことができるとともに、磁気へラド77の表面を保縛す
ることができ、且つ、磁気ヘッド77の移動に伴う券の
スキューを防止することができるものである。
さらに、磁気記録エンコードユニット48において、券
に対する処理が終了[7た場合、まず、モータMTIを
正方向に駆動して券をストッパ一部材47から離間し、
この状態において、ソレノイドSL3をオン状態として
ストッパ一部材47を搬送路34内から引抜き、券を印
字部51に搬送している。したがって、券をストッパ一
部材47に当接した状態でストッパ一部材47を引抜く
場合のように、券が捲れ上がったり、折れたりして搬送
中にジャムが発生することを防止できるもの・′   
である。
また、挿入ローラ37をシリコンゴムによって(&成し
ている。したがって、券搬送時には、確実に券を搬送す
ることができ、券をストッパ一部材47に当接した場合
は、券に対して確実にスリップし、券のつまりを防止す
ることが可能なものである。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能
なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、券類か保持さ
れる保持手段の記録手段と対向する而に、券類との摩擦
係数が、記録手段と券類との摩擦係数よりも大きな部材
を設けることにより、券類のスキューを防止することが
可能であるとともに、磁気ヘッドの保護、および磁気ヘ
ッドの駆動力の増大を抑えることが可能な券類発行装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は摺接部材の一実施例を示す正面図、第2図は摺
接部Hの材質を説明するために示す図、第3図、第4図
はそれぞれこの発明が適用される券類発行装置の外観を
示す斜視図、第5図は券挿入口を示す正面図、第6図は
券類発行装置の要部の構成を示す側断面図、第7図は印
字部の構成を説明するために示す要部の側面図、第8図
乃至第10図はそれぞれ挿入ローラの構成を示すもので
あり、第8図は要部のみを示す上面図、第9図は要部の
みを示す正面図、第1.0図は要部のみを示す側面図、
第11図は挿入ローラの材質に応じた特性を示す図、第
12図乃至第14図は磁気記録エンコードユニットを示
すものであり、第12図は要部の上面図、第13図、第
14図はそれぞれ異なる方向から見た側面図、第15図
は第12図のI−I線沿った断面図、第16図、第17
図はそれぞれストッパ一部材の動作を説明するために示
す要部の側断面図、第18図、第19図はそれぞれヘッ
ド駆動ユニットを示すものであり、第18図は要部の上
面図、第19図は要部の側面図、第20図は回動搬送路
の構成を示す要部の上面図、第21図、第22図はそれ
ぞれ回動搬送路の動作を説明するために示すものであり
、要部のみを示す斜視図、第23図乃至第25図は回動
搬送路の係止部材を示すものであり、第23図は要部の
側面図、第24図は要部の正面図、第25図は第23図
の異なる動作状部を示す要部の側面図、第26図、第2
7図は案内部材を示すものであり、第26図は要部のみ
を示す斜視図、第27図は要部の側断面図、第28図は
バーコード読取部の特性を示す図、第29図は制御系の
構成を示す図、第30図乃至第32図はそれぞれ券類発
行装置の動作を説明するために示す図、第33図は搭乗
券の構成を説明するために示す図である。 10・・・装置本体、18・・・操作パネル、21・・
表示部、23・・・同動部、24・・・磁気カードリー
ダ、26・・券挿入口、27・・・案内部、33・・・
取出しローラ、35.36・・・搬送ローラ、37・・
・挿入ローラ、47・・・ストッパ一部材、48・・・
磁気記録エンコードユニット、48c、48d・・・当
接部材、51・・・印字部、52・・・プラテンローラ
、53・・・インクリボン、54・・・感熱ヘッド、6
2・・・ジャーナル印字部、65・・・感熱ヘッド、7
2a・・・固定搬送路、85・・・案内部材、85c・
・・保持部、96・・・回動搬送路、98 a % 9
9 a・・・溝部、100・・・係合ピン、101・・
・係上部材、102・・・コイルばね、103・・・摺
接部材、110・・・主制御部、MTI〜MT3・・・
モータ、SLI〜SL3・・・ソレノイド、SRI・・
給紙センサ、SR2・・・位置決めセンサ、SR3・・
・挿入センサ、SR4・・・H/P (ホームポジショ
ン)センサ、SR5・・・E/P (エンドポジション
)センサ、SR6・・・印字開始センサ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図 50  □   コイル1丁ねの↑ノシa’/1曳第1
3図 窮14図 C\、 第15図 C 第16図 C / 第17図 ! 第22図 第23図     第24図 第25図 第26図 耕誂を物j3距龍(mm)第28図 第30図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)券類に対して所要の情報を記録または再生して発
    行する券類発行装置において、 券類を保持する保持手段と、 この保持手段に沿って移動され保持された券類に摺接し
    て情報の記録または再生を行う記録手段と、 前記保持手段の前記記録手段と対向する面に設けられ、
    前記券類との摩擦係数が、前記記録手段と券類との摩擦
    係数よりも大きな部材とを具備したことを特徴とする券
    類発行装置。
  2. (2)保持手段は、券類が搬送される搬送路からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の券類発行装
    置。
JP62288137A 1987-11-13 1987-11-13 券類発行装置 Pending JPH01129387A (ja)

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JP62288137A JPH01129387A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 券類発行装置
US07/263,171 US4988853A (en) 1987-11-13 1988-10-27 Ticket checking/issuing apparatus in which friction holds a ticket while recording/reproducing data

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