JP2985650B2 - 粘稠液用のバッグインボックス - Google Patents

粘稠液用のバッグインボックス

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JP2985650B2 JP6057529A JP5752994A JP2985650B2 JP 2985650 B2 JP2985650 B2 JP 2985650B2 JP 6057529 A JP6057529 A JP 6057529A JP 5752994 A JP5752994 A JP 5752994A JP 2985650 B2 JP2985650 B2 JP 2985650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品調味料や接着剤や
印刷インキなどの粘稠液用の、粘稠液(50)の吸引しての
排出が容易で排出残液量が少ない、箱体(20)の製箱適性
が優れたバッグインボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、食品調味料や接着剤や印刷イ
ンキなどの粘稠液用の、粘稠液を収容した柔軟性を有す
る樹脂フィルム製などの袋体(バッグ)を、剛性を有する
段ボール製や板紙製などの箱体内(インボックス)に収容
して、箱体の前側面板の下端部を貫通する口栓体を袋体
に取付けた、バッグインボックスと通称される液体用複
合紙容器が用いられているものであって、図4に示すよ
うに、粘稠液(50)を吸引して排出する時に、柔軟性を有
する袋体(10)が変形縮小して、口栓体(30)から空気が侵
入することがなく粘稠液(50)を排出できるために、特に
空気との接触を好まない粘稠液用に、便利に用いられて
いるものである。
【0003】ここで、本願出願人に係る実願平5-7855号
(粘稠液用のバッグインボックス)においては、前述した
バッグインボックスと通称される液体用複合紙容器にお
いて、図2に示すように、箱体(20)の内面側の、左側面
板(22)の右端部と下端部とを含む三角形の領域と前側面
板(23)の少なくとも上端部の領域と右側面板(24)の左端
部と下端部とを含む三角形の領域とで、袋体(10)と箱体
(20)とを全面的に又は部分的に貼着したことによって、
図4に示すように、袋体(10)が口栓体(30)を塞ぐことが
出来ないものであって、また袋体(10)が口栓体(30)の近
傍の袋体(10)の内面下部に密着することが出来ないもの
であって、最終的には、左側面板(22)の三角形の領域の
斜めの上端部と前側面板(23)の上端部と右側面板(24)の
三角形の領域の斜めの上端部とを境にして、袋体(10)が
二つ折りされる状態で、連続して粘稠液(50)を吸引,排
出できるものであって、粘稠液(50)を吸引しての排出が
容易であって、排出残液量が少ない粘稠液用のバッグイ
ンボックスを提供できるものである。
【0004】また、本願出願人に係る実願平5-7855号
の、粘稠液用のバッグインボックスの製箱,充填工程に
ついては、図2,図3に示すように、箱体(20)のブラ
ンクの所定位置(40)に接着剤を塗布して、口栓体(30)を
取付けた偏平筒状の袋体(10)を所定位置(図2の破線(1
0)を参照)に貼着して、箱体(20)を偏平筒状に製箱(サッ
ク貼りと通称する)して、この袋体(10)を貼着した偏
平筒状の箱体(20)を、袋体(10)とともに角筒状に起した
状態(図3(A)を参照)で、角筒状の袋体(10)の上下開
口部を熱融着などして密封して、角筒状の箱体(20)の上
面板群(27,27,27,27)と下面板群(28,28,28,28)とを折込
んで(図3(B)を参照)貼着などして、箱体(20)の上下開
口を閉止して直方体状に製箱した後に、口栓体(30)か
ら袋体(10)内の空気を吸引して、左側面板(22)の三角形
の領域の斜めの上端部と前側面板(23)の上端部と右側面
板(24)の三角形の領域の斜めの上端部とを境にして、袋
体(10)が二つ折りされた状態(図4を参照)で、口栓体
(30)から粘稠液(50)を充填してキャッピングして、この
粘稠液用のバッグインボックスの充填を完了するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た実願平5-7855号の、粘稠液用のバッグインボックスの
製箱,充填工程においては、の袋体(10)を貼着した偏
平筒状の箱体(20)を、袋体(10)とともに角筒状に起す工
程で、袋体(10)が上下が開口した角筒状に起き難いもの
であって、の角筒状の袋体(10)の上下開口部を熱融着
などして密封する工程で、袋体(10)の熱融着などが不完
全になるばかりではなくて、スピードダウンやジャミン
グ(jamming;ぎっしり詰る)などの、機械的なトラブルが
発生して、しばしば製箱,充填工程が停止することが問
題であった。
【0006】すなわち、この実願平5-7855号の、粘稠液
用のバッグインボックスにおいては、箱体(20)の内面側
の、左側面板(22)の右端部と下端部とを含む三角形の領
域以外と右側面板(24)の左端部と下端部とを含む三角形
の領域以外とで、袋体(10)と箱体(20)とを貼着していな
いために、袋体(10)と箱体(20)との密着性が悪くて、袋
体(10)が上下が開口した角筒状に起き難いものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような問題を解決
するために、本発明は、図1,図2に示すように、柔軟
性を有する樹脂フィルム製などの袋体(10)を、剛性を有
する段ボール製や板紙製などの箱体(20)内に収容して、
箱体(20)の前側面板(23)の下端部を貫通する口栓体(30)
を袋体(10)に取付けたバッグインボックスにおいて、箱
体(20)の内面側の、左側面板(22)の右端部と下端部とを
含む三角形の領域と前側面板(23)の少なくとも上端部の
領域と右側面板(24)の左端部と下端部とを含む三角形の
領域とで、袋体(10)と箱体(20)とを全面的に又は部分的
に貼着して、箱体(20)の内面側の、左側面板(22)の少な
くとも左上角部と右側面板(24)の少なくとも右上角部と
で、袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着したことに
よって、粘稠液(50)の吸引しての排出が容易で排出残液
量が少ない、箱体(20)の製箱適性が優れた粘稠液用のバ
ッグインボックスを提供するものである。
【0008】本発明の粘稠液用のバッグインボックスに
おける、柔軟性を有する樹脂フィルム製などの袋体(10)
については、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)や
ポリエステル(PET)などの、通常の包装材料用の適宜の
厚さの熱融着性樹脂フィルム又はその積層樹脂フィルム
などを用いて、内容量が0.5〜20リットル程度の、
口栓用開孔(符号なし)を設けた通常の三方シール袋や合
掌シール袋や折込みシール袋(ガゼット袋と通称する)な
どの袋体(10)を、通常の製袋工程で制約なく製袋できる
ものである。
【0009】本発明の粘稠液用のバッグインボックスに
おける、剛性を有する段ボール製や板紙製などの箱体(2
0)については、通常の段ボール紙や厚手の板紙などを用
いて、粘稠液(50)を収容した前記の袋体(10)を隙間なく
収容できる大きさであって、口栓体(30)用の貫通孔(21)
を前側面板(23)の下端部に設けた適宜の構造の箱体(20)
を、通常の製箱工程で制約なく製箱できるものである。
【0010】本発明の粘稠液用のバッグインボックスに
おける、箱体(20)の前側面板(23)の下端部を貫通する袋
体(10)に取付けた口栓体(30)については、通常のポリエ
チレン(PE)やポリプロピレン(PP)などを用いて、袋体(1
0)を熱融着する円板状のフランジ部(32)とキャップ(図
示せず)との嵌合構造部(33)とを有する円筒状の口栓体
(30)を、通常の射出成形方法で制約なく成形できるもの
であって、この円板状のフランジ部(32)に、袋体(10)に
設けた口栓用開孔(符号なし)の周辺部を熱融着して、箱
体(20)の前側面板(23)の下端部を貫通する口栓体(30)を
袋体(10)に取付けるものである。この場合に、袋体(10)
に取付けた口栓体(30)を補強するために、口栓体(30)周
辺部の袋体(10)と箱体(20)とを、貼着することが好まし
いものである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例における、粘稠液用
のバッグインボックスの断面図である。すなわち、50
0gの印刷インキ(50)を収容した、柔軟性を有するポリ
エステル(12μm)とポリエチレン(60μm)との積層樹
脂フィルム製の袋体(10)を、縦,横,高さが100×70
×85mmの直方体の、550g/m2の剛性を有する板紙製
の箱体(20)内に収容して、箱体(20)の前側面板(23)の下
端部を貫通する、内径10mmの円筒状のポリエチレン製
の口栓体(30)を袋体(10)に取付けた、本実施例の粘稠液
用のバッグインボックスの断面を示したものである。
【0012】図2は、本実施例の粘稠液用のバッグイン
ボックスにおける、箱体(20)のブランクの平面図であ
る。すなわち、折り目線(符号がない1点鎖線)を介して
それぞれ長方形の、左側面板(22)と口栓体(30)用の貫通
孔(21)を下端部に設けた前側面板(23)と右側面板(24)と
後側面板(25)と糊代片(26)とを順に連設して、それぞれ
の上端辺と下端辺とに、適宜の上面板群(27,27,27,27)
と下面板群(28,28,28,28)とをそれぞれ連設した、縦,
横,高さが100×70×85mmの直方体の、通常の印
刷をした550g/m2の剛性を有する板紙製の箱体(20)の
ブランクにおいて、箱体(20)の内面側の、左側面板(22)
の三角形の領域の斜めの上端部と下端部との、前側面板
(23)の上端部と左右端部と貫通孔(21)の周辺部との、右
側面板(24)の三角形の領域の斜めの上端部と下端部と
の、袋体(10)と箱体(20)とを部分的に貼着する部分(40)
に、それぞれ接着剤(40)を塗布して、箱体(20)の内面側
の、左側面板(22)の左上角部と右側面板(24)の右上角部
との、袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着する部分
(41)に、塗布面積割合が30%の斑点状の接着剤(41)を
塗布した状態を示したものである。
【0013】図3は、本実施例の粘稠液用のバッグイン
ボックスにおける、製箱,充填工程の一部を示す斜視図
である。すなわち、本実施例の製箱,充填工程について
は、前述した実願平5-7855号の製箱,充填工程と同様で
あって、袋体(10)と箱体(20)とを部分的に貼着する部
分(40)に、接着剤(40)を塗布して、袋体(10)と箱体(20)
とを剥離可能に貼着する部分(41)に、斑点状の接着剤(4
1)を塗布した、図2に示す箱体(20)のブランクに、口栓
体(30)を取付けた210×165mmの偏平筒状の袋体(1
0)を、図2に破線(10)で示す所定位置に貼着して、箱体
(20)を偏平筒状に製箱(サック貼り)して、図3(A)に
示すように、この袋体(10)を貼着した偏平筒状の箱体(2
0)を、袋体(10)とともに角筒状に起した状態で、角筒
状の袋体(10)の上下開口部を熱融着して密封して、図3
(B)に示すように、角筒状の箱体(20)の上面板群(27,2
7,27,27)と下面板群(28,28,28,28)とを折込んで貼着し
て、箱体(20)の上下開口を閉止して直方体に製箱した後
に、口栓体(30)から袋体(10)内の空気を吸引して、左
側面板(22)の三角形の領域の斜めの上端部と前側面板(2
3)の上端部と右側面板(24)の三角形の領域の斜めの上端
部とを境にして、袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼
着した部分(41)が剥離して、袋体(10)が二つ折りされた
状態(図4を参照)で、口栓体(30)から、500gの印
刷インキ(50)を充填してキャッピングして、本実施例の
粘稠液用のバッグインボックスの充填を完了したもので
ある。
【0014】なお、前述した本実施例の製箱,充填工程
の他に、の袋体(10)を貼着した偏平筒状の箱体(20)
を、袋体(10)とともに角筒状に起した状態で、同時に袋
体(10)と箱体(20)とに口栓体(30)用の貫通孔(21)を設け
て、袋体(10)に口栓体(30)を取付けるなどの、またの
角筒状の袋体(10)の下開口部を熱融着して密封して、上
開口部から印刷インキ(50)を充填した後に、袋体(10)の
上開口部を熱融着して密封するなどの、異なった製箱,
充填工程においても、本実施例の粘稠液用のバッグイン
ボックスを製箱,充填できるものである。
【0015】図4は、本実施例の粘稠液用のバッグイン
ボックスにおける、収容した粘稠液(50)を吸引して排出
する状態を示す断面図である。すなわち、図1,図2,図
3に示す本実施例の、500gの印刷インキ(50)を充填
した粘稠液用のバッグインボックスにおいて、通常のピ
ストンポンプ(図示せず)を用いて、口栓体(30)から印刷
インキ(50)を吸引して排出したところ、前述した実願平
5-7855号の粘稠液用のバッグインボックスと同様であっ
て、図2に示すように、箱体(20)の内面側の、左側面板
(22)の三角形の領域の斜めの上端部と下端部との、前側
面板(23)の上端部と左右端部と貫通孔(21)の周辺部と
の、右側面板(24)の三角形の領域の斜めの上端部と下端
部との、袋体(10)と箱体(20)とを部分的に貼着する部分
(40)に、それぞれ接着剤(40)を塗布して、それぞれ袋体
(10)と箱体(20)とを貼着したことによって、袋体(10)が
口栓体(30)を塞ぐことが出来ないものであって、また袋
体(10)が口栓体(30)の近傍の袋体(10)の内面下部に密着
することが出来ないものであって、最終的には、左側面
板(22)の三角形の領域の斜めの上端部と前側面板(23)の
上端部と右側面板(24)の三角形の領域の斜めの上端部と
を境にして、袋体(10)が二つ折りされる状態で、連続し
て印刷インキ(50)を吸引,排出できたものであって、粘
稠液(50)の吸引しての排出が容易で排出残液量が少な
い、粘稠液用のバッグインボックスが得られたものであ
る。
【0016】加えて、本実施例の粘稠液用のバッグイン
ボックスにおいては、図2に示すように、箱体(20)の内
面側の、左側面板(22)の左上角部と右側面板(24)の右上
角部との、袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着する
部分(41)に、塗布面積割合が30%の斑点状の接着剤(4
1)を塗布して、袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着
したことによって、図3に示す本実施例の、粘稠液用の
バッグインボックスの製箱,充填工程において、の袋
体(10)を貼着した偏平筒状の箱体(20)を、袋体(10)とと
もに角筒状に起す工程で、袋体(10)と箱体(20)との密着
性を良くして、袋体(10)が上下が開口した角筒状に起き
難い問題を解決したものであって、の角筒状の袋体(1
0)の上下開口部を熱融着などして密封する工程で、袋体
(10)の熱融着が完全になるものであって、の口栓体(3
0)から袋体(10)内の空気を吸引する工程で、袋体(10)と
箱体(20)とを剥離可能に貼着した部分(41)が剥離して、
袋体(10)が二つ折りされるものであって、スピードダウ
ンやジャミング(jamming)などの機械的なトラブルを解
消した、箱体(20)の製箱適性が優れた粘稠液用のバッグ
インボックスが得られたものである。
【0017】なお、本発明の粘稠液用のバッグインボッ
クスにおける、袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着
する方法については、本実施例の塗布面積割合が少ない
(30%)斑点状の接着剤(41)を塗布する方法の他に、塗
布面積割合が少ない他のパターン状(例えば万線状など)
の接着剤(41)を塗布する方法や、塗布面積が少ない点状
の接着剤(41)を塗布する方法や、他の接着力が弱い接着
剤(41)を塗布する方法などで、袋体(10)と箱体(20)とを
剥離可能に貼着できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上、実施例に示すとおり、本発明の粘
稠液用のバッグインボックスにおいては、通常の減圧吸
引装置などを用いて粘稠液(50)を吸引して排出する場合
に、前述した実願平5-7855号の粘稠液用のバッグインボ
ックスと同様に、箱体(20)の内面側の、左側面板(22)の
右端部と下端部とを含む三角形の領域と前側面板(23)の
少なくとも上端部の領域と右側面板(24)の左端部と下端
部とを含む三角形の領域とで、袋体(10)と箱体(20)とを
全面的に又は部分的に貼着したことによって、袋体(10)
が口栓体(30)を塞ぐことが出来ないものであって、また
袋体(10)が口栓体(30)の近傍の袋体(10)の内面下部に密
着することが出来ないものであって、最終的には、左側
面板(22)の三角形の領域の斜めの上端部と前側面板(23)
の上端部と右側面板(24)の三角形の領域の斜めの上端部
とを境にして、袋体(10)が二つ折りされる状態で、連続
して粘稠液(50)を吸引,排出できるものであって、粘稠
液(50)の吸引しての排出が容易で排出残液量が少ない、
粘稠液用のバッグインボックスを提供できるものであ
る。
【0019】加えて、本発明の粘稠液用のバッグインボ
ックスにおいては、実施例に示すとおり、箱体(20)の内
面側の、左側面板(22)の少なくとも左上角部と右側面板
(24)の少なくとも右上角部とで、袋体(10)と箱体(20)と
を剥離可能に貼着したことによって、粘稠液用のバッグ
インボックスの製箱,充填工程において、袋体(10)と箱
体(20)との密着性を良くして、袋体(10)が上下が開口し
た角筒状に起き難い問題を解決したものであって、また
袋体(10)の熱融着が完全になるものであって、さらに口
栓体(30)から袋体(10)内の空気を吸引する工程で、袋体
(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着した部分(41)が剥離
して、袋体(10)が二つ折りされるものであって、スピー
ドダウンやジャミング(jamming)などの機械的なトラブ
ルを解消した、箱体(20)の製箱適性が優れた粘稠液用の
バッグインボックスを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、粘稠液用のバッグイ
ンボックスの断面図である。
【図2】実施例の粘稠液用のバッグインボックスにおけ
る、箱体(20)のブランクの平面図である。
【図3】実施例の粘稠液用のバッグインボックスにおけ
る、製箱,充填工程の一部を示す斜視図である。
【図4】実施例の粘稠液用のバッグインボックスにおけ
る、収容した粘稠液(50)を吸引して排出する状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
10 …袋体 20 …箱体 21 …口栓体(30)用の貫通孔 22 …左側面板 23 …前側面板 24 …右側面板 25 …後側面板 26 …糊代片 27 …上面板群 28 …下面板群 30 …口栓体 32 …フランジ部 33 …嵌合構造部 40 …袋体(10)と箱体(20)とを部分的に貼着する部
分,接着剤 41 …袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着する部
分,斑点状の接着剤 50 …粘稠液,印刷インキ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟性を有する樹脂フィルム製などの袋体
    を、剛性を有する段ボール製や板紙製などの箱体内に収
    容して、箱体の前側面板(23)の下端部を貫通する口栓体
    を袋体に取付けたバッグインボックスにおいて、箱体(2
    0)の内面側の、左側面板(22)の右端部と下端部とを含む
    三角形の領域と前側面板(23)の少なくとも上端部の領域
    と右側面板(24)の左端部と下端部とを含む三角形の領域
    とで、袋体(10)と箱体(20)とを全面的に又は部分的に貼
    着して、箱体(20)の内面側の、左側面板(22)の少なくと
    も左上角部と右側面板(24)の少なくとも右上角部とで、
    袋体(10)と箱体(20)とを剥離可能に貼着したことを特徴
    とする粘稠液用のバッグインボックス。
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