JP2983982B1 - 折畳み式開閉体の収納折畳み装置 - Google Patents

折畳み式開閉体の収納折畳み装置

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Abstract

【要約】 【課題】 本線ハンガーレールの一端に連結する1本の
ケース体により,折畳み式開閉体をスムーズに収納折畳
みできるようにする装置を提供する。 【解決手段】 1本のケース体内の両側壁内面には,折
畳み自在に連結された各開閉部材の上辺一端寄りから直
立する各軸棒に取付けた上吊りコロが交互に,かつ,転
動自在に掛合する各ハンガーレールを設け,上記両側壁
の下部には,上記各軸棒のうち1本置きの軸棒に取付け
た水平コロを転動自在に掛合するガイドレールを設け,
上記両側壁のどちらかの側壁の中間部分には,切欠口を
設け,この切欠口には,上記各水平コロが上記切欠口外
へ転がり出るように傾斜し,かつ,ばねを懸架した自動
切替レバー本体の基端を枢着し,この自動切替レバー本
体の先端には,上記各水平コロが取付けられていない各
軸棒の通路を遮断するように傾斜した自動切替レバー片
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は,折畳み式開閉体
の収納折畳み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来各開閉部材,例えば,板材などで
製作された各パネル1が折畳み自在に連結されてなる折
畳み式開閉体で部屋の間口や,建物の出入口などを開閉
する場合には,図12に示すように間口や出入口などの
上辺に本線ハンガーレール2と,この本線ハンガーレー
ル2の一端側に分岐ハンガーレール3を設置し,各パネ
ル1には,それらの上辺一端寄りから直立する軸棒4を
設け,この各軸棒4には,図13に示すように上吊りコ
ロ5を取付け,この各上吊りコロ5を本線ハンガーレー
ル2と分岐ハンガーレール3とに交互に転動させて,各
パネル1を折り畳むことにより,部屋の間口や,建物の
出入口などを開放し,上記のように折畳まれた各パネル
1を本線ハンガーレール2側へ引き出すことにより,部
屋の間口や,建物の出入口などの閉鎖をしている。
【0003】 上記従来の折畳み式開閉体では,各パネ
ル1を折畳んだ状態において,最初のパネル1Aのみを
人手で本線ハンガーレール2側へ引き出しても,図13
に示すように後続の各パネル1が折畳まれた位置に留ま
っているため,最初のパネル1Aに近いパネル1Cが本
線ハンガーレール2と分岐ハンガーレール3の間で斜め
になったままで,上吊りコロ5,5間には,本線ハンガ
ーレール2と分岐ハンガーレール3の間隔を狭めようと
する力が作用し,後続の各パネル1を順次自動的に引き
出すことができなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 そこで,従来は最初
のパネル1Aを人手で本線ハンガーレール2側へ引き出
した直後に,折畳まれている後続のパネル群を人手で最
初のパネル1Aの引き出し方向へ押してから,2枚目の
パネル1Bを人手で本線ハンガーレール2側へ引き出
し,その直後に,折畳まれている後続のパネル群を人手
で上記1枚目と2枚目のパネル1A,1Bの引き出し方
向へ押してから,3枚目のパネル1Cを人手で本線ハン
ガーレール2側へ引き出すという面倒な操作を繰り返す
ことにより,後続のパネル群を順次本線ハンガーレール
2側へ引き出して,部屋の間口や,建物の出入口などの
閉鎖をし,また,上記の操作と逆の面倒な操作を繰り返
すことにより,部屋の間口や,建物の出入口などを開放
していたから,各パネル1の引き出しや,折畳みに手間
がかかり,部屋の間口の開閉作業や,建物の出入口など
の開閉作業の能率が悪いばかりでなく,パネル1の枚数
が多くなればなるほど,折畳まれているパネル群の嵩張
り及び重量が増大するため,上記のような開閉作業は益
々困難になるという問題点があった。本発明は,分岐ハ
ンガーレールを省き,本線ハンガーレールの一端に連結
する1本のケース体により,折畳み式開閉体をスムーズ
に収納折畳んだり,引き出したりできる折畳み式開閉体
の収納折畳み装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために,本発明は, 天板と,この天板の両側縁からそれぞれ垂れ下がる
両側壁とを有し,かつ,本線ガイドレールの一端に連結
する1本のケース体を設け,上記両側壁の下端縁から内
側へ突出させた突出板の各先端縁には,後記水平コロが
転動自在に掛合するガイドレールを設け,上記両側壁の
内面のうち,上記各突出板から上方へ間隔を置いた位置
には,後記上吊りコロが転動自在に掛合する各ハンガー
レールを設け,上記両側壁のどちらかの側壁の中間部分
には,上記ガイドレールを切り離すように切欠した切欠
口を設け,この切欠口の後端部には,上記ガイドレール
に沿って転動して来る後記水平コロが上記切欠口外へ転
がり出るように傾斜する自動切替レバー本体の基端を枢
着し,この自動切替レバー本体には,同自動切替レバー
本体を上記の傾斜状態に常時付勢するばねを懸架し,上
記自動切替レバー本体の先端には,後記水平コロが取付
けられていない軸棒の通路を遮断するように傾斜する自
動切替レバー片を設け,折畳み自在に連結された各開閉
部材の上辺一端寄りから直立するように設けた各軸棒に
は,上記各ハンガーレールに交互に,かつ,転動自在に
掛合する上吊りコロを取付け,上記各軸棒のうち,1本
置きの軸棒ごとに上記ガイドレールに転動自在に掛合す
る水平コロを取付ける点に特徴を有し, 項記載の折畳み式開閉体の収納折畳み装置におい
て,各ハンガーレールが両側壁の内面において上下2段
に設けられ,各上吊りコロのうち,1個置きの上吊りコ
ロが片側の上段ハンガーレール,又は,下段ハンガーレ
ールに転動自在に掛合し,残りの上吊りコロが反対側の
下段ハンガーレール,又は,上段ハンガーレールに転動
自在に掛合している点に特徴を有するものである。
【0006】
【発明の実施の態様】 以下図1ないし図11にもとづ
いて本発明の実施の形態を説明すると,開閉部材の一例
として,図1に示すように板材で製作されたパネル6を
使用することにし,それらをパネル6の進行方向に対し
て左側にも右側にも曲がるように構成された蝶番7によ
り折畳み自在に連結して,折畳み式開閉体8を製作す
る。そして,図2及び図5に示すように各パネル6の上
辺一端寄りから直立するように設けた軸棒9には,後記
上吊りコロ,又は,後記上吊りコロと後記水平コロを取
付ける。
【0007】 10は折畳み式開閉体8を折畳み収納す
る1本のケース体で,その出入口10Aを,例えば,図
1に示した本線ガイドレール35の一端端面に連結させ
る。このケース体10は,例えば,アルミ材,又は,ア
ルミ合金材で成形されてなり,図2,図5及び図6に示
すように天板11と,天板11の両側縁からそれぞれ垂
れ下がる両側壁12A,12Bとを有し,両側壁12
A,12Bの下端縁から内側へ折曲することにより突出
させた突出板13A,13Bの各先端縁には,後記水平
コロが転動自在に掛合するガイドレール14を設け,両
側壁12A,12Bの内面のうち,突出板13A,13
Bから上方へ間隔を置いた位置から内側へ突出させた突
出板15A,15Bの各先端縁と天板11の内面には,
上吊りコロ16が転動自在に掛合する溝形の各ハンガー
レール17A,17Bを設け,両側壁12A,12Bの
どちらかの側壁,例えば,ケース体10の出入口10A
から見て左側の側壁12Aの中間部分には,図2ないし
図4に示すようにガイドレール14を切り離すように切
欠した切欠口18を設けてある。
【0008】 切欠口18の後端部19には,ガイドレ
ール14に沿って転動して来る後記水平コロが切欠口1
8外へ転がり出るように傾斜する自動切替レバー本体2
0の基端21を突出板13Aの下面に固定したブラケッ
ト22の先端に垂直に設けた軸ピン23により枢着し,
自動切替レバー本体20の中間部に設けたフック24と
突出板13Aの下面後方部に設けたばね止め具25との
間には,自動切替レバー本体20を上記の傾斜状態に常
時付勢するコイルばね26を懸架し,自動切替レバー本
体20の先端27には,図2ないし図4に示すように先
端28が切欠口18の先端部29内に入り込み,かつ,
後記水平コロが取付けられていない軸棒の通路を遮断す
るように傾斜する自動切替レバー片30を,その基端3
1が自動切替レバー本体20の先端27から折れ曲がる
ようにして設け,ガイドレール14のうち,自動切替レ
バー本体20の先端27が当接する部分には,図4に示
すようにスポンジなどのクッション材32を取付け,ク
ッション材32の肉厚によって自動切替レバー片30の
先端28が切欠口18の先端部29内へ常時入り込むよ
うに支持されている。
【0009】 各軸棒9の上端には,上吊りコロ16を
それらが各ハンガーレール17A,17Bに交互に,か
つ,転動自在に掛合するように取付金具33で取付け
る。すなわち,相隣る軸棒9A,9Bのうち,一方の軸
棒9Bの上端には,図5に示すように上吊りコロ16が
左側のハンガーレール17Aに掛合するように取付金具
33で取付けられ,他方の軸棒9Aの上端には,図6に
示すように上吊りコロ16が右側のハンガーレール17
Bに掛合するように取付金具33で取付けられている。
そして,各軸棒9のうち,折畳み式開閉体8の引き出し
端側から見て2本目の軸棒9Bから1本置きの軸棒9B
ごとに図5に示すようにガイドレール14に転動自在に
掛合して,折畳み式開閉体8の上辺の振れを防止する水
平コロ34が取付けられ,1本目の軸棒9Aから1本置
きの軸棒9Aごと及び最後の軸棒9Aには,水平コロ3
4が取付けられていない。
【0010】 上記の構成よりなる折畳み式開閉体の収
納折畳み装置は,ケース体10を,例えば,部屋の間口
の上辺一端側や,建物の出入口の上辺一端側などに固定
し,かつ,ガイドレール14及び各ハンガーレール17
A,17Bと同様のレールを有するアルミ材,又は,ア
ルミ合金材製の本線ガイドレール35の一端端面に,対
応するレール同志をそれぞれ連通させながらケース体1
0の出入口10Aを連結することにより設置される。そ
して,各水平コロ34をガイドレール14とそれに連通
するガイドレールとに転動自在に掛合させるとともに,
各上吊りコロ16を各ハンガーレール17A,17Bと
それらに連通する各ハンガーレールとに交互に,かつ,
転動自在に掛合させることにより,部屋の間口や,建物
の出入口などが折畳み式開閉体8によって閉鎖された状
態において,折畳み式開閉体8をケース体10に向けて
手動,又は,電動により押して行く。すると,各水平コ
ロ34がガイドレール14に沿って転動すると同時に,
各上吊りコロ16が各ハンガーレール17A,17Bに
沿って転動し,水平コロ34が取付けられている軸棒9
Bと水平コロ34が取付けられていない軸棒9Aがケー
ス体10の出入口10Aからケース体10内へ交互に入
り込んで行き,各パネル6は180度に展開するように
連結された状態でケース体10の下側へ進行する。
【0011】 各水平コロ34は順次自動切替レバー本
体20の先端27に乗り移った後,自動切替レバー本体
20の表側傾斜面20Aを転がり上がっては,図4に示
すように切欠口18外へ跳ね出すので,軸棒9B側の蝶
番7による各パネル6の連結部が順次折畳まれながらケ
ース体10の下側からケース体10の左側へ跳ね出す。
また,各軸棒9Aは順次自動切替レバー片30の傾斜縁
30Aに接しつつケース体10の奥内に向かって移動
し,自動切替レバー片30及び自動切替レバー本体20
をコイルばね26の弾力に抗し,かつ,軸ピン23を支
点にして切欠口18の外側へ押し退けて,軸棒9Aの通
路を開通させては,ケース体10の奥内へ進入するの
で,軸棒9A側の蝶番7による各パネル6の連結部がケ
ース体10内において順次折畳まれる。なお,クッショ
ン材32は各水平コロ34が自動切替レバー本体20の
先端27に乗り移るときに生じる衝撃力及び衝撃音を吸
収する役目もする。
【0012】 以上の動作により折畳まれて部屋の間口
や,建物の出入口などを開放した折畳み式開閉体8をケ
ース体10から手動,又は,電動により引き出すと,切
欠口18外へ跳ね出していた各水平コロ34が順次切欠
口18内に向かって移動し,自動切替レバー本体20の
表側傾斜面20Aを転がり下がってガイドレール14に
転動自在に掛合しては,ケース体10の出入口10Aか
らケース体10外へ軸棒9Bと一緒に移動するので,軸
棒9B側の蝶番7による各パネル6の連結部が順次18
0度に展開される。また,ケース体10の奥内に進入し
た各軸棒9Aが各上吊りコロ16を各ハンガーレール1
7A,17Bに沿って転動させながら自動切替レバー本
体20の裏側傾斜面20Bに接しつつケース体10の出
入口10Aに向かって順次移動し,自動切替レバー本体
20及び自動切替レバー片30をコイルばね26の弾力
に抗し,かつ,軸ピン23を支点にして切欠口18の外
側へ押し退けて,軸棒9Aの通路を開通させては,ケー
ス体10の出入口10Aからケース体10外へ各上吊り
コロ16と一緒に移動するので,軸棒9A側の蝶番7に
よる各パネル6の連結部が順次180度に展開される。
以上の動作により部屋の間口や,建物の出入口などが折
畳み式開閉体8によって閉鎖される。なお,クッション
材32は各水平コロ34が自動切替レバー本体20の先
端27からガイドレール14に移るときに生じる衝撃力
及び衝撃音を吸収する役目もする。
【0013】 部屋の間口や,建物の出入口などを閉鎖
した折畳み式開閉体8の下辺には,適当間隔を置いて落
とし錠を取付け,この各落とし錠を間口や出入口などの
下辺に設けられている各穴へ落とし込んで,折畳み式開
閉体8の下辺の振れを防止したり,間口や出入口などの
下辺に沿って溝を設け,折畳み式開閉体8の下辺には,
適当間隔を置いて下向きに突出する軸棒を取付け,この
各軸棒に上記溝に沿って転動する水平コロを取付けて,
折畳み式開閉体8の下辺の振れを防止したりする。
【0014】 本発明は,図7,図10及び図11に示
すようにケース体10の両側壁12A,12Bの内面に
上下2段ずつのハンガーレール17C,17D及び17
E,17Fを設けることもある。これらのハンガーレー
ルは,例えば,凸条に成形し,各上吊りコロ16には,
上記凸条レールに掛合する溝付きコロを使用する。そし
て,相隣る軸棒9A,9Bのうち,一方の軸棒9Bの上
端に上吊りコロ16を図10に示すように左側上段のハ
ンガーレール17Cに掛合させるように取付金具33で
取付ける場合には,他方の軸棒9Aの上端に上吊りコロ
16を図11に示すように右側下段のハンガーレール1
7Fに掛合させるように取付金具33で取付け,逆に,
一方の軸棒9Bの上端に上吊りコロ16を左側下段のハ
ンガーレール17Dに掛合させるように取付金具33で
取付ける場合には,他方の軸棒9Aの上端に上吊りコロ
16を右側上段のハンガーレール17Eに掛合させるよ
うに取付金具33で取付ける。すなわち,左右両側の上
下2段ずつのハンガーレール17C,17D及び17
E,17Fにおいて,相隣る上吊りコロ16,16を,
それらの位置関係が上下にずれるように掛合させるとと
もに,左右逆向きに掛合させる。
【0015】 上記ケース体10に連結する本線ガイド
レールの両側壁の内面にも上下2段ずつのハンガーレー
ルを設けるとともに,両側壁の下端には,水平コロが転
動自在に掛合するガイドレールを設ける。そして,各パ
ネル6の上片一端寄りから直立するように設けた軸棒9
のうち,折畳み式開閉体8の引き出し端側から見て2本
目の軸棒9Bから1本置きの軸棒9Bごとに図10に示
すようにガイドレール14に転動自在に掛合する水平コ
ロ34が取付けられ,1本目の軸棒9Aから1本置きの
軸棒9Aごと及び最後の軸棒9Aには,水平コロ34が
取付けられていない。自動切替レバー機構には,000
8項で説明した自動切替レバー本体20及び自動切替レ
バー片30からなる自動切替レバー機構と同じ機構を採
用するので,折畳み式開閉体8のケース体10に対する
収納折畳み動作や,ケース体10から折畳み式開閉体8
を引き出す動作は,0010項ないし0012項で説明
した動作と同じになる。
【0016】 本発明は,上記各実施の形態の項で説明
した構成に限定されるものではなく,例えば,ケース体
10の出入口10Aに連結する本線ガイドレール35に
は,直線状のガイドレールを採用することもあり,図1
に示すように蛇行するガイドレールを採用することもあ
り,一方向へカーブしたり,環状にカーブするガイドレ
ールなどを採用することもある。また,開閉部材には,
板材で製作されたパネルのほか,ガラスをはめ込んだパ
ネル,その他の材質,形状及び構造を有するパネルを使
用することもあり,パネルの代わりに折畳み収納方式パ
イプゲート(PPゲート)その他各種形状,構造を有す
る開閉部材を使用することもある。また,切欠口18及
び自動切替レバー機構をケース体10の出入口10Aか
ら見て右側の側壁12Bに設けることもあるなど本発明
装置の各構成の材質,寸法,形状,構造などを,本発明
装置の使用態様に応じて適宜設計変更しうる。なお,本
発明装置は,部屋の間口や,建物の出入口などの開閉に
使用するほか,風呂場が内風呂,露天風呂のどちらにも
利用できる壁体の開閉に使用することもあり,花店その
他の店舗のウィンドウ用シャッターの開閉に使用するこ
ともあり,その他の用途に使用することもある。
【0017】
【発明の効果】 本発明は,叙上のように構成したか
ら,次のような効果を奏する。 従来のように分岐ガイドレールを設ける必要が無
く,1本に連なるレールで折畳み式開閉体の各開閉部材
をケース体側へ順次自動的に折畳んだり,ケース体から
順次自動的に引き出すことができるため,折畳み式開閉
体の収納折畳み作業や,引き出し作業を手動,又は,電
動でスムーズに行うことができ,それらの作業能率を従
来装置に比し格段に向上できる。 開閉部材の数がいくら多くなっても,それらの収納
折畳みや,引き出しを容易に行える。 各開閉部材の折畳み幅を小さくすることができ,特
に,請求項2記載の発明装置では,相隣る上吊りコロが
上下左右にずれた状態で各開閉部材が折畳まれるため,
請求項1記載の発明装置に比し,各開閉部材をより緻密
に折畳める。 従来装置に比し,構成が簡潔であるため,故障が極
めて少なく,しかも,各開閉部材を規則正しく収納折畳
みできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置によって折畳み式開閉体が収納折
畳まれる状態を概略的に示す図である。
【図2】 本発明装置の斜視図である。
【図3】 本発明装置の自動切替レバー機構が設けられ
ている部分の正面図である。
【図4】 図3の部分を見上げた状態を示す図である。
【図5】 図3のAーA線断面図である。
【図6】 図3のBーB線断面図である。
【図7】 ケース体の両側壁内面に上下2段ずつのハン
ガーレールを設けた本発明装置の斜視図である。
【図8】 図7の装置の自動切替レバー機構が設けられ
ている部分の正面図である。
【図9】 図8の部分を見上げた状態を示す図である。
【図10】 図8のAーA線断面図である。
【図11】 図8のBーB線断面図である。
【図12】 従来の折畳み式開閉体の収納折畳み装置の
構成を概略的に示す図である。
【図13】 上記従来装置において,本線ハンガーレー
ルに掛合した上吊りコロと分岐ハンガーレールに掛合し
た上吊りコロの間に上記両ハンガーレールの間隔を狭め
ようとする力が作用する状態を示す図である。
【符号の説明】
6 パネル 7 蝶番 8 折畳み式開閉体 9 軸棒 10 ケース体 10A ケース体の出入口 11 天板 12A,12B 両側壁 13A,13B 突出板 14 ガイドレール 15A,15B 突出板 16 上吊りコロ 17A,17B ハンガーレール 17C,17D 左側上下2段のハンガーレール 17E,17F 右側上下2段のハンガーレール 18 切欠口 20 自動切替レバー本体 23 軸ピン 26 コイルばね 30 自動切替レバー片 33 取付金具 34 水平コロ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と,この天板の両側縁からそれぞれ
    垂れ下がる両側壁とを有し,かつ,本線ガイドレールの
    一端に連結する1本のケース体を設け,上記両側壁の下
    端縁から内側へ突出させた突出板の各先端縁には,後記
    水平コロが転動自在に掛合するガイドレールを設け,上
    記両側壁の内面のうち,上記各突出板から上方へ間隔を
    置いた位置には,後記上吊りコロが転動自在に掛合する
    各ハンガーレールを設け,上記両側壁のどちらかの側壁
    の中間部分には,上記ガイドレールを切り離すように切
    欠した切欠口を設け,この切欠口の後端部には,上記ガ
    イドレールに沿って転動して来る後記水平コロが上記切
    欠口外へ転がり出るように傾斜する自動切替レバー本体
    の基端を枢着し,この自動切替レバー本体には,同自動
    切替レバー本体を上記の傾斜状態に常時付勢するばねを
    懸架し,上記自動切替レバー本体の先端には,後記水平
    コロが取付けられていない軸棒の通路を遮断するように
    傾斜する自動切替レバー片を設け,折畳み自在に連結さ
    れた各開閉部材の上辺一端寄りから直立するように設け
    た各軸棒には,上記各ハンガーレールに交互に,かつ,
    転動自在に掛合する上吊りコロを取付け,上記各軸棒の
    うち,1本置きの軸棒ごとに上記ガイドレールに転動自
    在に掛合する水平コロを取付けてなる折畳み式開閉体の
    収納折畳み装置。
  2. 【請求項2】 各ハンガーレールが,両側壁の内面にお
    いて上下2段に設けられ,各上吊りコロのうち,1個置
    きの上吊りコロが片側の上段ハンガーレール,又は,下
    段ハンガーレールに転動自在に掛合し,残りの上吊りコ
    ロが反対側の下段ハンガーレール,又は,上段ハンガー
    レールに転動自在に掛合している請求項1記載の折畳み
    式開閉体の収納折畳み装置。
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