JP2558093Y2 - 壁部開口部の開閉装置 - Google Patents

壁部開口部の開閉装置

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JP2558093Y2
JP2558093Y2 JP8546991U JP8546991U JP2558093Y2 JP 2558093 Y2 JP2558093 Y2 JP 2558093Y2 JP 8546991 U JP8546991 U JP 8546991U JP 8546991 U JP8546991 U JP 8546991U JP 2558093 Y2 JP2558093 Y2 JP 2558093Y2
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治郎 河合
温夫 池田
建夫 里内
真人 吉永
正明 田部
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Bunka Shutter Co Ltd
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Takenaka Corp
Bunka Shutter Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井クレーン等、或は
トラック等の車輌が通過する為等で設けられる壁部開口
部の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井クレーン等が通過する為設け
られた壁部開口部の開閉装置としては、図5に示す様
に、天井クレーン等が通過する壁部開口部に、2枚1組
で観音開き方式の扉体1,1が設けられていた。
【0003】又、一般の出入口の開閉装置としては図7
に示す建物用シャッタ25が設けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述した観
音開き方式の開閉装置では、各扉1,1毎に開閉機構を
設ける必要が有り、構造が複雑になると共に開及び閉状
態の保持は各扉1,1の回転支持部で行うことになるの
で、強風が吹いた場合回転支持部に大きな回転力が作用
する。更に、クレーンの走行レール2と扉1,1とが干
渉しない様にする為、左右のレール2,2の間に隙間が
必要となる。更に、図6で示す様に隣地と隣接して観音
開き方式の開閉装置が設けられた場合は、外開きとする
と扉1が隣地にはみ出してしまい、又内開きとすると開
口部の間口がWからW′と小さくなってしまう等の問題
があった。
【0005】又、図8に示す様に前記建物用シャッタ2
5では間口高さが高くなってくるとシャッタカーテンの
収納箱26の寸法が大きくなり、やはり間口高さがhか
らh′へと低くなってしまうという問題があった。
【0006】本考案は斯かる実情に鑑み、構造が簡潔
で、安定性のよい、而も開口部面積を有効に使用できる
壁部開口部の開閉装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本考案は、偶数枚の扉体を
屈折自在に連結すると共に扉体を折畳み方向に付勢し、
最下段下端を建屋側に枢着し、下方から偶数枚目の扉体
の上端側を開口部に沿って設けたガイドレールに移動自
在に係合させ、前記ガイドレールの下端下方に開閉モー
タにより駆動される巻取ドラムを設け、該巻取ドラムの
上方、扉体閉状態で偶数枚目の扉体の中途高さに位置す
る様ガイドシーブを設け、前記巻取ドラムからの開閉ロ
ープを前記偶数枚目の扉体の中途高さに係着し、該偶数
枚目の扉体の上端側に前記開閉ロープと係合可能な昇降
シーブを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】巻取ドラムより開閉ロープを繰出すことで、折
畳み方向の付勢力により、又扉体の自重により扉体が屈
折、折畳まれ、開口部が開放する。又、巻取ドラムによ
り開閉ロープを巻取ると、開閉ロープの張力で昇降シー
ブが押上げられ閉動作を開始し、更に開閉ロープの係着
点が引寄せられて扉体が開口部を閉鎖する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
【0010】先ず図1〜図3に於いて第1の実施例を説
明する。
【0011】開口部両側縁に沿って立設した側柱3,3
の屋内側に断面略凹字形で両端縁に鍔部4を形成した補
助側柱5を固定し、該補助側柱5の上半部所要位置にガ
イドシーブ6を枢着する。又、該補助側柱5の前記鍔部
4,4に断面コ字状のレール保持金具7,7を対称的に
取付け、該レール保持金具7,7の上部所要位置を連結
具8によって連結する。前記レール保持金具7のうち外
側に位置するものにガイドレール9を取付ける。
【0012】前記補助側柱5の下端にブラケット10を
固着し、該ブラケット10に下扉体11を回転自在に取
付け、該下扉体11に上扉体12を折畳自在に連結す
る。該上扉体12の上面両端部に軸受支持具13を固着
し、該軸受支持具13に軸14を嵌着し、該軸14に昇
降シーブ15、更に昇降ローラ16を回転自在に設け
る。該昇降ローラ16は、前記ガイドレール9に転動自
在に嵌合させる。
【0013】前記ブラケット10の更に下方に、開閉モ
ータ17により駆動されるドラム18を設け、該ドラム
18に巻付けた開閉ロープ19を前記ガイドシーブ6に
掛回し、前記上扉体12の側端面所要位置に係着する。
又、開閉ロープ19の係着は特に図示しないが、リング
を介して回転自在とする。更に、係着点の位置は、上扉
体12の直立状態(扉体の閉状態)で、前記ガイドシー
ブ6と略対向する位置にする。
【0014】前記下扉体11と建屋20側との間に弾発
ユニット21を設け、該下扉体11を倒伏方向に付勢す
る。
【0015】尚、図中22は天井クレーンの走行レール
であり、前記上扉体12には、該走行レール22を避け
る為の欠切部23が設けてある。又、24は、建屋20
側に設けた扉体ストッパを示す。
【0016】以下、作動を説明する。
【0017】図1、図2中、実線で示す扉閉状態から、
開口部を開放するには、開閉モータ17を駆動して、ド
ラム18より開閉ロープ19を繰出す。前記弾発ユニッ
ト21及び上下扉体12,11の自重により、両扉体1
2,11は屈折しつつ下降する。両扉体12,11の下
降途中で、上扉体12に設けた昇降シーブ15が前記開
閉ロープ19に係合し、係合した後は該開閉ロープ19
をたぐりながら下降してゆく。
【0018】開口部が開放された状態では、上扉体1
2、下扉体11は前記扉体ストッパ24に当接し、水平
状態で折畳んだ状態であり、前記開閉ロープ19は、上
扉体12の上端、昇降シーブ15により略直角に屈曲さ
れた状態となっている。
【0019】次に、開口部の閉作動について説明する。
【0020】開閉モータ17を駆動し、ドラム18を回
転させ開閉ロープ19を巻取る。開閉ロープ19の巻取
りにより、該開閉ロープ19に張力が発生し、昇降シー
ブ15を上方に押上げる。この昇降シーブ15の押上げ
により、扉体12,11の閉動作が開始し、ある程度扉
体12,11が上昇すると、開閉ロープ19の巻取り
で、該開閉ロープ19の係着点が更にガイドレール9側
に引寄せられ。扉体12,11の上昇動作が継続され
る。
【0021】完全に扉体12,11が開口部を閉鎖する
と、開閉ロープ19の係着点は、略ガイドシーブ6と対
峙した位置となり、ドラム18或はモータ17の回転を
拘束すると、扉体12,11は前記開閉ロープ19を介
して閉状態が維持される。而して、扉体12,11は上
端、下端及び中間点と3点で支持され、安定して閉状態
が維持される。
【0022】尚、上記実施例では弾発ユニット21を下
扉体11と建屋20との間に設けたが、上扉体12と下
扉体11との間に設けてもよい。又、弾発ユニットとし
てはガススプリング、或はコイルスプリングをシリンダ
内に組込んだもの等種々考えられる。更に、上記実施例
では、上下2枚1組の扉体としたが、4枚又は所要偶数
枚を1組としてもよいことは勿論である。
【0023】次に図4は、一般の建物出入口用として実
施した場合を示している。尚、図4中、図1〜図3中で
示したものと同一機能を有するものについては同一符号
を付してある。
【0024】床面27にピット28を掘設し、該ピット
28に前記モータ17、ドラム18等の開閉駆動部を設
置する。
【0025】上扉体12の格納位置よりも上方の位置、
前記ピット28両側壁面に水平レール29を設け、該水
平レール29の反ガイドレール9側端位置に垂直レール
30をL字状に連設する。
【0026】前記ピット28の平面形状と同じ大きさを
有する蓋体31の両側端に2個宛の開閉ローラ32、3
3を設け、前端側のローラ32を前記水平レール29に
転動自在に嵌合させ、後端のローラ33を前記垂直レー
ル30に転動自在に嵌合させる。
【0027】前記ピット28にモータ34、ドラム35
を設け、該ドラム35は該モータ34により駆動され
る。該ドラム35に巻付けたロープ36の一端をガイド
シーブ37を掛回した後前記蓋体31の後端に係着す
る。
【0028】而して、図4は開口部が閉塞され、ピット
28が開放された状態を示し、前記下扉体11、上扉体
12が格納されると前記モータ34によりロープ36を
繰出す。前記蓋体31は自重で前記水平レール29、垂
直レール30に沿って降下してゆき、最終的には水平状
態となって前記ピット28を閉塞する。
【0029】而して、該ピット28が前記蓋体31で閉
塞されることで、トラック等の車輌は壁部開口部を自在
に通過できる。
【0030】又、壁部開口部を開放する場合は、モータ
34を駆動して、ドラム35よりロープ36を巻取り、
蓋体31を引上げ、ピット28を開放する。前記した様
に、開閉モータ17を駆動して下扉体11、上扉体12
を上昇させて壁部開口部を閉塞する。
【0031】前記モータ34を駆動して蓋体31を降下
させ、ピット28を閉塞する。
【0032】尚、前記下扉体11、上扉体12に充分な
強度を与えれば、該下扉体11、上扉体12で前記蓋体
31を兼ねることができ、蓋体31を省略することが可
能である。
【0033】又、蓋体31によるピット28の閉塞方法
は種々考えられ、例えば蓋体を開口部の側壁に沿って設
けると共に下端を回転自在に支持し、蓋体の下端を中心
に蓋体を回転させピットの閉塞、開放を行ってもよい、
等である。
【0034】
【考案の効果】以上述べた如く本発明によれば、開閉駆
動部も含めて全ての機構を開口部幅に収めることがで
き、又扉体の駆動部も1組だけでよく、構造をコンパク
ト且簡素化することができる。又、開閉ロープの保持に
より扉体を充分に支持することが可能であり、風圧が作
用しても閉状態を安定に支持することができる。更に、
扉体の欠切部分は走行レール部分だけでよく、最小限と
することができる、或は開口部面積を最大限有効利用す
ることが可能である等の種々優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例の側面図である。
【図2】同前実施例の背面図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】本考案の他の実施例の側面図である。
【図5】従来例の概略図である。
【図6】該従来例の動作図である。
【図7】従来例の概略図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
9 ガイドレール 11 下扉体 12 上扉体 15 昇降シーブ 17 開閉モータ 18 ドラム 19 開閉ロープ 20 建屋 21 弾発ユニット 28 ピット 29 水平レール 30 垂直レール 31 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 里内 建夫 東京都中央区銀座8丁目21−1 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)考案者 吉永 真人 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化 シヤッター株式会社内 (72)考案者 田部 正明 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化 シヤッター株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−248146(JP,A) 実開 昭61−159579(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偶数枚の扉体を屈折自在に連結すると共
    に扉体を折畳み方向に付勢し、最下段下端を建屋側に枢
    着し、下方から偶数枚目の扉体の上端側を開口部に沿っ
    て設けたガイドレールに移動自在に係合させ、前記ガイ
    ドレールの下端下方に開閉モータにより駆動される巻取
    ドラムを設け、該巻取ドラムの上方、扉体閉状態で偶数
    枚目の扉体の中途高さに位置する様ガイドシーブを設
    け、前記巻取ドラムからの開閉ロープを前記偶数枚目の
    扉体の中途高さに係着し、該偶数枚目の扉体の上端側に
    前記開閉ロープと係合可能な昇降シーブを設けたことを
    特徴とする壁部開口部の開閉装置。
  2. 【請求項2】 床面にピットを掘設し、該ピットに開閉
    モータ、巻取ドラム等の扉体開閉機構を収納させ、該ピ
    ットへ扉体を格納した時に該ピット開口部を閉塞可能と
    した請求項1の壁部開口部の開閉装置。
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