JP2983609B2 - マルチパスノイズ低減回路 - Google Patents
マルチパスノイズ低減回路Info
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- JP2983609B2 JP2983609B2 JP2295024A JP29502490A JP2983609B2 JP 2983609 B2 JP2983609 B2 JP 2983609B2 JP 2295024 A JP2295024 A JP 2295024A JP 29502490 A JP29502490 A JP 29502490A JP 2983609 B2 JP2983609 B2 JP 2983609B2
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マルチパスノイズ低減回路、特にFM受信機
において、マルチパスノイズが発生したときにステレオ
受信からモノラル受信に切り替えるマルチパスノイズ低
減回路の改良に関する。
において、マルチパスノイズが発生したときにステレオ
受信からモノラル受信に切り替えるマルチパスノイズ低
減回路の改良に関する。
[従来の技術] FM受信機において、電波の反射その他に起因して生じ
るマルチパスノイズの除去は従来において大きな問題で
あり、特に電波受信状況が刻々変化する車載ラジオ受信
機において、特に重要な問題である。
るマルチパスノイズの除去は従来において大きな問題で
あり、特に電波受信状況が刻々変化する車載ラジオ受信
機において、特に重要な問題である。
一般的にこのようなマルチパスノイズは通常のステレ
オ受信からモノラル受信に切り替えることによってノイ
ズの低減を図ることができる。
オ受信からモノラル受信に切り替えることによってノイ
ズの低減を図ることができる。
第4図には、従来におけるマルチパス低減回路の一例
が示されている。
が示されている。
図において、アンテナ10から受信された信号はフロン
トエンド12において高周波増幅及び周波数変換され、IF
アンプ14に送られる。
トエンド12において高周波増幅及び周波数変換され、IF
アンプ14に送られる。
IFアンプ14の出力はFM検波回路16でFM検波され、ステ
レオ復調回路18で左右ステレオ信号に分離され、端子R
及びLから後段へ出力される。
レオ復調回路18で左右ステレオ信号に分離され、端子R
及びLから後段へ出力される。
受信信号の中に混入しているマルチパスノイズはこの
IFアンプ14から検出され、従来において、このようなマ
ルチパスノイズ検知器としてはS(シグナル)メータ20
が好適である。
IFアンプ14から検出され、従来において、このようなマ
ルチパスノイズ検知器としてはS(シグナル)メータ20
が好適である。
このSメータ20はIFアンプ14の出力レベルを検知す
る。マルチパスノイズはSメータ20の出力に高周波成分
として混入するので、このSメータ20出力から交流成分
を取り出すことによってノイズの大きさを知ることがで
きる。
る。マルチパスノイズはSメータ20の出力に高周波成分
として混入するので、このSメータ20出力から交流成分
を取り出すことによってノイズの大きさを知ることがで
きる。
第4図においてSメータ20の出力はレベルシフタ22に
より交流成分の取り出し及び電圧レベルの調整が行わ
れ、マルチパスノイズが発生したことを認識すると充放
電回路24にノイズ発生信号を供給する。
より交流成分の取り出し及び電圧レベルの調整が行わ
れ、マルチパスノイズが発生したことを認識すると充放
電回路24にノイズ発生信号を供給する。
第5図にはこのようなSメータ20によるマルチパスノ
イズの検知作用が一例として示されており、図示の如く
マルチパスノイズ発生時にはSメータ出力電圧が急激に
変化し、これによってノイズ発生を知ることができる。
イズの検知作用が一例として示されており、図示の如く
マルチパスノイズ発生時にはSメータ出力電圧が急激に
変化し、これによってノイズ発生を知ることができる。
レベルシフタ22のノイズ検知信号は充放電回路24に供
給され、予め定められた充放電時定数に従った信号を出
力する。第5図にはこのような充放電電圧波形が示され
ており、前記マルチパスノイズ発生時に急激に充電し、
またこれを所定時定数にて放電する信号が出力される。
給され、予め定められた充放電時定数に従った信号を出
力する。第5図にはこのような充放電電圧波形が示され
ており、前記マルチパスノイズ発生時に急激に充電し、
またこれを所定時定数にて放電する信号が出力される。
従来において、この充放電時間は一定値に定められて
おり、例えば第4図の充放電回路24に外部接続されたコ
ンデンサ26がこのような時定数を定めている。
おり、例えば第4図の充放電回路24に外部接続されたコ
ンデンサ26がこのような時定数を定めている。
第5図で示される充放電電圧出力は、分離制御回路28
へ供給され、基準電圧V0との比較により、この基準電圧
V0より充放電電圧が低い時に前記FM復調回路18にモノラ
ル切替信号を供給する。
へ供給され、基準電圧V0との比較により、この基準電圧
V0より充放電電圧が低い時に前記FM復調回路18にモノラ
ル切替信号を供給する。
従って、従来回路において、マルチパスノイズが発生
したときに充放電回路24の時定数と対応した時間だけFM
受信信号がモノラルに切り替えられることとなり、見掛
上のノイズ除去が行われる。
したときに充放電回路24の時定数と対応した時間だけFM
受信信号がモノラルに切り替えられることとなり、見掛
上のノイズ除去が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来において、前記充放電回路24の時
定数は一定値に定められており、このために、マルチパ
スノイズの発生度合が変化する実際の受信状態には必ず
しも適合しない現象が生じていた。
定数は一定値に定められており、このために、マルチパ
スノイズの発生度合が変化する実際の受信状態には必ず
しも適合しない現象が生じていた。
すなわち、前記時定数、例えば第5図の放電時定数Tr
を長く設定した場合には、マルチパスノイズが頻繁に発
生する場合には、モノラル受信を多用して良好なノイズ
低減作用を行うことができるが、一方において、このよ
うな長い時定数でマルチパスノイズの発生頻度が少なく
なった場合、不必要にモノラル受信時間が長くなるとい
う弊害が生じていた。
を長く設定した場合には、マルチパスノイズが頻繁に発
生する場合には、モノラル受信を多用して良好なノイズ
低減作用を行うことができるが、一方において、このよ
うな長い時定数でマルチパスノイズの発生頻度が少なく
なった場合、不必要にモノラル受信時間が長くなるとい
う弊害が生じていた。
また、反対に、前記時定数を短く設定した場合には、
マルチパスノイズの発生頻度が少ない場合には最適制御
となるが、一方、この発生頻度が増加したときにはモノ
ラルとステレオとの切り替えが頻繁に行われ、聴取者に
違和感を与えてしまうという問題があった。
マルチパスノイズの発生頻度が少ない場合には最適制御
となるが、一方、この発生頻度が増加したときにはモノ
ラルとステレオとの切り替えが頻繁に行われ、聴取者に
違和感を与えてしまうという問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、充放電回路を用いてモノラル/ステレオ切
替を行うときにマルチパスノイズ密度に着目し、この密
度によって前記充放電回路の時定数を変化させ、FM受信
状況に応じたマルチパスノイズ低減作用を可能とした回
路を提供することである。
その目的は、充放電回路を用いてモノラル/ステレオ切
替を行うときにマルチパスノイズ密度に着目し、この密
度によって前記充放電回路の時定数を変化させ、FM受信
状況に応じたマルチパスノイズ低減作用を可能とした回
路を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、受信信号に混
入するマルチパスノイズを検出するマルチパスノイズ検
知器と、前記マルチパスノイズ検知器によってマルチパ
スノイズが検知された時に充放電作用を行う充放電回路
と、前記充放電回路の出力電圧を基準値と比較してマル
チパスノイズ発生時にFM復調回路にモノラル/ステレオ
切替信号を供給する分離制御回路と、前記充放電回路の
充放電時定数を切り替える時定数制御回路と、前記マル
チパスノイズ検知器の交流出力成分を所定時間計数して
マルチパスノイズ密度を計数するカウンタと、を含み、
前記カウンタ出力によって時定数制御回路の充放電時定
数を切り替えて、マルチパスノイズ密度によりモノラル
/ステレオ切替え時間を変化させることを特徴とする。
入するマルチパスノイズを検出するマルチパスノイズ検
知器と、前記マルチパスノイズ検知器によってマルチパ
スノイズが検知された時に充放電作用を行う充放電回路
と、前記充放電回路の出力電圧を基準値と比較してマル
チパスノイズ発生時にFM復調回路にモノラル/ステレオ
切替信号を供給する分離制御回路と、前記充放電回路の
充放電時定数を切り替える時定数制御回路と、前記マル
チパスノイズ検知器の交流出力成分を所定時間計数して
マルチパスノイズ密度を計数するカウンタと、を含み、
前記カウンタ出力によって時定数制御回路の充放電時定
数を切り替えて、マルチパスノイズ密度によりモノラル
/ステレオ切替え時間を変化させることを特徴とする。
[作用] 従って、本発明によれば、マルチパスノイズの密度が
大きい状況、すなわちノイズ発生頻度が高いときには充
放電回路の時定数を長くしてモノラル受信を多用し、一
方、前記密度が小さくノイズ発生頻度が低い時には時定
数を小さくしてモノラルからステレオへの復帰を迅速に
行い、Hi−Fi受信を可能にしたことを特徴とする。
大きい状況、すなわちノイズ発生頻度が高いときには充
放電回路の時定数を長くしてモノラル受信を多用し、一
方、前記密度が小さくノイズ発生頻度が低い時には時定
数を小さくしてモノラルからステレオへの復帰を迅速に
行い、Hi−Fi受信を可能にしたことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明す
る、 第1図には本発明に係るマルチパスノイズ低減回路の
好適な実施例に示し、前述した第4図に従来回路と同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
る、 第1図には本発明に係るマルチパスノイズ低減回路の
好適な実施例に示し、前述した第4図に従来回路と同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
第1図において特徴的なことは、前記充放電回路24の
時定数が時定数制御回路30によって切り替えられること
であり、実施例において、この時定数制御回路30は複数
のそれぞれ異なる時定数T1,T2,T3をもって時定数出力回
路32−1,32−2,32−3とこれらの出力回路32を切り替え
て充放電回路24へと供給する切替器34を含む。
時定数が時定数制御回路30によって切り替えられること
であり、実施例において、この時定数制御回路30は複数
のそれぞれ異なる時定数T1,T2,T3をもって時定数出力回
路32−1,32−2,32−3とこれらの出力回路32を切り替え
て充放電回路24へと供給する切替器34を含む。
一例をあげれば、時定数出力回路32−1,32−2,32−3
は、異なる値の定電流を発生する定電流源であり、充放
電回路24中に配置されるコンデンサが前記異なる値の定
電流で充電されることにより、異なる時定数を得ること
ができる。
は、異なる値の定電流を発生する定電流源であり、充放
電回路24中に配置されるコンデンサが前記異なる値の定
電流で充電されることにより、異なる時定数を得ること
ができる。
従って、切替器34にて選択された時定数Tnが充放電回
路24へ供給され、その充放電特性を変化させる。
路24へ供給され、その充放電特性を変化させる。
第2図には前記各時定数Tnに対応した放電時間の変化
が示され、実施例においては、時定数制御回路30は放電
時間のみを制御しており、図示の如く実線(Tr3)、破
線(Tr2)そして、鎖線(Tr1)で示される放電特性の切
替が行われている。
が示され、実施例においては、時定数制御回路30は放電
時間のみを制御しており、図示の如く実線(Tr3)、破
線(Tr2)そして、鎖線(Tr1)で示される放電特性の切
替が行われている。
もちろん、このような時定数制御回路30は図示の如き
3種類の切り替えばかりでなく、例えば可変電流源を用
いてアナログ的に変化させることも可能である。
3種類の切り替えばかりでなく、例えば可変電流源を用
いてアナログ的に変化させることも可能である。
前記時定数制御回路30へマルチパスノイズ密度に従っ
た切替信号を供給するため、本発明においては、マルチ
パスノイズ密度を計数するカウンタ36が設けられてい
る。
た切替信号を供給するため、本発明においては、マルチ
パスノイズ密度を計数するカウンタ36が設けられてい
る。
そして、このカウンタ36へマルチパスノイズ信号を供
給するため、Sメータ20からなるマルチパスノイズ検知
器からはその交流成分が取り出されて計数信号とて供給
される。
給するため、Sメータ20からなるマルチパスノイズ検知
器からはその交流成分が取り出されて計数信号とて供給
される。
第1図において、Sメータ20の出力はコンデンサ38に
よって直流成分が除去され、ノイズアンプ40により所定
レベルに増幅される。
よって直流成分が除去され、ノイズアンプ40により所定
レベルに増幅される。
ノイズアンプ40の出力が第3図(a)に示され、その
密度を止めるために比較器42により基準電圧44と比較さ
れる。基準電圧44は任意に調整可能であり、また前記ノ
イズアンプ40と比較器42とを一体化することも可能であ
る。
密度を止めるために比較器42により基準電圧44と比較さ
れる。基準電圧44は任意に調整可能であり、また前記ノ
イズアンプ40と比較器42とを一体化することも可能であ
る。
以上のようにして比較器42からは第3図(b)で示さ
れる計数パルスがカウンタ36に出力され、カウンタ36に
はモノマルチ回路46から一定間隔のリセット信号が供給
されているので、このモノマルチ回路46で定められたリ
セット周期毎に計数パルスのカウントを行うことができ
る。
れる計数パルスがカウンタ36に出力され、カウンタ36に
はモノマルチ回路46から一定間隔のリセット信号が供給
されているので、このモノマルチ回路46で定められたリ
セット周期毎に計数パルスのカウントを行うことができ
る。
一般的に、車載FM受信機においては、マルチパスノイ
ズは一定時間内ではある程度の密度以下しか含まれない
ことが知られており、このために、実施例においては、
前記モノマルチ回路46のリセット時間、すなわちノイズ
カウント時間を100μsとしている。
ズは一定時間内ではある程度の密度以下しか含まれない
ことが知られており、このために、実施例においては、
前記モノマルチ回路46のリセット時間、すなわちノイズ
カウント時間を100μsとしている。
以上のようにして、カウンタ36からは第3図(b)で
示される如くnなるカウント値を出力することができ
る。なお、第3図(c)は前記モノマルチ回路46のノイ
ズカウントパルスを示している。
示される如くnなるカウント値を出力することができ
る。なお、第3図(c)は前記モノマルチ回路46のノイ
ズカウントパルスを示している。
前記カウンタ36の出力はDA変換器48によってアナログ
信号に変換され、これが前述した時定数制御回路30の切
替器34へ供給され、カウント値に応じて時定数、実施例
においては、放電時定数T1,T2,T3を選択することができ
る。
信号に変換され、これが前述した時定数制御回路30の切
替器34へ供給され、カウント値に応じて時定数、実施例
においては、放電時定数T1,T2,T3を選択することができ
る。
従って、第2図に示される如く、前記切替によって、
実施例においては、放電時間Trを任意に切り替えること
ができ、この結果、分離制御回路28からFM復調回路18に
供給されるモノラル/ステレオ切替え時間をマルチパス
ノイズ密度に応じて、例えば数10m秒〜数秒の間で変化
させることが可能となる。
実施例においては、放電時間Trを任意に切り替えること
ができ、この結果、分離制御回路28からFM復調回路18に
供給されるモノラル/ステレオ切替え時間をマルチパス
ノイズ密度に応じて、例えば数10m秒〜数秒の間で変化
させることが可能となる。
従って、本発明によれば、マルチパスノイズ密度に応
じてモノラル/ステレオの切替タイミングを最適に制御
することができる。
じてモノラル/ステレオの切替タイミングを最適に制御
することができる。
この結果、本発明によれば、マルチパスノイズ密度が
大きいときには、モノラル/ステレオ切替え時間を長く
してマルチパスノイズをできるだけ除去するように受信
機を制御し、また反対にマルチパス密度が小さいときに
はモノラル/ステレオ切替え時間を短くして迅速にステ
レオ受信への復帰を行わせることができる。
大きいときには、モノラル/ステレオ切替え時間を長く
してマルチパスノイズをできるだけ除去するように受信
機を制御し、また反対にマルチパス密度が小さいときに
はモノラル/ステレオ切替え時間を短くして迅速にステ
レオ受信への復帰を行わせることができる。
前述した実施例において、マルチパスノイズ検知器
は、IFリミタ14の出力を検出するSメータ20からなる
が、本発明において、このようなマルチパス検知は任意
の回路を用いることができ、例えば第1図の破線で示さ
れるように、FM検波器16の出力をハイパスフィルタ50に
供給し、その出力端Aからレベルシフタ22へマルチパス
ノイズ検知信号を供給することも可能である。
は、IFリミタ14の出力を検出するSメータ20からなる
が、本発明において、このようなマルチパス検知は任意
の回路を用いることができ、例えば第1図の破線で示さ
れるように、FM検波器16の出力をハイパスフィルタ50に
供給し、その出力端Aからレベルシフタ22へマルチパス
ノイズ検知信号を供給することも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、充放電回路を
用いてマルチパスノイズ発生器には、ステレオ受信から
モノラル受信へ切り替えるマルチパスノイズ低減回路に
おいて、前記モノラル/ステレオ切替え時間をマルチパ
スノイズ密度に応じて変化させることによって、ノイズ
発生状況に応じた最適なノイズ低減作用を行うことが可
能となる。
用いてマルチパスノイズ発生器には、ステレオ受信から
モノラル受信へ切り替えるマルチパスノイズ低減回路に
おいて、前記モノラル/ステレオ切替え時間をマルチパ
スノイズ密度に応じて変化させることによって、ノイズ
発生状況に応じた最適なノイズ低減作用を行うことが可
能となる。
第1図は本発明に係るマルチパスノイズ低減回路の好適
な実施例を示すブロック回路図、 第2図は第1図における充放電回路の出力特性図、 第3図は本発明におけるマルチパスノイズ密度計数作用
を示す説明図、 第4図は従来におけるノイズ低減回路の一例を示すブロ
ック回路図、 第5図は第4図の従来回路における充放電作用の説明図
である。 20……Sメータ 24……充放電回路 28……分離制御回路 18……FM復調器 30……時定数制御回路 36……カウンタ 50……ハイパスフィルタ
な実施例を示すブロック回路図、 第2図は第1図における充放電回路の出力特性図、 第3図は本発明におけるマルチパスノイズ密度計数作用
を示す説明図、 第4図は従来におけるノイズ低減回路の一例を示すブロ
ック回路図、 第5図は第4図の従来回路における充放電作用の説明図
である。 20……Sメータ 24……充放電回路 28……分離制御回路 18……FM復調器 30……時定数制御回路 36……カウンタ 50……ハイパスフィルタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−164632(JP,A) 特開 平4−365229(JP,A) 実開 平4−137625(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/10 H04B 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】受信信号に混入するマルチパスノイズを検
出するマルチパスノイズ検知器と、 前記マルチパスノイズ検知器によってマルチパスノイズ
が検知された時に充放電作用を行う充放電回路と、 前記充放電回路の出力電圧を基準値と比較してマルチパ
スノイズ発生時にFM復調回路にモノラル/ステレオ切替
信号を供給する分離制御回路と、 前記充放電回路の充放電時定数を切り替える時定数制御
回路と、 前記マルチパスノイズ検知器の交流出力成分を所定時間
計数してマルチパスノイズ密度を計数するカウンタと、
を含み、 前記カウンタ出力によって時定数制御回路の充放電時定
数を切り替えて、マルチパスノイズ密度によりモノラル
/ステレオ切替え時間を変化させることを特徴とするマ
ルチパスノイズ低減回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2295024A JP2983609B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | マルチパスノイズ低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2295024A JP2983609B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | マルチパスノイズ低減回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167823A JPH04167823A (ja) | 1992-06-15 |
JP2983609B2 true JP2983609B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17815343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2295024A Expired - Fee Related JP2983609B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | マルチパスノイズ低減回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983609B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2955497B2 (ja) * | 1995-08-31 | 1999-10-04 | 富士通テン株式会社 | ステレオ受信機 |
JP2004129162A (ja) * | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Pioneer Electronic Corp | 受信方法及び受信装置 |
JP4916974B2 (ja) * | 2007-08-03 | 2012-04-18 | オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド | Fmチューナ |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2295024A patent/JP2983609B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04167823A (ja) | 1992-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |