JPH04167823A - マルチパスノイズ低減回路 - Google Patents

マルチパスノイズ低減回路

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JPH04167823A
JPH04167823A JP2295024A JP29502490A JPH04167823A JP H04167823 A JPH04167823 A JP H04167823A JP 2295024 A JP2295024 A JP 2295024A JP 29502490 A JP29502490 A JP 29502490A JP H04167823 A JPH04167823 A JP H04167823A
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multipath noise
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time
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Sakae Sugayama
菅山 栄
Akira Kabashima
椛島 章
Hirohisa Suzuki
裕久 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マルチパスノイズ低減回路、特にFM受信機
において、マルチパスノイズが発生したときにステレオ
受信からモノラル受信に切り替えるマルチパスノイズ低
減回路の改良に関する。
[従来の技術] FM受信機において、電波の反射その他に起因して生じ
るマルチパスノイズの除去は従来において大きな問題で
あり、特に電波受信状況か刻々変化する車載ラジオ受信
機において、特に重要な問題である。
一般的にこのようなマルチパスノイズは通常のステレオ
受信からモノラル受信に切り替えることによってノイズ
の低減を図ることかできる。
第4図には、従来におけるマルチパス低減回路の一例が
示されている。
図において、アンテナ10から受信された信号はフロン
トエンド]2において高周波増幅及び周波数変換され、
IFアンプ14に送られる。
1Fアンプ14の出力はFM検波回路16でFM検波さ
れ、ステレオ復調回路18で左右ステレオ信号に分離さ
れ、端子R及びLから後段へ出力される。
受信信号の中に混入しているマルチパスノイズ ・はこ
のIFアンプ14から検出され、従来において、このよ
うなマルチパスノイズ検知器としてはS(シグナル)メ
ータ20が好適である。
このSメータ20はIFアンプ14の出力レベルを検知
する。マルチパスノイズはSメータ20の出力に高周波
成分として混入するので、このSメータ20出力から交
流成分を取り出すことによってノイズの大きさを知るこ
とができる。
第4図においてSメータ20の出力はレベルシフタ22
により交流成分の取り出し及び電圧レベルの調整が行わ
れ、マルチパスノイズが発生したことを認識すると充放
電回路24にノイズ発生信号を供給する。
第5図にはこのようなSメータ20によるマルチパスノ
イズの検知作用か一例として示されており、図示の如く
マルチパスノイズ発生時にはSメータ出力電圧か急激に
変化し、これによってノイズ発生を知ることができる。
レベルシフタ22のノイズ検知信号は充放電回路24に
供給され、予め定められた充放電時定数に従った信号を
出力する。第5図にはこのような充放電電圧波形が示さ
れており、前記マルチパスノイズ発生時に急激に充電し
、またこれを所定時定数にて放電する信号が出力される
従来において、この充放電時間は一定値に定められてお
り、例えば第4図の充放電回路24に外部接続されたコ
ンデンサ26がこのような時定数を定めている。
第5図で示される充放電電圧出力は、分離制御回路28
へ供給され、基準電圧V。との比較により、この基準電
圧V。より充放電電圧が低い時に前記FM復調回路18
にモノラル切替信号を供給する。
従って、従来回路においては、マルチパスノイズが発生
したときに充放電回路24の時定数と対応した時間だけ
FM受信信号がモノラルに切り替えられることとなり、
見掛上のノイズ除去が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来において、前記充放電回路24の時
定数は一定値に定められており、このために、マルチパ
スノイズの発生度合が変化する実際の受信状態には必ず
しも適合しない現象が牛していた。
すなわち、前記時定数、例えば第5図の放電時定数Tr
を長く設定した場合には、マルチパスノイズか頻繁に発
生する場合には、モノラル受信を多用して良好なノイズ
低減作用を行うことができるが、一方において、このよ
うな長い時定数でマルチパスノイズの発生頻度が少なく
なった場合、不必要にモノラル受信時間が長くなるとい
う弊害が生していた。
また、反対に、前記時定数を短く設定した場合には、マ
ルチパスノイズの発生頻度が少ない場合には最適制御と
なるが、一方、この発生頻度が増加したときにはモノラ
ルとステレオとの切り替えが頻繁に行われ、聴取者に違
和感を与えてしまうという問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、充放電回路を用いてモノラル/ステレオ切替
を行うときにマルチパスノイズ密度に着目し、この密度
によって前記充放電回路の時定数を変化させ、FM受信
状況に応じたマルチパスノイズ低減作用を可能とした回
路を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、受信信号に混入
するマルチパスノイズを検出するマルチパスノイズ検知
器と、前記マルチパスノイズ検知器によってマルチパス
ノイズか検知された時に充放電作用を行う充放電回路と
、前記充放電回路の出力電圧を基準値と比較してマルチ
パスノイズ発生時にFM復調回路にモノラル/ステレオ
切替信号を供給する分離制御回路と、前記充放電回路の
充放電時定数を切り替える時定数制御回路と、前記マル
チパスノイズ検知器の交流出力成分を所定時間計数して
マルチパスノイズ密度を計数するカウンタと、を含み、
前記カウンタ出力によって時定数制御回路の充放電時定
数を切り替えて、マルチパスノイズ密度によりモノラル
/ステレオ切替え時間を変化させることを特徴とする。
[作用コ 従って、本発明によれば、マルチパスノイズの密度が大
きい状況、すなわちノイズ発生頻度が高いときには充放
電回路の時定数を長くしてモノラル受信を多用し、一方
、前記密度が小さくノイズ発生頻度が低い時には時定数
を小さくしてモノラルからステレオへの復帰を迅速に行
い、H3−Fi受信を可能にしたことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
第1図には本発明に係るマルチパスノイズ低減回路の好
適な実施例を示し、前述した第4図に従来回路と同一部
材には同一符号を付して説明を省略する。
第1図において特徴的なことは、前記充放電回路24の
時定数が時定数制御回路30によって切り替えられるこ
とであり、実施例において、この時定数制御回路30は
複数のそれぞれ異なる時定数Tl、T2.T3をもった
時定数出力回路32−1.32−2.32−3とこれら
の出力回路32を切り替えて充放電回路24へ供給する
切替器34を含む。
一例をあげれば、時定数出力回路32−1゜32−2.
32−3は、異なる値の定電流を発生する定電流源であ
り、充放電回路24中に配置されるコンデンサが前記異
なる値の定電流で充電されることにより、異なる時定数
を得ることができる。
従って、切替器34にて選択された時定数Tnか充放電
回路24へ供給され、その充放電特性を変化させる。
第2図には前記各時定数Tnに対応した放電時間の変化
が示され、実施例においては、時定数制御回路30は放
電時間のみを制御しており、図示の如く実線(T+4)
、破線(Tr2)そして、鎖線(Tri)で示される放
電特性の切替が行われている。
もちろん、このような時定数制御回路30は図示の如き
3種類の切り替えばかりではなく、例えば可変電流源を
用いてアナログ的に変化させることも可能である。
前記時定数制御回路30ヘマルチパスノイズ密度に従っ
た切替信号を供給するため、本発明においては、マルチ
パスノイズ密度を計数するカウンタ36が設けられてい
る。
そして、このカウンタ36ヘマルチパスノイズ信号を供
給するため、Sメータ20からなるマルチパスノイズ検
知器からはその交流成分が取り出されて計数信号とて供
給される。
第1図において、Sメータ20の出力はコンデンサ38
によって直流成分が除去され、ノイズアンプ40により
所定レベルに増幅される。
−9〜 ノイズアンプ40の出力が第3図(a)に示され、その
密度を求めるために比較器42により基準電圧44と比
較される。基準電圧44は任意に調整可能であり、また
前記ノイズアンプ4oと比較器42とを一体化すること
も可能である。
以上のようにして比較器42からは第3図(b)で示さ
れる計数パルスがカウンタ36に出力され、カウンタ3
6にはモノマルチ回路46から一定間隔のリセット信号
が供給されているので、このモノマルチ回路46て定め
られたリセット周期毎に計数パルスのカウントを行うこ
とができる。
一般的に、車載FM受信機においては、マルチパスノイ
ズは一定時間内ではある程度の密度以下しか含まれない
ことが知られており、このために、実施例においては、
前記モノマルチ回路46のリセット時間、すなわちノイ
ズカウント時間を1゜OμSとしている。
以上のようにして、カウンタ36からは第3図(b)で
示される如くnなるカウント値を出力することができる
。なお、第3図(C)は前記モノマルチ回路46のノイ
ズカウントパルスを示している。
前記カウンタ36の出力はDA変換器48によってアナ
ログ信号に変換され、これが前述した時定数制御回路3
0の切替器34へ供給され、カウント値に応じて時定数
、実施例においては、放電時定数TI、T2.T3を選
択することができる。
従って、第2図に示される如く、前記切替によって、実
施例においては、放電時間Trを任意に切り替えること
ができ、この結果、分離制御回路28からFM復調回路
18に供給されるモノラル/ステレオ切替え時間をマル
チパスノイズ密度に応じて、例えば数10m秒〜数秒の
間で変化させることが可能となる。
従って、本発明によれば、マルチパスノイズ密度に応し
てモノラル/ステレオの切替タイミングを最適に制御す
ることができる。
この結果、本発明によれば、マルチパスノイズ密度が大
きいときには、モノラル/ステレオ切替え時間を長くし
てマルチパスノイズをできるだけ除去するように受信機
を制御し、また反対にマルチパス密度が小さいときには
モノラル/ステレオ切替え時間を短くして迅速にステレ
オ受信への復帰を行わせることかできる。
前述した実施例において、マルチパスノイズ検知器は、
IFリミタ14の出力を検出するSメータ20からなる
が、本発明において、このようなマルチパス検知は任意
の回路を用いることができ、例えば第1図の破線で示さ
れるように、FM検波器16の出力をバイパスフィルタ
50に供給し、その出力端Aからレベルシフタ22ヘマ
ルチパスノイズ検知器号を供給することも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、充放電回路を用
いてマルチパスノイズ発生器には、ステレオ受信からモ
ノラル受信へ切り替えるマルチパスノイズ低減回路にお
いて、前記モノラル/ステレオ切替え時間をマルチパス
ノイズ密度に応じて変化させることによって、ノイズ発
生状況に応じた最適なノイズ低減作用を行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマルチパスノイズ低減回路の好適
な実施例を示すブロック回路図、第2図は第1図におけ
る充放電回路の出力特性図、 第3図は本発明におけるマルチパスノイズ密度計数作用
を示す説明図、 第4図は従来におけるノイズ低減回路の一例を示すブロ
ック回路図、 第5図は第4図の従来回路における充放電作用の説明図
である。 20 ・・・ Sメータ 24 ・・・ 充放電回路 28 ・・・ 分離制御回路 18 ・・・ FM復調器 30 ・・・ 時定数制御回路 36 ・・・ カウンタ 50 ・・・ バイパスフィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  受信信号に混入するマルチパスノイズを検出するマル
    チパスノイズ検知器と、 前記マルチパスノイズ検知器によってマルチパスノイズ
    が検知された時に充放電作用を行う充放電回路と、 前記充放電回路の出力電圧を基準値と比較してマルチパ
    スノイズ発生時にFM復調回路にモノラル/ステレオ切
    替信号を供給する分離制御回路と、前記充放電回路の充
    放電時定数を切り替える時定数制御回路と、 前記マルチパスノイズ検知器の交流出力成分を所定時間
    計数してマルチパスノイズ密度を計数するカウンタと、
    を含み、 前記カウンタ出力によって時定数制御回路の充放電時定
    数を切り替えて、マルチパスノイズ密度によりモノラル
    /ステレオ切替え時間を変化させることを特徴とするマ
    ルチパスノイズ低減回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784465A (en) * 1995-08-31 1998-07-21 Fujitsu Ten Ltd Stereo receiver
EP1408617A1 (en) * 2002-10-07 2004-04-14 Pioneer Corporation Signal receiving method and apparatus
JP2009038700A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Sanyo Electric Co Ltd Fmチューナ

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