JPH036128A - Fmステレオ受信機 - Google Patents
Fmステレオ受信機Info
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- JPH036128A JPH036128A JP13912389A JP13912389A JPH036128A JP H036128 A JPH036128 A JP H036128A JP 13912389 A JP13912389 A JP 13912389A JP 13912389 A JP13912389 A JP 13912389A JP H036128 A JPH036128 A JP H036128A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 20
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、FMステレオ受信機に関するものであり、
特に、大幅に部品点数を増加させることなく、微弱な受
信電界の変動にも忠実に応答して、マルチパス・ノイズ
を確実に軽減させるような機能を備えてなるFMステレ
オ受信機に関するものである。
特に、大幅に部品点数を増加させることなく、微弱な受
信電界の変動にも忠実に応答して、マルチパス・ノイズ
を確実に軽減させるような機能を備えてなるFMステレ
オ受信機に関するものである。
[従来の技術]
一般に、FM放送波は地形等の影響に大きく左右されや
すく電界強度が大幅に変化する。従って、特に車両搭載
型のFM受信機においてはスキップノイズが発生したり
、マルチパス・ノイズの影響を受けたりすることがあっ
て、特に弱電界の環境においてS/Nが著しく低下して
しまう。そこで、この種の欠点を克服するために、従来
から様々な工夫がなされている。例えば、受信電界が低
下したときのノイズ低減策としては、セパレーション低
減に基づいてノイズを低下(いわゆるSRC応答)させ
ているが、このやり方では、ノイズを低下させる効果は
あるものの、ステレオ受信とモノラル受信とが頻繁に繰
り返されることから、その聴感上での違和感を免れるこ
とはできなかった。
すく電界強度が大幅に変化する。従って、特に車両搭載
型のFM受信機においてはスキップノイズが発生したり
、マルチパス・ノイズの影響を受けたりすることがあっ
て、特に弱電界の環境においてS/Nが著しく低下して
しまう。そこで、この種の欠点を克服するために、従来
から様々な工夫がなされている。例えば、受信電界が低
下したときのノイズ低減策としては、セパレーション低
減に基づいてノイズを低下(いわゆるSRC応答)させ
ているが、このやり方では、ノイズを低下させる効果は
あるものの、ステレオ受信とモノラル受信とが頻繁に繰
り返されることから、その聴感上での違和感を免れるこ
とはできなかった。
そこで、ノイズを低下させる効果の維持に加えて、聴感
上での違和感の軽減をも目指すべく、電界が低下したと
きのSRC応答は速くなり、また、その復帰は遅くなる
ような手段の提案がなされてきている。
上での違和感の軽減をも目指すべく、電界が低下したと
きのSRC応答は速くなり、また、その復帰は遅くなる
ような手段の提案がなされてきている。
第2図は、従来からのこの種のFMステレオ受信機の要
部を示す概略構成図である。この第2図において、(1
)はFM中間周波回路(FM−IF)であって、受−信
アンテナ(図示されない)からの受信信号を対応の中間
周波(I P)信号に変換するものである。また、(2
)はセパレーション・コントロール回路(SPC)であ
って、ここから適当に分離されたステレオ信号としての
左右チャンネル信号が得られるようにされている。そし
て、FM中間周波回路(1)の電界強度指示出力端子(
S)とセパレーション・コントロール回路(2)の入力
端子(A)との間には、下記のようなコントロール回路
(CO)が設けられている。
部を示す概略構成図である。この第2図において、(1
)はFM中間周波回路(FM−IF)であって、受−信
アンテナ(図示されない)からの受信信号を対応の中間
周波(I P)信号に変換するものである。また、(2
)はセパレーション・コントロール回路(SPC)であ
って、ここから適当に分離されたステレオ信号としての
左右チャンネル信号が得られるようにされている。そし
て、FM中間周波回路(1)の電界強度指示出力端子(
S)とセパレーション・コントロール回路(2)の入力
端子(A)との間には、下記のようなコントロール回路
(CO)が設けられている。
まず、FM中間周波回路(1)の出力端子(S)にその
一方の端子が接続された第1抵抗(R1)と、セパレー
ション・コントロール回路(2)の入力端子(A)にそ
の一方の端子が接続されたダイオード(D)とが直列に
されていて、第2抵抗(R2)がこれと並列にされてい
る。なお、前記第1抵抗(R1)は電流制限抵抗として
機能するとともに、後述のコンデンサ(C)の充電時間
を規定する時定数設定用抵抗としても機能するものであ
る。また、前記の第2抵抗(R2)は、その一方の端子
がFM中間周波回路(1)の出力端子(S)に接続され
るとともに、その他方の端子がスイッチング用トランジ
スタ(TRI)のベース端子に接続されている。
一方の端子が接続された第1抵抗(R1)と、セパレー
ション・コントロール回路(2)の入力端子(A)にそ
の一方の端子が接続されたダイオード(D)とが直列に
されていて、第2抵抗(R2)がこれと並列にされてい
る。なお、前記第1抵抗(R1)は電流制限抵抗として
機能するとともに、後述のコンデンサ(C)の充電時間
を規定する時定数設定用抵抗としても機能するものであ
る。また、前記の第2抵抗(R2)は、その一方の端子
がFM中間周波回路(1)の出力端子(S)に接続され
るとともに、その他方の端子がスイッチング用トランジ
スタ(TRI)のベース端子に接続されている。
そして、このスイッチング用トランジスタ(TRI)の
エミッタ端子側はダイオード(D)の出力端子側に接続
されており、そのコレクタ端子側は接地されている。ま
た、第3抵抗(R3)とコンデンサ(C)とが、ダイオ
ード(D)の出力端子側と接地との間で並列にされてお
り、このようにしてコントロール回路(CO)が構成さ
れている。
エミッタ端子側はダイオード(D)の出力端子側に接続
されており、そのコレクタ端子側は接地されている。ま
た、第3抵抗(R3)とコンデンサ(C)とが、ダイオ
ード(D)の出力端子側と接地との間で並列にされてお
り、このようにしてコントロール回路(CO)が構成さ
れている。
次に、上記従来例の動作について説明する。いま、受信
電波が急激に弱くなって、FM中間周波回路(1)の出
力端子(S)におけるSメータ電界がこれに応じて低下
し、コントロール回路(CO)に入力される信号に対応
する電圧が急激に降下したとすると、スイッチング用ト
ランジスタ(TRI)はON状態になる。そして、この
スイッチング用トランジスタ(TRI)のエミッタとコ
レクタとの間の抵抗が、第2抵抗(R2)に比べて小さ
いために、コンデンサ(C)からの放電がある程度急激
になされることになる。
電波が急激に弱くなって、FM中間周波回路(1)の出
力端子(S)におけるSメータ電界がこれに応じて低下
し、コントロール回路(CO)に入力される信号に対応
する電圧が急激に降下したとすると、スイッチング用ト
ランジスタ(TRI)はON状態になる。そして、この
スイッチング用トランジスタ(TRI)のエミッタとコ
レクタとの間の抵抗が、第2抵抗(R2)に比べて小さ
いために、コンデンサ(C)からの放電がある程度急激
になされることになる。
即ち、この従来例によれば、受信電波が急激に弱くなっ
たときでも、スイッチング用トランジスタ・(TRI)
の働きのために、コンデンサ(C)からの放電がある程
度急激になされて、コントロール回路(CO)からセパ
レーション・コントロール回路(2)の入力端子(A)
に至る出力電圧の立ち下がり時間を短くコントロールす
ることができる。このために、ステレオ出力信号に対す
るブレンド等のコントロールが、受信電波の急激な変化
にも追従できて、ステレオ復調信号に含まれるノイズを
軽減させることができる。
たときでも、スイッチング用トランジスタ・(TRI)
の働きのために、コンデンサ(C)からの放電がある程
度急激になされて、コントロール回路(CO)からセパ
レーション・コントロール回路(2)の入力端子(A)
に至る出力電圧の立ち下がり時間を短くコントロールす
ることができる。このために、ステレオ出力信号に対す
るブレンド等のコントロールが、受信電波の急激な変化
にも追従できて、ステレオ復調信号に含まれるノイズを
軽減させることができる。
しかしながら、この従来例においては、FM中間周波回
路(1)の出力端子(S)におけるSメータ電界の変動
に対する不感帯領域があることから、ある所定の大きさ
に至らないSメータ電界の変動には応答しないという難
点がある。即ち、ダイオード(D)の順方向抵抗分およ
びスイッチング用トランジスタ(TRI)のエミッター
ベース間の順方向抵抗分における電圧降下分が前記の不
感帯領域としての作用をして、それだけ、受信電界に対
する応答特性が悪くなってしまうことになる。
路(1)の出力端子(S)におけるSメータ電界の変動
に対する不感帯領域があることから、ある所定の大きさ
に至らないSメータ電界の変動には応答しないという難
点がある。即ち、ダイオード(D)の順方向抵抗分およ
びスイッチング用トランジスタ(TRI)のエミッター
ベース間の順方向抵抗分における電圧降下分が前記の不
感帯領域としての作用をして、それだけ、受信電界に対
する応答特性が悪くなってしまうことになる。
[発明が解決しようとする課題]
従来のFMステレオ受信機は、上述されたように、マル
チパス・ノイズによる悪影響を回避するための様々な工
夫がなされているが、FMM間周波回路の出力端子にお
けるSメータ電界の変動に対する不感帯領域があること
から、ある所定の大きさに至らないSメータ電界の変動
には応答せず、その結果として受信電界に対する応答特
性が悪くなるという問題点があった。
チパス・ノイズによる悪影響を回避するための様々な工
夫がなされているが、FMM間周波回路の出力端子にお
けるSメータ電界の変動に対する不感帯領域があること
から、ある所定の大きさに至らないSメータ電界の変動
には応答せず、その結果として受信電界に対する応答特
性が悪くなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、微弱な受信電界の変動にも忠実に応答して、
マルチパス・ノイズを確実に軽減させることができるF
Mステレオ受信機を得ることを目的とする。
たもので、微弱な受信電界の変動にも忠実に応答して、
マルチパス・ノイズを確実に軽減させることができるF
Mステレオ受信機を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るFMステレオ受信機は、FMM間周波回
路;セパレーション・コントロール回路・および、前記
FMM間周波回路と前記セパレーション・コントロール
回路との間に設けられたコントロール回路;が少なくと
も含まれており:前記コントロール回路には、前記FM
M間周波回路の所定の出力端子からの出力電圧に関する
充放電用コンデンサ、前記FMM間周波回路の前記所定
の出力端子と前記充放電用コンデンサとの間に設けられ
た第1抵抗、前記FMM間周波回路の前記所定の出力端
子からの出力電圧に対応する電流のバイパス用ダイオー
ド1.前記バイパス用ダイオードと接地との間に設けら
れた第2抵抗、および、前記充放電用コンデンサの充電
電荷の放電用ダイオード、が含まれているものである。
路;セパレーション・コントロール回路・および、前記
FMM間周波回路と前記セパレーション・コントロール
回路との間に設けられたコントロール回路;が少なくと
も含まれており:前記コントロール回路には、前記FM
M間周波回路の所定の出力端子からの出力電圧に関する
充放電用コンデンサ、前記FMM間周波回路の前記所定
の出力端子と前記充放電用コンデンサとの間に設けられ
た第1抵抗、前記FMM間周波回路の前記所定の出力端
子からの出力電圧に対応する電流のバイパス用ダイオー
ド1.前記バイパス用ダイオードと接地との間に設けら
れた第2抵抗、および、前記充放電用コンデンサの充電
電荷の放電用ダイオード、が含まれているものである。
[作用]
この発明においては、受信電界の強度の変動にともなっ
てFMM間周波回路の所定の出力端子からの出力電圧が
変動したときに、この出力電圧の変動に基づく所定の抵
抗における電位の変動により、放電用ダイオードを介す
る充放電用コンデンサからの放電を許容するようにされ
る。
てFMM間周波回路の所定の出力端子からの出力電圧が
変動したときに、この出力電圧の変動に基づく所定の抵
抗における電位の変動により、放電用ダイオードを介す
る充放電用コンデンサからの放電を許容するようにされ
る。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、この発明の一実施例であるFMステレオ受信機の
要部を示す概略構成図である。この第1図において、(
1)はFMM間周波回路(FM−IF)であって、受信
アンテナ(図示されない)からの受信信号を対応の中間
周波(I F)信号に変換するものである。また、(2
)はセパレーション・コントロール回路(SPC)であ
って、ここから適当に分離されたステレオ信号としての
左右チャンネル信号が得られるようにされている。
図は、この発明の一実施例であるFMステレオ受信機の
要部を示す概略構成図である。この第1図において、(
1)はFMM間周波回路(FM−IF)であって、受信
アンテナ(図示されない)からの受信信号を対応の中間
周波(I F)信号に変換するものである。また、(2
)はセパレーション・コントロール回路(SPC)であ
って、ここから適当に分離されたステレオ信号としての
左右チャンネル信号が得られるようにされている。
そして、FMM間周波回路(1)の電界強度指示出力端
子(S)とセパレーション・コンI・ロール回路(2)
の入力端子(A)との間には、下記のようなコントロー
ル回i?8(Co1)が設けられている。
子(S)とセパレーション・コンI・ロール回路(2)
の入力端子(A)との間には、下記のようなコントロー
ル回i?8(Co1)が設けられている。
まず、FMM間周波回路(1)の出力端子(S)にその
一方の端子が接続された第1抵抗(R1)と、セパレー
ション・コントロール回路(2)の入力端子(A)にそ
の一方の端子が接続されたダイオード(D)とが直列に
されている。なお、前記第1抵抗(R1)は電流制限抵
抗として機能するとともに、後述のコンデンサ(C)の
充電時間を規定する時定数設定用抵抗としても機能する
ものである。また、前記FM中中周周波回路1)の出力
端子(S)と接地との間には、ダイオード(Dl)、(
D2)および第2抵抗(R2)が互いに直列に接続され
ている。そして、ダイオード(D)の出力端子側とダイ
オード(D2)および第2抵抗(R2)の接続部との間
には、放電用ダイオード(D3)が接続されている。更
に、コンデンサ(C)が、ダイオード(D>の出力端子
側と接地との間に接続されており、このようにしてコン
トロール回路(Cot)が構成されている。
一方の端子が接続された第1抵抗(R1)と、セパレー
ション・コントロール回路(2)の入力端子(A)にそ
の一方の端子が接続されたダイオード(D)とが直列に
されている。なお、前記第1抵抗(R1)は電流制限抵
抗として機能するとともに、後述のコンデンサ(C)の
充電時間を規定する時定数設定用抵抗としても機能する
ものである。また、前記FM中中周周波回路1)の出力
端子(S)と接地との間には、ダイオード(Dl)、(
D2)および第2抵抗(R2)が互いに直列に接続され
ている。そして、ダイオード(D)の出力端子側とダイ
オード(D2)および第2抵抗(R2)の接続部との間
には、放電用ダイオード(D3)が接続されている。更
に、コンデンサ(C)が、ダイオード(D>の出力端子
側と接地との間に接続されており、このようにしてコン
トロール回路(Cot)が構成されている。
次に、上記実施例の動作について説明する。いま、ある
強さの受信電界に応じて、FMM間周波回路(1)の出
力端子(S>において、ここでのSメータ出力に対応す
るある所定の電圧が生じているとすると、この出力端子
(S)と接地との間には所定の電圧降下が生じて、これ
に対応する電流が、ダイオード(Dl)、(D2)およ
び第2抵抗(R2)を通じて常時流れることになる。こ
れに対して、第1抵抗イR1)、ダイオード(D)およ
び放電用ダイオード(D3)からなる直列回路には、前
記第1抵抗(R1)の存在のために、常時電流が流れる
ことはない。
強さの受信電界に応じて、FMM間周波回路(1)の出
力端子(S>において、ここでのSメータ出力に対応す
るある所定の電圧が生じているとすると、この出力端子
(S)と接地との間には所定の電圧降下が生じて、これ
に対応する電流が、ダイオード(Dl)、(D2)およ
び第2抵抗(R2)を通じて常時流れることになる。こ
れに対して、第1抵抗イR1)、ダイオード(D)およ
び放電用ダイオード(D3)からなる直列回路には、前
記第1抵抗(R1)の存在のために、常時電流が流れる
ことはない。
ここで、何等かの理由により受信電界が低下したとする
と、これに応じて、出力端子(S)と接地との間の電圧
降下も小さくなり、その結果として、ダイオード(D2
)のカソード側の電位(従って、放電用ダイオード(D
3)のカソード側の電位)が、これに応じて低くなる。
と、これに応じて、出力端子(S)と接地との間の電圧
降下も小さくなり、その結果として、ダイオード(D2
)のカソード側の電位(従って、放電用ダイオード(D
3)のカソード側の電位)が、これに応じて低くなる。
このために、コンデンサ(C)のく+)側と放電用ダイ
オード(D3)のカソード側との間の電位差が大きくな
り、コンデンサ(C)からの放電が生じることになる。
オード(D3)のカソード側との間の電位差が大きくな
り、コンデンサ(C)からの放電が生じることになる。
即ち、上記実施例によれば、受信電界の変動に対する不
感帯が殆どなくなり、その結果として、微弱な受信電界
の変動にも忠実に応答して、マルチパス・ノイズを確実
に軽減させることが可能になる。
感帯が殆どなくなり、その結果として、微弱な受信電界
の変動にも忠実に応答して、マルチパス・ノイズを確実
に軽減させることが可能になる。
なお、何等かの理由により受信電界が上昇した場合には
、放電用ダイオード(D3)のカソード側の電位が上昇
して、充放電用コンデンサ(C)の(+)側と前記放電
用ダイオード(D3)のカソード側との間の電位差が小
さくなり、その結果として、この放電用ダイオード(D
3)は非導通状態となる。
、放電用ダイオード(D3)のカソード側の電位が上昇
して、充放電用コンデンサ(C)の(+)側と前記放電
用ダイオード(D3)のカソード側との間の電位差が小
さくなり、その結果として、この放電用ダイオード(D
3)は非導通状態となる。
このために、コントロール回路(Cot)の出力電圧(
即ち、セパレーション・コントロール回路(2)の入力
端子(A)における電圧)は、セパレーション・コント
ロール回路(2)内の第1抵抗(R1)と充放電用コン
デンサ(C)とによって定まる時定数に基づいて緩やか
に上昇するが、これについては前述された従来例の場合
と同様である。
即ち、セパレーション・コントロール回路(2)の入力
端子(A)における電圧)は、セパレーション・コント
ロール回路(2)内の第1抵抗(R1)と充放電用コン
デンサ(C)とによって定まる時定数に基づいて緩やか
に上昇するが、これについては前述された従来例の場合
と同様である。
[発明の効果]
以上説明されたように、この発明に係るFMステレオ受
信機は、FM中間周波回路;セパレーション・コントロ
ール回路;および、前記FM中間周波回路と前記セパレ
ーション・コントロール回路との間に設けられたコント
ロール回路;が少なくとも含まれており:また、 前記コントロール回路には、前記FM中間周波回路の所
定の出力端子からの出力電圧に関する充放電用コンデン
サ、前記FM中間周波回路の前記所定の出力端子と前記
充放電用コンデンサとの間に設けられた第1抵抗、前記
FM中間周波回路の前記所定の出力端子からの出力電圧
に対応する電流のバイパス用ダイオード、前記バイパス
用ダイオードと接地との間に設けられた第2抵抗、およ
び、前記充放電用コンデンサの充電電荷の放電用ダイオ
ード、が含まれているように構成されているものであっ
て、 受信電界の強度の変動にともなってFM中間周波回路の
所定の出力端子からの出力電圧が変動したときに、この
出力電圧の変動に基づく所定の抵抗における電位の変動
により、放電用ダイオードを介する充放電用コンデンサ
からの放電を許容するようにされることから、受信電界
の変動に対する不感帯が殆どなくなり、その結果として
、微弱な受信電界の変動にも忠実に応答して、マルチパ
ス・ノイズを確実に軽減させることが可能になるという
効果が奏せられる。
信機は、FM中間周波回路;セパレーション・コントロ
ール回路;および、前記FM中間周波回路と前記セパレ
ーション・コントロール回路との間に設けられたコント
ロール回路;が少なくとも含まれており:また、 前記コントロール回路には、前記FM中間周波回路の所
定の出力端子からの出力電圧に関する充放電用コンデン
サ、前記FM中間周波回路の前記所定の出力端子と前記
充放電用コンデンサとの間に設けられた第1抵抗、前記
FM中間周波回路の前記所定の出力端子からの出力電圧
に対応する電流のバイパス用ダイオード、前記バイパス
用ダイオードと接地との間に設けられた第2抵抗、およ
び、前記充放電用コンデンサの充電電荷の放電用ダイオ
ード、が含まれているように構成されているものであっ
て、 受信電界の強度の変動にともなってFM中間周波回路の
所定の出力端子からの出力電圧が変動したときに、この
出力電圧の変動に基づく所定の抵抗における電位の変動
により、放電用ダイオードを介する充放電用コンデンサ
からの放電を許容するようにされることから、受信電界
の変動に対する不感帯が殆どなくなり、その結果として
、微弱な受信電界の変動にも忠実に応答して、マルチパ
ス・ノイズを確実に軽減させることが可能になるという
効果が奏せられる。
第1図は、この発明の一実施例であるFMステレオ受信
機の要部を示す概略構成図、第2図は、従来のFMステ
レオ受信機の要部を示す概略構成図である。 (1)はFM中間周波回路(FM−IF)、(2)はセ
パレーション・コントロール回1(SPC)、 (CO1)はコントロール回路、 (C)は充放電用コンデンサ、 (Dl)、(D2)はバイパス用ダイオード、(D3)
は放電用ダイオード。 なお、図中で同一符号が付されたものは同一または相当
のものを示す。
機の要部を示す概略構成図、第2図は、従来のFMステ
レオ受信機の要部を示す概略構成図である。 (1)はFM中間周波回路(FM−IF)、(2)はセ
パレーション・コントロール回1(SPC)、 (CO1)はコントロール回路、 (C)は充放電用コンデンサ、 (Dl)、(D2)はバイパス用ダイオード、(D3)
は放電用ダイオード。 なお、図中で同一符号が付されたものは同一または相当
のものを示す。
Claims (1)
- (1)FM中間周波回路; セパレーション・コントロール回路;および、 前記FM中間周波回路と前記セパレーション・コントロ
ール回路との間に設けられたコントロール回路; が少なくとも含まれているFMステレオ受信機であつて
: 前記コントロール回路には、 前記FM中間周波回路の所定の出力端子からの電界強度
指示出力電圧に関する充放電用コンデンサ、 前記FM中間周波回路の前記所定の出力端子と前記充放
電用コンデンサとの間に設けられた第1抵抗、 前記FM中間周波回路の前記所定の出力端子からの出力
電圧に対応する電流のバイパス用ダイオード、 前記バイパス用ダイオードと接地との間に設けられた第
2抵抗、および、 前記充放電用コンデンサの充電電荷の放電用ダイオード
、 が含まれており、 受信電界の強度の変動にともなって、前記FM中間周波
回路の前記所定の出力端子からの出力電圧が変動したと
きに、この出力電圧の変動に基づく前記第2抵抗におけ
る電位の変動により、前記放電用ダイオードを介する前
記充放電用コンデンサからの放電が許容されることを特
徴とするFMステレオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13912389A JPH036128A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | Fmステレオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13912389A JPH036128A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | Fmステレオ受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH036128A true JPH036128A (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=15238044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13912389A Pending JPH036128A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | Fmステレオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100631380B1 (ko) * | 2006-05-16 | 2006-10-04 | 김성철 | 절취사면의 생태복원을 위한 강섬유함유 합성녹화토의시공방법 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP13912389A patent/JPH036128A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100631380B1 (ko) * | 2006-05-16 | 2006-10-04 | 김성철 | 절취사면의 생태복원을 위한 강섬유함유 합성녹화토의시공방법 |
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