JP2983386B2 - 飲食品用フレーバー劣化防止剤及びその利用 - Google Patents

飲食品用フレーバー劣化防止剤及びその利用

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲食品のフレーバー劣化
防止剤及びそれを添加した改善されたフレーバー劣化防
止性を有する飲食品に関し、更に詳しくは、(a)クロ
ロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸から選ばれる少なく
とも1種よりなる抗酸化性成分と、(b)プロアントシ
アニジン少量体よりなる抗酸化性成分を含有する顕著な
相乗的抗酸化性を示す抗酸化剤、及びそれを含有するフ
レーバー劣化防止性に優れた飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】飲食品の製造工程中又は保存中における
フレーバーの劣化はある程度避け難いものである。従来
からこれら飲食品のフレーバー劣化を可能な限り軽減し
ようとする工夫がなされ、例えば、近年になって生の食
品材料を真空包装し、その袋ごと低温で加熱調理する真
空調理食品が、香気香味の逸散がなく食品素材の持味を
そのまま賞味できるという点で注目されているが、材料
の適性範囲に限界があり、また、細菌の残存の問題など
未解決の課題が多くあり、未だ充分に満足できる方法と
はなり得ていない。
【0003】一方、飲食品の褪色或は褐変等の変色防止
に関しては幾つかの提案がなされており、例えば、クロ
ロゲン酸、カフェー酸等の抗酸化性を利用したアントシ
アニン系色素の褪色防止剤(特公平1−22872号公
報)及びアントシアニン系色素含有飲食物(特開平1−
132344号公報)、パプリカ色素の褪色防止方法
(特公昭59−50265号公報)等が開示されてい
る。また、カフェー酸、フェルラ酸、クロロゲン酸等に
よる糖類の褐変防止方法(特開昭57−115147号
公報)、糖類の褐変防止効果を利用した褐変のないキャ
ンディーの製造法(特公昭58−32855号公報)等
も提案されている。
【0004】また、近年ぶどう果実の搾汁粕または種子
等の植物体から採取されるプロアントシアニジン少量体
を有効成分とする酸化防止剤が食品、医薬品及び化粧品
などの酸化による劣化を防止するに有用であることが開
示されている(特公平3−7232号公報、特開平3−
200781号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】飲食品の加工工程ある
いは保存中におけるフレーバーの変質劣化は重大な課題
であるにもかかわらず、未だ満足のできる解決法は見い
だされていない。かかる飲食品のフレーバーの変質劣化
は、前記の如き従来提案されているアントシアニン、パ
プリカ等の色素類又は糖類の存在の有無にかかわらず生
起する厄介な課題である。飲食品のフレーバーは、一般
的に極めて不安定な化合物の集合からなっており、飲食
品の加工又は保存中の熱、光、空気、酵素等の作用を受
け易く、それによって変質し、品質の低下を招くことは
よく知られている。飲食品が変質を起こす反応には、酸
化、還元、脱水素、加水分解、重合、閉環、開環、エス
テル化、脱炭酸、二重結合の移動など数多くの反応が関
与している。
【0006】前記の従来提案されているごときクロロゲ
ン酸、カフェー酸、フェルラ酸等は、それら単独では加
熱によるフレーバーの変質を抑制する効果は比較的大き
いが、光照射によるフレーバーの劣化防止には必ずしも
充分ではない。また同様の目的で使用されるプロアント
シアニジン少量体は、光によるフレーバーの劣化を抑制
する効果はあるが、加熱によるフレーバー変質防止には
必ずしも十分とは言いがたく更なる改善方法が求められ
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のご
とき従来提案の欠点を解決すべく鋭意研究を重ねてきた
その結果、今回、クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ
酸から選ばれる少なくとも1種よりなる抗酸化成分と、
プロアントシアニジン少量体よりなる抗酸化成分を併用
して飲食品に添加すると、夫々単独では達成し得ない飛
躍的な相乗効果により、該飲食品の加工乃至保存中にお
ける加熱及び光によるフレーバーの減少乃至変化、異味
異臭の発生等の不都合なフレーバー劣化を顕著に抑制す
ることができることを見いだし本発明を完成した。
【0008】従って本発明は、(a)クロロゲン酸、カ
フェー酸、フェルラ酸から選ばれる少なくとも1種より
なる抗酸化性成分と、(b)プロアントシアニジン少量
体よりなる抗酸化性成分を結合した飲食品のフレーバー
劣化防止剤、及び該フレーバー劣化防止剤を含有する改
善されたフレーバー劣化防止性を有する飲食品を提供す
るものである。
【0009】本発明において使用するクロロゲン酸、カ
フェー酸およびフェルラ酸はそれ自体既知のものであ
り、市販品として入手可能であり、さらに例えばコーヒ
ー生豆などの天然物から抽出採取することもできる。こ
れらクロロゲン酸、カフェー酸およびフェルラ酸は必ず
しも純品である必要はなく、例えば下記の如くして得ら
れるコーヒー生豆の抽出物をそのまま利用することがで
きる。
【0010】粉砕したコーヒー生豆に、約0.05〜約
20倍重量のエタノールもしくは含水エタノールを添加
して、例えば、約60℃〜約100℃で、例えば約1時
間乃至約10時間加熱する。冷却後、不溶性固形分を分
離、除去して得られる抽出液に塩酸濃度が例えば約3〜
10%になるように塩酸を添加して、例えば約50℃〜
約100℃で、約30分〜約5時間加熱撹拌する。次い
で濃縮後、該濃縮液を例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどを用いて中和し、さらに例えば多孔性重
合樹脂で処理して該樹脂に吸着させ、次いで該樹脂を例
えばエタノールで溶出処理して、クロロゲン酸、カフェ
ー酸等を含有する抽出物を得ることができる。或いは上
記抽出液を加水分解処理することなくそのまま溶媒を回
収して濃縮し、次いで塩化メチレンなどで洗浄した後、
上記と同様に多孔性重合樹脂で吸着処理することにより
本発明で利用しうるコーヒー抽出物を得ることができ
る。本発明においてクロロゲン酸、カフェー酸およびフ
ェルラ酸又はこれらを含有するコーヒー抽出物は、その
まま使用してもよいし、またはこれら有効成分の適当な
希釈剤もしくは担体との組成物の形態で使用してもよ
い。このような希釈剤もしくは担体の例としては、アラ
ビアガム、デキストリン、グルコース、サイクロデキス
トリン、シュークロース等の如き固体希釈剤もしくは担
体;水、エタノール、プロピレングリコール、グリセリ
ン、界面活性剤等の如き液体希釈剤もしくは担体を挙げ
ることができる。クロロゲン酸、カフェー酸およびフエ
ルラ酸又はこれらを含有するコーヒー抽出物は、かかる
希釈剤もしくは担体を用いて液状、乳液状、ペースト
状、粉末状、顆粒状その他適宜の剤形とすることができ
る。また、本発明において使用するプロアントシアニジ
ン少量体としては、例えば前記特公平3−7232号公
報又は特開平3−200781号公報に開示されている
方法によってブトウ果実の搾汁粕又は種子等から熱水抽
出して得られるプロアントシアニジン少量体及びその没
食子酸エステル等を挙げることができる。これらのプロ
アントシアニジン少量体は、また市販品として容易に入
手することもできる。
【0011】本発明の飲食品フレーバー劣化防止剤にお
ける(a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸から
選ばれる少なくとも1種よりなる抗酸化性成分と、
(b)プロアントシアニジン少量体の混合割合は、特に
制限されるものではなく、広い範囲にわたって変えるこ
とができるが、通常は例えば(a)成分と(b)成分を
約1:9乃至約9:1の範囲内、好ましくは約1:1の
間重量比で混合使用するのが好都合である。
【0012】本発明の飲食品のフレーバー劣化防止剤
は、飲食品本来のフレーバーが変質、劣化するのを防止
することは勿論のこと、新たに添加したエッセンス、油
性香料、乳化香料、粉末香料等の着香料、風味調味料等
のフレーバー等が変質、劣化するのも防止する効果があ
る。
【0013】本発明における飲食品の具体例としては、
例えば、瓶類、缶類、紙カートン容器、PETボトル、
レトルト用ラミネート袋、プラスチックカップ等に充填
される無果汁飲料、果汁入り飲料、乳酸菌飲料、茶類飲
料、コーヒー飲料、豆乳飲料、スープ類等の飲料類;ア
イスクリーム、シャーベット、みぞれ等の冷菓類;プリ
ン、ババロア、ゼリー、ヨーグルト等の如きデザート食
品類を挙げることができる。
【0014】本発明の飲食品のフレーバー劣化防止剤の
これら飲食品に対する添加量は、特に制限されるもので
はなく、飲食品の種類等に応じて幅広く選択することが
できるが、一般的には飲食品の約0.01〜約0.05
重量%程度の範囲内で添加するのが適当である。
【0015】以下、参考例、実施例及び比較例によって
本発明を更に具体的に説明する。
【0016】
【参考例1】コーヒー生豆300gをコーヒーミルにて
粉砕し、この粉砕物に1500gの70%エタノール水
溶液を加えて、90℃、2時間撹拌加熱した。冷却後不
溶性固形分を除去して、抽出液1100gを得た。次い
でこれに35%塩酸180gを加えて、抽出液中の塩酸
濃度が約5%になるように調整し、70℃、1時間撹拌
加熱した。冷却後減圧下で300gになるまで濃縮し、
得られた濃縮液に20%水酸化ナトリウムを添加してp
H11以上に調整し、次いで塩化メチレン600gを加
えて充分混合撹拌した。水層を分離し、これに10%塩
酸を加えてpHを6〜7に調整し、このpH調整液をダ
イヤイオンHP−20樹脂500mlを充填したカラム
中に徐々に流した。次いで樹脂を充分に水洗した後95
%エタノール300gを流して樹脂に吸着した物質を溶
出させた。得られた溶液を減圧濃縮後、乾燥してクロロ
ゲン酸及びカフェー酸の混合物12gを得た(参考品
1)。
【0017】
【実施例1】グラニュー糖12重量部、クエン酸0.1
5重量部及びクエン酸ナトリウム0.02重量部を水8
8重量部に溶解してBrix12°、pH3.0のレモ
ンシロップを調製した。このシロップにクロロゲン酸、
カフェー酸類及びプロアントシアニジン少量体(酸化防
止剤KPA;キッコーマン製、以下、KPAと称する)
の所定量を単独又は組み合わせて添加溶解し、得られた
夫々のシロップにレモンエッセンスを1/1000重量
部ずつ添加した後、透明ガラスビンに充填して密栓し8
5℃で15分間殺菌し冷却して供試用レモン飲料を調製
した。 夫々の飲料を直射日光に3日間さらした後、冷
蔵庫に保存しておいた対応する試料と香味を比較した。
フレーバーの劣化の度合は、よく訓練されたパネラー1
0名によって官能評価した。その結果を表1に示す。
【0018】
【表1】 *評価記号の説明 ◎:殆ど変化なし ○:明らかに変質している △:かなり変質劣化している ×:著しく変質劣化している 表1の結果から明らかなとおり、クロロゲン酸、カフェ
ー酸、フェルラ酸及びプロアントシアニジン少量体は、
夫々単独でもある程度のフレーバー劣化防止効果を有し
ているが、まだ充分ではない。これに対して、参考品
1、クロロゲン酸、カフェー酸等とプロアントシアニジ
ン少量体を併用した試料は、夫々の添加量が少ないにも
かかわらずフレーバーの変質劣化は殆ど認められなかっ
た。
【0019】
【実施例2】フドウ糖果糖液糖14.6重量部、温州蜜
柑1/5濃縮果汁1.7重量部、クエン酸0.2重量部、
クエン酸ナトリウム0.02重量部、ビタミンC 0.0
1重量部を水84重量部に溶解してBrix12°、pH
3.0のオレンジシロップを調製した。このシロップに
クロロゲン酸、カフェー酸及びKPA(プロアントシア
ニジン少量体)の所定量を単独又は組合わせて添加溶解
し、得られた夫々のシロップにオレンジエッセンス1/
1000重量部、カロチン着色料1/1000重量部づ
つを添加した後、透明ガラスビンに95℃でホットパッ
クし、冷却して供試用オレンジ飲料を調製した。夫々の
飲料を50℃の恒温槽及びコントロールとして5℃の冷
蔵庫に別々に10日間保存後、よく訓練された10名の
パネラーにより冷蔵品に対するフレーバーの劣化度合を
官能評価した。その結果を表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】
【実施例3】 (1)焙煎コーヒー豆(焙煎度:L値21)の粉砕物1
00gに約10重量倍の熱水(95℃±1℃)を加えて
Bx.2.6〜2.8°のコーヒーエキス1000gを得
た。このコーヒーエキスを使用し、下記表3に示す配合
割合でコーヒー飲料を調製した。
【0022】
【表3】 (2)下記表4に示す配合割合によりアンチオキシダン
トを調製した。
【0023】
【表4】
【0027】
【0024】前記(1)で調製したコーヒー飲料に
(2)で調製したアンチオキシダントAを0.02%、
0.05%及び0.1%添加した試料を調製した。比較
品としてアンチオキシダントBを0.05%及び0.1
%、アンチオキシダントCを0.05%及び0.1%添
加した試料も調製した。これらの試料を55℃で1週間
保存し、冷蔵庫保存品をコントロールとしてよく訓練さ
れた10名のパネラーにより官能評価を行った。その結
果を表5に示す。
【0025】
【表5】
【0026】表5の結果から明らかなとおり、本発明の
プロアントシアニジンとコーヒークロロゲン酸を組み合
わせたアンチオキシダントAは、それぞを単独で使用し
たアンチオキシダントB及びアンチオキシダントCに対
して約1/2乃至約1/5量以下で同等又はそれ以上の
フレーバー劣化防止効果があった。
【0030】表5の結果から明らかなとおり、本発明の
プロアントシアニジンとコーヒークロロゲン酸を組み合
わせたアンチオキシダントAは、それぞを単独で使用し
たアンチオキシダントB及びアンチオキシダントCに対
して約1/2乃至約1/5量以下で同等又はそれ以上の
フレーバー劣化防止効果があった。
【0027】
【実施例4】紅茶(BOP)に50倍重量の温水を加
え、60℃で10分間抽出して糖度約0.7°の紅茶エ
キスを調製した。この紅茶エキスを用いて下記表6に示
す配合割合によりミルクティー飲料を調製した。
【0028】
【表6】 上記のミルクティー飲料に実施例3で用いたと同じアン
チオキシダントAを0.05重量%添加して瓶詰後、1
20℃で20分間殺菌後冷却し、実施例3と同様に50
℃で5日間保存後官能評価した結果、製造時の好ましい
風味をそのまま維持していた。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、クロロゲン酸、カフェ
ー酸、フェルラ酸よりなる群から選ばれた少なくとも1
種の抗酸化性成分とプロアントシアニジン少量体よりな
る抗酸化性成分と組合せによる顕著な相乗効果をもつ
飲食品のフレーバー劣化防止剤が提供される。また、こ
のフレーバー劣化防止剤を飲食物に含有せしめることに
よって、該飲食品の加工乃至保存中における香気香味の
減少乃至変化、異味異臭の発生等の不都合なフレーバー
劣化を効果的に抑制することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 主唯 東京都中央区日本橋本町4丁目4番14号 長谷川香料株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−27374(JP,A) 特開 平3−7232(JP,A) 特開 平1−132344(JP,A) 特開 昭62−111671(JP,A) 特公 平1−22872(JP,B2) 特公 平3−200781(JP,B2) 特公 昭59−50265(JP,B2) 特公 昭58−32855(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 3/00 - 3/3598 C09K 15/06 - 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェ
    ルラ酸から選ばれる少なくとも1種よりなる抗酸化性成
    分と、(b)プロアントシアニジン少量体よりなる抗酸
    化性成分からなることを特徴とする飲食品のフレーバー
    劣化防止剤。
  2. 【請求項2】 (a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェ
    ルラ酸から選ばれる少なくとも1種よりなる抗酸化性成
    分と、(b)プロアントシアニジン少量体よりなる抗酸
    化性成分を含有することを特徴とする改善されたフレー
    バー劣化防止性を有する飲食品。
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