JP2983132B2 - エンジン遠隔制御システム - Google Patents
エンジン遠隔制御システムInfo
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- JP2983132B2 JP2983132B2 JP5285396A JP28539693A JP2983132B2 JP 2983132 B2 JP2983132 B2 JP 2983132B2 JP 5285396 A JP5285396 A JP 5285396A JP 28539693 A JP28539693 A JP 28539693A JP 2983132 B2 JP2983132 B2 JP 2983132B2
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- ignition switch
- door
- switch
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離れた所に駐車してあ
る自動車のエンジンを携帯器により遠隔操作するエンジ
ン遠隔制御システムに関する。
る自動車のエンジンを携帯器により遠隔操作するエンジ
ン遠隔制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、始動スイッチや停止スイッチ
を配設し、所定時間のあいだエンジンを作動状態にする
暖機運転や暖機運転の中止を指示する制御信号を搬送波
に重畳して発射する携帯器と、電波を捉えて制御信号を
復調する受信回路、イグニッションスイッチの特定接点
間を導通させるリレー回路、制御信号に基づいてリレー
回路を制御する制御回路を有する車載器とを備えるエン
ジン遠隔制御システムが知られている。
を配設し、所定時間のあいだエンジンを作動状態にする
暖機運転や暖機運転の中止を指示する制御信号を搬送波
に重畳して発射する携帯器と、電波を捉えて制御信号を
復調する受信回路、イグニッションスイッチの特定接点
間を導通させるリレー回路、制御信号に基づいてリレー
回路を制御する制御回路を有する車載器とを備えるエン
ジン遠隔制御システムが知られている。
【0003】このエンジン遠隔制御システムでは、携帯
器の始動スイッチを操作して暖機運転の開始を指示する
と、受信回路が制御信号を復調し、制御回路がリレー回
路に、イグニッションスイッチの共通接点とST接点と
が設定短時間導通、続いて、所定時間のあいだ共通接点
とON接点とが導通状態になる様にリレー作動信号を出
す。
器の始動スイッチを操作して暖機運転の開始を指示する
と、受信回路が制御信号を復調し、制御回路がリレー回
路に、イグニッションスイッチの共通接点とST接点と
が設定短時間導通、続いて、所定時間のあいだ共通接点
とON接点とが導通状態になる様にリレー作動信号を出
す。
【0004】この為、スタータが始動してエンジンがか
かり、暖機運転が開始される。そして、所定時間が経過
するか、携帯器で暖機運転の中止を指示すると、共通接
点とON接点とが非導通状態にされ、エンジンが停止す
る。
かり、暖機運転が開始される。そして、所定時間が経過
するか、携帯器で暖機運転の中止を指示すると、共通接
点とON接点とが非導通状態にされ、エンジンが停止す
る。
【0005】ところで、近年、ライトスイッチを“自
動”位置に切り替え、イグニッションスイッチをIG位
置に操作すると、周囲が暗いと自動的にライト類が点灯
し、明るいと消灯する自動ライト制御装置を組み込んだ
自動車が登場して来た。
動”位置に切り替え、イグニッションスイッチをIG位
置に操作すると、周囲が暗いと自動的にライト類が点灯
し、明るいと消灯する自動ライト制御装置を組み込んだ
自動車が登場して来た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この自動車に、上記エ
ンジン遠隔制御システムを装着した場合、以下の様な不
具合が生じる事が判明した。
ンジン遠隔制御システムを装着した場合、以下の様な不
具合が生じる事が判明した。
【0007】ライトスイッチを“自動”位置にして、夜
間等に携帯器でエンジンを遠隔始動すると、ヘッドライ
ト等のライト類が点灯状態となる。しかし、所定時間が
経過してエンジンが停止したり(暖機運転が終了)、又
は携帯器の停止スイッチを操作してエンジンが停止(暖
機運転が中止)した場合は、運転席側のドアが操作され
ない(閉→開)為、ライト類が点灯状態のままとなり、
そのまま放置しておくと、バッテリが上がってしまう。
間等に携帯器でエンジンを遠隔始動すると、ヘッドライ
ト等のライト類が点灯状態となる。しかし、所定時間が
経過してエンジンが停止したり(暖機運転が終了)、又
は携帯器の停止スイッチを操作してエンジンが停止(暖
機運転が中止)した場合は、運転席側のドアが操作され
ない(閉→開)為、ライト類が点灯状態のままとなり、
そのまま放置しておくと、バッテリが上がってしまう。
【0008】従って、ヘッドライト等のライト類が点灯
状態となる可能性がある夜間等に、エンジン遠隔始動を
使用する場合には、ライトスイッチを“手動”位置に切
り替えておかなければならず、使い勝手が悪いという欠
点があった。
状態となる可能性がある夜間等に、エンジン遠隔始動を
使用する場合には、ライトスイッチを“手動”位置に切
り替えておかなければならず、使い勝手が悪いという欠
点があった。
【0009】本発明の目的は、イグニッションスイッチ
がIG位置にある場合に周囲が暗いと自動的にライト類
が点灯する自動ライト制御装置を組み込んだ自動車に装
着しても、バッテリ上がりの虞が無いエンジン遠隔制御
システムの提供にある。
がIG位置にある場合に周囲が暗いと自動的にライト類
が点灯する自動ライト制御装置を組み込んだ自動車に装
着しても、バッテリ上がりの虞が無いエンジン遠隔制御
システムの提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、イグニッションスイッチからの接点信号
と、運転席側のドアの開け閉めにより接点状態が切り替
わるドアスイッチからのドア開・閉信号と、周囲の明る
さを感知する光センサのセンサ信号とを入力し、前記イ
グニッションスイッチを一旦、IG位置に操作すると、
周囲が暗い時に自動的にライト類を点灯させ明るい時に
消灯させる調光機能が作動開始し、イグニッションスイ
ッチをOFF位置に戻し、運転席側のドアを開けるとこ
の調光機能が解除される自動ライト制御装置を組み込ん
だ自動車に用いる、エンジン遠隔制御システムであっ
て、所定時間のあいだエンジンを作動状態にする暖機運
転の開始や暖機運転の中止を指示する制御信号を搬送波
に重畳し、電波にして空中に送出する携帯器と、前記電
波を捕捉して制御信号を復調する検波手段、特定接点間
を電気的に導通状態にする事により、イグニッションス
イッチをIG位置、ST位置にしたと同じ状態にできる
バイパス手段、及び復調した制御信号に基づいて前記バ
イパス手段を制御する制御手段を有する車載器とを備
え、前記携帯器により暖機運転が開始し、終了した時点
或いは中止した時点で、前記車載器は、前記自動ライト
制御装置にドア開信号を送出する。
め、本発明は、イグニッションスイッチからの接点信号
と、運転席側のドアの開け閉めにより接点状態が切り替
わるドアスイッチからのドア開・閉信号と、周囲の明る
さを感知する光センサのセンサ信号とを入力し、前記イ
グニッションスイッチを一旦、IG位置に操作すると、
周囲が暗い時に自動的にライト類を点灯させ明るい時に
消灯させる調光機能が作動開始し、イグニッションスイ
ッチをOFF位置に戻し、運転席側のドアを開けるとこ
の調光機能が解除される自動ライト制御装置を組み込ん
だ自動車に用いる、エンジン遠隔制御システムであっ
て、所定時間のあいだエンジンを作動状態にする暖機運
転の開始や暖機運転の中止を指示する制御信号を搬送波
に重畳し、電波にして空中に送出する携帯器と、前記電
波を捕捉して制御信号を復調する検波手段、特定接点間
を電気的に導通状態にする事により、イグニッションス
イッチをIG位置、ST位置にしたと同じ状態にできる
バイパス手段、及び復調した制御信号に基づいて前記バ
イパス手段を制御する制御手段を有する車載器とを備
え、前記携帯器により暖機運転が開始し、終了した時点
或いは中止した時点で、前記車載器は、前記自動ライト
制御装置にドア開信号を送出する。
【0011】
【作用】携帯器で暖機運転の開始を指示すると、制御信
号が重畳された電波が空中に送出される。
号が重畳された電波が空中に送出される。
【0012】車載器の検波手段が電波を捕捉して制御信
号を復調する。
号を復調する。
【0013】暖機運転の開始を行なう旨の制御信号に基
づいて制御手段はバイパス手段を制御する。
づいて制御手段はバイパス手段を制御する。
【0014】バイパス手段は、最初、イグニッションス
イッチをST位置にしたのと同じ状態になる様にイグニ
ッションスイッチの特定接点間(共通接点- ST接点)
を導通状態にし(スタータが作動する)、次にイグニッ
ションスイッチをON位置にしたのと同じ状態になる様
にイグニッションスイッチの特定接点間(共通接点-O
N接点)を導通状態にする。これによりエンジンが作動
状態となり、暖機運転が開始する。
イッチをST位置にしたのと同じ状態になる様にイグニ
ッションスイッチの特定接点間(共通接点- ST接点)
を導通状態にし(スタータが作動する)、次にイグニッ
ションスイッチをON位置にしたのと同じ状態になる様
にイグニッションスイッチの特定接点間(共通接点-O
N接点)を導通状態にする。これによりエンジンが作動
状態となり、暖機運転が開始する。
【0015】自動ライト制御装置にはイグニッションス
イッチからの接点信号と、ドアスイッチからのドア開・
閉信号と、光センサのセンサ信号とが入力され、エンジ
ンが作動状態となった時点(イグニッションスイッチの
共通接点- ON接点が導通状態)で、夜間等で周囲が暗
いと自動ライト制御装置は、ライト類を点灯状態にす
る。
イッチからの接点信号と、ドアスイッチからのドア開・
閉信号と、光センサのセンサ信号とが入力され、エンジ
ンが作動状態となった時点(イグニッションスイッチの
共通接点- ON接点が導通状態)で、夜間等で周囲が暗
いと自動ライト制御装置は、ライト類を点灯状態にす
る。
【0016】所定時間が経過するか携帯器で暖機運転の
中止を指示すると、バイパス手段は、イグニッションス
イッチをOFF位置にしたのと同じ状態になる様に、共
通接点と特定固定接点(IG接点)間を非導通状態にす
るのでエンジンが停止する。
中止を指示すると、バイパス手段は、イグニッションス
イッチをOFF位置にしたのと同じ状態になる様に、共
通接点と特定固定接点(IG接点)間を非導通状態にす
るのでエンジンが停止する。
【0017】所定時間が経過するか携帯器で暖機運転の
中止を指示して、エンジンが停止した時点(イグニッシ
ョンスイッチをOFF位置にしたのと同じ状態)で、車
載器は、自動ライト制御装置にドア開信号を送出する。
中止を指示して、エンジンが停止した時点(イグニッシ
ョンスイッチをOFF位置にしたのと同じ状態)で、車
載器は、自動ライト制御装置にドア開信号を送出する。
【0018】自動ライト制御装置は、運転席側のドアが
開けられたと見なして調光機能を解除するのでライト類
は消灯する。
開けられたと見なして調光機能を解除するのでライト類
は消灯する。
【0019】
【発明の効果】周囲が暗いと自動的にライト類が点灯す
る自動ライト制御装置を組み込んだ自動車に車載器を装
着し、携帯器で暖機運転の開始を指示した後、所定時間
が経過するか携帯器で暖機運転の中止を指示してエンジ
ンが停止すると、エンジン作動中にライト類が点灯して
いても、ライト類が消灯するので、バッテリが上がる虞
が無い。
る自動ライト制御装置を組み込んだ自動車に車載器を装
着し、携帯器で暖機運転の開始を指示した後、所定時間
が経過するか携帯器で暖機運転の中止を指示してエンジ
ンが停止すると、エンジン作動中にライト類が点灯して
いても、ライト類が消灯するので、バッテリが上がる虞
が無い。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図1、及び図2に基づい
て説明する。図に示すように、エンジン遠隔制御システ
ムAは、携帯器1と車載器2とで構成され、自動ライト
制御装置Bを組み込んだ自動車(図示せず)に装着され
る。
て説明する。図に示すように、エンジン遠隔制御システ
ムAは、携帯器1と車載器2とで構成され、自動ライト
制御装置Bを組み込んだ自動車(図示せず)に装着され
る。
【0021】携帯器1は、所定時間の間、エンジンを作
動状態にする暖機運転の開始を指示する始動スイッチ1
1や暖機運転の中断を指示する停止スイッチ12を有
し、始動スイッチ11や停止スイッチ12を操作した場
合、搬送波を、暖機運転の開始又は中断を指令する制御
信号221、222(携帯器1側では図中に示さない)
で変調して電波13(本実施例では400MHz帯、出
力1mW)としてアンテナ14から送信する。
動状態にする暖機運転の開始を指示する始動スイッチ1
1や暖機運転の中断を指示する停止スイッチ12を有
し、始動スイッチ11や停止スイッチ12を操作した場
合、搬送波を、暖機運転の開始又は中断を指令する制御
信号221、222(携帯器1側では図中に示さない)
で変調して電波13(本実施例では400MHz帯、出
力1mW)としてアンテナ14から送信する。
【0022】車載器2は、電波13を捉えるアンテナ2
1、捉えた電波13を検波して制御信号221、222
を復調する受信回路22(21と22が検波手段に相
当)、バイパス手段であるリレー回路23、及びリレー
回路23を制御する制御回路24を備える。
1、捉えた電波13を検波して制御信号221、222
を復調する受信回路22(21と22が検波手段に相
当)、バイパス手段であるリレー回路23、及びリレー
回路23を制御する制御回路24を備える。
【0023】アンテナ21は、電波13を捉えて受信回
路22に送出する。受信回路22は、電波13を検波
し、復調した制御信号221、222を制御回路24に
送出する。
路22に送出する。受信回路22は、電波13を検波
し、復調した制御信号221、222を制御回路24に
送出する。
【0024】リレー回路23は、作動時にイグニッショ
ンスイッチ3のCOM接点30とACC接点32との間
をイグニッションスイッチ3外でバイパスする第1のリ
レー、作動時にCOM接点30とIG接点33との間を
イグニッションスイッチ3外でバイパスする第2のリレ
ー、作動時にCOM接点30とST接点34との間をイ
グニッションスイッチ3外でバイパスする第3のリレ
ー、及びドアスイッチ5に並列接続され、作動時にドア
スイッチ5の両端子間をドアスイッチ5外でバイパスす
る第4のリレーにより構成される。
ンスイッチ3のCOM接点30とACC接点32との間
をイグニッションスイッチ3外でバイパスする第1のリ
レー、作動時にCOM接点30とIG接点33との間を
イグニッションスイッチ3外でバイパスする第2のリレ
ー、作動時にCOM接点30とST接点34との間をイ
グニッションスイッチ3外でバイパスする第3のリレ
ー、及びドアスイッチ5に並列接続され、作動時にドア
スイッチ5の両端子間をドアスイッチ5外でバイパスす
る第4のリレーにより構成される。
【0025】制御回路24は、制御信号221、222
が入力されると、第1〜第4のリレーを作動させるリレ
ー作動信号241〜244をリレー回路23に送出す
る。
が入力されると、第1〜第4のリレーを作動させるリレ
ー作動信号241〜244をリレー回路23に送出す
る。
【0026】自動ライト制御装置Bは、ライトスイッチ
41、光センサ42、及びライト43が接続され、ドア
信号の入力端子44や、イグニッションスイッチ3から
の接点信号331、341を入力する入力端子45、4
6を備える。
41、光センサ42、及びライト43が接続され、ドア
信号の入力端子44や、イグニッションスイッチ3から
の接点信号331、341を入力する入力端子45、4
6を備える。
【0027】ライトスイッチ41は、周囲が暗いと自動
的にライト43を点灯させ明るいと消灯させる調光機能
を動作させる“自動”位置と、調光機能を動作させない
“手動”位置とを有する。
的にライト43を点灯させ明るいと消灯させる調光機能
を動作させる“自動”位置と、調光機能を動作させない
“手動”位置とを有する。
【0028】光センサ42は、cdsやホトダイオード
等のセンサであり、周囲の明るさを検知し、センサ信号
を自動ライト制御装置Bに入力する。
等のセンサであり、周囲の明るさを検知し、センサ信号
を自動ライト制御装置Bに入力する。
【0029】ライト43は、ヘッドライトやスモールラ
イト等のライト類である。
イト等のライト類である。
【0030】入力端子44には、車体側に配設したドア
スイッチ5からのドア信号が入力される。又、ドアスイ
ッチ5は、運転席側のドアが閉じている時に接点が開成
し、開くと閉成する常開形のスイッチである。
スイッチ5からのドア信号が入力される。又、ドアスイ
ッチ5は、運転席側のドアが閉じている時に接点が開成
し、開くと閉成する常開形のスイッチである。
【0031】入力端子45、46は、夫々、イグニッシ
ョンスイッチ3のIG接点33、ST接点34に接続さ
れ、イグニッションスイッチ3からの接点信号331、
341が入力される。
ョンスイッチ3のIG接点33、ST接点34に接続さ
れ、イグニッションスイッチ3からの接点信号331、
341が入力される。
【0032】この自動ライト制御装置B自体は、ライト
スイッチ41が“自動”位置にあり、ドア閉信号51が
入力端子44に入力されており(運転席側のドアが閉じ
られている)、接点信号331が一旦、入力端子45に
入力される(イグニッションスイッチ3が一旦、IG位
置に操作される)と、周囲が暗い時に自動的にライト4
3が点灯し明るい時に消灯する調光機能が作動開始す
る。そして、接点信号331又は接点信号341が入力
端子45又は入力端子46に入力されなくなり(イグニ
ッションスイッチ3をACC位置又はOFF位置にす
る)、運転席側のドアが開いてドア開信号52が入力端
子44に入力されるとこの調光機能が解除され、ライト
43が消灯状態になる。
スイッチ41が“自動”位置にあり、ドア閉信号51が
入力端子44に入力されており(運転席側のドアが閉じ
られている)、接点信号331が一旦、入力端子45に
入力される(イグニッションスイッチ3が一旦、IG位
置に操作される)と、周囲が暗い時に自動的にライト4
3が点灯し明るい時に消灯する調光機能が作動開始す
る。そして、接点信号331又は接点信号341が入力
端子45又は入力端子46に入力されなくなり(イグニ
ッションスイッチ3をACC位置又はOFF位置にす
る)、運転席側のドアが開いてドア開信号52が入力端
子44に入力されるとこの調光機能が解除され、ライト
43が消灯状態になる。
【0033】つぎに、エンジン遠隔制御システムAの作
動を述べる。尚、自動車は、携帯器1から離れた所に駐
車してあり、周囲は暗い状態である。又、イグニッショ
ンスイッチ3はOFF位置、ライトスイッチ41は“自
動”位置にあり、ドアは閉まっており、車内は無人であ
る。 (1) 携帯器1の始動スイッチ11を操作し、暖機運転の
開始を指示すると、制御信号221を重畳した電波13
がアンテナ14から送信される(図2の状態61)。
動を述べる。尚、自動車は、携帯器1から離れた所に駐
車してあり、周囲は暗い状態である。又、イグニッショ
ンスイッチ3はOFF位置、ライトスイッチ41は“自
動”位置にあり、ドアは閉まっており、車内は無人であ
る。 (1) 携帯器1の始動スイッチ11を操作し、暖機運転の
開始を指示すると、制御信号221を重畳した電波13
がアンテナ14から送信される(図2の状態61)。
【0034】(2) 電波13が車載器2のアンテナ21で
捉えられ、受信回路22は電波13を検波して復調し、
復調した制御信号221を制御回路24に送出する。
捉えられ、受信回路22は電波13を検波して復調し、
復調した制御信号221を制御回路24に送出する。
【0035】(3) 制御信号221が入力されると制御回
路24は、図2のタイムチャートに示す様に、所定時間
(例えば、制御信号221の入力後、15分後)が経過
するか制御信号222が入力されるまでリレー作動信号
241、242をリレー回路23に送出し、設定時間
(数秒)のあいだリレー作動信号243をリレー回路2
3に送出する。
路24は、図2のタイムチャートに示す様に、所定時間
(例えば、制御信号221の入力後、15分後)が経過
するか制御信号222が入力されるまでリレー作動信号
241、242をリレー回路23に送出し、設定時間
(数秒)のあいだリレー作動信号243をリレー回路2
3に送出する。
【0036】(4) リレー回路23の第1、第2のリレー
は所定時間が経過するか制御信号222が入力されるま
で作動状態となり、その間、第1、第2のリレーの接点
は閉成状態になる。又、第3のリレーは設定時間(数
秒)のあいだ作動状態となり、その間、第3のリレーの
接点は閉成状態になる。
は所定時間が経過するか制御信号222が入力されるま
で作動状態となり、その間、第1、第2のリレーの接点
は閉成状態になる。又、第3のリレーは設定時間(数
秒)のあいだ作動状態となり、その間、第3のリレーの
接点は閉成状態になる。
【0037】この為、COM接点30- ACC接点32
間、及びCOM接点30- IG接点33間がバイパスさ
れ、カーラジオ等のアクセサリー回路(図示せず)、及
びスパークプラグに高電圧を印加する為の点火回路(図
示せず)に、バッテリ7の電力が供給される。又、CO
M接点30- ST接点34間がバイパスされ、スタータ
に設定時間(数秒)のあいだバッテリ7の電力が供給さ
れる。
間、及びCOM接点30- IG接点33間がバイパスさ
れ、カーラジオ等のアクセサリー回路(図示せず)、及
びスパークプラグに高電圧を印加する為の点火回路(図
示せず)に、バッテリ7の電力が供給される。又、CO
M接点30- ST接点34間がバイパスされ、スタータ
に設定時間(数秒)のあいだバッテリ7の電力が供給さ
れる。
【0038】第4のリレーの接点がオフ状態にあり、周
囲が暗く、状態61時点で入力端子45に接点信号33
1が入力されるので、自動ライト制御装置Bの調光機能
が作動を開始し、ライト43が点灯状態になる。
囲が暗く、状態61時点で入力端子45に接点信号33
1が入力されるので、自動ライト制御装置Bの調光機能
が作動を開始し、ライト43が点灯状態になる。
【0039】(5) 使用者が携帯器1の停止スイッチ12
を操作して受信回路22が制御信号222を制御回路2
4に入力するか、所定時間(15分)が経過する(図2
の状態62)と、制御回路24は、図2のタイムチャー
トに示す様に、リレー作動信号241、242の送出を
停止し、Ts秒間(例えば1秒間)、リレー作動信号2
44をリレー回路23に送出する。
を操作して受信回路22が制御信号222を制御回路2
4に入力するか、所定時間(15分)が経過する(図2
の状態62)と、制御回路24は、図2のタイムチャー
トに示す様に、リレー作動信号241、242の送出を
停止し、Ts秒間(例えば1秒間)、リレー作動信号2
44をリレー回路23に送出する。
【0040】(6) リレー回路23の第1、第2のリレー
は作動停止状態となり、第1、第2のリレーの接点は開
成状態になる(第3のリレーは既に開成状態にありリレ
ー接点は開成状態である)。又、第4のリレーは、Ts
秒間(1秒間)作動状態となり、その間、第4のリレー
の接点は閉成状態になる。
は作動停止状態となり、第1、第2のリレーの接点は開
成状態になる(第3のリレーは既に開成状態にありリレ
ー接点は開成状態である)。又、第4のリレーは、Ts
秒間(1秒間)作動状態となり、その間、第4のリレー
の接点は閉成状態になる。
【0041】この為、COM接点30- ACC接点32
間、及びCOM接点30- IG接点33間のバイパスが
解除され、カーラジオ等のアクセサリー回路(図示せ
ず)、及びスパークプラグに高電圧を印加する為の点火
回路への電力が断たれ、エンジンが停止するとともに、
アクセサリー回路への電力供給が断たれる。
間、及びCOM接点30- IG接点33間のバイパスが
解除され、カーラジオ等のアクセサリー回路(図示せ
ず)、及びスパークプラグに高電圧を印加する為の点火
回路への電力が断たれ、エンジンが停止するとともに、
アクセサリー回路への電力供給が断たれる。
【0042】そして、入力端子45、46への接点信号
331、341の入力が無い状態(イグニッションスイ
ッチがOFF位置又はACC位置)で、入力端子44に
ドア開信号52がTs秒間(1秒間)入力されたのと同
様の状態になるので、自動ライト制御装置Bの調光機能
が作動を停止し、ライト43が消灯する。
331、341の入力が無い状態(イグニッションスイ
ッチがOFF位置又はACC位置)で、入力端子44に
ドア開信号52がTs秒間(1秒間)入力されたのと同
様の状態になるので、自動ライト制御装置Bの調光機能
が作動を停止し、ライト43が消灯する。
【0043】以下、エンジン遠隔制御システムAの効果
を述べる。 〔ア〕自動ライト制御装置Bを組み込んだ自動車にエン
ジン遠隔制御システムAを装着し、携帯器1の始動スイ
ッチ11を操作して暖機運転の開始を指示し、指示後、
所定時間(15分)が経過するか、停止スイッチ12を
操作して暖機運転の中止を指示すると、周囲が暗くて自
動ライト制御装置Bの調光機能が作動してライト43が
点灯状態になっていても、エンジンが停止するとライト
43が消灯するので、そのまま放置してもバッテリが上
がる虞が無い。
を述べる。 〔ア〕自動ライト制御装置Bを組み込んだ自動車にエン
ジン遠隔制御システムAを装着し、携帯器1の始動スイ
ッチ11を操作して暖機運転の開始を指示し、指示後、
所定時間(15分)が経過するか、停止スイッチ12を
操作して暖機運転の中止を指示すると、周囲が暗くて自
動ライト制御装置Bの調光機能が作動してライト43が
点灯状態になっていても、エンジンが停止するとライト
43が消灯するので、そのまま放置してもバッテリが上
がる虞が無い。
【0044】従って、ライト43が点灯状態となる可能
性がある夜間等にライトスイッチ41を“手動”位置に
切り替えておく必要が無く、使い勝手が良い。
性がある夜間等にライトスイッチ41を“手動”位置に
切り替えておく必要が無く、使い勝手が良い。
【0045】〔イ〕夜間、ライトスイッチ41を“自
動”位置に設定しておき、携帯器1で暖機運転の指示を
出せば、エンジン作動中にライト43が点灯状態になる
ので自分の車の駐車位置をライト43の光により容易に
確認する事ができる。
動”位置に設定しておき、携帯器1で暖機運転の指示を
出せば、エンジン作動中にライト43が点灯状態になる
ので自分の車の駐車位置をライト43の光により容易に
確認する事ができる。
【0046】〔ウ〕携帯器1による暖機運転中に停止ス
イッチ12を操作するか、暖機運転開始後、所定時間
(15分)が経過した際、制御回路24は、リレー作動
信号241、242の送出を停止し、1秒間、リレー作
動信号244を第4のリレーに送出し、1秒間、ドアを
開けたのと同じ状態を作っている。この為、自動ライト
制御装置Bの調光機能の作動を停止させるのに充分な時
間であるとともに、イグニッションスイッチ3を介さな
いでバッテリ7に結線されたドア照明等によるバッテリ
7の消耗を防止する事ができる。
イッチ12を操作するか、暖機運転開始後、所定時間
(15分)が経過した際、制御回路24は、リレー作動
信号241、242の送出を停止し、1秒間、リレー作
動信号244を第4のリレーに送出し、1秒間、ドアを
開けたのと同じ状態を作っている。この為、自動ライト
制御装置Bの調光機能の作動を停止させるのに充分な時
間であるとともに、イグニッションスイッチ3を介さな
いでバッテリ7に結線されたドア照明等によるバッテリ
7の消耗を防止する事ができる。
【0047】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.請求項1で言う“イグニッションスイッチのOFF
位置”は、上記実施例の様にACC位置があるイグニッ
ションスイッチの場合はACC位置も含む。
態様を含む。 a.請求項1で言う“イグニッションスイッチのOFF
位置”は、上記実施例の様にACC位置があるイグニッ
ションスイッチの場合はACC位置も含む。
【0048】b.ドアを開けると接点が開く常閉形のス
イッチをドアスイッチに使用しても良い。
イッチをドアスイッチに使用しても良い。
【0049】c.バイパス手段は、リレー以外に、半導
体スイッチを用いても良い。
体スイッチを用いても良い。
【図1】本発明の一実施例を示す、エンジン遠隔制御シ
ステムのブロック図である。
ステムのブロック図である。
【図2】そのシステムにおける、リレー等の状態を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
A エンジン遠隔制御システム B 自動ライト制御装置 1 携帯器 3 イグニッションスイッチ 5 ドアスイッチ 13 電波 22 受信回路(検波手段) 23 リレー回路(バイパス手段) 42 光センサ 51 ドア閉信号 52 ドア閉信号 221 制御信号 222 制御信号 331 接点信号 341 接点信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−81572(JP,A) 特開 平2−77343(JP,A) 特開 昭63−212142(JP,A) 特開 平6−307316(JP,A) 実開 昭62−173238(JP,U) 実開 昭62−173239(JP,U) 実開 平3−51174(JP,U) 実開 平5−58875(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02N 11/08
Claims (1)
- 【請求項1】 イグニッションスイッチからの接点信号
と、運転席側のドアの開け閉めにより接点状態が切り替
わるドアスイッチからのドア開・閉信号と、周囲の明る
さを感知する光センサのセンサ信号とを入力し、 前記イグニッションスイッチを一旦、IG位置に操作す
ると、周囲が暗い時に自動的にライト類を点灯させ明る
い時に消灯させる調光機能が作動開始し、 イグニッションスイッチをOFF位置に戻し、運転席側
のドアを開けるとこの調光機能が解除される自動ライト
制御装置を組み込んだ自動車に用いる、エンジン遠隔制
御システムであって、 所定時間のあいだエンジンを作動状態にする暖機運転の
開始や暖機運転の中止を指示する制御信号を搬送波に重
畳し、電波にして空中に送出する携帯器と、 前記電波を捕捉して制御信号を復調する検波手段、 特定接点間を電気的に導通状態にする事により、イグニ
ッションスイッチをIG位置、ST位置にしたと同じ状
態にできるバイパス手段、 及び復調した制御信号に基づいて前記バイパス手段を制
御する制御手段を有する車載器とを備え、 前記携帯器により暖機運転が開始し、終了した時点或い
は中止した時点で、前記車載器は、前記自動ライト制御
装置にドア開信号を送出する事を特徴とするエンジン遠
隔制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5285396A JP2983132B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンジン遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5285396A JP2983132B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンジン遠隔制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139454A JPH07139454A (ja) | 1995-05-30 |
JP2983132B2 true JP2983132B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17690995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5285396A Expired - Fee Related JP2983132B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンジン遠隔制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983132B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005138708A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Fujitsu Ten Ltd | 車両用ライト制御装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006347334A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Toyota Motor Corp | 遠隔操作装置 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5285396A patent/JP2983132B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005138708A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Fujitsu Ten Ltd | 車両用ライト制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07139454A (ja) | 1995-05-30 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |