JP2982155B2 - 電線又はケーブル牽引用ロープの自動巻き取り装置 - Google Patents

電線又はケーブル牽引用ロープの自動巻き取り装置

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JP2982155B2
JP2982155B2 JP7309717A JP30971795A JP2982155B2 JP 2982155 B2 JP2982155 B2 JP 2982155B2 JP 7309717 A JP7309717 A JP 7309717A JP 30971795 A JP30971795 A JP 30971795A JP 2982155 B2 JP2982155 B2 JP 2982155B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は架空又は地中等の
電線又はケーブルの延線に用いる牽引用ロープをウイン
チで引き込み、これを巻き取りドラムに巻き取る、自動
巻き取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来電線又はケーブルの延線に用いる牽
引用のメッセンジャーロープ等のロープをウインチで引
っ張って巻き取る場合、ウインチから繰り出されるロー
プを作業者が尻手取りし、その後これをドラムに巻き付
けている。
【0003】この作業者による尻手取りに代えて、ウイ
ンチで直接ドラムに巻き取ることも考えられるが、ウイ
ンチから繰り出されたロープに常時張力をかけ乍ら巻き
取りドラムで巻き取らなければならず、この場合のウイ
ンチと巻き取りドラムとの協調が極めて難しい。さらに
巻き取りドラムに巻かれていくロープに不必要な張力を
かけてしまい、既に巻かれたロープの間に食い込んでし
まったり、乱巻きする恐れがある。また極めて複雑な、
規模の大きな巻き取り装置となってしまう。そこで作業
者はウインチのドラムにロープを数回巻き付け、そのロ
ープの尻手を取って、巻き取りドラムに別途巻き付けて
いるのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの作業
者による尻手取り作業もウインチから繰り出されるロー
プに常に張力をかけつつ引っ張らなければならず、極め
て注意力の要る作業であり、またちょっとした隙にロー
プがウインチに巻き込まれるおそれがあり、その場合作
業者自身もウインチに巻き込まれ、極めて危険である。
【0005】そこでこの発明は、この様な作業者による
尻手取り作業を不要とし、機械的に尻手取り作業を行
う、極めて構造が簡単でかつ安全な尻手取りローラ群等
を含めた電線又はケーブル牽引用ロープの自動巻き取り
装置を提供し、上記課題を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、電
線又はケーブルの延線に用いる牽引用ロープを適宜のウ
インチにより引き込み、このウインチの後方で巻き取り
ドラムに上記ロープを巻き取る装置において、上記ウイ
ンチに導入させるロープを一旦掛ける張力計を設け、上
記ウインチ箇所には尻手取りローラ群を設け、この尻手
取りローラ群はウインチの軸と並行な軸を有し、適宜の
駆動源により回転する駆動ローラと、常時当該駆動ロー
ラに押圧する押圧ローラとから成り、上記駆動ローラに
は外周溝を設け、上記押圧ローラには上記駆動ローラの
外周を被冠自在な外周溝を設け、この外周溝の中央に環
状凸部を設け、上記駆動ローラの外周溝に入ったロープ
の外周を上記環状凸部で押圧する構成とし、また上記尻
手取りローラ群の後方に、トラバーサを有する巻き取り
ドラムを設け、上記張力計により測定した張力異常を警
報する警報装置を設けた電線又はケーブル牽引用ワイヤ
ロープの自動巻き取り装置とした。なおここでいう電線
又はケーブル牽引用ロープとは延線する電線又はケーブ
ルの先端にその一端を接続して電線又はケーブルを牽引
するためのメッセンジャーロープ等、その他のロープ又
はワイヤーを含むものである。
【0007】また請求項2項の発明は、電線又はケーブ
ルの延線に用いる牽引用ロープを適宜のウインチにより
引き込み、このウインチの後方で巻き取りドラムに上記
ロープを巻き取る装置において、上記ウインチと巻き取
りドラムの間に介在させ、上記ウインチの軸と並行な軸
を有し、上記ウインチと連動する駆動ローラを設け、上
記ウインチの軸と駆動ローラの軸とは同一の軸受体に軸
支し、この駆動ローラは上記ロープを一回又は数回巻く
外周を有し、この駆動ローラの外周を弾機により常時押
圧する押圧ローラを設けた自動尻手取りローラ群を有
し、上記軸受体の一側から、駆動ローラの軸の両側に、
この軸と平行な支持板を夫々略水平に設け、これらの各
支持板の上に、上端が開口したガイド筒を立設し、連絡
板の下面両側から垂下させた各ボルト杆の下部を上記各
ガイド筒内に摺動自在に挿入し、上記連結板の両側と上
記各支持板の間には常時連結板を下方へ押圧する弾機を
設け、上記連結板の一側から突出したシャフトに上記押
圧ローラを回転自在に設け、またこのシャフトに軸支し
たストッパー杆の下端を上記駆動ローラの軸に係止した
際、上記弾機の力に抗して連結板が上昇し、押圧ローラ
の外周と駆動ローラの外周とが離れる構成としたことを
特徴とする、電線又はケーブル牽引用ロープの自動巻き
取り装置とした。
【0008】また請求項3項の発明、電線又はケーブル
の延線に用いる牽引用ロープを適宜のウインチにより引
き込み、このウインチの後方で巻き取りドラムに上記ロ
ープを巻き取る装置において、上記ウインチは適宜の駆
動源により回転する駆動軸とこれと平行な大径のウイン
チドラムとを軸受体で回転自在に支持し、これらの駆動
軸とウインチドラムとを連動させる手段を設け、上記駆
動軸には駆動ローラを固定し、この駆動ローラの外周に
掛けるロープを、弾機により常時押圧する押圧ローラを
回転自在に設けた自動尻手取りローラ群を有する電線又
はケーブル牽引用ロープの自動巻き取り装置とした。
【0009】また請求項4項の発明は、電線又はケーブ
ルの延線に用いる牽引用ロープを適宜のウインチにより
引っ張り込み、このウインチの後方に設けた尻手取りド
ラムによりロープを無張力にし、このロープを巻き取り
ドラムで巻き取る装置において、巻き取りドラムの両側
の支持フレームの間にわたした支持材の、ドラムの略中
央箇所からユニバーサルジョイントを介してガイドアー
ムを突設し、このガイドアームの先端に、回転自在に支
持したシーブの両側にボールローラを設けて成るトラバ
ーサを設け、このトラバーサは自重により常時上記ボー
ルローラが巻き取りドラムの外周に当接する構成となっ
ている巻き取りドラムを有する、上記請求項1項乃至3
項のいずれか記載の、電線又はケーブル牽引用ロープの
自動巻き取り装置とした。
【0010】請求項1項の発明では、上記ウインチに導
入させるロープを一旦張力計にかけ、当該ロープの張力
を測定する。また上記ウインチから繰り出されるロープ
は連続的に繰り出されてくるため張力をかけてこれを引
き出さなければならないが、これらのロープを上記尻手
取りローラ群の駆動ローラにかけ、この駆動ローラにか
かったロープの外周を押圧ローラで常時押圧している。
従ってこの駆動ローラと押圧ローラとが尻手取りの役目
をしている。
【0011】そこでこれらの尻手取りローラ群を通過し
たロープは張力がかかっておらず、巻き取りドラムで容
易に巻き取ることができる。そして上記張力計による張
力表示とともに張力異常がでた場合これを警報し、さら
に張力が上がった場合は上記ウインチの回転を停止させ
る信号を送るものである。
【0012】上記請求項2項の発明では、上記ウインチ
から繰り出されるロープは連続的に繰り出されてくるた
め張力をかけてこれを引き出さなければならないが、こ
れらのロープを上記ウインチと連動回転する上記駆動ロ
ーラにかけ、この駆動ローラの溝に入ったロープの外周
を押圧ローラで常時押圧している。従ってこの駆動ロー
ラと押圧ローラとが尻手取りの役目をしている。そこで
これらの尻手取りローラ群を通過したロープは張力がか
かっておらず、巻き取りドラムで容易に巻き付けること
ができる。またウインチからロープを導出し、これを駆
動ローラの外周溝に掛け、この上から押圧ローラを被せ
る。これにはストッパー杆を回してその下端を上記駆動
軸上に載せて連結板を弾機の力に抗して持ち上げ、押圧
ローラを駆動ローラから離す。これによりロープを駆動
ローラの外周溝に掛けることができる。そして再びスト
ッパー杆を回転させてその下端を駆動軸から外せば、駆
動ローラの両側の弾機の力で両側の各ガイド筒の中空部
に各ボルト杆の下部が押されて入る。そしてこの様にガ
イドされて連結板が下がり、押圧ローラの外周と駆動ロ
ーラの外周に掛かったロープが当該駆動ローラと押圧ロ
ーラに挾持される。
【0013】また請求項3項の発明では、上記ウインチ
から繰り出されるロープは連続的に繰り出されてくるた
め張力をかけてこれを引き出さなければならないが、こ
れらのロープを上記駆動ローラにかけ、この駆動ローラ
の外周に掛けたロープを押圧ローラで常時駆動ローラに
押圧している。従ってこの駆動ローラと押圧ローラとが
尻手取りの役目をしている。そこでこれらの尻手取りロ
ーラ群を通過したロープは張力がかかっておらず、巻き
取りドラムで容易に巻き付けることができる。またウイ
ンチドラムは直接駆動源に接続せず、適宜の駆動源によ
り回転する駆動軸の回転を適宜の伝達手段で伝えている
ため、ウインチドラムを大径にすることができ、またウ
インチドラムと駆動軸との伝達比を大きくとることによ
り減速回転が出来る。
【0014】また請求項4項の発明では、請求項1乃至
3項いずれかの発明の作用に加えて、ウインチから繰り
出されるロープを尻手取りローラ群にかけて無張力状態
とし、その後これを巻き取る巻き取りドラムにおいて、
巻き取りドラムを回転駆動させてロープを巻き付けてい
く際、上記ガイドアームの先端に設けたトラバーサのシ
ーブにロープを掛けてこれらのロープをドラム外周に巻
き付ける。
【0015】そこで当該シーブの両端のボールローラに
より当該トラバーサはドラム外周に巻き付けられたロー
プの低い箇所へと自重で転がっていく。従って当該トラ
バーサのシーブに掛かったロープは常にドラム外周の低
い箇所にガイドされてから巻き付けられる。その際ガイ
ドアーム及びトラバーサは支持材に対してユニバーサル
に回動、屈曲する。
【0016】
【発明の実施の形態例】以下この発明の実施の形態例を
図について説明する。図1乃至図7はこの発明の第1の
実施の形態例を示す。図1は全体概略図を示し、電線又
はケーブルの延線に用いる牽引用のロープ1の張力を計
る張力計2を設け、この後方に車軸ウインチ3、尻手取
りローラ群4及び巻き取りドラム5を設けている。また
上記張力計2により測定した張力を表示する張力表示計
6を設けている。
【0017】また上記張力計2はロープ1を導入する四
面ガイドローラ7、張力に応じてバネ等を縮めて支持シ
ャフト8aが動く可動ローラ8及び当該可動ローラ8か
ら導出するロープ1をUターンさせて張力計2から導出
させるガイドローラ9を設けている。
【0018】この張力計2には適宜の方向からロープ1
がくるため、これらを四面ガイドローラ7に通し、上記
可動ローラ8に回し、これをガイドローラ9にかけてU
ターンさせて当該張力計2から導出させている。そして
当該張力計2の測定張力が上記張力表示計6に常時表示
されとともに異常張力が発生した場合はこれを警報し、
またさらにより高い張力を測定した場合には張力表示計
6から上記車軸ウインチ3のエンジン等の駆動源50に
信号が送られ車軸ウインチ3の回転が停止するようにな
っている。
【0019】次ぎに上記尻手取りローラ群4の詳細な構
成を図2乃至図4について説明すると、図外の車軸に取
り付け自在の車軸ウインチ3の外周にベアリング12を
介して環状の軸受体13が、当該車軸ウインチ3を回転
自在に支持して設けられている。この軸受体13は連結
板14の一端に支持され、この連結板14の他端には軸
受15が固定されている。この軸受15はベアリング1
6を介して上記車軸ウインチ3の中心軸と略平行な駆動
シャフト17を回転自在に貫通支持している。この駆動
シャフト17の一端には、上記車軸ウインチ3の脇に位
置した駆動ローラ18を設け、この駆動ローラ18の外
周にはロープ1を巻き付ける小径外周溝18a及び大径
外周溝18bが設けられている。
【0020】また上記軸受15の外周横からアーム19
が突設し、このアーム19の先端にピン20により一端
を回動自在に支持された押圧シャフト21を設け、この
押圧シャフト21の他端部に押圧ローラ22を回転自在
に支持している。この押圧ローラ22はその外周溝22
a内の中央部に環状凸部23を設け、この環状凸部23
の外周はやや内側にえぐれた凹部断面を有している。ま
たこの押圧シャフト21の先端には球状のにぎり24を
設けている。さらに上記駆動ローラ18の脇の駆動シャ
フト17の外周には軸受25を設け、この軸受25と上
記押圧ローラ22脇の押圧シャフト21との間には、こ
の押圧シャフト21を挾むように二つの押圧バネ26が
設けられ、これらの押圧バネ26の付勢により常時押圧
ローラ22の外周溝22aを上記駆動ローラ18の大径
外周溝18bに押圧している。
【0021】また上記駆動シャフト17の他端にはプー
リー27が固定され、このプーリー27の断面V字型の
外周溝27aと上記車軸ウインチ3の外周に穿った断面
V字型の外周溝11aとの間にVベルト28がわたされ
ている。また上記連結板14の一端から、上記車軸ウイ
ンチ3と駆動ローラ18との間に先端のガイド溝が位置
するガイドアーム29を突設している。また上記連結板
14と上記軸受体13の一端から突出した支持板30と
の間にハンドル31がわたされている。また図4に示す
ごとく、上記軸受15の外周下部からさらにアーム32
を設け、このアーム32に一端を固定した、上記駆動シ
ャフト17と並行なシャフト33の先端に上記駆動ロー
ラ18の小径外周溝18aと大径外周溝18bとの間に
位置した従動ローラ34を回転自在に設けている。
【0022】そしてこの車軸ウインチ3を車軸に取り付
け、上記張力計2から導出したロープ1を車軸ウインチ
3に数回巻き、これを駆動ローラ18の小径外周溝18
a及び従動ローラ34の外周溝に掛け、これをさらに駆
動ローラ18の大径外周溝18bに巻き付ける。その際
にぎり24を手でもって押圧シャフト21を押圧バネ2
6の力に抗してピン20を中心に回動させ、ロープ1を
駆動ローラ18の大径外周溝18bに入れる。これによ
り当該大径外周溝18bから抜け出る手前のロープ1の
外周を押圧ローラ22の外周溝22a内の環状凸部23
が押圧し、当該ロープ1を大径外周溝18bに押しつけ
る。
【0023】従って上記車軸ウインチ3から繰り出され
るロープ1はこの車軸ウインチ3と連動する駆動ローラ
18の回転により小径外周溝18a及び従動ローラ34
の外周溝に入り、さらに駆動ローラ18の大径外周溝1
8bに入るが、ロープ1はこの大径外周溝18bから抜
け出る手前でこの大径外周溝18bと押圧ローラ22の
外周溝22a内の環状凸部23とに挾持され乍ら当該駆
動ローラ18の大径外周溝18bから導出される。それ
故車軸ウインチ3から繰り出されたロープ1は当該挾持
箇所で引っ張られ、張力を掛けつつ車軸ウインチ3から
導出されることとなる。しかし当該挾持箇所を通過する
と無張力状態で上記巻き取りドラム5に導入される。
【0024】次ぎにこの巻き取りドラム5を図5及び図
7にもとづいて説明すると、間隔を開けて設けた二つの
略三角形状の支持フレーム35の間にわたしたシャフト
36にドラム37が回転自在に支持されている。また支
持シャフト36に設けたモータ38の駆動シャフトの歯
車39とドラム37に一体に設けた歯車40とをチエー
ン41で連結しており、従ってモータ38の回転により
ドラム37は回転する。また上記歯車40内にはトルク
リミッタ及びクラッチ機構が内在し、ドラム37に一定
値以上のトルクがかかった場合はクラッチがすべり、モ
ータ38の回転がドラム37に伝わらないようになって
いる。また上記二つの支持フレーム35を両側に位置さ
せた正面側下部にわたした支持材42の略中央からユニ
バーサルジョイント43を介してガイドアーム44をド
ラム37の外周上方に向けて突設し、このガイドアーム
44の先端はユニバーサルジョイント45を介してトラ
バーサ46が接続されている。
【0025】このトラバーサ46は上記ドラム37の外
周頂部を越えてドラム外周の背面に達している。このト
ラバーサ46は図7に示すごとくシーブ47を回転自在
に支持し、このシーブ47の両側にボールローラ48、
48を回転自在に支持している。そしてこれらのボール
ローラ48、48は当該トラバーサ46の自重により常
に上記ドラム37の外周に当接している。
【0026】この巻き取りドラム5ではモータ38を回
転駆動させて、ドラム37を回転させる。この状態で上
記尻手取りローラ群4から導出されたロープ1をドラム
37の外周に巻き付けていく。このドラム37の外周に
巻き付ける際当該ロープ1を上記トラバーサ46のシー
ブ47に一旦掛けてから巻き付ける。これによりトラバ
ーサ46はユニバーサルジョイント43、45で支持さ
れているためドラム37の外周の一端から他端にかけて
移動でき、しかも両側のボールローラ48、48がトラ
バーサ46及びロープ1の自重により常により低い箇所
へ転がるため、ロープ1はトラバーサ46にガイドさ
れ、ドラム37の外周の低い箇所に巻き付いていく。従
ってロープ1の巻き付けが均一化される。
【0027】この様にして架空又は地中等の電線又はケ
ーブルの延線に用いる牽引用のロープ1を車軸ウインチ
3で引き込み、これを尻手取りローラ群4で自動的に尻
手取りし、さらに巻き取りドラム5で巻き取っていく
が、上記張力計2によりロープ1の張力が常時張力表示
計6に表示される。そして張力異常がでた場合は警報装
置が作動し、さらに大きな異常値がでた場合には上記車
軸ウインチ3の車軸エンジンの電源が切れ、車軸ウイン
チ3は回転停止される。すると巻き取りドラム5のドラ
ム37の回転に異常なトルクがかかり、上記歯車40内
に設けたトルクリミッタ及びクラッチ機構によりモータ
38の回転がドラム37に伝達されない。また当該巻き
取りドラム5はロープ1を巻き付けていくと次第に径が
大きくなり、巻き取りスピードが上がるが、上記車軸ウ
インチ3の回転は一定である。その際も上述の如くトル
クが上がりクラッチ機構によりクラッチをすべらせ、モ
ータ38の回転はドラム37に伝わらない。
【0028】つぎにこの発明の第2の実施の形態例の車
軸ウインチ及び尻手取りローラ群の詳細図を図8乃至図
11において示す。図外の車軸に接続する駆動軸51を
その一端で貫通させて支持する軸受体52を設け、この
軸受体52の他端に大径のウインチドラム53の軸53
aを軸支している。また上記駆動軸51の先端には上記
ウインチドラム53と平行した硬質ゴム製の駆動ローラ
54を固定している。これらの駆動ローラ54と反対側
の駆動軸51には小径スプロケット55が、またウイン
チドラム53と反対側の軸53aには大径スプロケット
56が夫々設けられ、これらのスプロケット55と56
の間にチエーン57が巻き付けられ、駆動軸51の回転
が軸53aに伝達されるようになっている。またこれら
の小径スプロケット55と大径スプロケット56の歯車
比は約1対3の割合である。
【0029】この様にこの車軸ウインチはチエーン57
で大径のウインチドラム53を駆動回転させているた
め、ウインチドラム53の回転は減速され、第1の実施
の形態例と比べ当該ウインチドラムに巻き付けるロープ
に損傷を与えたり、また巻きぐせをつけたりするおそれ
がない。
【0030】また上記軸受体52と駆動ローラ54との
間の駆動軸51の両側には、上記軸受体52から支持板
58、59が突出し、これらの各支持板58、59の上
に上端が開口した中空孔を有するガイド筒60が立設さ
れている。これらのガイド筒60の各中空部には夫々ボ
ルト杆61の下部が摺動自在に挿入されている。そして
これらのボルト杆61の上部に連結板62がわたされて
いる。この連結板62の中央部脇からシャフト63が水
平に突出し、その先端に押圧ローラ64を設けている。
この押圧ローラ64はその外周溝64a内に上記駆動ロ
ーラ54の外周が挿入出来る位置及び大きさとなってい
る。
【0031】またこの押圧ローラ64と連結板62との
間のシャフト63にはストッパー杆65を軸支してい
る。このストッパー杆65は図11に示すごとくその下
端を上記駆動軸51にのせることが出来、この状態で上
記連結板62は上がり、押圧ローラ64と駆動ローラ5
4とは離れる。従ってこれらの間にロープを挿入するこ
とが出来る。また上記連結板62の両端と支持板58、
59との間には夫々スプリングバネ66を設け、これら
のスプリングバネ66により常に連結板62を押し下
げ、押圧ローラ64を駆動ローラ54に押しつけるよう
付勢されている。
【0032】また上記軸受体52の一端からウインチド
ラム53脇に突出したアーム67には取っ手68が設け
られ、また上記軸受体52の他端から駆動ローラ54の
脇に突出した取っ手69が設けられ入る。また軸受体5
2からロールガイド70がウインチドラム53の上方に
突出し、このロールガイド70の先端にローラ71が回
転自在に設けられている。そしてまた軸受体52からロ
ールガイド72がこのウインチドラム53と駆動ローラ
54との間に突出し、このロールガイド72の先端にロ
ーラ73が回転自在に設けられている。
【0033】そして上記駆動軸51の一端を車軸に取付
け、上記第1の実施の形態例と同様張力計から導出した
ロープ1をウインチドラム53に数回巻き付け、これを
駆動ローラ54の外周に掛け、この上から押圧ローラ6
4を被せる。これには図11に示すごとく、上記ストッ
パー杆65の下端を上記駆動軸51上に載せて連結板6
2をスプリングバネ66の力に抗して持ち上げ、押圧ロ
ーラ64を駆動ローラ54から離す。これによりロープ
1を駆動ローラ54の外周に掛け、再びストッパー杆6
5を回転させてその下端を駆動軸51から外せば、スプ
リングバネ66の力で各ガイド筒60の中空部に各ボル
ト杆61の下部が押されて入る。そしてこの様にガイド
されて連結板62が下がり、押圧ローラ64の外周溝6
4a内で駆動ローラ54の外周に掛かったロープ1が当
該駆動ローラ54と押圧ローラ64に挾持される。
【0034】従って車軸ウインチ3から繰り出されたロ
ープ1は当該挾持箇所で引っ張られ、張力を掛けつつ車
軸ウインチ3から導出されることとなる。しかし当該挾
持箇所でを通過すると無張力状態で上記巻き取りドラム
に導入される。
【0035】次ぎに図12及び図13は巻き取りドラム
の参考例を示すもので、これを図12及び図13に基づ
いて説明すると、間隔を開けて設けた二つの略三角形状
の支持フレーム75の間にわたしたシャフト76にドラ
ム77が回転自在に支持されている。またこのシャフト
76の一端に回転自在に被せた駆動軸78の外周に設け
た歯車79と上記支持フレーム75に設けたモータ80
の駆動シャフトの歯車81とをチエーン82で連結して
いる。また上記駆動軸78からドラム77の鍔面に沿っ
て連結金具83が伸びており、このドラム77の鍔の縁
に係止した係止具84と連結金具83とを締付け自在な
ボルト体85で連結させており、これによりモータ80
の回転がドラム77に伝達される。
【0036】また上記歯車81箇所に特殊カムが設けら
れ、これに対向した位置に近接スイッチ86が設けら
れ、一定値以上の荷重が掛かると歯車81がすべり、回
転しないようになっている。またこの状態でタイマーで
設定した時間が経過するとモータ80の回転が停止する
ようになっている。またこの巻き取りドラムのトラバー
サ装置は上記ドラム77に対向して二つの支持フレーム
75の間にネジ棒87をわたし、このネジ棒87の略一
端から他端までの外周には左右往復ネジを切っている。
そしてこのネジ棒87には外周溝88aを有するシーブ
88を螺着している。
【0037】このシーブ88は回転を外部から与えられ
ると上記ネジ棒87の一端から他端に回転移動する。そ
してネジ棒87の各一端にくると折り返し、反対の一端
に向かって回転移動する。従ってこのシーブ88の外周
溝88aにロープ1を掛けてドラム77にその一端を固
定し、当該ドラム77をモータ80により回転させる
と、ロープ1はドラム77の外周に巻き付くが、その際
シーブ88がネジ棒87上を回転移動し、ロープ1はこ
のシーブ88にガイドされてドラム77の端から端へと
巻き付いていく。その際シーブ88はネジ棒87の各端
部で自動的に折り返す。
【0038】なお上記各実施の形態例では車軸ウインチ
3を用いたが、当該車軸ウインチに限らず、モータ又は
エンジン等適宜の駆動源によるウインチを用いてもよ
い。また上記尻手取りローラ群4は上記実施の形態例で
は車軸ウインチ3と連動させたが、これに限らず独自の
駆動源により上記駆動ローラ18又は駆動軸51を回転
させても良い。さらに上記巻き取りドラム5の回転も適
宜の駆動源により回転させてもよい。また上記実施の形
態例の尻手取りローラ群4の押圧バネ26又はスプリン
グバネ66のバネの力を調整可能にすることもできる。
また上記実施の形態例の駆動ローラ18の外径を大きく
する等して上記従動ローラ34を用いない場合もある。
【0039】
【発明の効果】請求項1項の発明においてはウインチに
導入させるロープを一旦張力計にかけ、当該ロープの張
力を測定しつつウインチでロープを引っ張る。また上記
ウインチから繰り出されるロープは連続的に繰り出され
てくるが尻手取りローラ群でこれを自動的に尻手取る。
そしてこの尻手取りローラ群を通過したロープは張力が
かかっておらず、巻き取りドラムで容易に巻き取ること
ができる。また上記張力計による張力表示とともに張力
に異常がでた場合それを警報する。従って従来の如く、
ウインチから繰り出されるロープを作業者が尻手取る必
要がなく、架空ケーブルや地中ケーブル等を自動的に巻
き取ることができ、作業の省力化とともに安全性が確保
される。また上記駆動ローラに外周溝を設け、押圧ロー
ラには上記駆動ローラの外周を被冠自在な外周溝を設
け、この外周溝の中央に環状凸部を設け、駆動ローラの
外周を押圧ローラの外周溝に嵌合し、上記駆動ローラの
外周溝に入ったロープの外周を上記環状凸部で押圧する
構成としているので、ロープが外れず、ロープを確実に
尻手取ることができる。
【0040】請求項2項の発明は、ウインチから繰り出
されるロープは連続的に繰り出されてくるが、尻手取り
ローラ群でこれを自動的に尻手取ることができる。この
尻手取りローラ群は上記ウインチと連動して回転する駆
動ローラとこの駆動ローラに常時バネにより押圧する押
圧ローラによってロープを挾持する構成となっており、
構成が極めて簡素化されているとともに尻手取りが確実
である。またこの尻手取りローラ群を通過したロープは
張力がかかっておらず、巻き取りドラムで容易に巻き取
ることができる。またストッパー杆を回動させるだけ
で、押圧ローラと駆動ローラが離れるため、ロープの駆
動ローラへの装着を容易にしている。さらに駆動ローラ
の両側には、上端が開口したガイド筒を立設し、連結板
の両側から垂下した各ボルト杆の下部を上記各ガイド筒
内に摺動自在に挿入し、また上記駆動ローラの両側の各
支持板には常時連結板を下方へ押圧する弾機を設けてい
るため、押圧ローラの駆動ローラへの押圧作用が均一に
バランス良く、且つ安定してできる。
【0041】請求項3項の発明では、ウインチドラムを
直接駆動源に接続せず、適宜の駆動源に接続した駆動軸
の回転を適宜の伝達手段で伝えているため、ウインチド
ラムを容易に大径にすることができ、この様に大径のウ
インチドラムに牽引ロープを巻き付けるため、ロープの
巻きぐせがなくなりまたロープの損傷を少なくする効果
を有する。またドラム径が大きいため、駆動ローラと押
圧ローラによる尻手取りローラ群のロープに対する把持
力が小さくて済み、押圧装置を簡易なものにできる。ま
たウインチドラムと駆動軸との伝達比を大きくとること
により減速回転が出来、その場合エンジンの出力は小さ
くて良い。従ってスムーズな回転が得られる。
【0042】請求項4項の発明は、上記請求項1乃至3
項いずれかの発明の効果に加えて、ウインチから繰り出
されるロープを尻手取りローラ群にかけて無張力状態と
し、その後これを巻き取る巻き取りドラムにおいて、極
めて簡単なトラバーサ装置を有するものである。
【0043】このトラバーサにより常に巻き取るロープ
をドラムの外周の低い箇所にガイドし、ドラムの外周に
均一にロープを巻き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態例の巻き取り装置
全体の概略構成図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態例の尻手取りロー
ラ群の正面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態例の尻手取りロー
ラ群の一部断面平面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態例の尻手取りロー
ラ群の一部側面図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態例の巻き取りドラ
ムの側面図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態例の巻き取りドラ
ムの正面図である。
【図7】この発明の第1の実施の形態例の巻き取りドラ
ムのトラバーサの拡大正面図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態例の尻手取りロー
ラ群の一部断面平面図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態例の尻手取りロー
ラ群の正面図である。
【図10】この発明の第2の実施の形態例の尻手取りロ
ーラ群の一部側面図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態例の尻手取りロ
ーラ群の駆動ローラから押圧ローラを引き離した状態を
示す一部正面である。
【図12】この発明の巻き取りドラムの参考例の側面図
である。
【図13】この発明の巻き取りドラムの参考例の正面図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 芳男 神奈川県横浜市旭区四季美台84−203 (56)参考文献 特開 平6−225421(JP,A) 特開 昭55−98092(JP,A) 特開 昭60−44495(JP,A) 特開 昭64−47206(JP,A) 特開 昭59−53398(JP,A) 実開 昭55−68572(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 59/00 - 59/40 B65H 54/28,63/04 B66D 1/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線又はケーブルの延線に用いる牽引用
    ロープを適宜のウインチにより引き込み、このウインチ
    の後方で巻き取りドラムに上記ロープを巻き取る装置に
    おいて、上記ウインチに導入させるロープを一旦掛ける
    張力計を設け、上記ウインチ箇所には尻手取りローラ群
    を設け、この尻手取りローラ群はウインチの軸と並行な
    軸を有し、適宜の駆動源により回転する駆動ローラと、
    常時当該駆動ローラに押圧する押圧ローラとから成り、
    上記駆動ローラには外周溝を設け、上記押圧ローラには
    上記駆動ローラの外周を被冠自在な外周溝を設け、この
    外周溝の中央に環状凸部を設け、上記駆動ローラの外周
    溝に入ったロープの外周を上記環状凸部で押圧する構成
    とし、また上記尻手取りローラ群の後方に、トラバーサ
    を有する巻き取りドラムを設け、上記張力計により測定
    した張力異常を警報する警報装置を設けたことを特徴と
    する、電線又はケーブル牽引用ワイヤロープの自動巻き
    取り装置。
  2. 【請求項2】 電線又はケーブルの延線に用いる牽引用
    ロープを適宜のウインチにより引き込み、このウインチ
    の後方で巻き取りドラムに上記ロープを巻き取る装置に
    おいて、上記ウインチと巻き取りドラムの間に介在さ
    せ、上記ウインチの軸と並行な軸を有し、上記ウインチ
    と連動する駆動ローラを設け、上記ウインチの軸と駆動
    ローラの軸とは同一の軸受体に軸支し、この駆動ローラ
    は上記ロープを一回又は数回巻く外周を有し、この駆動
    ローラの外周を弾機により常時押圧する押圧ローラを設
    けた自動尻手取りローラ群を有し、上記軸受体の一側か
    ら、駆動ローラの軸の両側に、この軸と平行な支持板を
    夫々略水平に設け、これらの各支持板の上に、上端が開
    口したガイド筒を立設し、連絡板の下面両側から垂下さ
    せた各ボルト杆の下部を上記各ガイド筒内に摺動自在に
    挿入し、上記連結板の両側と上記各支持板の間には常時
    連結板を下方へ押圧する弾機を設け、上記連結板の一側
    から突出したシャフトに上記押圧ローラを回転自在に設
    け、またこのシャフトに軸支したストッパー杆の下端を
    上記駆動ローラの軸に係止した際、上記弾機の力に抗し
    て連結板が上昇し、押圧ローラの外周と駆動ローラの外
    周とが離れる構成としたことを特徴とする、電線又はケ
    ーブル牽引用ロープの自動巻き取り装置。
  3. 【請求項3】 電線又はケーブルの延線に用いる牽引用
    ロープを適宜のウインチにより引き込み、このウインチ
    の後方で巻き取りドラムに上記ロープを巻き取る装置に
    おいて、上記ウインチは適宜の駆動源により回転する駆
    動軸とこれと平行な大径のウインチドラムとを軸受体で
    回転自在に支持し、これらの駆動軸とウインチドラムと
    を連動させる手段を設け、上記駆動軸には駆動ローラを
    固定し、この駆動ローラの外周に掛けるロープを、弾機
    により常時押圧する押圧ローラを回転自在に設けた自動
    尻手取りローラ群を有することを特徴とする、電線又は
    ケーブル牽引用ロープの自動巻き取り装置。
  4. 【請求項4】 電線又はケーブルの延線に用いる牽引用
    ロープを適宜のウインチにより引っ張り込み、このウイ
    ンチの後方に設けた尻手取りドラムによりロープを無張
    力にし、このロープを巻き取りドラムで巻き取る装置に
    おいて、巻き取りドラムの両側の支持フレームの間にわ
    たした支持材の、ドラムの略中央箇所からユニバーサル
    ジョイントを介してガイドアームを突設し、このガイド
    アームの先端に、回転自在に支持したシーブの両側にボ
    ールローラを設けて成るトラバーサを設け、このトラバ
    ーサは自重により常時上記ボールローラが巻き取りドラ
    ムの外周に当接する構成となっている巻き取りドラムを
    有することを特徴とする、上記請求項1項乃至3項いず
    れか記載の、電線又はケーブル牽引用ロープの自動巻き
    取り装置。
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