JP2981799B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
硬貨処理装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動販売機、両替機、
サービス機器等に使用され、投入硬貨を金種別に選別収
容するとともに、選別収容された硬貨を釣銭として払い
出す硬貨処理装置に関する。
サービス機器等に使用され、投入硬貨を金種別に選別収
容するとともに、選別収容された硬貨を釣銭として払い
出す硬貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬貨処理装置内には投入硬貨の
正偽及び正貨を金種別に選別する硬貨選別部が配設され
ており、その硬貨選別部には投入された硬貨を正貨と偽
貨とに振り分け、また正貨と見なされた硬貨を金種別に
振り分けるための複雑な硬貨通路を有している。またこ
のような硬貨選別部内には複雑に形成された硬貨通路の
一部に投入硬貨の正偽及び正貨の金種を判別する、例え
ば発振コイルと受信コイルとからなるコイルセンサー及
び投入硬貨を所定の硬貨通路に振り分ける複数のレバー
からなる選別機器が配置され、硬貨選別部内に投入され
た硬貨がそれぞれ所定の硬貨通路内を転動しつつ通過す
る間に、正偽貨の選別と正貨の金種別振分けが行われ、
偽貨を所定の硬貨通路へ、正貨を金種別に形成された所
定の硬貨通路へそれぞれ案内させるようにしている。
正偽及び正貨を金種別に選別する硬貨選別部が配設され
ており、その硬貨選別部には投入された硬貨を正貨と偽
貨とに振り分け、また正貨と見なされた硬貨を金種別に
振り分けるための複雑な硬貨通路を有している。またこ
のような硬貨選別部内には複雑に形成された硬貨通路の
一部に投入硬貨の正偽及び正貨の金種を判別する、例え
ば発振コイルと受信コイルとからなるコイルセンサー及
び投入硬貨を所定の硬貨通路に振り分ける複数のレバー
からなる選別機器が配置され、硬貨選別部内に投入され
た硬貨がそれぞれ所定の硬貨通路内を転動しつつ通過す
る間に、正偽貨の選別と正貨の金種別振分けが行われ、
偽貨を所定の硬貨通路へ、正貨を金種別に形成された所
定の硬貨通路へそれぞれ案内させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の硬貨処理装置によると、硬貨選別部には複雑な硬貨
通路が形成されており、硬貨はこの硬貨通路に沿って転
動することから、例えば、自動販売機の硬貨投入口から
清涼飲料水、洗剤等の液体が流し込まれると、その液体
は硬貨処理装置本体の上面及び硬貨通路に沿って硬貨選
別部内に流れ込んでしまう虞があり、このような洗剤等
の粘着質な液体が硬貨通路内を流れると、その液体は硬
貨通路に配設された硬貨振り分けレバー等の選別機器等
に付着し、その作動を不良ならしめ、硬貨処理装置の硬
貨選別機能の低下を招来させる難点があった。また、こ
れらの選別機器に付着した粘着質な液体が乾燥すると、
これら選別機器の作動をロックさせることもあり、この
ため硬貨選別部そのものの機能が停止してしまうばかり
か、硬貨収容部として機能するコインチューブ及び硬貨
払出し部にまで液体が流入して電子回路及び払出しモー
タ等の部品がショートして誤動作する等の問題点もあっ
た。
来の硬貨処理装置によると、硬貨選別部には複雑な硬貨
通路が形成されており、硬貨はこの硬貨通路に沿って転
動することから、例えば、自動販売機の硬貨投入口から
清涼飲料水、洗剤等の液体が流し込まれると、その液体
は硬貨処理装置本体の上面及び硬貨通路に沿って硬貨選
別部内に流れ込んでしまう虞があり、このような洗剤等
の粘着質な液体が硬貨通路内を流れると、その液体は硬
貨通路に配設された硬貨振り分けレバー等の選別機器等
に付着し、その作動を不良ならしめ、硬貨処理装置の硬
貨選別機能の低下を招来させる難点があった。また、こ
れらの選別機器に付着した粘着質な液体が乾燥すると、
これら選別機器の作動をロックさせることもあり、この
ため硬貨選別部そのものの機能が停止してしまうばかり
か、硬貨収容部として機能するコインチューブ及び硬貨
払出し部にまで液体が流入して電子回路及び払出しモー
タ等の部品がショートして誤動作する等の問題点もあっ
た。
【0004】また従来の硬貨処理装置は、独立に構成さ
れた筐体からなる装置本体と、この装置本体の筐体とは
全く別個の独立した筐体を有する硬貨選別装置とを有
し、この別個の独立した筐体を有する硬貨選別装置を、
硬貨処理装置の装置本体を構成する前記筐体に対して着
脱自在に装着する構成であるため、硬貨処理装置全体の
構造が複雑で構成部品が多くなるばかりでなく、また各
装置を機械的及び電気的に接続するための部品も必要と
なり、このため製造コストが極めて高くなる。
れた筐体からなる装置本体と、この装置本体の筐体とは
全く別個の独立した筐体を有する硬貨選別装置とを有
し、この別個の独立した筐体を有する硬貨選別装置を、
硬貨処理装置の装置本体を構成する前記筐体に対して着
脱自在に装着する構成であるため、硬貨処理装置全体の
構造が複雑で構成部品が多くなるばかりでなく、また各
装置を機械的及び電気的に接続するための部品も必要と
なり、このため製造コストが極めて高くなる。
【0005】この発明は上述した事情に鑑み、硬貨投入
口から投入された液体を装置本体内に配設された選別機
器等に付着させないようにするとともに、構造が簡単
で、しかも部品点数の少ない硬貨処理装置を提供するこ
とを目的とする。
口から投入された液体を装置本体内に配設された選別機
器等に付着させないようにするとともに、構造が簡単
で、しかも部品点数の少ない硬貨処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため、この発明では、投入硬貨の正偽と、正貨と見な
された硬貨の金種とを判別し、偽貨を所定の硬貨通路
へ、また正貨を金種別に所定の硬貨通路へ案内する硬貨
選別部と、該硬貨選別部により選別された硬貨を金種別
に収容する硬貨収容部と、該硬貨収容部から釣銭に応じ
た金種の硬貨を払い出す硬貨払出部とを有する硬貨処理
装置において、一つの筐体のメインプレート上部に硬貨
投入口を一体形成し、また前記メインプレートに前記硬
貨選別部を一体形成し、さらに前記メインプレート表面
に前記硬貨投入口から投入された液体を案内する堰を有
する液体の案内溝を一体形成するとともに、該案内溝を
落下する液体を捕集する液体捕集部を前記硬貨投入口の
下方に位置する前記メインプレート下部に配設するとと
もに、該液体捕集部に連設し該液体捕集部に集められた
液体を前記筐体の外部へ排出させる管を配設し、前記液
体捕集部に集められた液体を前記筐体の外部へ排出さ
せ、また前記メインプレートの下方に位置する前記筐体
内に前記硬貨収容部を一体配置し、さらに、該硬貨収容
部の下方に位置する前記筐体内に前記硬貨払出部を一体
配置するようにしている。
るため、この発明では、投入硬貨の正偽と、正貨と見な
された硬貨の金種とを判別し、偽貨を所定の硬貨通路
へ、また正貨を金種別に所定の硬貨通路へ案内する硬貨
選別部と、該硬貨選別部により選別された硬貨を金種別
に収容する硬貨収容部と、該硬貨収容部から釣銭に応じ
た金種の硬貨を払い出す硬貨払出部とを有する硬貨処理
装置において、一つの筐体のメインプレート上部に硬貨
投入口を一体形成し、また前記メインプレートに前記硬
貨選別部を一体形成し、さらに前記メインプレート表面
に前記硬貨投入口から投入された液体を案内する堰を有
する液体の案内溝を一体形成するとともに、該案内溝を
落下する液体を捕集する液体捕集部を前記硬貨投入口の
下方に位置する前記メインプレート下部に配設するとと
もに、該液体捕集部に連設し該液体捕集部に集められた
液体を前記筐体の外部へ排出させる管を配設し、前記液
体捕集部に集められた液体を前記筐体の外部へ排出さ
せ、また前記メインプレートの下方に位置する前記筐体
内に前記硬貨収容部を一体配置し、さらに、該硬貨収容
部の下方に位置する前記筐体内に前記硬貨払出部を一体
配置するようにしている。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係わる硬貨処理装置の一実
施例を詳述する。
施例を詳述する。
【0008】図1及び図2はこの発明に係わる硬貨処理
装置1の正面図及びその組立分解側面図である。
装置1の正面図及びその組立分解側面図である。
【0009】この硬貨処理装置1は、図1に示すように
装置本体を構成する断面略コの字形状の一つの筐体2
と、この筐体2の下部に一体に形成された硬貨払出部3
と、筐体2の上部に当該筐体2と一体に形成された硬貨
選別部5と、筐体2の略中央部に取り付けられたコイン
チューブからなる硬貨収容部4とから構成されており、
また図2に示すように、その主な構成部品は上述したよ
うに筐体2と、筐体2の略中央部に取り付けられる硬貨
収容部4と、硬貨選別部5の一部を構成し前記筐体2に
取り付けられるシュートプレート6とからなっている。
装置本体を構成する断面略コの字形状の一つの筐体2
と、この筐体2の下部に一体に形成された硬貨払出部3
と、筐体2の上部に当該筐体2と一体に形成された硬貨
選別部5と、筐体2の略中央部に取り付けられたコイン
チューブからなる硬貨収容部4とから構成されており、
また図2に示すように、その主な構成部品は上述したよ
うに筐体2と、筐体2の略中央部に取り付けられる硬貨
収容部4と、硬貨選別部5の一部を構成し前記筐体2に
取り付けられるシュートプレート6とからなっている。
【0010】このうち、筐体2の最上部に形成された硬
貨選別部5には、当該硬貨選別部5の要部破断拡大図で
示す図3のように、筐体2の上部を開閉自在に覆うゲー
トプレート11と筐体2の内周面を構成するメインプレ
ート10との間に硬貨投入口12が形成されている。そ
して、この硬貨投入口12の略垂直下方には、この硬貨
投入口12の下端に連通し前記硬貨投入口12から投入
された硬貨(一点鎖線)を図面の右方向に転動させる傾
斜した第1の硬貨通路13が形成されている。
貨選別部5には、当該硬貨選別部5の要部破断拡大図で
示す図3のように、筐体2の上部を開閉自在に覆うゲー
トプレート11と筐体2の内周面を構成するメインプレ
ート10との間に硬貨投入口12が形成されている。そ
して、この硬貨投入口12の略垂直下方には、この硬貨
投入口12の下端に連通し前記硬貨投入口12から投入
された硬貨(一点鎖線)を図面の右方向に転動させる傾
斜した第1の硬貨通路13が形成されている。
【0011】そしてこの第1の硬貨通路13の途中には
投入された硬貨が通過する間に、その投入硬貨の正偽、
及び正貨と見なされた硬貨の金種とを判別する図示せぬ
発振コイル及び受信コイルとからなるコイルセンサ14
が配設されている。なお、このコイルセンサ14の発振
コイルと受信コイルは投入された硬貨が通過し得るよう
に、第1の硬貨通路13を横切り所定間隔を設けて相対
向するように配設されている。またこのコイルセンサ1
4全体は、筐体2の内周面を構成するメインプレート1
0に対し着脱自在に装着されている。
投入された硬貨が通過する間に、その投入硬貨の正偽、
及び正貨と見なされた硬貨の金種とを判別する図示せぬ
発振コイル及び受信コイルとからなるコイルセンサ14
が配設されている。なお、このコイルセンサ14の発振
コイルと受信コイルは投入された硬貨が通過し得るよう
に、第1の硬貨通路13を横切り所定間隔を設けて相対
向するように配設されている。またこのコイルセンサ1
4全体は、筐体2の内周面を構成するメインプレート1
0に対し着脱自在に装着されている。
【0012】一方、上述した硬貨投入口12を開閉する
ゲートプレート11の回動支点15はゲートプレート1
1の四隅のうち右上方に傾斜して設けられているので、
第1の硬貨通路13内に投入硬貨が詰まった際にゲート
レバー16を回動させてメインプレート10とゲートプ
レート11との間を拡開させると、当該ゲートプレート
11は図3のMM概念断面図で示す図4のように斜めに
なりながら拡開し、このためゲートプレート11下端の
開閉ストロークLを大きく確保し硬貨投入口12及び第
1の硬貨通路13内に詰まった硬貨を迅速に第1の硬貨
通路13の下方へ払い出すことができることとなる。
ゲートプレート11の回動支点15はゲートプレート1
1の四隅のうち右上方に傾斜して設けられているので、
第1の硬貨通路13内に投入硬貨が詰まった際にゲート
レバー16を回動させてメインプレート10とゲートプ
レート11との間を拡開させると、当該ゲートプレート
11は図3のMM概念断面図で示す図4のように斜めに
なりながら拡開し、このためゲートプレート11下端の
開閉ストロークLを大きく確保し硬貨投入口12及び第
1の硬貨通路13内に詰まった硬貨を迅速に第1の硬貨
通路13の下方へ払い出すことができることとなる。
【0013】一方、図1で示す硬貨処理装置1の主要構
成部品である筐体2には、その上面図で示す図5(なお
この図5では、図3に示すゲートプレート11とケート
レバー16は省略されている)のように、当該筐体2の
上面2aには、その周縁と筐体2の上面2aに形成され
たケーブル孔2b周囲を囲繞するようにリブ2cが一体
に形成されている。なお、このリブ2cは筐体2の両側
面2d、2e側には形成されていない。また硬貨投入口
12の周縁には当該硬貨投入口12内へ向けて複数の傾
斜面2fが形成されている。このような筐体2の上面2
aに形成されたリブ2c及び傾斜面2fは、筐体2の上
面2aに落下した液体を迅速に硬貨処理装置1の外部へ
案内し排出させるための堰としての機能を果たすもの
で、筐体2の上面2a及びケーブル孔2bの周囲に滴下
された流体は矢印のようにリブ2cに沿って案内され、
その大部分は筐体2の両側面2d、2e側に流れ、一部
は傾斜面2fを介し硬貨投入口12内に案内される。
成部品である筐体2には、その上面図で示す図5(なお
この図5では、図3に示すゲートプレート11とケート
レバー16は省略されている)のように、当該筐体2の
上面2aには、その周縁と筐体2の上面2aに形成され
たケーブル孔2b周囲を囲繞するようにリブ2cが一体
に形成されている。なお、このリブ2cは筐体2の両側
面2d、2e側には形成されていない。また硬貨投入口
12の周縁には当該硬貨投入口12内へ向けて複数の傾
斜面2fが形成されている。このような筐体2の上面2
aに形成されたリブ2c及び傾斜面2fは、筐体2の上
面2aに落下した液体を迅速に硬貨処理装置1の外部へ
案内し排出させるための堰としての機能を果たすもの
で、筐体2の上面2a及びケーブル孔2bの周囲に滴下
された流体は矢印のようにリブ2cに沿って案内され、
その大部分は筐体2の両側面2d、2e側に流れ、一部
は傾斜面2fを介し硬貨投入口12内に案内される。
【0014】一方、図3で示す前記硬貨投入口12の一
方を形成するメインプレート10にも同図で示すように
硬貨投入口12内に投入された液体を案内する複数本の
案内溝20が形成されている。この案内溝20は硬貨投
入口12の壁面に沿うメインプレート10に所定のピッ
チで立設され、しかも傾斜して形成された複数のフィン
21と、この複数のフィン21の下面から所定のピッチ
で垂直下方に延出された複数の堰22とから構成されて
いる。
方を形成するメインプレート10にも同図で示すように
硬貨投入口12内に投入された液体を案内する複数本の
案内溝20が形成されている。この案内溝20は硬貨投
入口12の壁面に沿うメインプレート10に所定のピッ
チで立設され、しかも傾斜して形成された複数のフィン
21と、この複数のフィン21の下面から所定のピッチ
で垂直下方に延出された複数の堰22とから構成されて
いる。
【0015】また、硬貨投入口12の他方を形成するゲ
ートプレート11の壁面には当該ゲートプレート11の
要部背面図で示す図6のように、前記メインプレート1
0に形成された案内溝20(図3)と対向するように他
方の案内溝30が形成されている。なお、このゲートプ
レート11に形成された案内溝30は、硬貨投入口12
の垂直下方に沿って形成された複数のフイン31と該複
数のフィン31間に傾斜して形成さた複数の堰32とに
より構成されている。なお、図6に示すようにゲートプ
レート11の下方には、図面左側の案内溝30から落下
する液体を図面の右側へ案内する複数のフィン34が形
成されている。なお、図6で符号35はゲートプレート
11に固着され、前記第1の硬貨通路13の一部を構成
するゲートレールで、このゲートレール35にも、落下
する液体を下方へ案内するスリット36が複数形成され
ている。
ートプレート11の壁面には当該ゲートプレート11の
要部背面図で示す図6のように、前記メインプレート1
0に形成された案内溝20(図3)と対向するように他
方の案内溝30が形成されている。なお、このゲートプ
レート11に形成された案内溝30は、硬貨投入口12
の垂直下方に沿って形成された複数のフイン31と該複
数のフィン31間に傾斜して形成さた複数の堰32とに
より構成されている。なお、図6に示すようにゲートプ
レート11の下方には、図面左側の案内溝30から落下
する液体を図面の右側へ案内する複数のフィン34が形
成されている。なお、図6で符号35はゲートプレート
11に固着され、前記第1の硬貨通路13の一部を構成
するゲートレールで、このゲートレール35にも、落下
する液体を下方へ案内するスリット36が複数形成され
ている。
【0016】一方、図3で示すようにメインプレート1
0の下部には一体にシュート40が形成されており、こ
のシュート40には複数の長孔41が形成されている。
またこのシュート40の下端には垂直下方へ垂れ下がる
ように複数の突起42が形成され、この複数の突起42
の先端は、硬貨投入口12の下方に配設された液体捕集
部50内に臨むように延設されている。
0の下部には一体にシュート40が形成されており、こ
のシュート40には複数の長孔41が形成されている。
またこのシュート40の下端には垂直下方へ垂れ下がる
ように複数の突起42が形成され、この複数の突起42
の先端は、硬貨投入口12の下方に配設された液体捕集
部50内に臨むように延設されている。
【0017】この液体捕集部50は図1のNN要部拡大
断面図で示す図7のように上面が開口したボックス51
により構成されており、その左側(図3)には捕集した
液体を排出する孔52と、この孔52に連通する管53
が形成され、この管53は図2で示すように筐体2の一
方の側面2eに形成された孔2gを介し筐体2の外部へ
露出している。
断面図で示す図7のように上面が開口したボックス51
により構成されており、その左側(図3)には捕集した
液体を排出する孔52と、この孔52に連通する管53
が形成され、この管53は図2で示すように筐体2の一
方の側面2eに形成された孔2gを介し筐体2の外部へ
露出している。
【0018】次に上述した、図5に示す筐体2の上面2
aに形成されたリブ2c及び傾斜面2fと、図3及び図
6に示す硬貨投入口12の周辺に形成された液体の案内
溝20、30による液体の排出作用を説明する。
aに形成されたリブ2c及び傾斜面2fと、図3及び図
6に示す硬貨投入口12の周辺に形成された液体の案内
溝20、30による液体の排出作用を説明する。
【0019】図5で示すように、筐体2の上面2a及び
ケーブル孔2bの周囲に落下した洗剤等の流体は矢印の
ようにリブ2cに沿って案内され、その大部分は筐体2
の両側面2d、2e側に流れて排出される。また、一部
は傾斜面2fを介し硬貨投入口12内に案内される。一
方、図7で示すように傾斜面2fを介し硬貨投入口12
内に案内された液体、及び硬貨投入口12内に直接流し
込まれた液体はFは、図7の矢印で示すようにメインプ
レート10に形成された複数のフイン21とゲートプレ
ート11に形成された複数のフイン31間に案内されて
硬貨投入口12の下方へ落下する。その際、液体Fの流
れはメインプレート10及びゲートプレート11に形成
された前記各堰22、32によって塞き止められつつ下
方へ落下し、急激に下方へ落下することはない。
ケーブル孔2bの周囲に落下した洗剤等の流体は矢印の
ようにリブ2cに沿って案内され、その大部分は筐体2
の両側面2d、2e側に流れて排出される。また、一部
は傾斜面2fを介し硬貨投入口12内に案内される。一
方、図7で示すように傾斜面2fを介し硬貨投入口12
内に案内された液体、及び硬貨投入口12内に直接流し
込まれた液体はFは、図7の矢印で示すようにメインプ
レート10に形成された複数のフイン21とゲートプレ
ート11に形成された複数のフイン31間に案内されて
硬貨投入口12の下方へ落下する。その際、液体Fの流
れはメインプレート10及びゲートプレート11に形成
された前記各堰22、32によって塞き止められつつ下
方へ落下し、急激に下方へ落下することはない。
【0020】一方、メインプレート10に形成されたフ
イン21とゲートプレート11に形成されたフイン31
との間を案内された液体Fはシュート40の長孔41及
びその周辺に案内されて落下し、液体捕集部50を構成
するボックス51内に捕集される。なお、捕集部50を
構成するボックス51内に落下する液体Fは上述したよ
うに堰22、32によって塞き止められつつ下方へ落下
するので、急激に大量の液体Fがボックス51内に落下
することはなく、従って捕集された液体がボックス51
内からオーバフローし、その周囲に付着することはな
い。なお、捕集部50を構成するボックス51内に落下
した液体Fは図3の矢印Fで示すように孔52に連設さ
れた管53を介し図2で示す筐体2の左側方から当該筐
体2の外部へ迅速に排出される。
イン21とゲートプレート11に形成されたフイン31
との間を案内された液体Fはシュート40の長孔41及
びその周辺に案内されて落下し、液体捕集部50を構成
するボックス51内に捕集される。なお、捕集部50を
構成するボックス51内に落下する液体Fは上述したよ
うに堰22、32によって塞き止められつつ下方へ落下
するので、急激に大量の液体Fがボックス51内に落下
することはなく、従って捕集された液体がボックス51
内からオーバフローし、その周囲に付着することはな
い。なお、捕集部50を構成するボックス51内に落下
した液体Fは図3の矢印Fで示すように孔52に連設さ
れた管53を介し図2で示す筐体2の左側方から当該筐
体2の外部へ迅速に排出される。
【0021】従って上述した硬貨選別部5によると、仮
に洗剤等の粘着質な液体が筐体2の上面2a(図5)、
あるいは硬貨投入口12から流し込まれても、その液体
は筐体2の両側面2d、2eを介し、また硬貨投入口1
2の下端を介し迅速に硬貨処理装置1の筐体2の外部へ
排出されることとなり、このため筐体2の内部及び硬貨
選別部5の下流に配設された各種の選別機器等に付着
し、その機能を低下させることはない。
に洗剤等の粘着質な液体が筐体2の上面2a(図5)、
あるいは硬貨投入口12から流し込まれても、その液体
は筐体2の両側面2d、2eを介し、また硬貨投入口1
2の下端を介し迅速に硬貨処理装置1の筐体2の外部へ
排出されることとなり、このため筐体2の内部及び硬貨
選別部5の下流に配設された各種の選別機器等に付着
し、その機能を低下させることはない。
【0022】なお、図1と同一部分を同一符号で示す図
8、及びその左側面図で示す図9のように筐体2の左側
方に、上述した液体捕集部50の管53と連通するチュ
ーブ54を配設すると、液体捕集部50から管53を介
して排出される液体Fは、チューブ54を介し硬貨処理
装置1を装着した自動販売機等の機器の外部へ迅速に排
出されることとなる。なお、図9で符号55は前記チュ
ーブ54を筐体2の側方に固着する止め金具である。
8、及びその左側面図で示す図9のように筐体2の左側
方に、上述した液体捕集部50の管53と連通するチュ
ーブ54を配設すると、液体捕集部50から管53を介
して排出される液体Fは、チューブ54を介し硬貨処理
装置1を装着した自動販売機等の機器の外部へ迅速に排
出されることとなる。なお、図9で符号55は前記チュ
ーブ54を筐体2の側方に固着する止め金具である。
【0023】次に、上述した硬貨選別部5の硬貨選別機
能を説明し、併せて構成をより詳細に説明する。
能を説明し、併せて構成をより詳細に説明する。
【0024】図11は、硬貨選別部5の硬貨選別機能を
簡単に説明するための硬貨処理装置1の概念図で図1乃
至図10と同一部分を同一符号で示す。なお、この図1
1では図3乃至図7に示した液体の案内溝20、30等
の液体排出機構の記載は省略されている。
簡単に説明するための硬貨処理装置1の概念図で図1乃
至図10と同一部分を同一符号で示す。なお、この図1
1では図3乃至図7に示した液体の案内溝20、30等
の液体排出機構の記載は省略されている。
【0025】この硬貨選別部5は、それぞれ径の異なる
4種類の硬貨(正貨)A、B、C、Dと偽貨の選別を行
うものである。なお金種別に選別される前記4種類の硬
貨A、B、C、Dの径は硬貨Aが最も大きく、次いで
B、C、Dの順で径が小さくなるように設定されてい
る。すなわち、硬貨Aの径>硬貨Bの径>硬貨Cの径>
硬貨Dの径のように設定されている。
4種類の硬貨(正貨)A、B、C、Dと偽貨の選別を行
うものである。なお金種別に選別される前記4種類の硬
貨A、B、C、Dの径は硬貨Aが最も大きく、次いで
B、C、Dの順で径が小さくなるように設定されてい
る。すなわち、硬貨Aの径>硬貨Bの径>硬貨Cの径>
硬貨Dの径のように設定されている。
【0026】この硬貨選別部5の硬貨投入口12の直下
には図面の右方向に傾斜した第1の硬貨通路13が形成
され、その途中には硬貨の正偽と正貨の金種とを判別す
るコイルセンサ14が配設されている。
には図面の右方向に傾斜した第1の硬貨通路13が形成
され、その途中には硬貨の正偽と正貨の金種とを判別す
るコイルセンサ14が配設されている。
【0027】一方、この第1の硬貨通路13の終端に
は、該第1の硬貨通路13から転送された硬貨を正偽貨
に振分け、正偽貨をそれぞれ格別の硬貨通路へ案内する
第1のレバー60が配設されている。なお、この第1の
レバー60は下端を中心に上端が図面に対し垂直方向に
開閉するタイプのレバーである。そしてこの第1のレバ
ー60により、前記第1の硬貨通路13の終端は、投入
された硬貨のうち偽貨のみを案内する第2の硬貨通路6
1と正貨の硬貨グループのみを案内する第3の硬貨通路
62とに分岐されている。
は、該第1の硬貨通路13から転送された硬貨を正偽貨
に振分け、正偽貨をそれぞれ格別の硬貨通路へ案内する
第1のレバー60が配設されている。なお、この第1の
レバー60は下端を中心に上端が図面に対し垂直方向に
開閉するタイプのレバーである。そしてこの第1のレバ
ー60により、前記第1の硬貨通路13の終端は、投入
された硬貨のうち偽貨のみを案内する第2の硬貨通路6
1と正貨の硬貨グループのみを案内する第3の硬貨通路
62とに分岐されている。
【0028】一方、前記第3の硬貨通路62の途中に
は、該第3の硬貨通路62内に転送された正貨の硬貨グ
ループ、即ち、それぞれ径の異なるA、B、C、Dの4
種類の正貨のうち、最も径の大きい硬貨Aと、それより
も径の小さい硬貨グループ(B、C、D)とに振分ける
第2のレバー63が配設されている。
は、該第3の硬貨通路62内に転送された正貨の硬貨グ
ループ、即ち、それぞれ径の異なるA、B、C、Dの4
種類の正貨のうち、最も径の大きい硬貨Aと、それより
も径の小さい硬貨グループ(B、C、D)とに振分ける
第2のレバー63が配設されている。
【0029】また前記第3の硬貨通路62は、前記第2
のレバー63により、筐体2の背面側に形成され硬貨A
のみを案内する第4の硬貨通路64と、図面左方向に傾
斜して形成され硬貨A以外の硬貨グループ(硬貨B、
C、D)を案内する第5の硬貨通路65とに分岐してい
る。なお、上述した第2のレバー63も、前記第1のレ
バー60と同様に下端を中心に上端が図面に対し垂直方
向に開閉するタイプのレバーである。
のレバー63により、筐体2の背面側に形成され硬貨A
のみを案内する第4の硬貨通路64と、図面左方向に傾
斜して形成され硬貨A以外の硬貨グループ(硬貨B、
C、D)を案内する第5の硬貨通路65とに分岐してい
る。なお、上述した第2のレバー63も、前記第1のレ
バー60と同様に下端を中心に上端が図面に対し垂直方
向に開閉するタイプのレバーである。
【0030】一方、前記第5の硬貨通路65には転動す
る硬貨B、C、Dをその径の差異により選別する第1及
び第2のレール式硬貨選別手段66、67が配設され、
この第1のレール式硬貨選別手段66によって、第5の
硬貨通路65の中流は第6の硬貨通路68に分岐され、
また第5の硬貨通路65の下流は第2のレール式硬貨選
別手段67によって第7の硬貨通路69と第8の硬貨通
路70とに分岐されている。
る硬貨B、C、Dをその径の差異により選別する第1及
び第2のレール式硬貨選別手段66、67が配設され、
この第1のレール式硬貨選別手段66によって、第5の
硬貨通路65の中流は第6の硬貨通路68に分岐され、
また第5の硬貨通路65の下流は第2のレール式硬貨選
別手段67によって第7の硬貨通路69と第8の硬貨通
路70とに分岐されている。
【0031】上述した第1と第2のレール式硬貨選別手
段66、67は第5の硬貨通路65の側壁(具体的には
前記シュートプレート6の側壁)に形成された矩形状の
窓71、72と、第5の硬貨通路65内を転動する硬貨
を孔71、72側へ押し倒す凸部73(一点鎖線、なお
この凸部73は具体的には前記筐体の内周面に形成され
ている)とから構成されており、前記第1のレール式硬
貨選別手段66を構成する窓71の高さH1は転動する
硬貨(B、C、D)のうち、最小径の硬貨Dの径よりも
若干大きく、かつ次に径の小さい硬貨Cの径よりも小さ
く形成されている。また前記第2のレール式硬貨選別手
段67を構成する窓72の高さH2は転動する硬貨
(B、C、D)のうち、硬貨Cの径よりも若干大きく、
かつ硬貨Bの径よりも小さく形成されている。
段66、67は第5の硬貨通路65の側壁(具体的には
前記シュートプレート6の側壁)に形成された矩形状の
窓71、72と、第5の硬貨通路65内を転動する硬貨
を孔71、72側へ押し倒す凸部73(一点鎖線、なお
この凸部73は具体的には前記筐体の内周面に形成され
ている)とから構成されており、前記第1のレール式硬
貨選別手段66を構成する窓71の高さH1は転動する
硬貨(B、C、D)のうち、最小径の硬貨Dの径よりも
若干大きく、かつ次に径の小さい硬貨Cの径よりも小さ
く形成されている。また前記第2のレール式硬貨選別手
段67を構成する窓72の高さH2は転動する硬貨
(B、C、D)のうち、硬貨Cの径よりも若干大きく、
かつ硬貨Bの径よりも小さく形成されている。
【0032】従って、第5の硬貨通路65内に径の異な
る硬貨B、C、D(硬貨Bの径>硬貨Cの径>硬貨Dの
径)が案内されると当該硬貨B、C、Dは凸部73によ
り窓71、72へ押し倒されつつ転動する。その際、硬
貨B、Cの径は窓71の上縁までの高さH1よりも大き
いのでそのまま窓71を通過するが、硬貨Dの径は窓7
1の上縁までの高さH1よりも小さいので窓71内へ傾
斜し、そのため姿勢を変えて、下方に形成された第6の
硬貨通路68内に落下し、分離選別されることとなる。
また硬貨B、Cが窓72を通過する際に、硬貨Bの径は
窓72の上縁までの高さH2よりも大きいのでそのまま
窓72を通過するが、硬貨Cの径は窓72の上縁までの
高さH2よりも小さいので窓72内へ傾斜し、そのため
姿勢を変えて、下方に形成された第7の硬貨通路69内
に落下し分離選別されることとなる。さらに、第5の硬
貨通路65内に案内された径の異なる硬貨B、C、Dの
うち最も径の大きい硬貨Bは窓71、72をそのまま通
過し、第5の硬貨通路65の下流端に連通した第8の硬
貨通路70内に落下して、分離選別されることとなる。
る硬貨B、C、D(硬貨Bの径>硬貨Cの径>硬貨Dの
径)が案内されると当該硬貨B、C、Dは凸部73によ
り窓71、72へ押し倒されつつ転動する。その際、硬
貨B、Cの径は窓71の上縁までの高さH1よりも大き
いのでそのまま窓71を通過するが、硬貨Dの径は窓7
1の上縁までの高さH1よりも小さいので窓71内へ傾
斜し、そのため姿勢を変えて、下方に形成された第6の
硬貨通路68内に落下し、分離選別されることとなる。
また硬貨B、Cが窓72を通過する際に、硬貨Bの径は
窓72の上縁までの高さH2よりも大きいのでそのまま
窓72を通過するが、硬貨Cの径は窓72の上縁までの
高さH2よりも小さいので窓72内へ傾斜し、そのため
姿勢を変えて、下方に形成された第7の硬貨通路69内
に落下し分離選別されることとなる。さらに、第5の硬
貨通路65内に案内された径の異なる硬貨B、C、Dの
うち最も径の大きい硬貨Bは窓71、72をそのまま通
過し、第5の硬貨通路65の下流端に連通した第8の硬
貨通路70内に落下して、分離選別されることとなる。
【0033】なお、上述した第2の硬貨通路61、第3
の硬貨通路62、第5の硬貨通路65、第6の硬貨通路
68、第7の硬貨通路69、第8の硬貨通路70、第1
と第2のレール式硬貨選別手段66、67及び窓71、
72等の硬貨選別機能を有する各要素は、図10で示す
シュートプレート6の背面図のように、前記筐体2の上
部を覆うシュートプレート6の背面に形成されており、
図1で示すように、このシュートプレート6を筐体2の
所定位置に取り付けると、上述した硬貨の各選別要素が
筐体2の内周面とシュートプレート6との間に形成され
ることとなる。次に、上述した硬貨選別部5の選別作用
を詳述する。
の硬貨通路62、第5の硬貨通路65、第6の硬貨通路
68、第7の硬貨通路69、第8の硬貨通路70、第1
と第2のレール式硬貨選別手段66、67及び窓71、
72等の硬貨選別機能を有する各要素は、図10で示す
シュートプレート6の背面図のように、前記筐体2の上
部を覆うシュートプレート6の背面に形成されており、
図1で示すように、このシュートプレート6を筐体2の
所定位置に取り付けると、上述した硬貨の各選別要素が
筐体2の内周面とシュートプレート6との間に形成され
ることとなる。次に、上述した硬貨選別部5の選別作用
を詳述する。
【0034】図11と同一部分を同一符号で示す図12
のように、硬貨投入口12から投入された硬貨Gが、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき偽貨と判断される
と、その判定信号に基づいて第1のレバー60が作動
し、第2の硬貨通路61の上流を拡開して、同時に第3
の硬貨通路62の上流を閉塞する。すると、第1の硬貨
通路13内を転動する偽貨Gは第1のレバー60により
第2の硬貨通路61内に案内され、さらに、硬貨処理装
置1の筐体2の左側方に形成された偽貨排出シュート8
0を介し図示せぬ硬貨返却口に返却される。
のように、硬貨投入口12から投入された硬貨Gが、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき偽貨と判断される
と、その判定信号に基づいて第1のレバー60が作動
し、第2の硬貨通路61の上流を拡開して、同時に第3
の硬貨通路62の上流を閉塞する。すると、第1の硬貨
通路13内を転動する偽貨Gは第1のレバー60により
第2の硬貨通路61内に案内され、さらに、硬貨処理装
置1の筐体2の左側方に形成された偽貨排出シュート8
0を介し図示せぬ硬貨返却口に返却される。
【0035】次に、図11と同一部分を同一符号で示す
図13のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨A
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を閉塞して、同時に第
4の硬貨通路64の上流を拡開する。すると、第1の硬
貨通路13内を転動する硬貨Aは第1のレバー60によ
り第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨
通路62内に案内された硬貨Aは第2のレバー63によ
り硬貨処理装置1の筐体2背面に形成された第4の硬貨
通路64に案内され、しかる後図示せぬ金庫内に収容さ
れる。
図13のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨A
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を閉塞して、同時に第
4の硬貨通路64の上流を拡開する。すると、第1の硬
貨通路13内を転動する硬貨Aは第1のレバー60によ
り第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨
通路62内に案内された硬貨Aは第2のレバー63によ
り硬貨処理装置1の筐体2背面に形成された第4の硬貨
通路64に案内され、しかる後図示せぬ金庫内に収容さ
れる。
【0036】次に、図11と同一部分を同一符号で示す
図14のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨B
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を拡開し、同時に第4
の硬貨通路64の上流を閉塞する。すると、第1の硬貨
通路13内を転動する硬貨Bは第1のレバー60により
第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨通
路62内に案内された硬貨Bは第2のレバー63により
第5の硬貨通路65内に案内される。次にこの第5の硬
貨通路65内に案内された硬貨Bは、第1及び第2のレ
ール式硬貨選別手段66、67を構成する窓71、72
を通過し、第5の硬貨通路65の終端に連設された第8
の硬貨通路70内に落下し、その第8の硬貨通路70の
下端に配設された硬貨収容部4のコインチューブ81内
に蓄積収容されることとなる。
図14のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨B
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を拡開し、同時に第4
の硬貨通路64の上流を閉塞する。すると、第1の硬貨
通路13内を転動する硬貨Bは第1のレバー60により
第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨通
路62内に案内された硬貨Bは第2のレバー63により
第5の硬貨通路65内に案内される。次にこの第5の硬
貨通路65内に案内された硬貨Bは、第1及び第2のレ
ール式硬貨選別手段66、67を構成する窓71、72
を通過し、第5の硬貨通路65の終端に連設された第8
の硬貨通路70内に落下し、その第8の硬貨通路70の
下端に配設された硬貨収容部4のコインチューブ81内
に蓄積収容されることとなる。
【0037】次に、図11と同一部分を同一符号で示す
図15のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨C
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を拡開して、同時に第
4の硬貨通路64の上流を閉塞する。すると、第1の硬
貨通路13内を転動する硬貨Cは第1のレバー60によ
り第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨
通路62内に案内された硬貨Cは第2のレバー63によ
り第5の硬貨通路65内に案内される。次にこの第5の
硬貨通路65内に案内された硬貨Cは第1のレール式硬
貨選別手段66を構成する窓71を通過するが、この硬
貨Cの径は第2のレール式硬貨選別手段67を構成する
窓72の上縁までの高さH2よりも小さいので窓72内
へ傾斜し、そのため姿勢を変えて、下方に形成された第
7の硬貨通路69内に落下し、さらにその第7の硬貨通
路69の下端に配設された硬貨収容部4のコインチュー
ブ82内に蓄積収容されることとなる。
図15のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨C
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を拡開して、同時に第
4の硬貨通路64の上流を閉塞する。すると、第1の硬
貨通路13内を転動する硬貨Cは第1のレバー60によ
り第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨
通路62内に案内された硬貨Cは第2のレバー63によ
り第5の硬貨通路65内に案内される。次にこの第5の
硬貨通路65内に案内された硬貨Cは第1のレール式硬
貨選別手段66を構成する窓71を通過するが、この硬
貨Cの径は第2のレール式硬貨選別手段67を構成する
窓72の上縁までの高さH2よりも小さいので窓72内
へ傾斜し、そのため姿勢を変えて、下方に形成された第
7の硬貨通路69内に落下し、さらにその第7の硬貨通
路69の下端に配設された硬貨収容部4のコインチュー
ブ82内に蓄積収容されることとなる。
【0038】次に、図11と同一部分を同一符号で示す
図16のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨D
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を拡開して、同時に第
4の硬貨通路64の上流を閉塞する。すると、第1の硬
貨通路13内を転動する硬貨Dは第1のレバー60によ
り第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨
通路62内に案内された硬貨Dは第2のレバー63によ
り第5の硬貨通路65内に案内される。次にこの第5の
硬貨通路65内に案内された硬貨Dが第1のレール式硬
貨選別手段66に進入した際、硬貨Dの径は窓71の上
縁までの高さH1よりも小さいので窓71内へ傾斜し、
そのため姿勢を変えて下方に形成された第6の硬貨通路
68内に落下し、さらにその第6の硬貨通路68の下端
に配設された硬貨収容部4のコインチューブ83内に蓄
積収容されることとなる。
図16のように、硬貨投入口12から硬貨が投入され、
その硬貨がコイルセンサ14の検出信号に基づき硬貨D
と判断されると、その判定信号に基づいて第1のレバー
60が作動し、第2の硬貨通路61の上流を閉塞して、
同時に第3の硬貨通路62の上流を拡開する。また、コ
イルセンサ14の検出信号に基づき第2のレバー63が
作動し第5の硬貨通路65の上流を拡開して、同時に第
4の硬貨通路64の上流を閉塞する。すると、第1の硬
貨通路13内を転動する硬貨Dは第1のレバー60によ
り第3の硬貨通路62内に案内され、さらに第3の硬貨
通路62内に案内された硬貨Dは第2のレバー63によ
り第5の硬貨通路65内に案内される。次にこの第5の
硬貨通路65内に案内された硬貨Dが第1のレール式硬
貨選別手段66に進入した際、硬貨Dの径は窓71の上
縁までの高さH1よりも小さいので窓71内へ傾斜し、
そのため姿勢を変えて下方に形成された第6の硬貨通路
68内に落下し、さらにその第6の硬貨通路68の下端
に配設された硬貨収容部4のコインチューブ83内に蓄
積収容されることとなる。
【0039】なお、上記実施例では、正貨を単に径の相
異なるA、B、C、Dの4種類の硬貨としたが、硬貨A
は、第4の硬貨通路64を介し図示せぬ金庫内に収納さ
れることから、硬貨Aは使用し得る正貨のうち最大金額
の硬貨とすることが好ましい。 なお、上述した硬貨選
別部5により選別され、さらに硬貨収容部4の各コイン
チューブ81、82、83内に積層収容された各硬貨
B、C、Dは、硬貨払出部3を構成する周知の払出装
置、例えばペイアウトスライダ、あるいはペイアウトプ
ランジャ等により釣銭に応じて硬貨処理装置1の筐体2
の下部から払い出され、図示せぬ硬貨返却口に払い出さ
れる。
異なるA、B、C、Dの4種類の硬貨としたが、硬貨A
は、第4の硬貨通路64を介し図示せぬ金庫内に収納さ
れることから、硬貨Aは使用し得る正貨のうち最大金額
の硬貨とすることが好ましい。 なお、上述した硬貨選
別部5により選別され、さらに硬貨収容部4の各コイン
チューブ81、82、83内に積層収容された各硬貨
B、C、Dは、硬貨払出部3を構成する周知の払出装
置、例えばペイアウトスライダ、あるいはペイアウトプ
ランジャ等により釣銭に応じて硬貨処理装置1の筐体2
の下部から払い出され、図示せぬ硬貨返却口に払い出さ
れる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の硬貨処
理装置では、一つの筐体のメインプレート上部に硬貨投
入口を一体形成し、また前記メインプレートに前記硬貨
選別部を一体形成し、さらに前記メインプレート表面に
前記硬貨投入口から投入された液体を案内する堰を有す
る液体の案内溝を一体形成するとともに、該案内溝を落
下する液体を捕集する液体捕集部を前記硬貨投入口の下
方に位置する前記メインプレート下部に配設するととも
に、該液体捕集部に連設し該液体捕集部に集められた液
体を前記筐体の外部へ排出させる管を配設し、前記液体
捕集部に集められた液体を前記筐体の外部へ排出させ、
また前記メインプレートの下方に位置する前記筐体内に
前記硬貨収容部を一体配置し、さらに、該硬貨収容部の
下方に位置する前記筐体内に前記硬貨払出部を一体配置
するようにしたため、従来の如く硬貨選別装置および硬
貨収容装置とをそれぞれ別個の筐体により構成する必要
がなく、このため各独立した筐体等の構成部品、及び硬
貨選別装置を硬貨払出装置に着脱自在に装着するために
必要な、機械的及び電気的接続部品等が全く不要とな
り、このため硬貨処理装置全体の構造を簡単にして、そ
の構成部品点数を大巾に削減し極めて安価な硬貨処理装
置を提供することができる。
理装置では、一つの筐体のメインプレート上部に硬貨投
入口を一体形成し、また前記メインプレートに前記硬貨
選別部を一体形成し、さらに前記メインプレート表面に
前記硬貨投入口から投入された液体を案内する堰を有す
る液体の案内溝を一体形成するとともに、該案内溝を落
下する液体を捕集する液体捕集部を前記硬貨投入口の下
方に位置する前記メインプレート下部に配設するととも
に、該液体捕集部に連設し該液体捕集部に集められた液
体を前記筐体の外部へ排出させる管を配設し、前記液体
捕集部に集められた液体を前記筐体の外部へ排出させ、
また前記メインプレートの下方に位置する前記筐体内に
前記硬貨収容部を一体配置し、さらに、該硬貨収容部の
下方に位置する前記筐体内に前記硬貨払出部を一体配置
するようにしたため、従来の如く硬貨選別装置および硬
貨収容装置とをそれぞれ別個の筐体により構成する必要
がなく、このため各独立した筐体等の構成部品、及び硬
貨選別装置を硬貨払出装置に着脱自在に装着するために
必要な、機械的及び電気的接続部品等が全く不要とな
り、このため硬貨処理装置全体の構造を簡単にして、そ
の構成部品点数を大巾に削減し極めて安価な硬貨処理装
置を提供することができる。
【0041】また装置本体を構成する一つの筐体の上面
に、当該上面に落下する液体を筐体の両側方へ案内する
リブを形成し、また硬貨選別部の硬貨投入口に流れ込ん
だ液体を液体の案内溝、液体の捕集部及び排出通路を介
して筐体の外部へ迅速に排出させるようにしたから、仮
に洗剤等の粘着質な液体が自動販売機等の機器の硬貨投
入口から流し込まれても、その液体は硬貨処理装置内に
配設された各種の機器に付着することもなく、このため
洗剤等の液体を流し込む悪質な悪戯に対して有効に保護
し、その機能の低下を阻止する硬貨処理装置を安価に提
供することができる。
に、当該上面に落下する液体を筐体の両側方へ案内する
リブを形成し、また硬貨選別部の硬貨投入口に流れ込ん
だ液体を液体の案内溝、液体の捕集部及び排出通路を介
して筐体の外部へ迅速に排出させるようにしたから、仮
に洗剤等の粘着質な液体が自動販売機等の機器の硬貨投
入口から流し込まれても、その液体は硬貨処理装置内に
配設された各種の機器に付着することもなく、このため
洗剤等の液体を流し込む悪質な悪戯に対して有効に保護
し、その機能の低下を阻止する硬貨処理装置を安価に提
供することができる。
【図1】図1はこの発明に係わる硬貨処理装置の概念正
面図。
面図。
【図2】図2は図1の組立分解側面図。
【図3】図3は硬貨選別部の要部破断概念図。
【図4】図4は図3のMM概念断面図。
【図5】図5は筐体の上面図。
【図6】図6はゲートレバーの要部背面図。
【図7】図7は図1のNN概念断面図。
【図8】図8は、筐体の側方に液体排出用のチューブを
装着した状態を示す正面図。
装着した状態を示す正面図。
【図9】図9は図8の左側面図。
【図10】図10はシュートプレートの背面図
【図11】図11は硬貨選別部の硬貨選別作用を説明す
る硬貨処理装置の概念図。
る硬貨処理装置の概念図。
【図12】図12は硬貨選別部の硬貨選別作用を説明す
る硬貨処理装置の概念図。
る硬貨処理装置の概念図。
【図13】図13は硬貨選別部の硬貨選別作用を説明す
る硬貨処理装置の概念図。
る硬貨処理装置の概念図。
【図14】図14は硬貨選別部の硬貨選別作用を説明す
る硬貨処理装置の概念図。
る硬貨処理装置の概念図。
【図15】図15は硬貨選別部の硬貨選別作用を説明す
る硬貨処理装置の概念図。
る硬貨処理装置の概念図。
【図16】図16は硬貨選別部の硬貨選別作用を説明す
る硬貨処理装置の概念図。
る硬貨処理装置の概念図。
1…硬貨処理装置 2…筐体 2a…上面 2c…リブ 2f…傾斜面 3…硬貨払出部 4…硬貨収容部 5…硬貨選別部 10…メインプレート 12…硬貨投入口 20、30…案内溝 50…液体捕集部 53…管 54…チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 3/00 G07F 9/00 - 9/10 G07D 5/08 G07F 1/02
Claims (3)
- 【請求項1】投入硬貨の正偽と、正貨と見なされた硬貨
の金種とを判別し、偽貨を所定の硬貨通路へ、また正貨
を金種別に所定の硬貨通路へ案内する硬貨選別部と、該
硬貨選別部により選別された硬貨を金種別に収容する硬
貨収容部と、該硬貨収容部から釣銭に応じた金種の硬貨
を払い出す硬貨払出部とを有する硬貨処理装置におい
て、 一つの筐体のメインプレート上部に硬貨投入口を一体形
成し、また前記メインプレートに前記硬貨選別部を一体
形成し、さらに前記メインプレート表面に前記硬貨投入
口から投入された液体を案内する堰を有する液体の案内
溝を一体形成するとともに、 該案内溝を落下する液体を捕集する液体捕集部を前記硬
貨投入口の下方に位置する前記メインプレート下部に配
設し、さらに該液体捕集部に連設し該液体捕集部に集め
られた液体を前記筐体の外部へ排出させる管を配設して
前記液体捕集部に集められた液体を前記筐体の外部へ排
出させ、 また前記メインプレートの下方に位置する前記筐体内に
前記硬貨収容部を一体配置し、 さらに、該硬貨収容部の下方に位置する前記筐体内に前
記硬貨払出部を一体配置するようにしたことを特徴とす
る硬貨処理装置。 - 【請求項2】前記筐体の側方には液体を排出するチュー
ブが配設され、その上端は前記液体捕集部に連設された
管と連通していることを特徴とする請求項(1)記載の硬
貨処理装置。 - 【請求項3】前記筐体の上面には、前記筐体の上面に落
下した液体を前記硬貨投入口へ案内する傾斜面が一体形
成されていることを特徴とする請求項(1)記載の硬貨処
理装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4055535A JP2981799B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 硬貨処理装置 |
US08/027,810 US5427220A (en) | 1992-03-13 | 1993-03-08 | Coin processing apparatus |
KR93003470A KR960009520B1 (en) | 1992-03-13 | 1993-03-09 | Coin processing apparatus |
CA002091392A CA2091392C (en) | 1992-03-13 | 1993-03-10 | Coin processing apparatus |
AU35130/93A AU651518B2 (en) | 1992-03-13 | 1993-03-10 | Coin processing apparatus |
EP93103981A EP0560370B1 (en) | 1992-03-13 | 1993-03-11 | Coin processing apparatus |
DE69312350T DE69312350T2 (de) | 1992-03-13 | 1993-03-11 | Münzverarbeitungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4055535A JP2981799B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 硬貨処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05258156A JPH05258156A (ja) | 1993-10-08 |
JP2981799B2 true JP2981799B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13001426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4055535A Expired - Fee Related JP2981799B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 硬貨処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981799B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4545184B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2010-09-15 | 東芝テック株式会社 | 硬貨スロープ |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4055535A patent/JP2981799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05258156A (ja) | 1993-10-08 |
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