JP2740980B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents
硬貨選別装置Info
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Description
使用される硬貨選別装置に関し、特に硬貨投入口から洗
剤等の液体が注入された場合、この液体を捕集して硬貨
選別装置外部へ排出すると共に、この液体の注入を逸早
く検出するようにした高架選別装置に関する。
硬貨を正貨と偽貨とに振り分け、また正貨と見做された
硬貨を金種別に振り分けるための硬貨通路を有してい
る。またこの硬貨通路の一部には、例えば発振コイルと
受信コイルとからなる硬貨判別装置、硬貨を所定の硬貨
通路に振り分けるための複数のソレノイド等の選別機器
が配置されている。硬貨投入口から投入された硬貨はそ
れぞれ所定の硬貨通路内を転動しつつ通過して、正偽貨
の選別、硬貨の金種別振分けが行われ、偽貨を所定の硬
貨通路へまた正貨を金種別に形成された所定の硬貨通路
へそれぞれ案内する。
投入口から清涼飲料水、洗剤等の液体が流し込まれる
と、その液体も硬貨通路に沿って装置本体内に流れ込ん
でしまい、このような洗剤等が硬貨通路に配設されたソ
レノイド等の選別機器等に付着すると、その作動を不良
ならしめ、選別機能の低下を招来させることがあった。
また、この場合、これらの選別機器に付着した液体が乾
燥すると、これら選別機器の作動をロックさせることも
あり、このため高架線別装置そのものの機能が停止して
しまうこともあった。更に、コインチューブ側にまで液
体が流入した場合は、電子回路及びモータ等の電機部品
がショートして誤動作することもあった。
を装置本体内の選別機器等の配設箇所に流入しないよう
にすると共に、硬貨投入口からの液体の投入を逸早く検
知するようにした硬貨選別装置を提供することを目的と
する。
口と直接連通する硬貨通路の下方に、該硬貨通路を伝わ
って落下する液体の捕集部と該捕集部に連通し該捕集部
に集められた液体を硬貨選別装置の外部へ排出させる排
出通路とを配設するとともに、硬貨投入口と直接連通す
る硬貨通路の壁面に、該硬貨通路を伝わって落下する液
体を前記排出通路側へ案内する液体の案内溝を形成し、
硬貨投入口から流入した液体を案内溝、捕集部、及び排
出通路を介し硬貨選別装置の外部へ排出させるようにし
た硬貨選別装置において、捕集部内に捕集された液体の
存在を検出するセンサ手段を設けたことを特徴とする。
より硬貨選別装置内の選別用硬貨通路内へ進入すること
なく捕集部へ案内され、さらに排出通路を介し硬貨選別
装置の外部へ迅速に排出される。補集部へ案内された液
体はセンサ手段によって検出され、このセンサ手段の検
出出力に応じて、例えば、警報手段から警報が発生され
る。
正面図で示したものである。
の高分子材料で形成されたメインプレート3により構成
されており、このメインプレート3の上部正面はこれも
硬質の高分子材料で形成されたゲートプレート4により
開閉自在に覆われている。またメインプレート3の正面
下部はフロントカバー5により覆われている。
との間には硬貨投入口Dが形成されており、またこの硬
貨投入口Dの略垂直下方には、この硬貨投入口Dに直接
連通し、当該硬貨投入口Dから投入された硬貨Aを略垂
直下方へ案内する硬貨通路6が形成されている。また、
この硬貨通路6の下端で、しかもメインプレート3の正
面上方とゲートプレート4との間には硬貨通路6を介し
垂直に落下する硬貨Aを図面の右方向に転動させる傾斜
した硬貨通路7が形成されている。この硬貨通路7は金
属製のゲートレール8から構成されており、この硬貨通
路7の途中には投入された硬貨の正偽、及び正貨と見做
された硬貨の金種とを判別する図示せぬコイルセンサを
両側に配置した断面略コの字形の筐体9が配設されてい
る。
装置1に使用されるソレノイド等の電子機器を収容する
後述するコントロールボックスと一体に配設されてい
る。そしてこのコントロールボックスをメインプレート
3の背面に装着すると筐体9は硬貨通路7の側面を構成
する孔3′から当該硬貨通路7内に突出し、正規の位置
に位置決めされる。
メインプレート3の正面下部とフロントカバー5との間
には、投入された硬貨をコイルセンサの検出値に応じ
て、金種毎に振り分ける図示しないソレノイド等により
構成された硬貨振り分け装置のレバーが突出しており、
またメインプレート3の正面下部とフロントカバー5と
の間には振り分けられた硬貨をそれぞれ金種毎に案内す
る複数の硬貨通路が形成されている。
で示す第2図のように、硬貨投入口Dから投入された液
体を案内する複数の案内溝10、10′が形成されている。
部破断正面図で示す第3図のように、硬貨通路7の下流
側とは反対側である、硬貨通路6の左側下方へ傾斜する
ように所定のピッチで立設された複数のフィン3aと、こ
の複数のフィン3aから垂直下方に形成された案内堰3bと
から構成されている。
の嵌挿する凹部3cの垂直下方に所定のピッチで形成され
た断面3角形状の複数のフィンであり、符号3eは、当該
複数のフィン3dの垂直下方に形成された断面3角形状の
傾斜面である。
3図で示すように、後述する液体の捕集部を収容する凹
部11が形成されている。
には当該ゲートプレート4の背面図で示す第4図のよう
に、メインプレート3の正面上部に形成された案内溝10
(第3図)と対向する面に他方の案内溝10′が形成され
ている。
形成された複数のフイン4aと該複数のフィン4aから図面
の右側下方へ傾斜して形成された案内堰4bとにより構成
されている。案内堰4bは第2図で示すように図面の右側
から左側にかけてフィン4aの高さよりも低くなるように
形成されている。
に、硬貨通路7の一部を形成するゲートレール8がネジ
等の締結部材によって固着されている。このゲートレー
ル8には所定のピッチで液体を下方へ落下させる複数の
孔8aが形成されている。このゲートプレート4の正面に
は第2図で示すように、硬貨投入口Dを外れて流れる液
体を案内溝10′内へ案内するシュート4fが突出し形成さ
れており、このシュート4fは、第4図で示すように、図
面の左側から右側下方へ傾斜するように形成され、その
下流にはシュート4fを伝わって流れる液体を硬貨通路6
内に案内する孔4iが形成されている。また、硬貨投入口
Dの始端には、第4図に示すように、注入された液体を
散乱させるための凹部4sが形成されている。
形成された凹部11(第3図)には、第1図で示すよう
に、硬貨通路6及びシュート4fを伝わって落下する液体
を捕集する捕集部12が配設されている。この捕集部12は
第1図のBB断面図で示す第5図のように上面が開口した
ボックス13により構成されており、その下面には捕集し
た液体を排出する孔13aが形成されている。ボックス13
の、孔13a(第5図)が形成された左端には、第1図に
示すように、当該ボックス13内に捕集された液体を装置
本体2の外部へ排出する排出通路14の一部を構成する弾
性体のチューブ15が嵌着している。そしてこのチューブ
15の下端15aは図面の左側へL字形状に折り曲げられ、
さらにメインプレート3の左側方に形成された孔35(第
1図)を介し装置本体2の外部へ導かれている。
状のフィン3dの底面と、この断面3角形状のフィン3dの
下方に形成された断面3角形状の傾斜面3eの底面との間
には、第5図で示すように、落下する液体をスムーズに
捕集部12のボックス13内へ案内するシュート20が着脱自
在に支承されている。このシュート20の傾斜面には、第
1図で示すように、所定のピッチで複数の長孔20aが形
成されている。そして、この長孔20aの中間部には、第
5図で示すように、垂直下方に向けて突出したフィン20
bが一体に形成されている。このフィン20bの先端には、
第1図に示すように垂直下方へ垂れ下がる三角形状の突
起20cが形成されている。
当該メインプレート3の背面に対し着脱自在にコントロ
ールボックス17が配設されている。そして、硬化選別装
置1の組立分解断面図で示す第6図のようにコントロー
ルボックス17内には当該硬貨選別装置1に使用される図
示しないソレノイド、および制御装置等の電子機器を搭
載した基板21が収容されている。
図、第6図およびボックス13の要部上面断面図である第
7図に示すように、1対の電極51a、51bが配設されてい
る。この電極51a、52bにより硬貨投入口Dから注入さ
れ、捕集部12のボックス13内に捕集された液体の検出が
なされる。すなわち、硬貨投入口Dから液体が注入さ
れ、この液体が捕集部12のボックス13内に捕集される
と、ボックス13内の電極51aと電極51bとの間に、この液
体が介在することになる。これによって、電極51aと電
極51bとの間の抵抗値が変化する。この実施例ではこの
抵抗値の変化を検出することにより、洗剤などの液体の
注入を検出する。
ように、足部52a、52bがそれぞれ形成され、この足部52
a、52bは、ボックス13の側壁13bを貫通して突出し、メ
インプレート3の凹部11(第3図)に形成された孔53
a、53bをそれぞれ通り、基板21に形成されたソケット54
a、54bに嵌合される。
されており、ソケット54a、54bは、端子T1および端子T2
にそれぞれ接続される。抵抗検出回路61は端子T1、T2間
の抵抗、すなわち捕集部12のボックス13内に配設された
電極51aと電極51bとの間の抵抗値を電圧信号VRとして
検出するもので、例えば、ブロック内に略示されている
ように、端子T1を所定の抵抗R0を介して電源Vに接続
し、端子T2を接地した回路から構成されている。この場
合、抵抗検出回路61は固定抵抗R0と端子T1、T2間の抵抗
とからなる分圧回路となり、ボックス13内に液体が存在
せず、電極51aと電極51bとの間の抵抗、すなわち端子T
1、T2間の抵抗が無限大であると、電圧信号VRとして電
圧Vを出力し、ボックス13内に液体が流入し、電極51a
と電極51bとの間の抵抗、すなわち端子T1、T2間の抵抗
値が流入した液体によって決定される値Rxになると、電
圧信号VRとして値Rxに対応する電圧Rx/(R0+Rx)・V
を出力する。この電圧信号VRは比較器62に加えられ、
予め設定されている参照電圧Vrefと比較される。ここ
で、参照電圧Vrefは電極51aと電極51bとの間に被検出液
体が介在しない場合はVR>Vrefが成立するが、電極51a
と電極51bとの間に被検出液体が介在し、電極51aと電極
51bとの間の抵抗値が小さくなるとVR≦Vrefとなるよう
な電圧に設定されている。なお、参照電圧Vrefは被検出
液体によって異なるものであり、想定される被検出液体
の種類によって適宜設定されるものであることはいうま
でもない。
と、信号を出力する。この信号はブザー駆動回路63に加
えられ、ブザー64を駆動する。
およびブザー鳴動動作を説明し、併せて構成をより詳細
に説明する。
ると、硬貨通路6に沿って落下し、ゲートレール8に当
接する。しかる後、硬貨Aは進行方向を変えて図面の右
側へ傾斜した硬貨通路7に沿って転動し、さらにこの硬
貨通路7の終端下方に形成された図示せぬ硬貨通路内に
案内されて、金種別に収容される。
口D内に長し込まれると、この液体Fは第5図の対応す
る矢印で示すように案内溝10を構成するメインプレート
3に形成された傾斜したフイン3a間によって第3図のよ
うに、硬貨通路7の下流側とは反対側である、硬貨通路
6の左側下方へ案内される。また液体Fが硬貨投入口D
内に流し込まれると、第4図に示すようにこの液体Fは
まず、硬貨投入口Dの始端に形成された凹部4sによりそ
の流速が弱められ、さらに案内溝10′を構成するゲート
プレート4に形成されたフイン4a間に案内されて、硬貨
通路6の下端へ落下する。その際、メインプレート3及
びゲートプレート4に流れた液体Fの流速はメインプレ
ート3及びゲートプレート4に形成された前記各案内堰
3b、4b、によって減速方向へ制御され、塞き止められつ
つ下方へ落下し、急激に下方へ落下することはない。
イン3a間を伝わって落下する液体Fは案内堰3b(第3
図)に塞き止められつつ落下し、フイン3d間および傾斜
面3eを通過してその下方に案内され、そして捕集部12を
構成するボックス13内に落下する。
体Fは、堰4b(第4図)によって塞き止められつつ第5
図で示すゲートレール8に形成された孔8a間およびシュ
ート20の長孔20a内に案内され、さらにこの長孔20aに形
成されたフィン20b間を通過して捕集部12を構成するボ
ックス13内に落下する。長孔20aに形成されたフィン20b
間を通過する液体Fの一部はフィン20bの下端に形成さ
れた三角形状の突起20cにより雨滴状となり、この突起2
0cから捕集部12を構成するボックス13内に落下し捕集さ
れる。
図に示すように、硬貨投入口Dを構成するメインプレー
ト3の正面に配設された案内板30によってゲートプレー
ト4の正面に形成されたシュート4fに案内され、その
後、当該シュート4fに連通する孔4iを介して硬貨通路6
内に案内され、以降はゲートプレート4に案内された液
体と同様の過程をたどって捕集部12を構成するボックス
13内に落下し捕集される。なお、捕集部12を構成するボ
ックス13は主にメインプレート3とゲートプレート4と
に形成された案内溝10、10′を伝わって落下する液体を
捕集するが、メインプレート3とゲートプレート4とに
形成された案内溝10、10′を介し案内された液体は上述
したように案内堰3b、4bによって塞き止められつつ下方
へ落下するので、急激に大量の液体Fがボックス13内に
落下することはなく、従って捕集された液体がボックス
13からオーバフローし、その周囲に付着することはな
い。
は、そのほとんどが捕集部12のボックス13内に捕集され
る。ここで、捕集部12のボックス13内には液体検出のた
めの電極51a、51bが配設されているので、液体の注入を
逸早く、かつ確実に検出することが可能となる。
の電極51a、51bを配設し、この電極間の抵抗値の変化か
ら液体の注入を検出するようにしたが、第8図に示すよ
うに基板にプリントしたコイル55を捕集部12のボックス
13内に配設し、このコイルQ値の変化から捕集部12のボ
ックス13内に流入する液体を検出するように構成しても
よい。
に示す。
配設したコイル55をその1部とした発振器65を用い、コ
イル55のQ値の変化により、この発振器65の発振が停止
することを利用して捕集部12のボックス13内の液体の存
在を検出するものである。
介して、端子T1および端子T2に接続される。発振器65は
端子T1、T2間のコイル55を外部インダクタンスとして発
振する発振器を構成している。すなわち、捕集部12のボ
ックス13内に液体が存在しないとき、発振器65はコイル
55を外部インダクタンスとして発振している。ここで、
捕集部12のボックス13内に液体が流入すると、コイル55
のQ値が変化し、これにより発振器65の発振は停止す
る。発振器65の出力は平滑回路66を介して比較器67に加
えられている。この平滑回路66の出力は発振器65の発振
が停止するとそのレベルが低下する。したがって、比較
器67ではこの平滑回路66の出力を所定の参照電圧Vrefと
比較することにより、発振器65の発振停止を検出し、発
振器65の発振の停止を検出した場合は信号を出力する。
この信号はブザー駆動回路68に加えられ、これにブザー
69を鳴動させる。
デンサ56を捕集部12のボックス13内に配設するように構
成してもよい。この場合は基板に21に第12図の回路と同
等の回路を形成する。すなわち、コンデンサ56を発振器
65の外部リアクタンスとし、捕集部12のボックス13内に
液体が流入し、コンデンサ56のリアクタンス値が変化
し、発振器65の発振が停止すると、この発振停止を比較
器67で検出することにより、捕集部12のボックス13内の
液体の存在を検出する。
に温度検出素子57を配設し、この温度検出素子の出力の
変化から、捕集部12のボックス13内の液体の存在を検出
するようにしてもよい。この場合は基板21に第11図に示
した回路と同様の回路を形成すればよい。
き上がりその出力を変化させるフロートスイッチを設
け、このフロートスイッチの出力に基づき捕集部12のボ
ックス13内の液体の存在を検出するようにしてもよい。
うに構成したが、ブザー以外の他の周知の聴覚的警報発
生手段を用いても同様に構成できるのは勿論である。ま
た、この聴覚的警報発生手段に代えて表示器等の周知の
視覚的警報発生手段を用いても同様に構成できる。更に
聴覚的警報発生手段と視覚的警報発生手段を組み合わせ
て構成することもできる。
払い出すコインチェンジャ40に装着した状態を第13図に
示す。
の他方を構成する合成樹脂で形成されたチューブ41が配
設されており、その上端41aは硬貨選別装置1に配設さ
れた排出通路14の一方を構成するチューブ15の先端15a
が連通している。なお、第13図で符号42はコインチェン
ジャ40の正面下部に配設され金種別に釣銭を収容するカ
セット式コインチューブ、43はコインチェンジャ40の正
面右側方に配設された特に使用頻度の高い釣銭硬貨を収
容する補助チューブ、44、45は上述した各コインチュー
ブ42、43から特定の釣銭を払い出す釣銭払い出し装置で
ある。
硬貨選別装置1の左側方から排出された液体Fは、コイ
ンチェンジャ40の左側方に配設された前記排出通路14の
他方を構成するチューブ41を介し自動販売機等の外部へ
迅速に排出されることとなる。
40の左側方に配設されているので、コインチェンジャ40
の左側面図で示す第14図のように釣銭補給、あるいは保
守点検等の際、コインチューブ42、43をコインチェンジ
ャ40の正面から着脱する作業に対し排出通路14が邪魔に
なることはない。
が硬貨投入口から流し込まれても、その液体は装置本体
内部の通路には流入しないので、これによる硬貨選別装
置内に配設された各種の選別機器の誤動作を防止するこ
とができ、また、洗剤等の注入を逸早く検出してブザー
等により報知できるので、洗剤等の液体を流し込む悪質
な悪戯による被害を確実に阻止することができる。
図、第2図は第1図の上面図、第3図はメインプレート
の要部破断面図、第4図はゲートプレートの要部破断面
図、第5図は第1図のBB断面図、第6図はこの発明に係
わる硬貨選別装置の組立て分解断面図、第7図は捕集部
を要部断面図、第8図乃至第10図は捕集部の他の構成を
示す要部断面図、第11図は検出回路の一例を示すブロッ
ク図、第12図は検出回路の他の構成例を示すブロック
図、第13図はこの発明に係わる硬貨選別装置をコインチ
ェンジャに装着した状態を示す正面図、第14図は第13図
の左側面図である。 1……硬貨選別装置、6……硬貨通路、10……案内溝、
12……捕集部、14……排出通路、21……基板51a,51b…
…電極、52a,52b……足部、53a,53b……孔、54a,54b…
…ソケット、55……コイル、56……コンデンサ、57……
温度検出素子、61……抵抗検出回路、62,67……比較
器、63,68……ブザー駆動回路、64,69……ブザー、65…
…発振器、66……平滑回路
Claims (6)
- 【請求項1】硬貨投入口から投入された硬貨を案内する
硬貨通路と、該硬貨通路の一部に配置され投入された硬
貨の正偽判別及び正貨を金種毎に振り分ける選別機器と
が配設された硬貨選別装置であって、 前記硬貨投入口と直接連通する硬貨通路の下方に、該硬
貨通路を伝わって落下する液体の捕集部と該捕集部に連
通し該捕集部に集められた液体を前記硬貨選別装置の外
部へ排出させる排出通路とを配設するとともに、 前記硬貨投入口と直接連通する硬貨通路の壁面に、該硬
貨通路を伝わって落下する液体を前記排出通路側へ案内
する液体の案内溝を形成し、 前記硬貨投入口から流入した液体を前記案内溝、捕集
部、及び排出通路を介し前記硬貨選別装置の外部へ排出
させるようにした硬貨選別装置において、 前記捕集部内に前記捕集部内に捕集された液体の存在を
検出するセンサ手段を設けたことを特徴とする硬貨選別
装置。 - 【請求項2】前記センサ手段は、 1対の電極を備え、この電極間の抵抗値の変化から前記
液体の存在を検出することを特徴とする請求項(1)記
載の硬貨選別装置。 - 【請求項3】前記センサ手段は、 コイルと、 このコイルを一部に含む発振器と を備え、前記発振器の発振状態から前記液体の存在を検
出することを特徴とする請求項(1)記載の硬貨選別装
置。 - 【請求項4】前記センサ手段は、 コンデンサと、 このコンデンサを一部に含む発振器と を備え、前記発振器の発信状態から前記液体の存在を検
出することを特徴とする請求項(1)記載の硬貨選別装
置。 - 【請求項5】前記センサ手段は、 温度検出手段を備え、この温度検出手段の検出出力から
から前記液体の存在を検出することを特徴とする請求項
(1)記載の硬貨選別装置。 - 【請求項6】前記センサ手段の検出出力に応じて警報を
発生する警報発生手段を更に具えたことを特徴とする請
求項(1)記載の硬貨選別装置。
Priority Applications (1)
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JP2150229A JP2740980B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 硬貨選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2150229A JP2740980B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 硬貨選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0442387A JPH0442387A (ja) | 1992-02-12 |
JP2740980B2 true JP2740980B2 (ja) | 1998-04-15 |
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Family Applications (1)
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JP2150229A Expired - Fee Related JP2740980B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 硬貨選別装置 |
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-
1990
- 1990-06-08 JP JP2150229A patent/JP2740980B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR940001326Y1 (ko) | 전자식 단일 주화 선별 장치 |
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