JPH0442387A - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

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JPH0442387A
JPH0442387A JP2150229A JP15022990A JPH0442387A JP H0442387 A JPH0442387 A JP H0442387A JP 2150229 A JP2150229 A JP 2150229A JP 15022990 A JP15022990 A JP 15022990A JP H0442387 A JPH0442387 A JP H0442387A
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米藏 古矢
Mitsugi Mikami
貢 三上
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渡部 雅行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動販売機、両替機、ザービス機器等に使
用される硬貨選別装置に関し、特に硬貨投入口から洗剤
等の液体が注入された場合、この液体を捕集して硬貨選
別装置外部へ排出すると共に、この液体の注入を逸早く
検出するようにした硬貨選別装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、硬貨選別装置では、装置本体内に投入された硬
貨を正貨と偽貨とに振り分け、また正貨と見做された硬
貨を金種別に振り分けるための硬貨通路を有している。
またこの硬貨通路の一部には、例えば発振コイルと受信
コイルとからなる硬貨判別装置、硬貨を所定の硬貨通路
に振り分けるための複数のソレノイド等の選別機器が配
置されている。硬貨投入口から投入された硬貨はそれぞ
れ所定の硬貨通路内を転動しつつ通過して、正偽貨の選
別、硬貨の金種別振分けが行われ、偽貨を所定の硬貨通
路へ、また正貨を金種別に形成された所定の硬貨通路へ
それぞれ案内する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した硬貨選別装置では、例えば、硬貨投
入口から清涼飲料水、洗剤等の液体が流し込まれると、
その液体も硬貨通路に沿って装置本体内に流れ込んでし
まい、このような洗剤等が硬貨通路に配設されたソレノ
イド等の選別機器等に付着すると、その作動を不良なら
しめ、選別機能の低下を招来させることがあった。また
、この場合、これらの選別機器に01着した液体が乾燥
すると、これら選別機器の作動をロックさせることもあ
り、このため硬貨選別装置そのものの機能が停止してし
まうこともあった。更に、コインチューブ側にまで液体
が流入した場合は、電子回路及びモータ等の電機部品が
ショートして誤動作することもあった。
そこで、この発明は、硬貨投入口から投入された液体を
装置本体内の選別機器等の配設箇所に流入しないように
すると共に、硬貨投入口からの液体の投入を逸早く検知
するようにした硬貨選別装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため、この発明では硬貨投入口
と直接連通する硬貨通路の下方に、該硬貨通路を伝わっ
て落下する液体の捕集部と該捕集部に連通し該捕集部に
集められた液体を硬貨選別装置の外部へ排出させる排出
通路とを配設するとともに、硬貨投入口と直接連通する
硬貨通路の壁面に、該硬貨通路を伝わって落下する液体
を前記排出通路側へ案内する液体の案内溝を形成し、硬
貨投入口から流入した液体を案内溝、捕集部、及び排出
通路を介し硬貨選別装置の外部へ排出させるようにした
硬貨選別装置において、捕集部内に捕集された液体の存
在を検出するセンサ手段を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
硬貨投入口から流し込まれた液体は、液体の案内溝によ
り硬貨選別装置内の選別用硬貨通路内へ進入することな
く捕集部へ案内され、さらに排出通路を介し硬貨選別装
置の外部へ迅速に排出される。捕集部へ案内された液体
はセンサ手段によって検出され、このセンサ手段の検出
出力に応じて、例えば、警報手段から警報が発生される
〔実施例〕
第1図は、この発明に係わる硬貨選別装置を一部破断正
面図で示したものである。
硬貨選別装置1の装置本体2は、その中央部分が硬質の
高分子祠料で形成されたメインプレート3により構成さ
れており、このメインプレート3の上部正面はこれも硬
質の高分子材料で形成されたゲートプレー1・4により
開閉自在に覆われている。またメインプレート3の正面
下部はフロントカバー5により覆われている。
一方、メインプレート3の上部と、ゲートプレート4と
の間には硬貨投入口りが形成されており、またこの硬貨
投入口りの略垂直下方には、この硬貨投入口りに直接連
通し、当該硬貨投入口りから投入された硬貨Aを略垂直
下方へ案内する硬貨通路6が形成されている。また、こ
の硬貨通路6の下端で、しかもメインプレー1−3の正
面上方とゲートプレート4との間には硬貨通路6を介し
垂直に落下する硬貨Aを図面の右方向に転動させる傾斜
した硬貨通路7が形成されている。この硬貨通路7は金
属製のゲートレール8から構成されており、この硬貨通
路7の途中には投入された硬貨の正偽、及び正貨と見做
された硬貨の金種とを判別する図示せぬコイルセンサを
両側に配置した断面路コの字形の筐体9が配設されてい
る。
このコイルセンサを配設した筐体9は、当該硬貨選別装
置1に使用されるソレノイド等の電子機器を収容する後
述するコントロールボックスと一体に配設されている。
そしてこのコントロールボックスをメインプレート3の
背面に装着すると筐体9は硬貨通路7の側面を構成する
孔3′から当該硬貨通路7内に突出し、正規の位置に位
置決めされる。
なお、この硬貨通路7の終端下方、すなわち図示せぬメ
インプレート3の正面下部とフロントカバー5との間に
は、投入された硬貨をコイルセンサの検出値に応じて、
金種毎に振り分ける図示しないソレノイド等により構成
された硬貨振り分は装置のレバーが突出しており、また
メインプレー3の正面下部とフロントカバー5との間に
は振り分けられた硬貨をそれぞれ金種毎に案内する複数
の硬貨通路が形成されている。
硬貨通路6の両側壁には、第1図及び第1図の上面図で
示す第2図のように、硬貨投入口りから投入された液体
を案内する複数の案内溝10.10′が形成されている
このうち、一方の案内溝10は、メインプレー1・3の
要部破断正面図で示す第3図のように、硬貨通路7の下
流側とは反対側である、硬貨通路6の左側下方へ傾斜す
るように所定のピッチで立設された複数のフィン3aと
、この複数のフィン3aから垂直下方に形成された案内
環3bとから構成されている。
なお、第3図で、符号3dはゲートレール8(第1図)
の嵌挿する凹部3cの垂直下方に所定のピッチで形成さ
れた断面3角形状の複数のフィンであり、符号3eは、
当該複数のフィン3dの垂直下方に形成された断面3角
形状の傾斜面である。
フィン3aの下方に位置するメインプレー1−3には、
第3図で示すように、後述する液体の捕集部を収容する
凹部11が形成されている。
また、硬貨通路6の他方を構成するゲートプレート4に
は当該ゲートプレート4の背面図で示す第4図のように
、メインプレート3の正面上部に形成された案内溝10
(第3図)と対向する面に他方の案内溝10′が形成さ
れている。
この案内溝10″は、硬貨投入口りの垂直下方に沿って
形成された複数のフィン4aと該複数のフィン4aから
図面の右側下方へ傾斜して形成された案内環4bとによ
り構成されている。案内環4bは第2図で示すように図
面の右側から左側にかけてフィン4aの高さよりも低く
なるように形成されている。
上述したフィン4aの垂直下方には、第4図に示すよう
に、硬貨通路7の一部を形成するゲートレール8がネジ
等の締結部材によって固着されている。このゲートレー
ル8には所定のピッチで液体を下方へ落下させる複数の
孔8aが形成されている。このゲートプレート4の1面
には第2図で示すように、硬貨投入口りを外れて流れる
液体を案内溝10−内へ案内するシュート4fが突出し
形成されており、このシュート4fは、第4図で示すよ
うに、図面の左側から右側下方へ傾斜するように形成さ
れ、その下流にはシュート4fを伝わって流れる液体を
硬貨通路6内に案内する孔41が形成されている。また
、硬貨投入口りの始端には、第4図に示すように、注入
された液体を散乱させるための四部4sが形成されてい
る。
ゲートレール8の下方に位置するメインプレト3に形成
された四部11(第3図)には、第1図で示すように、
硬貨通路6及びシュート4fを伝わって落下する液体を
捕集する捕集部]2が配設されている。この捕集部12
は第1図のBB断面図で示す第5図のように上面が開口
したボックス13により構成されており、その下面には
捕集した液体を排出する孔1.3 aが形成されている
ボックス13の、孔13a(第5図)が形成された左端
には、第1図に示すように、当該ボックス13内に捕集
された液体を装置本体2の外部へJJI出する排出通路
14の一部を構成する弾性体のチューブ15が嵌着して
いる。そしてこのチューブ15の下端15aは図面の左
側へL字形状に折り曲げられ、さらにメインプレート3
の左側方に形成された孔35(第1図)を介し装置本体
2の外部へ導かれている。
メインプレート3の正面下部に形成された断面3角形状
のフィン3dの底面と、この断面3角形状のフィン3d
の下方に形成された断面3角形状の傾斜面3eの底面と
の間には、第5図で示すように、落下する液体をスムー
ズに捕集部12のボックス13内へ案内するシュート2
0が着脱自在に支承されている。このシュート20の傾
斜面には、第1図で示すように、所定のピッチで複数の
長孔20aが形成されている。そして、この長孔20a
の中間部には、第5図で示すように、垂直下方へ向けて
突出したフィン20bが一体に形成されている。このフ
ィン20bの先端には、第1図に示すように垂直下方へ
垂れ下がる三角形状の突起20cが形成されている。
メインプレート3の背面には、第5図で示すように、当
該メインプレート3の背面に対し着脱自在にコントロー
ルボックス17が配設されている。
そして、硬貨選別装置1の組立分解断面図で示す第6図
のようにコントロールボックス17内には当該硬貨選別
装置1−に使用される図示しないソレノイド、および制
御装置等の電子機器を搭載した基板21が収容されてい
る。
更に、捕集部12のボックス13内には、第1図、第5
図、第6図およびボックス13の要部上面断面図である
第7図に示すように、1対の電極51a、51bが配設
されている。この電極51a、52bにより硬貨投入口
りから注入され、捕集部12のボックス13内に捕集さ
れた液体の検出がなされる。すなわち、硬貨投入口りか
ら液体が注入され、この液体が捕集部12のボックス1
3内に捕集されると、ボックス13内の電極51aと電
極51bとの間に、この液体が介在することになる。こ
れによって、電極51aと電極51bとの間の抵抗値が
変化する。この実施例ではこの抵抗値の変化を検出する
ことにより、洗剤なとの液体の注入を検出する。
電極51a、52bには、第6図、第7図に明確に示さ
れるように、足部52a、52bがそれぞれ形成され、
この足部52a、52bは、ボックス13の側壁]、 
3 bを貫通して突出し、メインプレート3の四部11
(第3図)に形成された孔53a、53bをそれぞれ通
り、基板21に形成されたソケット54a、54bに嵌
合される。
基板21には、例えば、第11図に示すような回路が形
成されており、ソケット54a、54bは、端子Tlお
よび端子T2にそれぞれ接続される。抵抗検出回路61
は端子Tl 、72間の抵抗、すなわち捕集部12のボ
ックス13内に配設された電極51aと電極51bとの
間の抵抗値を電圧信号VRとして検出するもので、例え
ば、ブロック内に略示されているように、端子TIを所
定の抵抗ROを介して電源Vに接続し、端子T2を接地
した回路から構成されている。この場合、抵抗検出回路
61は固定抵抗ROと端子TI 、72間の抵抗とから
なる分圧回路となり、ボックス13内に液体が存在せず
、電極51aと電極51bとの間の抵抗、すなわち端子
T1.72間の抵抗が無限大であると、電圧信号VRと
して電圧Vを出力し、ボックス13内に液体が流入し、
電極51aと電極51bとの間の抵抗、すなわち端子T
l。
72間の抵抗値が流入した液体によって決定される値R
xになると、電圧信号VRとして値Rxに対応する電圧
Rx / (RO+RX ) ・Vを出力する。この電
圧信号VRは比較器62に加えられ、予め設定されてい
る参照電圧V rerと比較される。
ここで、参照電圧V refは電極51aと電極51b
との間に被検出液体が介在しない場合はVR>V re
fが成立するが、電極51aと電極51bとの間に被検
出液体が介在し、電極51aと電極51bとの間の抵抗
値が小さくなるとVR≦V rarとなるような電圧に
設定されている。なお、参照電圧V ref’は被検出
液体によって異なるものであり、想定される被検出液体
の種類によって適宜設定されるものであることはいうま
でもない。
比較器62は、その比較においてVR≦V refが成
立すると、信号を出力する。この信号はブザー駆動回路
63に加えられ、ブザー64を駆動する。
次に上述した硬貨選別装置1における液体の排出動作お
よびブザー鳴動動作を説明し、併せて構成をより詳細に
説明する。
第1図に示すように硬貨Aが硬貨投入口りに投入される
と、硬貨通路6に沿って落下し、ゲートレール8に当接
する。しかる後、硬貨Aは進行方向を変えて図面の右側
へ傾斜した硬貨通路7に沿って転勤し、さらにこの硬貨
通路7の終端下方に形成された図示せぬ硬貨通路内に案
内されて、金種別に収容される。
一方、第1図に示すように洗剤等の液体Fが硬貨投入口
り内に流し込まれると、この液体Fは第5図の対応する
矢印で示すように案内溝10を構成するメインプレー1
・3に形成された傾斜したフィン3a間によって第3図
のように、硬貨通路7の下流側とは反対側である、硬貨
通路6の左側下方へ案内される。また液体Fが硬貨投入
口り内に流し込まれると、第4図に示すようにこの液体
Fはまず、硬貨投入口りの始端に形成された四部4Sに
よりその流速が弱められ、さらに案内溝10″を構成す
るゲートプレート4に形成されたフィン4a間に案内さ
れて、硬貨通路6の下端へ落下する。その際、メインプ
レート3及びゲートレールートれた液体Fの流速はメイ
ンプレート3及びゲートプレート4に形成された前記各
案内環3b、4b、によって減速方向へ制御され、塞き
止められつつ下方へ落下し、急激に下方へ落下すること
はない。
ここで、第5図に示すように、メインプレー1・3のフ
ィン3a間を伝わって落下する液体Fは案内環3b(第
3図)に塞き止められつつ落下し、フィン3d問および
傾斜面3eを通過してその下方に案内され、そして捕集
部12を構成するボックス13内に落下する。
一方、ゲートプレート4のフィン4a間を案内された液
体Fは、堰4b(第4図)によって塞き止められつつ第
5図で示すゲートレール8に形成された孔8a問および
シュート20の長孔2Oa内に案内され、さらにこの長
孔20aに形成されたフィン2Ob間を通過して捕集部
12を構成するボックス13内に落下する。長孔20a
に形成されたフィン2Ob間を通過する液体Fの一部は
フィン20bの下端に形成された三角形状の突起20c
により雨滴状となり、この突起2Qcから捕集部12を
構成するボックス13内に落下し捕集される。
また、硬貨投入口りから外れて落下する液体Fは第5図
に示すように、硬貨投入口りを構成するメインプレー1
・3の正面に配設された案内板30によってゲートプレ
ート4の正面に形成されたシュート4fに案内され、そ
の後、当該シュート4fに連通する孔41を介して硬貨
通路6内に案内され、以降はゲートプレート4に案内さ
れた液体と同様の過程をたどって捕集部12を構成する
ボックス13内に落下し捕集される。なお、捕集部12
を構成するボックス13は主にメインプレート3とゲー
トプレート 0、10−を伝わって落下する液体を捕集するが、メイ
ンプレート3とゲートプレート4とに形成された案内溝
10、10′を介し案内された液体は上述したように案
内環3b,4bによって塞き止められつつ下方へ落下す
るので、急激に大量の液体Fがボックス13内に落下す
ることはなく、従って捕集された液体がボックス13か
らオーバフローし、その周囲に付着することはない。
このようにして、硬貨投入口りから注入された液体は、
そのほとんどが捕集部12のボックス13内に捕集され
る。ここで、捕集部12のボックス13内には液体検出
のための電極51a、51bが配設されているので、液
体の注入を逸早く、かつ確実に検出することが可能とな
る。
なお、上記実施例では捕集部12のボックス13内に1
対の電極5]、a、51bを配設し、この電極間の抵抗
値の変化から液体の注入を検出するようにしたが、第8
図に示すように基板にプリントしたコイル55を捕集部
12のボックス13内に配設し、このコイルのQ値の変
化から捕集部12のボックス13内に流入する液体を検
出するように構成してもよい。
この場合の基板21上の構成される回路の一例を第12
図に示す。
この第12図に示す回路は、捕集部12のボックス13
内に配設したコイル55をその1部とした発振器65を
用い、コイル55のQ値の変化により、この発振器65
の発振が停止することを利用して捕集部12のボックス
13内の液体の存在を検出するものである。
コイル55は、その足部52a、52b、Vケラト54
 a、54bを介して、端子T1および端子T2に接続
される。発振器65は端子T1.12間のコイル55を
外部インダクタンスとして発振する発振器を構成してい
る。すなわち、捕集部]2のボックス13内に液体か存
在しないとき、発振器65はコイル55を外部インダク
タンスとして発振している。ここで、捕集部12のボッ
クス13内に液体が流入すると、コイル55のQ値が変
化し、これにより発振器65の発振は停止する。発振器
65の出力は平滑回路66を介して比較器67に加えら
れている。この平滑回路66の出力は発振器65の発振
が停止するとそのレベルが低下する。したがって、比較
器67ではこの平滑回路66の出力を所定の参照電圧V
 refと比較することにより、発振器65の発振停止
を検出し、発振器65の発振の停止を検出した場合は信
号を出力する。この信号はブザー駆動回路68に加えら
れ、これにブザー69を鳴動させる。
また、第8図のコイル55に代えて第9図のようにコン
デンサ56を捕集部12のボックス13内に配設するよ
うに構成してもよい。この場合は基板に21に第12図
の回路と同等の回路を形成する。すなわち、コンデンサ
56を発振器65の外部リアクタンスとし、捕集部12
のボックス13内に液体が流入し、コンデンサ56のリ
アクタンス値が変化し、発振器65の発振が停止]−す
ると、この発振停止を比較器67で検出することにより
、捕集部12のボックス13内の液体の存在を検出する
また、第10図に示すように、捕集部12のボックス1
3内に温度検出素子57を配設し、この温度検出素子の
出力の変化から、捕集部12のボックス13内の液体の
存在を検出するようにしてもよい。この場合は基板21
に第11図に示した回路と同様の回路を□形成すればよ
い。
更に、捕集部12のボックス13内に液体の流入により
浮き上がりその出力を変化させるフロートスイッチを設
け、このフロートスイッチの出力に基づき捕集部12の
ボックス13内の液体の存在を検出するようにしてもよ
い。
なお、上記実施例ではブザーにより警報を発生するよう
に構成したが、ブザー以外の他の周知の聴覚的警報発生
手段を用いても同様に構成できるのは勿論である。また
、この聴覚的警報発生手段に代えて表示器等の周知の視
覚的警報発生手段を用いても同様に構成できる。更に聴
覚的警報発生手段と視覚的警報発生手段を組み合わせて
構成することもできる。
次に上述した本願発明の硬貨選別装置を釣銭を収容し払
い出すコインチェンジャ40に装着した状態を第13図
に示す。
コインチェンジャ40の左側方には上述した排出通路1
4の他方を構成する合成樹脂で形成されたチューブ41
が配設されており、その上端41aは硬貨選別装置1に
配設された排出通路14の一方を構成するチューブ15
の先端15aが連通している。なお、第13図で符号4
2はコインチエンジャ40の正面下部に配設され金種別
に釣銭を収容するカセット式コインチューブ、43はコ
インチェンジャ40の正面右側方に配設された特に使用
頻度の高い釣銭硬貨を収容する補助チューブ、44.4
5は上述した各コインチューブ42.43から特定の釣
銭を払い出す釣銭払い出し装置である。
上述した排出通路14の構成によるとチューブ15を介
し硬貨選別装置1の左側方から排出された液体Fは、コ
インチェンジャ40の左側方に配設された前記排出通路
14の他方を構成するチュブ41を介し自動販売機等の
外部へ迅速にυ1出されることとなる。
なお、上述したように排出通路14はコインチェンジャ
40の左側方に配設されているので、コインチェンジャ
40の左側面図で示す第14図のように釣銭補給、ある
いは保守点検等の際、コインチューブ42.43をコイ
ンチェンジャ40の正面から着脱する作業に対し排出通
路14が邪魔になることはない。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、洗剤等の液体が
硬貨投入口から流し込まれても、その液体は装置本体内
部の通路には流入しないので、これによる硬貨選別装置
内に配設された各種の選別機器の誤動作を防止すること
ができ、また、洗剤等の注入を逸早く検出してブザー等
により報知できるので、洗剤等の液体を流し込む悪質な
悪戯による被害を確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる硬貨選別装置の要部破断圧面
図、第2図は第1図の上面図、第3図はメインプレー1
・の要部破断面図、第4図はゲートプレートの要部破断
面図、第5図は第1図のBB断面図、第6図はこの発明
に係わる硬貨選別装置の組立て分解断面図、第7図は捕
集部を要部断面図、第8図乃至第10図は捕集部の他の
構成を示す要部断面図、第11図は検出回路の一例を示
すブロック図、第12図は検出回路の他の構成例を示す
ブロック図、第13図はこの発明に係わる硬貨選別装置
をコインチェンジャに装着した状態を示す正面図、第1
4図は第13図の左側面図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硬貨投入口から投入された硬貨を案内する硬貨通
    路と、該硬貨通路の一部に配置され投入された硬貨の正
    偽判別及び正貨を金種毎に振り分ける選別機器とが配設
    された硬貨選別装置であって、 前記硬貨投入口と直接連通する硬貨通路の下方に、該硬
    貨通路を伝わって落下する液体の捕集部と該捕集部に連
    通し該捕集部に集められた液体を前記硬貨選別装置の外
    部へ排出させる排出通路とを配設するとともに、 前記硬貨投入口と直接連通する硬貨通路の壁面に、該硬
    貨通路を伝わって落下する液体を前記排出通路側へ案内
    する液体の案内溝を形成し、前記硬貨投入口から流入し
    た液体を前記案内溝、捕集部、及び排出通路を介し前記
    硬貨選別装置の前記捕集部内に前記捕集部内に捕集され
    た液体の存在を検出するセンサ手段を設けたことを特徴
    とする硬貨選別装置。
  2. (2)前記センサ手段は、 1対の電極を備え、この電極間の抵抗値の変化から前記
    液体の存在を検出することを特徴とする請求項(1)記
    載の硬貨選別装置。
  3. (3)前記センサ手段は、 コイルと、 このコイルを一部に含む発振器と を備え、前記発振器の発振状態から前記液体の存在を検
    出することを特徴とする請求項(1)記載の硬貨選別装
    置。
  4. (4)前記センサ手段は、 コンデンサと、 このコンデンサを一部に含む発振器と を備え、前記発振器の発振状態から前記液体の存在を検
    出することを特徴とする請求項(1)記載の硬貨選別装
    置。
  5. (5)前記センサ手段は、 温度検出手段を備え、この温度検出手段の検出出力から
    から前記液体の存在を検出することを特徴とする請求項
    (1)記載の硬貨選別装置。
  6. (6)前記センサ手段の検出出力に応じて警報を発生す
    る警報発生手段を更に具えたことを特徴とする請求項(
    1)記載の硬貨選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5377804A (en) * 1992-10-21 1995-01-03 Robirds; David C. Moisture detecting and power shut off apparatus for bill validators, coin mechanisms and the like

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