JP2527018B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

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JP2527018B2 JP63299051A JP29905188A JP2527018B2 JP 2527018 B2 JP2527018 B2 JP 2527018B2 JP 63299051 A JP63299051 A JP 63299051A JP 29905188 A JP29905188 A JP 29905188A JP 2527018 B2 JP2527018 B2 JP 2527018B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動販売機等に使用される硬貨選別装置に
関する。
〔従来の技術〕
この種の硬貨選別装置としては、第17図および第18図
に示すものが知られている。尚、以下各図において同一
ないし対応部分には同一符号を付して示す。
第17図は、従来の硬貨選別装置の正面図で、図示しな
い自動販売機の投入口から硬貨投入口1aに投入された硬
貨は、硬貨投入口1aの下方に一端を有するコインレール
17によって矢印で示すように側方に転動させられ、硬貨
選別コイル等より成る硬貨選別センサ15の位置を通過す
るときに真偽および金種を判別され、その判別結果に基
づいて硬貨振分機構20が駆動されて金種別の正貨通路お
よび返却通路のいずれか1つに振り分けられる。
金種別の正貨通路に振り分けられた硬貨は、図示しな
い釣銭払出装置内の釣銭筒に釣銭用硬貨として収納さ
れ、返却通路に振り分けられた硬貨(偽貨)は、図示し
ない自動販売機の返却口に返却される。
第18図は、第17図のD−D断面図で、対向して設けら
れた側壁1および4の間に硬貨通路2が設けられ、硬貨
通路面(側壁1および4の内面100および400)は、硬貨
選別センサ15に対して一定した位置関係で硬貨が通過す
るようにするため、垂直面に対して傾斜している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、自動販売機は無人の屋外に設置されること
が多いため、硬貨投入口1aに雨水が流入したり、また、
悪戯により洗剤液等の液体を硬貨投入口1aに注入される
ことがある。
このような場合、この液体は、硬貨通路2ないしコイ
ンレール17に沿って、硬貨選別センサ15および硬貨振分
機構20から成る硬貨選別部に流入し、さらにはその下方
に設けられた釣銭払出装置にまで流入してしまう。
このため、液体の粘性抵抗により、各機構部分に動作
障害が発生し、また、液体の導電性により、各機構を制
御するための電気ないし電子回路に障害が発生する虞が
ある。
本発明は、上述の点に鑑み、硬貨投入口に流入した液
体は、硬貨投入口直下で硬貨通路外に流出させ、さらに
硬貨選別装置の外に排出することにより、流入した液体
が硬貨選別部にまで達することがないようにした硬貨選
別装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するため、対向して立設
された両側壁の間に形成され、硬貨投入口に投入された
硬貨が通過する硬貨通路と、前記硬貨投入口の下方に一
端が位置し、前記硬貨通路内の硬貨を側方に転動させる
コインレールと、当該側方に転動された硬貨を選別する
硬貨選別部とを備えた硬貨選別装置において、前記硬貨
投入口と前記コインレールの間の両側壁の少なくとも一
方は、前記硬貨通路を通過する硬貨が当接する硬貨通路
面を一面側で形成する格子状部材と、先端が前記格子状
部材の目の中でその一面側に一致する位置にあって当該
格子状部材の一面側と共に前記硬貨通路面を形成する突
起及び先端が前記格子状部材の他面側に当接して当該格
子状部材を支持する突起からなり当該側壁の内部から前
記硬貨通路面の方向に突出された複数の突起とを有し、
前記複数の突起の間及び前記格子状部材の目を通って前
記硬貨通路に連通され前記コインレールの下方で当該硬
貨選別装置の外に開口された排出口を備えることを特徴
としている。
〔作用〕
本発明においては、硬貨投入口に流入した液体は、格
子状部材の目を通って側壁内に流入(すなわち硬貨通路
外に流出)し、複数の突起は、その側壁内への流入を効
率よく行わせるのに役立つ。そして、その複数の突起間
に流入した液体は、排出口から硬貨選別装置外に排出さ
れる。
従って、流入した液体は、コインレールにまで達する
ことなく硬貨通路外に排出され、一部コイルレールに達
したとしてもそこで硬貨通路外に排出されるので、側方
の硬貨選別部にまで達することはない。
また、格子状部材は、硬貨を円滑に硬貨通路内を通過
させるのに役立ち、その目の大きさは硬貨の通過のため
には小さい方がよいが、液体の排出のためには大きい方
がよいので、両性能を考慮して適宜決定する。
さらに、複数の突起は格子状部材の支持にも使用で
き、複数の突起の一部を格子状部材の目の中に先端を硬
貨通路面(格子状部材の一方の面)と一致させて突出さ
せることにより、硬貨の通過および液体の排出の両性能
を向上させることができる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図〜第6図は本発明の一実施例の10円,50円,100
円および500円の硬貨を選別する硬貨選別装置を示すも
ので、第2図は正面図、第3図は右側面図、第4図は上
面図、第5図は底面図、第6図は左側面図である。
これらの図において、図示しない自動販売機の投入口
から硬貨投入口1aに投入された硬貨は、硬貨投入口1aの
下方に一端を有するコインレール17によって側方に転動
させられ、硬貨選別センサ7および15の位置を通過する
ときに真偽および金種を判別され、その判別結果に基づ
いて硬貨振分機構20が駆動されて第5図に示す金種別の
正貨通路11〜14および返却通路10のいずれかに振り分け
られる。尚、ここで正貨通路11,12,13および14は、それ
ぞれ50円,10円,100円および500円用のものである。
また、硬貨通路2を形成する一方の側壁4は、他方の
側壁1に対して軸5で回動自在に取り付けられており、
ばね6により側壁1側に押圧されている。そして、返却
レバー3を下方に押下することにより、側壁4は側壁1
から離れる方向に回動されて硬貨通路2が開放され、硬
貨通路2内の詰まり硬貨の排除等が行えるようになって
いる。
そして、1bは硬貨選別装置の外に開口した排出口であ
る。この実施例では排出口1bは左側方に開口している
が、前方等他の方向に開口させてもよい。
次に、第7図は、この実施例の側壁4等を取り外した
状態を示す正面図、第1図は第7図のB−B断面を側壁
4を取り付けた状態で示す右側断面図、第8図は第7図
のA−A断面を側壁4を取り付けた状態で示す右側断面
図、第9図は第7図の格子状部材を取り外した状態を示
す正面図、第10図は第9図のC−C断面を示す右側断面
図、第11図,第12図および第13図はこの実施例の格子状
部材16のそれぞれ上面図,正面図および右側面図であ
る。
この実施例においては、硬貨通路2の硬貨通路面は従
来装置と同様に垂直面に対して傾斜しており、硬貨通路
2の両側壁のうち下方の側壁は、側壁1およびその一部
として硬貨通路面の方向に突出する複数の突起1d,1eと
格子状部材16とにより構成されている。
そして、格子状部材16の一方の面により硬貨通路面が
形成され、その他方の面に突起1eの先端が当接して格子
状部材16を支持している。突起1dは格子状部材16の目16
aの中に突出し、その先端は、硬貨が円滑に硬貨通路2
を通過できるようにするため、硬貨通路面(格子状部材
16の一方の面)と一致させてある。また、格子状部材16
の目16aの大きさは選別すべき硬貨の径よりも小さく
し、格子のコーナー部および突起1dの先端には丸みをも
たせて硬貨が円滑に通過できるようにしている。
尚、格子状部材16の下方の16cの部分は、排出口1bの
カバー部分であり、16bは格子状部材16の表面を伝って
落下する液体を排出するための排出穴である。
次のこのような実施例の動作について説明する。第1
図に示すように、たとえば液体として水が硬貨投入口1a
に流入した場合、その水は、格子状部材16の目16aを通
過し、さらに突起1d,1eにより突起間の溝1c内に吸い込
まれる。そして矢印で示すように、溝1c内を落下して排
出口1bから硬貨選別装置の外部に排出される。従って、
この水は、硬貨選別センサ7,15および硬貨振分機構20か
らなる側方の硬貨選別部に達することはない。
第14図〜第16図は、本発明の他の実施例を示すもの
で、第14図は要部斜視図、第15図は要部側断面図、第16
図は格子状部材16の斜視図である。
この実施例では、硬貨通路面が垂直であり、格子状部
材16および突起が硬貨通路2の両側壁に設けられてい
る。突起1d,1eと格子状部材16との位置関係等は第1図
のものと同様に設けられ、突起4dは1dと、突起4eは1eと
それぞれ対応しており、同種のものである。
また、第14図に示すように、コインレール17には切欠
き17aが設けられ、コインレール17にまで達した液体の
排出をより確実なものにしている。このような切欠き17
aは第1図の実施例のものでも設けると有効である。
ここで、硬貨通路2の両側壁のうち、一方の側壁は、
側壁1およびその一部である突起1d,1eと格子状部材16
とで構成され、他方の側壁は側壁4およびその一部であ
る突起4d,4eと格子状部材16とで構成されている。
そして、硬貨投入口1aに流入した水は、側壁1側の突
起間の溝1c内ないし側壁4側の突起間の溝4c内に吸い込
まれて落下し、図示しない下方の排出口から硬貨選別装
置の外に排出される。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、硬貨通路を通過する硬
貨が当接する硬貨通路面を一面側で形成する格子状部材
と、先端が格子状部材の目の中でその一面側に一致する
位置にあって格子状部材の一面側と共に硬貨通路面を形
成する突起及び先端が格子状部材の他面側に当接して格
子状部材を支持する突起からなり内部から硬貨通路面の
方向に突出された複数の突起とを硬貨通路の側壁に設け
ることにより、硬貨通路に流入した液体を複数の突起に
よって格子状部材の目を通して硬貨通路の通路面側から
側壁内に流出させ、さらに下方の排出口から硬貨選別装
置外に排出するようにしたので、流入した液体が硬貨通
路面に残留することによる硬貨の通過障害を少なくする
と共に、側方の硬貨選別部にまで流入することによる障
害の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の一実施例の硬貨選別装置を示
すもので、第1図は第7図のB−B断面を示す右側断面
図、第2図は正面図、第3図は右側面図、第4図は上面
図、第5図は底面図、第6図は左側面図、第7図は一方
の側壁を取り外した状態の正面図、第8図は第7図のA
−A断面を示す右側断面図、第9図は第7図の格子状部
材を取り外した状態を示す正面図、第10図は第9図のC
−C断面を示す右側断面図、第11図,第12図および第13
図は第1図の格子状部材のそれぞれ上面図,正面図およ
び右側面図、第14図は他の実施例の要部斜視図、第15図
はこの実施例の要部側断面図、第16図はこの実施例の格
子状部材の斜視図、第17図は従来の硬貨選別装置の正面
図、第18図は第17図のD−D断面図である。 1,4……側壁、1a……硬貨投入口、1b……排出口、1d,1e
……突起、2……硬貨通路、7,15……硬貨選別センサ、
16……格子状部材、17……コインレール、20……硬貨振
分機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向して立設された両側壁の間に形成さ
    れ、硬貨投入口に投入された硬貨が通過する硬貨通路
    と、前記硬貨投入口の下方に一端が位置し、前記硬貨通
    路内の硬貨を側方に転動させるコインレールと、当該側
    方に転動された硬貨を選別する硬貨選別部とを備えた硬
    貨選別装置において、前記硬貨投入口と前記コインレー
    ルの間の両側壁の少なくとも一方は、前記硬貨通路を通
    過する硬貨が当接する硬貨通路面を一面側で形成する格
    子状部材と、先端が前記格子状部材の目の中でその一面
    側に一致する位置にあって当該格子状部材の一面側と共
    に前記硬貨通路面を形成する突起及び先端が前記格子状
    部材の他面側に当接して当該格子状部材を支持する突起
    からなり当該側壁の内部から前記硬貨通路面の方向に突
    出された複数の突起とを有し、前記複数の突起の間及び
    前記格子状部材の目を通って前記硬貨通路に連通され前
    記コインレールの下方で当該硬貨選別装置の外に開口さ
    れた排出口を備えることを特徴とする硬貨選別装置。
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