JP2980247B2 - 印刷機における印刷用紙管理装置 - Google Patents

印刷機における印刷用紙管理装置

Info

Publication number
JP2980247B2
JP2980247B2 JP63268899A JP26889988A JP2980247B2 JP 2980247 B2 JP2980247 B2 JP 2980247B2 JP 63268899 A JP63268899 A JP 63268899A JP 26889988 A JP26889988 A JP 26889988A JP 2980247 B2 JP2980247 B2 JP 2980247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
printing
waste
unit
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63268899A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02113946A (ja
Inventor
誠 林
正則 矢吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP63268899A priority Critical patent/JP2980247B2/ja
Publication of JPH02113946A publication Critical patent/JPH02113946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2980247B2 publication Critical patent/JP2980247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、印刷機における印刷用紙管理装置に関し、
一層詳細には、例えば、用紙交換等に伴う不良印刷用紙
の発生を常時監視し、その発生時において当該不良印刷
用紙を自動的に廃棄するように構成した印刷機における
印刷用紙管理装置に関する。
[発明の背景] 例えば、雑誌等の印刷物を短時間で且つ大量に作成す
ることの出来る印刷機としてオフセット輪転印刷機があ
る。この印刷機では、例えば、ロール状に巻回された印
刷用紙を給紙部より引き出して印刷部に転送して印刷作
業を行った後、乾燥、冷却させて所定の印刷物として取
り出すようにしている。
この場合、給紙部では自動紙継装置を用いて印刷用紙
を接合し接合部分を有した印刷用紙を印刷部に連続的に
供給しているため、あるいは印刷用紙の製造時に継目部
分が存在しているものもあるため、印刷物としては不適
当な接合部分若しくは継目部分が発生する。また、印刷
部では最適な印刷条件を維持するため、あるいは印刷物
の仕様の変更等のため、必要に応じてブランケットの洗
浄が行われる。従って、この際にも印刷物としては不適
当な部分が発生する。
このような印刷物として不適当な部分は損紙として印
刷機より除去する必要がある。そこで、従来、損紙を除
去するため作業者が印刷物の状態を常時目で監視し、損
紙が発生した際に印刷機の動作を一旦停止させて取り出
す作業を行っている。この場合、損紙を発見するために
熟練を要するだけでなく人手を要するという不都合が指
摘されている。また、作業者が損紙を見過ごした場合、
不良印刷物が製品として製造されてしまうという弊害が
ある。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、損紙の発生を検出手段を用いて常時監視し、
前記検出手段が損紙を検出した際に損紙除去手段を用い
て印刷用紙の搬送路の切換を行うことにより、作業者に
よらず損紙のみを自動的且つ正確に検出して廃棄するこ
とが出来るとともに、印刷作業を継続することの出来る
印刷機における印刷用紙管理装置を提供することを目的
とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、印刷機およ
び/または印刷用紙の状態を常時監視し、前記状態の変
化を検出した際、複数のロール状印刷用紙を接合して連
続的に供給する給紙部における前記ロール状印刷用紙の
接合状態、前記各ロール状印刷用紙の継目状態および印
刷部におけるブランケット洗浄状態の中の少なくとも1
つの状態の変化に基づき、不良印刷用紙である損紙の発
生部分を示す損紙発生信号を出力する検出手段と、 印刷用紙の搬送路中に設けられ、制御信号に基づいて
搬送路の切換を行う損紙ゲートにより前記損紙を搬送路
外に除去する損紙除去手段と、 前記検出手段と折胴との間の印刷物の枚数が、これら
の間の搬送路長に係るパラメータとして設定され、前記
折胴と前記損紙ゲートとの間の印刷物の枚数が、前記印
刷部における印刷用紙の搬送速度と、前記折胴から前記
損紙ゲートに至る印刷用紙の搬送速度との関数として設
定され、さらに、前記損紙除去手段により除去される前
記損紙の枚数が、前記損紙除去手段の動作時間のパラメ
ータとして設定され、これらのパラメータおよび前記関
数に基づき、損紙発生信号の出力から前記折胴における
所定枚数カウント後に前記制御信号を出力し、前記損紙
除去手段を所定時間動作させて所定量の損紙の除去を行
う制御手段と、 を備えることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る印刷機における印刷用紙管理装置
について好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
第1図において参照符号10は本実施態様に係る印刷用
紙管理装置が適用されるオフセット輪転機を示し、この
オフセット輪転機10は給紙部12、インフィード部14、印
刷部16、乾燥部18、冷却部20および折機22から基本的に
構成されており、給紙部12の状態および給紙部12から折
機22に至る印刷用紙Pの状態は損紙管理部24によって管
理される。
給紙部12は印刷用紙Pを巻回した2つのロール26a、2
6bを有し、これらのロール26a、26bは矢印方向に旋回可
能なアーム28によって支持される。この場合、ロール26
a、26bを構成する印刷用紙Pは図示しない自動紙継装置
によって接合され、次段のインフィード部14に対し連続
的に供給される。なお、給紙部12ではロール26a、26bを
交換する際に当該接合部分を図示しないマイクロスイッ
チ等の検出手段を用いて検出し、オートペースタ信号と
して損紙管理部24に出力する。インフィード部14は給紙
部12より供給された印刷用紙Pに対して所定の張力を付
与し、次段の印刷部16へと送出する。インフィード部14
ではロール26a若しくは26b中に存在する印刷用紙Pの継
目部分を光電スイッチ等の検出手段により検出し、継目
信号として損紙管理部24へ出力する。
印刷部16は4つの印刷ユニット30a乃至30dを有し、各
印刷ユニット30a乃至30dでは印刷胴32a乃至32dにより印
刷用紙Pに対し所定の印刷が行われる。この場合、印刷
部16における印刷用紙Pの搬送速度はエンコーダ等の検
出手段により検出され、印刷速度信号として損紙管理部
24に出力される。また、各印刷胴32a乃至32dに巻回され
たブランケットが印刷仕様の変更等によって図示しない
洗浄装置により洗浄される際、印刷部16からは図示しな
いマイクロスイッチ等の検出手段によりブランケット洗
浄信号が損紙管理部24に出力される。
印刷部16において所定の印刷作業が行われた印刷用紙
Pは乾燥部18および冷却部20において乾燥、冷却された
後、折機22に搬送される。折機22は印刷乾燥工程を経た
印刷用紙Pを書籍用の折丁等として折り畳んで裁断し排
出するものであり、この折り畳まれた印刷用紙Pは折胴
34から第1コンベア36a、損紙ゲート38および第2コン
ベア36bを介して正紙Qとして排出される。
この場合、損紙ゲート38は第1および第2コンベア36
a、36b間に配設され、図示しない駆動手段により矢印A
方向に回動可能に構成される。なお、損紙ゲート38の下
方向には廃紙ボックス40が配設されており、前記損紙ゲ
ート38が矢印A方向に回動した際に印刷用紙Pの不良部
分が損紙Rとして廃紙ボックス40に排出される。ここ
で、折機22は折胴34の回転信号をロータリエンコーダ等
の検出手段を用いてカウントし、折胴カウント信号とし
て損紙管理部24に出力する。また、第1コンベア36aに
よる印刷用紙Pの搬送速度はエンコーダ等の検出手段に
よって検出され、排紙速度信号として損紙管理部24に出
力される。なお、損紙管理部24からは損紙ゲート38を駆
動するための損紙ゲート制御信号が折機22に出力され
る。
一方、損紙管理部24は第2図に示すように構成され
る。すなわち、損紙管理部24は演算制御部42と、給紙部
12、インフィード部14および印刷部16からの信号に基づ
いて印刷用紙Pの損紙状態を検出する損紙検出部44と、
折機22からの信号に基づいて折胴34の回転数を検出する
折胴回転数検出部46と、印刷部16および第1コンベア36
aによる印刷用紙Pの搬送速度を検出する搬送速度検出
部48と、損紙ゲート38の図示しない駆動手段に対し損紙
ゲート制御信号を出力する損紙ゲート制御部50と、損紙
ゲート38を制御するための各種パラメータを保持するメ
モリ52と、外部入力部54とから基本的に構成される。な
お、外部入力部54からは損紙ゲート38を作業者によって
制御するための押ボタン信号が供給される。
本実施態様に係る印刷機における印刷用紙管理装置が
適用されるオフセット輪転機は基本的には以上のように
構成されるものであり、次にその作用並びに効果につい
て説明する。
先ず、オフセット輪転機10における通常の印刷動作に
ついて説明する。
すなわち、給紙部12のロール26aより供給された印刷
用紙Pはインフィード部14において張力調整された後、
印刷部16に供給される。印刷部16では各印刷ユニット30
a乃至30dにおいて印刷胴32a乃至32dに巻装したブランケ
ット(図示せず)に塗設されたインクが印刷用紙Pに対
して転写され、所定の印刷作業が行われる。
印刷された印刷用紙Pは乾燥部18において加熱乾燥さ
れた後、冷却部20において冷却され折機22に搬入され
る。折機22では当該印刷用紙Pを所定の折丁等として折
り畳むと共に裁断を行い、印刷物として折胴34を介し第
1コンベア36aに送出する。次いで、前記印刷物は第1
コンベア36aから第1図の実線で示す状態にある損紙ゲ
ート38および第2コンベア36bを介して正紙Qとして排
出される。
ここで、以上の印刷作業を行っている間にロール26a
の印刷用紙Pがなくなった場合、アーム28は矢印方向に
旋回することでロール26aと26bとを交換し、ロール26b
の印刷用紙Pをインフィード部14へと供給する。この場
合、ロール26aを構成する印刷用紙Pとロール26bを構成
する印刷用紙Pとは図示しない自動紙継装置によって接
合され、連続的にインフィード部14へと供給される。こ
こで、印刷用紙Pの接合部分は損紙Rとして印刷物より
除去する必要がある。なお、このような継目部分は1つ
のロール26a、26b中にも存在している。また、損紙Rは
印刷部16の各印刷ユニット30a乃至30dにおける印刷胴32
a乃至32dに巻回されたブランケットを洗浄する際にも生
じる。すなわち、印刷胴32a乃至32dに巻回されたブラン
ケットは印刷条件の変更等を行う際に洗浄する必要があ
り、この洗浄時において印刷部16を通過した印刷用紙P
も印刷物としては不適当である損紙Rとなるからであ
る。
そこで、このような損紙が発生した際における廃紙の
動作について第3図に示すフローチャートに基づき説明
する。
この場合、損紙管理部24を構成するメモリ52には損紙
ゲート38を制御するための各種パラメーターXR、XI
XU、XP、XT、XBと関数F(L,S)とを設定しておく。す
なわち、パラメータXRはオートペースタ信号を出力する
給紙部12の検出手段から折機22の折胴34までの距離を印
刷用紙Pから得られる印刷物の枚数として設定する。パ
ラメータXIは継目信号を出力するインフィード部14の検
出手段から前記折胴34までの印刷物の枚数として設定す
る。パラメータXUはブランケット洗浄信号を出力する印
刷部16の検出手段から折胴34までの印刷物の枚数として
設定する。また、パラメータXPは接合信号としてのオー
トペースタ信号が出力された際、損紙ゲート38より廃紙
ボックス40に排出する損紙Rの枚数として設定する。パ
ラメータXTは継目信号が出力された際の損紙Rの枚数と
して設定する。パラメータXBはブランケット洗浄信号が
出力された際の損紙Rの枚数として設定する。さらに、
関数F(L,S)は折胴34から損紙ゲート38までに至る印
刷物の枚数を表す関数であり、印刷部16における印刷速
度信号による印刷用紙Pの搬送速度をL、第1コンベア
36aからの排紙速度信号による搬送速度をS、L/S=1と
した際の折胴34から損紙ゲート38に至るまでの印刷物の
枚数をNとして、 F(L,S)=N×L/S ……(1) と定義する。
そこで、先ず、給紙部12よりオートペースタ信号が出
力された場合について説明する。この場合、給紙部12は
ロール26a、26bを交換する際、アーム28を矢印方向に旋
回させると共に図示しないマイクロスイッチ等を動作さ
せ、これによってオートペースタ信号を損紙管理部24を
構成する損紙検出部44に出力する(STP1)。損紙検出部
44は演算制御部42に対し損紙検出信号を出力する。この
時、折胴回転数検出部46は折胴34に取着されたロータリ
エンコーダ等の検出手段より折胴カウント信号の取り込
みを開始し、この取り込み開始時における折胴カウント
信号を折胴カウント値aとして演算制御部42に供給す
る。演算制御部42は前記折胴カウント値aをセーブする
と共に(STP2)、前記折胴カウント信号を折胴回転数検
出部46を介して折胴カウント値bとして逐次取り込む
(STP3)。また、損紙管理部24は印刷部16からの印刷速
度信号および折機22からの排紙速度信号を搬送速度検出
部48を介して取り込む。
次に、演算制御部42はメモリ52よりパラメータXRおよ
び関数F(L,S)を取り出し、 b−a≧XR+F(L,S) ……(2) の関係の成立性について比較演算処理を行う(STP4)。
この場合、(2)式の右辺はオートペースタ信号を出力
する給紙部12における検出手段から損紙ゲート38までの
印刷用紙Pの枚数に対応している。従って、(2)式に
おいて等号が成立した際、給紙部12において発生した印
刷用紙Pの接合部分が損紙ゲート38に到達することにな
る。そこで、演算制御部42は損紙ゲート制御部50を介し
て折機22に対し損紙ゲート制御信号を出力する。この場
合、前記損紙ゲート制御信号に基づき図示しない駆動機
構により損紙ゲート38が矢印A方向に回動され(STP
5)、第1コンベア36aによって搬送された印刷物の中、
接合部分に相当する損紙Rが廃紙ボックス40内に廃棄さ
れる。
一方、損紙検出部44は折機22に対して損紙ゲート制御
信号を出力した際の折胴34からの折胴カウント信号を折
胴カウント値b′として損紙検出部44を介して取り込ん
でセーブすると共に(STP6)、折胴34からの折胴カウン
ト値cを順次取り込み(STP7)、 c−b′≧XP ……(3) の関係の成立性について比較演算処理を行う(STP8)。
この場合、パラメータXPはオートペースタ信号が出力さ
れた際に損紙ゲート38から廃棄する損紙Rの枚数であ
り、メモリ52に予め格納されたものである。従って、損
紙ゲート38は損紙Rを所定枚数廃紙ボックス40内に廃棄
した後、損紙ゲート制御部50に出力される損紙ゲート制
御信号に基づき矢印A方向とは反対方向に回動される
(STP9)。この結果、第1および第2コンベア36a、36b
間は損紙ゲート38を介して連通され、正常な印刷物であ
る正紙Qを排出する作業が継続される。なお、損紙管理
部24には外部入力部54を介して作業者等により正紙押ボ
タン信号あるいは損紙押ボタン信号を供給し、この信号
に基づいて損紙ゲート38の開閉を手動で行うことも可能
である。
給紙部12において自動紙継動作を行った際の損紙ゲー
ト38の制御は以上のようにして行われるが、この損紙ゲ
ート38はインフィード部14からの継目信号あるいは印刷
部16からのブランケット洗浄信号に基づいて制御するこ
とも可能である。すなわち、インフィード部14において
フォトカプラ等の検出手段により印刷用紙Pの継目部分
を検知した場合、損紙管理部24は前記検出手段からの継
目信号に基づき折機22に対し損紙制御信号を出力し、損
紙ゲート38を駆動制御することが出来る。この場合、前
述したオートペースタ時におけるステップ4での比較演
算処理は、 b−a≧XI+F(L,S) ……(4) に基づいて行われる。また、ステップ8における比較演
算処理は、 c−b′≧XT ……(5) に基づいて行えばよい。
また、印刷部16よりブランケット洗浄信号が出力され
た場合には、ステップ4において、 b−a≧XU+F(L,S) ……(6) に基づく比較演算処理を行い、ステップ8において、 c−b′≧XB ……(7) に基づく比較演算処理を行えば、同様に所定の損紙Rを
廃紙ボックス40内に廃棄することが出来る。
なお、上述した実施態様では折胴34から損紙ゲート38
までの間の枚数を関数F(L,S)に基づいて設定するよ
うに構成したが、第1図に示すように、損紙ゲート38の
直前に枚数カウンタ56を配設し、この枚数カウンタ56に
よって折胴34と損紙ゲート38との間の枚数をカウントし
て損紙ゲート38の駆動制御を行うことも可能である。ま
た、枚数カウンタ56を用いる代わりに、折胴34および損
紙ゲート38間の距離と第1コンベア36aによる搬送速度
とから折胴34および損紙ゲート38間の枚数を演算し、損
紙ゲート38を駆動制御するように構成することも可能で
ある。この場合、関数F(L,S)の設定が不要になると
共に、印刷部16における印刷用紙Pの搬送速度を検出す
ることも不要となる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、検出手段を用いて印
刷用紙等の状態を監視し、不良印刷用紙である損紙を検
出した際、検出部位と折胴との間の搬送路長に係るパラ
メータとして設定される印刷物の枚数と、印刷部での印
刷用紙の搬送速度および折胴から損紙ゲートに至る印刷
用紙の搬送速度から所定の関数に従って演算される印刷
物の枚数との合計数の印刷物が損紙除去手段に到達した
ことを検出した時点において、パラメータで設定した除
去すべき損紙の枚数に必要な所定時間、前記損紙除去手
段を駆動して損紙を廃棄するように構成している。この
場合、作業者は印刷時において印刷用紙の状態を監視す
る必要がなく、しかも、折胴の前後における印刷用紙の
搬送速度を考慮して、印刷用紙より損紙部分を自動的且
つ正確に選別して廃棄することができる。すなわち、折
胴と損紙ゲートとの間の印刷用紙の搬送速度に同期し
て、損紙ゲートによる排紙のタイミングが演算されるた
め、前記搬送速度が変更された場合であっても、損紙を
確実に廃棄することができる。従って、印刷作業が損紙
の発生等によって中断されることがなく、円滑に作業を
継続することが出来、もって生産性の向上が招来され
る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る印刷機における印刷用紙管理装置
が適用されるオフセット輪転機の概略構成図、 第2図は第1図に示すオフセット輪転機に組み込まれる
印刷用紙管理装置の構成ブロック図、 第3図は本発明に係る印刷機における印刷用紙管理装置
の動作フローチャートである。 10……オフセット輪転機、12……給紙部 14……インフィード部、16……印刷部 18……乾燥部、20……冷却部 22……折機、24……損紙管理部 34……折胴、38……損紙ゲート 40……廃紙ボックス、42……演算制御部 52……メモリ、P……印刷用紙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−57907(JP,A) 特開 昭62−80082(JP,A) 実開 昭53−159705(JP,U) 実開 昭62−94037(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷機および/または印刷用紙の状態を常
    時監視し、前記状態の変化を検出した際、複数のロール
    状印刷用紙を接合して連続的に供給する給紙部における
    前記ロール状印刷用紙の接合状態、前記各ロール状印刷
    用紙の継目状態および印刷部におけるブランケット洗浄
    状態の中の少なくとも1つの状態の変化に基づき、不良
    印刷用紙である損紙の発生部分を示す損紙発生信号を出
    力する検出手段と、 印刷用紙の搬送路中に設けられ、制御信号に基づいて搬
    送路の切換を行う損紙ゲートにより前記損紙を搬送路外
    に除去する損紙除去手段と、 前記検出手段と折胴との間の印刷物の枚数が、これらの
    間の搬送路長に係るパラメータとして設定され、前記折
    胴と前記損紙ゲートとの間の印刷物の枚数が、前記印刷
    部における印刷用紙の搬送速度と、前記折胴から前記損
    紙ゲートに至る印刷用紙の搬送速度との関数として設定
    され、さらに、前記損紙除去手段により除去される前記
    損紙の枚数が、前記損紙除去手段の動作時間のパラメー
    タとして設定され、これらのパラメータおよび前記関数
    に基づき、損紙発生信号の出力から前記折胴における所
    定枚数カウント後に前記制御信号を出力し、前記損紙除
    去手段を所定時間動作させて所定量の損紙の除去を行う
    制御手段と、 を備えることを特徴とする印刷機における印刷用紙管理
    装置。
JP63268899A 1988-10-25 1988-10-25 印刷機における印刷用紙管理装置 Expired - Fee Related JP2980247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63268899A JP2980247B2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 印刷機における印刷用紙管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63268899A JP2980247B2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 印刷機における印刷用紙管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02113946A JPH02113946A (ja) 1990-04-26
JP2980247B2 true JP2980247B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=17464818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63268899A Expired - Fee Related JP2980247B2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 印刷機における印刷用紙管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2980247B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5375238B2 (ja) * 2009-03-23 2013-12-25 大日本印刷株式会社 印刷物計数装置
JP6223392B2 (ja) * 2015-07-21 2017-11-01 株式会社東京機械製作所 不良紙検出システム及び印刷機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248525B2 (ja) * 1972-10-05 1977-12-10
JPS5265118A (en) * 1975-11-25 1977-05-30 Nippon Steel Corp Metallic material difficult to form scale in oxidation at high temperature
JPS60184557A (ja) * 1984-03-02 1985-09-20 Toray Ind Inc 光学的異方性ド−プの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02113946A (ja) 1990-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4829529B2 (ja) 印刷機
JP3762071B2 (ja) 印刷開始時におけるウェブ送り出し走行制御方法及び装置
US5048416A (en) Multi-color printing apparatus
JPH11320832A (ja) 枚葉紙輪転印刷機に設けられた送り出し装置
JP2980247B2 (ja) 印刷機における印刷用紙管理装置
JPH0848068A (ja) 孔版印刷装置の排版装置
EP1352742A1 (de) Verfahren zur Steuerung der Bogenzufuhr
JP2001322253A (ja) オフセット輪転機の切替作業の半自動化装置
EP0903229B1 (en) Remaining paper detection apparatus for sheet-fed rotary printing press
JP7407081B2 (ja) 印刷機および印刷機の後片付け方法
JP4230604B2 (ja) コーティング装置
JPH06255228A (ja) 排版装置付き孔版印刷装置の制御装置
JP2679896B2 (ja) 謄写印刷機
JP3794790B2 (ja) 孔版印刷機の制御方法
JPH10120210A (ja) 給紙装置における作動タイミング制御方法
JP3652897B2 (ja) 折機の不良紙排出装置
JP3411349B2 (ja) 製版装置付き孔版印刷装置
JPS60963A (ja) 枚葉輪転印刷機の安全装置
JP2007069352A (ja) 印刷装置
JP2809801B2 (ja) 輪転印刷機の折機
JPH1158914A (ja) 孔版印刷装置
JP2022184151A (ja) 良紙判定装置および印刷機
JPH07257002A (ja) 孔版印刷装置
JP2008296402A (ja) 孔版印刷装置
JPH1134470A (ja) 孔版印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees