JP2979394B1 - 組立て式木レンガユニット - Google Patents

組立て式木レンガユニット

Info

Publication number
JP2979394B1
JP2979394B1 JP15981398A JP15981398A JP2979394B1 JP 2979394 B1 JP2979394 B1 JP 2979394B1 JP 15981398 A JP15981398 A JP 15981398A JP 15981398 A JP15981398 A JP 15981398A JP 2979394 B1 JP2979394 B1 JP 2979394B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brick
wooden
unit
block
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15981398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11315504A (ja
Inventor
繁男 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP15981398A priority Critical patent/JP2979394B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2979394B1 publication Critical patent/JP2979394B1/ja
Publication of JPH11315504A publication Critical patent/JPH11315504A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】軽量で現場で簡単に設置できる上に、寸法変更
に容易に対応できる組立て式木レンガユニットを提供す
る。 【解決手段】数個の矩形状木片1を並べて、その隣接す
る側面どうしを強固に結合してレンガブッロク3を形成
する。このレンガブロック3を嵌合孔5と嵌合突起6で
着脱可能に連結することにより、所要の面積と平面形状
をもつ木レンガユニット7を組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗装道路等の表面
素材として使用される木レンガユニットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、舗装道路等の表面を構成する素材
としては、モダンな道路景観を得るために、焼きレンガ
や木レンガなどが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、道路の
表面を焼きレンガにより舗装するときは、レンガ一個一
個を正確に位置決めした上で、これらをモルタルで順次
接着しなければならないので、多くの手間がかかる。ま
た、木レンガを金属製の枠部材に予め装着固定して位置
決めすることも提案されている。しかし、この装着固定
方式では金属製の枠部材が重いために、作業者による持
ち運びが不便となる上に、複数の木レンガの間に接着ア
スファルト系常温材を充填して仕上げる必要があり、寸
法変更に対応し難いという問題がある。本発明は、上記
のような実状に鑑みてなされたものであり、軽量で現場
で簡単に設置できる上に、寸法変更に容易に対応できる
組立て式木レンガユニットを提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明の組立て
式木レンガユニットは、複数の長方形木片の側面どうし
木製棒で接合連結して成るレンガブロックを複数形成
し、該レンガブロックの側面どうしを嵌合孔と木製嵌合
突起により着脱可能に連結し、前記レンガブロックの一
側面にゴム板を貼り付けたものである。
【0005】また、請求項1の組立て式木レンガユニッ
トにおいて、複数の隣接する長方形の木片どうしは、そ
の端面位置が互いにずれた状態で連結されることによ
り、レンガブロックは階段状の辺部を有するモザイク形
に構成するものでもよい。
【0006】本発明において、木片は所定の平面形状を
有し、一部の辺部は曲線状でもよく、複数の木片を連結
することでレンガブロック一個が得られる。この場合、
隣接する木片の端面位置を互いにずらして連結すれば、
階段状の辺部をもつレンガブロックとなる。各レンガブ
ロックは嵌合用の凹部及び凸部を有し、互いに着脱可能
に連結される。つまり、所要数のレンガブロックどうし
を嵌合連結することで、施工する道路に見合った木レン
ガユニットが現場で簡単に組立てられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を以下
に示す実施例により具体的に説明する。
【0008】
【実施例1】図2乃至図6において、1は角取りがなさ
れた長方形の木片で、木片1の横断面形状は、図7に示
すように、厚さTの中間部1aとこれを挟む上面部1b
及び下面部1cが一体に形成された段付き形状である。
上面部1bと下面部1cの下側部分の間には、幅W(=
20mm)の凹所1dが設けられ、中間部1aの上側部
分は幅Wだけ突き出ている。図4の示すように、上面部
1bと下面部1cの左側部分の間には幅Wの凹所1dが
設けられ、中間部1aの右側部分は幅Wだけ突き出てい
る。5個の木片1,1・・・は左右の端面位置を揃えて
配列し、その幅方向の隣接する側面どうしが嵌合連結さ
れている。この連結方式として、本実施例では、5個の
本片1,1・・・を幅方向に貫通する一対の木製丸棒2
で強固に連結している。このように、幅60mmの木片
1,1・・・をその幅方向に5個並べて接合連結するこ
とで、縦横300mmの正方形レンガブロック3が得ら
れ、その右側面には、目地材として有色のゴム板4が貼
付けられている。複数のレンガブロック3どうしを着脱
可能に嵌合連結できるように、レンガブロック3の各辺
の側面中央には嵌合孔5が形成されているが、図3に示
すように、ここでは4箇所の嵌合孔5の1箇所には、予
め本製の嵌合突起6が一体的に固着されている。
【0009】上記レンガブロック3は、予め工場等で生
産され、道路現場で作業者が手作業で嵌め込んで連結さ
れる。これらレンガブロック3どうしは、本実施例では
腐食し易い金属部材をなんら用いることなく、嵌合孔5
と嵌合突起6で着脱可能に連結することにより、図1及
び図8に示すように、所要の面積と平面形状をもつ木レ
ンガユニット7が組み立てられる。この場合、図9に示
すように、2個のレンガブロック3を左右に二列並べて
反時計回りに嵌め込んでいけば自動的に位置決めされ
て、縦横600mmの正方形を一つの単位とするものが
得られる。組み立ての際、木レンガユニット7の端部分
が所要値よりも過不足になるときは、その分だけレンガ
ブロック3の連結個数を加減すればよく、必要ならば一
個のレンガブロック3の端部分を適当な形状に切断して
組み立ててもよい。尚、図10は4個の木片1の向きが
すべて左右方向で、中間列のレンガブロック3の端面位
置をずらした例であるが、木片1の個数は図11のよう
に、3個1組を連結するものでもよい。
【0010】本発明は種々の応用例がある。例えば図1
2に示すものは、4個の木片1の端面位置をずらして連
結することで、階段状の対辺部をもつモザイク形状のレ
ンガブロック8としたもので、木片1の向きは全て上下
方向である。この場合、レンガブロック8を多用して木
片1の向きと配列を適宜変更してもよい(図13参
照)。
【0011】さらに本発明では、レンガブロック3相互
間における連結強化の応用例として、図14に二点鎖線
で示すような木ネジ9を付加することにより、嵌合孔5
と嵌合突起6による連結とは別途に締結接合する方式が
ある。このネジ連結方式は、図15に示すように、各レ
ンガブロック3の縦横両側面に、高さ位置の異なる貫通
孔10,11を段違い十字状に形成し、これにレンガブ
ロック3の長さよりも若干長い木ネジを貫通させること
により、レンガブロック3どうしを強固に締結したもの
である。この木ネジ9を付加した連結方式によれば、木
レンガユニット7の角隅部分の固定に有効であり、ま
た、レンガブロック3相互間の組み付け力アップにより
木レンガユニット7全体としての連結力がかなり強大に
なる。従って、仮に木レンガユニット7をクレーン等で
持ち上げたり水面に浮かべたりした場合でも、各レンガ
ブロック3相互間の連結力を低下させるおそれがなく、
木レンガユニット7の使用強度を大幅に増大させること
ができる。
【0012】本発明では、レンガブロックの各側面には
嵌合孔と嵌合突起の少なくとも一方を設けるのが好まし
いが、その場合に角部に設けることもある。木片とレン
ガブロックの嵌合部は帯状の凹溝と凸条でもよく、その
嵌め込み方向も水平方向に限らず斜め方向や鉛直方向で
も差し支えない。さらにレンガブロックは有色も可能で
ある。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、長方形木片の側面どう
しを接合連結して成るレンガブロックを複数形成し、こ
れらレンガブロックの側面どうしを着脱可能に順次連結
する構成としたことにより、道路に見合った木レンガユ
ニットを現場で簡単に組み立てることができる。また、
レンガブロックの一側面にゴム板を貼り付けたことによ
り、各木片の間及びレンガブロックの間にモルタル等を
充填する必要がない。更に、木製棒及び木製嵌合突起を
備えることにより、金属製枠部材を用いずに木片どうし
及びレンガブロックどうしを直接連結しているので、軽
くて人手による連結作業がし易くなるばかりか、木片
びレンガブロックの切断結合が容易であり、異形状部や
狭隘部の寸法変更に対しても自由に対応することができ
る。また、階段形状部をもつモザイク形状のレンガブロ
ックの組み合わせでは、木片の向きと配列を適宜変更す
ることにより、変化に富んだモザイク調の舗装景観が得
られるため、個性的な装飾意匠の多様化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る木レンガユニットを示
す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るレンガブロックを示す
斜視図である。
【図3】図2のレンガブロックを示す平面図である。
【図4】図2のレンガブロックを示す正面図である。
【図5】図2のレンガブロックを示す左側面図である。
【図6】図2のレンガブロックを示す右側面図である。
【図7】図2のレンガブロックを示すA−A線断面図で
ある。
【図8】本発明の一実施例に係る木レンガユニットを示
す平面図である。
【図9】レンガブロックの組付方向を示す木レンガユニ
ットの平面図である。
【図10】本発明の他の実施例に係る木レンガユニット
を示す平面図である。
【図11】木片3個を1組としたレンガブロックによる
木レンガユニットを示す平面図である。
【図12】階段状の対辺部をもつレンガブロックによる
木レンガユニットを示す平面図である。
【図13】階段状の対辺部をもつレンガブロックによる
木レンガユニットの他の配置例を示す平面図である。
【図14】木ねじによる連結手段を加えた木レンガユニ
ットを示す斜視図である。
【図15】図14の本レンガユニットに係るレンガブロ
ックを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 木片 1a 中間部 1b 上面部 1c 下面部 1d 凹所 2 木製丸棒 3 レンガブロック 4 ゴム板 5 嵌合孔 6 嵌合突起 7 木レンガユニット 8 階段状のレンガブロック 9 木ねじ 10 貫通孔 11 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 5/00 E01C 5/14 E01C 5/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の長方形木片の側面どうしを木製棒で
    接合連結して成るレンガブロックを複数形成し、該レン
    ガブロックの側面どうしを嵌合孔と木製嵌合突起により
    着脱可能に連結し、前記レンガブロックの一側面にゴム
    板を貼り付けたことを特徴とする組立て式木レンガユニ
    ット。
  2. 【請求項2】複数の隣接する長方形の木片どうしは、そ
    の端面位置が互いにずれた状態で連結されることによ
    り、レンガブロックは階段状の辺部を有するモザイク形
    状であることを特徴とする請求項1記載の組立て式木レ
    ンガユニット。
JP15981398A 1998-05-01 1998-05-01 組立て式木レンガユニット Expired - Fee Related JP2979394B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15981398A JP2979394B1 (ja) 1998-05-01 1998-05-01 組立て式木レンガユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15981398A JP2979394B1 (ja) 1998-05-01 1998-05-01 組立て式木レンガユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2979394B1 true JP2979394B1 (ja) 1999-11-15
JPH11315504A JPH11315504A (ja) 1999-11-16

Family

ID=15701819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15981398A Expired - Fee Related JP2979394B1 (ja) 1998-05-01 1998-05-01 組立て式木レンガユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2979394B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112252110A (zh) * 2020-09-27 2021-01-22 安徽华城兴建材科技有限公司 一种拼接式可调节栈道板

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576297B2 (ja) * 2005-06-28 2010-11-04 永大産業株式会社 床下地面へ床材を敷き詰める方法
KR100831203B1 (ko) * 2007-05-28 2008-05-22 두산미래기술(주) 놀이터바닥용 고무매트

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112252110A (zh) * 2020-09-27 2021-01-22 安徽华城兴建材科技有限公司 一种拼接式可调节栈道板

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11315504A (ja) 1999-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2979394B1 (ja) 組立て式木レンガユニット
KR200321085Y1 (ko) 유로 폼 패널의 결합구조
JPH03217538A (ja) 構築用ブロック体
JPS6138324Y2 (ja)
JPH084197A (ja) 化粧ブロックおよびコンクリート壁の化粧工法
JPH09165860A (ja) プレキャストコンクリート床の接合構造
KR200174975Y1 (ko) 요철면을 가지는 콘크리트 구조물의 거푸집
JPH0124251Y2 (ja)
JPH0128161Y2 (ja)
JPH0447285Y2 (ja)
JP3918346B2 (ja) 出隅柱
JPH07119516B2 (ja) 目地付きフレーム材および床施工方法
JP2000120248A (ja) 建築用壁パネル及びその組み合わせ施工方法
JP3515968B2 (ja) 角筒状構築物
JPH0522204Y2 (ja)
JP3038895U (ja) コンクリート壁成形型材
JP3480932B2 (ja) 角筒状構築物
KR200175091Y1 (ko) 벽돌
JP3240230B2 (ja) ラス型枠端部用補助部材およびラス型枠の組立方法
JP3034921B2 (ja) レンガパネル作製型枠
JPH0996107A (ja) コンクリート打設用型枠の組付構造及びそれに用いられる型枠構成ユニット並びに型枠構成スライドユニット
JPH04136344A (ja) 側面板及びその連結具とより成る構築用ブロック体並びにその連結方法
JPH0542477U (ja) 組み立て床
JP3050198U (ja) 極薄肉厚鋳鉄鋳物による組立建材
JPH0530370U (ja) 門塀や門扉等の門回りパネルの構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees