JP3038895U - コンクリート壁成形型材 - Google Patents

コンクリート壁成形型材

Info

Publication number
JP3038895U
JP3038895U JP1996012995U JP1299596U JP3038895U JP 3038895 U JP3038895 U JP 3038895U JP 1996012995 U JP1996012995 U JP 1996012995U JP 1299596 U JP1299596 U JP 1299596U JP 3038895 U JP3038895 U JP 3038895U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete wall
plate portion
contact surface
shaped
main plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996012995U
Other languages
English (en)
Inventor
義行 早川
俊之 井上
Original Assignee
ロングホーム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロングホーム株式会社 filed Critical ロングホーム株式会社
Priority to JP1996012995U priority Critical patent/JP3038895U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038895U publication Critical patent/JP3038895U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート壁成形のために型枠パネルへの
固定が確実に行なわれるとともに、天候不順に伴なう工
期の延長を抑制し、作業コストを低減するコンクリート
壁成形型材を提供する。 【解決手段】 面木1は、棒状部2と薄いプラスチック
等から形成されたヒレ3とを備えている。ヒレ3は、棒
状部2が延びる方向に沿って、型枠パネル接触面4に対
して略直角になるように設けられている。ヒレ3を隣り
合う型枠パネルの側板部の間に挟み込むことにより面木
1が固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリート壁成形型材に関し、特に、建築工事や土木工事におけ るコンクリート成形やコンクリート2次製品の成形に使用する型枠パネルと一緒 に用いられ、コンクリート成形物の突角を面取したり、また、コンクリート成形 物の表面に溝状の目地を成形するためのコンクリート壁成形型材に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート成形物の突角を面取したり、コンクリート成形面の表面に溝状の 目地を成形するための型材は、それぞれ面木、目地棒と呼ばれている。
【0003】 まず、従来の面木の一例について図を用いて説明する。図11および図12を 参照して、面木31は、断面形状が三角形をしたプラスチックまたは木製の棒状 型材である。面木31は、ベニア板等からなる木製のコンクリート壁成形用型枠 パネル(以下「型枠パネル」と記す)とともに使用される。すなわち、面木31 は、突角部を成形できるように、組合された2枚の型枠パネル32a、32bの コンクリートが打設される側の隅に釘等で固定される。コンクリートを打設する 際に、コンクリートは面木により型枠パネルの隅まで流込まない。これにより、 コンクリート壁等の突角部分が面取される。
【0004】 コンクリート壁の面取部分の形状は、面木31のコンクリート接触面33の形 状を反映する。このため、図13に示すように、コンクリート接触面33の断面 が曲線であるような面木を使用した場合、完成したコンクリート壁の突角部分に は、曲面が形成される。
【0005】 次に、従来の目地棒の一例について図を用いて説明する。図14(a)および 図15を参照して、目地棒35は、断面形状が台形をしたプラスチックまたは木 製の棒状型材である。目地棒も、面木と同様に型枠パネルとともに使用される。 すなわち、目地棒は、組合された複数の型枠パネルからなる型枠36のコンクリ ートが打設される側の所定の位置に釘等で固定される。完成したコンクリート壁 の壁面には、目地棒による目地部が形成される。なお、目地部の断面形状として は、たとえば、図14(b)に示す他の台形の他に、同図(c)に示す正方形、 同図(d)に示す略半円形と矩形の組み合わせなどの断面形状を有するものがあ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
面木や目地棒が取付けられる型枠パネルは、ベニヤ板等の木製であり、使い捨 てを前提として用いられていた。このため、木材を大量に消費することから再利 用可能な型枠パネルが使われるようになった。この種の型枠パネルは、金属また はプラスチックから形成されている。
【0007】 しかしながら、金属またはプラスチックから形成された型枠パネルに、面木ま たは目地棒を釘等で固定した場合、型枠パネルに穴が開いてしまう。このため、 繰返して型枠パネルを使用することができなくなる。そこで、面木や目地棒の金 属またはプラスチックから形成された型枠パネルへの固定手段として粘着テープ が用いられた。粘着テープの粘着力は、湿度や温度によって変化し、湿度が比較 的高い場合や、温度が比較的低い場合には粘着力が低下するという傾向がある。
【0008】 一方、面木や目地棒を型枠パネルに固定したりするなどの一連の工事は、ほと んどが屋外で行なわれる。そのため、雨の日や気温が低い日など、天気によって は粘着テープの粘着力が低下して面木や目地棒の型枠パネルへの固定が不十分に なる場合には、工事を一時中断する必要があった。そのため、工事の工期が延び るとともに、作業コストが上昇する問題があった。
【0009】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであり、湿度や気温等、天 気によって左右されることなく型枠パネルへの固定が確実に行なわれ、工期の延 長の防止、作業コストの低減を図るコンクリート壁成形型材を提供することを目 的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の局面におけるコンクリート壁成形型材は、帯状の主板部と、そ の主板部の両側端から一方の側に主板部と略直角をなして設けられた1対の帯状 の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせて構成したコンクリート壁成形 用型枠によってコンクリート壁を成形する際に、そのコンクリート壁に面取部ま たは目地部を設けるためのコンクリート壁成形型材である。コンクリート壁成形 型材は、棒状部と挟み込み固定板部とを備えている。棒状部は、隣り合う型枠パ ネルのうち、少なくとも一方の型枠パネルの主板部の表面に接する、一方向に延 びた帯状の接触面を有する。挟み込み固定板部は、その接触面が延びる方向に沿 って、接触面と略直角になるように設けられている。
【0011】 この構成によれば、コンクリート壁成形型材は、挟み込み固定板部が、隣り合 う型枠パネルの間に挟み込まれる。しかも、棒状部の接触面が型枠パネルの主板 部表面と接する。これにより、コンクリート壁成形型材は型枠パネルに強固に固 定される。そのため、コンクリート壁成形型材の型枠パネルへの取付固定作業が 天気に左右されることなく行なうことができる。その結果、工期が延びることが なく、また工期が延びることによる作業コストの増加を抑制することができる。
【0012】 本考案の第2の局面におけるコンクリート壁成形型材は、帯状の主板部と、そ の主板部の両側端から一方の側に主板部と略直角をなして設けられた1対の帯状 の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせて構成したコンクリート壁成形 用型枠によってコンクリート壁を成形する際に、そのコンクリート壁に目地部を 設けるためのコンクリート壁成形型材である。コンクリート壁成形型材は、棒状 部と挟み込み固定板部とを備えている。棒状部は、全長にわたって、型枠パネル の主板部の表面に接する接触面部と、その接触面部の両側に設けられた側面部と を有している。挟み込み固定板部は、一方の側板部の接触面部が位置する側の端 に沿って、接触面部と略直角になるように設けられている。
【0013】 この構成によれば、コンクリート壁成形型材は、挟み込み固定板部が、隣り合 う型枠パネルのそれぞれ向かい合う側板部によって挟み込まれる。しかも、棒状 部の接触面部が型枠パネルの主板部表面と接する。これにより、コンクリート壁 成形型材は型枠パネルに強固に固定される。そのため、コンクリート壁成形型材 の型枠パネルへの取付固定作業が天気に左右されることなく行なうことができる 。その結果、工期が延びることがなく、また工期が延びることによる作業コスト の増加を抑制することができる。
【0014】 本考案の第3の局面におけるコンクリート壁成形型材は、帯状の主板部と、そ の主板部の両側端から一方の側に主板部と略直角をなして設けられた1対の帯状 の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせて構成したコンクリート壁成形 用型枠によってコンクリート壁を成形する際に、そのコンクリート壁に目地部を 設けるためのコンクリート壁成形型材である。コンクリート壁成形型材は、棒状 部と挟み込み固定板部とを備えている。棒状部には、全長にわたって、型枠パネ ルの主板部の表面に接する帯状の接触面部が設けられている。挟み込み固定板部 は、接触面部の幅方向中央近傍の接触面部が延びる方向に沿って、接触面部と略 直角になるように設けられている。
【0015】 この構成によれば、コンクリート壁成形型材は、挟み込み固定板部が、隣り合 う型枠パネルのそれぞれ向かい合う側板部によって挟み込まれる。しかも、棒状 部の接触面部が型枠パネルの主板部表面と接する。これにより、コンクリート壁 成形型材は型枠パネルに強固に固定される。そのため、コンクリート壁成形型材 の型枠パネルへの取付固定作業が天気に左右されることなく行なうことができる 。その結果、工期が延びることがなく、また工期が延びることによる作業コスト の増加を抑制することができる。
【0016】 本考案の第4の局面におけるコンクリート壁成形型材は、帯状の主板部と、そ の主板部の両側端から一方の側に主板部と略直角をなして設けられた1対の帯状 の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせて構成したコンクリート壁成形 用型枠によってコンクリート壁を成形する際に、そのコンクリート壁に面取部を 設けるためのコンクリート壁成形型材である。コンクリート壁成形型材は、棒状 部と挟み込み固定板部とを備えている。棒状部には、全長にわたって、隣り合う 2つの型枠パネルの主板部の表面にそれぞれ接する2つの接触面部が設けられて いる。挟み込み固定板部は、接触面部が延びる方向に沿って、2つの接触面部の うち、いずれか一方の接触面部に対してと略直角になるように設けられている。
【0017】 この構成によれば、コンクリート壁成形型材は、挟み込み固定板部が、隣り合 う型枠パネルの一方の型枠パネル主板部と他方の型枠パネルの側板部とによって 挟み込まれる。しかも、棒状部の接触面部が型枠パネルの主板部表面と接する。 これにより、コンクリート壁成形型材は型枠パネルに強固に固定される。そのた め、コンクリート壁成形型材の型枠パネルへの取付固定作業が天気に左右される ことなく行なうことができる。その結果、工期が延びることがなく、また工期が 延びることによる作業コストの増加を抑制することができる。
【0018】 好ましくは、挟み込み固定板部は、樹脂から形成されている。この場合、挟み 込み固定板部を容易に形成することができる。
【0019】 また好ましくは、挟み込み固定板部の厚さは、0.6mm以下である。 この場合、挟み込み固定板部を隣り合う型枠パネルによって挟み込んでも、隣 り合う型枠パネルの間に大きな隙間が生じない。その結果、型枠パネル全体の寸 法に大きな誤差が生じることがない。
【0020】
【考案の実施の形態】
実施の形態1 実施の形態1に係るコンクリート壁成形型材として、面木について図を用いて 説明する。図1を参照して、面木1は棒状部2とヒレ3とを備えている。図2は 、面木1の横断面を示した図である。ヒレ3は、棒状部の延びる方向に沿って、 型枠パネル接触面4に対して略直角になるように設けられており、隣り合う型枠 パネルの間に挟み込まれる。そのヒレ3は、0.6mm以下の薄い軟質のプラス チックまたはゴムから形成されている。ヒレ3の厚さが、0.6mm以下であれ ば、型枠パネルと型枠パネルとの間に大きな隙間が生じることがなく、型枠全体 の寸法に大きな誤差が生じることがない。コンクリート接触面5に接触するコン クリートが、コンクリート壁が完成した時点で面取された面となる。
【0021】 次に、面木の型枠パネルへの取付施工の一例について説明する。図3を参照し て、まず型枠パネルは繰返し使用を前提とすることから、金属やプラスチック等 からなる数種類の規格化されたものが用いられる。
【0022】 型枠パネル6a、6bには、少なくとも主板部7と、その主板部7の周囲に設 けられた側板部8とを有している。隣り合う型枠パネルの側板部同士または、側 板部と主板部とを突き合わせボルトやクリップ等で接合して型枠6が組立てられ る。型枠6を構成する各型枠パネルは規格化されているため、隣り合う型枠パネ ルとの接合面は、格子状に延びる。面木の型枠への固定は、隣り合う型枠パネル を接合させる接合力を利用する。
【0023】 図3および図4を参照して、面木1は、型枠パネル6aの側板部8aと型枠パ ネル6bの主板部7aとの間に、ヒレ3を挟み込んで型枠6に固定される。なお 、図4は、図3に示す組合された型枠6を真上から見た平面図である。図3では 、簡単のため図4に示す型枠10を省略している。
【0024】 次に、型枠6、10の間にコンクリート12が打込まれる。そして型枠6、1 0および面木1を解体してコンクリート壁が完成する。完成したコンクリート壁 の突角部分は面木1のコンクリート接触面5によって面取されている。
【0025】 ヒレを備えた面木による施工によれば、型枠パネルへの取付の際に、釘や粘着 テープ等を使用する必要がない。そのため、天気によって施工作業を中断するこ となく工事を進めることができる。その結果、工事の工期が延びることがなく、 また、工期が延びることによる生産コストの上昇を抑えることができる。
【0026】 なお、面木としては、図2に示すように中身が中空のものについて説明したが 、これに限られず、中身が詰まった面木であってもよい。
【0027】 実施の形態2 実施の形態2に係るコンクリート壁成形型材として、目地棒について説明する 。図5を参照して、目地棒21は棒状部22とヒレ23とを備えている。図6は 、目地棒21の横断面を示した図である。ヒレ23は、棒状部22の延びる方向 に沿って、型枠パネル接触面24に対して略直角になるように設けられており、 面木の場合と同様に、0.6mm以下の薄い軟質のプラスチックまたはゴムから 形成されている。コンクリート接触面25a、25b、25cに接触するコンク リートが、コンクリート壁が完成した時点で目地となる。
【0028】 次に、目地棒の型枠パネルへの取付施工の一例について説明する。目地棒の取 付施工も、実施の形態1で説明した面木の場合と全く同様である。図7および図 8を参照して、縦方向の目地棒21aは、隣り合う型枠パネル6a、6bのそれ ぞれの側板部の間にヒレ23を挟み込んで型枠6に固定される。また、横方向の 目地棒21bは隣り合う型枠パネル6c、6d等のそれぞれの側板部の間にヒレ 23を挟み込んで型枠6に固定される。他の目地棒についても同様にして型枠6 に固定される。
【0029】 なお、図8は図7に示す目地棒を設けた型枠6を真上から見た平面図である。 図7では、簡単のため図8に示す型枠10を省略している。
【0030】 次に、型枠6、10の間にコンクリート12が打込まれる。そして型枠6、1 0および目地棒21a等を解体して、コンクリート壁が完成する。コンクリート 壁の壁面には、目地棒により横方向や縦方向の目地が成形されている。
【0031】 ヒレを備えた目地棒による施工によれば、型枠パネルへの取付の際に、釘や粘 着テープ等を使用する必要がない。そのため、天気によって施工作業を中断する ことなく工事を進めることができる。その結果、工事の工期が延びることがなく 、また、工期が延びることによる生産コストの上昇を抑えることができる。
【0032】 上述した目地棒のヒレは、図6に示すように、コンクリート接触面25aから 延長するように形成されているが、図9に示すように、型枠パネル接触面24の 中央付近に、その型枠パネル接触面に対してほぼ直角になるようにヒレ23を設 けてもよく、同様に型枠に固定することができる。また、目地棒の棒状部の横断 面の形状は、台形形状のものを例に挙げたが、これに限られず、図14(c)に 示す矩形や同図(d)に示す略半円形と矩形との組合せたものにそれぞれヒレを 備えたものであってもよい。さらに、その棒状部は中空のものであっても、また 中身の詰まったものであっても、いずれでもよい。
【0033】 上述した面木や目地棒を適用したコンクリート壁の一例として、コンクリート 製の住宅を図13に示す。面木により、コンクリート壁の突角部分には面取13 が形成されている。目地棒によりコンクリート壁の壁面には、目地26が形成さ れている。上述した面木や目地棒を用いることにより、面取や目地を有するコン クリート製の住宅を、工期を延ばすことなく、また生産コストを上昇させること なく提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における、面木の一例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す面木の横断面を示す図である。
【図3】同実施の形態における、面木を用いた施工方法
を説明するための第1の図である。
【図4】同実施の形態における、面木を用いた施工方法
を説明するための第2の図である。
【図5】本発明の実施の形態2における、目地棒の一例
を示す斜視図である。
【図6】図5に示す目地棒の横断面を示す図である。
【図7】同実施の形態における、目地棒を用いた施工方
法を説明するための第1の図である。
【図8】同実施の形態における、目地棒を用いた施工方
法を説明するための第2の図である。
【図9】同実施の形態における、目地棒の他の例の横断
面を示す図である。
【図10】実施の形態1における面木と、実施の形態2
における目地棒を適用したコンクリート製住宅の一例を
示す斜視図である。
【図11】従来の面木の一例の横断面を示す図である。
【図12】従来の面木を用いた施工方法を説明するため
の図である。
【図13】従来の面木の他の例の横断面を示す図であ
る。
【図14】(a)は、従来の目地棒の第1の例の横断面
を示し、(b)は従来の目地棒の第2の例の横断面を示
し、(c)は従来の目地棒の第3の例の横断面を示し、
(d)は従来の目地棒の第4の例の横断面を示す図であ
る。
【図15】従来の目地棒を用いた施工方法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 面木 2 棒状部 3 ヒレ 4 型枠パネル接触面 21 目地棒 22 棒状部 23 ヒレ 24 型枠パネル接触面

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の主板部と、該主板部の両側端から
    一方の側に前記主板部と略直角をなして設けられた1対
    の帯状の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせ
    て構成したコンクリート壁成形用型枠によってコンクリ
    ート壁を成形する際に、該コンクリート壁に面取部また
    は目地部を設けるためのコンクリート壁成形型材であっ
    て、 隣り合う前記型枠パネルのうち、少なくとも一方の前記
    型枠パネルの前記主板部の表面に接する、一方向に延び
    た接触面を有する棒状部と、 前記接触面が延びる方向に沿って、前記接触面と略直角
    になるように前記棒状部に設けられた帯状の挟み込み固
    定板部とを備え、 前記挟み込み固定板部が、隣り合う前記型枠パネルの間
    に挟み込まれた状態で、前記型枠パネルのコンクリート
    が充填される側に固定される、コンクリート壁成形型
    材。
  2. 【請求項2】 帯状の主板部と、該主板部の両側端から
    一方の側に前記主板部と略直角をなして設けられた1対
    の帯状の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせ
    て構成したコンクリート壁成形用型枠によってコンクリ
    ート壁を成形する際に、該コンクリート壁に目地部を設
    けるためのコンクリート壁成形型材であって、 全長にわたって、前記型枠パネルの前記主板部の表面に
    接する接触面部、および、前記接触面部の両側に設けら
    れた側面部を有する、一方向に延びる棒状部と、 一方の前記側面部の前記接触面部が位置する側の端に沿
    って、前記接触面部に対して略直角に設けられた挟み込
    み固定板部とを備え、 前記挟み込み固定板部が、隣り合う前記型枠パネルのそ
    れぞれの前記側板部の間に挟み込まれた状態で、前記型
    枠パネルのコンクリートが充填される側に固定される、
    コンクリート壁成形型材。
  3. 【請求項3】 帯状の主板部と、該主板部の両側端から
    一方の側に前記主板部と略直角をなして設けられた1対
    の帯状の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせ
    て構成したコンクリート壁成形用型枠によってコンクリ
    ート壁を成形する際に、該コンクリート壁に目地部を設
    けるためのコンクリート壁成形型材であって、 全長にわたって、前記型枠パネルの前記主板部の表面に
    接する帯状の接触面部を有する、一方向に延びる棒状部
    と、 前記接触面部の幅方向中央近傍の前記接触面部が延びる
    方向に沿って、前記接触面部に対して略直角に設けられ
    た挟み込み固定板部とを備え、 前記挟み込み固定板部が、隣り合う前記型枠パネルのそ
    れぞれの前記側板部の間に挟み込まれた状態で、前記型
    枠パネルのコンクリートが充填される側に固定される、
    コンクリート壁成形型材。
  4. 【請求項4】 帯状の主板部と、該主板部の両側端から
    一方の側に前記主板部と略直角をなして設けられた1対
    の帯状の側板部とを有する型枠パネルを複数個組合わせ
    て構成したコンクリート壁成形用型枠によってコンクリ
    ート壁を成形する際に、該コンクリート壁に面取部を設
    けるためのコンクリート壁成形型材であって、 全長にわたって、隣り合う2つの前記型枠パネルの前記
    主板部の表面にそれぞれ接する2つの接触面部を有す
    る、一方向に延びる棒状部と、 前記接触面部が延びる方向に沿って、前記2つの接触面
    部のうち、いずれか一方の接触面部に対して略直角に設
    けられた挟み込み固定板部とを備え、 前記挟み込み固定板部が、隣り合う前記型枠パネルのう
    ち、一方の前記型枠パネルの前記側板部と他方の前記型
    枠パネルの前記主板部との間に挟み込まれた状態で、前
    記型枠パネルのコンクリートが充填される側に固定され
    る、コンクリート壁成形型材。
  5. 【請求項5】 前記挟み込み固定板部は、樹脂から形成
    されている、請求項1〜4のいずれかに記載のコンクリ
    ート壁成形型材。
  6. 【請求項6】 前記挟み込み固定板部の厚さが、0.6
    mm以下である、請求項1〜5のいずれかに記載のコン
    クリート壁成形型材。
JP1996012995U 1996-12-20 1996-12-20 コンクリート壁成形型材 Expired - Lifetime JP3038895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012995U JP3038895U (ja) 1996-12-20 1996-12-20 コンクリート壁成形型材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012995U JP3038895U (ja) 1996-12-20 1996-12-20 コンクリート壁成形型材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3038895U true JP3038895U (ja) 1997-06-30

Family

ID=43173551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996012995U Expired - Lifetime JP3038895U (ja) 1996-12-20 1996-12-20 コンクリート壁成形型材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3038895U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201078A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社大林組 トンネルの覆工コンクリートおよび覆工コンクリートの構築方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201078A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社大林組 トンネルの覆工コンクリートおよび覆工コンクリートの構築方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8276340B2 (en) Concrete wall formwork module
JP3038895U (ja) コンクリート壁成形型材
KR100438756B1 (ko) 건축물의 단열재 고정구
JP3182053B2 (ja) 型 枠
JP3497477B2 (ja) 建物における断熱型枠兼断熱、遮音部材
JP2583824B2 (ja) コンクリート型枠
JP2001279685A (ja) コーナ用型枠,セパレータ及び型枠システム
JPH10131481A (ja) 型枠パネル
JP2982848B2 (ja) コンクリート工事用永久型枠
JPS6346588Y2 (ja)
KR200258316Y1 (ko) 건축물의 단열재 고정구
JPH027968Y2 (ja)
JP2004346569A (ja) コンクリート打設用コーナー型枠
JP2982847B2 (ja) コンクリート工事用永久型枠
JPH0236843Y2 (ja)
JP3854430B2 (ja) 建築用パネル
JPS61146966A (ja) コンクリ−トの基礎構築用の型枠の支持体
JP3154680B2 (ja) コンクリート建造物用コーナー型枠
JP2537691Y2 (ja) 屋根下地の断熱構造
JPH0647084Y2 (ja) 型 枠
JPH0138197Y2 (ja)
JP2002081149A (ja) ブロックを用いた構造物の施工方法
JPH10159330A (ja) 汎用建築用プラスチック製型枠
JPH0636121Y2 (ja) 建物用壁材及び該壁材を用いた建物
JPH0710238U (ja) 型枠用パネル