JP2977638B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP2977638B2 JP3114796A JP11479691A JP2977638B2 JP 2977638 B2 JP2977638 B2 JP 2977638B2 JP 3114796 A JP3114796 A JP 3114796A JP 11479691 A JP11479691 A JP 11479691A JP 2977638 B2 JP2977638 B2 JP 2977638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車の電動
シートのモータのロックを検出してモータを停止させる
のに利用されるモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7および図8は、モータのロックを検
出してモータを停止させるモータ制御装置を例示するも
のであって、図示するモータ制御装置50は、モータ5
1に備えたブラシ端子51a,51bに電供給手段で
あるリレー52,52を介してコントローラ53が接続
してあり、コントローラ53からの指令により前記各リ
レー52,52が駆動することによって電をブラシ端
子51a,51bに切換えて供給する。
【0003】また、一端側をアースに接続した回転検出
センサ54の他端がコントローラ53に接続してあり、
この回転検出センサ54によりモータ51が回転した際
の回転数データをコントローラ53に転送する。
【0004】そして、前記コントローラ53には、回転
検出センサ54からのモータ51の回転数データの変動
量(センサ変動量)を図示しない記憶スイッチの操作に
よりインターフェース回路53aを介して記憶する記憶
回路部と、図示しない復元スイッチの操作により記憶し
たメモリ量に基づきインターフェース回路53aを介し
てリレー52,52を駆動するためのモータ作動用信号
を出力するリレー駆動回路部と、回転検出センサ54か
らの回転数データの変動量を図8に示す単位時間t1内
に単一の値として予め設定したしきい値と比較すること
によってモータ50がロックしているか否かを認識し、
ロックしていることを認識した際に、前記モータ作動用
信号をオフするロック検出タイマ回路部を組込んだマイ
クロコンピュータ53bが内蔵してある。
【0005】ここで、前記しきい値は、モータ51が回
転を始めた直後とモータ51が回転中との両変動量の平
均をとった単一の値として設定しており、マイクロコン
ピュータ53bは、前記回転数データの変動量が所定の
しきい値に達していなければモータ51がロックしてい
ると認識し、回転数データの変動量が所定のしきい値に
達していればモータ51が正常に回転していると認識す
る。
【0006】このような構造を有するモータ制御装置5
0において、図8に示すように、前記復元スイッチの操
作によって記憶したa点からb点までのメモリ量に基づ
いてコントローラ53からモータ作動信号が出力してリ
レー52,52を介してモータ51にオート作動用電
が供給されると、マイクロコンピュータ53bのロック
検出タイマ回路部により回転検出センサ54からの回転
数データをカウントし始める。
【0007】そして、ロック検出タイマ回路53cは、
予め設定した単位時間t1で回転検出センサ54からの
回転数データの変動量を所定のしきい値と比較し、回転
数データの変動量が前記しきい値に達していなければモ
ータ51がロックしていると認識してコントローラ53
によりモータ51への出力を中止し、前記変動量がしき
い値に達していればモータ51が正常に回転していると
認識してコントローラ53によりモータ51に出力を続
行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のモータ制御装置50では、しきい値をモータ51が
回転しているときとモータ51が回転を始めた直後との
両変動量の平均をとった図8に示す単一の値Eとして設
定しているので、モータロック検出感度が一定であり、
コントローラ53がモータ51に電源を供給し始めた
際、リレー52,52に備えた励磁コイルが励磁して接
点を切換えるまでのあいだや回転検出センサ54がモー
タ51の回転数を発生し始めるまでのあいだに比較的長
いタイムラグがあると、図8により明らかなように、回
転検出センサ54により単位時間t1内に発生した回転
数をマイクロコンピュータ53bのロック検出タイマ回
路部によりカウントした変動量の値がしきい値Eに達し
ない状態となることがないとは言い難く、前記しきい値
Eに達しない場合、モータ51がロックしていると誤認
識してコントローラ53がモータ51への出力を中止す
ることから、正常に回転しているときにモータ51を停
止させてしまうことがありうるという問題点があり、こ
の問題点を解決することが課題となっていた。
【0009】
【発明の目的】そこでこの発明は上記した従来の課題に
鑑みてなされたもので、コントローラが誤認識をおこさ
ないようにして、モータを的確に作動することができる
モータ制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるモータ
制御装置は、正方向、逆方向に回転し、負荷を第1の位
置から第2の位置へ、又は第2の位置から第1の位置へ
移動するモータと、モータに駆動電流を供給する駆動回
路と、モータの回転数を検出する回転検出センサと、記
憶スイッチが操作されると、回転検出センサが検出した
モータの回転数データの変動量の絶対値データを記憶す
る記憶回路と、操作スイッチがオン状態になると、モー
タの負荷を第1の位置から第2の位置へ移動する信号を
駆動回路へ供給し、復元スイッチが操作されると、記憶
回路に記憶された絶対値データに基づき、モータの負荷
を第2の位置から第1の位置へ復元する信号を駆動回路
に供給するコントローラを備えたモータ制御装置におい
て、コントローラは、操作スイッチがオン状態にされた
モータの起動時においては、予め定められた第1のしき
い値と、回転検出センサから単位時間内に得られた回転
数データの変動量とを比較し、回転検出センサから単位
時間内に得られた回転数データの変動量が第1のしきい
値に達すると、第1のしきい値よりも大きい予め定めら
れた第2のしきい値と回転検出センサから単位時間内に
得られた回転数データの変動量とを比較し、回転検出セ
ンサから単位時間内に得られた回転数データの変動量
が、それぞれ第1のしきい値、第2のしきい値に達して
いなければ、モータへの信号の供給を中止する構成とし
たことを特徴としている。
【0011】
【作用】この発明に係わるモータ制御装置によれば、
ータ回転直後と回転中とで回転検出センサらの回転
数データの単位時間内の変動量を異なった大きさで設定
したしきい値で比較するので、モータロック検出感度
が単一のものでなくなり、モータの回転数の変動に対応
したものとなるため、モータが回転開始直後すなわちモ
ータへの出力直後にタイムラグによって回転検出センサ
からの回転数データの単位時間内の変動量が多少小さく
なっていても正常に回転している場合や、モータが回転
中に回転検出センサからの回転数の単位時間内の変動量
が多少大きくなっていても正常に回転している場合に、
モータがロックしていると誤認識しないものとなる。
【0012】
【実施例】図ないし図6はこの発明に係わるモータ制
御装置の一実施例を示すものであり、図1はこの発明に
係わるモータ制御装置の一実施例の概略ブロック構成図
であり、図2はこの発明に係わるモータ制御装置の一実
施例の全体ブロック構成図であり、図3はこの発明に係
わるモータ制御装置の一実施例においてのコントローラ
の動作を説明するタイムチャートであり、図4,図5,
図6はこの発明に係わるモータ制御装置の一実施例にお
いてのコントローラの制御を説明するフローチャートで
ある。
【0013】図示するモータ制御装置1は、図2により
明らかなように、モータ2に備えたブラシ端子2a,2
bに電流供給手段であるリレー5,6に備えた可動接点
5a,6aが接続してあり、前記リレー56に備えた
常開接点5b,6bがアースに接続してある。
【0014】また、前記リレー5,6に備えた常閉接点
5c,6cが電源30とリレーコイル5d,6dの一端
側に夫々接続してあり、前記リレーコイル5d,6dの
他端側がコントローラ4に備えたマニュアル作動入力用
端子4a,4bとマニュアルスイッチ7,8に接続して
あるとともにオート作動用トランジスタ9,10のコレ
クタに夫々接続してある。
【0015】そして、前記オート作動用トランジスタ
9,10のエミッタがアースに夫々接続してあり、オー
ト作動用トランジスタ9,10のベースがコントローラ
4に備えたオート作動用入力端子4c,4dに接続して
ある。
【0016】そしてまた、前記モータ2には、回転検出
センサ3が組付けてあり、この回転検出センサ3の一端
側がアースに接続してあるとともに、回転検出センサ3
の他端側がコントローラ4に備えたセンサ入力端子4e
に接続してある。
【0017】前記回転検出センサ3は、エンコーダーで
あって、モータ2が回転している間にモータ2の回転数
を逐次発生してセンサ入力端子4eを介しコントローラ
4に前記回転数を回転数データとして転送する。
【0018】 一方、コントローラ4には、回転検出セン
サ3からのモータ2の回転数データの変動量(センサ変
動量)の絶対値を図示しない記憶スイッチの操作により
インターフェース回路4fを介して記憶する記憶回路部
4gと、図示しない復元スイッチの操作により前記記憶
したメモリ量に基づき前記インターフェース回路4aを
介しオート作動用トランジスタ9,10を作動させてリ
レー5,6を駆動するためのモータ作動用信号を出力す
るリレー駆動回路部4hと、回転検出センサ3からの回
転数データの変動量の絶対値を図3に示すように、単位
時間t2内でモータ2の起動時用のセンサ変動値として
設定したしきい値C(A)とモータ2の回転中用のセン
サ変動値として前記しきい値C(A)よりも大きな値に
設定したしきい値D(B)とで比較することによってモ
ータ2がロックしているか否かを認識するとともに、前
記変動量がしきい値A,B,C,D内で図3に示す時間
Nをオーバーしたかしないかによってモータ2がロック
しているか否かを認識し、ロックしていることを認識し
た際に、前記モータ作動用信号をオフするロック検出タ
イマ回路部4iを組込んだマイクロコンピュータ4jが
内蔵してある。
【0019】 また、図3に示すように、前記しきい値
A,B,C,Dはモータ2が正方向に回転する場合、モ
ータ2の起動用としてしきい値Cを設定し且つモータ2
の回転中用としてしきい値Dを設定しており、モータ2
が逆方向に回転する場合、モータ2の起動用としてしき
い値Aを設定し且つモータ2の回転中用としてしきい値
Bを設定している。
【0020】 そして、各しきい値A,B,C,Dは、し
きい値A<しきい値Bの関係にあり、しきい値C<しき
い値Dの関係にある。
【0021】 ここで、前記マニュアルスイッチ7,8を
オン切換えすると、マニュアルスイッチ7,8によりリ
レー5,6にアース回路が形成されるので、リレー5,
6が駆動してリレー5,6の可動接点5a,6aを常閉
接点5c,6cから常開接点5b,6bに切換えること
から、モータ2のブラシ端子2a,2bに対し正側,逆
側の電流が供給され、モータ2が正方向,逆方向にマニ
ュアルで回転する。
【0022】 また、前記記憶スイッチを操作した状態で
マニュアルスイッチ7,8をオン切換えすることによっ
てモータ2を正方向,逆方向に回転させた後に前記記憶
スイッチを操作すると回転検出センサ3からのモータ2
の回転数データの変動量の絶対値をインターフェース回
路4fを介してコントローラ4の記憶回路部4gが記憶
する。
【0023】 そして、この状態で、前記復元スイッチを
操作すると、記憶回路部4gが記憶したメモリ量に基づ
きリレー駆動回路部4hがインターフェース回路4aを
介しオート作動用トランジスタ9,10にモータ作動用
信号を出力することによりオート作動用トランジスタ
9,10を作動させてリレー5,6を駆動させるので、
コントローラ4によりモータ2が前記メモリ量に基づい
たd点からe点までの時間でオート作動で回転して記憶
した位置を復元する。
【0024】 そこで、コントローラ4がオート作動用ト
ランジスタ9,10に対して出力すると同時に、図4,
図5,図6に示すプログラムが開始しており、ステップ
301においてオート作動が開始されているか否かが判
別される。このステップ301においてオート作動が開
始していればステップ302,ステップ303に移行し
てオート作動フラグをたてるとともにオート作動におい
て記憶したメモリ量までの差を演算し、ステップ30
4,ステップ305,ステップ306において前記演算
結果の値Zを判別し、判別した結果の値Zにより記憶し
たメモリ量に到達するまでステップ307,ステップ3
08,ステップ309においてモータ2へのモータ作動
用信号を出力し、(F)点からステップ310に移行す
る。
【0025】 また、ステップ301においてオート作動
が開始されていないと判別されたときには(F)点から
ステップ310に移行する。
【0026】 ステップ301,ステップ306,ステッ
プ307,ステップ308,ステップ309から移行し
たステップ310においてオート作動フラグがたってい
るか否かを判別し、オート作動フラグがたっていればス
テップ311に移行してモータ2に対して出力している
か否かを判別し、モータ2に対して出力していればステ
ップ312に移行して今現在の位置と前記メモリ量に対
応した時間分の移動量の差を見るため、位置記憶フラグ
がたっている否かすなわち今現在の位置を記憶している
か否かを判別し、今現在の位置を記憶していなければス
テップ313において今現在の位置を記憶させ、ステッ
プ314において位置記憶フラグをたて、ステップ31
5に移行する。
【0027】 また、ステップ312において位置記憶フ
ラグがたっていればステップ315に移行する。
【0028】 ステップ312,ステップ314から移行
したステップ315においてロック検出タイマ回路部4
iのタイマの経過時間が図3に示す所定のロック時間で
あるN時間よりも大きいか否かを判別し、タイマの経過
時間が所定のN時間よりも大きければステップ316に
おいてモータロックフラグをたて、タイマの経過時間が
所定のN時間よりも小さければ、ステップ317,ステ
ップ318に移行し、ロック検出タイマ回路部4iのタ
イマをインクリメントするとともにその時の現在位置と
ステップ312,ステップ313で記憶したメモリ位置
とを比較演算して回転数データの変動量(X)を算出す
る。
【0029】 そして、ステップ319,ステップ320
においてモータ2への出力方向を判別し、正側の出力で
あったときにはステップ321において回転中用のフラ
グすなわち2ndフラグがたっているか否かを判別し、
ステップ321において2ndフラグがたっていなけれ
ばステップ322において前記変動量(X)がモータ2
の起動用として設定したしきい値Cよりも小さいか否か
を判別し、変動量(X)がしきい値Cよりも小さければ
(G)点からステップ342に移行し、変動量(X)が
しきい値Cよりも大きければステップ323において2
ndフラグをたててステップ340に移行する。
【0030】 ここで、ステップ322において変動量
(X)がモータ2の起動用として設定したしきい値Cよ
りも小さいあいだはステップ321,ステップ322を
繰り返し、変動量(X)がしきい値Cよりも大きくなっ
たところで2ndフラグをたてることによりモータ2の
起動用として設定したしきい値Cの条件をクリアする。
【0031】 そして、ステップ321において2ndフ
ラグがたっていると判別されたときはステップ324に
おいて前記変動量(X)がモータ2の回転中用として設
定したしきい値Dよりも小さいか否かを判別し、変動量
(X)がしきい値Dよりも小さければステップ342に
移行し、変動量(X)がしきい値Dよりも大きければス
テップ340に移行する。
【0032】 また、ステップ320においてモータ2が
逆側の出力であると判別されたときには出力が正側のと
きと同様にしてステップ325,ステップ326,ステ
ップ327,ステップ328により変動量(X)としき
い値A,Bを比較する。
【0033】 そしてまた、ステップ310においてオー
ト作動フラグがたっていないと判別されたときにはステ
ップ329においてモータロックフラグをリセットして
ステップ330に移行し、ステップ330において2n
dフラグをリセットしてステップ340に移行する。
【0034】 そしてさらに、ステップ311においてモ
ータ2に対して出力していないと判別されたときにはス
テップ331において2ndフラグをリセットしてステ
ップ340に移行する。
【0035】 さらにまた、ステップ340において位置
記憶フラグをリセットしてステップ341に移行し、ス
テップ341においてロック検出タイマ回路部4iのタ
イマをクリアして(G)からステップ342に移行す
る。
【0036】 ステップ326,ステップ328,ステッ
プ322,ステップ324,ステップ341から移行し
たステップ342においてオート作動フラグがたってい
るか否かを判別しており、オート作動フラグがたってい
なければ(R)点から最初のステップ301に復帰し、
オート作動フラグがたっていれば、ステップ343にお
いてオート作動が終了しているか否かすなわちオートエ
ンド作動フラグがたっているか否かを判別し、オートエ
ンド作動フラグがたっていればステップ344に移行し
てモータ2へのモータ作動用信号をオフしてステップ3
45,ステップ346,ステップ347においてオート
作動エンドフラグ,オート作動フラグ,モータロックフ
ラグをリセットする。
【0037】 また、ステップ343においてオートエン
ド作動フラグがたっていなければステップ348に移行
し、ステップ348においてモータロックフラグがたっ
ていると判別されたときにはステップ344に移行し、
モータロックフラグがたっていなければ(R)点から最
初のステップ301に復帰する。
【0038】 すなわち、図3により明らかなように、モ
ータ2が回転を開始した直後は、回転検出センサ3から
のモータ2の単位時間(モータロック検出時間)N内で
回転数データの変動量(X)の絶対値をモータ2の起動
用として設定したしきい値C(A)と比較し、比較した
結果によりモータ2がロックしているかいないかを検出
し、モータ2が回転中は、前記しきい値C(A)よりも
大きな値に設定したしきい値D(B)とで比較すること
によってモータ2がロックしているかいないかを検出す
るものとなる。
【0039】 なお、この発明に係わるモータ制御装置の
一実施例では、しきい値Cとしきい値Aを同一のものと
し且つしきい値Dとしきい値Bとを同一のものとした説
明をしたが、モータ2の負荷状態によって正方向、逆方
向に著しい回転数の差がある際起動時,回転中の正方
向、逆方向の値を適宜変更した場合にもこの発明を同様
に実施できることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わるモータ制御装置は上述した構成を有するものである
ことから、モータの回転直後(モータへの出力直後)と
回転中とで回転検出センサからの回転数の単位時間内の
変動量を異なった大きさのしきい値で比較するので、モ
ータのロック検出感度が単一ものと比較して、モータの
回転数の変動に対応したものとなるため、モータが回転
開始直後にタイムラグによって回転検出センサからの回
転数の単位時間内の変動量が多少小さくなっていても正
常に回転している場合や、モータが回転中に回転検出セ
ンサからの回転数の単位時間内の変動量が多少大きくな
っていても正常に回転している場合に、モータがロック
していると誤認識しないものとなり、それによって、モ
ータを的確に作動することができるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるモータ制御装置の一実施例の
概略ブロック構成図である。
【図2】図1に示したモータ制御装置の全体ブロック構
成図である。
【図3】図1に示したモータ制御装置のコントローラの
動作を説明するタイムチャートである。
【図4】図1に示したモータ制御装置のコントローラの
制御を説明するフローチャートである。
【図5】図1に示したモータ制御装置のコントローラの
制御を説明するフローチャートである。
【図6】図1に示したモータ制御装置のコントローラの
制御を説明するフローチャートである。
【図7】従来のモータ制御装置の全体ブロック構成図で
ある。
【図8】図7に示したモータ制御装置においての動作を
説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 モータ制御装置 2 モータ 3 回転検出センサ 4 コントローラ5 (駆動回路)リレー 6 (駆動回路)リレー 7 (操作スイッチ)マニュアルスイッチ 8 (操作スイッチ)マニュアルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 3/06 H02P 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正方向、逆方向に回転し、負荷を第1の
    位置から第2の位置へ、又は第2の位置から第1の位置
    へ移動するモータと、前記モータに駆動電流を供給する駆動回路と、 前記モータの回転数を検出する回転検出センサと、記憶スイッチが操作されると、前記回転検出センサが検
    出した前記モータの回転数データの変動量の絶対値デー
    タを記憶する記憶回路と、 操作スイッチがオン状態になると、前記モータの負荷を
    第1の位置から第2の位置へ移動する信号を前記駆動回
    路へ供給し、復元スイッチが操作されると、記憶回路に
    記憶された前記絶対値データに基づき、前記モータの負
    荷を第2の位置から第1の位置へ復元する信号を前記駆
    動回路に供給する コントローラを備えたモータ制御装置
    において、前記コントローラは、前記操作スイッチがオン状態にさ
    れた前記モータの起動時においては、予め定められた第
    1のしきい値と、前記回転検出センサから単位時間内に
    得られた回転数データの変動量とを比較し、前記回転検
    出センサから単位時間内に得られた回転数データの変動
    量が第1のしきい値に達すると、第1のしきい値よりも
    大きい予め定められた第2のしきい値と前記回転検出セ
    ンサから単位時間内に得られた回転数データの変動量と
    を比較し、前記回転検出センサから単位時間内に得られ
    た回転数データの変動量が、それぞれ前記第1のしきい
    値、第2のしきい値に達していなければ、前記モータへ
    の信号の供給を中止 することを特徴とするモータ制御装
    置。
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