JP2977520B2 - アルミシート成形機 - Google Patents

アルミシート成形機

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JP2977520B2 JP9357507A JP35750797A JP2977520B2 JP 2977520 B2 JP2977520 B2 JP 2977520B2 JP 9357507 A JP9357507 A JP 9357507A JP 35750797 A JP35750797 A JP 35750797A JP 2977520 B2 JP2977520 B2 JP 2977520B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーキ等の包装に
用いられるアルミシートを、帯状アルミシート素材から
打ち抜いて成形するためのアルミシート成形機に関し、
特に、12〜15μm程度の極薄のアルミシートの成形
に用いて好適なアルミシート成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーキ等の底部を包み込むよう
に敷いて用いられるアルミシートは、帯状アルミシート
素材から打ち抜いて成形されている。例えばトルテタイ
プのケーキ〔30度の扇形(略二等辺三角形)の水平断
面形状をもつ三角柱状のケーキ〕のためのアルミシート
を成形する際の従来手順について、図10(a)〜図1
0(e)を参照しながら説明する。
【0003】まず、図10(a)に示すように一定の大
きさ(例えば50cm×50cm)に切断されたアルミシー
ト素材100を複数枚(例えば200枚)重ね、図10
(b)に示すように抜き型110によって複数枚のアル
ミシート素材100を打ち抜くことにより、図10
(c)に示すような、トルテタイプのケーキの底面形状
に対応した形のアルミシート101を複数枚重なった状
態で得ている。このとき、抜き型110は、図示しない
プレス機等によりアルミシート素材100に対して押圧
される。
【0004】上述のごとく打ち抜かれたアルミシート1
01を、図10(d)に示すような成形用の押し型(雌
型)120と押し型(雄型)130との間に挟み込み、
図示しないプレス機等により押圧して立体成形すること
により、図10(e)に示すように、アルミシート10
1は、その両側を立ち上げるように折り曲げ成形され
る。このように成形されたアルミシート101をトルテ
タイプのケーキの下に敷くことにより、ケーキは、アル
ミシート101によって底面から両側面にかけて包み込
むように覆われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のアルミシート成形手法では、抜き型110によ
り複数枚のアルミシート素材100から所定形状のアル
ミシート101を打ち抜いた際に、図10(c)に示す
ごとく、剪断されたアルミシート101の外周端面にバ
リが生じ、このバリによってアルミシート101が互い
に密着してしまう。従って、アルミシート101を1枚
ずつ使用するためには、バリによって密着しているアル
ミシート101を引き剥がす必要で、その作業に手間を
要している。
【0006】上述のようなアルミシート101の引き剥
がし作業を人手により行なう場合には多大な時間と労力
を要することになる。また、機械的にアルミシート10
1を1枚ずつピックアップして引き剥がすことは困難で
あるため、ケーキ等の包装や箱詰めの完全自動化の妨げ
となっている。そこで、バリの発生を防止すべく、アル
ミシート素材を重ねず、ロールから連続的に繰り出され
タクト搬送されてくる1枚の帯状アルミシート素材を抜
き型で打ち抜き、所定形状のアルミシートを1枚ずつ得
てから、そのアルミシートに対して押し型により立体成
形を施すことも考えられる。
【0007】しかし、ケーキ等の底部に敷くアルミシー
ト(帯状アルミシート素材)の厚さは12〜15μm程
度と極めて薄いため、1枚の帯状アルミシート素材を単
に送っているだけだと、帯状アルミシート素材に十分な
引張力を付与できず、抜き型による型抜き位置で帯状ア
ルミシート素材が一時的に停止した際に弛んでしまい、
帯状アルミシート素材から所定形状のアルミシートを打
ち抜くことができなくなってしまう。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、極薄の帯状アルミシート素材から1枚ずつ所
定形状のアルミシートを確実に打ち抜けるようにして、
バリで密着したアルミシートを引き剥がす作業を一切不
要とし、作業性の向上および製造コストの低減を実現し
たアルミシート成形機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアルミシート成形機(請求項1)は、1枚
の帯状アルミシート素材を上下から挟み込み一定量だけ
下流へ送り出す度に一定時間だけ停止するように駆動制
御される上下一対の定量搬送ローラをそなえるととも
に、これらの定量搬送ローラよりも下流側に、帯状アル
ミシート素材から所定形状のアルミシートを打ち抜くべ
く帯状アルミシート素材を挟んで相互に嵌合しうる上下
一対の抜き型と、これらの抜き型のうち上側の抜き型を
上下方向に往復駆動するプレス機構とをそなえ、帯状ア
ルミシート素材が上下一対の定量搬送ローラの停止に伴
って停止した際に、プレス機構により上下一対の抜き型
を嵌合させることで帯状アルミシート素材を打ち抜いて
前記所定形状のアルミシートを成形するものであって、
上下一対の抜き型による型抜き位置よりも下流側に、帯
状アルミシート素材の下面に接触しながらこの帯状アル
ミシート素材を下流側へ送るように回転する引張ローラ
をそなえたことを特徴としている。
【0010】このとき、上下一対の抜き型による型抜き
位置と上下一対の定量搬送ローラとの間に、帯状アルミ
シート素材の下面に接触しながらこの帯状アルミシート
素材を下流側へ送るように回転する送りローラをそなえ
てもよい(請求項2)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図9は本発明の一実施形態
としてのアルミシート成形機を示すもので、図1はその
要部を取り出して一部破断して示す縦断面図、図2はそ
の正面図、図3はその側面図、図4は本実施形態のアル
ミシート成形機においてアルミシート素材から型抜きさ
れるアルミシートの形状を示す平面図、図5は本実施形
態のアルミシート成形機における成形用雄型および成形
用雌型の形状を模式的に示す水平断面図、図6は本実施
形態のアルミシート成形機における成形用雄型および成
形用雌型の作用を説明すべくその要部を拡大して示す水
平断面図、図7は本実施形態のアルミシート成形機にお
ける成形用雌型の段部の作用を説明すべくその要部を示
す縦断面図、図8は本実施形態のアルミシート成形機に
より成形されるアルミシートを示す斜視図、図9は本実
施形態のアルミシート成形機により成形されたアルミシ
ートを送り出すためのアルミシート搬送系の構造を説明
すべくその要部を模式的に示す平面図である。
【0012】まず、図1〜図3を参照しながら、本実施
形態のアルミシート成形機10の全体構成について説明
する。なお、本実施形態のアルミシート成形機10も、
例えばトルテタイプのケーキの底部を包み込むように敷
いて用いられるアルミシート1A(図8参照)を、帯状
アルミシート素材1から打ち抜いて成形するものであ
る。
【0013】本実施形態のアルミシート成形機10に
は、図2に示すように、オートリール装置2から帯状ア
ルミシート素材1が供給されるようになっている。つま
り、オートリール装置2には、アルミシート素材ロール
(原反ロールという場合がある)1′がセットされ、こ
のオートリール装置2により、アルミシート素材ロール
1′から適当量の帯状アルミシート素材1が繰り出され
てアルミシート成形機10に供給されるようになってい
る。
【0014】また、図1〜図3に示すように、本実施形
態のアルミシート成形機10では、抜き型取付用定盤1
1と天盤12とが4本のガイド支柱13を介して固定さ
れるとともに、これらの定盤11と天盤12との間には
抜き型取付用ガイド部材14がそなえられている。この
ガイド部材14には4つのガイド穴14aが形成されて
おり、これらのガイド穴14aをガイド支柱13がそれ
ぞれ貫通することにより、ガイド部材14はガイド支柱
13に沿って上下方向に摺動できるようになっている。
【0015】そして、本実施形態のアルミシート成形機
10は、上下一対の抜き型15,16,上下一対の押し
型17,18,エアシリンダ19,プレス機構20,定
量搬送機構30,引張ローラ31,送りローラ32,送
出ローラ33,受け台(ストッカ)35,アルミシート
搬送系40などを有して構成されている。ここで、定量
搬送機構30は、前述した定盤11やガイド部材14よ
りもアルミシート搬送方向について上流側に配置され、
上下一対のフィードローラ(定量搬送ローラ)30a,
30bをそなえて構成されている。これらのフィードロ
ーラ30a,30bは、オートリール装置2からの1枚
の帯状アルミシート素材1を上下から挟み込み、一定量
(例えば図4に示す距離d程度)だけ下流へ送り出す度
に一定時間だけ停止するように駆動制御されるもので、
フィードローラ30a,30bの停止に伴い帯状アルミ
シート素材1の搬送も停止される。なお、図3において
定量搬送機構30の図示は省略されている。また、下流
とは、帯状アルミシート素材1の搬送方向についての下
流、つまり、本実施形態では図1や図2の右方となって
いる。
【0016】上下一対の抜き型15,16は、帯状アル
ミシート素材1から所定形状のアルミシート1aを打ち
抜くべく帯状アルミシート素材1を挟んで相互に嵌合し
うるもので、上側の抜き型(型抜き用雄型という場合が
ある)15は枠体50を介して抜き型取付用ガイド部材
14に取り付けられる一方、下側の抜き型(型抜き用雌
型という場合がある)16は抜き型取付用定盤11に取
り付けられている。なお、本実施形態の抜き型15,1
6は、図4に示すように、一度に3枚のアルミシート1
aを帯状アルミシート素材1から打ち抜くように形成さ
れている。
【0017】また、上側の抜き型(型抜き用雄型)15
は、プレス機構20により、後述する上側の押し型17
やエアシリンダ19とともに枠体50およびガイド部材
14と一体的に上下方向に往復駆動されるようになって
いる。プレス機構20は、駆動モータ21,プーリ2
2,24,ベルト23,回転軸25,回転板26,偏心
軸27,クランク28,回転支軸29などを有して構成
され、回転運動を直線運動に変換して上側の抜き型15
を上下方向に往復駆動しうるものである。
【0018】駆動モータ21はプーリ22を回転駆動す
るもので、このプーリ22と天板12側のプーリ24と
にはベルト23が巻回されている。プーリ24は、天盤
12上で回転自在に支持された回転軸25の一端に固定
される一方、回転軸25の他端には回転板26が固定さ
れている。この回転板26には偏心軸27が回転軸25
と平行に突設されている。この偏心軸27と、ガイド部
材41と一体の枠体50から突設された回転支軸29と
がクランク28の両端にそれぞれ回転自在に連結されて
いる。
【0019】これにより、駆動モータ21の回転駆動力
がベルト23を介してプーリ24に伝達されると、偏心
軸27が回転軸25および回転板26を介して回転され
る。そして、偏心軸27の回転に伴い、クランク28,
回転支軸29および枠体50を介して、ガイド部材1
4,型抜き用雄型15などが、ガイド支柱13に沿って
上下方向に往復駆動されるようになっている。
【0020】なお、回転板26などの回転周期は、定量
搬送機構30の停止周期と同期しており、定量搬送機構
30により帯状アルミシート素材1の搬送が停止するタ
イミングで、プレス機構20により上下一対の抜き型1
5,16を嵌合させることで、帯状アルミシート素材1
が打ち抜かれて所定形状のアルミシート1aが成形され
るようになっている。
【0021】一方、上下一対の抜き型15,16による
型抜き位置よりも下流側には、複数(本実施形態では5
本)の引張ローラ31がそなえられている。これらの引
張ローラ31は、型抜き用雌型16の上面を通過した直
後の帯状アルミシート素材1の下面に接触しながら、こ
の帯状アルミシート素材1を下流側へ送るように回転す
るもので、成形動作中は常時、駆動モータ31aにより
連動して回転駆動される。
【0022】また、引張ローラ31よりもさらに下流側
には送出ローラ33がそなえられている。この送出ロー
ラ33は、引張ローラ31により送り出された帯状アル
ミシート素材1の下面に接触しながらこの帯状アルミシ
ート素材1をアルミシート成形機10の外部下方へ排出
するように回転するものである。なお、図2,図3にお
いて送出ローラ33の図示は省略されている。
【0023】さらに、上下一対の抜き型15,16によ
る型抜き位置と定量搬送機構30との間には、複数(本
実施形態では5本)の送りローラ32がそなえられてい
る。これらの送りローラ32は、型抜き用雌型16の上
面へ送り込まれる直前の帯状アルミシート素材1の下面
に接触しながら、この帯状アルミシート素材1を下流側
へ送るように回転するもので、成形動作中は常時、駆動
モータ32aにより連動して回転駆動される。
【0024】また、本実施形態では、上下一対の抜き型
15,16により型抜きされた直後の所定形状のアルミ
シート1aを立体成形すべくそのアルミシート1aを挟
んで相互に嵌合しうる上下一対の押し型17,18と、
上側の押し型(成形用雄型)17を上側の抜き型15に
対して上下方向に往復駆動するエアシリンダ(雄型駆動
機構)19とがそなえられている。
【0025】上下一対の押し型17,18による成形位
置(嵌合位置)は、上下一対の抜き型15,16による
型抜き位置よりも下方に配置されている。そして、上側
の押し型(成形用雄型という場合がある)17は、型抜
き時には上側の抜き型15に形成された押し型収納部1
5aに内蔵されるように配置されており、帯状アルミシ
ート素材1の搬送が停止し且つ所定形状のアルミシート
1aが型抜きされた直後に、下側の押し型(成形用雌型
という場合がある)18と嵌合するようにエアシリンダ
19により下降駆動されるようになっている。
【0026】このエアシリンダ19は、枠体50と一体
的に設置され、ピストン19Aに連結されたロッド19
Bの先端(下端)に成形用雄型17が固定されている。
ピストン19Aの上側には空気室19bが形成されてい
る。この空気室19bへ空気供給/排出穴19aを通じ
て図示省略の空気供給源からの圧縮空気を供給すること
により、成形用雄型17は下降駆動される一方、空気室
19b内の空気を空気供給/排出穴19aを通じて図示
省略の吸引装置により吸い出すことにより、成形用雄型
17は上昇駆動されるようになっている。
【0027】さらに、成形用雌型18は、下側の抜き型
16よりも下方に配置されるとともに、この押し型18
よりもさらに下方の空間に連通するように形成され、こ
の押し型18の下面側には、図1および図7に示すよう
に、下方へ向かって拡開する段部18bが形成されてい
る。従って、本実施形態のアルミシート形成機10で
は、上下一対の抜き型15,16による型抜き直後に、
エアシリンダ19により、成形用雄型17を、成形用雌
型18と嵌合させてからその下方の空間内まで到達させ
るように下降駆動することで、型抜き後の所定形状のア
ルミシート1aが立体成形されるとともに、立体成形後
のアルミシート1A(図8参照)が押し型18下面の段
部18bよりも下方の空間内へ押し込まれるようになっ
ている。
【0028】また、本実施形態では、図5に示すよう
に、成形用雄型17の外側面17aとこの外側面17a
に対向する成形用雌型18の内側面18aとがそれぞれ
波形の凹凸面として形成され、これらの成形用雄型17
と成形用雌型18とが嵌合した状態で、成形用雄型17
の外側面17aと成形用雌型18の内側面18aとの間
に所定の隙間51が形成されている。なお、これらの外
側面17aおよび内側面18aの凹凸形状と、前記隙間
51との作用については図6を参照しながら後述する。
【0029】押し型18下面の段部18bよりも下方の
空間の周囲には、この空間内へ押し込まれたアルミシー
ト1Aを下方へ案内するためのガイド板34がそなえら
れている。また、押し型18下面の段部18bよりも下
方の空間には、受け台(ストッカ)35がそなえられ、
この受け台35により前記空間内に押し込まれたアルミ
シート1Aが受け取られ、この受け台35上にアルミシ
ート1Aが集積されるようになっている。
【0030】そして、受け台35の下方には、ボールね
じ36および駆動モータ37からなる受け台駆動機構が
そなえられている。この受け台駆動機構は、ボールねじ
36を駆動モータ37により回転駆動することで、受け
台35を上下方向に往復駆動するもので、本実施形態で
は、受け台35を、前記空間内に押し込まれたアルミシ
ート1Aの枚数(打ち抜き枚数)に応じて下降駆動す
る。例えば5枚毎に1mm程度、受け台35を下降させ
る。
【0031】なお、ボールねじ36の左右には、図3に
示すように、それぞれ、ガイド軸38がボールねじ36
と平行に(鉛直方向に)そなえられ、これらのガイド軸
38が、受け台35を上下方向に案内している。また、
本実施形態では、受け台35上に所定枚数(例えば1組
500枚)のアルミシート1Aが集積された場合に、こ
れらのアルミシート1Aを搬出するためのアルミシート
搬送系40がそなえられている。このアルミシート搬送
系40は、図2,図3および図9に示すように、左右一
対のベルトコンベア41,41と左右一対のサイドコン
ベア42,42とから構成されている。
【0032】左右一対のベルトコンベア41,41は、
図9に示すように、受け台35の通過を許容するように
適当な間隔をあけて配置され、受け台35をベルトコン
ベア41,41の位置よりも下降させることで、受け台
35上のアルミシート1Aを載置されるようになってい
る。そして、ベルトコンベア41,41は、図示しない
駆動機構により、受け台35からアルミシート1Aを載
置されると一定量だけ搬出方向〔図3の右方向,図9中
の矢印方向〕へ同期駆動される。
【0033】左右一対のサイドコンベア42,42は、
ベルトコンベア41,41によるアルミシート1Aの搬
送路の両側に立設され、ベルトコンベア41,41上の
アルミシート1Aを両側から保持するものである。これ
らのサイドコンベア42,42は、図示しない駆動機構
により、ベルトコンベア41,41と同期して且つ同じ
方向へ駆動される。
【0034】本発明の一実施形態としてのアルミシート
成形機10は上述のごとく構成されているので、以下の
ようにして、帯状アルミシート素材1からアルミシート
1A(トルテタイプのケーキの下に敷かれる製品)が成
形される。帯状アルミシート素材1は、オートリール装
置2により、適当量だけアルミシート素材ロール1′か
ら繰り出されてアルミシート成形機10(定量搬送機構
30)に供給される。
【0035】オートリール装置2からの1枚の帯状アル
ミシート素材1は、定量搬送機構30のフィードローラ
30a,30bにより上下から挟み込まれ、一定量(例
えば図4に示す距離d程度)だけ下流へ送り出される
と、一定時間だけ停止される。そして、本実施形態で
は、上述した一時停止のタイミングに同期して、上側の
抜き型15が下側の抜き型16と嵌合するようにプレス
機構20により下降駆動され、抜き型15と16との嵌
合により帯状アルミシート素材1から所定形状のアルミ
シート1aが打ち抜かれる。
【0036】このとき、一時的に停止した帯状アルミシ
ート素材1は、型抜き位置よりも下流側の引張ローラ3
1の回転により下流方向へ向かって一定の張力を付与さ
れると同時に、送りローラ32の回転によっても下流方
向へ向かって一定の張力を付与される。これにより、帯
状アルミシート素材1が例えば12〜15μmの極薄の
ものであっても、型抜き位置で弛むことがなくなる。ま
た、型抜き位置と定量搬送機構30との間でも帯状アル
ミシート素材1が弛まなくなり、送りローラ32と引張
ローラ31との間(型抜き位置)で極薄の帯状アルミシ
ート素材1をより確実に弛ませないようにすることがで
きる。
【0037】従って、安定的に且つ確実に極薄の帯状ア
ルミシート素材1から1枚ずつ所定形状のアルミシート
1aを打ち抜くことができる。また、上述した一時停止
のタイミング中には、エアシリンダ19が作動すること
により、成形用雄型17は、成形用雌型18と嵌合して
からこの雌型18よりも下方の空間内まで到達するよう
に、エアシリンダ19により下降駆動される。これによ
り、型抜き直後のアルミシート1aは、成形用雄型17
と成形用雌型18との間に挟み込まれて立体成形されな
がら通過し、図8に示すごとく両側を起立させるように
立体成形されたアルミシート1Aは、成形用雌型18の
段部18bよりも下方の空間内へ押し込まれる。
【0038】このとき、本実施形態では、波形の凹凸面
として形成された成形用雄型17の外側面17aと成形
用雌型18の内側面18aとを、所定の間隔51をあけ
て嵌合させることにより、これらの雄型17と雌型18
との間に挟み込まれるアルミシート1Aに適当な張力を
付与できるので、アルミシート1Aが例えば12〜15
μmの極薄のものであっても、破損を招くことなくその
アルミシート1Aを確実に立体成形することが可能にな
る。
【0039】成形用雄型17の外側面17aと成形用雌
型18の内側面18aとがいずれも直線状に形成されて
いる場合、その間隔が広いと、アルミシート1Aに十分
な力が作用せず、アルミシート1Aは成形用雄型17の
下面から浮き上がった状態となり、立体成形を行なうこ
とができない。また、成形用雄型17の外側面17aと
成形用雌型18の内側面18aとの間隔が密であると、
その面の形状に関わらず、極薄のアルミシート1Aは、
大きな力を受けて切断されたり破れたりしてしまう。
【0040】そこで、本実施形態では、前述のごとく、
波形の凹凸面として形成された成形用雄型17の外側面
17aと成形用雌型18の内側面18aとを、所定の間
隔51をあけて嵌合させている。この場合、成形用雄型
17の外側面17aと成形用雌型18の内側面18aと
の間に挟み込まれたアルミシート1aは、図6に示すよ
うに、成形用雄型17の外側面17aの波形頂部と成形
用雌型18の内側面18aの波形頂部とに交互に接触す
ることになり、適度な接触面積が得られ、雄型17から
適度な張力を付与される。これにより、前述したよう
に、極薄のアルミシート1Aを、その破損を招くことな
く確実に立体成形できるのである。
【0041】立体成形後、成形用雄型17は、上側の抜
き型15の雄型収納部15aに配置されるべくエアシリ
ンダ19により上昇駆動されるが、このとき、アルミシ
ート1Aは、図7に示すように、成形用雄型17と成形
用雌型18とによる押圧から解放され、立体成形された
部分(アルミシート1Aの両側上部)が、成形用雌型1
8の開口よりも若干拡がって、成形用雌型18下面の段
部18bに当接することになる。これにより、一旦、成
形用雌型18よりも下方の空間に押し込まれたアルミシ
ート1Aは、成形用雄型17とともに上昇することはな
く自重により落下し、受け台35上に集積される。
【0042】以降、同様の動作を繰り返すことにより、
アルミシート1Aは、受け台35上に自動的に重ね合わ
されて集積されるので、1枚ずつ成形されたアルミシー
ト1Aを人手により集めて重ね合わせる作業が不要とな
る。このとき、受け台35を、ボールねじ36および駆
動モータ37により、アルミシート1Aの枚数(打ち抜
き枚数)に応じて下降駆動することで、アルミシート1
Aとアルミシート1Aとの間にある程度の空気を入れな
がら、アルミシート1Aを受け台35上に集積すること
ができる。
【0043】そして、受け台35上に所定枚数のアルミ
シート1Aが集積されると、受け台35をベルトコンベ
ア41,41の位置よりも下降駆動することにより、受
け台35上のアルミシート1Aをベルトコンベア41,
41上に載置する。この後、左右一対のベルトコンベア
41,41および左右一対のサイドコンベア42,42
を同期して作動させ、3組のアルミシート1Aを一定量
だけ搬出方向へ移動させる。
【0044】上述のような動作を繰り返すことにより、
所定枚数の束となったアルミシート1Aが、順次、アル
ミシート成形機10の外部へと搬送されることになる。
このように、本発明の一実施形態としてのアルミシート
成形機10によれば、帯状アルミシート素材1が極薄の
ものであっても、その帯状アルミシート素材1から1枚
ずつ所定形状のアルミシート1Aを確実に打ち抜いて立
体成形することができる。
【0045】従って、型抜きした時の剪断によるバリが
少なく、また、バリが生じていたとしても、1枚ずつ型
抜き,成形しているので、これらのアルミシート1Aを
重ね合わせて集積しても、これらのアルミシート1Aが
密着することはない。このため、バリで密着したアルミ
シート1Aを引き剥がす作業が一切不要となり、作業性
が大幅に向上するとともに製造コストを大幅に低減する
ことができる。
【0046】上述のごとく重ね合わせたアルミシート1
Aが密着しなくなるので、機械的にアルミシート1Aを
1枚ずつピックアップして引き剥がすことが可能にな
り、ケーキ等の包装や箱詰めを完全自動化することも可
能になる。また、本実施形態のアルミシート成形機10
によれば、1枚ずつ成形されたアルミシート1Aを人手
により集めて重ね合わせる作業が不要となり、アルミシ
ート1Aが所定枚数だけ集積されると自動的に外部へと
搬出されてゆくので、アルミシート1Aの成形・出荷作
業の効率が大幅に向上する。
【0047】さらに、本実施形態のアルミシート成形機
10によれば、型抜き直後のアルミシート1aに対し、
成形用雄型17および成形用雌型18により立体成形を
施すことができ、帯状アルミシート素材1の型抜き工程
とアルミシート1aの立体成形工程とを一つの工程で行
なえ、アルミシート1Aの成形作業の効率が大幅に向上
する。
【0048】そして、本実施形態のアルミシート成形機
10によれば、受け台35をアルミシート1Aの枚数に
応じて下降駆動することにより、アルミシート1Aとア
ルミシート1Aとの間にある程度の空気を入れることが
できるので、アルミシート1Aをより容易かつ確実に1
枚ずつ取り出せるようになる。なお、本発明は上述した
実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のアルミシ
ート成形機(請求項1)によれば、抜き型による型抜き
を行なうべく一時的に停止した帯状アルミシート素材
は、その型抜き位置よりも下流側の引張ローラの回転に
より、下流方向へ向かって一定の張力を付与されること
になるので、極薄の帯状アルミシート素材であっても型
抜き位置で弛むことがなくなり、極薄の帯状アルミシー
ト素材から1枚ずつ所定形状のアルミシートを確実に打
ち抜くことができる。
【0050】従って、型抜きした時の剪断によるバリが
少なく、また、バリが生じていたとしても、1枚ずつ型
抜き,成形しているので、これらのアルミシートを重ね
合わせて集積しても、これらのアルミシートが密着する
ことはない。このため、バリで密着したアルミシートを
引き剥がす作業が一切不要となり、作業性が大幅に向上
するとともに製造コストを大幅に低減することができ
る。また、重ね合わせたアルミシートが密着しなくなる
ので、機械的にアルミシートを1枚ずつピックアップし
て引き剥がすことが可能になり、ケーキ等の包装や箱詰
めを完全自動化することが可能となる。
【0051】このとき、抜き型による型抜きを行なうべ
く一時的に停止した帯状アルミシート素材を、その型抜
き位置と定量搬送ローラとの間の送りローラの回転によ
り、下流方向へ向かって一定の張力を付与することで、
型抜き位置と定量搬送ローラとの間で帯状アルミシート
素材が弛まなくなり、送りローラと引張ローラとの間
(型抜き位置)で帯状アルミシート素材をより確実に弛
ませないようにすることができる。従って、より安定的
に且つ確実に極薄の帯状アルミシート素材から1枚ずつ
所定形状のアルミシートを打ち抜くことができる(請求
項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのアルミシート成形
機の要部を取り出し一部破断して示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのアルミシート成形
機を一部破断して示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのアルミシート成形
機を示す側面図である。
【図4】本実施形態のアルミシート成形機においてアル
ミシート素材から型抜きされるアルミシートの形状を示
す平面図である。
【図5】本実施形態のアルミシート成形機における成形
用雄型および成形用雌型の形状を模式的に示す水平断面
図である。
【図6】本実施形態のアルミシート成形機における成形
用雄型および成形用雌型の作用を説明すべくその要部を
拡大して示す水平断面図である。
【図7】本実施形態のアルミシート成形機における成形
用雌型の段部の作用を説明すべくその要部を示す縦断面
図である。
【図8】本実施形態のアルミシート成形機により成形さ
れるアルミシートを示す斜視図である。
【図9】本実施形態のアルミシート成形機により成形さ
れたアルミシートを送り出すためのアルミシート搬送系
の構造を説明すべくその要部を模式的に示す平面図であ
る。
【図10】(a)〜(e)はそれぞれ従来のアルミシー
ト成形手順の各工程を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状アルミシート素材 1a,1A アルミシート 10 アルミシート成形機 15 上側の抜き型(型抜き用雄型) 16 下側の抜き型(型抜き用雌型) 17 上側の押し型(成形用雄型) 17a 外側面(凹凸面) 18 下側の押し型(成形用雌型) 18a 内側面(凹凸面) 18b 段部 19 エアシリンダ(雄型駆動機構) 20 プレス機構 30 定量搬送機構 30a,30b フィードローラ(定量搬送ローラ) 31 引張ローラ 32 送りローラ 35 受け台(ストッカ) 36 ボールねじ(受け台駆動機構) 37 駆動モータ(受け台駆動機構) 51 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 健一 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式 会社横浜製作所内 (72)発明者 山下 和己 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式 会社横浜製作所内 (72)発明者 島貫 勲 千葉県船橋市西浦2丁目4番1号 株式 会社菓包内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 33/00 B21D 43/08 B21D 28/00 B26F 1/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の帯状アルミシート素材を上下から
    挟み込み一定量だけ下流へ送り出す度に一定時間だけ停
    止するように駆動制御される上下一対の定量搬送ローラ
    をそなえるとともに、 該上下一対の定量搬送ローラよりも下流側に、該帯状ア
    ルミシート素材から所定形状のアルミシートを打ち抜く
    べく該帯状アルミシート素材を挟んで相互に嵌合しうる
    上下一対の抜き型と、該上下一対の抜き型のうち上側の
    抜き型を上下方向に往復駆動するプレス機構とをそな
    え、 該帯状アルミシート素材が該上下一対の定量搬送ローラ
    の停止に伴って停止した際に、該プレス機構により該上
    下一対の抜き型を嵌合させることで該帯状アルミシート
    素材を打ち抜いて前記所定形状のアルミシートを成形す
    るアルミシート成形機であって、 該上下一対の抜き型による型抜き位置よりも下流側に、
    該帯状アルミシート素材の下面に接触しながら該帯状ア
    ルミシート素材を下流側へ送るように回転する引張ロー
    ラがそなえられていることを特徴とする、アルミシート
    成形機。
  2. 【請求項2】 該上下一対の抜き型による型抜き位置と
    該上下一対の定量搬送ローラとの間に、該帯状アルミシ
    ート素材の下面に接触しながら該帯状アルミシート素材
    を下流側へ送るように回転する送りローラがそなえられ
    ていることを特徴とする、請求項1記載のアルミシート
    成形機。
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