JPH0286410A - セラミックスシートの製造方法及びその製造設備 - Google Patents

セラミックスシートの製造方法及びその製造設備

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JPH0286410A
JPH0286410A JP23623988A JP23623988A JPH0286410A JP H0286410 A JPH0286410 A JP H0286410A JP 23623988 A JP23623988 A JP 23623988A JP 23623988 A JP23623988 A JP 23623988A JP H0286410 A JPH0286410 A JP H0286410A
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JP
Japan
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ceramic
ceramic pieces
adhesive tape
pieces
flat plate
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Application number
JP23623988A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamuro
山室 崇
Harushige Doi
土居 治重
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セラミックス片を可撓化を有する所定広さの
シート部材、例えば紙質シート、布質シート等に貼付け
たセラミックスシートの製造方法及びその製造設備に関
する。
(従来の技術) 周知のようにセラミックスは耐摩耗性、耐熱性等に優れ
た性質を発揮する。このセラミックスの優れた性能を積
極的に活用するための提案が近年数多くなされている6
例えば金属板の表面にセラミックスを貼付けてシュート
ライナーに用いたり、金属管の内面やその他の構造部材
の作動面にセラミックスを貼付はライニングし、耐摩耗
性あるいは耐熱性の向上を図る試みがなされている。
而してセラミックスは種、々の形状、大きさをした基材
(前記金属板、金属管その他の構造部材等を総称して以
下基材と言う)に貼付けられることから、その汎用性を
高め、製造コストの低減を図るために、予め例えば10
鵬XIO鴫、20m×20mm、等の正方形、もしくは
六角形、10m+oX20aa、10105X50+、
等の矩形をした小片に成形されたものが多(用いられて
いる(この予め成形された小片のセラミックスを以下セ
ラミックス片と言う)。
前記セラミックス片は量産が可能であり、サイズも種々
のものを用意できることから基材の形状、大きさを問わ
ず適用でき、結果としてセラミックスの貼付はコストを
低減できる大きな効果がある。
しかしその反面、特に基材の大きさが大きい場合などに
はセラミックス片を1枚1枚貼付ける作業には手間と時
間を要し、作業能率が悪いと言う問題があった。
このような問題を解決するために、例えば特開昭60−
109823号公報に示されるように、予めセラミック
ス片を板状の未加硫ゴムの表面に配置した後、セラミッ
クス片を内側にしてマンドレル外周に巻き付けて、可撓
性の管を製造する技術や、紙質又は布質等の所定広さの
シート部材にセラミ・ンクス片を縦横方向に密に貼着し
てセラミックスシートとし、このセラミックスシートを
基材に一体的に貼付ける技術等が従来より提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 前記セラミックスシートは基材の貼付は面に対応できる
可撓性を有し、しかもセラミックス片は縦横方向に密に
貼着されている必要がある。
第10図は前記セラミックスシートの従来における一般
的な製造法の一例を示す構造図である。
図において当て金6にセラミックス片3を押当て(第1
0図(a))、所定の広さに隙間無く整列させ(第10
図(b))だ後、セラミックス片3表面に接着剤を塗布
しシート部材7を貼付け(第10図(c))、Lかる後
前配当て金6に沿ってシート部材7を切断(第10図(
d))することによってセラミックスシートの製造が行
われていた。
而して係る方法では全ての作業が人力に鯨っているため
その作業性は極めて悪く、また産業能力も個人差に大き
く左右される。このため多量生産に対し過大なコストが
掛かり、かつ生産計画も立て難いと言う問題があった。
前記問題点を解決するために本発明者らは、第11図に
示す如き貼付は装置を開発し、その効果の確認を行った
。第11図に示す貼付は装置は、所定の広さの定!!1
8と、片面に接着面を有するシート部材7の供給装置9
と、前記シート部材7を押圧する押圧giTl 4とか
ら構成されている。
而して定盤8にセラミックス片3を前記第1O図と同様
の方法で整列した後、供給装置9のピンチローラ9aを
駆動してシート部材7を送り出すと共に、押圧装置4に
よってシート部材7をセラミックス片3に押圧するもの
である。尚、10はシート部材7を切断する切断装置で
ある。
しかしながらこのような装置においてはシート部材7の
供給がスムーズに行われず、また定盤8上に整列したセ
ラミックス片が崩れる等の問題が生じ、実用化できるも
のとはならなかった。
本発明は前述した問題点を効果的に解決し、可撓性を有
する所定広さのシート部材にセラミックス片を効率的に
貼付けすることが可能な製造方法並びにその製造設備を
提供することをその課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は所定広さのシート部材に任′IX敗のセラミッ
クス片を縦横方向に密に貼着するセラミックスシートの
製造方法において、前記シート部材を片面粘着テープで
構成すると共に、前記粘着テープをその粘着面を上にし
て平板上に配設し、前記粘着面上にセラミックス片を整
列配置した後、セラミックス片のお非粘着裏面側より設
定圧で押圧し、貼着することを特徴とするものである。
更に本発明は、先端に裁断装置を備えると共に押付は平
盤部を有するセラミックス片整列テーブルと、前記平盤
部で粘着面が上向きになるよう前記整列テーブルの後端
下方より連続的に送給される設定幅の粘着テープと、前
記平盤部に配置され、前記粘着テープを圧着送給する粘
着テープ送出装置と、出口に整列供出口を有するセラミ
ックス片供給装置と、前記整列テーブルの平盤部に略直
交して配設され、終端部にセラミックス片停止部材を有
すると共に、前記供給装置から供給される設定量のセラ
ミックス片を前記平盤部側方に縦列配置せしめるセラミ
ックス片整列装置と、前記平盤部の上方に昇降可能に装
着された幅方向停止面を有するシャッター装置と、前記
整列装置上に縦列配置されたセラミックス片群を前記平
盤部に押出移動し、前記シャッター装置に当接させるプ
ッシャー装置と、前記シャッター装置に並列配置され、
前記整列テーブルに整列されたセラミックス片群を押圧
する押圧装置とから構成されたセラミックスシートの製
造設備−で・75る。
(実施例) 本発明の具体的な構成及び作用を実施例を示す図に基づ
いて詳述する。
第1図は本発明の基本的な構成を示す構造図である。
この第1図において1はシート部材であり、本発明にお
いては片側の面のみが粘着層を有する片面粘着テープで
構成されている(この片面粘着テープで構成されたシー
ト部材を、以下粘着テープと言う)、2は定盤、フラッ
トな金属板などで構成された平板であり、前記粘着テー
プ1はその粘着面1aが、平板2上で上になるように配
設される。
このようにして平板2上に配設された粘着テープ1上に
、任意数のセラミックス片3を整列配置する。
セラミックス片3の表面は緻密で滑らかな面となってい
ることから滑り易く、粘着面上でも容易に滑動する。寧
ろ粘着面が適宜なブレーキ効果を発渾し、整列したセラ
ミックス片3が簡単に移動せず、整列配置作業を能率的
に行える副次的な効果さえ得られる。
粘着テープ1上にセラミックス片3の整列配置が終了し
たら、例えば周知のシリンダー装置の先端に押板4aあ
るいは前記第11図に示す如き押ローラ4bを設けた押
圧装置4で、セラミックス片3の非粘着面である裏面側
3aより押圧することによって、セラミックス片3は粘
着テープ1に強固に貼着される。
その後粘着テープ1を所定の部位で裁断することにより
、第2図に示す如きセラミックスシート5が得られる。
セラミックス片3と粘着テープ1の貼着強度は、前記セ
ラミックスシート5が、保管あるいは運搬され、またラ
イニングを必要とする基材面に適合するよう切断加工及
び接着するまでの間、離脱することない程度の強度が要
求される。
このような貼着強度を得るために粘着テープlの粘着層
としては粘着剤厚み30μm以上、粘着力はJIS Z
1523による試験方法において、130〜250gr
/ 10am程度のものが好ましく、又セラミックス片
裏面側よりの押圧力は4〜7kg/cJで、セラミック
ス片面にほぼ均一となるように設定すれば良い。
第3図及び第4図は、前述したセラミ・ンクスシートを
効率的に製造するための本発明に基づく製造設備の一例
を示す平面図(第3図)及び断面構造図(第4図)であ
る。
第3図及び第4図において、11はセラミックス片整列
テーブル(以下単に整列テーブルと言う)であり、lは
前述した粘着テープ、12は粘着テープ1を圧着送給す
る粘着テープ送出装置(以下単に送出装置と言う)であ
る。
整列テーブルIIはその先端(本発明において先端とは
粘着テープ1の送出方向を言い、後端とは粘着テープ1
の供給側を言う)に裁断装置13を備えており、またセ
ラミックス片3を整列し、且つ押圧するための押圧平盤
部(以下単に平盤部と言う)14を有している。
粘着テープ1は、例えば粘着面1aが内側になるように
して巻取りドラム15に巻取られており、ガイドローラ
16を介して前記粘着面1aが上向きになるようにして
配置され、前記送出装置12によりセラミックス片3の
整列ピッチに合わせて圧着送給される。
17はセラミックス片供給装置(以下単に送給装置と言
う)であり、この供給装置17は後述する第5図に示す
ように、振動駆動するパーツフィーダー17a、スフレ
バー17b及び送りガイド17c等により構成されてい
る。
振動駆動するパーツフィーダー17aにより送給された
セラミックス片3は、第5図(C)及び(d)に示すよ
うに遠心力で周壁側に押付けられ、パーツフィーダー1
7a内の随所に設置されたスフレバー17bにより二段
以上の重なり部分が、パーツフィーダー17aの中心部
に回収され、積み重なることなく、−段に整列される。
供給装置17の出口には、送りガイド17cの如きセラ
ミックス片3を、特定の方向に一列に整列させて供出す
る整列供出口18を備えている。
この供給装置17における1回当たりのセラミックス片
3の供給量は、当該操業条件下のおける粘着テープ1と
セラミックス片3の各々の幅とから設定される。
19は前述した供給装置17から順次供出されたセラミ
ックス片3を、前記平盤部14の側方に縦列配置させる
セラミックス片整列装置(以下単に整列装置と言う)で
ある。
整列装置19は前記供給装置17に連設され、かつ整列
テーブル11の平盤部14に略直交して配設されている
。またその終端部にはセラミックス片停止部材(以下単
に停止部材と言う)20を有しており、前記供給装置1
7から供給されるセラミックス片3は停止部材20を起
点として整列する 而してこの停止部材20の位置を適宜制御することによ
り、相隣合うセラミックス片の接合部を変化させること
ができ、例えば第12図(a)に示すような千鳥配列に
することも容易に可能である。
ところでセラミックス片3が六角形の場合、第8図(a
)に示すように相対する辺同士を接触させて整列させる
必要がある。前記供給装置17から供出されるセラミッ
クス片3は整列装置19(詳しくはその搬送ベル)19
a)によって矢印30fの方向へ搬送されるが、第8図
(b)に示すように雑然と搬送される場合が多い。
これを修正するために例えば第9図(a)に示すような
整列修正装置30を設けることが好ましい、即ち本実施
例の整列修正装置30は回動軸30aを中心に回動する
アーム30bと、該アーム30bの両端部に垂設された
停止ピン30cと、アーム30bを回動せしめるための
シリンダー装置30d及びリンク機構30eとから構成
されている。
停止ピン30cは第9図(a)〜(c)に示すように六
角形セラミックス片3bの一辺の長さ!より若干大きい
間隔で片側に2本づつ垂設されている。
而して先ず第9図(a)に示すように、先端側の停止ピ
ン30c+ が下降してセラミックス片3bを停止させ
る。この際セラミ、クス片3bが第9図(b)のような
状態で供給されたら、停止ピン30c+ を支点として
、矢印3c方向への回転作用で順次その姿勢が修正され
、第9図(C)に示すように、辺側か先端方向を向いた
姿勢となる。
この状態となったらシリンダー装置30dを駆動してア
ーム30bを反対側に回動する。この回動により先端側
の停止ピン30c1が解放され、第9図(d)に示すよ
うにセラミックス片3bは先方へ送り出される。これと
同時に後端の停止ピン30c2が下降してセラミックス
片3b、を停止させ、前記姿勢の修正を行う。
このような操作を行い、セラミックス片3bを供出する
と共に、前述した停止部材2oの位置制御を行うことに
より、第12図(b)に示すように六角形のセラミック
ス片を配列することも可能となる。
第4図において、21は幅方向停止面22を有するシャ
ッター装置で、前記平盤部14の上方に昇降可能に装着
されている。23は前述した整列装ff1Q上に縦列配
置されたセラミックス片3群を平盤部14に押出し移動
し、シャッター装置21に当接させるフ゛ツシャー装置
である。
前述したようにプッシャー装置23で押出されるセラミ
ックス片群は粘着テープ1の粘着面上を移動することに
なるが、各セラミックス片3は垂直方向への加圧、即ち
押圧しない限りスムーズに移動する。4は前記シャッタ
ー装置21に並列配置された押圧装置であり、整列テー
ブル11に整列されたセラミックス片3を押圧し、粘着
テープ1に貼着する。
次に前述した製造設備におけるセラミックスシートの製
造方法を、アルミナ系セラミックス片(10aaX10
mの正方形)を、輻500+m*の粘着テープに貼着す
る実施例に基づいて説明する。
尚、本実施例のセラミックス片は裏面にメタライズ層が
形成されており、而してこのセラミックス片の表面側、
即ちセラミックス露出面側に粘着テープを貼着するもの
である。
さて前記メタライズ層が形成されたセラミックス片3は
、第3図において供給装置17に挿入されており、該供
給装置1f17を駆動することによってその出口に設け
られた整列供出口18で一列に整列して整列装置19に
供出される。
本実施例では前述したようにメタライズ層が形成された
裏面を上側にして整列させる必要がある。
アルミナ系セラミックス片はそれ自体白色を呈しており
、メタライズ層は黒色となり、反射率に明瞭な差がある
従って本実施例では第5図(a)及び(b)に示すよう
に、整列供出口18に光検出装置25を設け、この光検
出装置25より発した光の反射光を光検出装置125で
検出して、前記反射率を監視するようにした。
この監視でセラミックス片3の裏面が下側になって供出
されたことが検出された場合には、光検出装置25の後
方に設けられた圧縮空気噴出口26から圧縮空気を噴出
して、供給装置17にそのセラミックス片3を落下させ
るように構成した。
尚、落下したセラミックス片3は前記パーツフィーダー
17aの振動により、パーツフィーダー17aの中央部
に回収された後再び供給される。
而して裏面が上側になったセラミックス片3のみが、整
列装置19に供給される。1回の供出量は50個(50
0閣/10胴)であり、第5図(b)に示すカウンター
27で前記50個の供出が確認されたら供出装置17の
駆動を停止する。
整列装置19に供出された50個のセラミックス片3は
整列装置19のコンベア動作により、セラミックス停止
部材20に順次押付けられ、密着整列される。次に粘着
テープ1が、その粘着面laを上にして配設された平盤
14上にシャッター装置21を下降させた後、ブツシャ
−装置23により前記密着整列した50個のセラミック
ス片3をシャッター装置21に当接させる。これによっ
てセラミックス片3は平1114の粘着テープ1に直線
状に整列される。
次に粘着テープ送出方法について、第6図に基づいて説
明する。
第6図は送出装置12の一実施例を示す断面構造図であ
る。本実施例における送出装置12は、前後進可能でフ
ラットな平面を有する送りテーブル12aと、この送り
テーブル12aに向かって昇降する押圧固定装置12b
、送りテーブル12aを前後進させる駆動装置12dと
から構成され、送りテーブル12aは、駆動装置12d
を作動させることにより設定範囲で前進あるいは後進す
る。
押圧固定装置12bは前記シャッター装置21と平行し
て送りテーブル12aに立脚したテーブルフレーム12
eに固着されている。
而して粘着テープlをその粘着面1aが上向きとなるよ
うに送りテーブル12aに供給し、第6図(a)に示す
ようにダミー板5aを載置した後、押圧袋M4で押圧固
定する。
次いで送りテーブル12a上にシャッター装置21を下
降させ、ブツシャ−装置23により前述したセラミック
ス片3をシャッター装置21に当接させた後、押圧固定
装置12bを下降させて送りテーブル12aに粘着テー
プlとセラミックス片3を圧着する。
その状態で前記押圧装置4を解放し、駆動装置12dを
作動させて送りテーブル12aを前方へ1OffIIa
(セラミックス片3の幅に等しい距離)動かす。この前
進が終わったら再度押圧袋f4で粘着テープlを押圧固
定し、押圧固定装置12bを解放した後送りテーブル1
2aを元の位置まで後進させ、前記セラミックス片3の
送給、整列操作を操り返す。
尚、2列目以降の整列操作において、シャッター装置2
1を下降せず、前列のセラミックス片3群をシャッター
装置21の代用として用いることも可能である。
また押圧固定装置12b及び押圧装置4の先端に設けら
れる押付板12c、押ローラ4b等は、セラミックス列
の長さ方向全面に均一に押圧させるために、テフロンま
たはゴム等で構成することが好ましい。
以上のようにしてセラミックス片3は粘着テープl上に
整列配置され、押圧固定装置12b及び押圧装置4で押
圧されて粘着テープ1に貼着される。
本実施例においては押圧固定装置12bによって、セラ
ミックス片3を粘着テープ1に押圧し、この押圧操作で
貼着するよう構成したが、押圧固定装置12bでは粘着
テープ1を引き出せる程度の押圧力とし、押圧装置4で
最終的な貼着のための押圧操作を行わせるようにしても
よい。
しかしながら本発明者らの経験では、押圧固定装置12
bで最終的な貼着を行わせることが、前述したようにシ
ャッター装置21の作動回数を凍らすことができ、効果
的であった。
而してこのような実施例において押圧固定装置12bは
、本発明で称する押圧装置と、粘着テープ1の送出装置
との双方の機能を発揮することになる。
さて以上のようにして粘着テープ1を送給しつつセラミ
ックス片3を列単位で順次貼着することにより、セラミ
ックスシートが製造されていく。
このセラミックスシートは所定の長さに裁断され、製品
としてのセラミックスシート5となる。
第7図は前記セラミックスシートの裁断機構の一例を示
したものである。
本実施例における裁断装置l!!13は回転式の刃先1
3aと、この刃先13aを整列テーブル11の幅方向に
移動せしめる駆動袋213bとから構成されている。
駆動装置13bは前記刃先13aを軸支する軸受13b
l、軸13a+を介して刃先13aに連結されたピニオ
ン13b2 ピニオン13 bzに歯合し、整列テーブ
ル11先端下方の幅方向に沿って配設されたラック13
b、 ラック13 bsに平行して配設され、前記刃先
13aの軸13aに連結されたシリンダー装置13b4
とから構成されている。
而して刃先13aはシリンダー装置13b4を往復動さ
せることにより、整列テーブル11の幅方向に往復移動
し、これに伴いラック13b3とピニオン13bzの歯
合作用により回転する。
刃先13aは整列テーブル11面上に設定量突出するよ
う配置されており、前記回転しつつ往復移動することに
より粘着テープ1を裁断する。尚、刃先13aを回転さ
せないで裁断する手段もあるが、このような手段では粘
着テープの接着成分が刀先13aに付着して、著しく裁
断能力を低下させ、本発明者らの経験では2回程度の裁
断で使用不能となった。
これに対し前述のように刃先13aを回転させることに
より200回程の裁断が可能となった。
さらに第7図(b)及び(C)に示すように、回転する
刃先13aに接するフェルト製のクリーナ13 bsを
取付け、機械油で湿潤させて使用したところ、刃先寿命
は数100〜1000回まで延長し、刃先交換清掃頻度
を激減させることが可能となった。
さて前記操作により連続して送り出されるセラミックス
列は50列で一旦停止しくシート長50Qmm/10m
m=50列)、シャッター装置21を下降させ、最後列
のセラミックス片3との間に隙間(第7図(a)におけ
る21a)を形成した後、再び前述の連続的な送出し操
作を繰り返す(前述したように前列のセラミックス片3
群をジッター装置21の代用として用いた場合、シャッ
ター装置21を下降させることのみで、°幅方向停止面
22の厚みが自動的に前記隙間21aを形成する)。
前記隙間21aが粘着シート1の裁断化としての機能を
発揮するが、この隙間21aが前述した裁断装置13の
部位まで縮まらないよう、例えば引張りコンベア28を
常時回転させ、粘着テープ1に先端方向の引張力を付与
することが効果的な手段である。
そして前記隙間21aが裁断装置13の直上に来るタン
ミングを第7図(b)示す隙間検出装置29により検出
した後、送出装置にも一旦停止し、前述した粘着シー)
1の裁断を行なうことによって500mmX500mm
のセラミックスシート製造が完了する。
(発明の効果) 本発明により、非効率でかつ能力的に不安定な従来のセ
ラミックスシート生産方法にとってわかり、効率的でか
つ安定した生産能力を発揮するセラミックスシートの供
給が可能となった。例えばその効果は、従来量も困難で
あった1 0mmX I O閣すイズのセラミックス片
を用いた5 00 ram X 500sサイズのセラ
ミックスシート製造において、前記第1O図に示す従来
法では2人の作業者で平均240m1n/m”程度であ
ったのに対し、本発明による設備を用いた場合、作業者
は数台の設備を1人で操作することができ、しかも1台
当たりの能力も80 win/m”と高速で製造するこ
とが可能となり、その生産能力を飛曜的に向上させるこ
とができた。
また唯一人力を要していた刃先の交換作業についても、
実施例に示す第7図Cの構造を採用することにより殆ど
不要となり、はぼ無人生産が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な構成を示す構造図、第2図は
セラミックスシートの一例を示す斜視図、第3図は本発
明に基づく製造設備の一例を示す平面図、第4図は第3
図の断面構造図、第5図は本発明に基づくセラミックス
片供給装置の一実施例を示すもので、第5図(a)は平
面図、第5図(b)は第5図(a)のA−A断面図、第
5図(C)はセラミックス片の整列供出部の部分構造図
、第5図(d)は第5図(c)のB−B断面図、第6図
は本発明に基づく送出装置の一実施例を示す断面構造図
であり、第6図(a)は粘着テープ送出し開始時の、第
6図(b)は通常操作時の断面構造図、第7図は本発明
に基づくセラミックスシートの裁断機構の一実施例を示
したもので、第7図(a)は断面構造図、第7図(b)
は第7図(a)のC−C断面図、第7図(c)は刃先部
の部分平面図、第8図a、bは六角形セラミックス片の
整列状態の一例を示す平面図、第9図は六角形セラミッ
クス片の整列修正操作の一例を示すもので、第9図(a
)は整列修正装置の構造図、第9図(b)〜(d)は修
正操作要領図、第10図a、b、c、dは従来における
セラミックスシートの一般的な製造法の一例を示す構造
図、第11図は本発明に至る過程で開発した貼付は装置
の一例を示す構造図、第12図はセラミックスシートの
池の例を示す斜視図である。 1:シート部材(粘着テ 1a:粘着面1a−ブ) 2:平板        3:セラミックス片3a:セ
ラミックス片裏 3b=六角形セラミン面      
      クス片 4:押圧装置      4a:押板 4b:押ローラ     5:セラミックスシート 7:シート部材 9:供給装置 lO:切断装置 8:定盤 9a:ピンチローラ 6:当て金 11:整列テーブル 12a:送りテーブル 12C;押付板 12e:テーブルフレー ム 13a:刃先 14:押圧平盤部 16:ガイドローラ 18:整列供出口 19a:l@送ベルト 21:シャッター装置 22:幅方向停止面 25:光検出装置 27:カウンター 29:隙間検出装置 30a:回動軸 12:粘着テープ送出装 置 12b:押圧固定装置 12d:駆動装置 13:裁断装置 13b:駆動装置 15:巻取りドラム 17:セラミツクス片供 給装置 19:セラミックス片整 列装置 20:セラミックス月俸 止部材 21a:シャック−隙間 23;ブ・ンシャー装置 26:圧縮空気噴出口 28:引っ張りコンベア 30:整列修正装置 30b:回動アーム 0c 0e :停止ピン :リンクa構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定広さのシート部材に任意数のセラミックス片を
    縦横方向に密に貼着するセラミックスシートの製造方法
    において、前記シート部材を片面粘着テープで構成する
    と共に、前記粘着テープをその粘着面を上にして平板上
    に配設し、前記粘着面上にセラミックス片を整列配置し
    た後、セラミックス片の非粘着裏面側より設定圧で押圧
    し貼着することを特徴とするセラミックスシートの製造
    方法。 2 先端に裁断装置を備えると共に押付け平盤部を有す
    るセラミックス片整列テーブルと、前記平盤部で粘着面
    が上向きになるよう前記整列テーブルの後端下方より連
    続的に送給される設定幅の粘着テープと、前記平盤部に
    配置され、前記粘着テープを圧着送給する粘着テープ送
    出装置と、出口に整列供出口を有するセラミックス片供
    給装置と、前記整列テーブルの平盤部に略直交して配設
    され、終端部にセラミックス片停止部材を有すると共に
    、前記供給装置から供給される設定量のセラミックス片
    を前記平盤部側方に縦列配置せしめるセラミックス片整
    列装置と、前記平盤部の上方に昇降可能に装着された幅
    方向停止面を有するシャッター装置と、前記整列装置上
    に縦列配置されたセラミックス片群を前記平盤部に押出
    移動し、前記シャッター装置に当接させるプッシャー装
    置と、前記シャッター装置に並列配置され、前記整列テ
    ーブルに整列されたセラミックス片群を押圧する押圧装
    置とから構成されたことを特徴とするセラミックスシー
    トの製造設備。
JP23623988A 1988-09-22 1988-09-22 セラミックスシートの製造方法及びその製造設備 Pending JPH0286410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018149797A (ja) * 2017-01-25 2018-09-27 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 複合的なシム調整

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