JP2977471B2 - ウエハのアラインメントマークの配置方法 - Google Patents

ウエハのアラインメントマークの配置方法

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JP2977471B2 JP7240564A JP24056495A JP2977471B2 JP 2977471 B2 JP2977471 B2 JP 2977471B2 JP 7240564 A JP7240564 A JP 7240564A JP 24056495 A JP24056495 A JP 24056495A JP 2977471 B2 JP2977471 B2 JP 2977471B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、順次投影露光装置
(以下、ステッパーという)を用いてウエハ上の感光性
有機膜へ順次露光し、ウエハの全面にマスクのパターン
を等倍で転写する場合のウエハのアラインメントマーク
の配置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)、図4(b)は、従来のステ
ッパーにおけるマスクとウエハの露光領域の位置関係を
示す説明図である。図4(a)、図4(b)において、
30はマスク、31はウエハ、32はウエハ31の露光
領域、33はウエハ31の露光領域32ごとに設けられ
る十字形のアラインメントマークである。露光領域32
の中心線34は点線で示してあり、アラインメントマー
ク33は中心線34の両側の対称の位置に形成してあ
る。
【0003】この図では、3層分のアラインメントマー
ク33が形成されており、中心線34に最も近い位置か
ら遠ざかるにつれて、第1層用のマーク331、第2層
用のマーク332、第3層用のマーク333が配置され
る。各層用のマーク33と対応する層のマスク30のア
ラインメントマーク35の位置を一致させることによ
り、マスク30と露光領域32の正確な位置合わせが行
われる。そして、各層のマスク30のパターンが露光領
域32に等倍で転写される。このマスク30は、例えば
第1層用はトランジスタのコレクタ領域を形成するため
のパターン、第2層用はベースを形成するパターン、第
3層用はエミッタを形成するパターンというようにウエ
ハに形成される領域を規定するパターンが形成されてい
る。
【0004】図4(a)は、ウエハ31の2層用のマー
ク332と対応するマスク30のマーク35の位置が点
線で示すように一致し、露光領域32とマスク30の正
常な位置合わせが完了している状態を示している。図4
(b)は、2層用のマスク30と露光領域32の位置合
わせが正常な位置からずれている状態を示している。す
なわち、右側ではマスク30のマーク35は露光領域3
2の3層用のマーク333と一致し、左側では一層用の
マーク331と一致している。図4(b)は正常な位置
合わせではないから、露光領域32に正常な2層用のパ
ターンの転写ができない。マスク30の一対のマーク3
5と露光領域32の一対のマーク、つまり左側のマーク
331と右側のマーク333の位置が一致しているの
で、ステッパーでは誤った判断によりこのような位置合
わせが行われる。従来のウエハ31では、複数層分のマ
ーク33が連続して並ぶことによりこのような誤った判
断がステッパーにより行われると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、マス
クとウエハの露光領域の位置合わせが常に正常に行われ
るようにしたウエハのアラインメントマークの配置方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のウエハのアライ
ンメントマークの配置方法は、ウエハの露光領域の中心
線に対して、両側の対称の位置に各層のアラインメント
マークを形成してあり、該アラインメントマークは露光
領域の端で中心線に対し直角方向に1列に並び、しかも
2層分が連続し、空領域を介して他の層の該マークが並
ぶように形成してあることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】位置合わせが正常でない場合に
は、マスクの一対のアラインメントマークの一つがウエ
ハのアラインメントマークの存在しない空領域の位置と
一致し、光学的に正常な位置として検出できないように
してある。
【0008】
【実施例】以下、本発明のウエハのアラインメントマー
クの配置方法の実施例を示す図1、図2を参照しながら
説明する。図1はウエハの露光領域を示す平面図、図2
はマスクの平面図である。図1において、1Aから5
A、1Bから5Bはウエハ15の露光領域7ごとに形成
されている十字形のアラインメントマークであり、1A
と1Bは第1層用、2Aと2Bは第2層用、3Aと3B
は第3層用、4Aと4Bは第4層用、5Aと5Bは第5
層用のマークである。
【0009】これらのマークは、露光領域7の端の領域
14に形成され、点線で示す露光領域7の中心線8に対
して直角方向に1列に並び、中心線8の両側の対称の位
置に各層のマークが形成されている。しかも、マークは
2層分が連続して並び、その連続する2層分のマークに
はマークの存在しない1つの空領域9が隣接する。空領
域9の幅Wはほぼ1層分のマークの形成される幅であ
る。連続するマークは、2層用と3層用、4層用と5層
用のマークである。露光領域7は、一点鎖線で囲まれた
領域と領域14からなり、その外側のウエハ15の領域
は別の露光領域である。L2は、中心線8から2層用の
マーク2A、2Bの中心までの長さを示している。
【0010】図2において、10はマスクであり、点線
で示す中心線11に対して対称な位置に一対のアライン
メントマーク2C、2Dを形成してある。このマスク1
0は、転写するパターンを形成する領域12、アライン
メントマークを形成する領域13からなり、領域13は
領域12の端に設けられる。領域13を除く領域12の
面積と、領域14を除く露光領域7の面積は同じであ
る。マスク10は、中心線11からマーク2C、2Dの
中心までの長さがL2であり、2層用のマスクである。
【0011】このように形成されたマスク10と露光領
域7の位置合わせは、マスク10のマーク2C、2Dと
露光領域7におけるマーク2A、2Bの位置を夫々一致
させることにより正常な位置合わせが行える。そして、
領域13のマーク2C、2Dと領域12に形成されたパ
ターンが夫々領域14と露光領域7に等倍で転写され
る。マスク10が右側に一つのマーク分だけずれて、マ
ーク2Cがマーク3Aに重なる場合、マーク2Dはマー
ク2Bとマーク1B間の空領域9に重なる。つまり、マ
ーク2Dは重なるべきマークが存在しない。
【0012】このようなずれた状態は、ステッパーが光
学的に正常とは認識しないので、位置合わせが行われる
ことはない。無論、左側にずれた場合でも、マスク10
のマーク2Cはマーク1Aとマーク2A間の空領域9に
重なり、重なるべきマークは存在しない。このように、
マスク10が正常な位置からずれた場合には、マスク1
0の片側のマークがウエハの空領域9に重なることによ
り、誤った位置合わせが光学的にわかるようにしてあ
り、常に正常な位置合わせが行われる。
【0013】図3は、ウエハのアラインメントマークの
他の実施例を示す平面図である。図3は、アラインメン
トマークが露光領域17ごとに6層分形成してある。露
光領域17の中心線18に対称に21Aと21B、22
Aと22B、23Aと23B、24Aと24B、25A
と25B、26Aと26Bの偶数層分のアラインメント
マークを形成してある。この場合も、2層分のアライン
メントマークが連続し、その両側に空領域29があるよ
うに配置されている。なお、空領域9、29の幅Wは、
ステッパーの検知精度の見地からアラインメントマーク
のその並ぶ方向に沿った最大長の0.5倍から1.5倍
が望ましい。この最大長は実施例では、アラインメント
マークの十字の水平方向の一辺の長さである。また、ア
ラインメントマークの形状は実施例では十字形であった
が、ステッパーの認識できる形状であれば他の形状でも
よい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明のウエハのアラ
インメントマークの配置方法は、ウエハの露光領域の中
心線に対して、両側の対称の位置に各層のアラインメン
トマークを形成してあり、該アラインメントマークは露
光領域の端で中心線に対し直角方向に1列に並び、しか
も2層分が連続し、空領域を介して他の層の該マークが
並ぶように形成してある。これにより、中心線に対して
左右にずれた状態でのマスクとウエハの露光領域の位置
合わせが行われなくなり、常に正常な位置合わせが行わ
れることにより、マスクのパターンのウエハ上への転写
が正確に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のウエハのアラインメントマークの配
置方法の実施例を示すウエハの平面図である。
【図2】 マスクの平面図である。
【図3】 本発明のウエハのアラインメントマークの配
置方法の他の実施例を示すウエハの平面図である。
【図4】 従来のアラインメントマークの配置方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1A〜5A、1B〜5B アラインメントマーク 7 露光領域 9 空領域 15 ウエハ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハの露光領域の中心線に対して、両
    側の対称の位置に各層のアラインメントマークを形成し
    てあり、該アラインメントマークは露光領域の端で中心
    線に対し直角方向に1列に並び、しかも2層分が連続
    し、空領域を介して他の層の該マークが並ぶように形成
    してあることを特徴とするウエハのアラインメントマー
    クの配置方法。
  2. 【請求項2】 空領域の幅は、アラインメントマークの
    並ぶ方向に沿った最大長の0.5〜1.5倍である請求
    項1のウエハのアラインメントマークの配置方法。
JP7240564A 1995-08-25 1995-08-25 ウエハのアラインメントマークの配置方法 Expired - Fee Related JP2977471B2 (ja)

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