JP2977101B2 - デカール装置 - Google Patents

デカール装置

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JP2977101B2
JP2977101B2 JP3148265A JP14826591A JP2977101B2 JP 2977101 B2 JP2977101 B2 JP 2977101B2 JP 3148265 A JP3148265 A JP 3148265A JP 14826591 A JP14826591 A JP 14826591A JP 2977101 B2 JP2977101 B2 JP 2977101B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやプリン
タなどの記録装置で用いるロール状記録紙のカールを矯
正する技術に係わり、特に、ロール状記録紙の残量に対
応して、矯正力を調整し、効率良くカールを矯正するの
に好適なデカール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ファクシミリやプリンタなどの記
録装置には、ロール状に巻かれた記録紙を用いるものが
ある。記録装置で印字され、搬出されたロール状記録紙
は、自動カッターや、手動により切り取られるが、巻き
ぐせ、すなわち、カールが付き、取扱いにくいものとな
っていまう。このようなロール状記録紙のカールを矯正
するための従来技術には、記録装置内部に、デカール装
置を設け、デカール装置に具備したローラやコロなど
で、ロール状記録紙のカール方向とは逆方向に、強制的
にカールを付けて矯正するものがある。一般に、ロール
状記録紙は、ロールの中心側に巻かれている部分では、
巻き径が小さく、外側に巻かれている部分に比べて、強
いカールが付いている。そのために、ロール状記録紙の
残量が減ってくると、カールがより強くなる。しかし、
上述のデカール装置は、矯正のための逆方向のカールを
付ける力が一定であり、ロール状記録紙の全体に渡り、
カールを適切に矯正することができなかった。また、記
録装置の待機状態では、デカール装置による矯正力は不
要であり、むしろ、デカール装置により、記録紙に余分
な癖を付けることは、記録紙の搬送上好ましくない。こ
のため、記録装置の待機状態では、デカール装置のロー
ラやコロなど、ロール状記録紙に当接して矯正力を与え
る当接部材を、記録紙に癖を付けない位置に戻す必要が
ある。しかし、当接部材を戻すために、ソレノイドなど
を利用すると、余分なスペースとコストが必要となる。
【0003】これらの改善策となるデカール装置に関す
る従来技術には、例えば、特開平2−147549号公
報に記載のものがある。この技術は、ロール状記録紙の
自重によりロール状記録紙に作用する張力と、滑りクラ
ッチなどの摩擦継手部材からの伝達動力との相互作用に
より、当接部材の位置を移動して、矯正力を変化させる
ものであり、ロール状記録紙の使用によるロール径の変
化に伴うカールの強さに対応して、適切な力で矯正する
ものである。さらに、この技術では、記録動作終了時に
おいて、プラテンローラなどの逆回転による記録紙の戻
し時のモータの駆動を、上述の滑りクラッチを介して利
用し、デカール装置のローラやコロなどの当接部材を戻
している。このことにより、スペースおよびコストの軽
減を図っている。
【0004】しかし、このデカール装置では、ロール状
記録紙の径が小さくなった時の効果が十分ではなく、か
つ、ローラやコロなどの当接部材を移動制御するため
に、複雑な構成の滑りクラッチや、この滑りクラッチへ
駆動手段からの動力を伝達するためのギア類などを用い
ており、複雑な機構となっている。そのために、記録装
置本体で、デカール装置が占めるスペースが大きくな
り、記録装置自体を十分に小型化できないという欠点を
有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のデカール装置では、ロール状記録紙の径が
小さくなった時のカール矯正効果が十分でない点と、構
造が複雑で、十分に小型化されていない点である。本発
明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、当接部材
の移動を簡素な構造で可能とし、かつ、ロール状記録紙
全体に渡り、十分なカールの矯正効果を発揮できるデカ
ール装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデカール装置は、(1)ロール状記録紙に
印字を行なう印字部と、ロール状記録紙搬送する搬送
駆動ローラとを有する記録装置に具備され、搬送駆動ロ
ーラによる搬送力およびロール状記録紙の重みで発生す
るロール状記録紙の張力と、摩擦継手手段を介して伝達
される押し上げ力との相互作用を利用して、ロール状記
録紙のカールを、ロール径の変化に対応した力で矯正す
るデカール装置において、搬送駆動ローラの軸にワンウ
ェイスプリングクラッチを介して取付けられ、記録装置
の印字動作時の搬送駆動ローラの順回転に伴い、ワンウ
ェイスプリングクラッチと搬送駆動ローラの軸との滑り
摩擦により回転移動して、ロール状記録紙に当接し、ロ
ール状記録紙にかかる張力とワンウェイスプリングクラ
ッチを介して伝達される回転移動力との相互作用によ
り、ロール状記録紙を押し上げる当接部材と、この当接
部材で押し上げられたロール状記録紙の上流部と下流部
とで、ロール状記録紙の当接部材による押し上げを抑え
る記録紙抑え手段とを設けるとともに、記録装置の印字
動作時の搬送駆動ローラの順回転に伴うワンウェイスプ
リングクラッチの搬送駆動ローラの軸との滑り摩擦によ
る回転力を当接手段に伝える順回転フック手段と、録装
置の印字動作終了時の搬送駆動ローラの逆回転に伴うワ
ンウェイスプリングクラッチの搬送駆動ローラの軸の締
め付けによる回転力を当接手段に伝える逆回転フック手
段とを、記録装置の印字動作終了時のワンウェイスプリ
ングクラッチの回転力が当接手段に伝わるのを遅延させ
るとともに当接手段の戻る距離を小さくするためのギャ
ップを空けて設けたことを特徴とする。 また、(2)搬送駆動ローラの軸に回転移動可能な構成
で直接取り付けられ、搬送駆動ローラの順回転に伴って
ワンウェイスプリングクラッチの作用によりロール状記
録紙を押し上げる当接手段と、該当接手段で押し上げら
れたロール状記録紙の上流部と下流部とで該ロール状記
録紙の当接手段による押し上げを抑える記録紙抑え手段
とを設けたことを特徴とする。 また、(3)上記(2) に記載のデカール装置におい
て、ロール状記録紙の重みによる張力の軽減変化に伴
い、記録紙抑え部材のロール状記録紙の上流側の抑え位
置を下げて、当接部材および記録紙抑え部材によるカー
ルの矯正力を強めるカール矯正補助部材を設けたことを
特徴とする。 また、(4)上記(2)または(3)記載のデカール装
置において、記録装置の印字動作時の搬送駆動ローラの
順回転に伴うワンウェイスプリングクラッチの搬送駆動
ローラの軸との滑り摩擦による回転力当接部材に伝え
る順回転フック部材と、記録装置の印字動作終了時の搬
送駆動ローラの逆回転に伴うワンウェイスプリングクラ
ッチの搬送駆動ローラの軸の締め付けによる回転力を当
接部材に伝える逆回転フック部材とを、記録装置の印字
動作終了時のワンウェイスプリングクラッチの回転力が
当接部材に伝わるのを遅延させるとともにこの当接部材
の戻る距離を小さくするためのギャップを空けて設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、デカール装置の当接部材
は、プラテンローラなどの搬送駆動ローラに、ワンウェ
イスプリングクラッチを介して取付けられており、その
移動のための動力に、搬送駆動ローラの回転力と、ワン
ウェイスプリングクラッチの滑り摩擦を利用している。
このことにより、デカール装置の構造が簡素化できる。
また、ロール状記録紙が残り少なくなり、張力が軽減す
れば、カール矯正補助部材が、ロール状記録紙の上流側
の抑え位置を下げ、当接部材によるカールの矯正力を強
める。このことにより、ロール状記録紙のロール径が極
めて小さくなっても、十分なカールの矯正を行なうこと
ができる。また、記録装置の印字動作終了時に当接部材
が戻る距離は、搬送駆動ローラの逆回転量よりも少なく
て済み、当接部材の移動のためのスペースを小さくする
ことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明を施したデカール装置の本発
明に係わる構成の第1の実施例を示す斜視図である。本
第1の実施例のデカール装置は、プラテンローラ1の軸
上に配置されたワンウェイスプリングクラッチ(以下、
SPクラッチと記載)2と、このSPクラッチ2とプラ
テンローラ1の軸との間で発生するトルクにより回転可
能なデカール用ブラケット3、および、このデカール用
ブラケット3とロール状記録紙5の間に配置されたデカ
ール用カバー4により構成されている。尚、プラテンロ
ーラ1は、ロール状記録紙5を搬送する搬送駆動ローラ
であり、ロール状記録紙5を、例えば、図示していない
印字部であるサーマルヘッドに押し当てながら搬送す
る。また、デカール用ブラケット3は、本発明の圧接部
材を構成し、先端部Aで、ロール状記録紙5を矢印B方
向に押し上げる。また、デカール用カバー4は、本発明
の記録紙抑え部材を構成し、デカール用ブラケット3で
押し上げられたロール状記録紙5を、進入口Cと搬出口
Dで抑える。この進入口Cと搬出口Dとの間で、ロール
状記録紙5は、デカール用ブラケット3の先端部Aによ
り、逆カール(以下、デカールと記載)が付けられ、カ
ールの矯正が行なわれる。さらに、デカール用ブラケッ
ト3には、順回転フック6と、逆回転フック7が設けら
れ、SPクラッチ2からの回転動力を得ている。このよ
うな構成により、本第1の実施例のデカール装置は、ロ
ール状記録紙5のカールを効果的に矯正する。以下、そ
の動作を、図2を用いて説明する。
【0009】図2は、図1におけるデカール装置の本発
明に係わるカール矯正状態の一実施例を示す側面図であ
る。図1で示したデカール装置と、プラテンローラ1に
より搬送されるロール状記録紙5に、印字を行なうサー
マルヘッド8とからなり、以下で説明する動作を行な
い、ロール状記録紙5のカールを矯正する。SPクラッ
チ2を介してデカール用ブラケット3が取付けられたプ
ラテンローラ1は、図示されない駆動機構により順方向
(矢印E)に回転し、ロール状記録紙5を、矢印F方向
へ搬送する。この時、ロール状記録紙5は、サーマルヘ
ッド8により印字される。SPクラッチ2は、プラテン
ローラ1が順回転(矢印E方向)すると、解放される
が、SPクラッチ2の内径は、プラテンローラ1の軸径
よりもわずかに小さいためにフリクションがあり、完全
に解放されず、SPクラッチ2にある一定の負荷が加わ
るまで、プラテンローラ1と連れ回りする。このように
して、プラテンローラ1とSPクラッチ2の間で発生す
るフリクションにより、プラテンローラ1が、矢印E方
向に順回転すると、SPクラッチ2も、同じ方向に回転
する。回転するSPクラッチ2の先端は、デカール用ブ
ラケット3の突起、すなわち、順回転フック6に当り、
デカール用ブラケット3を、矢印G方向(順回転)に移
動させる。順方向に回転したデカール用ブラケット3の
先端部Aは、ロール状記録紙5に当接し、さらに、Hの
力で押し上げる。そして、このデカール用ブラケット3
の先端部Aと、デカール用カバー4の進入口Cおよび搬
出口Dにより、ロール状記録紙5にデカールが付けら
れ、ロール状記録紙5のカールの矯正が行なわれる。
【0010】本実施例においては、ロール状記録紙5に
は、それ自体の自重とプラテンローラ1による搬送力に
より張力Tが発生しており、デカール用ブラケット3
は、SPクラッチ2のフリクションによる回転力と、張
力Tとのバランスが取れる位置まで移動している。この
時のバランスの取れる条件式は、 H=2Tcosθ である。Hが一定であれば、Tが大きくなるとθは小さ
くなる。θが小さい程、ロール状記録紙5は、より多く
押し上げられており、デカール量は大きくなる。Tの値
は、ロール状記録紙5の自重が最大(max)の時、T
maxとなり、ロール状記録紙5の自重が最小(min)
の時Tminとなる。デカール量は、デカール用ブラケッ
ト3の位置が、一番上まできた時に最大となり、この
時、θminとなる。また、デカール用ブラケット3が、
一番下(あくまでも、ロール状記録紙5を押しつけてい
る状態)の時に、θmaxとなる。この時の各々の力の釣
合は、以下のようになる。 Tmax×cosθmin=Tmin×cosθmax=H ・・・(1) この(1)式を満足し、かつ、デカール量が、ある目的
の量となるように、デカール用カバー4の記録紙接触部
分の形状を設定することにより、デカールを効果的に行
なうことができる。このようにして、本実施例のデカー
ル装置は、デカール用カバー4と、デカール用ブラケッ
ト3の間で、ロール状記録紙5の径の大小に対応してデ
カールを調整し、効率良くカールを矯正することができ
る。
【0011】次に、記録装置の記録動作の終了時におけ
るデカール装置の動作に関して、図3を用いて説明す
る。図3は、図1におけるデカール装置のカール矯正動
作終了時の状態を示す側面図である。図1、および、図
2で示したプラテンローラ1に設けたデカール装置でカ
ールを矯正され、かつ、サーマルヘッド8で印字された
ロール状記録紙5を切断する自動カッター9を新たに設
けた構成となっている。図3(a)と図3(c)は、デ
カール装置のカール矯正動作時の状態を示し、図3
(b)は、デカール装置のカール矯正動作終了時の状態
を示している。一般に、ロール状記録紙を用いる記録装
置には、図3(a)に示す自動カッター9、または、図
3(c)に示すマニュアルカッター10などの記録紙切
断用のカッターを設けてある。以下、図3(a)、
(b)を用いて、カール矯正動作時の説明を行なう。ロ
ール状記録紙5の切断位置Mから印字位置Nまでは、距
離Lがあり、印字終了後に、ロール状記録紙5の最終印
字部分が、切断位置Mを越えるまで搬送する。そして、
次の印字を行なう用意のために、ロール状記録紙5のカ
ットされた先端部分を、切断位置Mから印字位置Nまで
引き戻し、図3(b)に示す状態で待機する。この切断
位置Mから印字位置Nまで引き戻す時に、プラテンロー
ラ1は、逆方向に回転する。プラテンローラ1が逆回転
すると、SPクラッチ2は、締め付け方向となり、プラ
テンローラ1と共に逆回転する。この時、もし、SPク
ラッチ2と、デカール用ブラケット3とが、順回転フッ
ク6で固定してあれば、デカール用ブラケット3の回転
量は、プラテンローラ1およびSPクラッチ2の回転量
と同じで、大きくなり、図3(b)に示す位置を越えて
しまう。このような場合、デカール用ブラケット3の移
動に必要なスペースが大きくなってしまう。この問題を
解決するために、本実施例のデカール用ブラケット3に
は、逆回転時の動力伝達用の逆回転フック7を、順回転
フック6とは別に、かつ、順回転フック6から適当なギ
ャップKで隔てた位置に設けている。このギャップKの
値は、以下に示す方法で求める。自動カッター9による
記録紙の切断位置Mから、サーマルヘッド8による印字
位置Nまで、ロール状記録紙5を戻すために、プラテン
ローラ1が、γ回転する必要があり、また、デカール用
ブラケット3が、βしか回転できない場合(γ>β)に
は、必要なギャップの角度(この場合は、プラテンロー
ラ1の中心を中心とした角度で表すことになる)αは、 α>γ−β の関係を成り立たせる値であれば良い。このようにし
て、本実施例のデカール装置は、印字動作終了時の戻り
に必要なスペースを小さくしている。
【0012】図4は、図1におけるデカール装置を設け
たファクシミリの構成の一実施例を示す側断面図であ
る。ファクシミリ11は、SPクラッチ2を介して、プ
ラテンローラ1に取付けられ、デカール用ブラケット3
とデカール用カバー4からなるデカール装置を具備し、
かつ、通常のファクシミリ動作を行なうための様々な部
材により構成されている。すなわち、ファクシミリ11
の受信動作用として、ロール状記録紙5を格納する記録
紙ホルダー12、ロール状記録紙5に受信した印字情報
を印字するサーマルヘッド8、印字処理されたロール状
記録紙5をシート状に切断する自動カッター9、シート
状になった記録紙を排出する排出ローラ13と排出コロ
14を有し、また、ファクシミリ11の送信動作用とし
て、原稿31がセットされるガイド板15、セットされ
た複数枚の原稿31から一枚を分離して搬入する分離ロ
ーラ16と分離ゴム17、搬入された一枚の原稿31
を、一定の速度で搬送、搬出するプレッシャローラ1
8、プレッシャコロ19、排紙ローラ20、排紙コロ2
1、そして、一定の速度で搬送される原稿31から画像
情報を読み取るスキャナベース30、このスキャナベー
ス30を構成する、光を照射する光源22と、照射され
た原稿31の画像を反射させる第1ミラー23、第2ミ
ラー24、第3ミラー25と、反射されてきた原稿31
の画像を受光して電気信号に変換するCCD(Char
ge Coupled Device、電荷結合素子)
26とを有し、さらに、ファクシミリ11の全体動作を
制御するコントローラ27、操作者からの指示の入力や
ファクシミリ11の動作状態の表示を行なう操作部2
8、および、ファクシミリ11の外装を形成する外装カ
バー29を有する。このような構成により、ファクシミ
リ11は、原稿31の送信と、受信した印字情報のロー
ル状記録紙5への印字出力を行なう。この印字動作時
に、本発明であるデカール装置により、ロール状記録紙
5のカールが矯正される。そして、自動カッター9で切
断されて排出されたシート状の記録紙は、カールの矯正
された取扱いやすいものとなる。本実施例のデカール装
置は、位置の移動に必要な駆動力を、プラテンローラ1
から直接得ており、非常にコンパクトな構成となり、フ
ァクシミリ11の小型化を可能としている。
【0013】以上、図1〜図4で示したデカール装置に
おいては、本発明の圧接部材であるデカール用ブラケッ
ト3のロール状記録紙5を押し上げる部分(先端部
A)、および、本発明の記録紙抑え部材であるデカール
用カバー4のロール状記録紙5を抑える部分(進入口C
と搬出口D)は、それぞれの部材を折り曲げて変形させ
た部分を用いている。このことにより、コストダウンを
図ることができる。しかし、ロール状記録紙5が、これ
らの部分と接触しながら搬送されるために、特に、ロー
ル状記録紙5の印字面にダメージを与える危険性があ
る。このような問題に対処したデカール装置に関して、
以下に説明する。
【0014】図5は、本発明を施したデカール装置の本
発明に係わる構成の第2の実施例を示す側断面図であ
る。本第2の実施例のデカール装置は、ロール状記録紙
5をサーマルヘッダ8に押し付けながら搬送するプラテ
ンローラ1と、プラテンローラ1に取付けた図示されて
いない二つのSPクラッチ、もしくは、SPクラッチと
ニードルクラッチの組合せ機構などによりプラテンロー
ラ1の回転に伴い回転移動するデカール用ブラケット3
2、および、このデカール用ブラケット32で押された
ロール状記録紙5を、プラテンローラ1側とロール状記
録紙5を格納するホルダー33側のそれぞれで抑え込む
可動ローラ34と固定ローラ35により構成されてい
る。尚、デカール用ブラケット32は、本発明の圧接部
材を構成し、また、可動ローラ34と固定ローラ35
は、本発明の記録紙抑え部材を構成する。そして、デカ
ール用ブラケット32は、揺動ローラ36を具備し、こ
の揺動ローラ36でロール状記録紙5を押し上げる。ま
た、デカール用ブラケット32は、それぞれ異なる巻き
方向の二つのSPクラッチ、もしくは、SPクラッチと
ニードルクラッチとの組合せ機構などを用いて、プラテ
ンローラ1からの回転動力を伝達する。このことによ
り、順回転、および、逆回転のいずれの方向に対して
も、一定の負荷で、回転運動を停止させることができ
る。すなわち、順回転方向の場合は、ロール状記録紙5
の張力とのバランスで停止し、逆回転方向の場合は、ス
トッパーや他の部品の一部などに突き当たることで停止
する。このような構成の本第2の実施例のデカール装置
は、図中の揺動ローラ36と、可動ローラ34および固
定ローラ35とにより、以下に述べる動作で、ロール状
記録紙5のカールを矯正する。揺動ローラ36は、デカ
ール用ブラケット32に、回転可能な状態で取付けられ
ている。そして、デカール用ブラケット32は、プラテ
ンローラ1の軸に、回転可能な状態で付けられている。
かつ、図示していないSPクラッチが、プラテンローラ
1の軸上に差し込まれており、プラテンローラ1が、図
示していないモータの駆動により回転すると、一定の力
で、デカール用ブラケット32を押し上げる。すなわ
ち、最初のデカール用ブラケット32、および、揺動ロ
ーラ36の位置は、破線で示す位置にあるが、プラテン
ローラ1の右回りの回転(順回転)により、押し上げら
れて、図中の実線で示す位置に到達する。図中、実線の
位置で、ロール状記録紙5とホルダ33との摩擦力(張
力)Tと、SPクラッチによる押し上げ力Hとが釣り合
う。この釣り合う位置は、押し上げ力Hが一定であるの
に対して、摩擦力Tが、ロール状記録紙5の重さにより
変化するために変動する。すなわち、ロール状記録紙5
が大きくて重い時には、デカール用ブラケット32が低
い位置で釣り合い、ロール状記録紙5が小さくて軽い時
には、デカール用ブラケット32が高い位置で釣り合
う。この釣り合う位置の変動により、ロール状記録紙5
のカール除去効果も変動する。すなわち、ロール状記録
紙5のロールの径が大きい時は、効果が少なく、ロール
の径が小さい時は、効果が大きい。ここで、ロール状記
録紙5のカール量は、ロール径が大きい時は小さく、ロ
ール径が小さい時は大きいので、釣り合う位置の変動に
よる効果の変化は、ロールの量に対応して働く。このよ
うにして、本第2の実施例のデカール装置では、簡素な
構造で、デカール用ブラケット32を移動し、ロール状
記録紙5の残量に応じて矯正力を変化させ、適切なカー
ルの矯正を行なうことができる。また、ロール状記録紙
5に接触する部分にローラを用いることにより、ロール
状記録紙5の破損を回避することができる。
【0015】しかし、ロールの径が、例えば、35mm
以下になった時には、ロール状記録紙5のカール量が大
きすぎて、図5に示したデカール装置の機構だけでは、
カールを十分に矯正することができない場合がある。こ
のような問題に対処するために、以下の図6で示すよう
に、可動ローラ34を、ロール状記録紙の残量の変化に
あわせて移動するカール矯正補助部材を設ける。図6
は、本発明のカール矯正補助部材の本発明に係わる構成
の一実施例の詳細を示す斜視図である。本発明のカール
矯正補助部材は、押し上げられたロール状記録紙を、ホ
ルダー側で抑える可動ローラ34と、可動ローラ34を
支える支え板(前)37、38と、支え板(後)39、
40、そして、スプリング41により構成されている。
支え板(前)37、38、および、支え板(後)39、
40のそれぞれには、曲げが付いており、そこに、スプ
リング41を掛けるようになっている。支え板(前)3
7と支え板(前)38、および、支え板(後)39と支
え板(後)40は、それぞれ止め軸42で止められ、支
え板(前)37は支え板(前)38に対して、また、支
え板(後)39は支え板(後)40に対して揺動可能で
ある。しかし、支え板(前)38と支え板(後)40に
は、それぞれ、曲げ部43、44が設けてあり、支え板
(前)37と支え板(後)39の揺動は、ここが上限と
なる。また、支え板(前)38と支え板(後)40は、
止め軸47で、図示されない支持台などに、揺動可能な
状態で取付けられている。さらに、支え板(前)38と
支え板(後)40には、曲げ部45、46が設けてあ
り、この部分に、例えば、図5に示したデカール用ブラ
ケット32の揺動ローラ36が当接し、支え板(前)3
8と支え板(後)40は、揺動ローラ36の矯正力Hで
押し上げられる。この揺動ローラ36の押し上げと、ス
プリング41の引っ張り力により、支え板(前)37と
支え板(後)39、および、可動ローラ34が、矢印P
方向に下降する。以下、図5の揺動ローラ36の押し上
げによる支え板(前)37、38、および、可動ローラ
34の動きを、図7を用いて説明する。
【0016】図7は、図6におけるカール矯正補助部材
の本発明に係わる動作状態の一実施例を示す側面図であ
る。図7(a)において、支え板(前)38の曲げ部4
5に、図5の揺動ローラ36からの力(H)が加わる
と、支え板(前)37と支え板(前)38は、支え軸4
2を中心に、図7(b)に示す状態で折れ曲がる。この
ことにより、可動ローラ34と図5の揺動ローラ36で
形成される角度、すなわち、ロール状記録紙の曲げられ
る角度が鋭角になる。従って、ロール状記録紙のカール
量が大きくても、十分に、カールを矯正することができ
る。尚、図7(c)に示すように、曲げ部43の代わり
に、ピン48を設けても良い。また、必ずしも、スプリ
ング41を必要とせず、その場合は、支え板(前)37
と支え板(前)38などのスプリング41を掛ける曲げ
部なども不要であり、本発明のカール矯正補助部材の形
状は、図6および図7で示したものに限るものではな
い。また、可動ローラ34を単体で構成し、スプリング
などで下方向の力を付与しておくことにより、ロール状
記録紙の残量が減り、張力が軽減するのに伴い、ロール
状記録紙を下方に下げ、デカール装置への搬入角度を変
えて、可動ローラ34と図5の揺動ローラ36で形成さ
れるデカール用の角度を鋭角にする構成も可能である。
【0017】以上、図1〜図7を用いて説明したよう
に、本実施例のデカール装置は、プラテンローラから、
圧接部材の移動のための駆動力を得ており、非常に簡素
に構成でき、ファクシミリやプリンタなどの記録装置を
小型化することができる。また、ロール状記録紙の自重
の変化による張力の変化に対応して、ロール状記録紙の
デカール装置への進入角度を変えることができる。この
ことにより、ロール状記録紙のロール径が極めて小さく
なり、カール量が大きくなった場合にも、十分に矯正す
ることができる。尚、本第1および第2の実施例では、
デカール装置をプラテンローラ1に取る付けることによ
り、構造を簡素化しているが、本発明は、同様な機能を
有する搬送駆動ローラであれば、プラテンローラ1に限
るものではない。また、サーマルヘッドを用いた印字部
からなる記録装置を用いて説明したが、本発明は、例え
ば、インクジェットプリンタなどを印字部とする記録装
置などにも適用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、当接部材の移動機構が
簡素化され、小型化が可能となり、かつ、ロール径の極
めて小さなロール状記録紙のカールに対しても十分な矯
正効果を得ることができ、デカール装置を用いる記録装
置の小型化、および、性能の向上を可能とする。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施したデカール装置の本発明に係わる
構成の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるデカール装置の本発明に係わるカ
ール矯正状態の一実施例を示す側面図である。
【図3】図1におけるデカール装置のカール矯正動作の
終了時の状態を示す側面図である。
【図4】図1におけるデカール装置を設けたファクシミ
リの構成の一実施例を示す側断面図である。
【図5】本発明を施したデカール装置の本発明に係わる
構成の第2の実施例を示す側断面図である。
【図6】本発明のカール矯正補助部材の本発明に係わる
構成の一実施例の詳細を示す斜視図である。
【図7】図6におけるカール矯正補助部材の本発明に係
わる動作状態の一実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 プラテンローラ 2 SPクラッチ 3 デカール用ブラケット 4 デカール用カバー 5 ロール状記録紙 6 順回転フック 7 逆回転フック 8 サーマルヘッド 9 自動カッター 10 マニュアルカッター 11 ファクシミリ 12 記録紙ホルダー 13 排出ローラ 14 排出コロ 15 ガイド板 16 分離ローラ 17 分離ゴム 18 プレッシャローラ 19 プレッシャコロ 20 排紙ローラ 21 排紙コロ 22 光源 23 第1ミラー 24 第2ミラー 25 第3ミラー 26 CCD 27 コントローラ 28 操作部 29 外装カバー 30 スキャナベース 31 原稿 32 デカール用ブラケット 33 ホルダー 34 可動ローラ 35 固定ローラ 36 揺動ローラ 37、38 支える支え板(前) 39、40 支え板(後) 41 スプリング 42 止め軸 43〜46 曲げ部 47 止め軸 48 ピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 23/34 B41J 15/16 H04N 1/00 108

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状記録紙に印字を行なう印字手段
    と、上記ロール状記録紙を搬送する搬送駆動ローラとを
    有する記録装置に具備され、上記搬送駆動ローラによる
    搬送力および上記ロール状記録紙の重みで発生する該ロ
    ール状記録紙の張力と、摩擦継手手段を介して伝達され
    る押し上げ力との相互作用を利用して、上記ロール状記
    録紙のカールを、ロール径の変化に対応した力で矯正す
    るデカール装置において、上記搬送駆動ローラの軸にワ
    ンウェイスプリングクラッチを介して取付けられ、上記
    記録装置の印字動作時の上記搬送駆動ローラの順回転に
    伴い、該ワンウェイスプリングクラッチと上記搬送駆動
    ローラの軸との滑り摩擦により回転移動して、上記ロー
    ル状記録紙に当接し、該ロール状記録紙にかかる上記張
    力と上記ワンウェイスプリングクラッチを介して伝達さ
    れる回転移動力との相互作用により、上記ロール状記録
    紙を押し上げる当接手段と、該当接手段で押し上げられ
    た上記ロール状記録紙の上流部と下流部とで、該ロール
    状記録紙の上記当接手段による押し上げを抑える記録紙
    抑え手段とを設けるとともに、上記記録装置の印字動作
    時の上記搬送駆動ローラの順回転に伴う上記ワンウェイ
    スプリングクラッチの上記搬送駆動ローラの軸との滑り
    摩擦による回転力を上記当接手段に伝える順回転フック
    手段と、上記記録装置の印字動作終了時の上記搬送駆動
    ローラの逆回転に伴う上記ワンウェイスプリングクラッ
    チの該搬送駆動ローラの軸の締め付けによる回転力を上
    記当接手段に伝える逆回転フック手段とを、上記記録装
    置の印字動作終了時の上記ワンウェイスプリングクラッ
    チの回転力が上記当接手段に伝わるのを遅延させるとと
    もに該当接手段の戻る距離を小さくするためのギャップ
    を空けて設けたことを特徴とするデカール装置。
  2. 【請求項2】 ロール状記録紙に印字を行なう印字手段
    と、上記ロール状記録紙を搬送する搬送駆動ローラとを
    有する記録装置に具備され、上記搬送駆動ローラによる
    搬送力および上記ローラ状記録紙の重みで発生する該ロ
    ーラ状記録紙の張力と、摩擦継手手段を介して伝達され
    る押し上げ力との相互作用を利用して、上記ロール状記
    録紙のカールを、ロール径の変化に対応した力で矯正す
    るデカール装置において、上記搬送駆動ローラの軸に回
    転移動可能な構成で直接取り付けられ、搬送駆動ローラ
    の順回転に伴ってワンウェイスプリングクラッチの作用
    によりロール状記録紙を押し上げる当接手段と、該当接
    手段で押し上げられたロール状記録紙の上流部と下流部
    とで、該ロール状記録紙の当接手段による押し上げを抑
    える記録紙抑え手段とを設けたことを特徴とするデカー
    ル装置。
  3. 【請求項3】 請求項に記載のデカール装置におい
    て、上記ロール状記録紙の重みによる張力の軽減変化に
    伴い、上記記録紙抑え手段の上記ロール状記録紙の上流
    側の抑え位置を下げて、上記当接手段および上記記録紙
    抑え手段によるカールの矯正力を強めるカール矯正補助
    手段を設けたことを特徴とするデカール装置。
  4. 【請求項4】 請求項もしくは請求項のいずれかに
    記載のデカール装置において、上記記録装置の印字動作
    時の上記搬送駆動ローラの順回転に伴う上記ワンウェイ
    スプリングクラッチの上記搬送駆動ローラの軸との滑り
    摩擦による回転力上記当接手段に伝える順回転フック
    手段と、上記記録装置の印字動作終了時の上記搬送駆動
    ローラの逆回転に伴う上記ワンウェイスプリングクラッ
    チの該搬送駆動ローラの軸の締め付けによる回転力を上
    記当接手段に伝える逆回転フック手段とを、上記記録装
    置の印字動作終了時の上記ワンウェイスプリングクラッ
    チの回転力が上記当接手段に伝わるのを遅延させるとと
    もに該当接手段の戻る距離を小さくするためのギャップ
    を空けて設けたことを特徴とするデカール装置。
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