JP2975482B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP2975482B2
JP2975482B2 JP4162817A JP16281792A JP2975482B2 JP 2975482 B2 JP2975482 B2 JP 2975482B2 JP 4162817 A JP4162817 A JP 4162817A JP 16281792 A JP16281792 A JP 16281792A JP 2975482 B2 JP2975482 B2 JP 2975482B2
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programmable controller
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智浩 小島
良一 内山
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラマブルコントロ
ーラに係り、特に、被制御対象から取り込む種々の入力
の電流レベルが複数存在する現場に設置するのに好適な
プログラマブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラは、近年で
は様々な機器を制御するのに用いられる様になってきて
いる。また、従来の様に、単にスイッチのオンオフ情報
のみを取り込み、シーケンス制御をするだけではなく、
各種センサの検出したアナログデータを取り込んで数値
演算を行うようになってきている。
【0003】しかるに、従来のプログラマブルコントロ
ーラは、その入力回路が、例えば日立プログラマブルコ
ントローラシステムHIZAC D-28/D-40/D-64 アプ
リケーションマニュアル(1982年11月印刷(再
版)Printed in Japan YF-TH(HT))の第6頁の表1.3
『入力仕様表』にあるように、入力電流DC7mA/点
と、1種類の入力電流仕様に固定している。このため、
従来のプログラマブルコントローラを使用するときに、
設置する現場の入力電流がマニュアルの入力仕様と異な
る場合、外部付加回路を必要としている。
【0004】図9は、プログラマブルコントローラの一
般的構成図である。入力回路50は、入力端子50a,
50b間に接続されたスイッチのオンオフ情報を電気信
号として取り込み、これを光信号に変換してアイソレー
ションを図った後に再び電気信号に変換して制御部10
0に送出する。制御部100は、この入力信号に基づ
き、プログラム装置101でプログラムされシーケンス
プログラム記憶部102に記憶されていたユーザプログ
ラムに従って制御信号を生成し、出力部103を介して
被制御対象の負荷104に指令を送出する。
【0005】ここで、上記した様に、従来のプログラマ
ブルコントローラは入力電流仕様が1種類のため、図1
0に示す様に、この仕様に合わない電流値を使用する場
合には、入力端子50a,50b間に接続する入力機器
としてのスイッチ1に外部付加回路として電源2を接続
し、入力回路50が入力信号を検出するのに十分な電流
を確保するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、近年
ではプログラマブルコントローラは様々な場所に設置さ
れ、入力信号の取り込みに使用するスイッチやセンサ類
の電流仕様は様々である。しかし、従来のプログラマブ
ルコントローラの入力電流仕様は1仕様のため、図9に
示す様に、外部付加回路を入力対応に設ける必要が生
じ、ユーザの負担が大きくなるという問題が生じてい
る。また、センサとして、動作電流の小さいTTLやC
−MOS等を使用することができず、センサが制限され
てしまうという問題もある。また、センサやスイッチ等
の入力機器を別の仕様の入力機器に変更した場合、それ
に付随する外部付加回路も変更しなければならず、面倒
であるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、動作電流が小さいセンサ
でも入力機器として使用することができ、しかも多種類
の入力電流レベルに容易に対処することのできるプログ
ラマブルコントローラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、制御対象の
情報を取り込む入力機器に接続された入力回路と、この
入力回路から取り込んだ入力信号に基づいてシーケンス
プログラムを実行する制御部と、この制御部に接続され
上記シーケンスプログラム実行結果に基づいて制御対象
に制御指令を出力する出力部と、前記制御部に接続され
前記入力機器対応に当該入力機器に供給する電流値を記
憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶させる各電流値を
設定する電流値設定手段と、その入力が前記記憶手段に
接続され、その出力が前記入力機器に接続されて当該記
憶手段に記憶された各電流値の電流を生成し対応する入
力機器に供給する電流生成手段とを設けることで、達成
される。
【0009】
【作用】入力回路に接続されるセンサやスイッチ等の入
力機器が必要とする電流値が種々異なる場合、入力機器
対応にその電流値をプログラマブルコントローラ側で設
定し供給する構成のため、どのような仕様の入力機器で
も対処することができ、様々な現場に適用することが可
能となる。また、入力機器を別の入力機器に接続替えし
たときでも、容易に設定変更することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るプログラマブ
ルコントローラの構成を示すブロック図である。本実施
例に係る入力部50には、1入力毎に電流生成手段とし
ての可変電流生成部3が設けられている。図2に示すよ
うに、この可変電流生成部3で生成された電流が端子5
0aに印加され、この端子50aと他方の端子50bと
の間にはセンサやスイッチ等の入力機器1が接続され
る。入力機器を通して端子50bに流れてきた電流は入
力回路としての光カプラ4の発光ダイオード4aを通し
てアースに流れる。光カプラ4の受光トランジスタ4b
は発光ダイオード4aからの光を電気信号に変換し、入
力信号として制御部に送出する。
【0011】可変電流生成部3は、トランジスタ5と、
ベース抵抗7a,7b,7c,7dと、ラッチ回路8を
備えている。トランジスタ5はコレクタが電源+Vに接
続され、エミッタが端子50aに接続されている。トラ
ンジスタ5のベースには4つのベース抵抗7a,7b,
7c,7dが並列に接続されている。抵抗7aの抵抗値
をRとしたとき、抵抗7b,7c,7dの各抵抗値は、
夫々、R/2,R/4,R/8となっている。
【0012】ラッチ回路8は、本実施例では4ビットの
データをラッチするデータラッチ回路8であり、ラッチ
回路8の各ビットに対応する出力線が対応する4つのベ
ース抵抗7a〜7dに接続されている。ラッチ回路8は
データ線9を介してメモリ11に接続され、チップセレ
クト線10を介してアドレスデコーダ12に接続されて
いる。アドレスデコーダ12によりこのラッチ回路が選
択されると、メモリ11の4ビットデータがデータ線9
からこのラッチ回路8に供給される。そして、4ビット
のデータに、使用されるベース抵抗の組み合わせが決定
され、決定されたベース抵抗がベース電源に接続される
ようになっている。これにより、トランジスタ5のベー
ス電流Ibは、出力線の電圧をVとした場合、Ib=0か
らIb=15V/Rまで、電流値をV/Rきざみに15
段階(Ib=0を除く。)で可変にできることになる。
従って、トランジスタ5のコレクタ電流を、15段階に
設定できる。
【0013】図3は、入力数が16の入力回路の要部構
成図である。各入力対応に図2の構成を備える可変電流
生成部3の各ラッチ回路8は、メモリ11とはデータ線
9を介して、アドレスデコーダ12とはチップセレクト
線10を介して接続されている。
【0014】図4は、メモリ11と各ラッチ回路8との
接続概念図である。メモリ11には、各ラッチ回路8対
応の領域が設けられており、各領域に格納されている4
ビットデータが、データ線9を通して対応するデータラ
ッチ回路8に転送されるようになっている。
【0015】ユーザが入力回路50に接続する入力機器
を設定,変更する場合には、電流値設定手段としてのプ
ログラム装置101を通して、入力電流レベルをアナロ
グ数値で入力する。このアナログ数値は、図5に示すデ
ータ変換特性(例えば、ハードウェアによって決定され
る最大電流値が(1,1,1,1)に対応する。)によ
りシーケンサが内部で使用するデジタル値に変換され、
メモリ11中の当該入力回路対応の領域に4ビットデー
タとして格納される。入力機器の変更の場合は変更後の
入力電流レベルが同様にデジタル値に変換されて前のデ
ータに上書きされる。これにより、図6に示す様に、ソ
フトウェアデータとハードウェアデータとの対応がとら
れる。
【0016】斯かるプログラマブルコントローラを使用
する場合、制御部100からの指令により、アドレスデ
コーダ12がメモリ11に各入力端子対応のデータアド
レスを出力すると共に各データラッチ回路8にチップセ
レクタ信号を出力する。これにより、メモリ11の各領
域から読み出された各4ビットのデータが対応するデー
タラッチ回路8に転送され、夫々のベース抵抗が決定さ
れる。これにより、電流レベルの異なる入力機器1を1
つのプログラマブルコントローラに接続することが可能
となる。
【0017】上述した実施例では、4ビットのデータを
用いて16段階(実際には15段階)の電流レベルの設
定を可能にしている。16段階を越える種類の電流レベ
ルが必要な場合には、図7に示す様に、データラッチ回
路8と抵抗7の間に、電圧制御回路13を設けること
で、他の構成は変更せずに対処することができる。例え
ば、16×3種類の電流レベルが必要な場合には、電圧
制御回路13として、入力電圧Vに対して、これを分圧
しV/16として出力する回路と、そのままVとして出
力する回路と、昇圧して16Vとして出力する回路とを
用意すればよい。これらの各回路を1つの電圧制御回路
13としてまとめて用意しても、また、各回路を別々に
用意し各電流生成部3(図2)に適用することでもよ
い。このように、入力電圧Vに対して出力電圧を可変に
できる回路を用意することで、トランジスタ5のベース
電流Ibを、Ib=0〜15V/16までV/16きざ
み、Ib=0〜15V/Rまで15V/Rきざみ、Ib
=0〜240V/Rまで16V/Rきざみ、というよう
に、より広範囲、又はより微細に入力電流レベルを設定
することが可能となる。
【0018】図8は、本発明の第2実施例に係る可変電
流生成部の構成図である。本実施例の可変電流生成部
は、抵抗は用いずに、ベースバイアス電圧をOPアンプ
15によって変えるようになっている。データラッチ回
路8のデータは、A/D変換器14によってアナログ値
に変換され、OPアンプ15に印加され、トランジスタ
5のベースバイアス電圧が変化される。
【0019】図9は、本発明の第3実施例に係る可変電
流生成部の構成図である。本実施例では、4つの抵抗7
a,7b,7c,7dを、切替スイッチ16で切り替
え、トランジスタ5のベース電流を可変にするものであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、設置する現場で電流レ
ベルの異なる複数の入力機器が存在しても容易にソフト
ウェアのみによっても対処することができ、プログラマ
ブルコントローラの適用範囲が広がるという効果があ
る。また、装置構成が安価にできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプログラマブルコント
ローラの全体構成図である。
【図2】本実施例のプログラマブルコントローラの入力
回路1入力の要部構成図である。
【図3】入力数が16のプログラマブルコントローラの
要部構成図である。
【図4】メモリとデータラッチ回路のデータ転送説明図
である。
【図5】データ変換特性図である。
【図6】ソフトウェアデータとハードウェアデータの変
換説明図である。
【図7】電圧制御回路を設ける実施例の要部構成図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例に係る可変電流生成部の構
成図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る可変電流生成部の構
成図である。
【図10】従来の入力機器の接続図である。
【符号の説明】
1…入力機器、3…電流生成手段、4…入力回路、5…
トランジスタ、7a〜7d…抵抗、8…データラッチ回
路、9…データ線、10…チップセレクト線、11…記
憶手段、12…アドレスデコーダ、50…入力部、50
a,50b…入力端子、100…制御部、101…電流
値設定手段、103…出力部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の情報を取り込む入力機器に接
    続された入力回路と、この入力回路から取り込んだ入力
    信号に基づいてシーケンスプログラムを実行する制御部
    と、この制御部に接続され上記シーケンスプログラム実
    行結果に基づいて制御対象に制御指令を出力する出力部
    と、前記制御部に接続され前記入力機器対応に当該入力
    機器に供給する電流値を記憶する記憶手段と、該記憶手
    段に記憶させる各電流値を設定する電流値設定手段と、
    その入力が前記記憶手段に接続され、その出力が前記入
    力機器に接続されて当該記憶手段に記憶された各電流値
    の電流を生成し対応する入力機器に供給する電流生成手
    段とを備えることを特徴とするプログラマブルコントロ
    ーラ。
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