JPH08233913A - テスト回路 - Google Patents

テスト回路

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JPH08233913A
JPH08233913A JP7040218A JP4021895A JPH08233913A JP H08233913 A JPH08233913 A JP H08233913A JP 7040218 A JP7040218 A JP 7040218A JP 4021895 A JP4021895 A JP 4021895A JP H08233913 A JPH08233913 A JP H08233913A
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circuit
under test
test
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JP7040218A
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Tadahiko Miura
忠彦 三浦
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ピン数を削減するために外付け部品を取り込ん
でもテスト信号出力端子や切換信号入力端子などを必要
とせず、ピン数の削減を図る。 【構成】通常使用時に一定電圧が出力されている端子を
有する半導体集積回路において、前述の端子が一時的に
高電位または低電位となったことを記憶保持する保持回
路と、保持回路の出力によって通常信号とテスト用信号
を切り換えるアナログスイッチを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテスト回路に関し、特に
半導体装置のテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術の例を図10に示す。図
10を参照すると、第1の従来のテスト回路201は、
入力が入力端子5に接続され出力が第1の外付け結合コ
ンデンサ接続端子33に接続された第1の被試験回路1
1と、入力が第2の外付けコンデンサ接続端子34に接
続され出力が出力端子6に接続された第2の被試験回路
12と、基準電流設定端子4に接続され被試験回路11
および12のそれぞれを動作させるための基準電流発生
回路7とから構成されている。この従来のテスト回路お
いては被試験回路11,12ともにその入力と出力は端
子に接続されており、テスト回路201を用いた試験は
容易に実施できるのは周知である。
【0003】しかし、図10に示す第1の従来のテスト
回路201は、外付け素子32が必要であり、最近では
外付け素子32をテスト回路201の内部に取り込むこ
とが要求されている。これは、外付け素子を削減するこ
とによってコストダウンを図り、同時にテスト回路20
1のピン数を削減し空いたピンを他の用途に用いたり、
より小型のパッケージにテスト回路201を収めること
で取付面積を削減したりするためである。
【0004】図11に外付け素子をテスト回路に取り込
んだ第2の従来技術の例を示す。図11を参照すると、
テスト回路202は、入力が入力端子5に接続され出力
が第2の被試験回路の入力に接続された第1の被試験回
路11と、出力が出力端子6に接続された第2の被試験
回路12と、第1の被試験回路11の出力をバッファ1
4を介して外部に出力するためのテスト信号出力端子3
5と基準電流設定端子4に接続され被試験回路11およ
び12のそれぞれを動作させるための基準電流発生回路
7とから構成されている。
【0005】この第2の従来のテスト回路においてはテ
スト信号出力端子35を設けるピンが必要となるため外
付け素子を内部に取り込む効果が半減してしまう。
【0006】図12にテスト信号出力端子を省略した第
3の従来技術のテスト回路を示す。図12のテスト回路
203は、入力が入力端子5に接続され出力がバッファ
14の入力に接続された第1の被試験回路11と、出力
がアナログスイッチ15に接続された第2の被試験回路
12と、バッファ14の出力と第2の被試験回路12の
出力のどちらか一方を選択して出力端子6に出力するた
めのアナログスイッチ15と、アナログスイッチ15を
切り換えるための切換信号入力端子36と、基準電流設
定端子4に接続され被試験回路11および12のそれぞ
れを動作させるための基準電流発生回路7とから構成さ
れている。
【0007】本従来例においては切換信号入力端子36
を設けるためのピンが必要となるため外付け素子を内部
に取り込む効果が半減してしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テスト回路(201〜203)は、ピン数を削減するた
めに外付け部品を取り込んでもテスト信号出力端子や切
換信号入力端子などの制御端子が必要となるためピン数
を削減できない問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のテスト回路は、
第1の入力信号を受ける第1の端子を介して前記第1の
入力信号を入力する第1の被試験回路と、この第1の被
試験回路の出力を受ける第2の被試験回路と、前記第1
および第2の被試験回路のそれぞれの動作状態を制御し
この制御状態を第2の端子を介して出力する動作状態制
御手段と、前記第1の被試験回路および前記第2の被試
験回路の出力のそれぞれのいずれか一方を選択するスイ
ッチ手段とを有するテスト回路において、前記第2の端
子を介して一時的に高電位または低電位なる制御信号を
記憶保持する記憶保持手段と、この記憶保持手段の第1
の出力により前記スイッチ手段を制御して前記第1の被
試験回路の出力または前記第2の被試験回路の出力を出
力して通常動作状態およびテスト動作状態のどちらか一
方を選択する構成である。
【0010】また、本発明の他のテスト回路は、第1の
入力信号を受ける第1の端子を介して前記第1の入力信
号を入力する第1の被試験回路と、この第1の被試験回
路の出力および前記第1の入力信号のいずれか一方を選
択するスイッチ手段と、このスイッチ手段の出力を受け
る第2の被試験回路と、前記第1および第2の被試験回
路のそれぞれの動作状態を制御しこの制御状態を第2の
端子を介して出力する動作状態制御手段とを有するテス
ト回路において、前記第2の端子を介して一時的に高電
位または低電位なる制御信号を記憶保持する記憶保持手
段と、この記憶保持手段の第1の出力により前記スイッ
チ手段を制御して前記第1の被試験回路の出力または前
記第2の被試験回路の出力を出力して通常動作状態およ
びテスト動作状態のどちらか一方を選択する構成であ
る。
【0011】また、本発明のテスト回路は、前記第1の
被試験回路の出力および前記動作状態制御手段の前記第
1および第2の被試験回路のそれぞれの動作を制御する
信号とは異なる制御信号のいずれか一方を選択する第2
のスイッチ手段を有し前記記憶保持手段の前記第1の出
力とは異なる第2の出力で前記第2のスイッチ手段を制
御する構成とすることもできる。
【0012】また、本発明のテスト回路の前記記憶保持
手段は、前記動作状態制御手段の出力レベルより高いし
きい値を有する論理回路を備える構成とすることもで
き、また本発明のテスト回路の前記記憶保持手段は、D
タイプフリップフロップまたはサイリスタを備える構成
とすることもできる。
【0013】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例のテスト回路の
構成図を示す。
【0014】この実施例のテスト回路101は、入力が
入力端子5に接続され出力がバッファ14の入力と第2
の被試験回路12の入力に接続された第1の被試験回路
11と、出力がアナログスイッチ15に接続された第2
の被試験回路12と、バッファ14の出力と第2の被試
験回路12の出力のどちらか一方を選択して出力端子6
に出力するためのアナログスイッチ15と、基準電流設
定端子4に接続され被試験回路を動作させるための基準
電流発生回路7とを有するのは第3の従来技術のテスト
回路と同一でその構成要素には同一参照符号が付してあ
る。
【0015】さらに本実施例のテスト回路101は、入
力が基準電流設定端子4に接続されスレッショルド電圧
を高く設定した入力バッファ8と、クロック入力がイン
バータ8の出力に接続されデータ入力が電源に接続され
たDタイプフリップフロップ9と、Dタイプフリップフ
ロップ9をリセットするリセット信号発生回路10とを
備える。
【0016】図2にこの実施例が備える基準電流発生回
路7とスレッショルド電圧を高く設定したインバータ8
の具体的な構成例を示す。基準電圧源22は、例えば、
バンドギャップ回路などで構成され、一般的にはVr=
1.2V程度の電圧を発生する。
【0017】図2を参照すると、基準電流発生回路7
は、基準電圧源22で発生した電圧がダイオード21を
介してNPNトランジスタ19のベースに印加される。
NPNトランジスタ19のコレクタはトランジスタ39
およびトランジスタ40およびトランジスタ41で構成
されるカレントミラー回路を介して被試験回路11およ
び12の基準電流を供給する。また、NPNトランジス
タ19のエミッタは基準電流設定端子4に接続されてい
る。したがって、基準電流設定端子4の電圧Vref
は、 となる。ただし、Vrは基準電圧源22の電圧で1.2
V程度となるのが一般的である。Vfはダイオード21
の順方向電圧、VbeはNPNトランジスタ19のベー
ス−エミッタ間電圧で、Vr、VbeともにPN接合で
あるのでVr≒Vbeとなる。
【0018】ダイオード21はNPNトランジスタ19
のVbeの温度特性を打ち消して基準電流設定端子4の
電圧の温度依存性をなくす。
【0019】基準電流設定端子4に外付け抵抗3を接続
すると、NPNトランジスタ19のエミッタから基準電
流設定端子4を介して抵抗3に電流が流れ、この電流が
NPNトランジスタ19のコレクタから各回路に供給さ
れる。この電流Irは、 Ir=Vr/R……(2) で与えられる。ここでRは外付け抵抗3の抵抗値であ
る。たとえばR=10KΩのとき、r=1.2V/10
KΩ=120μAとなる。
【0020】一方、基準電流設定端子4には入力スレッ
ショルド電圧を高く設定したインバータ8が接続されて
いる。図2に示すインバータ8を構成するNchMOS
トランジスタ24はソースとGND間にダイオード25
を備える。
【0021】これにより、NchMOSトランジスタ2
4は、 Von=Vtn+Vf……(3) で与えられる電圧Von以上の電圧でないと導通しな
い。ここで、VtnはNchMOSトランジスタのスレ
ッショルド電圧、Vfはダイオード25の順方向電圧で
ある。Vtn=1V、Vf=0.7VとするとVonは
1.7Vとなり、NPNトランジスタ19のエミッタ電
圧すなわち基準電流設定端子4の電圧Vrよりも高く、
NchMOSトランジスタ24はONしない。したがっ
て、このような状態ではインバータ8の出力はHレベル
となる。
【0022】次に、スイッチ37を介して基準電流設定
端子4が電圧Vccに接続された場合の基準電流発生回
路7の動作は、外付け抵抗3には電圧Vccが直接印加
されるためにVcc/R=500μAの電流が流れ、N
PNトランジスタ19はエミッタの電位(=Vcc)が
ベースの電位(=Vref+Vf)よりも高くなるため
カットオフし、NPNトランジスタ19のコレクタ電流
は0となる。また、インバータ8の入力はオン電圧Vo
nを超えるためNchMOSトランジスタ24が導通し
インバータ8の出力はLレベルとなる。
【0023】次に、図3を参照して本発明の第1の実施
例の動作を説明する。
【0024】まず、リセット信号発生回路10によって
Dタイプフリップフロップ9の出力QがリセットされL
レベルとなる。これにより試験されるテスト回路101
はテスト動作でない通常動作となる。すなわち、アナロ
グスイッチ15は第2の被試験回路12の出力を選択
し、被試験回路12の出力がアナログスイッチ15を介
して出力端子6に出力され、基準電流設定端子4にはV
refの電圧が出力されており、外付け抵抗3によって
決まる電流Irが基準電流発生回路を介して各回路の供
給され、インバータ8の入力がVonに達しないためイ
ンバータ8の出力はHレベルとなっている状態である。
【0025】次に、基準電流設定端子4に電圧Vccが
印加されるとインバータ8の出力はLレベルとなりDタ
イプフリップフロップ9の出力QはHレベルとなる。こ
のため、アナログスイッチ15は第1の被試験回路11
の出力を選択し、被試験回路11の出力がアナログスイ
ッチ15を介して出力端子6に出力される。但し、この
時は基準電流設定端子4に電圧Vccが印加されている
ため前述したように基準電流発生回路7は動作しておら
ず、被試験回路を含めテスト回路101の各回路は動作
していない。その後、基準電流設定端子4に印加されて
いた電圧Vccが解除されると試験されるテスト回路1
01はテストモードとなる。
【0026】すなわち、基準電流設定端子4には電圧V
refが再び出力され外付け抵抗3によって決まる電流
Irが基準電流発生回路7を介して各回路に供給され被
試験回路を含めテスト回路101の各回路は通常の動作
をおこなう。その一方でDタイプフリップフロップ9の
出力QはHレベルのままとなるのでアナログスイッチ5
はバッファ14の出力を選択し、被試験回路11の出力
がバッファ14およびアナログスイッチ15を介して出
力端子6に出力される。
【0027】さらにその後、リセット信号発生回路10
によってDタイプフリップフロップ9の出力Qがリセッ
トされると試験されるテスト回路101は通常動作に復
帰する。
【0028】なお、ここで述べたリセット信号発生回路
10はパワーオンリセットあるいはその他適当な信号を
用いることができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0030】図4に本発明の第2の実施例の回路構成を
示す。図4を参照すると、この実施例のテスト回路10
2は、入力が入力端子5に接続され出力がアナログスイ
ッチ15に接続された第1の被試験回路11と、出力が
出力端子6に接続され入力がアナログスイッチ15に接
続された第2の被試験回路12と、入力が入力端子5に
接続され出力がアナログスイッチ15に接続されたバッ
ファ14と、バッファ14の出力と第1の被試験回路1
1の出力のどちらか一方を選択して第2の被試験回路1
2に入力するためのアナログスイッチ15と、基準電流
設定端子4に接続され被試験回路を動作させるための基
準電流発生回路7と、入力が基準電流設定端子4に接続
されスレッショルド電圧を高く設定した入力バッファ8
と、クロック入力がインバータ8の出力に接続されデー
タ入力が電源に接続されたDタイプフリップフロップ9
より構成されている。
【0031】本実施例の動作のテストモード時には、第
2の被試験回路12の入力を切り換えて入力端子5から
直接に信号を入力し第2の被試験回路12の試験を容易
にしている。それ以外の動作は第1の実施例の動作と同
一なのでその詳細な説明は省略する。
【0032】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0033】図5は本発明の第3の実施例の回路構成を
示す。本実施例は、前述の第1の実施例においてDタイ
プフリップフロップを用いる代わりにサイリスタ16を
用いその他の構成は第1の実施例の構成と同一で同一構
成要素には同じ参照符号を付して図示してある。
【0034】次に、この第3の実施例の動作を説明す
る。
【0035】サイリスタ16のアノード−カソード間が
導通していない場合、インバータ18の入力は抵抗17
によってHレベルとなり、インバータ18の出力はLレ
ベルとなる。ここで基準電流設定端子4に電圧Vccが
印加されるとインバータ8を介してサイリスタ16のト
リガ入力にLレベルが印加されサイリスタ16のアノー
ド−カソード間が導通する。このため抵抗17に電圧降
下が発生し、インバータ18の入力はLレベルとなり出
力13はHレベルとなり、アナログスイッチ15が切り
換えられて第1の被試験回路11の出力がバッファ14
を介して出力端子6より出力される。
【0036】その他の動作は前述の第1の実施例と同様
であるので説明は省略する。
【0037】本実施例ではサイリスタを用いることによ
り、第1の実施例に比べて素子数を削減することができ
る。
【0038】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
【0039】本発明の第4の実施例の回路構成を示す図
6を参照すると、本実施例のテスト回路104は、入力
が入力端子5に接続され出力がバッファ14の入力と第
2の被試験回路12の入力に接続された第1の被試験回
路11と、出力がアナログスイッチ15に接続された第
2の被試験回路12と、バッファ14の出力と基準電流
発生回路の出力を選択するためのアナログスイッチ27
と、アナログスイッチ27の出力と第2の被試験回路の
出力を選択して出力端子6より外部に出力するためのア
ナログスイッチ15と、基準電流設定端子4に接続され
被試験回路を動作させるための基準電流発生回路7と、
入力が基準電流設定端子4に接続されスレッショルド電
圧を高く設定した入力バッファ8と、クロック入力がイ
ンバータ8の出力に接続され出力Q0がアナログスイッ
チ27の切換信号端子に出力Q1がアナログスイッチ1
5の切換信号端子に接続された2ビットのカウンタ26
より構成されている。
【0040】本実施例は、基準電流設定端子4に複数回
電圧Vccを印加することによってカウンタ26の出力
を任意に設定することができるためアナログスイッチ1
5および27を自由に切り換えることができる。
【0041】本実施例では、基準電流設定端子4にVc
cを2回印加することで出力端子6には第一の被試験回
路11の出力がバッファ14およびアナログスイッチ2
7およびアナログスイッチ15を介して出力される。さ
らに基準電流設定端子4にVccをもう1回印加するこ
とで出力端子6には基準電流発生回路の出力がアナログ
スイッチ15を介して出力される。本実施例は、基準電
流設定端子4に複数回電圧Vccを印加することによっ
てカウンタ26の出力を任意に設定し、複数の信号を出
力することができるので、テスト回路は被試験回路の出
力だけでなく基準電流のように集積回路の内部の任意の
信号を出力することができる。
【0042】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図7は、本発明の第5の実施例の回路構成を示
す。
【0043】この実施例のテスト回路105は、入力が
入力端子5に接続され出力がアナログスイッチ27に接
続された第1の被試験回路11と、出力がアナログスイ
ッチ15に接続され入力がアナログスイッチ27に接続
された第2の被試験回路12と、バッファ14の出力と
第2の被試験回路12の出力を選択するためのアナログ
スイッチ15と、入力端子5からの信号と第1の被試験
回路11の出力を選択して第2の被試験回路12に入力
するためのアナログスイッチ27と、基準電流設定端子
4に接続され被試験回路を動作させるための基準電流発
生回路7と、入力が基準電流設定端子4に接続されスレ
ッショルド電圧を高く設定した入力バッファ8と、クロ
ック入力がインバータ8の出力に接続され出力Q0がア
ナログスイッチ27の切換信号端子に出力Q1がアナロ
グスイッチ15の切換信号端子に接続された2ビットの
カウンタ26より構成されている。
【0044】次にこの実施例の動作を説明する。この実
施例は、基準電流設定端子4に電圧Vccを1回印加す
ることで入力端子5の信号がアナログスイッチ27を介
して第2の被試験回路に印加され、第2の被試験回路の
出力はアナログスイッチ15を介して出力端子6より出
力される。さらに基準電流設定端子4に電圧Vccをも
う1回印加することで第1の被試験回路11の出力がバ
ッファ14およびアナログスイッチ15を介して出力端
子6より出力される。
【0045】この実施例のテスト回路は信号を出力する
だけでなく外部から被試験回路に信号を入力することも
でき、入出力を任意に組み合わせることが可能である。
【0046】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。
【0047】図8に本発明の第6の実施例の回路構成を
示す。
【0048】この実施例のテスト回路106は、入力が
入力端子5に接続された第1の被試験回路11と、入力
が第1の被試験回路11の出力に接続された第2の被試
験回路12と、入力が第2の被試験回路12の出力に接
続された第3の被試験回路28と、入力が第1の被試験
回路11の出力に接続されたバッファ14と、入力が第
2の被試験回路12の出力に接続されたバッファ29
と、バッファ14の出力とバッファ29の出力を選択す
るためのアナログスイッチ15と、アナログスイッチ2
7からの信号と第3の被試験回路28の出力を選択して
出力端子6に出力するためのアナログスイッチ15と、
基準電流設定端子4に接続され被試験回路を動作させる
ための基準電流発生回路7と、入力が基準電流設定端子
4に接続されスレッショルド電圧を高く設定した入力バ
ッファと、クロック入力がインバータ8の出力に接続さ
れQ0がアナログスイッチ27の切換信号端子にQ1が
アナログスイッチ15の切換信号端子に接続された2ビ
ットのカウンタ26より構成されている。
【0049】本実施例における動作は、基準電流設定端
子4にVccを2回印加することで第2の被試験回路1
2の出力がバッファ29およびアナログスイッチ27お
よびアナログスイッチ15を介して出力端子6より外部
に出力される。さらにVccをもう1回印加することで
第1の被試験回路11の出力がバッファ14およびアナ
ログスイッチ27およびアナログスイッチ15を介して
出力端子6より出力される。
【0050】この実施例のテスト回路106は、第2の
被試験回路12のように試験されるテスト回路の内部に
あって外部とは直接に入力や出力の信号のやり取りの無
い被試験回路を試験する場合にも有効である。
【0051】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。
【0052】図9に本発明の第7の実施例を示す。本実
施例のテスト回路107は、入力が入力端子5−a,5
−b,…,5−nに接続され出力が出力端子6−a,6
−b,…,6−nに接続された第1,第2,…第nの被
試験回路ブロック2−a,2−b,2−nと、基準電流
設定端子4に接続され被試験回路を動作させるための基
準電流発生回路7と、入力が基準電流設定端子4に接続
されスレッショルド電圧を高く設定した入力バッファ8
と、クロック入力がインバータ8の出力に接続されQ
0,Q1,…Qnが第1,第2,…第nの被試験回路ブ
ロック2−a,2−b,2−nに接続されたnビットの
カウンタ31より構成されている。
【0053】本実施例においてはnビットカウンタ31
を用いることで基準電流設定端子4に複数回電圧Vcc
を印加することによって最大2のn乗の信号を切り換え
て試験することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ン数を削減するために外付け部品を取り込んでもテスト
信号出力端子や切換信号入力端子が不要で、ピン数の削
減を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図2】図1に示す本発明の第1の実施例のテスト回路
の基準電流発生回路と高スレッショルド電圧インバータ
の構成例である。
【図3】本発明の第1の実施例のテスト回路の動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図5】本発明の第3の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図6】本発明の第4の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図7】本発明の第5の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図8】本発明の第6の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図9】本発明の第7の実施例のテスト回路のブロック
図である。
【図10】第1の従来のテスト回路のブロック図であ
る。
【図11】第2の従来のテスト回路のブロック図であ
る。
【図12】第3の従来のテスト回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 被試験IC 2 被試験回路ブロック 2−a 第1の被試験回路 2−b 第2の被試験回路 2−n 第nの被試験回路 3 基準電流設定用外付け抵抗 4 基準電流設定端子 5 信号入力端子 5−a 第1の入力信号端子 5−b 第2の入力信号端子 5−n 第nの入力信号端子 6 信号出力端子 6−a 第1の出力信号端子 6−b 第2の出力信号端子 6−n 第nの出力信号端子 7 基準電流発生回路 8 高スレッショルド電圧インバータ 9 Dタイプフリップフロップ 10 リセット信号発生回路 11 第1の被試験回路 12 第2の被試験回路 13 第1のテスト信号 14 第1のバッファ 15 第1のアナログスイッチ 16 サイリスタ 17 負荷抵抗 18 インバータ 19 NPNトランジスタ 20 抵抗 21 ダイオード 22 基準電圧源 23 PチャネルMOSトランジスタ 24 NチャネルMOSトランジスタ 25 ダイオード 26 2ビットカウンタ 27 第2のアナログスイッチ 28 第3の被試験回路 29 第2のバッファ 30 第2のテスト信号 31 nビットカウンタ 32 外付け結合コンデンサ 33 第1の外付け結合コンデンサ接続端子 34 第2の外付け結合コンデンサ接続端子 35 テスト信号出力端子 36 テスト信号入力端子 37 高電位印加用スイッチ 38 第nのテスト信号 39,40,41 バイポーラトランジスタ 101〜107,201〜203 テスト回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力信号を受ける第1の端子を介
    して前記第1の入力信号を入力する第1の被試験回路
    と、この第1の被試験回路の出力を受ける第2の被試験
    回路と、前記第1および第2の被試験回路のそれぞれの
    動作状態を制御しこの制御状態を第2の端子を介して出
    力する動作状態制御手段と、前記第1の被試験回路およ
    び前記第2の被試験回路の出力のそれぞれのいずれか一
    方を選択するスイッチ手段とを有するテスト回路におい
    て、 前記第2の端子を介して一時的に高電位または低電位な
    る制御信号を記憶保持する記憶保持手段と、この記憶保
    持手段の第1の出力により前記スイッチ手段を制御して
    前記第1の被試験回路の出力または前記第2の被試験回
    路の出力を出力して通常動作状態およびテスト動作状態
    のどちらか一方を選択することを特徴とするテスト回
    路。
  2. 【請求項2】 第1の入力信号を受ける第1の端子を介
    して前記第1の入力信号を入力する第1の被試験回路
    と、この第1の被試験回路の出力および前記第1の入力
    信号のいずれか一方を選択するスイッチ手段と、このス
    イッチ手段の出力を受ける第2の被試験回路と、前記第
    1および第2の被試験回路のそれぞれの動作状態を制御
    しこの制御状態を第2の端子を介して出力する動作状態
    制御手段とを有するテスト回路において、 前記第2の端子を介して一時的に高電位または低電位な
    る制御信号を記憶保持する記憶保持手段と、この記憶保
    持手段の第1の出力により前記スイッチ手段を制御して
    前記第1の被試験回路の出力または前記第2の被試験回
    路の出力を出力して通常動作状態およびテスト動作状態
    のどちらか一方を選択することを特徴とするテスト回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1の被試験回路の出力および前記
    動作状態制御手段の前記第1および第2の被試験回路の
    それぞれの動作を制御する信号とは異なる制御信号のい
    ずれか一方を選択する第2のスイッチ手段を有し前記記
    憶保持手段の前記第1の出力とは異なる第2の出力で前
    記第2のスイッチ手段を制御することを特徴とする請求
    項1または2記載のテスト回路。
  4. 【請求項4】 前記記憶保持手段は、前記動作状態制御
    手段の出力信号レベルより高いしきい値を有する論理回
    路を備えることを特徴とする請求項1,2または3記載
    のテスト回路。
  5. 【請求項5】 前記記憶保持手段は、Dタイプフリップ
    フロップまたはサイリスタを備える請求項1,2,3ま
    たは4記載のテスト回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100318432B1 (ko) * 1999-10-30 2001-12-24 박종섭 집적 회로 카드에서 테스트 핀 및 퓨즈 핀을 공유하기 위한 공유 회로
CN111682867A (zh) * 2020-06-19 2020-09-18 深圳市麦积电子科技有限公司 一种触发电路

Cited By (3)

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KR100318432B1 (ko) * 1999-10-30 2001-12-24 박종섭 집적 회로 카드에서 테스트 핀 및 퓨즈 핀을 공유하기 위한 공유 회로
CN111682867A (zh) * 2020-06-19 2020-09-18 深圳市麦积电子科技有限公司 一种触发电路
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