JPH0359389B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0359389B2 JPH0359389B2 JP58035437A JP3543783A JPH0359389B2 JP H0359389 B2 JPH0359389 B2 JP H0359389B2 JP 58035437 A JP58035437 A JP 58035437A JP 3543783 A JP3543783 A JP 3543783A JP H0359389 B2 JPH0359389 B2 JP H0359389B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- output voltage
- set voltage
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子機器や回路のデバツクツールと
して好適な直流電源シミユレータに関する。
して好適な直流電源シミユレータに関する。
電子機器の開発において、設計に基因するトラ
ブルの1/4〜1/3が電源に関係しており、これら
は、電源の投入・しや断、リツプルの発生などの
過渡的な現象と、機器の論理回路などの特定の状
態との組合せで確率的にまれに発生するエラーで
ある。しかも、従来はこのような確立的にまれに
発生するエラーを発見するためのデバツクツール
がなかつた。
ブルの1/4〜1/3が電源に関係しており、これら
は、電源の投入・しや断、リツプルの発生などの
過渡的な現象と、機器の論理回路などの特定の状
態との組合せで確率的にまれに発生するエラーで
ある。しかも、従来はこのような確立的にまれに
発生するエラーを発見するためのデバツクツール
がなかつた。
本発明は、出力電圧に関連した電圧が設定電圧
と等しくなるように制御素子を制御して、レギユ
レートした出力電圧を生ずる直流電源を用い、こ
の直流電源の設定電圧を規定の立上り、立下り時
間でオンオフする手段と、前記設定電圧を規定の
周期でかつ一定の割合いで変化させる手段とを設
け、両手段を外部信号で指定された順序で選択す
ることによつて、電源の過渡的な現象を自動的に
得ることができ、電子機器のデバツクツールとし
て好適な直流電源シミユレータを実現したもので
ある。
と等しくなるように制御素子を制御して、レギユ
レートした出力電圧を生ずる直流電源を用い、こ
の直流電源の設定電圧を規定の立上り、立下り時
間でオンオフする手段と、前記設定電圧を規定の
周期でかつ一定の割合いで変化させる手段とを設
け、両手段を外部信号で指定された順序で選択す
ることによつて、電源の過渡的な現象を自動的に
得ることができ、電子機器のデバツクツールとし
て好適な直流電源シミユレータを実現したもので
ある。
第1図は本発明シミユレータの一実施例を示す
接続図である。第1図において、1は直流電源
で、出力電圧VOUTに関連した電圧Vfと設定電圧
Vsとの差を誤差増幅器11で増幅し、誤差増幅
器11の出力で制御素子であるトランジスタ12
を制御して、入力電圧VINをレギユレートした出
力電圧VOUTを得るものである。2は設定電圧Vs
を発生する回路で、基準電圧Vrをオンオフする
スイツチ21と、スイツチ21でオンオフされた
基準電圧Vrが加えられる可変時定数の積分器2
2と、積分器22の出力を分圧して設定電圧Vs
とする抵抗R1,R2,R3からなる分圧回路23と、
抵抗R3の両端をオンオフし設定電圧Vsを一定の
割合で変化させるスイツチ24と、複数の周波数
f1,f2,f3でパルスを発生するパルス発生器25
と、パルス発生器25からの複数の周波数f1,
f2,f3のパルスのうちの一つを選択してスイツチ
24を駆動するためのセレクタ26と、外部信号
ssの指令に応じてスイツチ21のオンオフを制御
する信号CS1と積分器22の時定数を選択するた
めの信号CS2およびセレクタ26で選択する周波
数を指定するための信号CS3を発生する制御回路
27とを有している。3はデバツク対象の電子機
器で、直流電源1の出力端に接続され、出力電圧
VOUTが与えられる。
接続図である。第1図において、1は直流電源
で、出力電圧VOUTに関連した電圧Vfと設定電圧
Vsとの差を誤差増幅器11で増幅し、誤差増幅
器11の出力で制御素子であるトランジスタ12
を制御して、入力電圧VINをレギユレートした出
力電圧VOUTを得るものである。2は設定電圧Vs
を発生する回路で、基準電圧Vrをオンオフする
スイツチ21と、スイツチ21でオンオフされた
基準電圧Vrが加えられる可変時定数の積分器2
2と、積分器22の出力を分圧して設定電圧Vs
とする抵抗R1,R2,R3からなる分圧回路23と、
抵抗R3の両端をオンオフし設定電圧Vsを一定の
割合で変化させるスイツチ24と、複数の周波数
f1,f2,f3でパルスを発生するパルス発生器25
と、パルス発生器25からの複数の周波数f1,
f2,f3のパルスのうちの一つを選択してスイツチ
24を駆動するためのセレクタ26と、外部信号
ssの指令に応じてスイツチ21のオンオフを制御
する信号CS1と積分器22の時定数を選択するた
めの信号CS2およびセレクタ26で選択する周波
数を指定するための信号CS3を発生する制御回路
27とを有している。3はデバツク対象の電子機
器で、直流電源1の出力端に接続され、出力電圧
VOUTが与えられる。
このように構成した本発明シミユレータの動作
を第2図のタイムチヤートおよび第3図のフロー
チヤートを参照して以下に説明する。まず制御回
路27からの制御信号CS1でスイツチ21をオン
オフすると、設定電圧Vsは第2図イに示すよう
な立上り時間trと立下り時間tfを有する波形とな
り、立上り時間trと立下り時間tfは制御回路27
からの信号CS2で積分器22の時定数を選択する
ことによつて変化させることができる。立上り時
間trと立下り時間tfの具体的な一例を示すと次の
とおりである。通常の立上り、立下りの場合には
tr=tf=100msに、ゆるやかな立上り、立下りの
場合はtr=tf=1sに、急峻な立上り、立下りの場
合はtr≒tf≒3msに選ばれる。なおオン時間tON
は30s、オフ時間tOFFは10sにそれぞれ選ばれてい
る。このように外部信号SSの指令に応じて設定
電圧Vsを規定の立上り、立下り時間でオンオフ
すると、直流電源1ではVs=Vf=VOUTになるよ
うに制御素子のトランジスタ12が制御されてい
るので、直流電源1の出力電圧VOUTも規定の立
上り、立下り時間でオンオフする。すなわち外部
信号SSの指令によつて、電源を通常、急峻もし
くはゆるやかに投入・しや断できる。
を第2図のタイムチヤートおよび第3図のフロー
チヤートを参照して以下に説明する。まず制御回
路27からの制御信号CS1でスイツチ21をオン
オフすると、設定電圧Vsは第2図イに示すよう
な立上り時間trと立下り時間tfを有する波形とな
り、立上り時間trと立下り時間tfは制御回路27
からの信号CS2で積分器22の時定数を選択する
ことによつて変化させることができる。立上り時
間trと立下り時間tfの具体的な一例を示すと次の
とおりである。通常の立上り、立下りの場合には
tr=tf=100msに、ゆるやかな立上り、立下りの
場合はtr=tf=1sに、急峻な立上り、立下りの場
合はtr≒tf≒3msに選ばれる。なおオン時間tON
は30s、オフ時間tOFFは10sにそれぞれ選ばれてい
る。このように外部信号SSの指令に応じて設定
電圧Vsを規定の立上り、立下り時間でオンオフ
すると、直流電源1ではVs=Vf=VOUTになるよ
うに制御素子のトランジスタ12が制御されてい
るので、直流電源1の出力電圧VOUTも規定の立
上り、立下り時間でオンオフする。すなわち外部
信号SSの指令によつて、電源を通常、急峻もし
くはゆるやかに投入・しや断できる。
次にスイツチ21をオン状態のままで、設定電
圧Vsが定常状態になつたとき、スイツチ24を
セレクタ26で選定された周波数でオンオフする
と、設定電圧Vsは第2図ロに示すような定常値
Vssに一定の割合で変化するリツプルが重畳され
た波形となるので、直流電源1の出力電圧VOUT
にリツプルを重畳できる。リツプルの周波数は外
部信号SSの指令に応じた制御回路27の周波数
選択信号CS3をセレクタ26に与えることによつ
て変えることができ、その振幅ΔVは、出力電圧
の定常値のR1R3/(R1+R2)(R2+R3)倍とな
る。
圧Vsが定常状態になつたとき、スイツチ24を
セレクタ26で選定された周波数でオンオフする
と、設定電圧Vsは第2図ロに示すような定常値
Vssに一定の割合で変化するリツプルが重畳され
た波形となるので、直流電源1の出力電圧VOUT
にリツプルを重畳できる。リツプルの周波数は外
部信号SSの指令に応じた制御回路27の周波数
選択信号CS3をセレクタ26に与えることによつ
て変えることができ、その振幅ΔVは、出力電圧
の定常値のR1R3/(R1+R2)(R2+R3)倍とな
る。
そこで、直流電源1の出力端子に電子機器3を
接続した状態で長時間運転し、第3図のフローチ
ヤートに示すように、ROM等に書かれたシーケ
ンステーブルに基づいた外部信号SSの指令に応
じて、ゆるやかな電源の投入・しや断、通常の電
源の投入・しや断、急峻な電源の投入・しや断お
よび周波数f1,f2,f3毎のリツプルの発生を自動
的に繰り返させ、電源の過渡的状態を得ることに
よつて、電子機器3の論理回路などの特定の状態
との組合せで、確率的にまれに発生するエラーを
発見することができる。
接続した状態で長時間運転し、第3図のフローチ
ヤートに示すように、ROM等に書かれたシーケ
ンステーブルに基づいた外部信号SSの指令に応
じて、ゆるやかな電源の投入・しや断、通常の電
源の投入・しや断、急峻な電源の投入・しや断お
よび周波数f1,f2,f3毎のリツプルの発生を自動
的に繰り返させ、電源の過渡的状態を得ることに
よつて、電子機器3の論理回路などの特定の状態
との組合せで、確率的にまれに発生するエラーを
発見することができる。
なお、スイツチ24に積分機能を持たせれば、
リツプルの波形をなだらかな波形すわなち三角波
にできる。また上述では設定電圧Vsを直流電源
1の比較増幅器11に直接加える場合を例示した
が、第4図に示すように直流電源1の内部に定電
流源13とこの定電流源から一定電流Isが供給さ
れる可変抵抗RVと抵抗R4の直列回路14とを含
む設定回路を持つ場合には、設定電圧発生回路2
からの設定電圧Vsと抵抗R4の両端電圧Vpとの差
を比較増幅器28で増幅し、比較増幅器28の出
力で直列回路14に並列に接続されたトランジス
タ29を制御して、定電流源13から可変抵抗
RVに供給される電流を制御するようにすればよ
い。さらに第4図においては、電子機器3に供給
する電流Ioを抵抗R5で検出し、その両端電圧を
比較器15で監視し、電源がしや断され電流Ioが
流れなくなつたとき比較器15の出力で、出力端
子間に接続されたスイツチングトランジスタ16
をオンにして、負荷容量による影響を急速に吸収
させ、高速応答を可能してある。
リツプルの波形をなだらかな波形すわなち三角波
にできる。また上述では設定電圧Vsを直流電源
1の比較増幅器11に直接加える場合を例示した
が、第4図に示すように直流電源1の内部に定電
流源13とこの定電流源から一定電流Isが供給さ
れる可変抵抗RVと抵抗R4の直列回路14とを含
む設定回路を持つ場合には、設定電圧発生回路2
からの設定電圧Vsと抵抗R4の両端電圧Vpとの差
を比較増幅器28で増幅し、比較増幅器28の出
力で直列回路14に並列に接続されたトランジス
タ29を制御して、定電流源13から可変抵抗
RVに供給される電流を制御するようにすればよ
い。さらに第4図においては、電子機器3に供給
する電流Ioを抵抗R5で検出し、その両端電圧を
比較器15で監視し、電源がしや断され電流Ioが
流れなくなつたとき比較器15の出力で、出力端
子間に接続されたスイツチングトランジスタ16
をオンにして、負荷容量による影響を急速に吸収
させ、高速応答を可能してある。
以上説明したように本発明の直流電源シミユレ
ータは、外部信号に応じて電源の過渡的な現象を
得ることができるので、確率的にまれに発生する
電子機器のエラーを発見するためのデパツクツー
ルとして好適である。
ータは、外部信号に応じて電源の過渡的な現象を
得ることができるので、確率的にまれに発生する
電子機器のエラーを発見するためのデパツクツー
ルとして好適である。
第1図は本発明の一実施例を示す接続図、第2
図はその動作説明のためのタイムチヤート、第3
図は動作説明のためのフローチヤート、第4図は
本発明の他の実施例を示す接続図である。 1……直流電源、11……比較増幅器、12…
…トランジスタ、13……定電流源、2……設定
電圧発生回路、21……スイツチ、22……積分
器、23……分圧抵抗器、24……スイツチ、2
5……パルス発生器、26……セレクタ、27…
…制御回路、28……比較増幅器、29……トラ
ンジスタ、3……電子機器。
図はその動作説明のためのタイムチヤート、第3
図は動作説明のためのフローチヤート、第4図は
本発明の他の実施例を示す接続図である。 1……直流電源、11……比較増幅器、12…
…トランジスタ、13……定電流源、2……設定
電圧発生回路、21……スイツチ、22……積分
器、23……分圧抵抗器、24……スイツチ、2
5……パルス発生器、26……セレクタ、27…
…制御回路、28……比較増幅器、29……トラ
ンジスタ、3……電子機器。
Claims (1)
- 1 出力電圧に関連した電圧が設定電圧と等しく
なるように制御素子を制御して、レギユレートし
た出力電圧を発生する直流電源を用い、この直流
電源の設定電圧を規定の立上り、立下り時間でオ
ンオフする手段と、前記設定電圧を一定の割合い
で変化させる手段と、これら両手段を外部信号で
指定された順序で選択する制御回路とを設け、前
記直流電源の出力端に規定の立上り、立下り時間
でオンオフする出力電圧と、定常出力電圧に対し
て一定の割合いで変化する出力電圧とを前記外部
信号で指定された順序で出力することを特徴とす
る直流電源シミユレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58035437A JPS59160779A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 直流電源シミュレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58035437A JPS59160779A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 直流電源シミュレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59160779A JPS59160779A (ja) | 1984-09-11 |
JPH0359389B2 true JPH0359389B2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=12441823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58035437A Granted JPS59160779A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 直流電源シミュレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59160779A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005100332A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-04-14 | Kyodo Printing Co Ltd | 接触式icカードまたはicモジュールに内蔵されたicチップの電気特性の検査・測定方法及び検査・測定システム並びにこれに用いる安定化電源 |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP58035437A patent/JPS59160779A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59160779A (ja) | 1984-09-11 |
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