JP2974925B2 - 自転車用フェンダ、及び、自転車 - Google Patents

自転車用フェンダ、及び、自転車

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JP2974925B2 JP7022014A JP2201495A JP2974925B2 JP 2974925 B2 JP2974925 B2 JP 2974925B2 JP 7022014 A JP7022014 A JP 7022014A JP 2201495 A JP2201495 A JP 2201495A JP 2974925 B2 JP2974925 B2 JP 2974925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車用フェンダ、及
び、フェンダが装着された自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自転車には、走行中に車輪によ
る泥水の跳ね上がりを防止するために、車輪の一部、特
に後部側から上部側にわたってその外周側を覆う長尺状
のフェンダが、自転車フレームに固定されている。かか
る従来のフェンダは、単一の材料、例えば硬質樹脂や金
属により成形されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フェンダは通
常長手方向1ヶ所で自転車フレームにボルト固定されて
いるため、硬質樹脂製とすると、自転車に乗り降りする
ときに足がフェンダの先端部に衝当したり、フェンダの
先端部が壁等に衝当したりして泥除けが割れることがあ
り、また、金属製とすれば割れることはないが、車輪に
向かって塑性変形してフェンダの一部が車輪に摺接して
しまうことがあった。
【0004】また、フェンダを比較的小さなものとすれ
ば上記問題点は解決するが、所望の泥除け範囲を確保で
きず、十分な泥除け作用を期待できない。そこで、本発
明は、所望の泥除け範囲を確保しつつもフェンダの先端
部に足等が衝当しても割れや変形が生じることを解消す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、自転車の車輪の一部の外周側を覆うフェンダ
であって、自転車フレームに取付固定するための取付部
が設けられた硬質の本体部と、該本体部による泥除け範
囲を延長するべく本体部に設けられた延長部とを備え、
これら本体部と延長部とにより一定の泥除け作用形態が
構成されており、本体部10は硬質材料により構成さ
れ、延長部11は変形自在でかつ復元性を有すべく軟質
材料により構成され、これら本体部10と延長部11と
がインサート成形により一体成形されていることを特徴
としている。
【0006】また、自転車フレームと、該自転車フレー
ムの前後中途部に取付けられたサドルと、自転車フレー
ムの前側に取付けられた前輪と、自転車フレームの後側
に取付けられた後輪とを備えた自転車に、上記したフェ
ンダを、後輪の上部側を覆うようにしてサドルよりも後
側で自転車フレームに取付け、延長部が本体部よりも後
上方に延長されているものとすることができる。
【0007】また、自転車フレームと、該自転車フレー
ムに取付けられた車輪とを備えた自転車に、上記した自
転車用フェンダを自転車フレームに取付け、車輪の後部
側が自転車用フェンダの延長部により覆われており、該
延長部よりも上部側で本体部により車輪の一部を覆って
いるものとすることができる。
【0008】
【作用】本体部と延長部とにより泥除け作用を行うため
の一定の形態が構成されているので、所望の泥除け範囲
を確保して泥除けの確実化が図られる。さらに、延長部
は変形自在でかつ復元性を有しているので、延長部に足
や壁等が衝当しても、延長部の破損が防止される。従っ
て、延長部を、足や壁等が衝当することが予想される位
置に配置しておけば、泥除け範囲の確保を図りつつもフ
ェンダの破損が防止される。
【0009】本体部と延長部とをインサート成形により
一体成形すれば、生産性の向上、コスト低減、外観の向
上等が図られるとともに、延長部と本体部とが確実に固
着されるために、該固着部分で破損することも少なく、
また、延長部の復元性が一層高められる。なお、本体部
と延長部とを構成する材料を互いに親和性の良いものと
しておくことが望ましい。
【0010】延長部が本体部よりも後上方に延長された
ものでは、後輪によって跳ね上げられる泥土が前上方に
飛散することを延長部によって効果的に阻止でき、サド
ルに着座した人に泥がかかることが防止されるととも
に、このように泥除け範囲を効果的に拡大するべく後上
方に延長された延長部に、サドルに乗り降りするときに
足が衝当しても、延長部が変形するため、フェンダの破
損が防止される。
【0011】また、車輪の後部側に延長部を設けたもの
では、車輪に対する壁や他の自転車の後方からの衝当に
よっては、壁等が本体部には直接衝当せず、延長部が変
形するようになるので、フェンダの破損が防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の自転車用フェンダ及び自転車
の各実施例を、図面に基づいて説明する。図1に示す自
転車1は、マウンテンバイクと称されるものであって、
自転車フレーム2と、該自転車フレーム2の前後中途部
に着脱自在に取付けられたサドル3と、フレーム2の前
側に取付けられた前輪4と、フレーム2の後側に取付け
られた後輪5とを備えている。前輪4は、フレーム2の
二股状フロントフォーク6に回転自在に保持されてお
り、また、後輪5はフレーム2のリヤフォーク7に回転
自在に保持されている。
【0013】フレーム2のフロントフォーク6には、前
輪4の後上部を周方向に沿って覆う前フェンダ8Fが取
付けられており、フレーム2のリヤフォーク7には、後
輪5の前上部を周方向に沿って覆う後フェンダ8Rが取
付けられている。これら前フェンダ8F及び後フェンダ
8Rは、図2に示すように、フレーム2に取付固定する
ための取付部9が設けられた硬質材料からなる本体部1
0と、この本体部10による泥除け範囲を延長するべく
本体部10に設けられた変形自在でかつ復元性(好まし
くは弾性)を有する延長部11とを備えている。延長部
11の本体部10への固着側には、本体部10の左右側
縁に沿う二股部11aが形成されており、該二股部11
aにより本体部10を挟み込むように固着されて、固着
の確実化が図られている。
【0014】前フェンダ8Fの取付部9は、本体部10
の前端部から上方に立設された舌片状に構成されてお
り、該取付部9には取付孔12が形成され、ボルト等に
よりフロントフォーク6に取付固定されている。後フェ
ンダ8Rの取付部9は、本体部10の前端部の左右側縁
から後輪5側に向けて立設されて二股状に構成されてお
り、該取付部9には取付孔13が形成され、ボルト等に
よりリヤフォーク7に取付固定されている。
【0015】そして、前後フェンダ8F,8Rは、本体
部10と延長部11とにより一定の泥除け作用形態が構
成されている。かかる形態は、デザイン性等をも考慮し
つつ、所望の泥除け効果を生じるように適宜設計するこ
とができる。このように、本体部10と延長部11とに
より泥除け作用を行うための一定の形態が構成されてい
るので、所望の泥除け範囲を確保して泥除けの確実化が
図ることができるとともに、延長部11は変形自在でか
つ復元性を有しているので、延長部11に足や壁等が衝
当しても、延長部11の破損が防止される。なお、本実
施例では、延長部11の復元性を向上するために、延長
部11を長手方向に沿って湾曲させるとともに、その左
右側縁を若干後輪5側に湾曲させており、変形後の延長
部11の復元の確実化を図っている。
【0016】本体部10を構成する材料としては、例え
ば、硬質ポリ塩化ビニル、ポリウレタンの硬質フォー
ム、アルミ合金等を採用することができる。また、延長
部11を構成する材料としては、軟質ポリ塩化ビニル、
ポリウレタンの軟質フォーム、ゴム等を採用することが
できる。また、本体部10と延長部11との固着方法と
しては、インサート成形により一体成形する方法があ
り、該方法によれば、生産性の向上、コスト低減等が図
られる。なお、インサート成形により製造する場合は、
本体部10を構成する材料と、延長部11を構成する材
料とは、親和性の高いものとして確実に固着するため
に、硬度の異なる同質の材料を採用する。硬度を異なら
せる方法としては、可塑材の添加量を変えたり、発泡度
を異ならせる等がある。例えば、可塑材の添加量を変え
たものとして、硬質ポリ塩化ビニルと軟質ポリ塩化ビニ
ルとがある。また、発泡度の異なるものとしては、ポリ
ウレタンの硬質フォームと、ポリウレタンの軟質フォー
ムとがある。
【0017】また、本体部10と延長部11とを固着す
る他の方法として、接着、ねじ止め、溶着等を採用する
こともできる。さらに、本実施例の後フェンダ8R(請
求項3に係る発明の構成要素に相当する)では、延長部
11が本体部10よりも後上方に延長されている。した
がって、後輪5によって跳ね上げられる泥土が前上方に
飛散することをより小さな延長部11によって効果的に
阻止でき、サドル3に着座した人に泥がかかることを効
果的に防止できるとともに、このように泥除け範囲を効
果的に拡大するべく後上方に延長された延長部11に、
サドル3に乗り降りするときに足が衝当しても、延長部
11が変形するため、後フェンダ8Rの破損を防止でき
る。
【0018】また、本実施例の前フェンダ8F(請求項
4に係る発明の構成要素に相当する)では、前輪4の後
部側が延長部11により覆われており、この延長部11
よりも上部側で本体部10により前輪4の一部を覆って
いるので、例えば駐輪場等で他の自転車の前輪が、本実
施例の自転車1の前フェンダ8Fに後方から衝当して
も、他の自転車の前輪は延長部11に衝当するのみであ
るから前フェンダ8Fが破損することがない。
【0019】図3〜図15には、本発明の他の各実施例
を示しており、上記実施例と同様の構成については同符
号を付して詳細説明を省略するとともに、異なる構成、
作用効果について以下順次説明する。図3及び図4に示
す実施例では、本体部10が上記一実施例よりも車輪
4,5の周方向に沿って比較的長く構成されており、剛
性の向上が図られている。
【0020】図5及び図6に示す実施例では、前フェン
ダが取付けられておらず、また、後フェンダ8Rの延長
部11は、本体部10の後端上面から立ち上がる2つの
連結片14を一体に備えてなる。そして、延長部11
は、図5から明らかなように、本体部10の後端部から
上方側に屈曲状に構成されており、より小さな延長部1
1でサドル3に着座した人に対する泥除け範囲を効果的
に延長している。本実施例のように延長部11がサドル
3と同程度の高さまで延長されて、サドル3に乗り降り
するときに足が延長部11に衝当し易くなっても、当該
延長部11は変形自在でかつ復元性を有しているため、
延長部11の破損を防止できる。
【0021】図7及び図8に示す実施例では、本体部1
0は比較的細長く構成されているとともに、延長部11
は、その二股部11aにより本体部10の左右方向幅を
延長して所望の泥除け作用を確保している。また、延長
部11aは、透明乃至半透明とされており、これにより
全体的に後フェンダ8Rをコンパクトに見せることがで
き、泥除け作用を確保しつつもデザイン性の向上を図る
ことができる。
【0022】図9及び図10に示す実施例では、延長部
11の後端部に硬質の装飾部材15が嵌着されている。
この装飾部材15の形状、色等を適宜選択することで、
フェンダ8F,8Rのデザイン性の向上を図ることがで
きる。図11及び図12に示す実施例では、自転車1は
ミニサイクルと称されるものであって、上記各実施例に
比して前フェンダ8F及び後フェンダ8Rは比較的長尺
状に構成されている。即ち、前フェンダ8Fは、前輪4
の上端部から後端部に亘って延設されており、また、後
フェンダ8Rは後輪5の前端部から後端部に亘って延設
されている。
【0023】また、取付部9は、本体部10の後端部近
傍(延長部11との固着部分の近傍)に設けられてお
り、鋼製の略U字状の取付ステー16を介して前後フェ
ンダ8F,8Rがフレーム2に取付固定されている。本
実施例の後フェンダ8R(請求項4に係る発明の構成要
素に相当する)の延長部11は後輪5の後部側を覆って
おり、壁等が本体部10に直接衝当することを防止しつ
つも所望の泥除け範囲を確保している。
【0024】図13に示す実施例では、本体部10の後
端部と延長部11との間には若干の間隙が形成されてお
り、これらの固着は、延長部11の二股部11aと本体
部10の側縁部とをインサート成形により一体成形する
ことにより行われている。図14に示す実施例では、図
13に示した実施例と同様の形状であるが、延長部11
が比較的大きく構成されている。なお、本体部10と延
長部11との固着面をそれぞれ上下に階段状に形成して
おくことが好ましく、これにより固着力の向上を図るこ
とができる。
【0025】図15に示す実施例では、本体部10と延
長部11との平面形状が略同じとされ、本体部10の上
面側に延長部11が一体成形され、本体部10よりも延
長部11の方が若干長手方向(後方)に延長されてい
る。本発明は、上記各実施例に限定されるものではな
く、適宜設計変更することができる。
【0026】なお、図16は、比較例に係る自転車20
を示し、上記本発明の実施例と同様の構成については同
符号を付して詳細説明を省略するとともに、異なる構
成、作用効果について説明する。この自転車20には、
後輪5の上部側を周方向に沿って覆うフェンダ8Rが装
着されている。
【0027】このフェンダ8Rの本体部10は、左右の
対向壁部21と、該対向壁部21の後端部間を連結する
連結片22とを備えて、硬質材により一体成形されてい
る。そして、左右対向壁部21の前端部近傍に取付部9
が形成されている。また、左右対向壁部21の上側縁間
には、軟質材からなる泥除け部23が長手方向略全長に
亘って設けられている。
【0028】このように泥除け部23を軟質材により構
成すれば、硬質材により構成したものに比して変形許容
量が大きくなり、フェンダ8Rに足等が衝当したときの
フェンダ8Rの破損を低減することができる。なお、図
18に示すように、連結片22を設けなくとも同様の作
用効果を奏することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自転車用
フェンダは、自転車フレームに取付固定するための取付
部が設けられた硬質の本体部と、該本体部による泥除け
範囲を延長するべく本体部に設けられた延長部とを備
え、これら本体部と延長部とにより一定の泥除け作用形
態が構成されており、延長部は変形自在でかつ復元性を
有しているので、所望の泥除け範囲を確保して泥除けの
確実化を図ることができつつも、延長部に足や壁等が衝
当しても該延長部の変形によりフェンダの破損を防止す
ることができ、かつ、変形後は延長部自体の復元性によ
り自動的に復元して所望の泥除け作用を奏することがで
きる。
【0030】また、本体部と延長部とがインサート成形
により一体成形されているので、生産性の向上、コスト
低減、外観商品性の向上を図ることができるとともに、
本体部と延長部との固着の確実化を容易に図ることがで
き、ひいては延長部の変形時における本体部と延長部と
の固着部分の割れ等を防止することができる。また、本
発明の自転車は、後輪の上部側を覆うようにして上記の
自転車用フェンダがサドルよりも後側で自転車フレーム
に取付けられ、延長部が本体部よりも後上方に延長され
ているので、より小さな延長部により効果的に泥除け範
囲を延長しつつも、かかる延長部に足が衝当し易くなっ
て頻繁に延長部に足が衝当しても、延長部の変形により
フェンダの破損を防止することができる。
【0031】また、本発明の自転車は、上記の自転車用
フェンダが自転車フレームに取付けられ、車輪の後部側
が自転車用フェンダの延長部により覆われており、該延
長部よりも上部側で本体部により車輪の一部を覆ってい
るので、車輪に対して壁や他の自転車等が後方から衝当
しても、壁等が本体部に直接衝当することが防止され、
よってフェンダの破損防止を図りつつも、延長部により
泥除け範囲を延長して所望の泥除け効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車の第1例を示す側面図である。
【図2】同自転車に装着されたフェンダを示し、(a)
は後輪側のフェンダの斜視図、(b)は前輪側のフェン
ダの斜視図である。
【図3】自転車の第2例を示す側面図である。
【図4】同自転車に装着されたフェンダを示し、(a)
は後輪側のフェンダの斜視図、(b)は前輪側のフェン
ダの斜視図である。
【図5】自転車の第3例を示す側面図である。
【図6】同自転車に装着されたフェンダの斜視図であ
る。
【図7】自転車の第4例を示す側面図である。
【図8】同自転車に装着されたフェンダの斜視図であ
る。
【図9】自転車の第5例を示す側面図である。
【図10】同自転車に装着されたフェンダを示し、
(a)は後輪側のフェンダの斜視図、(b)は前輪側の
フェンダの斜視図である。
【図11】自転車の第6例を示す側面図である。
【図12】同自転車に装着されたフェンダを示し、
(a)は後輪側のフェンダの斜視図、(b)は前輪側の
フェンダの斜視図である。
【図13】本発明に係るフェンダの一実施例を示す斜視
図である。
【図14】本発明に係るフェンダの一実施例を示す斜視
図である。
【図15】本発明に係るフェンダの一実施例を示す斜視
図である。
【図16】比較例に係るフェンダが装着された自転車の
側面図である。
【図17】同フェンダの斜視図である。
【図18】比較例に係るフェンダの他の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 自転車 2 自転車フレーム 4 車輪(前輪) 5 車輪(後輪) 8F 自転車用フェンダ(前フェンダ) 8R 自転車用フェンダ(後フェンダ) 9 取付部 10 本体部 11 延長部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車(1)の車輪(4,5)の一部の
    外周側を覆うフエンダであって、 自転車フレーム(2)に取付固定するための取付部
    (9)が設けられた硬質の本体部(10)と、該本体部
    (10)による泥除け範囲を延長するべく本体部(1
    0)に設けられた延長部(11)とを備え、これら本体
    部(10)と延長部(11)とにより一定の泥除け作用
    形態が構成されており、本体部(10)は硬質材料によ
    り構成され、延長部(11)は変形自在でかつ復元性を
    有すべく軟質材料により構成され、これら本体部(1
    0)と延長部(11)とがインサート成形により一体成
    形されていることを特徴とする自転車用フェンダ。
  2. 【請求項2】 自転車フレーム(2)と、該自転車フレ
    ーム(2)の前後中途部に取付けられたサドル(3)
    と、自転車フレーム(2)の前側に取付けられた前輪
    (4)と、自転車フレーム(2)の後側に取付けられた
    後輪(5)とを備えた自転車であって、 後輪(5)の上部側を覆うようにして請求項1に記載の
    自転車用フェンダ(8R)がサドル(3)よりも後側で
    自転車フレーム(3)に取付けられ、延長部(11)が
    本体部(10)よりも後上方に延長されていることを特
    徴とする自転車。
  3. 【請求項3】 自転車フレーム(3)と、該自転車フレ
    ーム(3)に取付けられた車輪(4,5)とを備えた自
    転車であって、 請求項1に記載の自転車用フェンダ(8F,8R)が自
    転車フレーム(2)に取付けられ、車輪(4,5)の後
    部側が自転車用フェンダ(8F,8R)の延長部(1
    1)により覆われており、該延長部(11)よりも上部
    側で本体部(10)により車輪(4,5)の一部を覆っ
    ていることを特徴とする自転車。
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