JP2009023514A - タンデムフートレストおよび鞍乗型車両 - Google Patents

タンデムフートレストおよび鞍乗型車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2009023514A
JP2009023514A JP2007188842A JP2007188842A JP2009023514A JP 2009023514 A JP2009023514 A JP 2009023514A JP 2007188842 A JP2007188842 A JP 2007188842A JP 2007188842 A JP2007188842 A JP 2007188842A JP 2009023514 A JP2009023514 A JP 2009023514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tandem footrest
exterior cover
bracket
flange
tandem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007188842A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kurihara
耕治 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2007188842A priority Critical patent/JP2009023514A/ja
Priority to BRPI0803599-7A priority patent/BRPI0803599B1/pt
Priority to AT08252445T priority patent/ATE553022T1/de
Priority to ES08252445T priority patent/ES2384068T3/es
Priority to EP08252445A priority patent/EP2017171B1/en
Priority to CN2008101299015A priority patent/CN101391627B/zh
Publication of JP2009023514A publication Critical patent/JP2009023514A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00Other protectors specially adapted for cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J25/00Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
    • B62J25/06Bar-type foot rests
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】タンデムフートレストと外装カバーにおける、軽量化および製造コストの低コスト化
【解決手段】タンデムフートレスト200は、車体フレーム300に取り付けられるブラケット220を備えている。ブラケット220は、ブラケット220と隣接して配設された外装カバー400の内側に延びるフランジ280を備えている。フランジ280は、外装カバー400の内側を支持する支持部210を備えている。この場合、タンデムフートレスト200は、フランジ280が外装カバー400の隣接した部位を支持するので、当該隣接部位における外装カバー400の剛性を確保できる。また、タンデムフートレスト200が外装カバー400を取り付けるためのブラケットとしての機能を奏するので、構成部品数を低減させ、製造コストを低減させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明はタンデムフートレストに関する。
タンデムフートレストは、例えば、鞍乗型車両において、後席乗員(タンデムライダー)が足を載せる部材である。タンデムフートレストは、後席乗員が足を載せるため、後席乗員から大きな荷重が掛かる。また、所要の強度と軽量化を実現するため、タンデムフートレストには、アルミ鋳造品や鍛造品が用いられる場合がある。斯かるタンデムフートレストについては、例えば、特開2003−40173に開示されている。
特開2003−40173
ところで、鞍乗型車両では、タンデムフートレストを取り付けるブラケットと、外装カバーとが隣接している場合がある。このような場合に、車両のデザインによっては、タンデムフートレストと外装カバーとで一体感のあるデザインを演出したい場合がある。しかし、タンデムフートレストと外装カバーに組付け誤差があると、両者の外形線にずれが生じ、タンデムフートレストと外装カバーとで一体感のあるデザインが具現化できない場合がある。タンデムフートレストと外装カバーとで一体感のあるデザインがされている場合には、このようなデザインを上手く具現化したい。また、軽量化および製造コストの低コスト化も図りたい。
本発明に係るタンデムフートレストは車体フレームに取り付けられるブラケットを備えており、当該ブラケットは隣接して配設された外装カバーの内側に延びるフランジを備え、当該フランジは外装カバーの内側を支持する支持部を備えている。
外装カバーは内側面に突起を備えており、タンデムフートレストのフランジに当該突起が嵌る嵌合穴が形成されていてもよい。
また、タンデムフートレストのフランジに形成された嵌合穴に、突起が弾性的に嵌るブッシュが装着されていてもよい。また、この場合、外装カバーの突起は嵌合穴に貫通し、嵌合穴を貫通する突起の先端部が嵌合穴に嵌る部分よりも太くなっていてもよい。
また、外装カバーは割型で成形される樹脂成形品で、突起が外装カバーの型抜き可能な方向に突出しており、タンデムフートレストのフランジは、当該突起と直交するように外装カバーの内側に延びていてもよい。
また、外装カバーは、タンデムフートレストのブラケットに隣接する側に、フランジが延びる部分に切り欠きが形成された端面を備え、タンデムフートレストはブラケットの外側面から段差を設け、ブラケットの外側面よりも内側から外装カバーの端面の切り欠きを通してフランジが延びていてもよい。
タンデムフートレストは車体フレームに取り付けられるブラケットを備え、当該ブラケットが隣接して配設された外装カバーの内側に延びるフランジを備え、当該フランジが外装カバーの内側を支持する支持部を備えている。このタンデムフートレストは、フランジが外装カバーの隣接した部位を支持するので、当該隣接部位における外装カバーの剛性を確保できる。また、タンデムフートレストが外装カバーを取り付けるためのブラケットとしての機能を奏するので、構成部品数を低減させ、製造コストを低減させることができる。
外装カバーが内側面に突起を備えており、タンデムフートレストのフランジに当該突起が嵌る嵌合穴が形成されている場合には、外装カバーとタンデムフートレストとの位置決めが行える。また、外装カバーが内側面に突起を備えており、タンデムフートレストのフランジに当該突起が嵌る嵌合穴が形成されているので、外装カバーとタンデムフートレストを相対的に位置決めすることができ、外装カバーとタンデムフートレストとに一体的なデザインがなされた場合でも斯かるデザインをより正確に具現化できる。
また、タンデムフートレストのフランジに形成された嵌合穴に、突起が弾性的に嵌るブッシュが装着されている場合には、外装カバーの当該部位ががたつくのを小さく抑えることができる。また、この場合、さらに外装カバーの突起が嵌合穴に貫通し、嵌合穴を貫通する突起の先端部が嵌合穴に嵌る部分よりも太くなっていれば、外装カバーとタンデムフートレストとの相対的な位置決めについても、より精度良く行える。
また、外装カバーが割型で成形される樹脂成形品で、突起が外装カバーの型抜き可能な方向に突出しており、タンデムフートレストのフランジが、当該突起と直交するように外装カバーの内側に延びている場合には、外装カバーの成形が容易であり、また、外装カバーの取り付けや取り外しが容易である。
また、外装カバーが、タンデムフートレストのブラケットに隣接する側に、フランジが延びる部分に切り欠きが形成された端面を備え、タンデムフートレストはブラケットの外側面から段差を設け、フランジが、ブラケットの外側面よりも内側から外装カバーの端面の切り欠きを通して外装カバーの内側に延びている場合には、外装カバーの内側、ブラケットの内側が外観上見え難くなる。
以下、本発明の一実施形態に係るタンデムフートレストを図面に基づいて説明する。なお、図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、本発明は以下の実施形態に限定されない。
ここでは、図1に示すように、鞍乗型車両100を例示して、本発明に係るタンデムフートレストを説明する。この鞍乗型車両100のシート110は、ライダー(運転者)の後ろに後席乗員が座ることができるシートが採用されている。そして、図1は、鞍乗型車両100の左側面を示す図であるが、車両左右両側には、ライダーの通常の乗車姿勢よりも後ろ側に、タンデムフートレスト200が取り付けられている。
この実施形態では、タンデムフートレスト200は、図2に示すように、車体フレーム300に取り付けられるブラケット220を備えている。ブラケット220は、ブラケット220と隣接して配設された外装カバー400の内側に延びるフランジ280を備えている。フランジ280は、外装カバー400の内側を支持する支持部210を備えている。この場合、このタンデムフートレスト200は、フランジ280が外装カバー400の隣接した部位を支持するので、当該隣接部位における外装カバー400の剛性を確保できる。また、タンデムフートレスト200が外装カバー400を取り付けるためのブラケットとしての機能を奏するので、構成部品数を低減させ、製造コストを低減させることができる。
以下、この実施形態に係るタンデムフートレストをさらに詳細に説明する。
この実施形態では、後席乗員からの相当の荷重が掛かるため、所要の剛性と軽量化を図るべく、タンデムフートレスト200はアルミ鋳造品を採用している。なお、タンデムフートレスト200は、タンデムフートレスト200の所要の機能を奏する限りにおいて、材質、製造方法等について種々の変更が可能であり、本発明に係るタンデムフートレスト200はアルミ鋳造品に限定されない。
このタンデムフートレスト200は、図2、図3に示すように、ブラケット220と、アーム部240と、タンデムフートレスト部260と、フランジ280とを備えている。
ブラケット220は、車体フレーム300に取り付けられる部位である。この実施形態では、ブラケット220は、車体フレーム300に取り付けられた他のブラケット320に、ねじ止めされている。なお、この実施形態では、タンデムフートレスト200は、ブラケット220が、車体フレーム300に取り付けた他のブラケット320にねじ止めされたものを例示したが、タンデムフートレスト200は車体フレーム300に直接取り付けてもよい。
この実施形態では、タンデムフートレスト200のブラケット220は、図2に示すように、タンデムフートレスト200の前側に配設された外装カバー400と隣接している。この実施形態では、当該ブラケット220と外装カバー400は外形形状が連続している。換言すれば、当該ブラケット220と外装カバー400は、外観上、連続している印象が得られるようにデザインされている。
具体的には、この実施形態では、ブラケット220と外装カバー400との間に、数ミリの隙間211を空けてそれぞれ上側部221、401、外側面222、402および下側部223、403が連続するようにデザインされている。すなわち、この実施形態では、ブラケット220の上側部221、外側面222および下側部223を形成する面と、外装カバー400の上側部401、外側面402および下側部403を形成する面とが、ブラケット220と外装カバー400との隙間211を介して、車両100の前後方向に連続している。詳しくは、この実施形態では、ブラケット220と外装カバー400は、図2に示すように、上側部221、401と下側部223、403の幅が車両100の前側から後側に向けて徐々に狭くなっている。これにより、外装カバー400からタンデムフートレスト200のブラケット220に至る一連のデザインが、前側から後側へ向けて徐々に細くなり、車両100がより速く疾走する感じが生じるようにデザインされている。
また、この実施形態では、外装カバー400は、図4に示すように、タンデムフートレスト200のブラケット220に隣接する側に、タンデムフートレスト200のフランジ280が延びる部分に切り欠き421が形成された端面420を備えている。
次に、タンデムフートレスト200のアーム部240は、図2および図3に示すように、ブラケット220とタンデムフートレスト部260を繋ぐ部位である。この実施形態では、ブラケット220から2本のアーム241、242が延びており、各アーム241、242の先端がくっ付いて一体となっている。これにより、アーム部240を1本のアームとする場合に比べて、一本一本のアームの径を細くでき、さらに、2本のアーム241、242の間を空けて配設することができる。これにより、タンデムフートレスト200の重厚な印象が軽減され、よりスリムで軽い印象が生じるようにデザインされている。
また、この実施形態では、図2に示すように、アーム部240の基端部には、ブラケット220にボルト231、232を挿通させる穴が形成されており、当該穴を通してブラケット220は、車体フレーム300に取り付けられた他のブラケット320にねじ止めされている。なお、この実施形態では、図3に示すように、ブラケット220とアーム部240は一体のアルミ鋳造品であるが、アーム部240の基端部にボルト孔233、234を形成している。これにより、外観上は、ブラケット220とアーム部240が別体で、アーム部240がブラケット220にねじ止めされているような印象が生じるようにデザインされている。
タンデムフートレスト部260は、図2および図3に示すように、アーム部240の先端に取り付けられている。この実施形態では、タンデムフートレスト部260は、アーム部240の先端とは別体であり、車体の幅方向外側に突出した状態と、車体の側面に沿った状態とに折り曲げることができるように、アーム部240の先端に取り付けられている。このタンデムフートレスト200は、後席乗員がおらず、必要でない場合には、車体の内側に折り曲げることができる。また、後席乗員がおり、必要な場合には、このタンデムフートレスト200は車体の幅方向外側に突出させることができる。
フランジ280は、図2に示すように、ブラケット220に隣接して配設された外装カバー400の内側に延びており、外装カバー400の内側を支持する支持部210を備えている。
この実施形態では、支持部210に対応する部位において、外装カバー400は、図5および図6に示すように、内側面に突起440が形成されている。タンデムフートレスト200のフランジ280には、図3に示すように、当該突起440が嵌る嵌合穴281が形成されている。
外装カバー400は、この実施形態では、割型で成形された樹脂成形品である。この実施形態では、成形型は図示しないが、外装カバー400の突起440は、図7に示すように、外装カバー400の型抜き可能な方向に突出している。すなわち、この実施形態では、外装カバー400の内側面を成形する型から外装カバー400を脱型する方向に、突起440を突出させている。また、この実施形態では、図7および図8に示すように、突起440は、タンデムフートレスト200のフランジ280に形成された嵌合穴281に貫通する。そして、当該嵌合穴281を貫通する突起440の先端部441は嵌合穴281に嵌る部分442よりも太くなっている。
次に、タンデムフートレスト200のフランジ280は、図2に示すように、外装カバー400の内側に延びている。この実施形態では、タンデムフートレスト200は、図9に示すように、ブラケット220の外側面222から段差282が設けられている。フランジ280は、図2に示すように、ブラケット220の外側面222よりも内側から外装カバー400の端面420の切り欠き421を通して外装カバー400の内側に延びている。
また、この実施形態では、フランジ280は、図2および図3に示すように、基端が幅広く、外装カバー400の内側に入り込んだ先端に向けて幅が狭くなった略三角形の形状を有している。当該フランジ280は、外装カバー400の内側において外装カバー400の内側面と向き合うように延びている。また、この実施形態では、図8に示すように、タンデムフートレスト200のフランジ280は、上述した突起440と直交するように外装カバー400の内側に延びている。
このフランジ280には、上述したように、外装カバー400の内側面に形成された突起440が嵌る嵌合穴281が形成されている。この実施形態では、嵌合穴281は外装カバー400とブラケット220とが隣接する方向に沿って長い長穴で形成されている。ブラケット220と外装カバー400との間に、数ミリの隙間211を空けて隣接させている。ブラケット220と外装カバー400は、それぞれの上側部221、401、外側面222、402および下側部223、403が連続するデザインとしている。フランジ280に形成される嵌合穴281が、外装カバー400とブラケット220とが隣合う方向に沿った長穴で形成されているので、ブラケット220の嵌合穴281の位置と外装カバー400の突起440の位置が、外装カバー400とブラケット220とが隣合う方向に多少ずれていても、そのずれを吸収して、両者を容易に嵌め合わせることができる。また、嵌合穴281が、外装カバー400とブラケット220とが隣合う方向に沿った長穴で形成されているので、外装カバー400とブラケット220とが隣合う方向とは、直交する方向においては、外装カバー400とブラケット220とを相対的に位置決めできる。これにより、ブラケット220と外装カバー400は、それぞれの上側部221、401および下側部223、403が連続するデザインが精度良く具現化できる。
また、嵌合穴281には突起440が弾性的に嵌るブッシュ283が装着されている。詳しくは、この実施形態では、ブッシュ283にゴム製のブッシュを用いている。上述した外装カバー400の突起440は嵌合穴281を貫通する先端部441が、嵌合穴281に挿着されたブッシュ283の内径(内側の隙間)よりも少し太い。このため、一定の力を掛けることによって、ブッシュ283を弾性変形させて突起440を嵌めることができる。また、一定の力を掛けることにより外装カバー400の突起440をこの嵌合穴281から抜くことができる。
この実施形態では、まず車体フレーム300に取り付けられた他のブラケット320に、タンデムフートレスト200をねじ止めする。タンデムフートレスト200には、上述したように、ブラケット220に2箇所のねじ止め部がある。このため、車体フレーム300に取り付けられる他のブラケット320が正確に車体フレーム300に取り付けられている場合において、車体フレーム300に対して予め定められた所定の位置にタンデムフートレスト200を取り付けることができる。
次に、タンデムフートレスト200のフランジ280の嵌合穴281に外装カバー400の突起440を嵌め込んで外装カバー400をタンデムフートレスト200に取り付ける。なお、外装カバー400は、図示は省略するが、タンデムフートレスト200の当該フランジ280の他、数箇所設けられた所定の嵌合部によって、図1に示すように、車両100に取り付けられている。
上述したように、この実施形態では、タンデムフートレスト200は、図2に示すように、車体フレーム300に取り付けられるブラケット220を備えている。そして、当該ブラケット220が隣接して配設された外装カバー400の内側に延びるフランジ280を備え、当該フランジ280が外装カバー400の内側を支持する支持部210を備えている。このため、このタンデムフートレスト200は、フランジ280が外装カバー400の隣接した部位を支持するので、当該隣接部位における外装カバー400の剛性を確保できる。また、タンデムフートレスト200が外装カバー400を取り付けるためのブラケットとしての機能を奏するので、構成部品数を低減させ、製造コストを低減させることができる。
また、この実施形態では、図4に示すように、外装カバー400が内側面に突起440を備えており、図3に示すように、タンデムフートレスト200のフランジ280に当該突起440が嵌る嵌合穴281が形成されている。このため、外装カバー400とタンデムフートレスト200との位置決めが行える。また、外装カバー400が内側面に突起440を形成し、タンデムフートレスト200のフランジ280に嵌合穴281を形成しているので、外観上、タンデムフートレスト200と外装カバー400との斯かる結合状態を隠すことができる。また、外装カバー400とタンデムフートレスト200を相対的に位置決めすることができ、外装カバー400とタンデムフートレスト200とに一体的なデザインがなされた場合でも斯かるデザインをより正確に具現化できる。
また、この実施形態では、タンデムフートレスト200のフランジ280に形成された嵌合穴281に、突起440が弾性的に嵌るブッシュ283が装着されているので、一定の力を掛けることによって外装カバー400を嵌め合わせることができ、また一定の力を掛けることにより外装カバー400をブラケット220のフランジ280から抜くことができる。このため、例えば、外装カバー400の組付けや取り外しの作業が容易であり、車両100のメンテナンス作業等が容易に行える。また、斯かる形態では、外装カバー400の当該部位ががたつくのを小さく抑えることができる。
また、この実施形態では、図7および図8に示すように、さらに外装カバー400の突起440が嵌合穴281に貫通し、嵌合穴281を貫通する突起440の先端部441が嵌合穴281に嵌る部分442よりも太くなっている。このため、上述したように、一定の力を掛けることによって外装カバー400を嵌め合わせることができ、また一定の力を掛けることにより外装カバー400をブラケット220のフランジ280から抜くことができる。これにより、外装カバー400の組付けや取り外しの作業が容易で、車両のメンテナンス作業等が容易に行えるという効果や、外装カバー400の当該部位ががたつくのを小さく抑えるという効果が、より効果的に得られる。さらに、外装カバー400とタンデムフートレスト200との相対的な位置決めについても、より精度良く行える。
また、この実施形態では、図7に示すように、外装カバー400が割型で成形される樹脂成形品で、突起440が外装カバー400の型抜き可能な方向に突出している。このため、外装カバー400の成形が容易である。さらに、この実施形態では、図8に示すように、タンデムフートレスト200のフランジ280が、当該突起440と直交するように外装カバー400の内側に延びている。このため、外装カバー400をフランジ280の嵌合穴281に嵌める際に、外装カバー400の突起440がフランジ280に略直交させて嵌めることができ、外装カバー400の取り付けや取り外しが容易である。また、外装カバー400の取り付けや取り外し作業の際に、外装カバー400の突起440に片持ち方向に大きな力が作用して外装カバー400の突起440が当該作業によって折れるなどの不具合が生じにくい。
なお、ここで、タンデムフートレスト200のフランジ280が、当該突起440と直交するように外装カバー400の内側に延びているとは、斯かる作用効果が得られるように考慮したものである。すなわち、タンデムフートレスト200のフランジ280は、外装カバー400の突起440に対して厳密には直交していなくてもよく、外装カバー400の突起440に対して略直交していればよく、例えば、±10°程度傾いていてもよい。
以上のような構成によって、この実施形態では、タンデムフートレスト200のブラケット220が隣接して配設された外装カバー400の内側に延びるフランジ280を備え、当該フランジ280が外装カバー400の内側を支持する。このため、外装カバー400とタンデムフートレスト200を相対的に位置決めすることができる。このため、この実施形態のように外装カバー400とタンデムフートレスト200のブラケット280の外形形状が連続するようにデザインされている場合でも、斯かるデザインを正確に具現化できる。
また、この実施形態では、外装カバー400が、タンデムフートレスト200のブラケット220に隣接する側に、フランジ280が延びる部分に切り欠き421が形成された端面420を備えている。そして、タンデムフートレスト200のブラケット220には段差282が設けられており、フランジ280は当該段差282によってブラケット220の外側面222よりも内側から外装カバー400の端面420の切り欠き421を通して、外装カバー400の内側にフランジ280が延びている。これにより、外装カバー400とブラケット220の隙間において、外装カバー400の端面420とブラケット220の段差282とが対向し、さらにその内側にフランジ280が延びており、外装カバー400の内側およびブラケット220の内側が外観上見え難くなる。さらに、この実施形態では、外装カバー400とタンデムフートレスト200のブラケット220とが隣接する部位において、外装カバー400の端部がブラケット220の段差282によって隠れる。このため、例えば、外装カバー400の端部に塗装斑が生じてもこれが隠れるので、車両の仕上がりが良く見える。
以上、本発明の一実施形態に係るタンデムフートレストを説明したが、本発明に係るタンデムフートレストは、上述した実施形態に限定されない。
例えば、上述した実施形態ではタンデムフートレストは、ブラケットと、アームが一体のアルミ鋳造品で構成されている形態を例示した。しかし、タンデムフートレストは、ブラケットと、アームが別体でもよい。
また、タンデムフートレストのフランジと、外装カバーの内側面との支持部は、上述した実施形態に限定されず、外装カバーの内側に延びたタンデムフートレストのフランジが外装カバーの内側面を支持する構造であればよい。例えば、外装カバーとタンデムフートレストのフランジは、ねじ止めしてもよい。具体的に一例を挙げると、外装カバーの内側面にボルトを植設し、当該ボルトを、タンデムフートレストのフランジに形成したボルト挿通穴に通し、タンデムフートレストのフランジの裏面から当該ボルトにナットを取り付けて締結してもよい。また、ねじ止め以外の締結方法としては、例えば、外装カバーの内側面と、タンデムフートレストのフランジとの間に、互いに係合する係合部(例えば、爪状の係合部)を設けてもよい。
上述したタンデムフートレストは、例えば、スクータ型の自動二輪車、自動三輪車、四輪バギー、スノーモービルなどの種々の鞍乗型車両に設けることができる。
本発明は、例えば、種々の鞍乗型車両のタンデムフートレストに利用される。
本発明の一実施形態に係るタンデムフートレストを備えた鞍乗型車両を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るタンデムフートレストおよび外装カバーを示す側面図。 本発明の一実施形態に係るタンデムフートレストの側面図。 本発明の一実施形態に係る外装カバー上面図。 本発明の一実施形態に係る外装カバーの側面図。 図5のA−A断面を示す図であり、本発明の一実施形態に係る外装カバーの突起を示す断面図。 本発明のタンデムフートレストおよび外装カバーの内側を示す図。 本発明のタンデムフートレストおよび外装カバーと組み付けた状態を内側から示す図。 タンデムフートレストのブラケットの断面形状を示す図であり、図3のB−O−B切断端面図。
符号の説明
100 鞍乗型車両(車両)
110 シート
200 タンデムフートレスト
210 支持部
211 隙間
220 ブラケット
221 ブラケットの上側部
222 ブラケットの外側面
223 ブラケットの下側部
231、232 ねじ
233、234 ねじ孔
240 アーム部
241、242 アーム
260 タンデムフートレスト部
280 フランジ
281 嵌合穴
282 段差
283 ブッシュ
300 車体フレーム
320 他のブラケット
400 外装カバー
401 外装カバーの上側部
402 外装カバーの外側面
403 外装カバーの下側部
420 端面
421 切り欠き
440 突起
441 先端部
442 嵌合穴に嵌る部分

Claims (8)

  1. 鞍乗型車両のタンデムフートレストであって、
    前記タンデムフートレストは車体フレームに取り付けられるブラケットを備え、
    前記ブラケットは隣接して配設された外装カバーの内側に延びるフランジを備え、
    前記フランジは前記外装カバーの内側を支持する支持部を備えた、タンデムフートレスト。
  2. 前記外装カバーは内側面に突起を備えており、
    前記タンデムフートレストのフランジに当該突起が嵌る嵌合穴が形成されている、請求項1に記載のタンデムフートレスト。
  3. 前記タンデムフートレストのフランジに形成された嵌合穴に、前記突起が弾性的に嵌るブッシュが装着されている、請求項2に記載のタンデムフートレスト。
  4. 前記外装カバーの突起は前記嵌合穴に貫通し、前記嵌合穴を貫通する突起の先端部が嵌合穴に嵌る部分よりも太くなっている、請求項3に記載のタンデムフートレスト。
  5. 前記外装カバーは割型で成形される樹脂成形品で、前記突起が外装カバーの型抜き可能な方向に突出しており、
    前記タンデムフートレストのフランジは、当該突起と直交するように外装カバーの内側に延びている、請求項2に記載のタンデムフートレスト。
  6. 前記タンデムフートレストのブラケットと前記外装カバーの外形形状が連続する、請求項1に記載のタンデムフートレスト。
  7. 前記外装カバーは、前記タンデムフートレストのブラケットに隣接する側に、前記フランジが延びる部分に切り欠きが形成された端面を備え、
    前記タンデムフートレストはブラケットの外側面から段差を設け、前記フランジが、前記ブラケットの外側面よりも内側から前記外装カバーの端面の切り欠きを通して外装カバーの内側に延びている、請求項1に記載のタンデムフートレスト。
  8. 請求項1から7の何れかに記載のタンデムフートレストを備えた鞍乗型車両。
JP2007188842A 2007-07-19 2007-07-19 タンデムフートレストおよび鞍乗型車両 Withdrawn JP2009023514A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007188842A JP2009023514A (ja) 2007-07-19 2007-07-19 タンデムフートレストおよび鞍乗型車両
BRPI0803599-7A BRPI0803599B1 (pt) 2007-07-19 2008-07-16 Apoio para pé em tandem e veículo do tipo de montar fornecido com o mesmo
AT08252445T ATE553022T1 (de) 2007-07-19 2008-07-17 FUßSTÜTZE FÜR EIN GRÄTSCHSITZ-FAHRZEUG
ES08252445T ES2384068T3 (es) 2007-07-19 2008-07-17 Reposapiés para vehículo tipo montar a horcajadas
EP08252445A EP2017171B1 (en) 2007-07-19 2008-07-17 Footrest for a straddle-type vehicle
CN2008101299015A CN101391627B (zh) 2007-07-19 2008-07-21 串列搁脚板和设置有该串列搁脚板的跨骑型车辆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007188842A JP2009023514A (ja) 2007-07-19 2007-07-19 タンデムフートレストおよび鞍乗型車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009023514A true JP2009023514A (ja) 2009-02-05

Family

ID=39739709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007188842A Withdrawn JP2009023514A (ja) 2007-07-19 2007-07-19 タンデムフートレストおよび鞍乗型車両

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP2017171B1 (ja)
JP (1) JP2009023514A (ja)
CN (1) CN101391627B (ja)
AT (1) ATE553022T1 (ja)
BR (1) BRPI0803599B1 (ja)
ES (1) ES2384068T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011088522A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両のステップ周辺構造

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5593130B2 (ja) * 2010-06-11 2014-09-17 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP2012245860A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Honda Motor Co Ltd 揺動式車両のステップ装置
WO2018142286A1 (en) 2017-01-31 2018-08-09 Bombardier Recreational Products Inc. Electronic stability system for a vehicle having a straddle seat
JP2020001661A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216953A (ja) 1995-02-15 1996-08-27 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の同乗者用ステップ
JP4108287B2 (ja) 2001-03-28 2008-06-25 本田技研工業株式会社 自動二輪車のピリオンステップホルダ構造
JP2003040173A (ja) 2001-07-27 2003-02-13 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のヒールガード構造
JP4839025B2 (ja) 2005-06-27 2011-12-14 川崎重工業株式会社 自動二輪車
JP2007055489A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車のリヤステップ構造
JP4751157B2 (ja) 2005-09-14 2011-08-17 川崎重工業株式会社 自動二輪車のステップブラケット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011088522A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両のステップ周辺構造

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0803599A2 (pt) 2009-03-31
CN101391627B (zh) 2011-06-08
CN101391627A (zh) 2009-03-25
EP2017171A1 (en) 2009-01-21
ES2384068T3 (es) 2012-06-29
ATE553022T1 (de) 2012-04-15
BRPI0803599B1 (pt) 2018-05-02
EP2017171B1 (en) 2012-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2301832B1 (en) Vehicle
JP4887637B2 (ja) 自動二輪車のシートフレーム
JP2011245897A (ja) 自動二輪車
JP2009023514A (ja) タンデムフートレストおよび鞍乗型車両
JP4676281B2 (ja) 車両のフラップ
US10351197B2 (en) Front cowling for saddle-riding type vehicle
EP2163464B1 (en) Straddle-type vehicle
JP5460511B2 (ja) 車両用のリヤフェンダ
US20170282998A1 (en) Swing arm of saddle riding vehicle
JP2004123092A (ja) 鞍乗り型車両のボディカバー構造
JP5049822B2 (ja) 自動二輪車のフロントカウルおよびウインドスクリーン取付け構造
JP2010064631A (ja) 自動二輪車のフートレスト
JP6448157B2 (ja) 自動二輪車用ヘッドライトガード構造
JP2014108748A (ja) 自動二輪車
JP5378006B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2009107566A (ja) 自動二輪車
JP6483362B2 (ja) ナックルガードの取付構造
JP6417179B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6484422B2 (ja) 車両
ITTO980185A1 (it) Struttura di sopporto di una copertura del corpo, per una motocicletta
JP7139398B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6363801B2 (ja) 自動二輪車用シート支持フレーム構造
WO2019031165A1 (ja) 鞍乗り型車両のナンバープレート取付部構造
JP4330899B2 (ja) 鞍乗り型車両のフロントカバー構造
JP2974925B2 (ja) 自転車用フェンダ、及び、自転車

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20101005