JP2974572B2 - バルコニーの取付方法 - Google Patents

バルコニーの取付方法

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JP2974572B2
JP2974572B2 JP6078531A JP7853194A JP2974572B2 JP 2974572 B2 JP2974572 B2 JP 2974572B2 JP 6078531 A JP6078531 A JP 6078531A JP 7853194 A JP7853194 A JP 7853194A JP 2974572 B2 JP2974572 B2 JP 2974572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物本体と別体に組
み立てられたバルコニーを建物本体の外側に取り付ける
方法に係り、特に、鉄骨系のユニット建物に利用される
バルコニーの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、一棟の建物を予めいく
つかのユニットに分けて工場生産し、これらを建築現場
において施工・組立する方式の建物であり、図6に示す
ように、まず、建物の部屋部分を構成する建物ユニット
(部屋ユニットともいう)1A,1B,…を基礎の上に
水平方向及び垂直方向に据え付けて相互に連結し、次
に、上階の建物ユニット1Bの隣にバルコニーユニット
2を取り付けるという施工手順で組み立てられる(例え
ば、特開昭4−43635号公報参照)。
【0003】従来、バルコニーユニットを建物本体に取
り付ける場合、図7に示すように、クレーンでバルコニ
ーユニット2を吊り上げながら取り付けている。同図に
おいて、符号1は鉄骨系の建物本体(ユニット建物本
体)、6はクレーンで吊り上げるためのワイヤー、11
は建物本体の下階躯体を構成する天井大梁のうち、バル
コニーユニットを取り付ける天井大梁、21は該天井大
梁11に当接状態で接合されるバルコニー大梁、また、
22はボルト固定孔を示している。作業に際しては、ク
レーンのワイヤー6をバルコニーユニット2に掛け、バ
ルコニーユニット2を水平に吊り上げて、建物本体1の
天井大梁11に接近させ、固定孔22の位置を天井大梁
11側の接合部と合わせながら、バルコニーユニット2
を天井大梁11に仮止めし、位置調整した上で本締めし
ている。この場合、図8に示すように、バルコニーユニ
ット2の接合部の高さを水平に揃えながら、建物本体1
側の天井大梁11に矢印Sのように接近させる必要があ
り、例えば、図9に示すように、建物本体1側に作業者
が乗り、ワイヤー6あるいは直接バルコニーユニット2
を引き寄せている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
取付方法では、重量があり、形も大きなバルコニーユニ
ットを、バランス良く水平に吊り支持しながら、接合部
の位置合わせをすることは非常に難しく、施工能率が低
いという問題があった。加えて、建物本体側にバルコニ
ーユニットを引き寄せる際に、吊った状態のまま、作業
者が直接吊りワイヤーやバルコニーユニットを引き寄せ
ていたので、危険である上、バランスがくずれやすく位
置合わせの能率が悪いという欠点もあった。この発明
は、上述の事情に鑑みてなされたもので、安全かつ能率
良く作業を進めることができるバルコニーの取付方法を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、建物本体と別体に組み立て
られたバルコニーを建物本体の外側に取り付ける方法に
おいて、建物本体側の構造材に、先端が建物本体より外
部に突出した施工用の仮設梁を取り付け、一方、バルコ
ニーには上記仮設梁の突出部に載置される吊り具を取り
付け、この吊り具を介してバルコニーを吊り上げて該吊
り具を仮設梁の突出部に載置し、この状態で建物本体の
構造材にバルコニーを接合することを特徴としている。
なお、この発明において、バルコニーは、建物本体に外
付けされる外廊下等も含む概念である。
【0006】また、請求項2記載の発明は、上記仮設梁
を、バルコニーを接合する建物本体の第1の構造材とこ
の奥の第2の構造材上に載置して固定し、一方、バルコ
ニーを吊り具の下部に、仮設梁を通すスペースをあけた
状態で取り付け、吊り具を介してバルコニーを吊り上げ
て、上記スペースに仮設梁の突出部を通した状態で、吊
り具を仮設梁の突出部に載置し、この状態で建物本体の
第1の構造材にバルコニーを接合することを特徴として
いる。
【0007】また、請求項3記載の発明は、上記建物本
体を建物ユニットから構成し、上記バルコニーをバルコ
ニーユニットで構成したことを特徴としている。なお、
この発明においてバルコニーユニットは、建物本体に外
付けされる外廊下ユニットも含む概念である。また、請
求項4記載の発明は、上記仮設梁の突出部に吊り具を載
置した状態で、仮設梁と吊り具の間に牽引機構を取り付
けて、該牽引機構により吊り具を建物本体側に引き寄せ
ることを特徴としている。さらにまた、請求項5記載の
発明は、上記仮設梁を上記第1の構造材としての第1の
梁と第2の構造材としての第2の梁の上に載置し固定す
る際に、仮設梁の下部に突設したピンを第1の梁の上面
に設けた孔に落とし込み、仮設梁に設けたフックを第2
の梁に設けたフック掛け部に係止することを特徴として
いる。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、仮設梁の上に、バル
コニーに取り付けた吊り具を載置した状態で、仮設梁を
ガイドとしながら、バルコニーと建物本体側の接合部の
位置合わせを行うことができる。請求項2記載の発明で
は、建物本体の2つの構造材の上に仮設梁を載置するの
で、仮設梁の設置が簡単である。また、吊り具とバルコ
ニーの間に設けたスペースに仮設梁を通した状態で、吊
り具を仮設梁上に載置するので、この下部に取り付いて
いるバルコニーと、バルコニーを接合する対象の建物本
体側の構造材とが相対向し、接合部同士の位置が自動的
に合う。請求項3記載の発明では、建物ユニットとバル
コニーユニットをそれぞれ工場で製作し、現地で連結す
るだけで、建物の施工(躯体工事)が完了する。請求項
4記載の発明では、牽引機構でバルコニーを引き寄せる
ことにより、接合部の位置を合わせ、この状態でバルコ
ニーを建物本体側に接合する。
【0009】請求項5記載の発明では、第1の梁に対し
てはピンを落とし込み、第2の梁に対してはフックを掛
けるだけで、建物本体の梁上に仮設梁を確実に固定する
ことができる。この仮設梁には、突出部に吊り具を載置
した際、フック部に上向き力、ピン部に下向き力がかか
るが、フック部で上向き力を確実に受け、ピン部で下向
き力及び水平力を確実に受けることができる。したがっ
て、安全にバルコニーを仮支持することができ、仮設梁
をガイドとして容易にバルコニーと建物本体側の接合部
の位置合わせを行うことができる。特に仮設梁と吊り具
との間に牽引機構を取り付け、この牽引機構で吊り具を
建物本体側に引き寄せる場合には、上記ピンが水平方向
の反力を与える点となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1は、この発明の一実施例であるバ
ルコニーの取付方法の実施状況を示す側面図である。同
図において、符号1は鉄骨系二階建の建物本体、2はバ
ルコニーユニットを示している。バルコニーユニット2
は、バルコニー大梁、バルコニースラブ、柱、手摺、胴
縁、小梁、軒天井(いずれも特に符号は付さず)等が取
り付けられたもので、建物本体1側のバルコニー大梁2
1には、建物本体1側の構造材(この例では天井大梁)
に固定するためのボルトを通す固定孔22が設けられて
いる。
【0011】また、符号3は、バルコニーユニット2の
取り付けに際して用いる施工用の仮設梁(この例では、
2本使用)、4は吊り具、5はボルトを示している。二
階建の建物本体1は、予め工場で生産された複数の鉄骨
系の建物ユニットを建築現場において水平方向及び上下
方向に連結して組み立てたもので、各建物ユニットは、
C形鋼からなる4本の床大梁と、角型鋼管からなる4本
の柱と、C形鋼からなる4本の天井大梁と、ALC版か
らなる床スラブと、複数の天井小梁とから箱形の躯体が
構成されている。それ故、バルコニーユニット2を取り
付ける段階では、既に、天井大梁11,12が下階の対
応する2本の柱間に架設固定されている。天井大梁(第
1の梁、第1の構造材)11は外壁に近い側に架設配置
され、バルコニーユニット2を片持で接合する構造材で
ある。天井大梁(第2の梁、第2の構造材)12は、天
井大梁11より奥に位置する梁で、天井大梁11と平行
に配置されている。
【0012】この例のバルコニーの取付方法を実施する
にあたっては、図2に示すような吊り具4を用意する。
この吊り具4は、長方形の枠状の本体40の下面に、所
定の高さの脚部43,43,…を複数設けると共に、上
面4隅にアイボルト46,46,…を設けたものであ
る。本体40は、バルコニーユニット2を安定して吊り
支持できる大きさのもので、平行に配された2本の長尺
の鋼材41、41と、これらを間隔をおいて連結する2
本の連結材42,42とからなっている。脚部43は、
それぞれ側面視形状がコ字形に形成され、上に向けた開
口部を鋼材41に嵌めた状態で、鋼材41に溶接固定さ
れている。脚部43は、鋼材41の長さ方向に適当な間
隔をおいて複数個設けられ、この間に仮設梁3を通せる
ようになっている。また、脚部43の底板44には、こ
の底板44に対してバルコニーユニット2の構造部材を
ボルト締めできるように、固定孔45が形成されてい
る。鋼材41の下端と、底板44の下面との間には、所
定のスペースAが確保されており、バルコニーユニット
2を底板44に固定した状態で、このスペースAに仮設
梁3を通せるようになっている。
【0013】バルコニーユニット2の取付作業に際して
は、まず、2本の施工用の仮設梁3を互いに所定の距離
隔てて平行に天井大梁11,12上に載置し固定する。
各仮設梁3は、天井大梁11,12間の間隔よりも長い
もので、基端を奥の天井大梁12上に載置して固定し、
中間部を外寄りの天井大梁11上に載置して固定する。
この状態で、仮設梁3は先端が所定長さ分だけ建物本体
1の外側に突出する。なお、各仮設梁3の突出部3aの
寸法は、吊り具4の幅寸法程度に設定され、また、2本
の仮設梁3間の距離は、吊り具4の長さ寸法以内に設定
されている。
【0014】各仮設梁3の固定は次の手段により行う。
各仮設梁3の基端には、ねじ棒31を介して仮固定板3
2が取り付けられている。図3に詳細を示すように、仮
固定板32は上に延びたねじ棒31を一体に有し、ねじ
棒31の上端を仮設梁3に貫通させた上でナット締めす
ることにより、仮設梁3に固定されている。そして、仮
固定板32に設けたフック33を、天井大梁12に形成
した係止孔(フック掛け部)13に係止させることによ
り、仮設梁3を天井大梁12に固定する。これにより、
上向き力に対しての支持力を発揮する。また、各仮設梁
3の中間部には、図4に示すように、ブラケット35が
固定され、このブラケット35の底板36に下向きに突
出するテーパピン37が固定されている。そして、仮設
梁3の中間部を天井大梁11上に載置する際に、このテ
ーパピン37を天井大梁11に設けた孔14に落とし込
むことにより、仮設梁3を水平方向に動かないように固
定する。
【0015】このように2本の仮設梁3を固定する一
方、吊り具4の脚部43の底板44の下面にバルコニー
ユニット2をボルト止めする。そして、アイボルト46
に吊りワイヤー6を掛けて、吊り具4を介してバルコニ
ーユニット2を水平に吊り上げ、各仮設梁3の突出部3
aの外側まで移動する。次いで、このまま水平に建物本
体1側に移動させて、各仮設梁3の突出部3aを、吊り
具4とバルコニーユニット2の間のスペースAに通して
いく。この際、2本の仮設梁3をガイドとしながら、吊
り具4を移動させることができる。そして、バルコニー
ユニット2側の固定孔22と、天井大梁11側の固定孔
15を位置合わせする。この場合、予め吊り具4の鋼材
41の下面からバルコニーユニット2の固定孔22まで
の寸法B1と、仮設梁3の上面から天井大梁11の固定
孔15までの寸法B2を合わせておくことにより、2本
の仮設梁3上に吊り具4をバランス良く載置した段階
で、両固定孔22、15の位置が合う。このように位置
合わせしながら、吊り具4の下側に十分に突出部3aを
通したら、吊り上げ動作を緩め、吊り具4の本体40を
仮設梁3の突出部3aに載置する。実際には、載置した
状態で位置合わせを行っても良い。
【0016】このように、2本の仮設梁3のそれぞれの
突出部3aに吊り具4をバランス良く載置した場合、バ
ルコニーユニット2や吊り具4の荷重が仮設梁3の突出
部3aにかかるが、各仮設梁3は、中間部が天井大梁1
1に支持され、基端部がフック33により天井大梁12
に支持されているので、確実に荷重を受け止めることが
できる。そして、固定孔22、15同士の位置合わせが
済んだ状態で、バルコニーユニット2を天井大梁11に
対してボルトで接合する。以上の作業が済んだら、2本
の仮設梁3と天井大梁11,12の固定並びに吊り具4
とバルコニーユニット2の固定を解き、吊り具4と仮設
梁3を片付けて、作業を終える。
【0017】このように、この例のバルコニーユニット
の取付方法によれば、仮設梁3をガイドとしながら、バ
ルコニーユニット2と天井大梁11の固定孔22、15
の位置合わせを行うことができるので、位置合わせが簡
単にできる。特に、仮設梁3の設置は、天井大梁11,
12上に載置してフック33とピン37を係止するだけ
で良く、また、仮設梁3を吊り具4の下側のスペースA
に通すだけで、固定孔22、15の位置合わせを行える
ので、作業が簡単にすむ。また、一旦2本の仮設梁3上
に吊り具4をバランス良く載置した状態で最終的な位置
合わせを行うことができるので、安全作業となる。ま
た、建物本体及びバルコニーを共にユニット化して、現
地でユニット同士を連結するだけで組み付けを完了する
ので、現地作業が簡単に済む。
【0018】図5は、この発明の他の実施例であるバル
コニーの取付方法の実施状況を示す側面図である。バル
コニーユニット2を建物本体1側に引き寄せる際には、
同図に示すように、予め仮設梁3上にアイボルト38を
立設しておく。そして、吊り具4のアイボルト46と、
仮設梁3上のアイボルト38との間に牽引ワイヤー60
を張り、この牽引ワイヤー60をワイヤー巻き(牽引機
構)39で巻いていくことにより、牽引ワイヤー6の長
さを短くして、吊り具4を引き寄せる。吊り具4を引き
寄せる際、天井大梁11に差し込んだピン37が反力を
与える点となる。そして、引き寄せて位置を合わせた
ら、この状態でバルコニーユニット2を天井大梁11に
接合する。このように、図5に示す取付方法によれば、
さらに能率が良い。
【0019】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、建物ユニ
ットは二階建に限らず、三階建でも良い。天井大梁はC
形鋼に限らず、H形鋼、I形鋼でも良い。建物本体は、
ユニット建物に限らず、現地施工のものでも良い。同様
に、工場生産のバルコニーユニットに限らず、現地組立
のバルコニーでも良い。建物本体の外側に取り付けられ
る対象(ユニット)は、バルコニーユニット(狭義)に
限らず、外廊下ユニット等でも良い。また、バルコニー
ユニットが、下階の天井大梁に接合される場合に限ら
ず、上階の床大梁に接合される場合でも良い。また、上
述の実施例においては、仮設梁を2本用いる場合につい
て述べたが、バルコニーユニットの長さに応じて、仮設
梁を増減しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、仮設梁に吊り具を載置した状態で、仮設梁
をガイドとしながら、バルコニーと建物本体側の接合部
の位置を合わせることができるので、位置合わせが簡単
にできる。また、一旦仮設梁上に吊り具を載置した状態
で最終的な位置合わせを行うことになるので、安全作業
となる。また、請求項2記載の発明によれば、仮設梁を
第1の構造材とこの奥の第2の構造材の上に載置して固
定するので、仮設梁の設置が簡単な上、支持強度を高め
ることができる。また、吊り具を仮設梁の上に載置した
だけで、バルコニーの接合部と建物本体側の第1の構造
材の接合部の位置が合うので、接合部同士の位置合わせ
が極めて容易になる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、現地でユニット同士を連結するだけで組み付けが完
了するので、現地作業が簡単に済む。また、請求項4記
載の発明によれば、牽引機構でバルコニーを引き寄せる
ので、簡単かつ安全にバルコニーと建物本体側の接合部
の位置合わせを行うことができる。さらにまた、請求項
5記載の発明によれば、ピンとフックにより仮設梁を、
作業に必要な条件を満足するように確実に固定すること
ができ、簡単かつ安全にバルコニーの取り付け作業を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるバルコニーの取付方
法の実施状況を示す側面図である。
【図2】同実施例で用いる吊り具の斜視図である。
【図3】図1のC部の詳細を示す分解斜視図である。
【図4】図1のD部の詳細を示す分解斜視図である。
【図5】この発明の他の実施例であるバルコニーの取付
方法の実施状況を示す側面図である。
【図6】バルコニー付きのユニット建物の構成を示す側
面図である。
【図7】従来のバルコニーの取付方法の説明図である。
【図8】従来のバルコニーの取付方法の説明図である。
【図9】従来のバルコニーの取付方法の説明図である。
【符号の説明】
1 建物本体 2 バルコニーユニット(バルコニー) 3 仮設梁 3a 突出部 4 吊り具 6 ワイヤー 11 天井大梁(第1の梁、第1の構造材) 12 天井大梁(第2の梁、第2の構造材) 13 係止孔(フック掛け部) 14 孔 33 フック 39 ワイヤー巻き(牽引機構) 60 牽引ワイヤ A スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−5535(JP,A) 特開 平5−125839(JP,A) 特開 平5−346065(JP,A) 特開 平3−241129(JP,A) 特開 昭64−43635(JP,A) 特開 平6−346599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B04B 1/00 501 B04B 1/348

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体と別体に組み立てられたバルコ
    ニーを建物本体の外側に取り付ける方法において、前記
    建物本体側の構造材に、先端が建物本体より外部に突出
    した施工用の仮設梁を取り付け、一方、前記バルコニー
    には前記仮設梁の突出部に載置される吊り具を取り付
    け、この吊り具を介してバルコニーを吊り上げて該吊り
    具を前記仮設梁の突出部に載置し、この状態で建物本体
    の構造材にバルコニーを接合することを特徴とするバル
    コニーの取付方法。
  2. 【請求項2】 前記仮設梁を、前記バルコニーを接合す
    る建物本体の第1の構造材とこの奥の第2の構造材上に
    載置して固定し、一方、前記バルコニーを前記吊り具の
    下部に前記仮設梁を通すスペースをあけた状態で取り付
    け、前記吊り具を介してバルコニーを吊り上げて、前記
    スペースに前記仮設梁の突出部を通した状態で、該吊り
    具を仮設梁の突出部に載置し、この状態で建物本体の前
    記第1の構造材にバルコニーを接合することを特徴とす
    る請求項1記載のバルコニーの取付方法。
  3. 【請求項3】 前記建物本体は建物ユニットから構成さ
    れ、前記バルコニーはバルコニーユニットからなること
    を特徴とする請求項1又は2記載のバルコニーの取付方
    法。
  4. 【請求項4】 前記仮設梁の突出部に吊り具を載置した
    状態で、前記仮設梁と前記吊り具の間に牽引機構を取り
    付けて、該牽引機構により吊り具を建物本体側に引き寄
    せることを特徴とする請求項1,2又は3記載のバルコ
    ニーの取付方法。
  5. 【請求項5】 前記仮設梁を、前記第1の構造材として
    の第1の梁と第2の構造材としての第2の梁の上に載置
    して固定する際に、前記仮設梁の下部に突設したピンを
    前記第1の梁の上面に設けた孔に落とし込み、前記仮設
    梁に設けたフックを第2の梁に設けたフック掛け部に係
    止することにより固定することを特徴とする請求項2,
    3又は4記載のバルコニーの取付方法。
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