JP2973836B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

Info

Publication number
JP2973836B2
JP2973836B2 JP6270703A JP27070394A JP2973836B2 JP 2973836 B2 JP2973836 B2 JP 2973836B2 JP 6270703 A JP6270703 A JP 6270703A JP 27070394 A JP27070394 A JP 27070394A JP 2973836 B2 JP2973836 B2 JP 2973836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
text
serial number
numbering
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6270703A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08108577A (ja
Inventor
泰 川上
和子 石田
美菜子 石田
政治 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP6270703A priority Critical patent/JP2973836B2/ja
Publication of JPH08108577A publication Critical patent/JPH08108577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2973836B2 publication Critical patent/JP2973836B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボードから文字、
数字等を入力してテキストを作成するとともに、テキス
トの数字部分について順次カウントアップしつつ、所
謂、ナンバリング処理を行いつつ連続番号が付与された
文字付テープを作成することが可能なテープ印字装置に
関し、特に、数字部分についてナンバリング処理を行う
に際して、カウントアップされた数字の桁数がナンバリ
ング処理すべきとして設定した桁数の範囲を越えた場合
においても、数字桁数の桁上がり処理を行うことにより
テキストの印字が途中で停止されることなく連続番号が
付与された文字付テープを作成することが可能なテープ
印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、長尺状のテープ上に文字、数
字等を印字してなる文字付テープを作成する各種のテー
プ印字装置が提案されており、かかるテープ印字装置で
は、例えば、文字、数字等からなるテキスト中における
数字部分について、所謂、ナンバリング処理を行いつつ
文字付テープを作成できる機能を有する装置も存在す
る。
【0003】ここに、ナンバリング処理とは、テキスト
中の数字部分について設定されたナンバリング処理すべ
き桁数の範囲内で、ナンバリング初期値及びナンバリン
グ設定値(ナンバリング枚数)に基づき、ナンバリング
初期値から順次数字をカウントアップして連続番号を付
加した一連の文字付テープを作成する機能である。
【0004】かかるナンバリング処理機能を有するテー
プ印字装置によれば、例えば、ナンバリング処理すべき
桁数として2桁を設定し、ナンバリング初期値を51、
ナンバリング設定値を40と設定した場合、テキスト中
における数字の2桁部分について、51番から90番ま
で連続番号を付加した文字付テープを連続して作成する
ことができる。従って、連続番号のそれぞれについて文
字、数字等を入力してテキストを作成する煩雑な作業は
全く不要となり、連続番号を付加した文字付テープを作
成する場合には非常に便利な機能と言えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のテープ印字装置においては、ナンバリング処理
すべき桁数の範囲として所定桁数を設定すると、ナンバ
リング初期値とナンバリング設定値との関係で、カウン
トアップされた数字が所定桁数を越えた場合には、その
時点で数字のカウントアップが停止されるとともに、文
字、数字等の印字も停止されてしまう問題がある。
【0006】例えば、テキスト中の数字部分について5
1番から110番までの連続番号を付加した文字付テー
プを作成することを意図して、ナンバリング処理すべき
桁数として2桁を設定し、ナンバリング初期値を51、
ナンバリング設定値を60と設定した場合、カウントア
ップされた数字が2桁の最終値である99になった時点
で、数字のカウントアップが停止され、また、文字等の
印字も停止してしまう。かかる場合には、桁数設定を再
度やり直す必要があり、非常に不便なものである。これ
を防止するには、桁数がアップした際に自動的に桁上が
り処理を行うようにする必要があるが、前記従来のテー
プ印字装置では、この種桁上がり処理機能は何ら設けら
れていない。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、文字、数字等からなるテキスト
における数字部分についてナンバリング処理を行うに際
して、カウントアップされた数字の桁数がナンバリング
処理すべきとして設定した桁数の範囲を越えた場合にお
いても、数字桁数の桁上がり処理を自動的に行うことに
よりテキストの印字が途中で停止されることを確実に防
止し、連続番号が付与された文字付テープを途切れるこ
となく作成することができるテープ印字装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、文字、数字等からなるテキストを入力するテ
キスト入力手段と、テキスト入力手段から入力されたテ
キストを記憶するテキストメモリと、テキストメモリ中
のテキストにおける数字部分についてナンバリング処理
することを設定するナンバリング設定手段と、ナンバリ
ング処理される数字の桁数範囲を設定する桁数設定手段
と、桁数設定手段を介して設定された数字の桁数範囲で
順次数字をカウントアップしつつテキストメモリのテキ
ストを長尺状のテープに印字する印字手段とを有するテ
ープ印字装置において、前記桁数設定手段を介して設定
された桁数範囲に加えて、少なくとも1桁分の数字につ
いてナンバリング情報を記憶する情報エリアが前記テキ
ストメモリ中に存在するかどうかを判断する判断手段
と、前記判断手段により前記情報エリアがテキストメモ
リ中に存在すると判断された場合、情報エリアを使用し
て数字の桁上がり処理を行う桁上がり処理手段とを備え
た構成とされる。
【0009】
【作用】前記構成を有する本発明では、テキスト入力手
段を介して文字、数字等からなるテキストが入力され、
その入力されたテキストがテキストメモリに記憶され
る。そして、ナンバリング設定手段によりテキストメモ
リ中のテキストにおける数字部分についてナンバリング
処理することが設定され、また、桁数設定手段によりナ
ンバリング処理される数字の桁数範囲が設定される。こ
の後、印字手段を介して、数字の桁数範囲で順次数字を
カウントアップしつつテキストメモリのテキストが長尺
状のテープに印字される。
【0010】このとき、判断手段により、桁数設定手段
を介して設定された桁数範囲に加えて少なくとも1桁分
の数字についてナンバリング情報を記憶する情報エリア
がテキストメモリ中に存在するかどうか判断される。そ
して、判断手段により情報エリアがテキストメモリ中に
存在すると判断された場合、桁上がり処理手段により情
報エリアを使用して数字の桁上がり処理が行われる。こ
れにより、カウントアップされた数字の桁数がナンバリ
ング処理すべきとして設定した桁数の範囲を越えた場合
においても、数字桁数の桁上がり処理が自動的に行われ
ることとなり、テキストの印字が途中で停止されること
を確実に防止して、連続番号が付与された文字付テープ
が途切れることなく作成されるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るテープ印字装置につい
て、本発明を具体化した実施例に基づいて図面を参照し
つつ詳細に説明する。先ず、本実施例に係るテープ印字
装置の概略構成について図1に基づき説明する。図1は
テープ印字装置の斜視図である。
【0012】図1において、テープ印字装置1の本体フ
レーム2における前部にはキーボード3が配設さてお
り、キーボード3の後方で本体フレーム2の内部にはサ
ーマル印字機構PMが配設されている。また、キーボー
ド3の右後方位置には、キーボード3から入力された文
字、数字等を複数行(本実施例では2行)に渡って表示
可能な液晶ディスプレイ4が配置されている。更に、本
体フレーム2のほぼ中央位置には操作ツマミ5が設けら
れており、かかる操作ツマミ5は、サーマル印字機構P
Mのカバーケースを開放する際に使用される。
【0013】キーボード3はテキスト入力手段を構成
し、文字、数字等からなるテキストを作成するに必要な
各種のキーが配設されている。例えば、文字、記号、数
字等を入力する文字キー6A、テキストの1行毎に文字
サイズ、文字種等の行書式を設定する行書式設定キー6
B、テキストの全体について文字サイズ、文字種等の全
体書式を設定する全体書式設定キー6C、テキスト中の
数字部分についてナンバリング処理を行うことを設定す
るナンバリング設定キー6D、テキストの印字を実行す
る印字キー6E、液晶ディスプレイ4上でカーソルを上
下左右に移動させるカーソルキー6F、テキストの一部
を削除する削除キー6G、テキスト全体の消去を行う全
消去キー6H、各種処理の取消を行う取消キー6I、各
種処理の実行を行う実行キー6J、カーソルを行の先頭
に移動させる行頭キー6K、カーソルを行末に移動させ
る行末キー6L、その他テープ印字装置1に必要な各種
のキーが設けられている。
【0014】次に、サーマル印字機構PMについて図2
に基づき説明する。図2はテープカセットの上ケースを
除いて示す平面図である。図2において、サーマル印字
機構PMに対してテープカセット10が着脱自在に装着
されており、かかるテープカセット10内には、印字テ
ープであるラミネートテープ11が巻装されたテープス
プール12、インクリボン13が巻装されたリボンスプ
ール14、印字時にリボンスプール14から引き出され
たインクリボン13を巻取る巻取スプール15、ラミネ
ートテープ11と同一幅を有する両面テープ16が剥離
紙を外側にして巻装された両面テープスプール17、及
び、印字後のラミネートテープ11と両面テープ16と
を相互に押圧して接合する接合ローラ18が、それぞれ
回転可能に設けられている。
【0015】また、前記ラミネートテープ11とインク
リボン13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が
立設されており、かかるーマルヘッド19には128個
の発熱素子が上下方向に列設されている。更に、サーマ
ルヘッド19に対向して、ローラ支持体22が回動可能
に配設されており、ローラ支持体22上にはプラテンロ
ーラ20及び送りローラ21が回転可能に枢支されてい
る。ここに、プラテンローラ20は、印字時にラミネー
トテープ11とインクリボン13とを重ねた状態でサー
マルヘッド19に押圧する作用を有し、また、送りロー
ラ21は、印字後にラミネートテープ11と両面テープ
16とを接合ローラ18に押圧して文字付テープ23を
作成しながら矢印T方向にテープ送りする作用を有す
る。
【0016】前記構成において文字付テープ23を作成
する場合、テープ送りモータ45(図3参照)が所定回
転方向に駆動され、これに伴い接合ローラ18とリボン
巻取スプール15がそれぞれ同期しつつ所定回転方向に
駆動される。そして、サーマルヘッド19における各発
熱素子が選択的に通電されると、ラミネートテープ11
の裏面側には複数のドット列により文字、数字等が鏡像
関係をもって印字され、更に、接合ローラ18と送りロ
ーラ21との協働によりラミネートテープ11の裏面側
(文字等が印字されている)に両面テープ16が接合さ
れて文字付テープ23が作成されるとともに、文字付テ
ープ23は矢印T方向に送給される。これにより、作成
された文字付テープ23は本体フレーム2の外部に送り
出されるものである(図1、図2参照)。尚、前記のよ
うに構成されたサーマル印字機構PMは公知のものであ
り、その詳細に構成については、例えば、特開平2−1
06555号公報を参照することとして、ここではその
詳細な説明を省略する。
【0017】続いて、テープ印字装置1の制御系につい
て図3に基づき説明する。図3はテープ印字装置1の制
御ブロック図であり、制御装置Cを核として構成されて
いる。制御装置Cは、CPU32、CGROM33、R
OM34、及び、RAM35からなり、これらはバス3
1を介して接続されているとともに、入出力インターフ
ェース30にも接続されている。
【0018】ここに、ROM34は各種のプログラムを
記憶させておくものであり、後述するメイン処理プログ
ラム、ナンバリング設定処理プログラム、連番範囲設定
処理プログラム、連番始点指定処理プログラム、連番終
点指定処理プログラム、ナンバリング印字処理プログラ
ム、連番カウントアップ処理プログラム、連番桁上がり
処理プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必要
な各種のプログラムが記憶されている。そして、CPU
32は、かかるROM34に記憶されている各種プログ
ラムに基づいて各種の演算を行うものである。
【0019】また、CGROM33には、キーボード3
上の各キーから入力される各文字、数字等のコードデー
タに対応するドットパターンデータが記憶されており、
テキストメモリ37に記憶された文字等のコードデータ
に基づいてドットパターンデータがCGROM33から
読み出された後印字バッファ41に転送されるものであ
る。
【0020】更に、RAM35はCPU32により演算
された各種の演算結果を一時的に記憶させておくための
ものであり、かかるRAM35には、図3に示すよう
に、テキストメモリ37、ナンバリングフラグ38、連
番バッファ39、連番ポインタ40、印字バッファ41
等の各種のメモリが設けられている。
【0021】ここに、テキストメモリ37は、キーボー
ド3から入力された文字、数字等に対応するコードデー
タをテキスト(文書データ)として記憶するものであ
る。ナンバリングフラグ38は、前記したナンバリング
設定キー6Dが押下されていない状態ではオフ
(「0」)にリセットされており、ナンバリング設定キ
ー6Dが押下されるとオン(「1」)にセットされるフ
ラグメモリであり、ナンバリング設定が行われているか
どうかを判断する指標となる。連番バッファ39は、後
述する連番カウントアップ処理時に、カウントアップさ
れた数字を連続して記憶するものであり、例えば、カウ
ントアップされた数字の5個分の記憶容量を有する。連
番ポインタ40は、連番カウントアップ処理時に、カウ
ントアップされた数字の連番バッファ39における記憶
位置を指示するものである。印字バッファ41は、テキ
ストメモリ37における文字等のコードデータに基づき
CGROM33から読み出されたドットパターンデータ
が転送され記憶されるものであり、サーマルヘッド19
はかかる印字バッファ41に記憶されているドットパタ
ーンデータに従ってドット印字を行う。
【0022】ここで、図3に戻って制御ブロック図の説
明を続けると、キーボード3が入出力インターフェース
30を介して、また、液晶ディスプレイ4、ディスプレ
イコントローラ36が入出力インターフェース36を介
して、それぞれ制御装置Cに接続されており、キーボー
ド3の文字キー6Aを介して文字等が入力された場合、
そのテキスト(文書データ)がテキストメモリ37に順
次記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プ
ログラム及び表示制御プログラムに基づいてキーボード
3を介して入力された文字等に対応するドットパターン
が液晶ディスプレイ4上に表示される。また、サーマル
ヘッド19は駆動回路43を介して駆動され、印字バッ
ファ41に記憶されたドットパターンデータの印字を行
い、これと同期してテープ送りモータ45は駆動回路4
4を介して文字付テープ23の送り制御を行うものであ
る。
【0023】次に、前記のように構成されたテープ印字
装置1の動作について図4乃至図11に基づき説明す
る。先ず、テープ印字装置1のメイン処理について図4
に基づき説明する。図4はメイン処理プログラムのフロ
ーチャートを示し、先ず、ステップ(以下、Sと略記す
る)1において、RAM35における各メモリのクリア
等の各種初期設定が行われるとともに、液晶ディスプレ
イ4における編集画面の初期化が行われる。S2では、
キーボード3におけるいずれかのキーからキー入力があ
ったかどうか判断され、キー入力がない場合(S2:N
O)にはキー入力があるまで待機する一方、キー入力が
あった場合(S2:YES)にはS3にて文字キー6A
からのキー入力であるかどうか判断される。
【0024】文字キー6Aからのキー入力である場合
(S3:YES)には、S4において文字キー6Aから
入力された文字等に対応するコードデータをテキストメ
モリ37に登録(記憶)し、S14でそのコードデータ
に対応する文字等のテキストを液晶ディスプレイ4に表
示してS2に戻る。文字キー6Aからのキー入力でない
場合(S3:NO)にはS5に移行する。S5において
は、行書式設定キー6Bからのキー入力であるかどうか
判断され、行書式設定キー6Bからのキー入力である場
合(S5:YES)には、テキストの行毎に所定の行書
式が設定された後、S14にてテキストを液晶ディスプ
レイ4に表示してS2に戻る。行書式設定キー6Bから
のキー入力でない場合(S5:NO)にはS7に移行す
る。
【0025】S7においては、全体書式設定キー6Cか
らのキー入力であるかどうか判断され、全体書式設定キ
ー6Cからのキー入力である場合(S7:YES)に
は、S8にて、テキストの全体について所定の全体書式
が設定された後、S14にてテキストを液晶ディスプレ
イ4に表示してS2に戻る。全体書式設定キー6Cから
のキー入力でない場合(S7:NO)にはS9に移行す
る。S9では、ナンバリング設定キー6Dからのキー入
力であるかどうか判断され、ナンバリング設定キー6D
からのキー入力である場合(S9:YES)には、ナン
バリングフラグ38がオンにセットされるとともに、S
10にて、後述するナンバリング設定処理を行った後、
S14にてテキストを液晶ディスプレイ4に表示してS
2に戻る。ナンバリング設定キー6Dからのキー入力で
ない場合(S9:NO)にはS11に移行する。
【0026】S11においては、印字キー6Eからのキ
ー入力であるかどうか判断され、印字キー6Eからのキ
ー入力である場合(S11:YES)には、S12にて
印字バッファ41のドットパターンデータに従いサーマ
ル印字機構PMのサーマルヘッド19を介して文字等を
ラミネートテープ11に印字するとともに、両面テープ
16をラミネートテープ11に接合して文字付テープ2
3を作成した後、S14でテキストを液晶ディスプレイ
4に表示してS2に戻る。印字キー6Eからのキー入力
でない場合(S11:NO)には、その入力されたキー
に対応する各種機能処理を行った後、S14でテキスト
を液晶ディスプレイ4に表示してS2に戻る。以上が、
テープ印字装置1で行われるメイン処理である。
【0027】続いて、前記S10にて行われるナンバリ
ング設定処理について図5に基づき説明する。図5はナ
ンバリング設定処理プログラムのフローチャートであ
り、S14において、カーソルキー6Fの左右キーから
のキー入力があったかどうか判断される。左右キーから
のキー入力があった場合(S14:YES)には、S1
5にて左右キーを介してナンバリングの設定値の増減を
行うことによりナンバリング設定値の変更を行った後S
14に戻る。ここに、ナンバリング設定値とは、ナンバ
リング処理して連続番号を付した文字付テープ23の作
成枚数を意味するものである。
【0028】左右キーからのキー入力でない場合(S1
4:NO)には、S16においてカーソルキー6Fの上
下キーからのキー入力があったかどうか判断され、上下
キーからのキー入力の場合(S16:YES)にはS1
4に戻る一方、上下キーからのキー入力でない場合(S
16:NO)には、S17にて削除キー6Gからのキー
入力であるかどうか判断される。削除キー6Gからのキ
ー入力である場合(S17:YES)には、前記S15
にて変更したナンバリング設定値をデフォルト状態(初
期状態)に戻した後(S18)、S14に戻る。ここ
に、デフォルト状態とは、例えば、ナンバリング設定値
を0に戻すことを意味する。
【0029】削除キー6Gからのキー入力でない場合
(S17:NO)、S19において取消キー6Iからの
キー入力であるかどうか判断され、取消キー6Iからの
キー入力でない場合(S19:NO)には、S20にて
設定終了キー(実行キー6J)からのキー入力であるか
どうか判断される。実行キー6Jからのキー入力でない
場合(S20:NO)にはS14に戻る一方、実行キー
6Jからのキー入力である場合(S20:YES)に
は、S21において前記S15で設定したナンバリング
設定値をテキストメモリ37の格納エリアに書き込む。
この後、S22で後述する連番範囲設定処理が行われる
とともに、S23にて後述するナンバリング印字処理が
行われた後リターンする。尚、前記S19にて取消キー
6Iからのキー入力であると判断された場合(S19:
YES)、ナンバリングフラグ38をオフにリセットし
た後リターンする。
【0030】次に、前記S22において行われる連番範
囲設定処理について図6乃至図8に基づき説明する。連
番範囲設定処理は、図6に示すように、連番始点指定処
理(S24A)と連番終点指定処理(S24B)とによ
り行われる。そこで、先ず、連番始点指定処理について
図7を参照して説明する。図7は連番始点指定処理プロ
グラムのフローチャートを示し、S25においてカーソ
ルキー6Fの右キーからのキー入力があったかどうか判
断される。右キーからのキー入力があった場合(S2
5:YES)、液晶ディスプレイ4上で文字、数字等の
下方位置に表示された通常カーソル(アンダーバーカー
ソル)が右方向に移動されてS25に戻ってキー入力待
ち状態となる。右キーからのキー入力でない場合(S2
5:NO)、S27にてカーソルキー6Fの左キーから
のキー入力であるかどうか判断され、左キーからのキー
入力である場合(S27:YES)には、S28で通常
カーソルが左方向に移動されS25に戻る。
【0031】左キーからのキー入力でない場合(S2
7:NO)には、S29においてカーソルキー6Fの上
キーからのキー入力であるかどうか判断される。上キー
からのキー入力である場合(S29:YES)には、S
30にて通常カーソルが前行に移動されS25に戻る。
一方、上キーからのキー入力でない場合(S29:N
O)には、S31においてカーソルキー6Fの下キーか
らのキー入力であるかどうか判断される。下キーからの
キー入力である場合(S31:YES)、S32で通常
カーソルが次行に移動されてS25に戻る。
【0032】下キーからのキー入力でない場合(S3
1:NO)には、S33にて行頭キー6Kからのキー入
力であるかどうか判断され、行頭キー6Kからのキー入
力である場合(S33:YES)には、S34にて通常
カーソルが行頭に移動されてS25に戻る。これに対し
て、行頭キー6Kからのキー入力でない場合(S33:
NO)、S35において行末キー6Lからのキー入力で
あるかどうか判断される。行末キー6Lからのキー入力
である場合(S35:YES)には、通常カーソルが行
末に移動されてS25に戻る。また、行末キー6Lから
のキー入力でない場合(S35:NO)には、S37で
取消キー6Iからのキー入力であるかどうか判断され
る。取消キー6Iからのキー入力でない場合(S37:
NO)には、S38において実行キー6Jからのキー入
力であるかどうか判断される。実行キー6Jからのキー
入力でない場合(S38:NO)にはS25に戻る一
方、実行キー6Jからのキー入力である場合(S38:
YES)には、実行キー6Jが押下された時点において
通常カーソルが停止している位置を連番始点位置として
そのデータがテキストメモリ37の所定テキストエリア
に書き込まれる。尚、前記S37において、取消キー6
Iからのキー入力であると判断された場合(S37:Y
ES)には、S40にて図5に示すナンバリング設定処
理に戻る。
【0033】続いて、前記S25において行われる連番
終点指定処理について図8に基づき説明する。図8は連
番終点指定処理プログラムのフローチャートであり、S
41において右キーからのキー入力であるかどうか判断
される。右キーからのキー入力である場合(S41:Y
ES)、S42で液晶ディスプレイ4上で文字、数字等
を反転表示する範囲カーソルが右方向に移動されてS4
15に戻ってキー入力待ち状態となる。右キーからのキ
ー入力でない場合(S41:NO)には、S43にて左
キーからのキー入力であるかどうか判断され、左キーか
らのキー入力である場合(S43:YES)には範囲カ
ーソルが左方向に移動されてS41に戻る。
【0034】左キーからのキー入力でない場合(S4
3:NO)、S45で行頭キー6Kからのキー入力であ
るかどうか判断される。行頭キー6Kからのキー入力で
ある場合(S45:YES)には、範囲カーソルが行頭
に移動されてS41に戻る。一方、行頭キー6Kからの
キー入力でない場合(S45:NO)、S47において
行末キー6Lからのキー入力であるかどうか判断され
る。行末キー6Lからのキー入力である場合(S47:
YES)、範囲カーソルが行末に移動されてS41に戻
る。また、行末キー6Lからのキー入力でない場合(S
47:NO)、S49にて取消キー6Iからのキー入力
であるかどうか判断される。
【0035】取消キー6Iからのキー入力でない場合
(S49:NO)、S50において実行キー6Jからの
キー入力であるかどうか判断される。実行キー6Jから
のキー入力でない場合(S50:NO)にはS41に戻
るに対して、実行キー6Jからのキー入力である場合
(S50:YES)には、その指定された連番範囲内に
数字以外の文字を含むかどうか判断される(S51)。
【0036】連番範囲内に数字以外の文字を含む場合
(S51:YES)、ナンバリングが不可能であるとし
て液晶ディスプレイ4にエラー表示を行った(S52)
後、S41に戻る。また、連番範囲内に数字以外の文字
を含まない場合(S51:NO)には、連番範囲内に5
文字以上の数字が存在するかどうか判断される(S5
3)。そして、連番範囲内に5文字以上の数字を含む場
合(S53:YES)には、連番バッファ39が5桁ま
での記憶容量しかないことから、ナンバリング不可能と
して液晶ディスプレイ4にエラー表示が行われる(S5
2)。
【0037】これに対して、連番範囲内には5文字以下
の数字しか存在しない場合(S53:NO)には、テキ
ストメモリ37がバッファフルに至るまでに3文字分の
余裕があるかどうか判断される(S54)。ここで、3
文字分としたのは、後述するように、連番のカウントア
ップ処理を行う場合に連番の桁上がり処理にて1桁分の
余裕を保持するためには、テキストメモリ37中に最低
限3文字分の未使用(空き)エリアが必要だからであ
る。即ち、1桁分だけ桁数をアップするには、桁上がり
した1つの数字データを記憶する1文字分のエリア、ナ
ンバリングの開始コードデータを記憶する1文字分のエ
リア、及び、ナンバリングの終了コードを記憶する1文
字分のエリアの合計3文字分のエリアが必要とされるこ
とに基づくものである。
【0038】そして、テキストメモリ37がバッファフ
ルになるまで3文字分の余裕が存在しない場合(S5
4:NO)には、1桁分桁上がりが不可能であることか
ら、液晶ディスプレイ4にエラー表示が行われる(S5
2)。これに対して、テキストメモリ37に3文字分の
余裕が存在する場合(S54:YES)には、実行キー
6Jが押下された時点において範囲カーソルが停止して
いる位置を連番終点位置としてそのデータがテキストメ
モリ37の所定テキストエリアに書き込まれる。尚、前
記S49において、取消キー6Iからのキー入力である
と判断された場合(S49:YES)には、S56にて
図7に示す連番始点指定処理に戻る。
【0039】次に、前記S23において行われるナンバ
リング印字処理について図9に基づき説明する。図9は
ナンバリング印字処理プログラムのフローチャートを示
し、S57においてナンバリング設定が行われているか
どうか判断される。かかる判断は、ナンバリングフラグ
38がオンにセットされているかどうかに基づいて行わ
れる。ナンバリングフラグ38がオンにセットされてい
ない場合、即ち、オフにリセットされている場合(S5
7:NO)には直ちにS59に移行する一方、ナンバリ
ングフラグ38がオンにセットされている場合(S5
7:YES)には、S58にて連番のカウントアップ処
理が行われた後S59に移行する。
【0040】ここで、S58にて行われる連番のカウン
トアップ処理について図10に基づき説明する。図10
は連番カウントアップ処理プログラムのフローチャート
であり、先ず、S68において前記のように指定された
連番範囲に存在する数字がテキストメモリ37に読み込
まれる。この読み込まれた数字がナンバリングの初期値
となる。例えば、連番範囲として2桁の数字が指定され
ている場合、その2桁の数字がナンバリングの初期値と
なって、その初期値から順次連続して数字がカウントア
ップされる。続くS69では、前記S15にて設定され
たナンバリング設定値(ナンバリング枚数に相当する)
に基づいて、数字が初期値から1番ずつカウントアップ
されるとともに、そのカウントアップされた数字が連番
バッファ39に格納される。
【0041】そして、S70において連番バッファ39
がフル状態になったかどうか判断される。ここに、連番
バッファ39はカウントアップされた数字を5個分記憶
することが可能であり、数字を5個分記憶した場合には
連番バッファ39はフル状態になる。
【0042】連番バッファ39がフル状態になっていな
い場合(S70:NO)、カウントアップされた連番の
数字が最終値になったかどうか判断される(S71)。
かかる判断は、数字が初期値からナンバリング設定値分
だけカウントアップされて最終の数字(値)になったか
どうかに基づいて行われる。連番の数字が最終値になっ
ていない場合(S71:NO)には最終値に至るまで数
字のカウントアップが行われる一方、連番の数字が最終
値になった場合(S71:YES)には、連番バッファ
39に記憶された先頭位置にある数字に連番ポインタ4
1が設定される(S72)。これにて、連番カウントア
ップ処理が終了する。従って、例えば、一例として初期
値が51、ナンバリング設定値が60の場合、51から
順に52・53・・・98・99・00・01・・・0
9・10のようにカウントアップされていき、各カウン
トアップされた2桁の数字が連番バッファ39に順次格
納されていく。
【0043】ここで、図9のフローチャートに戻って説
明を続けると、前記のように連番カウントアップ処理が
行われた後、S59においてテキストメモリ37からテ
キストデータを読み込むとともに、連番バッファ39に
おいて連番ポインタ40にて指示されている先頭位置の
数字をテキストデータ中の連番範囲(ナンバリングが設
定されている)内にセットし、サーマル印字機構PMを
介してラミネートテープ11上にテキストデータを印字
する。この後、連番ポインタ40を連番バッファ39に
おける次の数字にセットする。
【0044】この後、S60にて取消キー6Iからのキ
ー入力があったかどうか判断され、取消キー6Iからの
キー入力がない場合(S60:NO)には、S61にお
いて前記テキストデータが印字されて1つのテープの作
成が終了したかどうか判断される。1つのテープの作成
が終了していない場合(S61:NO)にはS59に戻
る一方、1つのテープの作成が終了した場合(S61:
YES)には、テキストデータの印字中にエラーが発生
したかどうか判断される。ここに、エラーが発生する場
合としては、例えば、予め定められたテープ長の範囲内
にテキストデータを印字するモード(定長印字モード)
が設定されている場合に、テキストデータの長さがテー
プ長を越えてオーバーフローしたような場合が考えられ
る。
【0045】印字中にエラーが発生した場合(S62:
YES)には液晶ディスプレイ4にエラー表示を行った
(S65)後に処理がリターンされる一方、印字中にエ
ラーが発生していない場合(S62:NO)には、S6
3において各連番を有する全てのテープについてテキス
トデータの印字が終了したかどうか判断される。そし
て、全てのテープの印字が終了していない場合(S6
3:NO)には、S64にて後述する連番桁上がり処理
が行われてS59に戻る。一方、全てのテープの印字が
終了した場合(S63:YES)には処理がリターンさ
れる。尚、前記S60において、取消キー6Iからのキ
ー入力があった場合(S60:YES)にはナンバリン
グ印字処理を終了してテキスト編集モードに切り換えら
れる。
【0046】次に、前記S64にて行われる連番桁上が
り処理について図11に基づき説明する。図11は連番
桁上がり処理プログラムのフローチャートであり、先
ず、S73において、連番ポインタ40により指示され
ている数字が連番バッファ39から読み込まれる。続く
S74では、その読み込まれた数字がすべて0かどうか
判断される。全ての数字が0でなく(S74:NO)、
連番ポインタ40が連番バッファ39における最終位置
を指示しているならば(S78:YES)、新たにカウ
ントアップされた数字を発生するために連番カウントア
ップ処理を実行し(S79)、S75の処理に移る。一
方、全ての数字が0でなく(S74:NO)、連番ポイ
ンタ40が連番バッファ39における最終位置を指示し
ていなければ(S78:NO)、S75の処理へ移る。
S75においては、S73で読み込まれた数字が、テキ
ストデータにおける連番範囲に上書きされてリターンさ
れる。これに対して、すべての数字が0であると判断さ
れた場合(S74:YES)、S76にてテキストデー
タ中における連番範囲の先頭位置に1が入れられる。こ
れにより、1が入れられた分だけ連番範囲が1桁だけず
らされることとなる。そこで、この後、S77におい
て、連番範囲の始点位置と終点位置とが1を入れた分だ
け更新される。この結果、連番範囲については、最大桁
に1が入れられるとともに、1桁分だけ桁上がりが行わ
れることとなる。従って、例えば、前記連番始点指定処
理及び連番終点指定処理を介して設定された連番範囲が
2桁である場合には、1桁だけ桁上がりが行われて3桁
になる。そして、図いれに示す連番カウントアップ処理
を実行し(S79)、次のS75にて、前記と同様にし
て、S73にて読み込まれた数字(この場合は全て0の
数字)がテキストデータ中の連番範囲に上書きされるも
のである。
【0047】ここで、理解を容易にするため具体例を挙
げて前記各フローチャートの流れについて説明する。こ
のとき、ナンバリング設定キー6Dを介してナンバリン
グ設定が行われており(S9:YES、S10)、ナン
バリングフラグ38はオンにセットされているものとす
る。また、ナンバリング設定値として60が設定されて
おり(S14、S15、S21)、また、連番範囲とし
てテキストデータ中の数字部分における2桁が設定され
て連番始点位置と連番終点位置とがテキストメモリ37
の所定テキストエリアに書き込まれている(S24A、
S24B、S39、S55)ものとする。更に、ナンバ
リングの初期値(S68にて読み込まれる数字)として
51が設定されているものとする。
【0048】前記した状況下において、ナンバリング印
字処理がどのように行われるかについて図9のフローチ
ャートに沿って説明する。先ず、ナンバリング設定され
てナンバリングフラグ38はオンにセットされているこ
とから(S57:YES)、連番のカウントアップ処理
が行われる(S58)。連番カウントアップ処理におい
ては、テキストデータにおいて設定されている連番範囲
の数字である初期値51が読み出される(S68)。続
いて、ナンバリング設定値60に基づいて、数字が初期
値51から順次連続してカウントアップされるととも
に、各カウントアップされた数字が連番バッファ39に
格納されていく(S69、S70:NO、S71:N
O)。このとき、ナンバリング初期値は51、ナンバリ
ング設定値は60であることから、連番バッファ39に
は、51から順に52・53・・・98・99・00・
01・・・09・10のようにカウントアップされてい
き、各カウントアップされた2桁の数字が連番バッファ
39に順次格納されていく。
【0049】そして、連番最終値である10(数字51
から60に至るまで2桁のカウントアップが行われた最
終値)となった場合には、連番ポインタ40を連番バッ
ファ39の先頭位置にある数字にセットして連番カウン
トアップ処理を終了する(S71:YES、S72)。
【0050】そして、テキストメモリ37からテキスト
データが読み込まれるとともに、連番バッファ39にお
いて連番ポインタ40にて指示されている先頭位置の数
字(初期値51)をテキストデータ中の連番範囲内にセ
ットし、サーマル印字機構PMを介してラミネートテー
プ11上にテキストデータを印字する。この後、連番ポ
インタ40が連番バッファ39における次の数字(5
2)にセットされる(S59)。この後、1つのテープ
の印字が終了する毎に(S60乃至S63)連番桁上が
り処理(S64)が行われ、連番バッファ39に格納さ
れている各連番を有する全ての文字付テープ23につい
てテキストデータの印字が終了するまで、前記の処理が
繰り返される。このとき、連番桁上がり処理において
は、連番バッファ39から読み出された数字が99に至
るまでは、連番バッファ39の記憶内容を連番カウント
アップ処理にて更新しながら順次読み出された数字をテ
キストデータ中の連番範囲に上書きしつつテキストデー
タが印字されて文字付テープ23が作成される(S7
3、S74、S78、S79、S75、S59)。一
方、連番バッファ39から読み出された数字が00にな
ると、全ての数字が0であることから(S74:YE
S)、連番範囲の先頭位置に1が入れられる(S76)
とともに、1桁だけ桁上がりが行われ(S77)、この
後は、改めて連番カウントアップ処理を行い(S7
9)、数字が連番範囲に上書きされつつテキストデータ
の印字が行われる(S75)。これにより、連番として
100から110を有する文字付テープ23が作成され
るものである。
【0051】以上詳細に説明した通り本実施例に係るテ
ープ印字装置1では、ナンバリング設定キー6Dの押下
に基づき行われるナンバリング設定処理において、文字
付テープ23の作成枚数に相当するナンバリング設定値
を設定するとともに、テキストメモリ37におけるテキ
ストデータ中の数字部分について連番範囲(連番桁数)
を設定するに際して、テキストメモリのテキストエリア
に1桁分の桁上がりを行う余裕があるかどうかを判断し
つつ連番範囲を設定し、また、ナンバリング印字処理時
にナンバリング初期値からナンバリング設定値だけ連番
(数字)をカウントアップして連番バッファ39に格納
し、1つの文字付テープ23を作成する毎に連番バッフ
ァ39から連番をテキストデータ中の連番範囲内に読み
込みつつ文字付テープ23の印字及び連番桁上がり処理
を行うように構成し、特に、連番桁上がり処理において
は連番バッファ39から読み込まれた連番の数字が全て
0であるかどうかを判断して全て0である場合には連番
範囲の先頭位置に1を入れ、且つ、連番範囲を1桁分だ
け増加して桁上がりするように構成したので、文字、数
字等からなるテキストにおける数字部分についてナンバ
リング処理を行うに際して、カウントアップされた数字
の桁数がナンバリング処理すべきとして設定した桁数の
範囲を越えた場合においても、数字桁数の桁上がり処理
を自動的に行うこによりテキストの印字が途中で停止さ
れることを確実に防止することができる。これにより、
テキスト中に連続番号が付与された文字付テープ23を
途切れることなく作成することができるものである。
【0052】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変更が可能であることは勿論である。例えば、前記
実施例においては、桁上がり可能な桁数として1桁に設
定するようにしたが、テキストメモリ37のテキストエ
リアに余裕がある限りにおいて1桁以上の桁上がりを可
能とできることは明かである。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、文字、数字
等からなるテキストにおける数字部分についてナンバリ
ング処理を行うに際して、カウントアップされた数字の
桁数がナンバリング処理すべきとして設定した桁数の範
囲を越えた場合においても、数字桁数の桁上がり処理を
自動的に行うこによりテキストの印字が途中で停止され
ることを確実に防止し、連続番号が付与された文字付テ
ープを途切れることなく作成することが可能なテープ印
字装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の斜視図である。
【図2】テープカセットの上ケースを除いて示す平面図
である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】テープ印字装置におけるメイン処理プログラム
のフローチャートである。
【図5】ナンバリング設定処理プログラムのフローチャ
ートである。
【図6】連番範囲設定処理プログラムのフローチャート
である。
【図7】連番始点指定処理プログラムのフローチャート
である。
【図8】連番終点指定処理プログラムのフローチャート
である。
【図9】ナンバリング印字処理プログラムのフローチャ
ートである。
【図10】連番カウントアップ処理プログラムのフロー
チャートである。
【図11】連番桁上がり処理プログラムのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 4 液晶ディスプレイ 6A 文字キー 6D ナンバリング設定キー 6E 印字キー 6F カーソルキー 6J 実行キー 10 テープカセット 19 サーマルヘッド 23 文字付テープ 32 CPU 34 ROM 35 RAM 37 テキストメモリ 38 ナンバリングフラグ 39 連番バッファ 40 連番ポインタ 41 印字バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 政治 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザ ー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−137377(JP,A) 実開 平7−7943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/40 B41J 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、数字等からなるテキストを入力す
    るテキスト入力手段と、テキスト入力手段から入力され
    たテキストを記憶するテキストメモリと、テキストメモ
    リ中のテキストにおける数字部分についてナンバリング
    処理することを設定するナンバリング設定手段と、ナン
    バリング処理される数字の桁数範囲を設定する桁数設定
    手段と、桁数設定手段を介して設定された数字の桁数範
    囲で順次数字をカウントアップしつつテキストメモリの
    テキストを長尺状のテープに印字する印字手段とを有す
    るテープ印字装置において、 前記桁数設定手段を介して設定された桁数範囲に加え
    て、少なくとも1桁分の数字についてナンバリング情報
    を記憶する情報エリアが前記テキストメモリ中に存在す
    るかどうかを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記情報エリアがテキストメモリ中
    に存在すると判断された場合、情報エリアを使用して数
    字の桁上がり処理を行う桁上がり処理手段とを備えたこ
    とを特徴とするテープ印字装置。
JP6270703A 1994-10-06 1994-10-06 テープ印字装置 Expired - Fee Related JP2973836B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270703A JP2973836B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 テープ印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270703A JP2973836B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 テープ印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08108577A JPH08108577A (ja) 1996-04-30
JP2973836B2 true JP2973836B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=17489790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6270703A Expired - Fee Related JP2973836B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 テープ印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2973836B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258859A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP5458564B2 (ja) * 2008-12-15 2014-04-02 セイコーエプソン株式会社 キャラクタ出力装置、テープ印刷装置、キャラクタ出力装置の制御方法およびそのプログラム
JP5375568B2 (ja) * 2009-12-07 2013-12-25 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置およびその制御方法
JP5929729B2 (ja) * 2012-11-30 2016-06-08 ブラザー工業株式会社 テープ印刷装置、プログラム、及び記憶媒体
JP6198057B2 (ja) * 2013-12-12 2017-09-20 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP7342479B2 (ja) * 2019-07-19 2023-09-12 ブラザー工業株式会社 プログラム及び情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08108577A (ja) 1996-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2629527B2 (ja) テープ印字装置
JP3212039B2 (ja) テープ印字装置
EP0577247B1 (en) Tape print device
JP2973836B2 (ja) テープ印字装置
JPH061000A (ja) 印字装置
JPH0830600A (ja) 文書処理装置
JP3249687B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3050344B2 (ja) 印字装置
JP3422382B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3158662B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP3123577B2 (ja) テープ印字装置
JP2560958B2 (ja) テープ印字装置
JPH07214860A (ja) 文書処理装置
JPH06110891A (ja) 文書作成装置
JP3198621B2 (ja) 文書作成装置、データ編集装置及びデータ編集方法
JP3168744B2 (ja) 印字装置
JP3094710B2 (ja) テープ印字装置
JP3417686B2 (ja) 文書処理装置
JP3045022B2 (ja) 複数ブロック印刷可能なテープ印刷装置
JP3445661B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3506190B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP2853502B2 (ja) テープ印字装置
JP3285223B2 (ja) 電子機器
JP3479359B2 (ja) テープ印字装置
JPH07200556A (ja) 文書作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070903

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120903

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees