JP2973397B2 - 高圧タービン車室下部ナットの取り付け方法及び高圧タービン車室下部ナットの取り付け工具 - Google Patents

高圧タービン車室下部ナットの取り付け方法及び高圧タービン車室下部ナットの取り付け工具

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JP2973397B2
JP2973397B2 JP8311210A JP31121096A JP2973397B2 JP 2973397 B2 JP2973397 B2 JP 2973397B2 JP 8311210 A JP8311210 A JP 8311210A JP 31121096 A JP31121096 A JP 31121096A JP 2973397 B2 JP2973397 B2 JP 2973397B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧タービン車
室下部ナットの取り付け方法及び高圧タービン車室下部
ナットの取り付け工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧タービン車室は、下半車室に上半車
室を重ね合わせ、上部ナットを装着した車室締付けボル
トを複数、上から上半車室、下半車室を通し、下から前
記車室締付けボルトに締付けナットである下部ナットを
取り付けて、形成されている。下部ナットを取り付ける
方法としては、作業者が下から直接下部ナットが持ち上
げ、取り付ける方法、作業者が上からチェーンを通し、
下部作業者が下部ナットにチェーンを固定し、それから
上部作業者が人力で下部ナットを持ち上げて下部作業者
が下部ナットを取り付ける方法、及び車室締付けボルト
上に足場パイプにて梁を渡し、梁にチェーンブロックを
取り付けて、チェーンブロックにて下部ナットを吊り上
げる方法が知られている。
【0003】しかし、この従来技術において、作業者が
直接、持ち上げる方法には、下部ナット1個の重量が最
大45kgと重いため、連続して46個の下部ナットを
持ち上げられない、下部ナットが僅かに斜めにずれてい
ると、なかなかネジが合わず車室締付けボトルと下部ナ
ットの最初のハメアイ作業に時間がかかり、下部ナット
の重量に作業者が耐えられず一旦降ろしてから、小休止
後、再度取り付けているため、時間がかかる、という課
題がある。
【0004】また、チェーンを利用する方法には、下部
ナットを上の者が持ち上げても、下部ナットが車室締付
けボルトに水平には当たらず、力加減も不安定なため、
取り付けに時間がかかる、人力で最大45kgと重い下
部ナットを持ち上げるため、連続して作業はできない、
また腰痛に成りやすい、上下の者が交代して作業するの
で、両者の呼吸を合わせるのが難しい、という課題があ
る。
【0005】チェーンブロックを利用する方法は、梁の
組み立てを必要とするため、チェーンブロックの設定迄
の準備に時間がかかる、車室締付けボルトの位置によ
り、梁の位置を変更しなければならない、チェーンブロ
ックの中心と車室締付けボルトの中心とが一致しない場
合が多く上部ナット吊り上げ用チェーンが上部ナットの
ねじ孔(吊り込みアイボルト装着用)と擦り易い、チェ
ーンブロックは吊り上げトルクが大きいためトルク調整
が難しく車室締付けボルトのネジ山を傷つけるおそれが
非常に高い、という課題がある。いずれにしろ、この従
来技術においては、作業者に負担をかけ、作業に長時間
を要しているという課題がある。
【0006】この発明は、このような従来技術の課題を
解決する目的でなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を、実施の一形態に対応する図1を用いて以下、
説明する。この発明は、ウインチ取付台1に固定された
ウインチ2のチェーン3を、上半車室4に当接した上部
ナット5、上部ナット5に螺着されて下半車室6に突出
している車室締付けボルト7のヒーター挿入孔7A、車
室締付けボルト7の下に配置された下部ナット8、車室
締付けボルト7のヒーター挿入孔7Aより小さく、か
つ、下部ナット8より長いパイプ12が立設されていて
下部ナット8の頭部に当接する当接プレート11及びス
プリング9に挿入し、チェーン3の先端に、スプリング
9の離脱を防止する離脱防止部材10を固定し、ウイン
チ2を巻き、下部ナット8を車室締付けボルト7に当
て、下部ナット8を回して車室締付けボルト7に取り付
けるものである。
【0008】このように構成されたものにおいては、下
部作業者は、下から直接、下部ナット8を持ち上げる必
要はなく、チェーン3を通して下部ナット8が車室締付
けボルト7に当たるまでは振れないように軽く支えるだ
けで良く、下部ナット8が車室締付けボルト7に当たる
と、スプリング9の作用で下部ナット8はレベル調整さ
れ、ハメアイ作業が容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の一形態
を示す図である。図1において、1はウインチ取付台、
2はウインチ、3はチェーン、4は上半車室、5は上部
ナット、6は下半車室、7は車室締付けボルト、8は下
部ナット、9はスプリング、10は離脱防止部材、11
は当接プレート、12はパイプである。
【0010】ウインチ取付台1は、ウインチ2が固定さ
れた垂直部材1Aと、垂直部材1Aに連結されている水
平部材1Bとからなり、ウインチ2を巻きあげる時、上
部ナット5の上に置かれる。垂直部材1A及び水平部材
1Bとして山形鋼が用いられ、それぞれの固定は溶接に
よる。ウインチ2に巻かれたチェーン3を含め、装置全
体重量は約5kgと軽い。したがって、装置の移動及び
設定が容易で、上部作業者の負担は軽減されている。
【0011】ウインチ2に装着されたチェーン3は、図
1に示すような一本ものでもよいが、図2に示すよう
に、チェーン3の中間部に、上下回転分離手段3Aを設
けてもよい(請求項)。このようにすると、下部ナッ
ト8を回した時、上下回転分離手段3Aによってチェー
ン3の下部のみが回転して、チェーン3の上部は回転せ
ず、チェーン3のねじれがなくなって、チェーン3の取
扱いは容易になる。上下回転分離手段3Aとして、例え
ば、スナップ付スイベルを使用する。スナップ付スイベ
ルのフック部によりチェーン3の上部と下部の接続が容
易である。チェーン3の先端には、図2に示すように、
丸棒3Bが溶接により固定され、丸棒3Bの先端にはね
じ部3Cに形成されている。
【0012】当接プレート11は、下部ナット8の頭部
に当接するものである。下部ナット8が袋ナットの場合
では、車室締付けボルト7のヒーター挿入孔7A及び下
部ナット8のヒーター挿入孔8Aより小さく、かつ、下
部ナット8より長いパイプ12を、当接プレート11に
立設する。当接プレート11の中央にはチェーン3を通
す孔(図示せず)が穿設されている。このようにする
と、パイプ12によって下部ナット8を吊り上げる位置
が高くなり、下部ナット8は安定し、また、パイプ12
は、ヒーター挿入孔7Aに挿入されるので、ガイドにな
り、車室締付けボルト7と下部ナット8が合わせやすく
なる。
【0013】上半車室4に当接した袋ナットである上部
ナット5に螺着されて、下半車室6に突出している車室
締付けボルト7に袋ナットである下部ナット8を取り付
けるには、先ず、上部作業者は、ウインチ取付台1に固
定されたウインチ2を上半車室4に用意する。そして、
上部作業者は、ウインチ2からチェーン3を十二分に引
き出し、チェーン3を上部ナット5のヒーター挿入孔5
A及びねじ孔5B並びに車室締付けボルト7のヒーター
挿入孔7Aに挿入して、下半車室6に出す。下半車室6
に待機していた下部作業者は、チェーン3を車室締付け
ボルト7の下に配置された袋ナットである下部ナット8
のねじ孔8B及びパイプ12に挿入し、かつ、パイプ1
より大きい径のスプリング9に挿入し、チェーン3の
先端にスプリング9の離脱を防止する離脱防止部材10
を固定する。離脱防止部材10として、ちょうナット
(請求項)、六角ナット(請求項)を用いる。
【0014】上下回転分離手段3Aを使用しているとき
は、チェーン3の上部と下部を予め分離しておく。そし
て、チェーン3の下部に当接プレート11、スプリング
9、離脱防止部材10を取り付け、それを下部ナット8
に挿入しておき、これに上から降りてきた上下回転分離
手段3Aを連結してもよい。
【0015】下部作業者の合図によって、上部作業者
は、ウインチ取付台1を上部ナット5に置き、ウインチ
2のハンドル2Aを操作して、チェーン3を巻き上げ、
下部ナット8を引き上げる。下部ナット8及びスプリン
グ9の落下は離脱防止部材10によって阻止されてい
る。下部作業者は、下から直接、下部ナット8を持ち上
げる必要はなく、チェーン3を通して下部ナット8が車
室締付けボルト7に当たるまでは振れないように軽く支
えるだけで良く、作業者に負担をかけない。上部作業者
は重くなった時点で巻くのを停止する。この場合、下部
ナット8は、車室締付けボルト7の下端に当っており、
たとえ傾いていた場合でもスプリング9の作用で水平に
なり、回すと車室締付けボルト7にねじ込まれ、取り付
けられる。さらに、ウインチ2を巻きながら、下部ナッ
ト8を回すと、スプリング9が下部ナット8にかかる力
を調整しているので、ナット回しが楽にできる。これに
よっても、作業者に負担をかけない。このように作業者
に負担をかけないので、作業時間は短縮される。
【0016】以上は、下部ナット8が袋ナットの場合で
あるが、クラウン型ナットの場合は、下部ナット8に当
接する当接プレート11を使用する(請求項)。クラ
ウン型ナットは、袋ナットと異なり、頭部の形状が異な
るからである。当接プレート11は、図3に示すよう
に、下部ナット8の内部に挿入される円板11Aと、円
板11Aに固定されて下部ナット8の溝部8Cに挿入さ
れる3個の係止片11Bとから形成されている。円板1
1Aの中央にはチェーン3を通す孔(図示せず)が穿設
されている。
【0017】車室締付けボルト7のヒーター挿入孔7A
より小さく、かつ、下部ナット8より長いパイプ12
を、当接プレート、すなわち、円板11Aに立設して、
パイプ12にチェーン3を通す。このようにすると、パ
イプ12によって下部ナット8を吊り上げる位置が高く
なり、下部ナット8は安定し、また、パイプ12は、ヒ
ーター挿入孔7Aに挿入されるので、ガイドになり、車
室締付けボルト7と下部ナット8が合わせやすくなる。
【0018】なお、当接プレート11は、下部ナット8
が袋ナットの場合にも使用することができる。この場
合、円板11Aを下部ナット8に当接する。
【0019】以上は、パイプ12及び当接プレート11
にチェーン3を通し、チェーン3の下部にスプリング9
と離脱防止部材10を取り付けるものであるが、図4に
示すように、チェーン3の先端を、当接プレート11の
パイプに挿入されていて、パイプ12に移動自在に取り
付けられている軸部材14の一端に固定してもよい(請
求項)。チェーン3の当接プレート11への取り付け
が容易になる。軸部材14はパイプ12より長く、その
一端には引っ掛け部14A及びパイプ12の径より大き
い鍔部14Bが形成されている。また、他端にはパイプ
12の径より大きい鍔部14Cが形成され、当接プレー
ト11と鍔部14Cとの間にはスプリング13が装着さ
れている。このようにすると、軸部材14はパイプ12
から離脱せず、チェーン3の先端を引っ掛け部14Aに
連結すると、チェーン3は当接プレート11と一体とな
る。
【0020】チェーン3の先端に上下回転分離手段3A
を取り付けて,これを軸部材14の引っ掛け部14Aに
固定して構成してもよい(請求項)。このようにする
と、下部ナット8を回した時、上下回転分離手段3Aに
よって軸部材14のみが回転して、チェーン3は回転せ
ず、チェーン3のねじれがなくなって、チェーン3の取
扱いは容易になる。上下回転分離手段3Aとして、例え
ば、スナップ付スイベルを使用する。スナップ付スイベ
ルのフック部により軸部材14との接続が容易である。
また、パイプ12によって下部ナット8を吊り上げる位
置が高くなり、下部ナット8は安定し、また、パイプ1
2は、ヒーター挿入孔7Aに挿入されるので、ガイドに
なり、車室締付けボルト7と下部ナット8が合わせやす
くなる。
【0021】高圧タービン車室下部ナットの取り付け方
法に使用する工具は、図1、2、3に示すように、ウイ
ンチ取付台1に固定されているウインチ2と、上半車室
4に当接した上部ナット5に螺着されて下半車室6に突
出している車室締付けボルト7のヒーター挿入孔7
り小さく、かつ、車室締付けボルト7の下に配置される
下部ナット8より長いパイプ12が立設されていて下部
ナット8の頭部に当接されるとともに、ウインチ2のチ
ェーン3の先端部がパイプ12を介して挿入されている
当接プレート11と、当接プレート11のパイプ12よ
り径が大きくチェーン3の先端部が挿入されているスプ
リング13と、チェーン3の先端に固定されていてスプ
リング9の離脱を防止する離脱防止部材10とから構成
されている(請求項)。また、当接プレート11が、
下部ナット8の内部に挿入される円板11Aと、円板1
1Aに固定されて下部ナット8の頭部溝8Cに挿入され
る3個の係止片11Bとから形成されている(請求項1
4)。
【0022】これらの構成において、ウインチ取付台1
は、ウインチ2が固定された垂直部材1Aと、垂直部材
1Aに連結されている水平部材1Bとからなり、チェー
ン3の中間部には、上下回転分離手段3Aが設けられて
いる(請求項)。さらに、チェーン3の先端には、図
2に示すように、丸棒3Bが溶接により固定され、丸棒
3Bの先端にはねじ部3Cに形成されている。離脱防止
部材10として、ちょうナット(請求項10)または六
角ナット(請求項11)が使用されている。
【0023】これらを使用するときは、当接プレート1
1、スプリング9及び離脱防止部材10をチェーン3か
ら外し、または、上下回転分離手段3Aがある時は、上
下回転分離手段3Aから、チェーン3を外す。
【0024】さらに、高圧タービン車室下部ナットの取
り付け方法に使用する工具を、図4に示すように、ウイ
ンチ取付台1に固定されているウインチ2と、上半車室
4に当接した上部ナット5に螺着されて下半車室6に突
出している車室締付けボルト7のヒーター挿入孔7Aよ
り小さく、かつ、車室締付けボルト7の下に配置される
下部ナット8より長いパイプ12が立設されていて下部
ナット8の頭部に当接される当接プレート11と、当接
プレート11のパイプ12に挿入されてパイプ12に移
動自在に取り付けられているとともに、一端にウインチ
2のチェーン3の先端が固定され、他端と当接プレート
11との間にスプリング13が装着されている軸部材1
とから構成してもよい(請求項12)。
【0025】さらに、当接プレート11を、下部ナット
8の内部に挿入される円板11Aと、円板11Aに固定
されて下部ナット8の頭部溝8Cに挿入される3個の係
止片11Bとから形成してもよく(請求項14)、チェ
ーン3の先端に上下回転分離手段3Aを取り付けてもよ
い(請求項13)。
【0026】これらを使用するときは、軸部材14をチ
ェーン3から外し、または、上下回転分離手段3Aがあ
る時は、上下回転分離手段3Aから軸部材14を外す。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明は、
ウインチ取付台に固定されたウインチのチェーンを、上
半車室に当接した上部ナット、該上部ナットに螺着され
て下半車室に突出している車室締付けボルトのヒーター
挿入孔、前記車室締付けボルトの下に配置された下部ナ
ット、前記車室締付けボルトのヒーター挿入孔より小さ
く、かつ、前記下部ナットより長いパイプが立設されて
いて前記下部ナットの頭部に当接する当接プレート及び
スプリングに挿入し、前記チェーンの先端に、前記スプ
リングの離脱を防止する離脱防止部材を固定し、前記ウ
インチを巻き、前記下部ナットを前記車室締付けボルト
に当て、前記下部ナットを回して前記車室締付けボルト
に取り付けるものである。それゆえ、下部作業者は、下
部ナットを車室締付けボルトに当たるまでは振れないよ
うに軽く支えるだけで良く、下部ナットが車室締付けボ
ルトに当たると、スプリングの作用で下部ナットはレベ
ル調整され、ハメアイ作業が容易になる。したがって、
この発明によれば、作業者の負担は軽減され、作業時間
は短縮されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す一部断面図であ
る。
【図2】この発明を構成するチェーン等の斜視図であ
る。
【図3】この発明を構成する当接プレートの斜視図であ
る。
【図4】この発明を構成する軸部材等の斜視図である。
【符号の説明】
1 ウインチ取付台 2 ウインチ 3 チェーン 4 上半車室 5 上部ナット 6 下半車室 7 車室締付けボルト 8 下部ナット 9 スプリング 10 離脱防止部材 11 当接プレート 12 パイプ 13 スプリング 14 軸部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−213929(JP,A) 実開 昭59−121405(JP,U) 実開 昭64−29377(JP,U) 実開 昭52−146667(JP,U) 実開 昭61−54471(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01D 25/24 F16B 37/14 F01D 25/28 B23P 19/06

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインチ取付台に固定されたウインチの
    チェーンを、上半車室に当接した上部ナット、該上部ナ
    ットに螺着されて下半車室に突出している車室締付けボ
    ルトのヒーター挿入孔、前記車室締付けボルトの下に配
    置された下部ナット、前記車室締付けボルトのヒーター
    挿入孔より小さく、かつ、前記下部ナットより長いパイ
    プが立設されていて前記下部ナットの頭部に当接する当
    接プレート及びスプリングに挿入し、前記チェーンの先
    端に、前記スプリングの離脱を防止する離脱防止部材を
    固定し、前記ウインチを巻き、前記下部ナットを前記車
    室締付けボルトに当て、前記下部ナットを回して前記車
    室締付けボルトに取り付ける高圧タービン車室下部ナッ
    トの取り付け方法
  2. 【請求項2】 チェーンの中間部に上下回転分離手段を
    介在させ、下部ナットを回した時、前記チェーンの下部
    のみを回転させる請求項1記載の高圧タービン車室下部
    ナットの取り付け方法
  3. 【請求項3】 離脱防止部材が、チェーンの先端に形成
    されたねじ部に螺着されるちょうナットである請求項1
    又は請求項2記載の高圧タービン車室下部ナットの取り
    付け方法
  4. 【請求項4】 離脱防止部材が、チェーンの先端に形成
    されたねじ部に螺着される六角ナットである請求項1又
    は請求項2記載の高圧タービン車室下部ナットの取り付
    け方法
  5. 【請求項5】 ウインチ取付台に固定されたウインチの
    チェーンを、上半車室に当接した上部ナット、該上部ナ
    ットに螺着されて下半車室に突出している車室締付けボ
    ルトのヒーター挿入孔に挿入し、前記チェーンの先端
    を、前記車室締付けボルトのヒーター挿入孔より小さ
    く、かつ、前記下部ナットより長いパイプが立設されて
    いて前記車室締付けボルトの下に配置された下部ナット
    の頭部に当接する当接プレートの前記パイプに挿入され
    ていて該パイプに移動自在に取り付けられ、かつ他端と
    前記当接プレートの間にスプリングが装着されている軸
    部材の一端に固定し、前記ウインチを巻き、前記下部ナ
    ットを前記車室締付けボルトに当て、前記下部ナットを
    回して前記車室締付けボルトに取り付ける高圧タービン
    車室下部ナットの取り付け方法
  6. 【請求項6】 チェーンの先端に上下回転分離手段を取
    り付けて、これを軸部材の一端に固定した請求項5記載
    の高圧タービン車室下部ナットの取り付け方法
  7. 【請求項7】 当接プレートが、下部ナットの内部に挿
    入される円板と、該円板に固定されて下部ナットの頭部
    溝に挿入される3個の係止片とから形成されている請求
    項1乃至請求項6記載の高圧タービン車室下部ナットの
    取り付け方法
  8. 【請求項8】 ウインチ取付台に固定されているウイン
    チと、上半車室に当接した上部ナットに螺着されて下半
    車室に突出している車室締付けボルトのヒーター挿入孔
    より小さく、かつ、前記車室締付けボルトの下に配置さ
    れる下部ナットより長いパイプが立設されていて前記の
    下部ナットの頭部に当接されるとともに、前記ウインチ
    のチェーンの先端部が前記パイプを介して挿入されてい
    る当接プレートと、該当接プレートの前記パイプより径
    が大きく前記チェーンの先端部が挿入されているスプリ
    ングと、前記チェーンの先端に固定されていて前記スプ
    リングの離脱を防止する離脱防止部材とからなる高圧タ
    ービン車室下部ナットの取り付け工具
  9. 【請求項9】 チェーンの中間部に上下回転分離手段が
    介在していて、下部ナットを回した時、前記チェーンの
    下部のみを回転させる請求項8記載の高圧タービン車室
    下部ナットの取り付け工具
  10. 【請求項10】 離脱防止部材が、チェーンの先端に形
    成されたねじ部に螺着されるちょうナットである請求項
    8又は請求項9記載の高圧タービン車室下部ナットの取
    り付け工具
  11. 【請求項11】 離脱防止部材が、チェーンの先端に形
    成されたねじ部に螺着される六角ナットである請求項8
    又は請求項9記載の高圧タービン車室下部ナットの取り
    付け工具
  12. 【請求項12】 ウインチ取付台に固定されているウイ
    ンチと、上半車室に当接した上部ナットに螺着されて下
    半車室に突出している車室締付けボルトのヒーター挿入
    孔より小さく、かつ、前記車室締付けボルトの下に配置
    される下部ナットより長いパイプが立設されていて前記
    の下部ナットの頭部に当接される当接プレートと、該当
    接プレートの前記パイプに挿入されて該パイプに移動自
    在に取 り付けられているとともに、一端に前記ウインチ
    のチェーンの先端が固定され、他端と前記当接プレート
    との間にスプリングが装着されている軸部材とからなる
    高圧タービン車室下部ナットの取り付け工具
  13. 【請求項13】 チェーンの先端に上下回転分離手段を
    取り付けて、これを軸部材の一端に固定した請求項12
    記載の高圧タービン車室下部ナットの取り付け工具
  14. 【請求項14】 当接プレートが、下部ナットの内部に
    挿入される円板と、該円板に固定されて下部ナットの頭
    部溝に挿入される3個の係止片とから形成されている請
    求項8乃至請求項13記載の高圧タービン車室下部ナッ
    トの取り付け工具
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