JP3271569B2 - エレベータ用ガイドレールの芯出し装置 - Google Patents
エレベータ用ガイドレールの芯出し装置Info
- Publication number
- JP3271569B2 JP3271569B2 JP31913197A JP31913197A JP3271569B2 JP 3271569 B2 JP3271569 B2 JP 3271569B2 JP 31913197 A JP31913197 A JP 31913197A JP 31913197 A JP31913197 A JP 31913197A JP 3271569 B2 JP3271569 B2 JP 3271569B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- plate
- centering device
- base
- elevators
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ用ガイ
ドレールの芯出しをおこなうときに使用する芯出し装置
に関するものである。
ドレールの芯出しをおこなうときに使用する芯出し装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベータ用ガイドレールの芯出
し装置を図により説明する。図３は芯出し装置の使用状
態を示す図、図４は芯出し装置の正面図である。図にお
いて、１は断面が凹型をなす基体、２は基体１に空けら
れた４つのねじ孔に螺合されその先端がプレート３を押
す構成になっているセットボルト、４は把手、５はプレ
ート３に取り付けられたねじ６とセットボルト２とを連
結しているワイヤロープであり、これら基体１〜ねじ６
によって芯出し装置７を構成している。
し装置を図により説明する。図３は芯出し装置の使用状
態を示す図、図４は芯出し装置の正面図である。図にお
いて、１は断面が凹型をなす基体、２は基体１に空けら
れた４つのねじ孔に螺合されその先端がプレート３を押
す構成になっているセットボルト、４は把手、５はプレ
ート３に取り付けられたねじ６とセットボルト２とを連
結しているワイヤロープであり、これら基体１〜ねじ６
によって芯出し装置７を構成している。
【０００３】１０，２０はエレベータのガイドレール、
３０はボルト３１によって上下のガイドレール１０，２
０を連結する継目板、１１，２１は、レールクリップ１
２，２２及びボルト１３，２３によって、ガイドレール
１０，２０を昇降路壁に固定する固定金具である。
３０はボルト３１によって上下のガイドレール１０，２
０を連結する継目板、１１，２１は、レールクリップ１
２，２２及びボルト１３，２３によって、ガイドレール
１０，２０を昇降路壁に固定する固定金具である。
【０００４】この芯出し装置７を使ってガイドレール１
０，２０の連結をおこなうには、通常の据付と同様に、
予め昇降路壁面に固定した固定金具１１，２１にガイド
レール１０，２０を仮固定するとともに、ガイドレール
１０，２０間は継目板３０で仮固定する。そして、昇降
路上方から吊下した基準ピアノ線にあわせて、ボルト１
３を締め下方のガイドレール１０を固定金具１１に芯出
し固定する。
０，２０の連結をおこなうには、通常の据付と同様に、
予め昇降路壁面に固定した固定金具１１，２１にガイド
レール１０，２０を仮固定するとともに、ガイドレール
１０，２０間は継目板３０で仮固定する。そして、昇降
路上方から吊下した基準ピアノ線にあわせて、ボルト１
３を締め下方のガイドレール１０を固定金具１１に芯出
し固定する。
【０００５】次に、両ガイドレール１０，２０の連結部
で、ガイドレール頭部の頂面１０ａ，２０ａに基体１の
溝底面１ａが密着するように基体１を嵌合し、両ガイド
レール１０，２０の頭部の側面１０ｂ，２０ｂに基体１
の溝側面１ｂを密着させる。そして、逆側の側面１０
ｃ，２０ｃにプレート３が密着するようにセットボルト
２を締め付けて、上下のガイドレール１０，２０を一体
化し、ボルト３１を固定することにより、両ガイドレー
ル１０，２０と継目板３０を固定する。更に、ガイドレ
ール２０を固定金具２１に芯出し固定した後、芯出し装
置７を外し、以下同様の手順でガイドレールの据付・芯
出しをおこなう。
で、ガイドレール頭部の頂面１０ａ，２０ａに基体１の
溝底面１ａが密着するように基体１を嵌合し、両ガイド
レール１０，２０の頭部の側面１０ｂ，２０ｂに基体１
の溝側面１ｂを密着させる。そして、逆側の側面１０
ｃ，２０ｃにプレート３が密着するようにセットボルト
２を締め付けて、上下のガイドレール１０，２０を一体
化し、ボルト３１を固定することにより、両ガイドレー
ル１０，２０と継目板３０を固定する。更に、ガイドレ
ール２０を固定金具２１に芯出し固定した後、芯出し装
置７を外し、以下同様の手順でガイドレールの据付・芯
出しをおこなう。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のガイドレールの
芯出し装置７は、プレート３をワイヤロープ５で基体１
に連結しているため、作業や持ち運び時にプレート３が
容易に揺動して扱いにくく、またワイヤロープ５が切断
して基体１から脱落する可能性もあるという問題があっ
た。更に、上下のガイドレール１０，２０の頭部の頂面
１０ａ，２０ａの幅に誤差があると、頭部の側面１０ｂ
と２０ｂ、及び１０ｃと２０ｃの面合わせが困難になる
という問題もあった。
芯出し装置７は、プレート３をワイヤロープ５で基体１
に連結しているため、作業や持ち運び時にプレート３が
容易に揺動して扱いにくく、またワイヤロープ５が切断
して基体１から脱落する可能性もあるという問題があっ
た。更に、上下のガイドレール１０，２０の頭部の頂面
１０ａ，２０ａの幅に誤差があると、頭部の側面１０ｂ
と２０ｂ、及び１０ｃと２０ｃの面合わせが困難になる
という問題もあった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤロープ
に代えて、基体を貫通するピンをプレートに固定するこ
とにより、プレートを確実に保持するとともにその揺動
を抑えたものである。また、プレートを２分割すること
により、上下のガイドレールの頂面の幅に誤差があって
も、少なくとも一方の側面の面合わせだけは容易にでき
るようにしたものである。
に代えて、基体を貫通するピンをプレートに固定するこ
とにより、プレートを確実に保持するとともにその揺動
を抑えたものである。また、プレートを２分割すること
により、上下のガイドレールの頂面の幅に誤差があって
も、少なくとも一方の側面の面合わせだけは容易にでき
るようにしたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図１
により説明する。図において、４０，４１は基体１に空
けられた孔４２，４３を貫通して、プレート３に固定し
たピンであり、図４と同一符号は同一のものを示してい
る。
により説明する。図において、４０，４１は基体１に空
けられた孔４２，４３を貫通して、プレート３に固定し
たピンであり、図４と同一符号は同一のものを示してい
る。
【０００９】本形態の芯出し装置によれば、従来のワイ
ヤロープに代えてピンを使用しているため、プレートの
揺動が抑制されるとともに基体１から脱落する可能性も
ほとんどなくなる。
ヤロープに代えてピンを使用しているため、プレートの
揺動が抑制されるとともに基体１から脱落する可能性も
ほとんどなくなる。
【００１０】図２は本発明の他の実施の形態を示したも
のであり、プレートを２分割したものである。図におい
て、３ａ，３ｂはプレート、４０ａ，４０ｂは基体１に
空けられた孔４２ａ，４２ｂを貫通して、プレート３ａ
に固定したピン、４１ａ，４１ｂは基体１に空けられた
孔４３ａ，４３ｂを貫通して、プレート３ｂに固定した
ピンであり、図１と同一符号は同一のものを示してい
る。
のであり、プレートを２分割したものである。図におい
て、３ａ，３ｂはプレート、４０ａ，４０ｂは基体１に
空けられた孔４２ａ，４２ｂを貫通して、プレート３ａ
に固定したピン、４１ａ，４１ｂは基体１に空けられた
孔４３ａ，４３ｂを貫通して、プレート３ｂに固定した
ピンであり、図１と同一符号は同一のものを示してい
る。
【００１１】本形態の芯出し装置によれば、プレートを
２分割しているため、上下のガイドレール１０，２０の
頭部の頂面１０ａ，２０ａの幅に誤差がある場合でも、
頭部の側面１０ｂと２０ｂの面合わせだけは確実におこ
なえる。そのため、他の側面１０ｃ，２０ｃ側の面合わ
せ作業のみをおこなえば芯出しができるため、芯出し作
業が容易になる。
２分割しているため、上下のガイドレール１０，２０の
頭部の頂面１０ａ，２０ａの幅に誤差がある場合でも、
頭部の側面１０ｂと２０ｂの面合わせだけは確実におこ
なえる。そのため、他の側面１０ｃ，２０ｃ側の面合わ
せ作業のみをおこなえば芯出しができるため、芯出し作
業が容易になる。
【００１２】上記の各形態において、セットボルト２は
各プレート３，３ａ，３ｂ毎に２個以上あれば良く、ピ
ン４０，４１等は各プレート３，３ａ，３ｂ毎に１個以
上あれば良い。また、ピン４０，４１等はこれに限るこ
とはなく、基体１の孔４２，４３等よりも小さい直径の
ボルトなど、プレート３，３ａ，３ｂを支持できるもの
であれば良い。
各プレート３，３ａ，３ｂ毎に２個以上あれば良く、ピ
ン４０，４１等は各プレート３，３ａ，３ｂ毎に１個以
上あれば良い。また、ピン４０，４１等はこれに限るこ
とはなく、基体１の孔４２，４３等よりも小さい直径の
ボルトなど、プレート３，３ａ，３ｂを支持できるもの
であれば良い。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレートの脱落や揺動を防止し、ガイドレールの芯出し
作業を容易におこなえるガイドレールの芯出し装置を提
供することができる。
プレートの脱落や揺動を防止し、ガイドレールの芯出し
作業を容易におこなえるガイドレールの芯出し装置を提
供することができる。
【図１】本発明の実施の形態を示す図である。
【図２】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図３】従来のエレベータ用ガイドレールの芯出し装置
の使用状態を示す図である。
の使用状態を示す図である。
【図４】従来の芯出し装置の正面図である。
１ 基体 １ａ 溝底面 １ｂ 溝側面 ２ セットボルト ３，３ａ，３ｂ プレート ７ 芯出し装置 １０，２０ ガイドレール １０ａ，２０ａ ガイドレールの頭部の頂面 １０ｂ，１０ｃ，２０ｂ，２０ｃ ガイドレールの頭部
の側面 ４０，４０ａ，４０ｂ，４１，４１ａ，４１ｂ ピン
の側面 ４０，４０ａ，４０ｂ，４１，４１ａ，４１ｂ ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B66B 7/00 - 7/02
Claims (2)
- 【請求項１】 ガイドレールの連結部に取り付けられる
断面凹型の基体と、この基体の溝内に配置されたプレー
トと、このプレートを前記ガイドレールに密着させるセ
ットボルトと、前記プレートに固定されるとともに、前
記基体に空けられた孔に挿入された支持体とを備えたこ
とを特徴とするエレベータ用ガイドレールの芯出し装
置。 - 【請求項２】 前記プレートは２分割されており、各プ
レート毎に前記セットボルトと支持体とを備えているこ
とを特徴とする請求項１に記載のエレベータ用ガイドレ
ールの芯出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31913197A JP3271569B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | エレベータ用ガイドレールの芯出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31913197A JP3271569B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | エレベータ用ガイドレールの芯出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11139715A JPH11139715A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3271569B2 true JP3271569B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18106811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31913197A Expired - Lifetime JP3271569B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | エレベータ用ガイドレールの芯出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3271569B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2333649T3 (es) * | 2003-07-15 | 2010-02-25 | Monteferro S.P.A. | Dispositivo de posicionamiento para guias de ascensores. |
| CN106131713A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-11-16 | 滁州欧博特电子制造有限公司 | 一种防脱落导轨 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP31913197A patent/JP3271569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11139715A (ja) | 1999-05-25 |
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Legal Events
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