JPS606111Y2 - Ｐ・ｃ鋼線定着用アンカ−ヘツド取付装置 - Google Patents
Ｐ・ｃ鋼線定着用アンカ−ヘツド取付装置Info
- Publication number
- JPS606111Y2 JPS606111Y2 JP6323380U JP6323380U JPS606111Y2 JP S606111 Y2 JPS606111 Y2 JP S606111Y2 JP 6323380 U JP6323380 U JP 6323380U JP 6323380 U JP6323380 U JP 6323380U JP S606111 Y2 JPS606111 Y2 JP S606111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor head
- steel wire
- rails
- screw shaft
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はＰ・Ｃ鋼線の端部をアンカーヘッドに挿通して
Ｐ−Ｃコンクリート端面の支圧板に当接させる際に使用
するＰ−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付装置に関する
。
Ｐ−Ｃコンクリート端面の支圧板に当接させる際に使用
するＰ−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付装置に関する
。
一般にＰ−Ｃコンクリート構造物において、Ｐ−Ｃ鋼線
の緊張はコンクリート構造物内に挿通したＰ−Ｃ鋼線を
端面において、アンカーヘッドに挿通し、そのアンカー
ヘッドを支圧板に当接させ、Ｐ−Ｃ鋼線を緊張した後の
そのＰ−Ｃ鋼線の端部を変形させるか、圧着金具を取り
付け、アンカーヘッドに定着するようにしている。
の緊張はコンクリート構造物内に挿通したＰ−Ｃ鋼線を
端面において、アンカーヘッドに挿通し、そのアンカー
ヘッドを支圧板に当接させ、Ｐ−Ｃ鋼線を緊張した後の
そのＰ−Ｃ鋼線の端部を変形させるか、圧着金具を取り
付け、アンカーヘッドに定着するようにしている。
このようなアンカーヘッドの取り付けに際し、高所にお
いて大型のものを使用する場合や、百本以上もの多数の
Ｐ−Ｃ鋼線を−のアンカーヘッドの孔にそれぞれ一本づ
つ挿通して定着するような場合にはウィンチ等の通常の
吊り具等を使用してアンカーヘッドを支持していたので
は作業能率が悪くまた手作業によりアンカーヘッドを移
動させなければならない場合が多く、多大の労力を有す
るとともに時に高所における作業の場合は多くの危険が
伴う。
いて大型のものを使用する場合や、百本以上もの多数の
Ｐ−Ｃ鋼線を−のアンカーヘッドの孔にそれぞれ一本づ
つ挿通して定着するような場合にはウィンチ等の通常の
吊り具等を使用してアンカーヘッドを支持していたので
は作業能率が悪くまた手作業によりアンカーヘッドを移
動させなければならない場合が多く、多大の労力を有す
るとともに時に高所における作業の場合は多くの危険が
伴う。
またこの場合、本数が多くなると手作業では不可能であ
った。
った。
本考案はかかるる点にかんがみ、簡単でしかも能率よく
作業がなされ、しかも手作業による作業を少くし、かつ
安全に作業できるＰ−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付
装置を提供するものであり、その要旨とするところは互
いに平行に一対のレールと該レール間に配置したねじ軸
とを備え、該レールの一端部にコンクリート構造物端面
に埋設したＰ−Ｃ＠線端部支圧板に固定自在な支持プレ
ートを固定するとともに該レールの他端部にねじ軸駆動
機構を備え、かつ、該レール上に前記ねじ軸を貫通させ
て螺合した移動台を走行自在に備え、該移動台の上面に
Ｐ−Ｃ鋼線用アンカーヘッド搭載固定具を備えてなるＰ
−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付装置に存する。
作業がなされ、しかも手作業による作業を少くし、かつ
安全に作業できるＰ−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付
装置を提供するものであり、その要旨とするところは互
いに平行に一対のレールと該レール間に配置したねじ軸
とを備え、該レールの一端部にコンクリート構造物端面
に埋設したＰ−Ｃ＠線端部支圧板に固定自在な支持プレ
ートを固定するとともに該レールの他端部にねじ軸駆動
機構を備え、かつ、該レール上に前記ねじ軸を貫通させ
て螺合した移動台を走行自在に備え、該移動台の上面に
Ｐ−Ｃ鋼線用アンカーヘッド搭載固定具を備えてなるＰ
−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付装置に存する。
次に本考案の実施の一例を図面について説明する。
図中１は装置本体である。
この装置本体１には一対のレール２，２とそのレール２
，２の両端に固定した連結板３，３とによって枠状に形
成されている。
，２の両端に固定した連結板３，３とによって枠状に形
成されている。
両し−ル２，２間にはこれと平行にねじ軸４が配置され
、そのねじ軸４は両端が連結板３．３に回転自在に支持
されている。
、そのねじ軸４は両端が連結板３．３に回転自在に支持
されている。
この両レール２，２の一端側には連結板３と−体に支持
プレート５，５が備えられている。
プレート５，５が備えられている。
この支持プレート５，５は連結板３の両端にあって両レ
ール２，２と直交配置に立設されていて１、後述する支
圧板６に取り付けするための止め具の挿通孔７，７・・
・が開口されている。
ール２，２と直交配置に立設されていて１、後述する支
圧板６に取り付けするための止め具の挿通孔７，７・・
・が開口されている。
また両レール２，２の他端側にはねじ軸駆動機構８が備
えられている。
えられている。
この駆動機構８にはオイルモーター９が使用されその回
転軸とねじ軸４の先端とをジヨイント１０をもって連結
している。
転軸とねじ軸４の先端とをジヨイント１０をもって連結
している。
また両レール２，２上には移動台１１が該レール上を走
行自在に設置されている。
行自在に設置されている。
この移動台１１には両レール２，２の上面を転動する車
輪１２ａ、１２ａとレール２，２の下面を転動する車輪
１２ｂとによってレール２，２を上下から挾み込んで支
持されている。
輪１２ａ、１２ａとレール２，２の下面を転動する車輪
１２ｂとによってレール２，２を上下から挾み込んで支
持されている。
また移動台１１の底面にはねじ筒１３が固定され、その
ねじ筒１３を貫通して前述したねじ軸４が螺合されてい
て、ねじ軸４の回転により走行駆動が与えられるように
している。
ねじ筒１３を貫通して前述したねじ軸４が螺合されてい
て、ねじ軸４の回転により走行駆動が与えられるように
している。
一方移動台１１の上面にはアンカーヘッド搭載台１４が
固定され、その搭載台１４には筒状の固定具１５が取り
付けされ、搭載台１４上に載置したアンカーヘッドＡを
抜は止めして固定するようにしている。
固定され、その搭載台１４には筒状の固定具１５が取り
付けされ、搭載台１４上に載置したアンカーヘッドＡを
抜は止めして固定するようにしている。
このように構成されるアンカーヘッド取付装置に使用に
際しては第２図に示すようにコンクリート構造物Ｂの端
面に埋設固定した支圧板６にあらかじめ止め具用のピン
１６を突設しておき、そのピン１６に支持プレート５，
５の止め具挿通孔７．７を嵌め合わせて支持プレート５
，５の表面側でピン１６の横穴に楔１７を打ち込んで支
持プレート５，５を支圧板６に固定する。
際しては第２図に示すようにコンクリート構造物Ｂの端
面に埋設固定した支圧板６にあらかじめ止め具用のピン
１６を突設しておき、そのピン１６に支持プレート５，
５の止め具挿通孔７．７を嵌め合わせて支持プレート５
，５の表面側でピン１６の横穴に楔１７を打ち込んで支
持プレート５，５を支圧板６に固定する。
なお、この場合ピン１６の外周にナツトを螺合し、支持
プレートを固定することもできるものである。
プレートを固定することもできるものである。
然る後、移動台１１をレール２，２の中央部分に位置さ
せた状態でその上面にアンカーヘッドＡを搭載して固定
する。
せた状態でその上面にアンカーヘッドＡを搭載して固定
する。
そしてそのアンカーヘッドＡのＰ−Ｃ鋼線挿通孔にコン
クリート構造物Ｂ内に挿通され、支圧板６に貫通されて
突出したＰ・Ｃ鋼線Ｃを一本づつ挿通する。
クリート構造物Ｂ内に挿通され、支圧板６に貫通されて
突出したＰ・Ｃ鋼線Ｃを一本づつ挿通する。
その後ねじ軸４を回転させて移動台１１を移動させて支
圧板６に当接させ従来と同様にＰ−Ｃ鋼線Ｃを緊張し、
その端部をアンカーヘッドＡに定着させる。
圧板６に当接させ従来と同様にＰ−Ｃ鋼線Ｃを緊張し、
その端部をアンカーヘッドＡに定着させる。
本考案のＰ−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付装置は上
述のように構成され、アンカーヘッドを搭載して移動で
きるようにした移動台用のレールの端部に支持プレート
を取り付けして、これをコンクリート構造物端面の支圧
板に固定できるようにし、その移動台をねじ軸の駆動に
よって移動させることによってアンカーヘッドを支圧板
側に移動させることができるようにしたことによって、
取り付けされるアンカーヘッドへのｐ −（Ｊｌ線挿通
作業は安定した移動台上に固定した安定性の良い状態で
行うことができ、しかも人手を要することなくアンカー
ヘッドの移動ができるようになり、作業性が著しく向上
される・とともに高所における作業であっても作業員の
危険性も著しく減少されたものである。
述のように構成され、アンカーヘッドを搭載して移動で
きるようにした移動台用のレールの端部に支持プレート
を取り付けして、これをコンクリート構造物端面の支圧
板に固定できるようにし、その移動台をねじ軸の駆動に
よって移動させることによってアンカーヘッドを支圧板
側に移動させることができるようにしたことによって、
取り付けされるアンカーヘッドへのｐ −（Ｊｌ線挿通
作業は安定した移動台上に固定した安定性の良い状態で
行うことができ、しかも人手を要することなくアンカー
ヘッドの移動ができるようになり、作業性が著しく向上
される・とともに高所における作業であっても作業員の
危険性も著しく減少されたものである。
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第１図は平面
図、第２図は使用状態の側面図、第３図は第１図中の■
−■線断面図である。 Ａ・・・・・・アンカーヘッド、Ｂ・・・・・・コンク
リート構造物、Ｃ・・・・・・ｐ−ｃ鋼線、２・・・・
・・レール、４・・・・・・ねじ軸、５・・・・・・支
持プレート、６・・・・・・支圧板、８・・・・・・ね
じ軸駆動機構、１１・・・・・・移動台、１４・・・・
・・アンカーヘッド搭載台、１５・・・・・・固定具。
図、第２図は使用状態の側面図、第３図は第１図中の■
−■線断面図である。 Ａ・・・・・・アンカーヘッド、Ｂ・・・・・・コンク
リート構造物、Ｃ・・・・・・ｐ−ｃ鋼線、２・・・・
・・レール、４・・・・・・ねじ軸、５・・・・・・支
持プレート、６・・・・・・支圧板、８・・・・・・ね
じ軸駆動機構、１１・・・・・・移動台、１４・・・・
・・アンカーヘッド搭載台、１５・・・・・・固定具。
Claims (1)
- 互いに平行に一対のレールと該レール間に配置したねじ
軸とを備え、該レールの一端部にコンクリート構造物端
面に埋設したＰ−Ｃ鋼線端部支圧板に固定自在な支持プ
レートを固定するとともに、該レールの他端部にねじ軸
駆動機構を備え、かつ該レール上に前記ねじ軸を貫通さ
せて螺合した移動台を走行自在に備え、該移動台の上面
にＰ−Ｃ鋼線用アンカーヘッド搭載固定具を備えてなる
Ｐ−Ｃ鋼線定着用アンカーヘッド取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323380U JPS606111Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Ｐ・ｃ鋼線定着用アンカ−ヘツド取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323380U JPS606111Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Ｐ・ｃ鋼線定着用アンカ−ヘツド取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56165854U JPS56165854U (ja) | 1981-12-08 |
| JPS606111Y2 true JPS606111Y2 (ja) | 1985-02-26 |
Family
ID=29657475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6323380U Expired JPS606111Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Ｐ・ｃ鋼線定着用アンカ−ヘツド取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606111Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100858397B1 (ko) | 2007-04-20 | 2008-09-11 | (주)삼현피에프 | 거더의 상연이 블록 아웃된 프리스트레스트 콘크리트 빔에사용되는 정착 시스템 및 이를 이용한 프리스트레스 도입방법 |
-
1980
- 1980-05-10 JP JP6323380U patent/JPS606111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56165854U (ja) | 1981-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4590719A (en) | Erection hinge | |
| CN109160461B (zh) | 一种电力抢修塔导线提升装置 | |
| JPS606111Y2 (ja) | Ｐ・ｃ鋼線定着用アンカ−ヘツド取付装置 | |
| CN113991532A (zh) | 一种线路带电拆除及搭接引流线装置 | |
| CN211821514U (zh) | 一种高度便于调节的地质灾害野外监测平台 | |
| CN206267544U (zh) | 外张拉设备 | |
| CN106153438A (zh) | 一种复合钢带试验装置 | |
| JPS6131037B2 (ja) | ||
| JPS63107657A (ja) | 架設用鋼材の組み立て装置 | |
| JPS6332851Y2 (ja) | ||
| JPH071329Y2 (ja) | 自動車固定用ジャッキの据付装置 | |
| CN214456002U (zh) | 一种电梯限速器校验的钢丝绳支撑装置 | |
| CN220598761U (zh) | 一种新型钢梁连接结构 | |
| CN210577660U (zh) | 一种pw线线夹 | |
| CN218539014U (zh) | 一种安全性高的提梁机 | |
| CN220380730U (zh) | 一种脚手架扣件试验安装架 | |
| JP2575391Y2 (ja) | シリンダライナー押込み装置 | |
| JPH0342352Y2 (ja) | ||
| CN217750370U (zh) | 一种龙门式数控切割机端架装置 | |
| JP2614816B2 (ja) | 耐火試験炉用載荷装置 | |
| CN220927524U (zh) | 一种桥梁预应力张拉装置 | |
| CN116136128A (zh) | 一种箱型立柱快速安装装置及安装方法 | |
| JPS6345047Y2 (ja) | ||
| JP2656574B2 (ja) | 捻れ防止ダンパの取付装置 | |
| JPH0420636Y2 (ja) |