JP2972606B2 - 無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法 - Google Patents
無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法Info
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- JP2972606B2 JP2972606B2 JP29918196A JP29918196A JP2972606B2 JP 2972606 B2 JP2972606 B2 JP 2972606B2 JP 29918196 A JP29918196 A JP 29918196A JP 29918196 A JP29918196 A JP 29918196A JP 2972606 B2 JP2972606 B2 JP 2972606B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線選択呼出受信シ
ステムおよび無線選択呼出受信方法に係り、特に時刻設
定機能のある受信機を有する無線選択呼出受信システム
および無線選択呼出受信方法方法に関する。
ステムおよび無線選択呼出受信方法に係り、特に時刻設
定機能のある受信機を有する無線選択呼出受信システム
および無線選択呼出受信方法方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の受信機は、電源投入時は
時刻未設定のとき、電源投入後に受信機使用者(以下ユ
ーザーと略す)が時刻設定を行っている。受信機内には
時刻をカウントする時刻カウントが存在し、ユーザーが
時刻設定を行う際に時刻カウントはリセットし、再度時
刻カウントをスタートする。受信機内の時刻カウントに
は、誤差が有るため、受信機使用中に時刻がずれてしま
うが、ユーザー自身がその都度修正を行っている。
時刻未設定のとき、電源投入後に受信機使用者(以下ユ
ーザーと略す)が時刻設定を行っている。受信機内には
時刻をカウントする時刻カウントが存在し、ユーザーが
時刻設定を行う際に時刻カウントはリセットし、再度時
刻カウントをスタートする。受信機内の時刻カウントに
は、誤差が有るため、受信機使用中に時刻がずれてしま
うが、ユーザー自身がその都度修正を行っている。
【0003】またこの種の受信機では、完全同期式信号
方式の場合に時間単位のある一定周期で信号を送信し、
信号のある決まった場所にリアルタイムの時刻データが
設定されているため、この時刻データを受信機が受信す
ると、受信機内の時刻カウントを補正して時刻を設定し
て表示部に表示することができる。
方式の場合に時間単位のある一定周期で信号を送信し、
信号のある決まった場所にリアルタイムの時刻データが
設定されているため、この時刻データを受信機が受信す
ると、受信機内の時刻カウントを補正して時刻を設定し
て表示部に表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の受信機では、電
源投入時にユーザー自身で時刻設定しなければならず、
時間情報の設定は容易であるが、分情報の設定が細かい
設定であるため、面倒になっている。
源投入時にユーザー自身で時刻設定しなければならず、
時間情報の設定は容易であるが、分情報の設定が細かい
設定であるため、面倒になっている。
【0005】またこの種の受信機では、完全同期式信号
方式の場合も時間単位のある一定周期で信号を送信して
いるため、次の時刻データを受信するまで時刻設定はさ
れない。このため、時刻データが送信されない場合や受
信できない場合には、更に次の時刻データが認識される
まで時刻設定がされず、結局ユーザー自身で時刻設定し
なければならないという問題がある。
方式の場合も時間単位のある一定周期で信号を送信して
いるため、次の時刻データを受信するまで時刻設定はさ
れない。このため、時刻データが送信されない場合や受
信できない場合には、更に次の時刻データが認識される
まで時刻設定がされず、結局ユーザー自身で時刻設定し
なければならないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、受信機電源投入時に自動
的に分情報の時間設定を行い、ユーザの操作を軽減する
無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法
を提供することにある。
的に分情報の時間設定を行い、ユーザの操作を軽減する
無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信システムは、ある一定周期の送信信号を受信する受信
機を有する無線選択呼出受信システムにおいて、受信機
には、フレーム識別情報を有する任意の数のフレームで
構成され一定周期の時間単位で送信される送信信号を受
信してその時刻をカウントする時刻カウント手段と、電
源投入時に送信信号の中からフレーム識別情報を検出す
るフレーム識別情報検出手段と、フレーム識別情報検出
手段により検出したフレーム識別情報から分情報を判定
する手段と、分情報判定手段より判定した分情報を補正
し、この分情報を表示する表示手段と、を備えたもので
ある。
信システムは、ある一定周期の送信信号を受信する受信
機を有する無線選択呼出受信システムにおいて、受信機
には、フレーム識別情報を有する任意の数のフレームで
構成され一定周期の時間単位で送信される送信信号を受
信してその時刻をカウントする時刻カウント手段と、電
源投入時に送信信号の中からフレーム識別情報を検出す
るフレーム識別情報検出手段と、フレーム識別情報検出
手段により検出したフレーム識別情報から分情報を判定
する手段と、分情報判定手段より判定した分情報を補正
し、この分情報を表示する表示手段と、を備えたもので
ある。
【0008】この受信機は、電源投入時に一定周期で送
られてくるデータをモニターし、送信データ内のフレー
ム識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別情
報が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、前記1周
期は時間単位で1周期のスタートからの時間と予め設定
された1周期のスタート時間により、分情報の時間設定
をするものである。
られてくるデータをモニターし、送信データ内のフレー
ム識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別情
報が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、前記1周
期は時間単位で1周期のスタートからの時間と予め設定
された1周期のスタート時間により、分情報の時間設定
をするものである。
【0009】したがって、本発明によれば、電源投入時
に自動的に分情報が設定されるため、ユーザー自身で時
刻設定するよりも時計精度を向上させることができ、ま
たユーザーにとってはいちいち時刻設定をする手間を省
き、より使い勝手の良いページャーの供給が可能とな
る。
に自動的に分情報が設定されるため、ユーザー自身で時
刻設定するよりも時計精度を向上させることができ、ま
たユーザーにとってはいちいち時刻設定をする手間を省
き、より使い勝手の良いページャーの供給が可能とな
る。
【0010】一方、本発明の無線選択呼出受信方法は、
ある一定周期の送信信号を受信する受信機を有する無線
選択呼出受信システムにおいて、受信機には、フレーム
識別情報を有する任意の数のフレームで構成され一定周
期の時間単位で送信される送信信号を受信してその時刻
をカウントし、電源投入時に受信信号の中からフレーム
識別情報を検出し、その検出したフレーム識別情報から
分情報を判定し、その判定した分情報を補正し、この分
情報を表示する。
ある一定周期の送信信号を受信する受信機を有する無線
選択呼出受信システムにおいて、受信機には、フレーム
識別情報を有する任意の数のフレームで構成され一定周
期の時間単位で送信される送信信号を受信してその時刻
をカウントし、電源投入時に受信信号の中からフレーム
識別情報を検出し、その検出したフレーム識別情報から
分情報を判定し、その判定した分情報を補正し、この分
情報を表示する。
【0011】また受信機は、電源投入時に一定周期で送
られてくるデータをモニターし、送信データ内のフレー
ム識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別情
報が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、1周期の
スタートからの時間と予め設定された1周期のスタート
時間により、分情報の時間設定をする。これにより、受
信機電源投入時に自動的に分情報の時間設定を行うこと
により、ユーザの操作を軽減してユーザの操作性を向上
すると共に、ひいてはシステムの信頼性を向上させるこ
とができる。
られてくるデータをモニターし、送信データ内のフレー
ム識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別情
報が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、1周期の
スタートからの時間と予め設定された1周期のスタート
時間により、分情報の時間設定をする。これにより、受
信機電源投入時に自動的に分情報の時間設定を行うこと
により、ユーザの操作を軽減してユーザの操作性を向上
すると共に、ひいてはシステムの信頼性を向上させるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の無線選択呼出受信
システムおよび無線選択呼出受信方法の実施例の受信機
について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施
例の受信機の構成を示すブロック図である。
システムおよび無線選択呼出受信方法の実施例の受信機
について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施
例の受信機の構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、送信機から送られてきた送
信信号は、アンテナ1を介して無線受信部2に供給され
復調処理される。無線受信部2は、電池9から電池電圧
の供給を受けて動作する。無線受信部2で復調された信
号は、制御部3において解読する。
信信号は、アンテナ1を介して無線受信部2に供給され
復調処理される。無線受信部2は、電池9から電池電圧
の供給を受けて動作する。無線受信部2で復調された信
号は、制御部3において解読する。
【0014】制御部3では、受信機に与えられた個別識
別信号と一致した場合には、LED、アラームなどの鳴
音またはバイブレータによる振動等の報知手段4より、
ユーザーに呼出があったことを報知する。同時にメッセ
ージ等が送られていれば、表示5に表示を行い、さらに
制御部3のRAM104に内容を記録する。ユーザー
は、スイッチ7,8を押すことによりいつでもメッセー
ジ内容を読み出すことができる。なお、スイッチ6は、
種々の機能を設定するメニューモードに入るためのメニ
ュースイッチであり、スイッチ6を押下することによ
り、一つ前の画面に戻すことがてきる。
別信号と一致した場合には、LED、アラームなどの鳴
音またはバイブレータによる振動等の報知手段4より、
ユーザーに呼出があったことを報知する。同時にメッセ
ージ等が送られていれば、表示5に表示を行い、さらに
制御部3のRAM104に内容を記録する。ユーザー
は、スイッチ7,8を押すことによりいつでもメッセー
ジ内容を読み出すことができる。なお、スイッチ6は、
種々の機能を設定するメニューモードに入るためのメニ
ュースイッチであり、スイッチ6を押下することによ
り、一つ前の画面に戻すことがてきる。
【0015】スイッチ7は、メニューモードに入った場
合に選択時の確定スイッチであり、受信待受時にスイッ
チ7を押すと、古いメッセージから新しいメッセージの
順に読出すことかできる。またスイッチ8は、メニュー
モードに入った場合には、選択時の選択スイッチてあ
り、受信待受時に押すと、新しいメッセージから古いメ
ッセージの順に読出すことができる。昇圧部10は、制
御部3へ所要電圧を供給するための昇圧部である。
合に選択時の確定スイッチであり、受信待受時にスイッ
チ7を押すと、古いメッセージから新しいメッセージの
順に読出すことかできる。またスイッチ8は、メニュー
モードに入った場合には、選択時の選択スイッチてあ
り、受信待受時に押すと、新しいメッセージから古いメ
ッセージの順に読出すことができる。昇圧部10は、制
御部3へ所要電圧を供給するための昇圧部である。
【0016】デコーダ101は、無線受信部2から人力
された個別識別信号と、予めROM102に格納されて
いる個別識別信号とを比較し、両者が一致した場合にC
PU103へ着信信号を送出する。CPU103は、着
信信号を受けると、着信警報報知信号発生回路105に
対して着信報知信号を発生するように命令を出す。その
結果、着信警報報知信号発生回路105は、報知手段4
に対して着信報知信号を送出する。更に、無線受信部2
から入力された個別識別信号の後にメッセージ信号か続
いていれば、デコーダ101は、メッセージ信号をCP
U103へ転送する。
された個別識別信号と、予めROM102に格納されて
いる個別識別信号とを比較し、両者が一致した場合にC
PU103へ着信信号を送出する。CPU103は、着
信信号を受けると、着信警報報知信号発生回路105に
対して着信報知信号を発生するように命令を出す。その
結果、着信警報報知信号発生回路105は、報知手段4
に対して着信報知信号を送出する。更に、無線受信部2
から入力された個別識別信号の後にメッセージ信号か続
いていれば、デコーダ101は、メッセージ信号をCP
U103へ転送する。
【0017】CPU103では、メッセージ信号を文字
フォント信号に変換して表示部5へ送出して表示する。
同時に、CPU103は、メッセージ信号をRAM10
4に格納する。デコーダ101には、時刻カウントを行
う時刻カウント106を接続している。デコーダ101
内には、受信・検出されたデータよりフレーム識別情報
を検出するフレーム識別情報検出手段110が設けられ
ている。
フォント信号に変換して表示部5へ送出して表示する。
同時に、CPU103は、メッセージ信号をRAM10
4に格納する。デコーダ101には、時刻カウントを行
う時刻カウント106を接続している。デコーダ101
内には、受信・検出されたデータよりフレーム識別情報
を検出するフレーム識別情報検出手段110が設けられ
ている。
【0018】またCPU103内には、検出されたフレ
ーム識別情報により分情報の設定値を判定する分情報判
定手段111と、予め設定された1周期のスタート時間
と分情報判定手段111により判定された分情報の設定
値とを加算する分情報補正手段112とが存在する。1
周期のスタート時間情報は予め設定してROM102に
格納されている。フレーム識別情報受信を検出した場合
には、フレーム識別情報検出手段110が分情報判定手
段111にフレーム識別情報を送出する。
ーム識別情報により分情報の設定値を判定する分情報判
定手段111と、予め設定された1周期のスタート時間
と分情報判定手段111により判定された分情報の設定
値とを加算する分情報補正手段112とが存在する。1
周期のスタート時間情報は予め設定してROM102に
格納されている。フレーム識別情報受信を検出した場合
には、フレーム識別情報検出手段110が分情報判定手
段111にフレーム識別情報を送出する。
【0019】分情報判定手段111では、フレーム識別
情報より1周期のスタートからの時間を判定し、結果を
分情報補正手段112に送出する。分情報補正手段11
2は、分情報判定手段111の結果を予め設定された1
周期のスタート時間に加算することにより現在時刻の分
情報を設定する。
情報より1周期のスタートからの時間を判定し、結果を
分情報補正手段112に送出する。分情報補正手段11
2は、分情報判定手段111の結果を予め設定された1
周期のスタート時間に加算することにより現在時刻の分
情報を設定する。
【0020】本実施例では、時刻設定タイミングを時刻
カウント106に送出し時刻カウントにリセットをか
け、設定された時刻の分情報を表示部5に表示する。ま
たCPU103は、3つのスイッチ、すなわちスイッチ
6〜8の状態を常にモニターしており、各々のスイッチ
6〜8が押されたという状態は、CPU103への各々
のスイッチ入力端子の論理が「H」レベルから「L」レ
ベルに変化することにより検出している。
カウント106に送出し時刻カウントにリセットをか
け、設定された時刻の分情報を表示部5に表示する。ま
たCPU103は、3つのスイッチ、すなわちスイッチ
6〜8の状態を常にモニターしており、各々のスイッチ
6〜8が押されたという状態は、CPU103への各々
のスイッチ入力端子の論理が「H」レベルから「L」レ
ベルに変化することにより検出している。
【0021】図2は、ある一定周期で時間単位の信号を
送信している完全同期式信号およびタイミング信号の具
体例を示すものである。説明の便宜上、図2のように1
周期AをTaとしてM(Mは2以上の自然数)に分割し
たとき、分割されたTa/MをFと定義する。このF
は、N(Nは3以上の自然数)個のフレームから構成さ
れる。1周期AをM分割したそれぞれに0〜M−1の番
号を付け、A−0、A−1…A−(M−l)とし、更に
それぞれのフレームに0からN−1の番号を付け、F−
0、F−1、…F−(N−1)とする。
送信している完全同期式信号およびタイミング信号の具
体例を示すものである。説明の便宜上、図2のように1
周期AをTaとしてM(Mは2以上の自然数)に分割し
たとき、分割されたTa/MをFと定義する。このF
は、N(Nは3以上の自然数)個のフレームから構成さ
れる。1周期AをM分割したそれぞれに0〜M−1の番
号を付け、A−0、A−1…A−(M−l)とし、更に
それぞれのフレームに0からN−1の番号を付け、F−
0、F−1、…F−(N−1)とする。
【0022】送信データ内の各フレームには、各々のフ
レームのフレーム識別情報が存在する。つまり、F=T
f=Ta/M、F−0、F−1‥・F−(N−1)のそ
れぞれはTf/N=(Ta/M)/Nである。受信機の
個々の個別識別信号およびメッセージ等は、フレーム単
位=Tf/N単位の何れかに存在する。
レームのフレーム識別情報が存在する。つまり、F=T
f=Ta/M、F−0、F−1‥・F−(N−1)のそ
れぞれはTf/N=(Ta/M)/Nである。受信機の
個々の個別識別信号およびメッセージ等は、フレーム単
位=Tf/N単位の何れかに存在する。
【0023】図2のバスサイクル(BS)のタイミング
においては、A−1のF−64で電源投入した場合であ
り、受信機個々の個別識別信号およびメッセージ等は、
F−lに存在する具体例のため、F−1にて受信機無線
受信部2が動作する。
においては、A−1のF−64で電源投入した場合であ
り、受信機個々の個別識別信号およびメッセージ等は、
F−lに存在する具体例のため、F−1にて受信機無線
受信部2が動作する。
【0024】また、前述の通り、完全同期式信号方式の
場合は、時間単位のある一定周期信号のある決まった場
所にリアルタイムの時間データが存在し、通常、一定周
期の初めにA−0のF−0に時間情報が存在するため、
A−0のF−0の送信データをモニタして時刻の補正を
行う。
場合は、時間単位のある一定周期信号のある決まった場
所にリアルタイムの時間データが存在し、通常、一定周
期の初めにA−0のF−0に時間情報が存在するため、
A−0のF−0の送信データをモニタして時刻の補正を
行う。
【0025】本実施例においては、ユーザーが電源投入
した際に、送信データ内のフレーム識別情報のモニター
を行い、フレーム識別情報を検出することにより、分情
報の設定を行う。ここで、例えば、Ta=1時間、M=
15、N=128として図2を具体的に説明する。電源
投入時には、送信データA−1のF−64を検出した場
合(図2のBSタイミング参照)1周期のスタートから
の経過時間は、 (Tf×1)+{(Tf/N)×64}={(Ta/
M)×1}+[{(Ta/M)/N}×64)]=36
0秒=6分 となる。この経過時間には、1周期のスタート時間を加
算したものが現在の時間てあり、時刻設定終了となる。
した際に、送信データ内のフレーム識別情報のモニター
を行い、フレーム識別情報を検出することにより、分情
報の設定を行う。ここで、例えば、Ta=1時間、M=
15、N=128として図2を具体的に説明する。電源
投入時には、送信データA−1のF−64を検出した場
合(図2のBSタイミング参照)1周期のスタートから
の経過時間は、 (Tf×1)+{(Tf/N)×64}={(Ta/
M)×1}+[{(Ta/M)/N}×64)]=36
0秒=6分 となる。この経過時間には、1周期のスタート時間を加
算したものが現在の時間てあり、時刻設定終了となる。
【0026】本実施例では、同じように電源投入時に送
信データA−7のF−32を検出した場合に、1周期の
スタートからの経過時間が、 (Tf×7)+{(Tf/N)×32}={(Ta/
M)×7}+[{(Ta/M)/N}×32]=174
0秒=29分 となる。この経過時間には、1周期のスタート時間を加
算したものが現在の時間であり時刻設定終了となる。
信データA−7のF−32を検出した場合に、1周期の
スタートからの経過時間が、 (Tf×7)+{(Tf/N)×32}={(Ta/
M)×7}+[{(Ta/M)/N}×32]=174
0秒=29分 となる。この経過時間には、1周期のスタート時間を加
算したものが現在の時間であり時刻設定終了となる。
【0027】次に、図3の電源スイッチを投入してから
の受信機の動作をフローチャートを参照して説明する。
の受信機の動作をフローチャートを参照して説明する。
【0028】受信機は、電源スイッチ投入後において、
待ち受け状態となる。このとき、制御部3は、ステップ
301(以下、ST301という)の送信データをモニ
ターする。ST302において、制御部3内のデコーダ
101のフレーム識別情報検出手段110が番号データ
を検出すると、ST303に進み、フレーム識別情報検
出手段110は分情報判定手段111にフレーム識別情
報を送出する。
待ち受け状態となる。このとき、制御部3は、ステップ
301(以下、ST301という)の送信データをモニ
ターする。ST302において、制御部3内のデコーダ
101のフレーム識別情報検出手段110が番号データ
を検出すると、ST303に進み、フレーム識別情報検
出手段110は分情報判定手段111にフレーム識別情
報を送出する。
【0029】分情報判定手段111は、ST304にお
いて、フレーム識別情報により1周期のスタートからの
時間を判定し、ST305において、分情報補正手段1
12に1周期のスタートからの時間を送出する。分情報
補正手段112は、ST306において、1周期のスタ
ートからの時間と予め設定されている1周期のスタート
時間(分情報)を加算し、これに続いてST307にお
いて、現在の分情報を決定する。
いて、フレーム識別情報により1周期のスタートからの
時間を判定し、ST305において、分情報補正手段1
12に1周期のスタートからの時間を送出する。分情報
補正手段112は、ST306において、1周期のスタ
ートからの時間と予め設定されている1周期のスタート
時間(分情報)を加算し、これに続いてST307にお
いて、現在の分情報を決定する。
【0030】次に、ST308においては、現在の分情
報決定と同時に時計カウント106をリセットして、こ
れに続いてST309において、時計カウント106を
スタートし、ST310において現存の分情報を表示部
5に表示する。現段階では、時間情報は未設定であるた
め、ST311において、ユーザーは時間情報の設定を
行い、これに続いてST312において時刻設定を完了
する。
報決定と同時に時計カウント106をリセットして、こ
れに続いてST309において、時計カウント106を
スタートし、ST310において現存の分情報を表示部
5に表示する。現段階では、時間情報は未設定であるた
め、ST311において、ユーザーは時間情報の設定を
行い、これに続いてST312において時刻設定を完了
する。
【0031】以上に説明した実施例においては、受信機
において、フレーム識別情報を有する任意の数のフレー
ムから成り一定周期の時間単位で送信される送信信号を
受信し、また受信機の電源投入時に受信信号の中からフ
レーム識別情報を検出し、この検出したフレームから分
情報を判定する。また受信機には、判定した分情報に予
め設定された送信信号の一周期のスタートタイミングを
加算することにより、分情報の補正を行い、分情報を設
定することができる。
において、フレーム識別情報を有する任意の数のフレー
ムから成り一定周期の時間単位で送信される送信信号を
受信し、また受信機の電源投入時に受信信号の中からフ
レーム識別情報を検出し、この検出したフレームから分
情報を判定する。また受信機には、判定した分情報に予
め設定された送信信号の一周期のスタートタイミングを
加算することにより、分情報の補正を行い、分情報を設
定することができる。
【0032】したがって、本実施例においては、電源投
入時に自動的に分情報が設定されるため、ユーザー自身
で時刻設定するよりも時計精度を向上させることがで
き、またユーザーにとってはいちいち時刻設定をする手
間を省き、より使い勝手の良いページャーの供給が可能
となる。
入時に自動的に分情報が設定されるため、ユーザー自身
で時刻設定するよりも時計精度を向上させることがで
き、またユーザーにとってはいちいち時刻設定をする手
間を省き、より使い勝手の良いページャーの供給が可能
となる。
【0033】また本実施例の受信機は、フレーム識別情
報を有する任意の数のフレームで構成され一定周期の時
間単位で送信される送信信号を受信してその時刻をカウ
ントし、電源投入時に受信信号の中からフレーム識別情
報を検出し、その検出したフレーム識別情報から分情報
を判定し、その判定した分情報を補正し、この分情報を
表示する。また受信機は、電源投入時に一定周期で送ら
れてくるデータをモニターし、送信データ内のフレーム
識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別情報
が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、その1周期
のスタートからの時間と予め設定された1周期のスター
ト時間により、分情報の時間設定をする。これにより、
受信機電源投入時に自動的に分情報の時間設定を行うこ
とにより、ユーザの操作を軽減してユーザの操作性を向
上すると共に、ひいてはシステムの信頼性を向上させる
ことができる。
報を有する任意の数のフレームで構成され一定周期の時
間単位で送信される送信信号を受信してその時刻をカウ
ントし、電源投入時に受信信号の中からフレーム識別情
報を検出し、その検出したフレーム識別情報から分情報
を判定し、その判定した分情報を補正し、この分情報を
表示する。また受信機は、電源投入時に一定周期で送ら
れてくるデータをモニターし、送信データ内のフレーム
識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別情報
が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、その1周期
のスタートからの時間と予め設定された1周期のスター
ト時間により、分情報の時間設定をする。これにより、
受信機電源投入時に自動的に分情報の時間設定を行うこ
とにより、ユーザの操作を軽減してユーザの操作性を向
上すると共に、ひいてはシステムの信頼性を向上させる
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
電源投入時に自動的に分情報の時刻が設定されるため、
ユーザー自身で時刻設定するよりも時計精度を向上させ
ることができるだけでなく、ユーザにとってはいちいち
時刻設定をする手間を省くことができるため、より使い
勝手の良いページャの供給が可能となるなどの効果を奏
することができる。
電源投入時に自動的に分情報の時刻が設定されるため、
ユーザー自身で時刻設定するよりも時計精度を向上させ
ることができるだけでなく、ユーザにとってはいちいち
時刻設定をする手間を省くことができるため、より使い
勝手の良いページャの供給が可能となるなどの効果を奏
することができる。
【図1】本発明の無線選択呼出受信システムおよび無線
選択呼出受信方法の実施例の受信機の構成を示すブロッ
ク図てある。
選択呼出受信方法の実施例の受信機の構成を示すブロッ
ク図てある。
【図2】本実施例において用いている完全同期式信号の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図3】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
トである。
1 アンテナ 2 無線受信部 3 制御部 4 報知手段 5 表示部 6〜8 スイッチ 9 電池 10 昇圧部 101 デコーダ 102 ROM 103 CPU 104 RAM 105 着信警報報知信号発生回路 106 時刻カウンタ 110 フレーム識別情報検出手段 111 分情報判定手段 112 分情報補正手段
Claims (6)
- 【請求項1】 ある一定周期の送信信号を受信する受信
機を有する無線選択呼出受信システムにおいて、 前記受信機には、フレーム識別情報を有する任意の数の
フレームで構成され一定周期の時間単位で送信される送
信信号を受信してその時刻をカウントする時刻カウント
手段と、 電源投入時に前記送信信号の中から前記フレーム識別情
報を検出するフレーム識別情報検出手段と、 前記フレーム識別情報検出手段により検出したフレーム
識別情報から分情報を判定する手段と、 前記分情報判定手段より判定した分情報を補正し、この
分情報を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする無線選択呼出受信システム。 - 【請求項2】 前記受信機は、電源投入時に一定周期で
送られてくるデータをモニターし、送信データ内のフレ
ーム識別情報を受信・検出した場合、そのフレーム識別
情報が1周期内でどの位置に当たるかを判定し、前記1
周期は時間単位で1周期のスタートからの時間と予め設
定された1周期のスタート時間により、分情報の時間設
定をすることを特徴とする請求項1に記載の無線選択呼
出受信システム。 - 【請求項3】 ある一定周期の送信信号を受信する受信
機を有する無線選択呼出受信システムにおいて、 前記受信機は、フレーム識別情報を有する任意の数のフ
レームで構成され一定周期の時間単位で送信される送信
信号内のフレーム識別情報を受信することにより、1周
期のスタートからの時間を判定し、予め設定してある1
周期のスタート時間に加算することにより、分情報の時
刻設定を行うことを特徴とする無線選択呼出受信システ
ム。 - 【請求項4】 ある一定周期の送信信号を受信する受信
機を有する無線選択呼出受信システムにおいて、 前記受信機には、フレーム識別情報を有する任意の数の
フレームで構成され一定周期の時間単位で送信される送
信信号を受信してその時刻をカウントするステップと、 電源投入時に受信信号の中からフレーム識別情報を検出
するステップと、 前記検出したフレーム識別情報から分情報を判定するス
テップと、 前記判定した分情報を補正し、この分情報を表示する表
示手段と、 を含むことを特徴とする無線選択呼出受信方法。 - 【請求項5】 前記受信機は、電源投入時に一定周期で
送られてくるデータをモニタするステップと、 送信データ内のフレーム識別情報を受信・検出した場
合、そのフレーム識別情報が1周期内でどの位置に当た
るかを判定するステップと、 前記1周期は時間単位で1周期のスタートからの時間と
予め設定された1周期のスタート時間により、分情報の
時間設定をするステップと、 を含むことを特徴とする請求項4に記載の無線選択呼出
受信方法。 - 【請求項6】 ある一定周期の送信信号を受信する受信
機を有する無線選択呼出受信システムにおいて、 前記受信機は、フレーム識別情報を有する任意の数のフ
レームで構成され一定周期の時間単位で送信される送信
信号内のフレーム識別情報を受信することにより、1周
期のスタートからの時間を判定するステップと、 予め設定してある1周期のスタート時間に加算すること
により、分情報の時刻設定を行うステップと、 を含むことを特徴とする無線選択呼出受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29918196A JP2972606B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29918196A JP2972606B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145831A JPH10145831A (ja) | 1998-05-29 |
JP2972606B2 true JP2972606B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=17869197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29918196A Expired - Fee Related JP2972606B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2972606B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5121782B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2013-01-16 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信システム、無線基地局装置、無線端末装置、および時刻取得方法 |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP29918196A patent/JP2972606B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10145831A (ja) | 1998-05-29 |
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